JPH075563B2 - ジスルフイド誘導体およびその製造方法 - Google Patents
ジスルフイド誘導体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH075563B2 JPH075563B2 JP3103349A JP10334991A JPH075563B2 JP H075563 B2 JPH075563 B2 JP H075563B2 JP 3103349 A JP3103349 A JP 3103349A JP 10334991 A JP10334991 A JP 10334991A JP H075563 B2 JPH075563 B2 JP H075563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- formula
- compound
- solution
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【0001】本発明は新規なジスルフイド誘導体に関
し、より詳細には下式(I):
し、より詳細には下式(I):
【0002】
【化6】
【0003】式中、X〜は塩形成性陰イオンを表わす、
で示される6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2
−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジス
ルフイドおよびその製造方法に関する。
で示される6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2
−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジス
ルフイドおよびその製造方法に関する。
【0004】本発明で提供される前記式(I)で示され
るジスルフイドはその硫黄−硫黄結合を還元的に開裂す
ることにより下式(III):
るジスルフイドはその硫黄−硫黄結合を還元的に開裂す
ることにより下式(III):
【0005】
【化7】
【0006】式中、X〜は前記定義のとおりである、で
示されるメルカプト化合物である6,7−ジヒドロ−6
−メルカプト−5H−ピラゾロ[1,2−a][1,
2,4]トリアゾリウムへ誘導することができる。
示されるメルカプト化合物である6,7−ジヒドロ−6
−メルカプト−5H−ピラゾロ[1,2−a][1,
2,4]トリアゾリウムへ誘導することができる。
【0007】これまでに種々の置換メルカプト側鎖を有
する化合物が医薬、農薬の分野で提案されている。例え
ば、抗生物質の分野においてはセフアロスポリン骨格の
3位に各種ヘテロチオ−メチル基を導入したセフエム系
化合物が提案されており、またカルバペネム骨格の2位
に置換−チオ基を導入したカルバペネム系化合物も数多
く提案されて来ている。本発明者らもこれまでにカルバ
ペネム系抗生物質の検索を行なつて来ており、そのなか
で次式:
する化合物が医薬、農薬の分野で提案されている。例え
ば、抗生物質の分野においてはセフアロスポリン骨格の
3位に各種ヘテロチオ−メチル基を導入したセフエム系
化合物が提案されており、またカルバペネム骨格の2位
に置換−チオ基を導入したカルバペネム系化合物も数多
く提案されて来ている。本発明者らもこれまでにカルバ
ペネム系抗生物質の検索を行なつて来ており、そのなか
で次式:
【0008】
【化8】
【0009】で示される(1R,5S,6S)−2−
[(6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−a]
[1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−)]チオ−
6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−
カルバペネム−3−カルボキシレートが広範囲にわたる
強力な抗菌活性を有するとともに、化学的、物理的安定
性も良く、生体内における腎ジヒドロペプチダーゼに対
しても安定であり、臨床上優れた医薬品となることを見
い出している(特開昭64−25779号公報)。前記
式(IV)で示されるカルバペネム化合物は3位に次式:
[(6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−a]
[1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−)]チオ−
6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−
カルバペネム−3−カルボキシレートが広範囲にわたる
強力な抗菌活性を有するとともに、化学的、物理的安定
性も良く、生体内における腎ジヒドロペプチダーゼに対
しても安定であり、臨床上優れた医薬品となることを見
い出している(特開昭64−25779号公報)。前記
式(IV)で示されるカルバペネム化合物は3位に次式:
【0010】
【化9】
【0011】で示される6,7−ジヒドロ−5H−ピラ
ゾロ[1,2−a][1,2,4]トリアゾリウム−6
−イル−チオ基を有する化合物として特異的なものであ
る。
ゾロ[1,2−a][1,2,4]トリアゾリウム−6
−イル−チオ基を有する化合物として特異的なものであ
る。
【0012】本発明者らは、前記式(IV)で示される特
異的カルバペネム化合物の合成に際し、重要なメルカプ
ト化合物である前記式(III)で示される化合物の合成
法を検討して来たが、今回式(I)で示されるジスルフ
イドを用い、その硫黄−硫黄結合を還元的に開裂すれば
目的とする式(III)のメルカプト化合物へ誘導できる
ことを見出し本発明を完成させるに至つた。
異的カルバペネム化合物の合成に際し、重要なメルカプ
ト化合物である前記式(III)で示される化合物の合成
法を検討して来たが、今回式(I)で示されるジスルフ
イドを用い、その硫黄−硫黄結合を還元的に開裂すれば
目的とする式(III)のメルカプト化合物へ誘導できる
ことを見出し本発明を完成させるに至つた。
【0013】したがつて、本発明はその一態様において
メルカプト化合物(III)の合成に必要なジスルフイド
を提供するものであり、具体的には下式(I):
メルカプト化合物(III)の合成に必要なジスルフイド
を提供するものであり、具体的には下式(I):
【0014】
【化10】
【0015】式中、X〜は前記定義のとおりである、で
示される6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−
a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジスル
フイドを提供する。
示される6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−
a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジスル
フイドを提供する。
【0016】また本発明は別の態様において前記式
(I)のジスルフイドの製造方法を提供するものであ
り、具体的には、下式(II)
(I)のジスルフイドの製造方法を提供するものであ
り、具体的には、下式(II)
