JPH0756090B2 - 紡機のリフテイング装置 - Google Patents

紡機のリフテイング装置

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JPH0756090B2
JPH0756090B2 JP22640386A JP22640386A JPH0756090B2 JP H0756090 B2 JPH0756090 B2 JP H0756090B2 JP 22640386 A JP22640386 A JP 22640386A JP 22640386 A JP22640386 A JP 22640386A JP H0756090 B2 JPH0756090 B2 JP H0756090B2
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JP
Japan
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line shaft
line
spinning machine
gear
shaft
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JP22640386A
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JPS6385125A (ja
Inventor
誠 薬司
究 新美
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株式会社豊田自動織機製作所
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/20Driving or stopping arrangements
    • D01H1/22Driving or stopping arrangements for rollers of drafting machines; Roller speed control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明はリング精紡機、リング撚糸機等の紡機におい
てリングレール、ラペットアングル等を昇降させるリフ
ティング装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種の紡機においては管糸形成のために、機
台運転中にリングレールの昇降運動を繰返しながら次第
にリングレールを上昇させ、これに伴ってラペットアン
グルやアンチノードリング等を昇降させるリフティング
装置が採用されている。従来のリフティング装置は、例
えば昭和43年12月14日公告の特公昭43−29214号公報に
示されるように、ハートカムによるレバーの揺動を基礎
とし、リングレール等の上昇はカムの変位によって積極
的に行われるが、下降はリングレールの自重によって消
極的に行われるものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来装置においてはリングレールの昇降速度が増加
した場合、上昇から下降に転じる時点でリングレールの
動きがカムの変位曲線に追随できず、短時間ではある
が、一時的に停止するいわゆる息つき現象を生じ、管糸
の形成に乱れを生じることが多い。特に運転中に風綿等
がリングレールのポーカピラーに堆積すると、その摩擦
抵抗のためにますますこの現象が助長される傾向があ
る。
この問題点を解消するため本願出願人は特願昭60−2707
46号においてリングレール等を上昇のみならず下降時に
も積極的に駆動することにより前記の息つき現象を解消
し得るリフティング装置を提案した。このリフティング
装置は第5図に示すように紡機機台の左右両側にその長
手方向に沿ってラインシャフト1が回転自在に配設さ
れ、該ラインシャフト1にはねじ歯車2及びかさ歯車3
が一体回転可能に所定間隔で多数嵌着されている。一方
スピンドルレール(図示しない)にはリングレール4を
支持する支柱としてのポーカピラー5がスライドガイド
(図示せず)を介して上下方向に摺動可能に支承され、
スライドガイドの下方には昇降手段としてのナット体6
がスピンドルレールに対して回転自在に支持されてい
る。ナット体6には前記ポーカピラー5の下部に形成さ
れたスクリュー部5aが螺入されるとともに、下端には前
記ねじ歯車2と噛合するねじ歯車7が嵌着固定されてい
る。又、ラペットアングル8を支持するポーカピラー9
はスライドガイド(図示せず)を介して機台フレーム
(図示せず)に対して上下方向に摺動可能に支承されて
いる。ポーカピラー9は、フレームに対して回転自在に
支持されるとともに、前記かさ歯車3の噛合するかさ歯
車10を備えたナット体11に対して、下端スクリュー部9a
が螺入されている。前記ナット体6,11、ねじ歯車2,7、
かさ歯車3,10により昇降ユニット12が構成されている。
そして、フロントローラ13から歯車列14,15を介して伝
達される回転が歯車列15内に装備されたクラッチ16,17
を介してラインシャフト1が正逆回転駆動され、ライン
シャフト1の正逆回転に対応してリングレール4及びラ
ペットアングル8が昇降作動されるようになっている。
ところが、このリフティング装置はラインシャフトの一
端が自由端であるため、紡機機台の多数錘化によりライ
ンシャフト1の長さが長くなると、自由端側(アウトエ
ンド側)がラインシャフト1の正逆回転駆動によりねじ
れ振動を起こす。そして、ラインシャフト1のねじれ振
動によりリングレール4等が振動し糸が所定位置に円滑
に巻取れなくなるばかりでなく、ポーカピラー5,9を支
持しているベアリングあるいは歯車等に支障をきたすと
いう問題がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの発明においては、紡機
機台の左右両側にその長手方向に沿って配設したライン
シャフトに該ラインシャフトと一体に回転する歯車を設
け、リングレール等を支持する支柱に前記歯車と係合し
前記ラインシャフトの正逆回転に対応して該支柱を昇降
させる昇降手段を設け、少なくとも前記両ラインシャフ
トの駆動側と反対側端部に一方のラインシャフトの回転
を他方のラインシャフトへ伝達する歯車伝動機構、巻掛
け伝動機構等の伝達装置を設けた。
(作用) この発明においてはラインシャフトの正逆回転駆動に対
応してリングレール等を支持する支柱が昇降手段を介し
て積極的に昇降作動される。ラインシャフトは駆動側と
反対側端部において歯車伝動機構、巻掛け伝動機構等の
伝達装置により連結され、両ラインシャフトの端部が一
体的に回転されるので、ラインシャフトが両端で回転を
規制されることになり、機台の多数錘化にともないライ
ンシャフトが長くなった場合にもねじれ振動の発生が防
止される。
(実施例) 以下この発明を具体化した一実施例を第1,2図に従って
説明する。第1図に示すように紡機機台の左右両側には
その長手方向に沿ってラインシャフト1が回転自在に配
設されている。両ラインシャフト1はその一端駆動側が
ギヤエンドGE内に、他端がアウトエンドOE内にそれぞれ
配置され、その中間部には一定間隔で前記昇降ユニット
12が配設されている。両ラインシャフト1の一端駆動側
とギヤエンドGE内に配設されたギヤボックス18の出力軸
18aとの間には歯車列19が配設され、出力軸18aの正逆回
転がラインシャフト1に伝達されるようになっている。
両ラインシャフト1のアウトエンド側端部には歯車20が
装着されるとともにナット21によりラインシャフト1と
一体回転可能に締付け固定されている。第2図に示すよ
うにアウトエンドフレーム22の両ラインシャフト1間に
はブラケット23がボルト24により固定され、該ブラケッ
ト23に突設された一対の支軸25には前記歯車20と噛合す
る歯車26が互いに噛合する状態でベアリング27により回
転自在に支持されている。前記歯車20,26により伝達装
置が構成されている。歯車20,26は両ラインシャフト1
に対してトルクが加わるように数歯ずらした状態で互い
に噛合されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。機
台が運転されるとギヤボックス18の出力軸18aの回転が
歯車列19を介して両ラインシャフト1に伝達され、出力
軸18aの正逆回転に伴いラインシャフト1も正逆回転駆
動される。両ラインシャフト1は互いに反対方向に回転
駆動され、昇降ユニット12においてラインシャフト1の
回転が上下方向の直線運動に変換され、リングレール4
及びラペットアングル8がポーカピラー5,9とともに上
下方向に移動される。両ラインシャフト1は駆動部と反
対側端部において歯車20,26を介して互いに連結されて
いるためその端部が互いに同期した状態で一体的に回転
される。従って、ラインシャフトが長く形成された場合
でもラインシャフトの正逆回転によるねじれ振動が確実
に防止される。
又、この実施例の装置においては、アウトエンド側端部
において予めラインシャフト1にトルクが加えられた状
態で歯車20,26が噛合しているため、歯車のバックラッ
シを防止でき、それにともなう振動も防止できる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、第3図に示すようにラインシャフト1の端
部にかさ歯車28を嵌着固定し、アウトエンドフレーム22
に突設されたブラケット29にベアリング27を介してシャ
フト30を両ラインシャフト1と直交する状態で配設し、
該シャフト30の両端に前記かさ歯車28と噛合するかさ歯
車31を嵌着固定してもよい。機台の幅が広い場合にはこ
のようにシャフト30を介して両ラインシャフトを連結す
る方が構造が簡単となる。さらに、第4図に示すように
ラインシャフト1の中間部に両ラインシャフト1と連結
する伝達装置を配設したり、伝達装置として歯車伝動機
構に代えてチェーン、ベルト等を用いた巻掛け伝動機構
を使用してもよい。さらにはポーカピラー5,9を昇降さ
せる手段としてポーカピラー5,9の下部にラインシャフ
ト1に嵌着されたピニオンと噛合するラックを形成して
もよい。さらには、両ラインシャフトは互いに反対方向
に駆動される構成に限らず、同一方向に駆動されるとき
にリングレール等が昇降する構成に本発明を適用しても
よい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によればリングレール等
の上昇及び下降がいずれもラインシャフトの正逆回転に
対応して積極的に行われるので、動作が確実になり高速
運転時にも従来のカム式のリフティング装置と異なり息
つき現象がなくなる。又、左右一対のラインシャフトが
その駆動側と反対側端部に配設された伝達装置により連
結されて一体的に回転駆動されるため、機台が多数錘台
となりラインシャフトの長さが長くなったときでもライ
ンシャフトの径を太くせずにラインシャフトのねじれ振
動を確実に防止することができ、リングレール等の昇降
が円滑に行われ糸の巻取も円滑に行われるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す概略平面
図、第2図は同じく一部破断要部平面図、第3図は変更
例を示す一部破断要部平面図、第4図は別の変更例を示
す概略平面図、第5図はラインシャフトを使用したリフ
ティング装置の要部概略斜視図である。 ラインシャフト1、ねじ歯車2、かさ歯車3、リングレ
ール4、支柱としてのポーカピラー5,9、昇降手段とし
てのナット体6,11、伝達装置を構成する歯車20,26、同
じく伝達装置を構成するかさ歯車28,31、シャフト30。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紡機機台の左右両側にその長手方向に沿っ
    て配設したラインシャフトに該ラインシャフトと一体に
    回転する歯車を設け、リングレール等を支持する支柱に
    前記歯車と係合して前記ラインシャフトの生逆回転に対
    応して該支柱を昇降させる昇降手段を設け、少なくとも
    前記両ラインシャフトの駆動側と反対側端部に一方のラ
    インシャフトの回転を他方のラインシャフトへ伝達する
    伝達装置を設けた紡機のリフティング装置。
  2. 【請求項2】前記両ラインシャフトは互いにトルクが加
    わるようにねじれを生じさせた状態で歯車が噛合されて
    いる特許請求の範囲第1項に記載の紡機のリフティング
    装置。
  3. 【請求項3】前記伝達装置はラインシャフトの中間部に
    も配設されている特許請求の範囲第1項に記載の紡機の
    リフティング装置。
JP22640386A 1986-09-25 1986-09-25 紡機のリフテイング装置 Expired - Lifetime JPH0756090B2 (ja)

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JPS6385125A JPS6385125A (ja) 1988-04-15
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