JPH0756240B2 - 金属ガスケット - Google Patents
金属ガスケットInfo
- Publication number
- JPH0756240B2 JPH0756240B2 JP60096646A JP9664685A JPH0756240B2 JP H0756240 B2 JPH0756240 B2 JP H0756240B2 JP 60096646 A JP60096646 A JP 60096646A JP 9664685 A JP9664685 A JP 9664685A JP H0756240 B2 JPH0756240 B2 JP H0756240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bead
- hole
- beads
- metal gasket
- outer bead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F11/00—Arrangements of sealings in combustion engines
- F02F11/002—Arrangements of sealings in combustion engines involving cylinder heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は金属ガスケットに係り、特に内燃機関のシリ
ンダヘッドとシリンダブロック間に介設される金属ガス
ケットに関する。
ンダヘッドとシリンダブロック間に介設される金属ガス
ケットに関する。
［従来の技術］ 一般に、内燃機関の金属ガスケットは、ボルト等の締結
手段によってシリンダヘッドとシリンダブロックとを一
体的に結合した時に、シリンダヘッドの接合面とシリン
ダブロックの接合面との間から燃焼ガス及び冷却水等が
漏洩するのを防止するために、シリンダヘッドの接合面
とシリンダブロックの接合面との間に介設されて使用さ
れるものである。
手段によってシリンダヘッドとシリンダブロックとを一
体的に結合した時に、シリンダヘッドの接合面とシリン
ダブロックの接合面との間から燃焼ガス及び冷却水等が
漏洩するのを防止するために、シリンダヘッドの接合面
とシリンダブロックの接合面との間に介設されて使用さ
れるものである。
ところで、従来の金属ガスケットにおいては、弾性金属
板からなる基板に燃焼室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数
のボルト孔とを穿設し、燃焼室孔を囲繞する内側ビード
を設け、各ボルト孔を囲繞する各孔ビードを内側ビード
に接触させずに設け、この内側ビードを包含するととも
に孔ビードに交差状に接続する外側ビードを基板の外周
縁に設け、さらに、上述の内側ビードと孔ビードと外側
ビードとの断面形状を凸状に形成していたので、次のよ
うな欠点があった。
板からなる基板に燃焼室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数
のボルト孔とを穿設し、燃焼室孔を囲繞する内側ビード
を設け、各ボルト孔を囲繞する各孔ビードを内側ビード
に接触させずに設け、この内側ビードを包含するととも
に孔ビードに交差状に接続する外側ビードを基板の外周
縁に設け、さらに、上述の内側ビードと孔ビードと外側
ビードとの断面形状を凸状に形成していたので、次のよ
うな欠点があった。
第１に、孔ビードと外側ビードとの接続する部分に交差
部が形成されるため、この交差部に大なる締結力が作用
する反面、交差部以外の箇所では、交差部に作用する締
結力に比して小なる締結力が作用してしまい、孔ビード
には均等な締結力が作用しない。このため、シリンダヘ
ッドとシリンダブロックの接合面に及ぼすシール圧が不
均等になり、締結部位から離れている内側ビードのシー
ル性が低下し、燃焼ガスの吹き抜けが生ずる不都合があ
るとともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が発生するお
それがある。
部が形成されるため、この交差部に大なる締結力が作用
する反面、交差部以外の箇所では、交差部に作用する締
結力に比して小なる締結力が作用してしまい、孔ビード
には均等な締結力が作用しない。このため、シリンダヘ
ッドとシリンダブロックの接合面に及ぼすシール圧が不
均等になり、締結部位から離れている内側ビードのシー
ル性が低下し、燃焼ガスの吹き抜けが生ずる不都合があ
るとともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が発生するお
それがある。
第２に、この従来の金属ガスケットを締結力の弱い部分
も含め、一様に弾性変形させるために余分な締結力を加
えるので、交差部には無理な力が加わってビード切れが