【0017】
【化11】
【0018】で示されるピラゾリジン−4−イル−ジス
ルフイド、またはその酸付加塩を、次式;
ルフイド、またはその酸付加塩を、次式;
【0019】
【化12】R1OCH=NH式中、R1は低級アルキル基を表
わす、で示されるホルムイミド酸エステル誘導体と反応
させることによる式(I)のジスルフイドの製造方法を
提供し、更には前記式(II)で示されるピラゾリジン−
4−イル−ジスルフイドをも提供するものである。
わす、で示されるホルムイミド酸エステル誘導体と反応
させることによる式(I)のジスルフイドの製造方法を
提供し、更には前記式(II)で示されるピラゾリジン−
4−イル−ジスルフイドをも提供するものである。
【0020】本発明で提供するジスルフイド(I)はこ
れまで文献未記載の新規化合物であり、またその製造方
法もなんら知られていない特異的なものである。
れまで文献未記載の新規化合物であり、またその製造方
法もなんら知られていない特異的なものである。
【0021】以下、本発明について詳細に説明する。
【0022】本明細書において使用する置換基の定義
中、「低級」なる語は、この語が付された基又は化合物
の炭素原子数が1〜7個、好ましくは1〜4個であるこ
とを意味する。
中、「低級」なる語は、この語が付された基又は化合物
の炭素原子数が1〜7個、好ましくは1〜4個であるこ
とを意味する。
【0023】[低級アルキル基」は直鎖状または分岐鎖
状のいずれであつてもよく、好ましくは1〜6個の炭素
原子を有することができ、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチ
ル、n−ヘキシル、イソヘキシル基等が包含される。
「アミノ保護基」は、ペプチド化学の分野においてアミ
ノ基の保護基としてそれ自体既知の任意の保護基である
ことができ、例えば、芳香族アシル基:例えば、フタ
ロイル;ベンゾイル、またはクロロベンゾイル、p−ニ
トロベンゾイル、p−tert−ブチルベンゾイル、トルオ
イルなどのハロゲン、ニトロもしくは低級アルキルで置
換されたベンゾイル;ナフトイル;フエニルアセチル;
フエノキシアセチル;ベンゼンスルホニル、p−tert−
ブチルベンゼンスルホニル、トルエンスルホニルなどの
低級アルキル置換ベンゼンスルホニル等、脂肪族また
はハロゲン化脂肪族カルボン酸アシル基:例えば、カン
フアスルホニル、メタンスルホニル、ホルミル、アセチ
ル、バレリル、カプリリル、n−デカノイル、アクリロ
イル、ピバロイル、ハロゲノアセチル(例、モノクロロ
アセチル、モノブロモアセチル、ジクロロアセチル、ト
リクロロアセチル)等、エステル化されたカルボキシ
基:例えば、エトキシカルボニル、tert−ブチルオキシ
カルボニル、アリルオキシカルボニル、イソボルニルオ
キシカルボニル、フエニルオキシカルボニル、トリクロ
ロエトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、p
−ニトロベンジルオキシカルボニル等、カルバモイル
またはチオカルバモイル基:例えば、メチルカルバモイ
ル、フエニルカルバモイル、ナフチルカルバモイル等も
しくはこれらに対応するチオカルバモイル基等が挙げら
れる。
状のいずれであつてもよく、好ましくは1〜6個の炭素
原子を有することができ、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチ
ル、n−ヘキシル、イソヘキシル基等が包含される。
「アミノ保護基」は、ペプチド化学の分野においてアミ
ノ基の保護基としてそれ自体既知の任意の保護基である
ことができ、例えば、芳香族アシル基:例えば、フタ
ロイル;ベンゾイル、またはクロロベンゾイル、p−ニ
トロベンゾイル、p−tert−ブチルベンゾイル、トルオ
イルなどのハロゲン、ニトロもしくは低級アルキルで置
換されたベンゾイル;ナフトイル;フエニルアセチル;
フエノキシアセチル;ベンゼンスルホニル、p−tert−
ブチルベンゼンスルホニル、トルエンスルホニルなどの
低級アルキル置換ベンゼンスルホニル等、脂肪族また
はハロゲン化脂肪族カルボン酸アシル基:例えば、カン
フアスルホニル、メタンスルホニル、ホルミル、アセチ
ル、バレリル、カプリリル、n−デカノイル、アクリロ
イル、ピバロイル、ハロゲノアセチル(例、モノクロロ
アセチル、モノブロモアセチル、ジクロロアセチル、ト
リクロロアセチル)等、エステル化されたカルボキシ
基:例えば、エトキシカルボニル、tert−ブチルオキシ
カルボニル、アリルオキシカルボニル、イソボルニルオ
キシカルボニル、フエニルオキシカルボニル、トリクロ
ロエトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、p
−ニトロベンジルオキシカルボニル等、カルバモイル
またはチオカルバモイル基:例えば、メチルカルバモイ
ル、フエニルカルバモイル、ナフチルカルバモイル等も
しくはこれらに対応するチオカルバモイル基等が挙げら
れる。
【0024】また、「酸残基」は、広義にプロトン供与
性分子から水素原子を除いた残りの原子団を意味し、そ
の代表例としては有機酸残基、例えば酢酸、プロピオン
酸、酪酸、トリフルオロ酢酸等の低級脂肪酸;安息香
酸、p−ニトロ安息香酸等の置換または未置換の安息香
酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸
等の(ハロ)低級アルキルスルホン酸;ベンゼンスルホ
ン酸、p−ニトロベンゼンスルホン酸、p−ブロモベン
ゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホン酸等の置換または未置
換のアリールスルホン酸;ジフエニルリン酸等の有機リ
ン酸から水素原子を除いた残りの原子団:無機酸残基、
例えば亜硝酸、硝酸、硫酸または塩酸、臭化水素酸、あ
るいはヨウ化水素酸、過塩素酸、ホウフツ化水素酸等の
ハロゲン化水素酸から水素原子を除いた残りの原子団を
例示することができる。
性分子から水素原子を除いた残りの原子団を意味し、そ
の代表例としては有機酸残基、例えば酢酸、プロピオン
酸、酪酸、トリフルオロ酢酸等の低級脂肪酸;安息香
酸、p−ニトロ安息香酸等の置換または未置換の安息香
酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸
等の(ハロ)低級アルキルスルホン酸;ベンゼンスルホ
ン酸、p−ニトロベンゼンスルホン酸、p−ブロモベン
ゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホン酸等の置換または未置
換のアリールスルホン酸;ジフエニルリン酸等の有機リ
ン酸から水素原子を除いた残りの原子団:無機酸残基、
例えば亜硝酸、硝酸、硫酸または塩酸、臭化水素酸、あ
るいはヨウ化水素酸、過塩素酸、ホウフツ化水素酸等の
ハロゲン化水素酸から水素原子を除いた残りの原子団を
例示することができる。
【0025】さらに「塩形成性陰イオン」とは、四級ア
ンモニウムの陽イオンに対応する陰イオンをいい、具体
的にはヒドロキシアニオン;メトキシアニオン、エトキ
シアニオン等のアルコキシアニオン;クロルアニオン、
ブロモアニオン、ヨードアニオン、フツ素アニオン等の
ハロゲンアニオン;または次で述べる「酸アニオン」等
