JPH07270526A - 遭難通報用装置 - Google Patents
遭難通報用装置Info
- Publication number
- JPH07270526A JPH07270526A JP9538694A JP9538694A JPH07270526A JP H07270526 A JPH07270526 A JP H07270526A JP 9538694 A JP9538694 A JP 9538694A JP 9538694 A JP9538694 A JP 9538694A JP H07270526 A JPH07270526 A JP H07270526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- radar
- antenna
- code
- rescue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遭難通報用装置の発射する遭難通信波に自己
の存在位置の情報を付加するとともに、照射されるレー
ダ電波に応答して、その存在位置を通報できるようにす
ることを目的とする。 【構成】 洋上または山岳において遭難通信波を発射す
る遭難通報用装置に自己の位置を測定する位置測定装置
とレーダトランスポンダを付加して、測位データをコー
ド化して乗せた電波を発射するようにすると同時に、照
射されたレーダ電波を感知して応答電波を発射するよう
にしたことを特徴とする。
の存在位置の情報を付加するとともに、照射されるレー
ダ電波に応答して、その存在位置を通報できるようにす
ることを目的とする。 【構成】 洋上または山岳において遭難通信波を発射す
る遭難通報用装置に自己の位置を測定する位置測定装置
とレーダトランスポンダを付加して、測位データをコー
ド化して乗せた電波を発射するようにすると同時に、照
射されたレーダ電波を感知して応答電波を発射するよう
にしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、舟艇に装備、または洋
上に投入して使用、或は山岳等において登山者等が携帯
し位置を通報する装置に関するものである。
上に投入して使用、或は山岳等において登山者等が携帯
し位置を通報する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来使用されている遭難通報用の機器に
おいては単に自己に割り当てられた標識電波を発射する
のみで、その位置はヘリコプター等の航空機、船舶等か
らの方位測定によって受動的に測定されていた。
おいては単に自己に割り当てられた標識電波を発射する
のみで、その位置はヘリコプター等の航空機、船舶等か
らの方位測定によって受動的に測定されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ヘリコプタ
ー等の救助機、救助艇等においては、遭難者の方向は探
知できても距離までは測定することができず位置を特定
することができなかった。
ー等の救助機、救助艇等においては、遭難者の方向は探
知できても距離までは測定することができず位置を特定
することができなかった。
【０００４】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、洋上或は山岳における、その絶対位
置を遠隔地に通報するとともに、接近したヘリコプター
等の救助機、救助艇等のレーダスクリーン上にその存在
を表示することが可能な遭難通報用装置を提供すること
を目的とする。
になされたもので、洋上或は山岳における、その絶対位
置を遠隔地に通報するとともに、接近したヘリコプター
等の救助機、救助艇等のレーダスクリーン上にその存在
を表示することが可能な遭難通報用装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる遭難通報
用装置は、コード化された測位データを送出することの
できる位置測定装置と、その出力で変調された電波を送
信する送信機とによって、洋上の自己位置情報を送信す
るとともに、照射されたレーダ電波を感知して応答電波
を発射するようにするものである。
用装置は、コード化された測位データを送出することの
できる位置測定装置と、その出力で変調された電波を送
信する送信機とによって、洋上の自己位置情報を送信す
るとともに、照射されたレーダ電波を感知して応答電波
を発射するようにするものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、舟艇に装備または、洋上に投
入して使用、或は山岳等において登山者等が携帯した遭
難通報用装置の位置がコード化された電波で送信される
から、陸上の救難基地や遠隔海域において、これを受信
解読すれば遭難通報用装置の位置を刻々知ることができ
る。また、この遭難通報用装置がヘリコプター等の救助
機または救助艇等のレーダ覆域内にあるときには、その
レーダ電波を感知して応答電波を発射するから、ヘリコ
プター等の救助機、救助艇等のレーダスクリーン上に表
示される。
入して使用、或は山岳等において登山者等が携帯した遭
難通報用装置の位置がコード化された電波で送信される
から、陸上の救難基地や遠隔海域において、これを受信
解読すれば遭難通報用装置の位置を刻々知ることができ
る。また、この遭難通報用装置がヘリコプター等の救助
機または救助艇等のレーダ覆域内にあるときには、その
レーダ電波を感知して応答電波を発射するから、ヘリコ
プター等の救助機、救助艇等のレーダスクリーン上に表
示される。
【０００７】
【実施例】以下，本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は位置測定装置としてＧＰＳ（Ｇｌｏ
ｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）受信
機を用いた場合の構成を示す図であって，１は三周波共
用複合アンテナであって、中短波帯の電波を送信するセ
ンターローディングアンテナ１ａと、ＧＰＳ信号を受信
するＬバンドアンテナ１ｂ、レーダ波用のスリットアン
テナ１ｃで構成されている。又、これらのアンテナは舟
艇等の支持具２に装着してある。３は装置本体で以下の
各装置を収納している。４はＧＰＳ受信機であって、Ｌ
バンドアンテナ１ｂで受信したＧＰＳ信号を増幅・処理
して測位データを出力する。５はコード変換器であっ
て、高いボーレートでＧＰＳ受信機４から送出される測
位データを狭帯域の無線伝送に適するように低いボーレ
ートのコードに変換する。６は中短波帯の送信機であっ
て、コード変換器５の出力で符号変調されたＡ３Ｅ電波
を、センターローディングアンテナ１ａを通して発射す
る。
て説明する。図１は位置測定装置としてＧＰＳ（Ｇｌｏ
ｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）受信
機を用いた場合の構成を示す図であって，１は三周波共
用複合アンテナであって、中短波帯の電波を送信するセ
ンターローディングアンテナ１ａと、ＧＰＳ信号を受信
するＬバンドアンテナ１ｂ、レーダ波用のスリットアン
テナ１ｃで構成されている。又、これらのアンテナは舟
艇等の支持具２に装着してある。３は装置本体で以下の
各装置を収納している。４はＧＰＳ受信機であって、Ｌ
バンドアンテナ１ｂで受信したＧＰＳ信号を増幅・処理
して測位データを出力する。５はコード変換器であっ
て、高いボーレートでＧＰＳ受信機４から送出される測
位データを狭帯域の無線伝送に適するように低いボーレ
ートのコードに変換する。６は中短波帯の送信機であっ
て、コード変換器５の出力で符号変調されたＡ３Ｅ電波
を、センターローディングアンテナ１ａを通して発射す
る。
【０００８】７はレーダトランスポンダであって、スリ
ットアンテナ１ｃがレーダ電波の照射をうけると、それ
を感知し、特定の符号で変調された応答電波をスリット
アンテナｃを介して発射する。
ットアンテナ１ｃがレーダ電波の照射をうけると、それ
を感知し、特定の符号で変調された応答電波をスリット
アンテナｃを介して発射する。
【０００９】なを、上記実施例においては中短波帯に割
当られる遭難通信波に対応するように構成されている
が、超短波帯の遭難通信波を送出することも可能であ
る。
当られる遭難通信波に対応するように構成されている
が、超短波帯の遭難通信波を送出することも可能であ
る。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、洋
上または山岳等で遭難通報用装置から自動的に測位デー
タを電波に乗せて送出してくるから、遠隔の地において
もその位置を実時間で知ることができるのでヘリコプタ
ー等の救助機、救助艇等が迅速に遭難場所に到達するこ
とができる。また、遭難場所に接近しヘリコプター等の
救助機、救助艇等のレーダの覆域に達すればレーダトラ
ンスポンダが応答するので遭難通報用装置の位置がレー
ダスクリーン上に表示されるから夜間、或は荒天下にお
いても迅速に遭難者を救助することができる。
上または山岳等で遭難通報用装置から自動的に測位デー
タを電波に乗せて送出してくるから、遠隔の地において
もその位置を実時間で知ることができるのでヘリコプタ
ー等の救助機、救助艇等が迅速に遭難場所に到達するこ
とができる。また、遭難場所に接近しヘリコプター等の
救助機、救助艇等のレーダの覆域に達すればレーダトラ
ンスポンダが応答するので遭難通報用装置の位置がレー
ダスクリーン上に表示されるから夜間、或は荒天下にお
いても迅速に遭難者を救助することができる。
【図１】本発明の一実施例による遭難通報用装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
１ａ センタローディングアンテナ １ｂ Ｌバンドア
ンテナ １ｃ スリットアンテナ ２ 支持具
３ 装置本体 ４ ＧＰＳ受信機 ５ コード変換器 ６ 送信機 ７ レーダトラン
スポンダ
ンテナ １ｃ スリットアンテナ ２ 支持具
３ 装置本体 ４ ＧＰＳ受信機 ５ コード変換器 ６ 送信機 ７ レーダトラン
スポンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｓ 5/14 Ｈ０４Ｂ 7/15
Claims (1)
- 【請求項１】 自己位置を測定し、測位データを出力す
る位置測定装置と、レーダトランスポンダとを具備し、
位置測定装置による測位データを無線データ伝送に適し
たコードに変換する手段と、その出力コードによって変
調された電波を送信する手段とによって、自己位置を遠
隔地に通報するようにするとともに、照射されたレーダ
電波を感知して応答電波を発射するようにしたことを特
徴とする遭難通報用装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9538694A JPH07270526A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 遭難通報用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9538694A JPH07270526A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 遭難通報用装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07270526A true JPH07270526A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=14136218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9538694A Pending JPH07270526A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 遭難通報用装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07270526A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60159669A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ダ応答装置 |
| JPH05193554A (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-03 | Tasada Kosakusho:Kk | 自己位置情報送信浮標 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP9538694A patent/JPH07270526A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60159669A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ダ応答装置 |
| JPH05193554A (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-03 | Tasada Kosakusho:Kk | 自己位置情報送信浮標 |
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