生じ、シール性が低下する不都合がある。
も含め、一様に弾性変形させるために余分な締結力を加
えるので、交差部には無理な力が加わってビード切れが
生じ、シール性が低下する不都合がある。
第３に、ビードの断面形状が凸状であるので、その構成
上大なる幅の広い面域を必要とするので、製作が困難で
あるとともに、小型内燃機関の金属ガスケットを製作す
るのに困難である。
上大なる幅の広い面域を必要とするので、製作が困難で
あるとともに、小型内燃機関の金属ガスケットを製作す
るのに困難である。
第４に、ビードの断面形状が凸状では、ビードのばね定
数が比較的大であり、このため、大なる締結力が必要と
なり、孔ビードによってシリンダヘッドとシリンダブロ
ックの接合面が損傷するおそれや、この接合面への密着
度が不十分になるので、接合面間の間隙が大きく、この
大きな間隙から燃焼ガス圧が内側ビードの内周面に作用
し、内側ビードにへたりが生じ易く、このため、内側ビ
ードのシール性が低下する不都合があった。
数が比較的大であり、このため、大なる締結力が必要と
なり、孔ビードによってシリンダヘッドとシリンダブロ
ックの接合面が損傷するおそれや、この接合面への密着
度が不十分になるので、接合面間の間隙が大きく、この
大きな間隙から燃焼ガス圧が内側ビードの内周面に作用
し、内側ビードにへたりが生じ易く、このため、内側ビ
ードのシール性が低下する不都合があった。
そこで、上述の従来の金属ガスケットにおいて、孔ビー
ドと外側ビードとを交差させず、別体に形成することも
考えられるが、このように外側ビードの構成を変更した
金属ガスケット、即ち、弾性金属板からなる基板に燃焼
室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数のボルト孔とを穿設
し、燃焼室孔を囲繞する内側ビードを設け、各ボルト孔
を囲繞する各孔ビードを内側ビードに接触させずに設
け、各孔ビード及び内側ビードを包含するとともにこれ
ら孔ビード及び内側ビードに接触させずに外側ビードを
基板の外周縁に設け、さらに、上述の内側ビードと孔ビ
ードと外側ビードとの断面形状を凸状に形成した金属ガ
スケットでは、上述の第１〜２の欠点を回避できるだけ
で、上述の第３〜４の欠点を回避することができない。
ドと外側ビードとを交差させず、別体に形成することも
考えられるが、このように外側ビードの構成を変更した
金属ガスケット、即ち、弾性金属板からなる基板に燃焼
室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数のボルト孔とを穿設
し、燃焼室孔を囲繞する内側ビードを設け、各ボルト孔
を囲繞する各孔ビードを内側ビードに接触させずに設
け、各孔ビード及び内側ビードを包含するとともにこれ
ら孔ビード及び内側ビードに接触させずに外側ビードを
基板の外周縁に設け、さらに、上述の内側ビードと孔ビ
ードと外側ビードとの断面形状を凸状に形成した金属ガ
スケットでは、上述の第１〜２の欠点を回避できるだけ
で、上述の第３〜４の欠点を回避することができない。
また、上述の外側ビードの構成を変更した金属ガスケッ
トにおいて、外側ビードの断面形状を凸状からステップ
状に変更した金属ガスケット、即ち、弾性金属板からな
る基板に燃焼室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数のボルト
孔とを穿設し、燃焼室孔を囲繞する内側ビードを設け、
各ボルト孔を囲繞する各孔ビードを内側ビードに接触さ
せずに設け、各孔ビード及び内側ビードを包含するとと
もにこれら孔ビード及び内側ビードに接触させずに外側
ビードを基板の外周縁に設け、さらに、上述の内側ビー
ドと孔ビードとの断面形状を凸状に形成し、上述の外側
ビードの断面形状をステップ状に形成した金属ガスケッ
ト（実開昭57-193949号公報）が提案されており、この
提案された金属ガスケットにより、上述の第１〜４の欠
点を回避することができると思われたが、詳細に検討し
てみると、上述の第３〜４の欠点は完全に回避できる
が、上述の第１〜２の欠点は、因果関係を変えて残って
おり、完全に回避できないことが判明した。
トにおいて、外側ビードの断面形状を凸状からステップ
状に変更した金属ガスケット、即ち、弾性金属板からな
る基板に燃焼室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数のボルト
孔とを穿設し、燃焼室孔を囲繞する内側ビードを設け、
各ボルト孔を囲繞する各孔ビードを内側ビードに接触さ
せずに設け、各孔ビード及び内側ビードを包含するとと
もにこれら孔ビード及び内側ビードに接触させずに外側
ビードを基板の外周縁に設け、さらに、上述の内側ビー
ドと孔ビードとの断面形状を凸状に形成し、上述の外側
ビードの断面形状をステップ状に形成した金属ガスケッ