を挙げることができる。なお「酸アニオン」としては広
義にプロトン供与性分子から水素原子を除いた残りの原
子団を意味し、その代表例としては有機酸残基、例えば
酢酸、プロピオン酸、酪酸、トリフルオロ酢酸、トリク
ロロ酢酸等の低級脂肪酸;安息香酸、p−ニトロ安息香
酸等の置換または未置換の安息香酸;メタンスルホン
酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の(ハロ)低級ア
ルキルスルホン酸;ベンゼンスルホン酸、p−ニトロベ
ンゼンスルホン酸、p−ブロモベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸、2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホン酸等の置換または未置換のアリールスルホ
ン酸;ジフエニルリン酸等の有機リン酸から水素原子を
除いた残りの原子団:無機酸残基、例えば亜硝酸、硝
酸、硫酸または過塩素酸、ホウフツ化水素酸等のハロゲ
ン化水素酸から水素原子を除いた残りの原子団を例示す
ることができる。
ンモニウムの陽イオンに対応する陰イオンをいい、具体
的にはヒドロキシアニオン;メトキシアニオン、エトキ
シアニオン等のアルコキシアニオン;クロルアニオン、
ブロモアニオン、ヨードアニオン、フツ素アニオン等の
ハロゲンアニオン;または次で述べる「酸アニオン」等
を挙げることができる。なお「酸アニオン」としては広
義にプロトン供与性分子から水素原子を除いた残りの原
子団を意味し、その代表例としては有機酸残基、例えば
酢酸、プロピオン酸、酪酸、トリフルオロ酢酸、トリク
ロロ酢酸等の低級脂肪酸;安息香酸、p−ニトロ安息香
酸等の置換または未置換の安息香酸;メタンスルホン
酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の(ハロ)低級ア
ルキルスルホン酸;ベンゼンスルホン酸、p−ニトロベ
ンゼンスルホン酸、p−ブロモベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸、2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホン酸等の置換または未置換のアリールスルホ
ン酸;ジフエニルリン酸等の有機リン酸から水素原子を
除いた残りの原子団:無機酸残基、例えば亜硝酸、硝
酸、硫酸または過塩素酸、ホウフツ化水素酸等のハロゲ
ン化水素酸から水素原子を除いた残りの原子団を例示す
ることができる。
【0026】前記した如く、本発明により提供される式
(I)で示されるジスルフイド化合物は、例えば、下式
(II);
(I)で示されるジスルフイド化合物は、例えば、下式
(II);
【0027】
【化13】
【0028】で示される化合物、またはその酸付加塩
を、次式;
を、次式;
【0029】
【化14】R1OCH=NH 式中、R1は低級アルキル基を表わす、で示されるホル
ムイミド酸エステル誘導体と反応させることによつて製
造することができる。
ムイミド酸エステル誘導体と反応させることによつて製
造することができる。
【0030】反応は、不活性溶媒、例えば水、アルコー
ル、テトラヒドロフラン、あるいはアセトン等から選択
される任意の溶媒中で行なうことができる。特に、式
(II)で示される化合物および/またはホルムイミド酸
エステル誘導体が酸付加塩となつている場合は、反応溶
媒としては水あるいは水−テトラヒドロフランの混合溶
媒が好ましく用いられる。
ル、テトラヒドロフラン、あるいはアセトン等から選択
される任意の溶媒中で行なうことができる。特に、式
(II)で示される化合物および/またはホルムイミド酸
エステル誘導体が酸付加塩となつている場合は、反応溶
媒としては水あるいは水−テトラヒドロフランの混合溶
媒が好ましく用いられる。
【0031】使用されるホルムイミド酸エステル誘導体
としては、ホルムイミド酸エチル、ホルムイミド酸メチ
ルあるいはホルムイミド酸ベンジルまたはこれらの塩酸
塩、硫酸塩等の酸付加塩を例示することができる。これ
らホルムイミド酸エステル誘導体の使用量は、式(II)
で示される化合物1モルに対して約4モルないし約20
モルであることができ、好ましくは約6モルないし約1
2モルであることができる。
としては、ホルムイミド酸エチル、ホルムイミド酸メチ
ルあるいはホルムイミド酸ベンジルまたはこれらの塩酸
塩、硫酸塩等の酸付加塩を例示することができる。これ
らホルムイミド酸エステル誘導体の使用量は、式(II)
で示される化合物1モルに対して約4モルないし約20
モルであることができ、好ましくは約6モルないし約1
2モルであることができる。
【0032】反応温度は使用する式(II)の化合物およ
びホルムイミド酸エステルの種類によつて異なり、厳密
に制限されるものではないが、一般的には約−78℃な
いしほぼ室温程度、好ましくは約−20℃ないし約10
℃の比較的低温であり、反応は約5分ないし約1時間で
終わらせることができる。
びホルムイミド酸エステルの種類によつて異なり、厳密
に制限されるものではないが、一般的には約−78℃な
いしほぼ室温程度、好ましくは約−20℃ないし約10
℃の比較的低温であり、反応は約5分ないし約1時間で
終わらせることができる。
【0033】なお、式(I)で示されるジスルフイドの
製造に際し使用する式(II)で示される化合物および/
またはホルムイミド酸エステルが酸付加塩である場合に
は反応溶液を予めpHが約6.0ないし約8.0、好ましく
は約6.5ないし約7.5の中性付近に調整することが好
ましく、かかるpH調整のためには例えば炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基を添加
することにより行なうことができる。
製造に際し使用する式(II)で示される化合物および/
またはホルムイミド酸エステルが酸付加塩である場合に
は反応溶液を予めpHが約6.0ないし約8.0、好ましく
は約6.5ないし約7.5の中性付近に調整することが好
ましく、かかるpH調整のためには例えば炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基を添加
することにより行なうことができる。
【0034】以上の反応によつて、式(I)で示される
ジスルフイド化合物を得ることができるが、反応溶液
に、例えばメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸
等の有機酸、あるいは塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、過塩素酸、亜硝酸、ホウフツ化水素酸等の無機酸を
添加することによつて、所望の四級アンモニウム塩へ変
換することができる。
ジスルフイド化合物を得ることができるが、反応溶液
に、例えばメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸
等の有機酸、あるいは塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、過塩素酸、亜硝酸、ホウフツ化水素酸等の無機酸を
添加することによつて、所望の四級アンモニウム塩へ変
換することができる。
【0035】以上の方法によつて得られる式(I)で示
