JPH0755792Y2 - 有極電磁継電器 - Google Patents

有極電磁継電器

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JPH0755792Y2
JPH0755792Y2 JP9682390U JP9682390U JPH0755792Y2 JP H0755792 Y2 JPH0755792 Y2 JP H0755792Y2 JP 9682390 U JP9682390 U JP 9682390U JP 9682390 U JP9682390 U JP 9682390U JP H0755792 Y2 JPH0755792 Y2 JP H0755792Y2
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JP
Japan
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pole piece
magnetic pole
electromagnetic relay
bobbin
polarized electromagnetic
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勉 本山
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 各種電子機器の制御に用いられる電子継電器、特に有極
電磁継電器において一対の磁極片を保持する機構に関
し、 磁極片を圧入する際に生じた削り屑等を所定の空間に閉
じ込め、動作中に該空間から削り屑等が放出されること
の無い有極電磁継電器の提供を目的とし、 それぞれ永久磁石の両極に接し互いに対向する一対の磁
極片と、一端にヒンジ部を有し他端に磁極片が磁気的に
接続されてなる継鉄と、コイルが巻回されなるボビンお
よびボビンを貫通する接極子を有し、接極子の一端がヒ
ンジ部により揺動自在に支承され、他端が磁極片の間に
位置する有極電磁継電器において、一対の磁極片が圧入
される磁極片保持溝をボビンの一端に設け、且つ磁極片
保持溝の奥にある仕切壁および両側の壁面と、圧入され
た磁極片の側面とで屑溜まりが形成されるように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は各種電子機器の制御に用いられる電磁継電器に
係り、特に有極電磁継電器において一対の磁極片を保持
する機構に関する。
磁極と接極子との間や接点間に異物が挟まると直ちに動
作不良になるため、電磁継電器を構成する部品は異物を
放出しないものでなければならない。しかしモールド成
形されたボビンに磁極片を圧入する有極電磁継電器等で
は、磁極片を圧入する際に生じた削り屑等が動作中に放
出され動作不良を生じる場合がある。そこで磁極片を圧
入する際に生じた削り屑等を所定の空間に閉じ込め、動
作中に該空間から削り屑等が放出されることの無い有極
電磁継電器の開発が望まれている。
〔従来の技術〕
第2図は従来の有極電磁継電器の構造を示す斜視図であ
る。
従来の有極電磁継電器は図示の如く駆動部1と接点ばね
部2を有し、駆動部1の片側もしくは両側に配設された
接点ばね部2は、駆動部1と共にベース3とカバー4の
内部に封止されている。
駆動部1は永久磁石11の両極に接し互いに対向する一対
の磁極片12と、一端にヒンジ部13を有し他端に磁極片12
が磁気的に接続されてなる継鉄14と、コイル5が巻回さ
れてなるボビン6およびボビン6を貫通する接極子15と
で構成されており、中間に可動接点ばね駆動用のカード
16を具えた接極子15は、一端がヒンジ部13により揺動自
在に支承され他端が磁極片12の間に挿入されている。
コイル5が巻回されてなるボビン6はインサートされた
引出し端子61を有し、コイル5の巻き始め端と巻き終わ
り端は引出し端子61にはんだ付けされている。またボビ
ン6は一端に突出せしめた磁極片保持部62を有し、その
内部に磁極片12が圧入される一対の磁極片保持溝63を具
えている。なお図において磁極片保持溝63の上部に設け
られた線状の突起64は、圧入された磁極片12を継鉄14に
押し付けるためのものである。
接点ばね部2は絶縁体からなるベース3に植設された可
動接点ばね21と、各可動接点ばね21の先端部を挟むよう
に配置された一対の固定接点ばね22を具え、接点ばね部
2に駆動部1を組合せたときにカード16に設けた一対の
溝17が、それぞれ可動接点ばね21に嵌合するよう構成さ
れている。図示省略されているが可動接点ばね21の先端
近傍に可動接点が固着され、固定接点ばね22には可動接
点と対向させて固定接点が固着されている。したがって
カード16を介して可動接点ばね21を駆動することによっ
て、可動接点ばね21に固着された可動接点がいずれか一
方の固定接点に当接する。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来の有極電磁継電器において磁極片を磁極片保
持溝に圧入すると、線状の突起が磁極片のエッジによっ
て削られ削り屑が発生する。しかるに磁極片保持溝の奥
は開口しており削り屑はここから放出される。即ち、組
立工程において発生し磁極片保持溝から放出された削り
屑が、磁極と接極子との間や接点間に挟まり動作不良を
誘発するという問題があった。
本考案の目的は磁極片を圧入する際に生じた削り屑等を
所定の空間に閉じ込め、動作中に該空間から削り屑等が
放出されることの無い有極電磁継電器を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案になる有極電磁継電器を示す斜視図であ
る。なお全図を通し同じ対象物は同一記号で表してい
る。
上記課題はそれぞれ永久磁石11の両極に接し互いに対向
する一対の磁極片12と、一端にヒンジ部13を有し他端に
磁極片12が磁気的に接続されてなる継鉄14と、コイル5
が巻回されてなるボビン6およびボビン6を貫通する接
極子15を有し、接極子15の一端がヒンジ部13により揺動
自在に支承され、他端が磁極片12の間に位置する有極電
磁継電器において、一対の前記磁極片12が圧入される磁
極片保持溝63を前記ボビン6の一端に設け、且つ磁極片
保持溝63の奥にある仕切壁65および両側の壁面66、67
と、圧入された磁極片12の側面とで屑溜まり68が形成さ
れるように、磁極片12に切欠き19を設けてなる本考案の
有極電磁継電器によって達成される。
〔作用〕
第1図において一対の磁極片が圧入される磁極片保持溝
をボビンの一端に設け、且つ磁極片保持溝の奥にある仕
切壁および両側の壁面と、圧入された磁極片の側面とで
屑溜まりが形成されるように磁極片に切欠きを設けるこ
とによって、磁極片を圧入する際に生じた削り屑等を所
定の空間、屑溜まりに閉じ込め、動作中に該空間から削
り屑等が放出されることの無い有極電磁継電器を実現す
ることができる。
〔実施例〕
以下第1図により本考案の実施例について詳細に説明す
る。
第2図に示す従来の有極電磁継電器と本考案になる有極
電磁継電器との相違点は、ボビンに突出せしめた磁極片
保持部および磁極片の形状の差にある。即ち、第1図に
示す如く本考案になる有極電磁継電器におけるボビン6
は、従来のボビンと同様に一端に突出せしめた磁極片保
持部62を有し、その内部に磁極片12が圧入される一対の
磁極片保持溝63を具えている。しかし従来のボビンとは
異なり磁極片保持溝63の奥に仕切壁65を具えている。な
お図において磁極片保持溝63の上部に設けられた線状の
突起64は、圧入された磁極片12を継鉄14に押し付けるた
めのものである。
また本考案になる有極電磁継電器における磁極片12は切
欠き19を有し、かかる磁極片12を前記磁極片保持部62の
磁極片保持溝63に圧入すると、磁極片保持溝63の奥にあ
る仕切壁65および両側の壁面66、67と、圧入された磁極
片12の側面とで屑溜まり68が形成され、磁極片12を圧入
する際に生じた突起64の削り屑等はこの屑溜まり68に閉
じ込められる。磁極片保持溝63の奥にある仕切壁65は極
く僅かな隙間を介して磁極片12の側面と対向しており、
動作中に削り屑等がこの隙間を通って屑溜まり68から外
部に放出されることは無い。
このように一対の磁極片が圧入される磁極片保持溝をボ
ビンの一端に設け、且つ磁極片保持溝の奥にある仕切壁
および両側の壁面と、圧入された磁極片の側面とで屑溜
まりが形成されるように磁極片に切欠きを設けることに
よって、磁極片を圧入する際に生じた削り屑等を所定の
空間、屑溜まりに閉じ込め、動作中に該空間から削り屑
等が放出されることの無い有極電磁継電器を実現するこ
とができる。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案によれば磁極片を圧入する際に生じた
削り屑等を所定の空間に閉じ込め、動作中に該空間から
削り屑等が放出されることの無い有極電磁継電器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる有極電磁継電器を示す斜視図、 第2図は従来の有極電磁継電器の構造を示す斜視図、 である。図において、 1は駆動部、2は接点ばね部、3はベース、4はカバ
ー、5はコイル、6はボビン、11は永久磁石、12は磁極
片、13はヒンジ部、14は継鉄、15は接極子、16はカー
ド、17は溝、19は切欠き、21は可動接点ばね、22は固定
接点ばね、61は引出し端子、62は磁極片保持部、63は磁
極片保持溝、64は突起、65は仕切壁、66、67は壁面、68
は屑溜まり、 をそれぞれ表す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ永久磁石(11)の両極に接し互い
    に対向する一対の磁極片(12)と、一端にヒンジ部(1
    3)を有し他端に該磁極片(12)が磁気的に接続されて
    なる継鉄(14)と、コイル(5)が巻回されてなるボビ
    ン(6)および該ボビン(6)を貫通する接極子(15)
    を有し、該接極子(15)の一端が該ヒンジ部(13)によ
    り揺動自在に支承され、他端が該磁極片(12)の間に位
    置する有極電磁継電器であって、 一対の前記磁極片(12)が圧入される磁極片保持溝(6
    3)を前記ボビン(6)の一端に設け、且つ該磁極片保
    持溝(63)の奥にある仕切壁(65)および両側の壁面
    (66,67)と、圧入された該磁極片(12)の側面とで屑
    溜まり(68)が形成されるように、該磁極片(12)に切
    欠き(19)を設けてなることを特徴とする有極電磁継電
    器。
JP9682390U 1990-09-13 1990-09-13 有極電磁継電器 Expired - Lifetime JPH0755792Y2 (ja)

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JPH0454135U JPH0454135U (ja) 1992-05-08
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JP5251616B2 (ja) * 2009-03-06 2013-07-31 オムロン株式会社 電磁継電器

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