JPH0756082B2 - シルク調合成繊維の製造方法 - Google Patents

シルク調合成繊維の製造方法

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JPH0756082B2 JP62029144A JP2914487A JPH0756082B2 JP H0756082 B2 JPH0756082 B2 JP H0756082B2 JP 62029144 A JP62029144 A JP 62029144A JP 2914487 A JP2914487 A JP 2914487A JP H0756082 B2 JPH0756082 B2 JP H0756082B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、衣料用に適した合成繊維の製造方法に関する
ものであり、さらに詳しくは、すぐれた外観とシルクラ
イクな優美な光沢を有する合成繊維の製造方法に関する
ものである。
<従来の技術> 従来、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレンなどの
合成繊維にシルクライクな光沢を付与するために、その
繊維断面形状を三角形にする方法が公知であり(USP293
9201、USP3097416号公報など)、工業的には対称軸を有
するY字型、T字型断面を有する紡糸口金を用いて溶融
紡糸する方法が採用されている。また繊維断面形状の効
果を高めるために、必要に応じて、第三成分を共重合し
たり、無機物微粒子を添加したり、あるいは適当な異種
ポリマーを組み合わせて用いる方法も採用されている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、従来から用いられている繊維断面形状で
は、シルクのような優美な光沢を有する合成繊維を得る
ことは、困難であった。
本発明は、従来の繊維断面形状では得られなかったシル
クライクな光沢性を有する合成繊維の製造方法に関する
ものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、口金細孔の断面積が0.09〜0.15mm2であり、
孔形状が細孔の中心点Oから放射状に延びた3個のスリ
ットをもって形成され、かつ個々の放射状スリットの幅
を細孔の中心点Oから外方先端へ向かって漸次縮小せし
め、該形状が、 100゜≦α≦110゜ 115゜≦α≦120゜ 135゜≦α≦140゜ 120゜≦β≦155゜ 140゜≦β≦160゜ 160゜≦β≦170゜ m1:m2:m3=1:1.15〜1.5:1.6〜2 0≦n/m1≦0.3 (ただしα、α、αは、放射状に延びた3個のス
リットのなす角度、β、β、βは鈍角をなす頂角
の角度、m1、m2、m3は放射状に延びた3個のスリットの
長さ、nは放射状スリット部の先端における幅の長さ) の各式を満足する形状を有する紡糸口金を用いて熱可塑
性合成線状重合体溶融物を押し出し、口金直下3〜50cm
のところで風速0.3〜1.5m/秒の冷却風を紡出糸条の周り
より吹きつけて冷却し、ドラフト50以上で溶融紡糸する
ことを特徴とする、繊維断面形状が三角形であって、該
三角形の形状が最長の辺は外側に凸状で、他の2片は内
側に凹状かもしくはほぼ直線で、下記の要件を満たすシ
ルク調合成繊維の製造方法である。
l1:l2:l3=1:1.2〜1.45:1.5〜1.8 75゜≦θ≦95゜ 0≦D1/l1≦0.05 0≦D2/l2≦0.05 0.02≦D3/l3≦0.10 (ただし、l1、l2、l3は、繊維横断面の各頂点を結んで
できる三角形の3辺の長さであり、θは、l3に対向する
頂角であり、D1、D2は、繊維横断面の外周の凹部と繊維
横断面の各頂点を結んでできる三角形の辺との距離、D3
は繊維横断面の外周の凸部と繊維横断面の各頂点を結ん
でできる三角形の辺との距離である。) この合成繊維を構成するポリマーとしては、ポリエステ
ル、ナイロン、ポリプロピレンなどの溶融紡糸可能な熱
可塑性ポリマーが挙げられ、なかでもポリエチレンテレ
フタレートまたはポリブチレンテレフタレートが好まし
い。またこれらのポリマーに必要に応じて第三成分を共
重合したり、無機物微粒子を添加したり、異種ポリマー
を組み合わせたものであってもよい。
本発明方法で用いられる口金は、口金細孔の断面積が0.