されるジスルフイド化合物は、それ自体公知の方法、例
えば濃縮、液性変換、クロマトグラフイー等で処理する
ことによつて単離・精製することができる。
されるジスルフイド化合物は、それ自体公知の方法、例
えば濃縮、液性変換、クロマトグラフイー等で処理する
ことによつて単離・精製することができる。
【0036】かくして得られる本発明の式(I)のジス
ルフイド化合物の具体例を示せば、以下のとおりであ
る。
ルフイド化合物の具体例を示せば、以下のとおりであ
る。
【0037】6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,
2−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジ
スルフイドの2塩化物、2トリフルオロアセテート、2
メタンスルホネート、2p−トルエンスルホネート、2
臭化物、2ヨウ化物など。
2−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジ
スルフイドの2塩化物、2トリフルオロアセテート、2
メタンスルホネート、2p−トルエンスルホネート、2
臭化物、2ヨウ化物など。
【0038】一方、上記反応で出発原料として用いられ
る式(II)の化合物は、下記反応式(A)で示される方
法によつて合成することができる。
る式(II)の化合物は、下記反応式(A)で示される方
法によつて合成することができる。
【0039】
【化15】
【0040】式中、Yは酸残基を表わし、R1およびR
2はそれぞれ独立に水素原子、又はアミノ保護基(但
し、R1とR2が同時に水素原子となることはない)を
表わす。
2はそれぞれ独立に水素原子、又はアミノ保護基(但
し、R1とR2が同時に水素原子となることはない)を
表わす。
【0041】以下に、上記反応式(A)に従つて、式
(II)で示される化合物の製造方法について説明する。
(II)で示される化合物の製造方法について説明する。
【0042】工程(a)は、式(V)で示される4−メ
ルカプトピラゾリジン誘導体を酸化して、式(VII)で
示されるピラゾリジン−4−イル−ジスルフイド誘導体
を製造する工程である。
ルカプトピラゾリジン誘導体を酸化して、式(VII)で
示されるピラゾリジン−4−イル−ジスルフイド誘導体
を製造する工程である。
【0043】反応は、クロロホルム、ジクロルメタン等
の不活性有機溶媒中で、適当な酸化剤、例えば過酸化水
素、過酸、塩化第二銅、臭素、ヨウ素、ハロサクシンイ
ミド、空気酸化(塩基存在下)等を用いるそれ自体公知
のチオールの酸化反応によつて行なうことができ、特に
好ましい方法としては、ヨウ素酸化、鉄を触媒として用
いる空気酸化等を例示することがでる(具体的には、後
記実施例8及び9参照)。
の不活性有機溶媒中で、適当な酸化剤、例えば過酸化水
素、過酸、塩化第二銅、臭素、ヨウ素、ハロサクシンイ
ミド、空気酸化(塩基存在下)等を用いるそれ自体公知
のチオールの酸化反応によつて行なうことができ、特に
好ましい方法としては、ヨウ素酸化、鉄を触媒として用
いる空気酸化等を例示することがでる(具体的には、後
記実施例8及び9参照)。
【0044】工程(b)は、式(VI)で示される4−置
換ピラゾリジン誘導体にイオウ化合物を反応させて式
(VII)の化合物を製造する工程である。
換ピラゾリジン誘導体にイオウ化合物を反応させて式
(VII)の化合物を製造する工程である。
【0045】式(VI)で示される化合物の酸残基Yは前
記定義で揚げたものの中から任意に選択することができ
るが、好ましくは、塩素、臭素等のハロゲン原子;メタ
ンスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ、トリ
フルオロメタンスルホニルオキシ等のスルホン酸残基が
例示できる。
記定義で揚げたものの中から任意に選択することができ
るが、好ましくは、塩素、臭素等のハロゲン原子;メタ
ンスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ、トリ
フルオロメタンスルホニルオキシ等のスルホン酸残基が
例示できる。
【0046】これらの式(VI)で示される化合物に、イ
オウ化合物、例えばイオウ、硫化水素、硫化ナトリウム
等を反応させることによつて式(VII)の化合物を得る
ことができる。
オウ化合物、例えばイオウ、硫化水素、硫化ナトリウム
等を反応させることによつて式(VII)の化合物を得る
ことができる。
【0047】工程(c)は、上記工程(a)又は工程
(b)で得られる式(VII)で示される化合物のアミノ
保護基を脱離させて式(II)で示される化合物を製造す
る工程である。
(b)で得られる式(VII)で示される化合物のアミノ
保護基を脱離させて式(II)で示される化合物を製造す
る工程である。
【0048】保護基の脱離反応は、それ自体既知のアミ
ノ保護基の脱保護基反応によつて行なうことができる。
具体的には、水素化ホウ素ナトリウム、水素化リチウム
アルミニウム等の水素化金属化合物を用いる還元反応、
酸化白金、パラジウム−活性炭等を触媒として用いる接
触水素添加、または酸性条件下で行なう加溶媒分解等を
例示することができる。
ノ保護基の脱保護基反応によつて行なうことができる。
具体的には、水素化ホウ素ナトリウム、水素化リチウム
アルミニウム等の水素化金属化合物を用いる還元反応、
酸化白金、パラジウム−活性炭等を触媒として用いる接
触水素添加、または酸性条件下で行なう加溶媒分解等を
例示することができる。
【0049】なお、本工程によつて得られる式(II)で
示される化合物は、必要に応じ常法に従つて酸で処理す
ることによつて、2酸付加塩、または4酸付加塩とする
こともできる。
示される化合物は、必要に応じ常法に従つて酸で処理す
ることによつて、2酸付加塩、または4酸付加塩とする
こともできる。
【0050】かくして得られる式(II)で示される化合
物の具体例を示せば、以下のとおりである。
物の具体例を示せば、以下のとおりである。
【0051】1,2−ピラゾリジン−4−イル−ジスル
フイド、またはその2あるいは4塩酸塩、2あるいは4
臭化水素酸塩、2あるいは4ヨウ化水素酸塩、2あるい
は4過塩素酸塩、2あるいは4トリフルオロ酢酸塩、2
あるいは4トリフルオロメタンスルホン酸塩、2あるい
は4トルエンスルホン酸塩、2あるいは4メタンスルホ
ン酸塩など。
フイド、またはその2あるいは4塩酸塩、2あるいは4
臭化水素酸塩、2あるいは4ヨウ化水素酸塩、2あるい
は4過塩素酸塩、2あるいは4トリフルオロ酢酸塩、2
あるいは4トリフルオロメタンスルホン酸塩、2あるい
は4トルエンスルホン酸塩、2あるいは4メタンスルホ
ン酸塩など。
【0052】なお、反応式(A)において出発原料とし
て用いられる式(V)、および(VI)で示される化合物
は、例えば特開平2−67268号公報、および特開平
2−67269号公報に記載された方法に従つて合成す
ることができる。
て用いられる式(V)、および(VI)で示される化合物
は、例えば特開平2−67268号公報、および特開平
2−67269号公報に記載された方法に従つて合成す
ることができる。
【0053】かくして得られる式(I)で示される化合
物は、例えば後記参考例に示す方法に従つて還元するこ
とにより、下式(III);