ト（実開昭57-193949号公報）が提案されており、この
提案された金属ガスケットにより、上述の第１〜４の欠
点を回避することができると思われたが、詳細に検討し
てみると、上述の第３〜４の欠点は完全に回避できる
が、上述の第１〜２の欠点は、因果関係を変えて残って
おり、完全に回避できないことが判明した。
第１に、この提案された金属ガスケットでは、隣接する
孔ビード間の外側ビードの平坦部位の幅を孔ビード周り
の外側ビードの平坦部位の幅と略同寸法にしてあるた
め、外側ビードのばね定数は外側ビードの全長に亘って
略等しくなるのに対して、ボルト等の締結手段の締付け
による締結力はボルト孔からの距離に反比例して小さく
なるため、外側ビードには全長に亘って均等な締結力が
作用しない。即ち、孔ビード周りの外側ビードに大なる
締結力が作用する反面、隣接する孔ビード間の外側ビー
ドには、孔ビード周りの外側ビードに作用する締結力に
比して小なる締結力が作用してしまう。これにより、シ
リンダヘッドとシリンダブロックの接合面に及ぼすシー
ル圧が不均等になり、締結部位から離れている内側ビー
ドのシール性が低下し、燃焼ガスの吹き抜けが生ずる不
都合があるとともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が発
生するおそれがある。
孔ビード間の外側ビードの平坦部位の幅を孔ビード周り
の外側ビードの平坦部位の幅と略同寸法にしてあるた
め、外側ビードのばね定数は外側ビードの全長に亘って
略等しくなるのに対して、ボルト等の締結手段の締付け
による締結力はボルト孔からの距離に反比例して小さく
なるため、外側ビードには全長に亘って均等な締結力が
作用しない。即ち、孔ビード周りの外側ビードに大なる
締結力が作用する反面、隣接する孔ビード間の外側ビー
ドには、孔ビード周りの外側ビードに作用する締結力に
比して小なる締結力が作用してしまう。これにより、シ
リンダヘッドとシリンダブロックの接合面に及ぼすシー
ル圧が不均等になり、締結部位から離れている内側ビー
ドのシール性が低下し、燃焼ガスの吹き抜けが生ずる不
都合があるとともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が発
生するおそれがある。
第２に、この金属ガスケットを締結力の弱い部分も含
め、一様に弾性変形させるために余分な締結力を加える
ので、孔ビード周りの外側ビードには無理な力が加わっ
てビード切れが生じ、シール性が低下する不都合があ
る。
め、一様に弾性変形させるために余分な締結力を加える
ので、孔ビード周りの外側ビードには無理な力が加わっ
てビード切れが生じ、シール性が低下する不都合があ
る。
［発明の目的］ そこで、この発明は、上述の従来の金属ガスケットの諸
欠点を回避すること、即ち、外側ビードには全長に亘っ
て均等な締結力を作用させ、シリンダヘッドとシリンダ
ブロックの接合面に及ぼすシール圧を均等とし、締結部
位から離れている内側ビードのシール性を向上し、燃焼
ガスの吹き抜けが生ずるのを防止するとともに、オイル
の滲出や冷却水の漏洩が発生するおそれを防止し、ま
た、外側ビードにビード切れが生ずるのを防止してシー
ル性を向上し得る金属ガスケットを実現することにあ
る。
欠点を回避すること、即ち、外側ビードには全長に亘っ
て均等な締結力を作用させ、シリンダヘッドとシリンダ
ブロックの接合面に及ぼすシール圧を均等とし、締結部
位から離れている内側ビードのシール性を向上し、燃焼
ガスの吹き抜けが生ずるのを防止するとともに、オイル
の滲出や冷却水の漏洩が発生するおそれを防止し、ま
た、外側ビードにビード切れが生ずるのを防止してシー
ル性を向上し得る金属ガスケットを実現することにあ
る。
［課題を解決するための手段］ この目的を達成するためにこの発明は、弾性金属板から
なる基板に燃焼室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数のボル
ト孔とを穿設し、前記燃焼室孔を囲繞する内側ビードを
設け、前記各ボルト孔を囲繞する各孔ビードを前記内側
ビードに接触させずに設け、前記各孔ビード及び前記内
側ビードを包含するとともにこれら孔ビード及び内側ビ
ードに接触させずに一定幅の斜面部位とこの斜面部位に
連なって外方に延設した平坦部位とからなる断面ステッ
プ状の外側ビードを前記基板の外周縁に設けた金属ガス
ケットにおいて、隣接する前記孔ビード間の前記外側ビ
ードの平坦部位の幅を前記孔ビード周りの前記外側ビー
ドの平坦部位の幅よりも大きく形成したことを特徴とす
る。
なる基板に燃焼室孔とこの燃焼室孔の周辺に複数のボル
ト孔とを穿設し、前記燃焼室孔を囲繞する内側ビードを
設け、前記各ボルト孔を囲繞する各孔ビードを前記内側
ビードに接触させずに設け、前記各孔ビード及び前記内
側ビードを包含するとともにこれら孔ビード及び内側ビ
