JPH0755650Y2 - 硬貨収納パイプ - Google Patents

硬貨収納パイプ

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JPH0755650Y2
JPH0755650Y2 JP1986088745U JP8874586U JPH0755650Y2 JP H0755650 Y2 JPH0755650 Y2 JP H0755650Y2 JP 1986088745 U JP1986088745 U JP 1986088745U JP 8874586 U JP8874586 U JP 8874586U JP H0755650 Y2 JPH0755650 Y2 JP H0755650Y2
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JP
Japan
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coin
front wall
storage pipe
coins
coin storage
Prior art date
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JP1986088745U
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JPS6312253U (ja
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三郎 立附
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、硬貨の回収及びローディング性の向上を目的
として硬貨収納パイプを硬貨払出装置より着脱自在に構
成した硬貨収納パイプに関する。
(ロ)従来の技術 このような硬貨収納パイプの構成としては実開昭56−53
250号公報及び実開昭57−140465号公報に開示されてい
る技術がある。これは硬貨収納パイプ全体を硬貨払出装
置より取外し可能にしたもので、いわばカセットパイプ
方式というべき構成である。また実開昭57−198665号公
報には更にカセットパイプの一方の壁面の側端部を回動
可能に支承することで、該壁面を開閉自在な扉体にした
構成が開示されている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながらカセットパイプ方式は硬貨払出の機構部と
着脱自在に接続しなければならず構成が複雑となって、
カセットパイプの取付けに誤りを生じやすい。しかもカ
セットパイプの取外し時に誤って落とす危険があり、そ
のため実開昭57−198665号公報の構成の場合にはカセッ
トパイプを装着したままで壁面のみを開放すればよいの
であるが、このとき一方の壁による支えを失った収納硬
貨が装置外に崩れ落ちることがあり、慎重な作業が必要
である。
上記点から本考案は簡単な構成により硬貨払出装置から
着脱自在で且つ、硬貨の回収及びローディングの操作性
を向上させた硬貨収納パイプを提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 硬貨を上下方向に積載して収納する硬貨収納パイプと、
該硬貨収納パイプに収納された最下位の硬貨を載置して
支持するレールと、該レールに支持された硬貨を係止し
前後に往復移動し硬貨を排出する払出スライド板とを備
えた硬貨払出装置において、前記硬貨収納パイプは前壁
と後壁とから成り、前壁は前方への回動が可能なよう下
端が枢支されるとともに、前壁の底部には前記レールに
載置した最下位の硬貨より下方に位置し前壁の回動にと
もなって移動するとともに前記レールより上方に移動す
ると硬貨収納パイプに収納された硬貨を載置可能とした
保持部を設け、前記払出スライドには、前記前壁と前記
後壁を閉塞した状態における払出スライド板の移動が前
記保持部に当接せずに可能とするとともに、前記前壁の
回動にともなう前記保持部の移動が前記レールよりも上
方に移動可能とした移動許容部とを備えたものである。
(ホ)作用 前壁(2A)が前方に回動して硬貨収納パイプ(2)を開
放すると、パイプ内に収納硬貨がある場合にこの硬貨は
保持部(3)にて支持されるとともに、前壁(2A)に係
止されながら前方に取出される。またローディングする
場合には保持部(3)に硬貨を載せて前壁(2A)を閉止
すれば硬貨収納パイプ(2)内に収納される。なお、保
持部は払出スライドの移動許容部に対応して位置してい
るので払出スライドは前壁の回動にともなう保持部の移
動を妨げない。また払出スライドの駆動も保持部によっ
て妨げない。
(ヘ)実施例 図において硬貨払出装置(4)は硬貨収納パイプ(2)
に硬貨を積層して収納しており、払出スライド板(1)
を前後に往復移動させることで最下位の蓄積硬貨を収納
硬貨列から分離して排出孔(5)から落下送出する構成
である。払出スライド板(1)はモータ(6)の回転に
より往復直線運動を行なう軸(7)により駆動して1対
のレール(8)(8)の上を摺動し、硬貨収納パイプ
(2)の下方を前後方向に往復移動する。そして払出ス
ライド板(1)は硬貨径に略相当する硬貨取出孔(9)
を有し、通常この硬貨取出孔(9)を硬貨収納パイプ
(2)の下部開口に対向させている。硬貨収納パイプ
(2)の蓄積硬貨はレール(8)(8)に支持されて最
下位の蓄積硬貨は硬貨取出孔(9)に嵌合している。し
たがって払出スライド板(1)の移動により最下位硬貨
は硬貨収納パイプ(2)の収納硬貨列から分離されて排
出孔(5)から落下送出される。払出スライド板(1)
はその前端部から硬貨取出孔(9)にかけて移動許容部
である凹み(10)が形成されており、凹み(10)によっ
て生じる基板(16)方向への出っ張り部をレール(8)
(8)の間に嵌合させている。硬貨取出孔(9)は凹み
(10)によって陥没した円弧部分(15)が形成される
が、この円弧の大きさは円の半分までには達しないよう
に凹み(10)の巾寸法tは設定されている。したがって
払出スライド板(1)が移動すると、硬貨取出孔(9)
に嵌合している硬貨は凹み(10)により形成される一対
の段差部(11)(11)の係止にて排出孔(5)へ移動す
る。
硬貨収納パイプ(2)は前壁(2A)と後壁(2B)とから
成り、前壁(2A)は下端部が軸(13)に回動自在に支承
されて、後壁(2B)から分離可能となっている。本例の
硬貨払出装置(4)は3本の硬貨収納パイプ(2)を連
設しており、各パイプの前壁(2A)は一体に形成され
て、同時に開閉可能である。そして前壁(2A)はレール
(8)(8)とともに硬貨収納パイプ(2)の収納硬貨
を支持する保持部(3)を底部に有し、保持部(3)は
払出スライド板(1)の凹み(10)に合致させている。
前壁(2A)は後壁(2B)から突出している係止ラッチ
(12)を外すことで、軸(13)を支点として前方への回
動が可能となり、前面へ傾到する前壁(2A)はストッパ
(14)にて支持される。前壁(2A)を回動させたとき硬
貨収納パイプ(2)内に硬貨が収納されていると保持部
(3)に支えられて前壁(2A)とともに回動し、回収さ
れやすい状態となる。またローディングするときは保持
部(3)にて係止されるように硬貨を充填し、前壁(2
A)を閉止する。
このように払出スライド板(1)に凹み(10)を設けて
保持部(3)を嵌合させたことで、保持部(3)は凹み
(10)の分だけ硬貨取出孔(9)より下方に位置するこ
とになる。したがって保持部(3)は払出スライド板
(1)の動作面の下方から硬貨収納パイプ(2)の収納
硬貨を支持するために、保持部(3)が払出スライド板
(1)が硬貨の払出動作を行なう上で障害となることが
ない。また前壁(2A)の回動時において、払出スライド
板(1)が保持部(3)の回動の障害となることもな
い。そして後壁(2B)から分離自在な前壁(2A)と払出
スライド板(1)との関係は保持部(3)を凹み(10)
に嵌合させるだけの構造であるために、機構が簡単であ
るばかりか組立てや操作時に間違いを生じることもな
い。
(ト)考案の効果 本考案によると、硬貨収納パイプを2分割にして前壁側
を回動自在にしたことで、パイプの開閉が自在となり硬
貨の回収及びローディングの操作性が向上する。しかも
パイプ内の収納硬貨は保持部に支持されて前壁とともに
回動するために、硬貨の回収性を一層向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に依る硬貨収納パイプを具備した硬貨払
出装置の側断面図、第2図は第1図で硬貨収納パイプの
前壁を開放した状態を示す図、第3図は払出スライド板
の平面図、第4図は硬貨払出装置の平面図、第5図は払
出スライド板と基板との関係を示す斜視図、第6図は前
壁を閉止した状態で示す斜視図である。 (1)…払出スライド板、(2)…硬貨収納パイプ、
(3)…保持部、(4)…硬貨払出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨を上下方向に積載して収納する硬貨収
    納パイプと、該硬貨収納パイプに収納された最下位の硬
    貨を載置して支持するレールと、該レールに支持された
    硬貨を係止し前後に往復移動し硬貨を排出する払出スラ
    イド板とを備えた硬貨払出装置において、前記硬貨収納
    パイプは前壁と後壁とから成り、前壁は前方への回動が
    可能なよう下端が枢支されるとともに、前壁の底部には
    前記レールに載置した最下位の硬貨より下方に位置し前
    壁の回動にともなって移動するとともに前記レールより
    上方に移動すると硬貨収納パイプに収納された硬貨を載
    置可能とした保持部を設け、前記払出スライドには、前
    記前壁と前記後壁を閉塞した状態における払出スライド
    板の移動が前記保持部に当接せずに可能とするととも
    に、前記前壁の回動にともなう前記保持部の移動が前記
    レールよりも上方に移動可能とした移動許容部を設け、
    前記前壁の回動にともなって前記保持部を前記レールよ
    りも上方に移動し硬貨収納パイプ内の硬貨を保持して前
    壁とともに回動させることを特徴とする硬貨収納パイ
    プ。
JP1986088745U 1986-06-11 1986-06-11 硬貨収納パイプ Expired - Lifetime JPH0755650Y2 (ja)

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JP1986088745U JPH0755650Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11 硬貨収納パイプ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6312253U JPS6312253U (ja) 1988-01-27
JPH0755650Y2 true JPH0755650Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=30947114

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JP1986088745U Expired - Lifetime JPH0755650Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11 硬貨収納パイプ

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JP (1) JPH0755650Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51149696U (ja) * 1975-05-24 1976-11-30
JPS6030995B2 (ja) * 1979-01-17 1985-07-19 株式会社三共 コイン払出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6312253U (ja) 1988-01-27

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