物は、例えば後記参考例に示す方法に従つて還元するこ
とにより、下式(III);
【0054】
【化16】
【0055】式中、X〜は前記定義のとおりである、で
示されるチオール化合物に誘導することができる。この
化合物は前記した如く、カルバペネム系抗生物質を始め
とし生理活性を修飾する目的で種々の化合物の置換基と
して導入することができ、その工業上の有用性は多大な
ものである。
示されるチオール化合物に誘導することができる。この
化合物は前記した如く、カルバペネム系抗生物質を始め
とし生理活性を修飾する目的で種々の化合物の置換基と
して導入することができ、その工業上の有用性は多大な
ものである。
【0056】以下、実施例によつて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらの記載によつて何ら限
定されないことはいうまでもない。
的に説明するが、本発明はこれらの記載によつて何ら限
定されないことはいうまでもない。
【0057】なお、以下の記載中略号で示すものは、そ
れぞれ次の意味を表わす。
れぞれ次の意味を表わす。
【0058】Ac: アセチル z: ベンジルオキシカルボニル
【0059】
【実施例】実施例1:1−ホルミル−2−アセトンヒド
ラゾン(3)
ラゾン(3)
【0060】
【化17】
【0061】抱水ヒドラジン(1)377g(7.54
モル)のエタノール760ml溶液に、氷冷下ギ酸エチル
726ml(9.0モル)を1時間かけて滴下する。氷冷
下30分間撹拌し、さらに室温で14時間撹拌した後、
反応液をアセトン1011ml(15.0モル)に30分
間かけて加え、さらに30分間撹拌する。反応終了後、
反応液を濃縮乾固して、目的化合物(3)を白色固体と
して721g(収率96%)得た。
モル)のエタノール760ml溶液に、氷冷下ギ酸エチル
726ml(9.0モル)を1時間かけて滴下する。氷冷
下30分間撹拌し、さらに室温で14時間撹拌した後、
反応液をアセトン1011ml(15.0モル)に30分
間かけて加え、さらに30分間撹拌する。反応終了後、
反応液を濃縮乾固して、目的化合物(3)を白色固体と
して721g(収率96%)得た。
【0062】1H-NMR(CDCl3)δ; 1.92(3H,s)、 2.00(3H,
s)、8.65(1H,d,J=9.9Hz) 実施例2:1−アリル−1−ホルミル−2−アセトンヒ
ドラゾン(4)
s)、8.65(1H,d,J=9.9Hz) 実施例2:1−アリル−1−ホルミル−2−アセトンヒ
ドラゾン(4)
【0063】
【化18】
【0064】化合物(3)20gの酢酸エチル60ml溶
液に、臭化アリル26ml及び炭酸カリウム69gを加え
て室温にて10分間撹拌、続いて80℃で5時間撹拌す
る。反応液を室温まで放冷し、不溶物を濾去した後、溶
媒を減圧下留去する。得られる残渣を減圧下蒸留(約6
0℃/4mmHg)に付いて、目的化合物(4)を無色油状
物として21.0g(収率75%)得た。
液に、臭化アリル26ml及び炭酸カリウム69gを加え
て室温にて10分間撹拌、続いて80℃で5時間撹拌す
る。反応液を室温まで放冷し、不溶物を濾去した後、溶
媒を減圧下留去する。得られる残渣を減圧下蒸留(約6
0℃/4mmHg)に付いて、目的化合物(4)を無色油状
物として21.0g(収率75%)得た。
【0065】1H-NMR(CDCl3)δ; 1.86(3H,s)、 2.13(3H,
s)、4.08-4.24(2H,m)、 5.17-5.37(2H,m)、5.66-5.91(1
H,m)、 7.93-8.07(1H,m) 実施例3:1−アリル−1,2−ジホルミルヒドラジン
(5)
s)、4.08-4.24(2H,m)、 5.17-5.37(2H,m)、5.66-5.91(1
H,m)、 7.93-8.07(1H,m) 実施例3:1−アリル−1,2−ジホルミルヒドラジン
(5)
【0066】
【化19】
【0067】化合物(4)21gをギ酸42mlに溶解
し、80℃にて6時間撹拌する。反応液を室温まで放冷
した後、溶媒を減圧下留去して、目的化合物(5)を淡
黄赤色油状物として23g得た。
し、80℃にて6時間撹拌する。反応液を室温まで放冷
した後、溶媒を減圧下留去して、目的化合物(5)を淡
黄赤色油状物として23g得た。
【0068】1H-NMR(CDCl3)δ; 1.79(1H,brs)、4.1-4.3
(2H,m)、 5.2-5.5(2H,m)、 5.6-6.0(1H,m)7.9-8.4(3H,m) 実施例4:1−(2,3−ジブロモプロピル)−1,2
−ジホルミルヒドラジン(6)
(2H,m)、 5.2-5.5(2H,m)、 5.6-6.0(1H,m)7.9-8.4(3H,m) 実施例4:1−(2,3−ジブロモプロピル)−1,2
−ジホルミルヒドラジン(6)
【0069】
【化20】
【0070】化合物(5)5.63gのジクロロメタン
30ml溶液に臭化リチウム・1水和物4.54gのメタ
ノール10ml溶液を加える。氷冷下、この溶液に臭素
7.28gのジクロロメタン10ml溶液を加えた後、同
温度にて10分間撹拌する。反応液に炭酸水素ナトリウ
ム14.5g及び水10mlを加えた後、飽和亜硫酸ナト
リウム水溶液10mlを加えて有機層を分離する。水層か
ら不溶物を濾去した後、酢酸エチル20mlで3回抽出
し、得られた有機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧下留去して、油状の目的化合物
(6)を11.3g得た。
30ml溶液に臭化リチウム・1水和物4.54gのメタ
ノール10ml溶液を加える。氷冷下、この溶液に臭素
7.28gのジクロロメタン10ml溶液を加えた後、同
温度にて10分間撹拌する。反応液に炭酸水素ナトリウ
ム14.5g及び水10mlを加えた後、飽和亜硫酸ナト
リウム水溶液10mlを加えて有機層を分離する。水層か
ら不溶物を濾去した後、酢酸エチル20mlで3回抽出
し、得られた有機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧下留去して、油状の目的化合物
(6)を11.3g得た。
【0071】1H-NMR(CDCl3)δ; 3.60〜4.50(5H,m)、 8.1
0〜8.30(2H,m) 実施例5:1−ホルミル−4−ブロモピラゾリジン
(7)
0〜8.30(2H,m) 実施例5:1−ホルミル−4−ブロモピラゾリジン
(7)
【0072】
【化21】
【0073】化合物(6)13gの酢酸エチル65ml溶
液に炭酸カリウム9.94gを加えて、40℃にて6時
間撹拌する。不溶物を濾去した後、溶媒を減圧下留去し
て得られる残渣を酢酸エチル3.5mlに溶解する。この
溶液に、撹拌下、イソプロピルエーテル7mlを10分間
かけて滴下し、更に室温にて1時間撹拌し、析出した結
晶を濾取し真空乾燥して、目的化合物(7)を6.86
g(85%)得る。
液に炭酸カリウム9.94gを加えて、40℃にて6時
間撹拌する。不溶物を濾去した後、溶媒を減圧下留去し
て得られる残渣を酢酸エチル3.5mlに溶解する。この
溶液に、撹拌下、イソプロピルエーテル7mlを10分間
かけて滴下し、更に室温にて1時間撹拌し、析出した結
晶を濾取し真空乾燥して、目的化合物(7)を6.86
g(85%)得る。
【0074】1H-NMR(CDCl3)δ; 1.68(1H,brs)、3.8〜4.
6(5H,m)、 8.50(1H,s) 実施例6:4−アセチルチオ−1−ホルミルピラゾリジ
ン(8)
6(5H,m)、 8.50(1H,s) 実施例6:4−アセチルチオ−1−ホルミルピラゾリジ
ン(8)
【0075】
【化22】
【0076】化合物(7)1gの酢酸エチル4ml溶液に
チオ酢酸カリウム0.8gを加えて、40℃で6時間撹
拌する。反応終了後、不溶物を濾去して得られた反応液
の溶媒を減圧下留去する。得られた残渣をカラムクロマ
トグラフイーに付して目的化合物(8)を淡黄色油状物
として0.98g得た。
チオ酢酸カリウム0.8gを加えて、40℃で6時間撹
拌する。反応終了後、不溶物を濾去して得られた反応液
の溶媒を減圧下留去する。得られた残渣をカラムクロマ
トグラフイーに付して目的化合物(8)を淡黄色油状物
として0.98g得た。
【0077】1H-NMR(CDCl3)δ; 1.61(1H,brs)、2.37(3
H,s)、 3.4-4.2(5H,m)、 8.42(1H,s) 実施例7:1−ホルミル−4−メルカプト−1,2−ピ
ラゾリジン(9)
H,s)、 3.4-4.2(5H,m)、 8.42(1H,s) 実施例7:1−ホルミル−4−メルカプト−1,2−ピ
ラゾリジン(9)
【0078】
【化23】
【0079】化合物(8)3.5gの塩化メチレン−メ
タノール(4:1)15ml混合溶液に、氷冷下2規定水
酸化カリウム−メタノール溶液10mlを加え、同温度で
5分間撹拌する。反応終了後、反応液にギ酸0.38ml
を加えた後、溶媒を減圧下留去する。得られた残渣をカ
ラムクロマトグラフイーに付して標記化合物(9)を淡
黄色油状物として2.4g(収率90%)得た。
タノール(4:1)15ml混合溶液に、氷冷下2規定水
酸化カリウム−メタノール溶液10mlを加え、同温度で
5分間撹拌する。反応終了後、反応液にギ酸0.38ml
を加えた後、溶媒を減圧下留去する。得られた残渣をカ
ラムクロマトグラフイーに付して標記化合物(9)を淡
黄色油状物として2.4g(収率90%)得た。
【0080】1H-NMR(CDCl3)δ; 1.83(1H,d,J=5.3Hz)、
2.8-3.0(2H,m)、 3.2-3.4(2H,m)、 3.9-4.1(1H,m)、 8.45
(1H,s) 実施例8:ジ−(1−ホルミル−1,2−ピラゾリジン
−4−イル)ジスルフイド(10)
2.8-3.0(2H,m)、 3.2-3.4(2H,m)、 3.9-4.1(1H,m)、 8.45
(1H,s) 実施例8:ジ−(1−ホルミル−1,2−ピラゾリジン
−4−イル)ジスルフイド(10)
【0081】
【化24】
【0082】化合物(9)2.4gを、ギ酸0.72mlと
2規定水酸化カリウム−メタノール溶液10mlの混合溶
液に溶解し、無水塩化第2鉄32mgのメタノール5ml溶
液を加える。この溶液に空気を通気しながら2時間撹拌
した後、不溶物を濾去する。溶媒を減圧下留去して得ら
れた残渣をジクロロメタンに溶解し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去して、目的化合物
(10)を無色油状物として2.4g(収率90%)得
た。
2規定水酸化カリウム−メタノール溶液10mlの混合溶
液に溶解し、無水塩化第2鉄32mgのメタノール5ml溶
液を加える。この溶液に空気を通気しながら2時間撹拌
した後、不溶物を濾去する。溶媒を減圧下留去して得ら
れた残渣をジクロロメタンに溶解し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去して、目的化合物
(10)を無色油状物として2.4g(収率90%)得
た。
【0083】1H-NMR(CDCl3)δ; 4.0-4.3(2H,m)、 5.2-5.
5(2H,m)、 5.6-5.9(1H,m)、 8.0-8.3(2H,m) 実施例9:化合物(10)のワンポツト合成例
5(2H,m)、 5.6-5.9(1H,m)、 8.0-8.3(2H,m) 実施例9:化合物(10)のワンポツト合成例
【0084】
【化25】
【0085】化合物(8)348mgのメタノール1.5m
l溶液に、氷冷下、2規定水酸化カリウム−メタノール
溶液1mlを5分間かけて滴下する。反応液にギ酸38μ
lを加え、次いで、無水塩化鉄3.2mgのメタノール0.
5ml溶液を加えた後、室温に戻し、2時間、空気を通気
する。溶媒を減圧下留去して得られた残渣をジクロロメ
タンに溶解し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶
媒を減圧下留去して、目的化合物(10)を無色油状物
として236mg(収率90%)得た。
l溶液に、氷冷下、2規定水酸化カリウム−メタノール
溶液1mlを5分間かけて滴下する。反応液にギ酸38μ
lを加え、次いで、無水塩化鉄3.2mgのメタノール0.
5ml溶液を加えた後、室温に戻し、2時間、空気を通気
する。溶媒を減圧下留去して得られた残渣をジクロロメ
タンに溶解し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶
媒を減圧下留去して、目的化合物(10)を無色油状物
として236mg(収率90%)得た。
【0086】本品のNMRスペクトルは、実施例8で得
られたものと完全に一致した。
られたものと完全に一致した。
【0087】実施例10:ピラゾリジン−4−イル−ジ
スルフイド・2塩酸塩(11)
スルフイド・2塩酸塩(11)
【0088】
【化26】
【0089】化合物(10)7.25gを濃塩酸11.4
ml、メタノール103mlの混液に溶解し、室温で6時間
撹拌する。
ml、メタノール103mlの混液に溶解し、室温で6時間
撹拌する。
【0090】反応終了後、析出する固体を集め真空下乾
燥して標記化合物(11)を白色固体として5.08g
(収率85%)得た。
燥して標記化合物(11)を白色固体として5.08g
(収率85%)得た。
【0091】NMR(D2O)δ; 3.39(4H,dd,J=3.8, 13,0)、
3.59(4H,dd,J=6.76, 13.0)、 3.94-4.02(2H,m) 実施例11:6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2
−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジスル
フイド・二塩化物(12)
3.59(4H,dd,J=6.76, 13.0)、 3.94-4.02(2H,m) 実施例11:6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2
−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジスル
フイド・二塩化物(12)
【0092】
【化27】
【0093】化合物(11)200gを水5000mlに
溶解し、得られた溶液に炭酸水素カリウム144gを加
えて15分間撹拌する。この溶液を0°〜5℃に冷却し
た後、ホルムギ酸エチル塩酸塩790gを加えて同温度
にて撹拌する。反応終了後、6規定−塩酸水溶液を用い
て反応液をpH3に調整した後、溶媒を減圧下留去す
る。得られた残渣を加温度(40℃)したメタノール
1,000mlに溶解して、析出する固体を濾去した後、
溶媒を減圧下留去する。上記操作をさらに2回繰返して
得られた残渣に、メタノール280mlとエタノール1,
120mlの混合溶液を加えて30分間撹拌する。この溶
液にアセトン1,700mlを滴下して析出する固体を濾
取し、真空下乾燥して、目的化合物(12)を結晶とし
て258g(収率84%)得た。
溶解し、得られた溶液に炭酸水素カリウム144gを加
えて15分間撹拌する。この溶液を0°〜5℃に冷却し
た後、ホルムギ酸エチル塩酸塩790gを加えて同温度
にて撹拌する。反応終了後、6規定−塩酸水溶液を用い
て反応液をpH3に調整した後、溶媒を減圧下留去す
る。得られた残渣を加温度(40℃)したメタノール
1,000mlに溶解して、析出する固体を濾去した後、
溶媒を減圧下留去する。上記操作をさらに2回繰返して
得られた残渣に、メタノール280mlとエタノール1,
120mlの混合溶液を加えて30分間撹拌する。この溶
液にアセトン1,700mlを滴下して析出する固体を濾
取し、真空下乾燥して、目的化合物(12)を結晶とし
て258g(収率84%)得た。
【0094】1H-NMR(D2O)δ; 4.8〜5.00(4H,m)、 5.00〜
5.16(6H,m)、 9.05(4H,s) 実施例12:1,2−ジベンジルオキシカルボニルピラ
ゾリジン−4−イル−ジスルフイド(14)
5.16(6H,m)、 9.05(4H,s) 実施例12:1,2−ジベンジルオキシカルボニルピラ
ゾリジン−4−イル−ジスルフイド(14)
【0095】
【化28】
【0096】1,2−ジベンジルオキシカルボニルピラ
ゾリジン−4−イル−チオール(13)1.14gの塩
化メチレン溶液20mlにトリエチルアミン0.56ml、
およびヨウ素508mgを加え、室温にて10分間撹拌す
る。反応液をチオ硫酸ナトリウム水溶液、および飽和食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を
減圧下留去する。得られた残渣をカラムクロマトグラフ
イーに付して、目的化合物(14)を淡黄色固体として
939mg(収率85.2%)得た。
ゾリジン−4−イル−チオール(13)1.14gの塩
化メチレン溶液20mlにトリエチルアミン0.56ml、
およびヨウ素508mgを加え、室温にて10分間撹拌す
る。反応液をチオ硫酸ナトリウム水溶液、および飽和食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を
減圧下留去する。得られた残渣をカラムクロマトグラフ
イーに付して、目的化合物(14)を淡黄色固体として
939mg(収率85.2%)得た。
【0097】1H-NMR(CDCl3)δ;3.25(m,2H)、 3.40(m,2
H)、 3.70(m,2H)、 4.10(m,4H)、 5.16(s,8H)、 7.30(s,20
H) 実施例13:ピラゾリジン−4−イル−ジスルフイド・
4臭化水素酸塩(15)
H)、 3.70(m,2H)、 4.10(m,4H)、 5.16(s,8H)、 7.30(s,20
H) 実施例13:ピラゾリジン−4−イル−ジスルフイド・
4臭化水素酸塩(15)
【0098】
【化29】
【0099】化合物(14)742mgを臭化水素の2
5%酢酸溶液3.1gに溶解し、室温下4時間撹拌す
る。反応終了後、反応液に酢酸エチル10mlを加えて析
出する固体を濾取し、これを酢酸エチル10mlで洗浄す
る。次いで、この固体をメタノールに溶解した後溶媒を
減圧下留去し、目的化合物(15)をかつ色固体として
420mg(収率79%)得た。
5%酢酸溶液3.1gに溶解し、室温下4時間撹拌す
る。反応終了後、反応液に酢酸エチル10mlを加えて析
出する固体を濾取し、これを酢酸エチル10mlで洗浄す
る。次いで、この固体をメタノールに溶解した後溶媒を
減圧下留去し、目的化合物(15)をかつ色固体として
420mg(収率79%)得た。
【0100】1H-NMR(D2O)δ; 3.50(4H,m)、 3.53-3.85(6
H,m) 実施例14:6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,
2−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジ
スルフイド・2トリフルオロ酢酸塩(17)
H,m) 実施例14:6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,
2−a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジ
スルフイド・2トリフルオロ酢酸塩(17)
【0101】
【化30】
【0102】化合物(15)568mgを水30mlに溶
解し、氷冷下炭酸水素カリウム858.2mgを徐々に加
え、水溶液のpHを7.10に調整する。次いでホルムイ
ミド酸エチル塩酸塩2.112gを加えて同条件下にて
10分間撹拌する。反応終了後1N−塩酸にて水溶液の
pHを5.5に調整し、次いで反応液を酢酸エチル50ml
にて洗浄する。水層を減圧下濃縮乾固し、メタノール3
0mlを加えて析出物を濾去する。メタノールを減圧留去
して得られる残渣をSP−207カラムクロマト(SP
−207、100ml、水)にて精製し、化合物(12)
を得る。得られた化合物(12)を凍結乾燥し、メタノ
ール10ml、トリフルオロ酢酸1mlを加え、反応終了後
溶媒を減圧留去し化合物(17)を白色結晶として31
7.2mg(58.3%)得た。
解し、氷冷下炭酸水素カリウム858.2mgを徐々に加
え、水溶液のpHを7.10に調整する。次いでホルムイ
ミド酸エチル塩酸塩2.112gを加えて同条件下にて
10分間撹拌する。反応終了後1N−塩酸にて水溶液の
pHを5.5に調整し、次いで反応液を酢酸エチル50ml
にて洗浄する。水層を減圧下濃縮乾固し、メタノール3
0mlを加えて析出物を濾去する。メタノールを減圧留去
して得られる残渣をSP−207カラムクロマト(SP
−207、100ml、水)にて精製し、化合物(12)
を得る。得られた化合物(12)を凍結乾燥し、メタノ
ール10ml、トリフルオロ酢酸1mlを加え、反応終了後
溶媒を減圧留去し化合物(17)を白色結晶として31
7.2mg(58.3%)得た。
【0103】1H-NMR(D2O)δ; 4.80-5.00(4H,m)、 5.00-
5.16(6H,m)、9.05(4H,s) 参考例:6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−
a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−チオー
ル・トリフルオロ酢酸塩(18)
5.16(6H,m)、9.05(4H,s) 参考例:6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−
a][1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−チオー
ル・トリフルオロ酢酸塩(18)
【0104】
【化31】
【0105】化合物(17)112mgの水−テトラヒ
ドロフラン(1:1)混合溶液6mlに、氷冷下n−トリ
ブチルリン0.082mlを加えて、同温にて1時間撹拌
する。反応終了後、反応液に水10mlを加えて、塩化メ
チレン、および酢酸エチルで水層を順次洗浄する。得ら
れた水層を凍結乾燥して標記化合物(18)を白色固体
として102.2mg(収率90.9%)得た。
ドロフラン(1:1)混合溶液6mlに、氷冷下n−トリ
ブチルリン0.082mlを加えて、同温にて1時間撹拌
する。反応終了後、反応液に水10mlを加えて、塩化メ
チレン、および酢酸エチルで水層を順次洗浄する。得ら
れた水層を凍結乾燥して標記化合物(18)を白色固体
として102.2mg(収率90.9%)得た。
【0106】1H-NMR(D2O)δ; 4.50-4.70(2H,m)、5.0
0−5.20(3H,m)、 9.00(2H,s)
0−5.20(3H,m)、 9.00(2H,s)
Claims (3)
- 【請求項1】 下式(I); 【化1】 式中、X〜は塩形成性陰イオンを表わす、で示される
6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−a]
[1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジスルフイ
ド。 - 【請求項2】 下式(II); 【化2】 で示されるピラゾリジン−4−イル−ジスルフイド、ま
たはその酸付加塩。 - 【請求項3】 下式(II); 【化3】 で示されるピラゾリジン−4−イル−ジスルフイド、ま
たはその酸付加塩を、次式; 【化4】R1OCH=NH 式中、R1は低級アルキル基を表わす、で示されるホル
ムイミド酸エステル誘導体と反応させることを特徴とす
る下式(I); 【化5】 式中、X〜は塩形成性陰イオンを表わす、で示される
6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[1,2−a]
[1,2,4]トリアゾリウム−6−イル−ジスルフイ
ドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3103349A JPH075563B2 (ja) | 1990-10-12 | 1991-04-09 | ジスルフイド誘導体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27242790 | 1990-10-12 | ||
JP2-272427 | 1990-10-12 | ||
JP3103349A JPH075563B2 (ja) | 1990-10-12 | 1991-04-09 | ジスルフイド誘導体およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04230267A JPH04230267A (ja) | 1992-08-19 |
JPH075563B2 true JPH075563B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=26443995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3103349A Expired - Fee Related JPH075563B2 (ja) | 1990-10-12 | 1991-04-09 | ジスルフイド誘導体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075563B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0776574A (ja) * | 1993-09-06 | 1995-03-20 | Wako Pure Chem Ind Ltd | ジスルフィド化合物の製造法 |
KR100476672B1 (ko) * | 2001-08-16 | 2005-03-17 | 한국과학기술연구원 | 티올 유도체 및 이를 치환기로 갖는 1-베타-메틸-카바페넴유도체 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP3103349A patent/JPH075563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04230267A (ja) | 1992-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8168784B2 (en) | Processes to make apoptosis promoters | |
JP5202635B2 (ja) | インテグラーゼ阻害剤の調製のためのプロセスおよび中間体 | |
JP2021514371A (ja) | 一酸化窒素を供与するプロスタグランジン類似体の製造方法 | |
JPH075563B2 (ja) | ジスルフイド誘導体およびその製造方法 | |
BR0013750B1 (pt) | Intermediários para a produção de derivados de ácido naftiridina-3-carboxílico | |
JPH0378395B2 (ja) | ||
US5387707A (en) | Route of synthesis for tertiary alkyl esters | |
JP2001521498A (ja) | O−(3−アミノ−2−ヒドロキシ−プロピル)−ヒドロキシミック酸ハロゲン化物の製造方法 | |
US5712393A (en) | Derivatives of 2-aminobenzenesulphonic acid and of 2-aminobenzenesulphonyl chloride, their preparation and their use as synthetic intermediates | |
JPS596308B2 (ja) | テトラゾ−ルチオ−ル誘導体 | |
US4927970A (en) | Substituted 3-cyclobutene-1,2-dione intermediates | |
US5241073A (en) | Process for preparing (1R,5S,6S)-2-[(6,7-dihydro-5H-pyrazolo [1,2-a][1,2,4]triazolium-6-yl)]thio-6-[(R)-1-hydroxyethyl]-1-methyl-carbapenem-3-carboxylate and starting materials thereof | |
US4764642A (en) | Process for preparing optically active alpha-haloalkyl-aryl-ketones | |
JPS5838261A (ja) | 新規な1,3−二置換イミダゾ−ル誘導体及びその製造方法 | |
JP2945155B2 (ja) | アクリル酸誘導体の製造方法 | |
JPH04230290A (ja) | カルバペネム化合物の製造法 | |
JPS63503072A (ja) | ペニシラン酸誘導体の改良された新規合成方法 | |
JPH0812658A (ja) | シドノン類の製造法 | |
HU193454B (en) | Process for producing 3-phenyl-butyraldehyde derivatives | |
JPS6216486A (ja) | 3−ヨ−ドメチルセフアロスポリン化合物の製造法 | |
JP3921712B2 (ja) | デプシペプチド誘導体中間体およびその製造法 | |
JPH07133271A (ja) | ベンズアルデヒド誘導体及びそれを中間体とするクロマンカルボン酸誘導体の製法 | |
JPH04230286A (ja) | 6,7−ジヒドロ−6−メルカプト−5H−ピラゾロ〔1,2−a〕〔1,2,4〕トリアゾリウムおよびその製造法 | |
JPH09278776A (ja) | ジスルフィド化合物およびその製造法 | |
JPS6043340B2 (ja) | 塩素化アゼチジノン誘導体及びその製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |