JPH0755649Y2 - タクシーにおける領収書発行装置 - Google Patents

タクシーにおける領収書発行装置

Info

Publication number
JPH0755649Y2
JPH0755649Y2 JP1991112674U JP11267491U JPH0755649Y2 JP H0755649 Y2 JPH0755649 Y2 JP H0755649Y2 JP 1991112674 U JP1991112674 U JP 1991112674U JP 11267491 U JP11267491 U JP 11267491U JP H0755649 Y2 JPH0755649 Y2 JP H0755649Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receipt
button
issuing device
issued
issuance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991112674U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0555268U (ja
Inventor
土井朝人
Original Assignee
二葉計器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 二葉計器株式会社 filed Critical 二葉計器株式会社
Priority to JP1991112674U priority Critical patent/JPH0755649Y2/ja
Publication of JPH0555268U publication Critical patent/JPH0555268U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755649Y2 publication Critical patent/JPH0755649Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タクシーにおける領収
書発行装置に関し、更に詳しくは、乗務員がその都度、
領収書の発行を申し出ることなく乗客の領収書受領の意
思を領収書発行装置に伝えることができ、乗客が任意に
領収書を得ることを可能にしたタクシーにおける領収書
発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、タクシーにはタクシーメータに連
動して作動する領収書発行装置が取付けられている。こ
の領収書発行装置は簡易プリンターを主体として構成さ
れたもので、タクシーが目的地に到着した際に、乗務員
がタクシーメータに配置された支払ボタンを押すことに
よりタクシーメータから乗車運賃のデータがプリンタ側
に送出されて領収書発行可能状態となり、この状態下で
プリンター適所に設けた領収書発行ボタンを押すことに
より実際に印字がなされて領収書が発行されるものであ
る。そして、従来の領収書発行装置においては、乗客が
領収書受領の意思を乗務員に申し出、この申し出を受け
た乗務員が領収書発行に伴う前記操作を全て行ってい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、乗客の
申し出を受けて乗務員が自分の手で領収書発行業務を行
うことにはさまざまな問題があった。先ず、乗務員の立
場からみると、走行中に必要以上に乗客から話し掛けら
れることは、安全運転の観点からは好ましくないうえ
に、運賃支払い時まで領収書発行の要否を記憶しておく
ことは煩わしいという問題もある。更に運賃精算時に領
収書発行についての申し出を受けたときには、乗客降車
時のあわただしい時間内に更に領収書発行ボタンの操作
が追加されることになり極めて煩雑である。
【0004】また、乗客の立場に立ったときには、運転
中の乗務員に話かけることは気がひけることもあり、領
収書発行の申し出を行うタイミングをはかることが難し
い。また金額が小額である場合などには領収書受領の意
思を申し出ることに気がひける場合もあり、そのため、
本来領収書が貰えるものであるにもかかわらず領収書を
貰うことなく自腹を切っている例も多い。本考案はかか
る現況に鑑みてなされたものであり、乗務員に対して領
収書受領の意思を申し出なくても、領収書発行装置に乗
客の意思を直接伝達することが可能で、乗客が任意に領
収書を受領することができるタクシーにおける領収書発
行装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
た本考案は、目的地に到着して停止した際に乗務員が行
う支払ボタンを押す動作によって領収書発行可能状態と
なり、この状態下で領収書発行ボタンを押すと印字が実
行されて領収書が即時発行され、あるいは走行中に領収
書発行ボタンを押すと領収書発行が事前予約され、目的
地に到着して停止した際に乗務員が行う支払ボタンを押
す動作によって印字が実行されて領収書が即時発行され
るタクシーにおける領収書発行装置であって、 領収書の
発行を即時指令あるいは事前予約する領収書発行ボタン
を領収書発行装置とは独立構成し、且つこの領収書発行
ボタンのみを乗客の手の届く範囲内に設置したことを特
徴とするタクシーにおける領収書発行装置である。
【0006】
【作用】このような構成の領収書発行装置は、乗客が自
分の手で領収書発行ボタンを操作することにより領収書
発行装置に対して、領収書受領の意思を伝える。領収書
発行ボタンは乗客の手の届く範囲内に配置されているの
で領収書発行ボタンの操作は乗務員の許可を得ることな
く行うことができる。乗客の手の届く範囲内に配置され
ているのは領収書発行ボタンのみであって印字部や領収
書発行装置本体は乗客の手の届く範囲内に配置されてい
ないので、領収書用紙を引き出す等のイタズラや白紙の
領収書用紙が不正に持ち去られたりすることはない。
尚、領収書発行ボタンの操作時期は走行中であっても、
また乗車料金支払い時であってもよい。領収書発行ボタ
ンが料金支払い時に操作されたときには、領収書発行装
置はタクシーメータのモードが支払いモードであること
を確認した後、タクシーメータから送られてきた料金デ
ータをプリントアウトして領収書を発行するものであ
る。また領収書発行ボタンが走行中に操作されたとき
は、領収書発行装置は領収書発行予約がされたものと認
識する。そしてタクシーが目的地に到着してタクシーメ
ータの支払ボタンが押されたときに、前記領収書発行予
約の指令に基づいて前記と同様タクシーメータから送ら
れてきた料金データをプリントアウトして領収書を発行
するものである。そして領収書がプリントアウトされれ
ば、乗務員は自分の手で領収書を乗客に手渡しする。
【0007】
【実施例】次に本考案の詳細を図示した実施例に基づき
説明する。図1は本考案の領収書発行装置とタクシーメ
ータの概略を示す説明図である。図中1が電子式のタク
シーメータであり、図中2が前記タクシーメータ1と信
号ケーブル3によって接続された領収書発行装置本体で
ある。タクシーメータ1は前面パネル中央に料金表示部
4を有し、その下部に走行時のモードを指令するタリフ
操作ボタン5と支払ボタン6が横一列に配置され、他
方、料金表示部4の上部には現在のモードを表示するタ
リフ表示部7を配置した構成である。料金表示部4、タ
リフ操作ボタン5、支払ボタン6並びにタリフ表示部7
の配置関係は他のものであってもよい。
【0008】領収書発行装置本体2はドットインパクト
方式等のプリンターを具備しており、その内部にはロー
ル状に巻回した領収書用紙がセットされ、信号ケーブル
3を介してタクシーメータ1から送られてくる印字指令
を受けて、領収書を発行するよう構成されている。プリ
ンターとしては印字品質の経年変化のないものであれば
ドットインパクト方式以外のものを使用することも可能
である。
【0009】本考案の特徴は、領収書発行装置本体2と
は独立して領収書発行ボタンAを設け、この領収書発行
ボタンAのみを乗客の手の届く範囲に配置したことを特
徴としている。領収書発行ボタンAの配置位置として
は、例えば図2(イ)に示す如く、助手席シートの背面
や助手席と運転席の隙間、更に(ロ)に示す如く後部ド
アの内面に設けることができるが、これら以外でも乗客
の手の届く範囲であれば適宜採用される。また図中10
として示すものは補助領収書発行ボタンであり、従来ど
おり乗務員による領収書の発行を可能とするためのボタ
ンである。この補助領収書発行ボタン10は、例えば身
体障害者等で自分で領収書発行ボタンAを操作できない
乗客から領収書受領の意思を申し出られたときに使用す
るものである。
【0010】領収書発行ボタンAの形態としては様々な
ものが採用されるが、例えば図3に示すように自照式の
押下ボタン8を用い、且つその周囲適所に当該ボタンの
説明文を記載したもの等が採用可能である。また、領収
書の発行指令及び発行予約は乗客が行うものの、発行さ
れた領収書の切離し及び乗客への手渡しは乗務員が行う
必要があることから、領収書発行装置本体2には領収書
発行ボタンAが押された事実を乗務員に知らせるための
告知ランプ等を設けることが好ましい。また告知ランプ
を設けることなく料金精算時に領収書を自動発行する動
作自体を告知動作として利用してもよい。
【0011】前記したように領収書発行装置本体は乗務
員の操作可能な範囲に設置して、領収書の切離しと乗客
への手渡しは乗務員自身が行うようにする必要がある。
このようにすることでロール状に巻回された領収書用紙
が引き出されたりするイタズラや白紙の領収書用紙が不
正に持ち去られたりすることを防止できる。
【0012】本考案の領収書発行装置は、乗務員に対し
て申し出ることなく、乗客が自分で領収書発行ボタンA
を押すことによって領収書発行装置本体2に対して領収
書受領の意思を伝達するものである。領収書発行ボタン
の操作時期は走行中であっても、また乗車料金支払い時
であってもよい。そして領収書発行ボタンAが操作され
たときが走行中であるときは領収書発行予約であると認
識して、タクシーメータの支払ボタンが押されるのを待
って領収書を発行し、他方、乗車料金支払い時に領収書
発行ボタンAが操作されたときには領収書発行指令であ
ると認識して即時に領収書を発行するものである。この
様子は図4で示され、領収書発行ボタンAが点灯する等
して領収書発行指令状態あるいは領収書発行予約状態に
あることが表示され、且つ支払ボタン6も点灯して支払
いモードにあることが表示されたときに領収書を発行す
るものである。
【0013】
【考案の効果】本考案のタクシーにおける領収書発行装
置は、領収書の発行を即時指令あるいは事前予約する領
収書発行ボタンを領収書発行装置と独立構成し、且つこ
の領収書発行ボタンのみを乗客の手の届く範囲内に設置
したので、領収書の受領を希望する乗客は、このボタン
を押すだけで領収書受領の意思を領収書発行装置に伝え
ることができる。したがって、乗務員は運転中に乗客か
ら話し掛けられることが減るとともに、運転している間
中、領収書発行の要否を記憶しておく必要もなくなるの
で運転に集中することができる。また乗客にとっては、
乗務員に領収書受領の意思を申し出なくても、領収書発
行ボタンを操作するだけで領収書受領の意思を伝達する
ことができるので、従来のように申出のタイミングに気
を使う必要もなく、また小額でも気兼ねすることなく領
収書受領の意思を伝達することができる。 また乗客の手
の届く範囲内に配置されているのは領収書発行ボタンの
みであって印字部や領収書発行装置本体は乗客の手の届
く範囲内に配置されていないので、領収書用紙を引き出
す等のイタズラや白紙の領収書用紙が不正に持ち去られ
たりする等の問題が発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】タクシーメータと領収書発行装置の概要を示す
説明図
【図2】(イ),(ロ)は領収書発行ボタンの配置位置
を示す説明図
【図3】領収書発行ボタンの1実施例を示す説明図
【図4】本考案の領収書発行装置の作動概要を示す説明