ードに接触させずに一定幅の斜面部位とこの斜面部位に
連なって外方に延設した平坦部位とからなる断面ステッ
プ状の外側ビードを前記基板の外周縁に設けた金属ガス
ケットにおいて、隣接する前記孔ビード間の前記外側ビ
ードの平坦部位の幅を前記孔ビード周りの前記外側ビー
ドの平坦部位の幅よりも大きく形成したことを特徴とす
る。
［作用］ この発明の構成によれば、隣接する孔ビード間の外側ビ
ードのばね定数が大きく、孔ビード周りの外側ビードの
ばね定数が小さくなるので、隣接する孔ビード間の外側
ビードの平坦部位の幅と孔ビード周りの外側ビードの平
坦部位の幅とを適正に選択し、このような金属ガスケッ
トをシリンダヘッドとシリンダブロック間に介設し、こ
れらシリンダヘッドと金属ガスケットとシリンダブロッ
クとをボルト等の締結手段によって締付けると、このボ
ルト等の締結手段の締付けによる締結力はボルト孔から
の距離に反比例して小さくなることから、孔ビード周り
の外側ビードの圧縮変形量が大きくなる反面、隣接する
孔ビード間の外側ビードの圧縮変形量が小さくなるが、
外側ビードにおいては隣接する孔ビード間のばね定数が
孔ビード周りのばね定数よりも大きいので、隣接する孔
ビード間の外側ビードと孔ビード周りの外側ビードとに
均等な締付力を作用させ、つまり、外側ビードには全長
に亘って均等な締結力を作用させることができ、これに
より、シリンダヘッドとシリンダブロックの接合面に及
ぼすシール圧を均等にし、締結部位から離れている内側
ビードのシール性を向上し、燃焼ガスの吹き抜けが生ず
るのを防止するともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が
発生するおそれを防止することができる。
ードのばね定数が大きく、孔ビード周りの外側ビードの
ばね定数が小さくなるので、隣接する孔ビード間の外側
ビードの平坦部位の幅と孔ビード周りの外側ビードの平
坦部位の幅とを適正に選択し、このような金属ガスケッ
トをシリンダヘッドとシリンダブロック間に介設し、こ
れらシリンダヘッドと金属ガスケットとシリンダブロッ
クとをボルト等の締結手段によって締付けると、このボ
ルト等の締結手段の締付けによる締結力はボルト孔から
の距離に反比例して小さくなることから、孔ビード周り
の外側ビードの圧縮変形量が大きくなる反面、隣接する
孔ビード間の外側ビードの圧縮変形量が小さくなるが、
外側ビードにおいては隣接する孔ビード間のばね定数が
孔ビード周りのばね定数よりも大きいので、隣接する孔
ビード間の外側ビードと孔ビード周りの外側ビードとに
均等な締付力を作用させ、つまり、外側ビードには全長
に亘って均等な締結力を作用させることができ、これに
より、シリンダヘッドとシリンダブロックの接合面に及
ぼすシール圧を均等にし、締結部位から離れている内側
ビードのシール性を向上し、燃焼ガスの吹き抜けが生ず
るのを防止するともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が
発生するおそれを防止することができる。
また、外側ビードに均等な締結力を作用させたことによ
り、シリンダヘッドとシリンダブロック間の金属ガスケ
ットには余分な締結力を加える必要がないので、外側ビ
ードにビード切れが生ぜず、シール性を向上することが
できる。
り、シリンダヘッドとシリンダブロック間の金属ガスケ
ットには余分な締結力を加える必要がないので、外側ビ
ードにビード切れが生ぜず、シール性を向上することが
できる。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
に説明する。
第１〜６図は、この発明の実施例を示すものである。図
において、２は金属ガスケットである。この金属ガスケ
ット２は、弾性金属板からなる基板４に燃焼室孔６、こ
の燃焼室孔６の周辺に孔部であるボルト等の締結手段
（図示せず）を挿通する複数のボルト孔８及びオイルを
流通させるオイル孔10、そして冷却水孔12が夫々穿設し
て構成されている。
において、２は金属ガスケットである。この金属ガスケ
ット２は、弾性金属板からなる基板４に燃焼室孔６、こ
の燃焼室孔６の周辺に孔部であるボルト等の締結手段
（図示せず）を挿通する複数のボルト孔８及びオイルを
流通させるオイル孔10、そして冷却水孔12が夫々穿設し
て構成されている。
前記基板４には、燃焼室孔６の内周縁14を囲繞する内側
ビード16が形成されている。この内側ビード16は、断面
形状が凸状に形成されてばね定数が比較的大であり、燃
焼室孔６を密封囲繞して燃焼室（図示せず）からガスが
吹き抜けるのを阻止するとともに燃焼室に冷却水が浸入
するのを阻止するものである。
ビード16が形成されている。この内側ビード16は、断面
形状が凸状に形成されてばね定数が比較的大であり、燃
焼室孔６を密封囲繞して燃焼室（図示せず）からガスが