09〜0.15mm2であり、孔形状が、細孔の中心点Oから放
射状に延びた3個のスリットをもって形成され、かつ個
々の放射状スリットの幅を細孔の中心点Oから、外方先
端へ向かって漸次縮小せしめ、該形状が 100゜≦α≦110゜ 115゜≦α≦120゜ 135゜≦α≦140゜ 120゜≦β≦155゜ 140゜≦β≦160゜ 160゜≦β≦170゜ m1:m2:m3=1:1.15〜1.5:1.6〜2.0 0≦n/m1≦0.3 (ただしα、α、αは放射状に延びた3個のスリ
ットのなす角度、β、β、βは鈍角をなす頂角の
角度、m1、m2、m3は放射状に延びた3個のスリットの長
さ、nは放射状スリット部の先端における幅の長さ) の各式を満足する紡糸口金である。
本発明の紡糸方法は、前記の断面形状を有する紡糸口金
を用いて熱可塑性合成線状重合体溶融物を押出し、口金
直下近辺で紡出糸条の周りから冷却風を吹きあて、溶融
紡糸するものである。冷却風は口金直下3〜50cmのとこ
ろで0.3〜1.5m/秒とし、紡糸ドラフトが50以上で引取る
ことが好ましい。
本発明の繊維断面形状は、実質的に最も大きな頂角θが
75゜〜95゜の大きさである鈍角三角形、直角三角形、好
ましくは鈍角三角形であり、θがこの範囲外になるとシ
ルクのような断面形状を得ることは困難で、例えば光沢
の点についてもθが60゜〜75゜では金属的な光沢とな
り、θが95゜より大きくなると光沢性があまりなく、い
ずれにしてもシルクのような優美な光沢性を得ることは
できない。
このことは繊維断面の三角形をなす各頂点を結ぶ三角形
の3辺の長さについても同様なことが言え、三辺の長さ
の比が l1:l2:l3=1:1.2〜1.45:1.5〜1.8好ましくは、 l1:l2:l3=1:1.25〜1.35:1.55〜1.65がよい。この範囲
を外れるとシルクのような断面形状およびシルクライク
な光沢性を得ることは難しい。さらに、繊維断面の三角
形をなす各辺の形状は、最も長い辺がわずかに外側に凸
状であり、他の2辺は内側に凹状かもしくはほぼ直線で
あることが必要であり、凸状になっていたり、凹状であ
っても凸部の高さ、あるいは凹部の深さが大きすぎる場
合には本発明の効果は得られない。即ち、 0≦D1/l1≦0.05 0≦D2/l2≦0.05 0.02≦D3/l3≦0.10 を満足することが必要である。
紡糸口金の断面積は、0.09〜0.15mm2である。断面積が
0.04mm2より小さい場合には紡糸時のバラス効果の影響
が大きくなり目的とする繊維断面形状が得にくい。
紡糸口金の細孔断面形状は、細孔の中心点Oから放射状
に延びた3個のスリットのなす角度が100゜≦α≦110
゜、115゜≦α≦120゜、135゜≦α≦140゜であり、
かつ該スリットの長さの比がm1:m2:m3=1:1.15〜1.5:1.
6〜2.0である必要があり、この範囲外では目的とする繊
維断面形状の最大の頂角θが75゜〜95゜にならない。ま
た細孔断面形状の鈍角をなす頂角が120゜≦β≦155
゜、140゜≦β≦160゜、160゜≦β≦170゜である必
要があるが、βが120゜より、βが140゜より小さい
場合には繊維断面形状の辺の凹部が深くなりすぎ、β
が155゜より、βが160゜より大きい場合には繊維断面
形状の辺が外側に凸状になりβが160゜より小さい場
合には繊維断面形状の辺が直線もしくは内側に凹状にな
り、βが170゜より大きい場合には繊維断面形状の辺
の凸部が高くなりすぎ、本発明の目的とする繊維断面形
状は得られない。
細孔の中心点Oから放射状に外方に延びた3個のスリッ
ト部の先端における幅の長さと最も短いスリットの長さ
m1との比率が0≦n/m1≦0.3を満足するようにスリット
の先端における幅の長さを決める必要がある。より好ま
しくは0.15≦n/m1≦0.25である。該比率が0.3を越えた
場合、得られる繊維断面形状は各辺が外側に凸状とな
り、全体的に丸みをおびて本発明で目的とする繊維断面
形状は得られない。
本発明の方法の紡糸を行う場合、冷却風は口金直下3〜
50cmのところで紡出糸条の周りより0.3〜1.5m/秒で吹き
つけ、冷却する。冷却風用媒体としては、15〜35℃の空
気が経済的に好ましい。また、冷却風の方向は、紡糸口
金断面形状の最長スリット部が第1図に示す如く、風下
側になることが好ましい。本発明の条件範囲よりも緩い
条件で冷却する場合、目的とするシルク調断面繊維は得
にくく、また本発明よりも過酷な条件で冷却する場合に
は、紡糸の調子が低下し、操業性に問題がでてくる。本
発明の紡糸条件における紡糸ドラフトは50以上、好まし
くは120以上である必要がある。また紡糸引き取り速度
は一般に工業的に用いられる速度で600〜1500m/分が適
当であるが、これを越える、例えば3000m/分以上の高速
で引取ってもよい。
<実施例> 次に本発明の特徴を具体的な例により説明する。なお、
実施例における各測定値は、下記の方法により測定した
ものである。
光沢度:綿状の試料をよく開繊し、白板に引きそろえて
固定し、島津製作所製光電分光光度計T−50を用いて入
射光線角度22.5゜、45゜、50゜における各反射率を測定
した。さらにこれら反射率の合計値も求めた。
極限粘度(〔η〕):フェノールとテトラクロルエタン
の等重量混合溶剤に溶かし30℃にて測定した。
実施例1 二酸化チタンを0.07重量%含有する極限粘度0.62dl/gの
ポリエチレンテレフタレート溶融物を第1図に示す如き
断面形状でα=100゜、α=120゜、α=140゜、
β=125゜、β=145゜、β=165゜、m1:m2:m3
1:1.2:1.6、n/m1=0.25、断面積0.12mm2である細孔を15
00個有する口金から押し出し、口金直下4cmから24cmの
ところで紡出糸条の周りより25℃の冷却風を0.7m/秒で
吹きつけ、ドラフト307、引き取り速度1300m/分で引き
取り、集束してトウとなし、常法に従って水浴延伸し、
機械捲縮をかけ熱処理し、切断して繊度が1.5デニール
のステープルファイバーとした。この繊維の断面は、第
2図に示す如き形状であり、この形状の特徴を第3図に
示す図によって表わすと、θ=85゜、D1/l1=D2/l2=0.
01、D3/l3=0.025であった。またこの繊維の光沢度は2
2.5゜で93%、45゜で60%、50゜で42%であり、合計で1
95%であり、従来には見られなかったシルクライクの優
美な光沢をもった繊維を得ることができた。
比較例1 二酸化チタン0.07重量%含有する極限粘度0.62dl/gのポ
リエチレンテレフタレート溶融物を第5図(イ)に示す
如き断面形状で断面積0.12mm2の細孔を1500個有する口
金から押し出し、実施例1と同様の条件で紡糸、延伸、
捲縮、熱処理および切断して繊度が1.5デニールのステ
ープルファイバーとした。この繊維の断面は第5図
(ロ)に示す如くY型をした形状であり繊維断面形状の
各辺すべて内側に凹状であった。またこの繊維の光沢度
は、22.5゜で83%、45゜で52%、50゜で37%であり合計
で172%であり、シルクの如き光沢性は得られなかっ
た。
比較例2 二酸化チタンを0.07重量%含有する極限粘度0.62dl/gの
ポリエチレンテレフタレート溶融物を第6図(イ)に示
す如き断面形状で断面積0.12mm2の細孔を1500個有する
口金から押し出し、実施例1と同様の条件で紡糸、延
伸、捲縮、熱処理および切断して繊度が1.5デニールの
ステープルファイバーとした。この繊維の断面は第6図
の(ロ)に示す如くT型をした形状であり、この繊維の
光沢度は、22.5゜で81%、45゜で50%、50゜で36%であ
り合計169%であり、シルクの如き光沢性は、得られな
かった。
比較例3 二酸化チタンを0.07重量%含有する極限粘度0.62dl/gの
ポリエチレンテレフタレート溶融物を実施例1と同じ口
金から押し出し、口金直下4cmから24cmのところで、紡
出糸条の周りから25℃の冷却風を0.2m/秒で吹きつけ、
ドラフト307、引き取り速度1300m/分で引き取り、実施
例1と同様にして延伸、捲縮、熱処理および切断して、
繊度が1.5デニールのステープルファイバーとした。こ
の繊維の断面形状は各辺が外側に凸状となった丸みを有
する三角形であり、光沢度は22.5゜で78%、45゜で50
%、50゜で32%であり合計160%であり、シルクの如き
光沢性を得ることはできなかった。また前記紡糸の冷却
風を1.7m/秒としたところ、融着糸が発生し、ドラフト
を変えても満足な紡糸を行うことはできなかった。
実施例2 極限粘度0.85dl/gのポリエチレンテレフタレート溶融物
を第1図に示す如き断面形状でα=105゜、α=120
゜、α=135゜、β=120゜β=140゜、β=160
゜、m1:m2:m3=1:1.25:1.65、n/m1=0.25、断面積0.10m
m2である細孔を1500個有する口金から押し出し、口金直
下4cmから20cmのところで紡出糸条の周りより25℃の冷
却風を0.6m/秒で吹きつけ、ドラフト150、引き取り速度
750m/分で引き取り、常法に従って、水浴延伸し、機械
捲縮をかけ、熱処理し、切断し、繊度が2デニールのス
テープルファイバーとした。この繊維の断面形状は、第
3図に示す如き形状で、θ=90゜、D1/l1=D2/l2=0.0
2、D3/l3=0.02であり、シルク調の繊維を得ることがで
きた。
実施例3 二酸化チタンを0.07重量%含有する極限粘度0.62dl/gの
ポリエチレンテレフタレート溶融物を第4図に示す如き
断面形状でα=110゜、α=115゜、α=135゜、
β=155゜、β=160゜、β=170゜、m1:m2:m3
1:1.45:1.9、n/m1=0、断面積0.09mm2である細孔を180
0個有する口金から押し出し、口金直下4cmから24cmのと
ころで紡出糸条の周りより25℃の冷却風を0.7m/秒で吹
きつけ、ドラフト250、引き取り速度1200m/分で引き取
り、延伸、捲縮、熱処理および切断し、繊度が1.5デニ
ールのステープルファイバーとした。この繊維の断面形
状は第3図に示す如き形状でθ=95゜、D1/l1=D2/l2
0、D3/l3=0.02であった。またこの繊維の光沢度は22.
5゜で102%、45゜で66%、50゜で46%であり合計で214
%で、シルクライクの優美な光沢をもった繊維を得るこ
とができた。
比較例4 二酸化チタンを0.07重量%含有する極限粘度0.62dl/gの
エチレンテレフタレート溶融物を第1図に示す如き断面
形状でα=α=α=120゜、β=165゜、β
170゜、β=175゜、m1:m2:m3=1:1:1.7、n/m1=0.1、
断面積0.1mm2である細孔を1500個有する口金から押し出
し、実施例1と同様にして繊度が1.5デニールのステー
プルファイバーを得た。この繊維の断面形状は、外周が
凸状で丸みをおびた三角形であり、シルクライクの光沢
をもつ繊維を得ることはできなかった。
<発明の効果> 本発明の繊維はすぐれた外観とシルクライクな優美な光
沢を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第4図は、各々本発明方法に用いられる紡
糸口金細孔の一例の断面図、第2図は、本発明の合成繊
維の一例の断面図であり、第3図は、本発明の繊維の一
例の断面図である。第5図および第6図の(イ)は、従
来の紡糸口金細孔の断面図であり、(ロ)は該口金を用
いて得られる繊維の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 信亮 岡山県倉敷市玉島乙島7471番地 株式会社 クラレ内 (56)参考文献 特公 昭50−21563(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】口金細孔の断面積が0.09〜0.15mm2であ
    り、孔形状が細孔の中心点Oから放射状に延びた3個の
    スリットをもって形成され、かつ個々の放射状スリット
    の幅を細孔の中心点Oから外方先端へ向かって漸次縮小
    せしめ、該形状が、 100゜≦α≦110゜ 115゜≦α≦120゜ 135゜≦α≦140゜ 120゜≦β≦155゜ 140゜≦β≦160゜ 160゜≦β≦170゜ m1:m2:m3=1:1.15〜1.5:1.6〜2 0≦n/m1≦0.3 (ただしα、α、αは、放射状に延びた3個のス
    リットのなす角度、β、β、βは鈍角をなす頂角
    の角度、m1、m2、m3は放射状に延びた3個のスリットの
    長さ、nは放射状スリット部の先端における幅の長さ) の各式を満足する形状を有する紡糸口金を用いて熱可塑
    性合成線状重合体溶融物を押し出し、口金直下3〜50cm
    のところで風速0.3〜1.5m/秒の冷却風を紡出糸条の周り
    より吹きつけて冷却し、ドラフト50以上で溶融紡糸する
    ことを特徴とする、繊維断面形状が三角形であって、該
    三角形の形状が最長の辺は外側に凸状で、他の2片は内
    側に凹状かもしくはほぼ直線で、下記の要件を満たすシ
    ルク調合成繊維の製造方法。 l1:l2:l3=1:1.2〜1.45:1.5〜1.8 75゜≦θ≦95゜ 0≦D1/l1≦0.05 0≦D2/l2≦0.05 0.02≦D3/l3≦0.10 (ただし、l1、l2、l3は、繊維横断面の各頂点を結んで
    できる三角形の3辺の長さであり、θは、l3に対向する
    頂角であり、D1、D2は、繊維横断面の外周の凹部と繊維
    横断面の各頂点を結んでできる三角形の辺との距離、D3
    は繊維横断面の外周の凸部と繊維横断面の各頂点を結ん
    でできる三角形の辺との距離である。)
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