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的地に到着して停止した際に乗務員が
    行う支払ボタンを押す動作によって領収書発行可能状態
    となり、この状態下で領収書発行ボタンを押すと印字が
    実行されて領収書が即時発行され、あるいは走行中に領
    収書発行ボタンを押すと領収書発行が事前予約され、目
    的地に到着して停止した際に乗務員が行う支払ボタンを
    押す動作によって印字が実行されて領収書が即時発行さ
    れるタクシーにおける領収書発行装置であって、 領収書の発行を即時指令あるいは事前予約する領収書発
    行ボタンを領収書発行装置とは独立構成し、且つこの領
    収書発行ボタンのみを乗客の手の届く範囲内に設置した
    ことを特徴とするタクシーにおける領収書発行装置。
JP1991112674U 1991-12-25 1991-12-25 タクシーにおける領収書発行装置 Expired - Lifetime JPH0755649Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991112674U JPH0755649Y2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 タクシーにおける領収書発行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991112674U JPH0755649Y2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 タクシーにおける領収書発行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0555268U JPH0555268U (ja) 1993-07-23
JPH0755649Y2 true JPH0755649Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=14592642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991112674U Expired - Lifetime JPH0755649Y2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 タクシーにおける領収書発行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755649Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465073A (en) * 1977-11-02 1979-05-25 Yukiya Iimura Device for issuing receipt for taxi charge

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0555268U (ja) 1993-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0755649Y2 (ja) タクシーにおける領収書発行装置
CN206147765U (zh) 计价器
JPH10162032A (ja) 携帯情報端末装置とその利用システム
JPS61128369A (ja) 自動発券処理装置
JPH0283661A (ja) タクシー予約システム
JPS5896386A (ja) 券予約発行装置
JP2821577B2 (ja) 車両用座席指定予約表示装置
JP2970582B2 (ja) タクシーにおける領収書発行装置
JPH09204545A (ja) 車両の領収書発行システム
JP2560715B2 (ja) 乗車券発行装置および指定席券発券システム
JP2916458B2 (ja) 自動改札機と改札装置
JPH0630116B2 (ja) 指定席券発行装置
KR200191286Y1 (ko) 택시 영수증 발급기
JPS5815111A (ja) 使用料金書発行装置付料金メ−タ−
JPH07114605A (ja) カード運用システム
JPH0465790A (ja) 自動指定席券発行装置
JPH10214357A (ja) 乗車料金精算方法及び車内用出場処理機
JPS59100994A (ja) 指定席券販売装置
JP3559126B2 (ja) 乗車券及びその自動券売機
JPH07225860A (ja) 自動券売機
JPH1069552A (ja) 対話式販売機
JPH11167649A (ja) 乗継精算機
JPH05159121A (ja) 自動券売機およびその制御方法
JPH05174212A (ja) 列車内指定席券自動発券システム
JPS605414Y2 (ja) 携帯形精算券印刷発行装置