吹き抜けるのを阻止するとともに燃焼室に冷却水が浸入
するのを阻止するものである。
ボルト孔８は、燃焼室孔６の周辺の基板４全体を均等に
締付ける位置に夫々穿設され、ボルト等の締結手段を挿
通させるものである。
締付ける位置に夫々穿設され、ボルト等の締結手段を挿
通させるものである。
また、基板４の所定のボルト孔８周縁には、第２、３図
に示す如く、内側ビード16と接触させずに第１孔ビード
18が形成されている。この第１孔ビード18は、断面形状
がステップ状に形成されたばね定数が凸状のビードに比
し小であり、ボルト孔８を密封囲繞して冷却水の浸入を
阻止するものである。
に示す如く、内側ビード16と接触させずに第１孔ビード
18が形成されている。この第１孔ビード18は、断面形状
がステップ状に形成されたばね定数が凸状のビードに比
し小であり、ボルト孔８を密封囲繞して冷却水の浸入を
阻止するものである。
更に、基板４には、第４〜６図に示す如く、所定のボル
ト孔８に隣接してオイル孔10が形成されているととも
に、この隣接するボルト孔８とオイル孔10とを包含して
囲繞する第２孔ビード20が形成されている。この第２孔
ビード20は、断面形状がステップ状に形成されてばね定
数が小であり、オイルの滲出を防止するとともに、冷却
水の浸入を阻止する。この第２孔ビード20は、内側ビー
ド16と接触させずに設けられている。
ト孔８に隣接してオイル孔10が形成されているととも
に、この隣接するボルト孔８とオイル孔10とを包含して
囲繞する第２孔ビード20が形成されている。この第２孔
ビード20は、断面形状がステップ状に形成されてばね定
数が小であり、オイルの滲出を防止するとともに、冷却
水の浸入を阻止する。この第２孔ビード20は、内側ビー
ド16と接触させずに設けられている。
基板４の外周縁には、第１、第２孔ビード18、20及び内
側ビード16を包含するとともにこれら第１、第２孔ビー
ド18、20及び内側ビード16に接触させずに外側ビード22
が形成されている。
側ビード16を包含するとともにこれら第１、第２孔ビー
ド18、20及び内側ビード16に接触させずに外側ビード22
が形成されている。
この外側ビード22は、一定幅L1の斜面部位とこの斜面部
位に連なって外方に延設した平坦部位とによって断面形
状がステップ状に形成され、ばね定数が断面凸状ビード
のばね定数に比して小である。
位に連なって外方に延設した平坦部位とによって断面形
状がステップ状に形成され、ばね定数が断面凸状ビード
のばね定数に比して小である。
また、基板４には、内側ビード16と外側ビード22間にお
いて複数の冷却水孔12が穿設されている。
いて複数の冷却水孔12が穿設されている。
第１、２、４図から明らかな如く、この外側ビード22
は、孔ビードである第１、２孔ビード18、20周りにおい
て、この第１、第２孔ビード18、20周りの平坦部位の幅
である第１幅がW1に形成されているとともに、一定幅L1
の斜面部位が第１、第２孔ビード18、20に接近して配設
されている。また、この外側ビード22は、隣接する孔ビ
ード間である第１孔ビード18、18間及び第１、第２孔ビ
ード18、20間においては、一定幅L1の斜面部位がボルト
孔８、８間における内側ビード16に沿って描いた結び線
Ｍ（第１、２図の２点鎖線で示す）に近づくように燃焼
室孔６側に位置され、この第１孔ビード18、18間及び第
１、第２孔ビード18、20間の平坦部位の幅である第２幅
が上述の第１幅W1よりも大きなW2に形成されている。
は、孔ビードである第１、２孔ビード18、20周りにおい
て、この第１、第２孔ビード18、20周りの平坦部位の幅
である第１幅がW1に形成されているとともに、一定幅L1
の斜面部位が第１、第２孔ビード18、20に接近して配設
されている。また、この外側ビード22は、隣接する孔ビ
ード間である第１孔ビード18、18間及び第１、第２孔ビ
ード18、20間においては、一定幅L1の斜面部位がボルト
孔８、８間における内側ビード16に沿って描いた結び線
Ｍ（第１、２図の２点鎖線で示す）に近づくように燃焼
室孔６側に位置され、この第１孔ビード18、18間及び第
１、第２孔ビード18、20間の平坦部位の幅である第２幅
が上述の第１幅W1よりも大きなW2に形成されている。
また、ボルト締結状態において、第３、５、６図に示す
如く、内燃機関を構成するシリンダヘッド24とシリンダ
ブロック26との接合部28には、内側ビード16と外側ビー
ド22と接合面であるシリンダヘッド24の接合面とによ
り、偏平な空隙たる冷却水流路30が形成される。従っ
て、各接合面は、この冷却水流路30を流通する冷却水に
より冷却されるものである。なお、符号32はセット孔で
ある。
如く、内燃機関を構成するシリンダヘッド24とシリンダ
ブロック26との接合部28には、内側ビード16と外側ビー
ド22と接合面であるシリンダヘッド24の接合面とによ
り、偏平な空隙たる冷却水流路30が形成される。従っ
て、各接合面は、この冷却水流路30を流通する冷却水に
より冷却されるものである。なお、符号32はセット孔で
ある。
以下、この実施例の作用を説明する。
金属ガスケット２は、シリンダヘッド24の接合面とシリ
ンダブロック26の接合面間の接合部28に介設され、シリ
ンダヘッド24がボルト孔８に挿通したボルト等の締付手
段によってシリンダブロック26に締付けられることによ
って圧縮変形される。これにより、金属ガスケット２に
あっては、内側ビード16が燃焼室孔６周りをシールする
とともに、第１、第２孔ビード18、20がボルト孔８及び
オイル孔10周りをシールし、また、外側ビード22が基板
４の外周縁をシールし、更に、内側ビード16と外側ビー
ド22とシリンダヘッド24の接合面との間の冷却水流路30
に冷却水を流通させている。
ンダブロック26の接合面間の接合部28に介設され、シリ
ンダヘッド24がボルト孔８に挿通したボルト等の締付手
段によってシリンダブロック26に締付けられることによ
って圧縮変形される。これにより、金属ガスケット２に
あっては、内側ビード16が燃焼室孔６周りをシールする
とともに、第１、第２孔ビード18、20がボルト孔８及び
オイル孔10周りをシールし、また、外側ビード22が基板
４の外周縁をシールし、更に、内側ビード16と外側ビー
ド22とシリンダヘッド24の接合面との間の冷却水流路30
に冷却水を流通させている。
ところで、この実施例の金属ガスケット２においては、
第１、第２孔ビード18、20と断面ステップ状の外側ビー
ド22とを交差させず、また、隣接する第１孔ビード18、
18間及び第１、第２孔ビード18、20間の外側ビード22の
平坦部位の第２幅W2を第１、第２孔ビード18、20周りの
外側ビード22の平坦部位の第１幅W1よりも大きく形成し
ている。これにより、第１孔ビード18、18間及び第１、
第２孔ビード18、20間の外側ビード22のばね定数が大き
く、第１、第２孔ビード18、20周りの外側ビード22のば
ね定数が小さくなる。
第１、第２孔ビード18、20と断面ステップ状の外側ビー
ド22とを交差させず、また、隣接する第１孔ビード18、
18間及び第１、第２孔ビード18、20間の外側ビード22の
平坦部位の第２幅W2を第１、第２孔ビード18、20周りの
外側ビード22の平坦部位の第１幅W1よりも大きく形成し
ている。これにより、第１孔ビード18、18間及び第１、
第２孔ビード18、20間の外側ビード22のばね定数が大き
く、第１、第２孔ビード18、20周りの外側ビード22のば
ね定数が小さくなる。
従って、第１、第２孔ビード18、18間及び第１、第２孔
ビード18、20間の外側ビード22の平坦部位の第２幅W2と
第１、第２孔ビード18、20周りの外側ビード22の平坦部
位の第１幅W1とを適正に選択して金属ガスケット２を構
成し、このような金属ガスケット２の外側ビード22がシ
リンダヘッド24とシリンダブロック26との接合面間で締
付けられると、このボルト等の締結手段の締付けによる
締結力は、ボルト孔８からの距離に反比例して小さくな
ることから、第１、第２孔ビード18、20周りの外側ビー
ド22の圧縮変形量が大きくなる反面、第１孔ビード18、
18間及び第１、第２孔ビード18、20間の外側ビード22の
圧縮変形量が小さくなるが、外側ビード22においては第
１孔ビード18、18間及び第１、第２孔ビード18、20間の
ばね定数が第１、第２孔ビード18、20周りのばね定数よ
りも大きいので、第１孔ビード18、18間及び第１、第２
孔ビード18、20間の外側ビード22と第１、第２孔ビード
18、20周りの外側ビード22とに均等な締結力を加えさせ
ることができ、つまり、外側ビード22には全長に亘って
均等な締結力を作用させ、これにより、シリンダヘッド
24とリンダブロック26の接合面に及ぼすシール圧を均等
にさせ、締結部位から離れている内側ビード16のシール
性を向上し、燃焼ガスの吹き抜けが生ずるのを防止する
とともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が発生するおそ
れを防止することができる。
ビード18、20間の外側ビード22の平坦部位の第２幅W2と
第１、第２孔ビード18、20周りの外側ビード22の平坦部
位の第１幅W1とを適正に選択して金属ガスケット２を構
成し、このような金属ガスケット２の外側ビード22がシ
リンダヘッド24とシリンダブロック26との接合面間で締
付けられると、このボルト等の締結手段の締付けによる
締結力は、ボルト孔８からの距離に反比例して小さくな
ることから、第１、第２孔ビード18、20周りの外側ビー
ド22の圧縮変形量が大きくなる反面、第１孔ビード18、
18間及び第１、第２孔ビード18、20間の外側ビード22の
圧縮変形量が小さくなるが、外側ビード22においては第
１孔ビード18、18間及び第１、第２孔ビード18、20間の
ばね定数が第１、第２孔ビード18、20周りのばね定数よ
りも大きいので、第１孔ビード18、18間及び第１、第２
孔ビード18、20間の外側ビード22と第１、第２孔ビード
18、20周りの外側ビード22とに均等な締結力を加えさせ
ることができ、つまり、外側ビード22には全長に亘って
均等な締結力を作用させ、これにより、シリンダヘッド
24とリンダブロック26の接合面に及ぼすシール圧を均等
にさせ、締結部位から離れている内側ビード16のシール
性を向上し、燃焼ガスの吹き抜けが生ずるのを防止する
とともに、オイルの滲出や冷却水の漏洩が発生するおそ
れを防止することができる。
また、外側ビード22に均等な締結力を作用させたことに
より、シリンダヘッド24とシリンダブロック26間の金属
ガスケット２には余分な締結力を加える必要がないの
で、外側ビード22には部分的に無理な力が加わる箇所が
なく、外側ビード22にビード切れが生ぜず、シール性を
向上することができる。
より、シリンダヘッド24とシリンダブロック26間の金属
ガスケット２には余分な締結力を加える必要がないの
で、外側ビード22には部分的に無理な力が加わる箇所が
なく、外側ビード22にビード切れが生ぜず、シール性を
向上することができる。
なお、この発明は上述の実施例に限定されず種々応用改
変が可能であることは勿論である。
変が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施例において、第１、第２孔ビード
を、断面形状がステップ状のビードに形成したが、断面
形状が凸状のビードに形成することも可能である。
を、断面形状がステップ状のビードに形成したが、断面
形状が凸状のビードに形成することも可能である。
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
孔ビードと断面ステップ状の外側ビードとを交差させ
ず、また、隣接する孔ビード間の外側ビードの平坦部位
の幅を孔ビード周りの外側ビードの平坦部位の幅よりも
大きく形成したことにより、外側ビードには全長に亘っ
て均等な締結力を作用させ、シリンダヘッドとシリンダ
ブロックの接合面に及ぼすシール圧を均等とし、締結部
位から離れている内側ビードのシール性を向上し、燃焼
ガスの吹き抜けが生ずるのを防止するともに、オイルの
滲出や冷却水の漏洩が発生するおそれを防止し、また、
外側ビードにビード切れが生ずることがないので、シー
ル性を向上し得る。
孔ビードと断面ステップ状の外側ビードとを交差させ
ず、また、隣接する孔ビード間の外側ビードの平坦部位
の幅を孔ビード周りの外側ビードの平坦部位の幅よりも
大きく形成したことにより、外側ビードには全長に亘っ
て均等な締結力を作用させ、シリンダヘッドとシリンダ
ブロックの接合面に及ぼすシール圧を均等とし、締結部
位から離れている内側ビードのシール性を向上し、燃焼
ガスの吹き抜けが生ずるのを防止するともに、オイルの
滲出や冷却水の漏洩が発生するおそれを防止し、また、
外側ビードにビード切れが生ずることがないので、シー
ル性を向上し得る。
第１〜６図はこの発明の実施例を示し、第１図は金属ガ
スケットの一部切欠平面図、第２図は第１図の矢印IIに
よる金属ガスケットの拡大平面図、第３図は第２図のII
I−III線による金属ガスケットの拡大断面図、第４図は
第１図の矢印IVによる金属ガスケットの拡大平面図、第
５図は第４図のＶ−Ｖ線による金属ガスケットをシリン
ダブロックとシリンダヘッド間に介装した状態の断面
図、第６図は第４図のVI−VI線による金属ガスケットを
シリンダブロックとシリンダヘッド間に介装した状態の
断面図である。 図において、２は金属ガスケット、４は基板、６は燃焼
室孔、８はボルト孔、10はオイル孔、12は冷却水孔、16
は内側ビード、18は第１孔ビード、20は第２孔ビード、
22は外側ビード、28は接合部、そして30は冷却水流路で
ある。
スケットの一部切欠平面図、第２図は第１図の矢印IIに
よる金属ガスケットの拡大平面図、第３図は第２図のII
I−III線による金属ガスケットの拡大断面図、第４図は
第１図の矢印IVによる金属ガスケットの拡大平面図、第
５図は第４図のＶ−Ｖ線による金属ガスケットをシリン
ダブロックとシリンダヘッド間に介装した状態の断面
図、第６図は第４図のVI−VI線による金属ガスケットを
シリンダブロックとシリンダヘッド間に介装した状態の
断面図である。 図において、２は金属ガスケット、４は基板、６は燃焼
室孔、８はボルト孔、10はオイル孔、12は冷却水孔、16
は内側ビード、18は第１孔ビード、20は第２孔ビード、
22は外側ビード、28は接合部、そして30は冷却水流路で
ある。
