JPH0562669B2 - - Google Patents

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JPH0562669B2
JPH0562669B2 JP62040407A JP4040787A JPH0562669B2 JP H0562669 B2 JPH0562669 B2 JP H0562669B2 JP 62040407 A JP62040407 A JP 62040407A JP 4040787 A JP4040787 A JP 4040787A JP H0562669 B2 JPH0562669 B2 JP H0562669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meeting
bead
sealing
metal gasket
bead width
Prior art date
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JP62040407A
Other languages
English (en)
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JPS63210465A (ja
Inventor
Nobuo Yoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Metal Gasket Co Ltd
Original Assignee
Japan Metal Gasket Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Metal Gasket Co Ltd filed Critical Japan Metal Gasket Co Ltd
Priority to JP4040787A priority Critical patent/JPS63210465A/ja
Publication of JPS63210465A publication Critical patent/JPS63210465A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は金属ガスケツトに係り、特にビード
の会合部のシール圧低下を防止し得て効果的なシ
ールを果し得る金属ガスケツトに関する。
〔従来の技術〕
弾性金属板にビードを形成し、このビードによ
つて被接合部材の接合面を効率良くシールする金
属ガスケツトが知られている。この金属ガスケツ
トは、例えば、内燃機関のシリンダヘツドのシリ
ンダブロツクとの接合面間に介装し、ボルトの締
付力により接合面にシール線を形成してシール部
位のシールを果すものである。
このような金属ガスケツトとしては、この発明
に出願人により、例えば特願昭57−81530号の発
明がすでに出願されている。この発明に開示の金
属ガスケツトはビード幅をビード高さよりも充分
大きく形成し、且つ基板の表面上にシール材等の
表面処理を施し、一枚の基板でシールを果すもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第3図に示す如く、このような金属
ガスケツト2にあつて、各シール部位である燃焼
室孔6を囲繞して形成したビード10が燃焼室孔
6間において会合し、会合部12が形成されるこ
とがある。このような会合部12においては、複
数のビード10,10が会合することにより、会
合部12のビード幅L1は非会合部14のビード
葉L2よりも大きく形成されることになる。この
ように、会合部12においては、ビード高さに対
してビード幅が大きくなることから非会合部14
に比してばね定数が小さくなるので、会合部12
のシール圧の低下を招き接合面に及ぼすシール圧
が不均等になる問題を生じた。
このため、シール圧の弱い会合部12からガス
やオイル等がリークする不都合があり、また、シ
ール圧の弱い会合部12のシール性を確保するた
めには大なる締結力を作用させなければならない
ので、非会合部14に過大な締結力が作用してビ
ード切れを生じ、シール性が低下する不都合があ
つた。
〔発明の目的〕 そこで、この発明の目的は、各シール部位をシ
ールするビードの会合部のシール圧低下を回避し
得て接合面に及ぼシール圧が不均等になることを
防止し得て、効果的なシールを果し得る金属ガス
ケツトを実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、弾性金
属板にビードを形成してシールを果す金属ガスケ
ツトにおいて、前記弾性金属板に設けた各シール
部位をシールするビードの会合部のビード幅が非
会合部のビード幅と略同等になるよう前記会合部
に向つて前記非会合部のビード幅を漸次狭小に形
成したことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、各シール部位をシー
ルするビードの会合部のビード幅が非会合部のビ
ード幅と略同等になるよう前記会合部に向つて前
記非会合部のビード幅を漸次狭小に形成している
ので、ビード全体が略一定のビード幅に形成され
ることにより、非会合部に比し会合部のばね定数
が小さくなることはない。これにより、会合部の
シール圧低下を回避し、また、シール圧が不均等
になることを防止する。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
第1,2図は、この発明の実施例を示すもので
ある。図において、2は金属ガスケツト、4は弾
性金属板からなる基板、6は燃焼室孔、8はボル
ト孔である。前記基板4には、燃焼室孔6を囲繞
してビード10を形成している。
これらビード10は、燃焼室孔6の間において
会合して会合部12を形成している。このように
複数のビード10が会合する会合部12のビード
幅L1は、第2図に示す如く、非会合部14のビ
ード幅L2と略同等になるように形成している。
即ち、会合部12に向つて非会合部14のビード
幅L2を漸次狭小に形成し、会合部12において
はL1≒L2になるように形成する。なお、ここで
いう略同等は、同一値およびその前後値をも含む
ものである。
次に作用について説明する。
図示しない内燃機関のシリンダヘツドとシリン
ダブロツク間にこの金属ガスケツト2を介装し、
締結ボルトにより締付けると、ビード10は弾性
変形して接合面にシール線を形成し、ガスやオイ
ル等のリークを防止する。
このとき、ビード10の会合部12は、そのビ
ード幅L1を非会合部14のビード幅L2と略同等
になるよう会合部12に向つて非会合部14のビ
ード幅L2を漸次狭小に形成しているので、ビー
ド10全体が略一定のビード幅L2に形成される
ことにより、非会合部14に比し会合部12のば
ね定数が小さくなることがない。これにより、会
合部12のシール圧の低下を回避することがで
き、ガスやオイル等のリークを防止することがで
きる。また、接合面に及ぼすシール圧が付近等に
なることもないので、会合部12のシール性を確
保するために過大な締結力を作用させる必要がな
くなり、ビード切れを防止して効果的なシールを
果すことができる。
なお、この実施例においては単板の金属ガスケ
ツトについて説明したが、複数枚の基板からなる
金属ガスケツト、あるいは副板を積層した積層金
属ガスケツト等においても実施し得るのは明らか
である。
〔発明の効果〕
このように、この発明によれば、各シール部位
をシールするビードの会合部のビード幅が非会合
部のビード幅と略同等になるよう前記会合部に向
つて前記非会合部のビード幅を漸次狭小に形成し
ているので、ビード全体が略一定のビード幅に形
成されることにより、非会合部に比し会合部のば
ね定数が小さくなることがない。このため、会合
部のシール圧低下を回避し得て、ガスやオイル等
のリークを防止し得る。また接合面に及ぼすシー
ル圧が不均等になることを防止し得るので、会合
部のシール性を確保するべく過大な締結力を作用
させる必要がなく、これによりビード切れを防止
して効果的なシールを果し得る。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明の実施例を示し、第1図
は金属ガスケツトの平面図、第2図は金属ガスケ
ツトの要部拡大平面図である。第3図は、従来例
を示す金属ガスケツトの要部拡大平面図である。 図において、2は金属ガスケツト、4は基板、
6は燃焼室孔、8はボルト孔、10はビード、1
2は会合部、14は非会合部、L1は会合部12
のビード幅、L2は非会合部14のビード幅であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弾性金属板にビードを形成してシールを果す
    金属ガスケツトにおいて、前記弾性金属板に設け
    た各シール部位をシールするビードの会合部のビ
    ード幅が非会合部のビード幅と略同等になるよう
    前記会合部に向かつて前記非会合部のビード幅を
    漸次狭小に形成したことを特徴とする金属ガスケ
    ツト。
JP4040787A 1987-02-25 1987-02-25 金属ガスケツト Granted JPS63210465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040787A JPS63210465A (ja) 1987-02-25 1987-02-25 金属ガスケツト

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JP4040787A JPS63210465A (ja) 1987-02-25 1987-02-25 金属ガスケツト

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Publication Number Publication Date
JPS63210465A JPS63210465A (ja) 1988-09-01
JPH0562669B2 true JPH0562669B2 (ja) 1993-09-08

Family

ID=12579807

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JP4040787A Granted JPS63210465A (ja) 1987-02-25 1987-02-25 金属ガスケツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0579353B1 (en) * 1992-06-30 1997-10-08 NIPPON GASKET COMPANY Ltd. Metal gasket
KR100508491B1 (ko) 2002-04-04 2005-08-17 니혼 메타루 가스켓토 가부시키가이샤 금속개스킷

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603357B2 (ja) * 1979-12-26 1985-01-28 株式会社日立製作所 けい光体及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603357U (ja) * 1983-06-22 1985-01-11 日本メタルガスケツト株式会社 金属ガスケツト

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JPS603357B2 (ja) * 1979-12-26 1985-01-28 株式会社日立製作所 けい光体及びその製造方法

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JPS63210465A (ja) 1988-09-01

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