Claims (1)
- 【請求項１】弾性金属板からなる基板に燃焼室孔とこの
燃焼室孔の周辺に複数のボルト孔とを穿設し、前記燃焼
室孔を囲繞する内側ビードを設け、前記各ボルト孔を囲
繞する各孔ビードを前記内側ビードに接触させずに設
け、前記各孔ビード及び前記内側ビードを包含するとと
もにこれら孔ビード及び内側ビードに接触させずに一定
幅の斜面部位とこの斜面部位に連なって外方に延設した
平坦部位とからなる断面ステップ状の外側ビードを前記
基板の外周縁に設けた金属ガスケットにおいて、隣接す
る前記孔ビード間の前記外側ビードの平坦部位の幅を前
記孔ビード周りの前記外側ビードの平坦部位の幅よりも
大きく形成したことを特徴とする金属ガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60096646A JPH0756240B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 金属ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60096646A JPH0756240B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 金属ガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61255254A JPS61255254A (ja) | 1986-11-12 |
| JPH0756240B2 true JPH0756240B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=14170591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60096646A Expired - Fee Related JPH0756240B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 金属ガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756240B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62115563U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-22 | ||
| US4834399A (en) * | 1986-11-10 | 1989-05-30 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Steel laminate gasket |
| JPS63193159U (ja) * | 1987-06-01 | 1988-12-13 | ||
| JPH0645094Y2 (ja) * | 1987-07-13 | 1994-11-16 | 日本リ−クレス工業株式会社 | 金属ガスケット |
| JPH0322540Y2 (ja) * | 1988-04-20 | 1991-05-16 | ||
| JPH01300043A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-12-04 | Japan Metal Gasket Co Ltd | 金属ガスケット |
| JP2518002Y2 (ja) * | 1989-11-29 | 1996-11-20 | 石川ガスケット 株式会社 | 予備燃焼室付きシリンダヘッド用ガスケット |
| JP3081219B2 (ja) * | 1990-07-31 | 2000-08-28 | トヨタ自動車株式会社 | 金属ガスケット |
| US5199723A (en) * | 1990-11-13 | 1993-04-06 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Steel laminate gasket with seal protecting member |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH022922Y2 (ja) * | 1981-06-04 | 1990-01-24 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP60096646A patent/JPH0756240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61255254A (ja) | 1986-11-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |