JPH0755244A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JPH0755244A JPH0755244A JP20083193A JP20083193A JPH0755244A JP H0755244 A JPH0755244 A JP H0755244A JP 20083193 A JP20083193 A JP 20083193A JP 20083193 A JP20083193 A JP 20083193A JP H0755244 A JPH0755244 A JP H0755244A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- bell mouth
- heat exchanger
- flow
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 渦流による騒音をなくし効率の向上を図る。
【構成】 エア取入口７と吹出口９とを有し、導風路を
形成するユニット本体１内に、エア取入口７側から送風
機１１，熱交換器１３の順に設ける一方、熱交換器１３
側へ延長された一般部１５ａと送風機１１側へ向かう案
内部１５ｂとから成り、エア取入口７から取入れたエア
を送風機１３側へ向けて誘導案内するベルマウス１５を
備え、ベルマウス１５の一般部１５ａから案内部１５ｂ
の裏面側領域にかけて、エアの流れを整えるエア整流部
２３を設けたことを特徴とする。
形成するユニット本体１内に、エア取入口７側から送風
機１１，熱交換器１３の順に設ける一方、熱交換器１３
側へ延長された一般部１５ａと送風機１１側へ向かう案
内部１５ｂとから成り、エア取入口７から取入れたエア
を送風機１３側へ向けて誘導案内するベルマウス１５を
備え、ベルマウス１５の一般部１５ａから案内部１５ｂ
の裏面側領域にかけて、エアの流れを整えるエア整流部
２３を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、天井等に据付けるタ
イプの空気調和装置に関する。
イプの空気調和装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にエアコンと呼ばれる空気調和装置
にあっては、窓付けタイプ、壁付けタイプ，天井付けタ
イプ等が知られており、図６に天井付けタイプの一般的
な空気調和装置を示している。
にあっては、窓付けタイプ、壁付けタイプ，天井付けタ
イプ等が知られており、図６に天井付けタイプの一般的
な空気調和装置を示している。
【０００３】即ち、エア取入口１０１と吹出口１０３と
を有するユニット本体１０５内に送風機１０７と熱交換
器１０９とベルマウス１１１とが、それぞれ設けられ、
送風機１０７が回転することで、エア取入口１０１から
エアが取込まれる。取込れたエアは、ベルマウス１１１
によって送風機１０７側へ向け確実に誘導される。ベル
マウス１１１によって誘導されたエアは送風機１０７に
よって熱交換器１０９側へ向けて送風され、熱交換器１
０９を通過する際に冷却されて吹出口１０３から吹出さ
れるようになっている。
を有するユニット本体１０５内に送風機１０７と熱交換
器１０９とベルマウス１１１とが、それぞれ設けられ、
送風機１０７が回転することで、エア取入口１０１から
エアが取込まれる。取込れたエアは、ベルマウス１１１
によって送風機１０７側へ向け確実に誘導される。ベル
マウス１１１によって誘導されたエアは送風機１０７に
よって熱交換器１０９側へ向けて送風され、熱交換器１
０９を通過する際に冷却されて吹出口１０３から吹出さ
れるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く運転中の
エアの流れは、エア取入口１０１→送風機１０７→熱交
換器１０９→吹出し口１０３の順に流れるサイクルを繰
返すようになるが、この時、エア取入口１０１からのエ
アを送風機１０７へ向けて誘導案内するベルマウス１１
１の裏面側領域において渦流Ｗや乱流が発生する問題が
あった。
エアの流れは、エア取入口１０１→送風機１０７→熱交
換器１０９→吹出し口１０３の順に流れるサイクルを繰
返すようになるが、この時、エア取入口１０１からのエ
アを送風機１０７へ向けて誘導案内するベルマウス１１
１の裏面側領域において渦流Ｗや乱流が発生する問題が
あった。
【０００５】この問題は、送風機１０７から送り出され
たエアの一部が熱交換器１０９の抵抗により、ベルマウ
ス１１１側へ向かう流れが発生し、その流れが送風機１
０７側からのエアと干渉して複雑な流れを作るものと考
えられる。
たエアの一部が熱交換器１０９の抵抗により、ベルマウ
ス１１１側へ向かう流れが発生し、その流れが送風機１
０７側からのエアと干渉して複雑な流れを作るものと考
えられる。
【０００６】渦流Ｗ等が発生すると騒音の発生源となる
だけでなく効率の面も望ましくなかったものである。
だけでなく効率の面も望ましくなかったものである。
【０００７】そこで、この発明は、渦流等の発生を防
ぎ、前記問題の解消を図るようにした空気調和装置を提
供することを目的としている。
ぎ、前記問題の解消を図るようにした空気調和装置を提
供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、エア取入口と吹出口とを有し、導風路
を形成するユニット本体内に、エア取入口側から送風
機，熱交換器の順に設ける一方、熱交換器側へ延長され
た一般部と送風機側へ向かう案内部とから成り、エア取
入口から取入れられたエアを送風機側へ向けて誘導案内
するベルマウスを備え、ベルマウスの一般部から案内部
の裏面側領域にかけて、エアの流れを整えるエア整流部
を設けてある。
に、この発明は、エア取入口と吹出口とを有し、導風路
を形成するユニット本体内に、エア取入口側から送風
機，熱交換器の順に設ける一方、熱交換器側へ延長され
た一般部と送風機側へ向かう案内部とから成り、エア取
入口から取入れられたエアを送風機側へ向けて誘導案内
するベルマウスを備え、ベルマウスの一般部から案内部
の裏面側領域にかけて、エアの流れを整えるエア整流部
を設けてある。
【０００９】
【作用】かかる空気調和装置によれば、送風機の回転に
よってエア取入口から取込まれたエアは、送風機によっ
て熱交換器へ向かう流れとなり、熱交換器を通過する際
に、冷却されて吹出口から吹き出されるようになる。
よってエア取入口から取込まれたエアは、送風機によっ
て熱交換器へ向かう流れとなり、熱交換器を通過する際
に、冷却されて吹出口から吹き出されるようになる。
【００１０】このエアの一連の流れにおいて、送風機に
よって送り出されたエアは熱交換器を通過する時に抵抗
を受けても、エア整流部によってエアの流れが整えられ
るため、ベルマウスの裏面側領域において渦流等のエア
の乱れは発生しない。
よって送り出されたエアは熱交換器を通過する時に抵抗
を受けても、エア整流部によってエアの流れが整えられ
るため、ベルマウスの裏面側領域において渦流等のエア
の乱れは発生しない。
【００１１】
【実施例】以下、図１の図面を参照しながらこの発明の
一実施例を詳細に説明する。
一実施例を詳細に説明する。
【００１２】図中１は空気調和装置の室内ユニットとな
るユニット本体を示しており、ユニット本体１は取付フ
ランジ部３によって天井５等に据付けセットされるよう
になっている。
るユニット本体を示しており、ユニット本体１は取付フ
ランジ部３によって天井５等に据付けセットされるよう
になっている。
【００１３】ユニット本体１は、エア取入口７と吹出口
９とを有し、エア取入口７から吹出し口９までの導風路
を形成すると共に、ユニット本体１内には、送風機１
１，熱交換器１３，ベルマウス１５がそれぞれ設けられ
ている。
９とを有し、エア取入口７から吹出し口９までの導風路
を形成すると共に、ユニット本体１内には、送風機１
１，熱交換器１３，ベルマウス１５がそれぞれ設けられ
ている。
【００１４】送風機１１は、エア取入口７と直列に配置
されていて駆動モータ１７のモータ軸１９にファン２１
が装着されている。ファン２１は、回転することで、エ
ア取入口７からエアを取込み、矢印の如く回転方向へ向
けてエアを送り出す遠心ファンタイプとなっている。
されていて駆動モータ１７のモータ軸１９にファン２１
が装着されている。ファン２１は、回転することで、エ
ア取入口７からエアを取込み、矢印の如く回転方向へ向
けてエアを送り出す遠心ファンタイプとなっている。
【００１５】ベルマウス１５は、熱交換器１３側へ延長
された一般部１５ａと一般部１５ａから送風機１１のフ
ァン２１側へ向かう案内部１５ｂとから成り、エア取入
口７から取入れたエアを前記ファン２１へ向けて誘導案
内するよう機能する。
された一般部１５ａと一般部１５ａから送風機１１のフ
ァン２１側へ向かう案内部１５ｂとから成り、エア取入
口７から取入れたエアを前記ファン２１へ向けて誘導案
内するよう機能する。
【００１６】ベルマウス１５の一般部１５ａと案内部１
５ｂの裏面側領域には、エアの流れを整えるエア整流部
２３が設けられている。エア整流部２３は、一般部１５
ａと案内部１５ｂの裏面側に形成されるデッドスペース
を占領する大きさに設定され、この実施例にあっては、
ベルマウスの板厚を厚くすることで、ベルマウス１５の
一般部１５ａ及び案内部１５ｂと一体に連続する形状と
なっている。
５ｂの裏面側領域には、エアの流れを整えるエア整流部
２３が設けられている。エア整流部２３は、一般部１５
ａと案内部１５ｂの裏面側に形成されるデッドスペース
を占領する大きさに設定され、この実施例にあっては、
ベルマウスの板厚を厚くすることで、ベルマウス１５の
一般部１５ａ及び案内部１５ｂと一体に連続する形状と
なっている。
【００１７】この場合、エア整流部２３は、図２に示す
ように、ベルマウス１５の裏面側領域に、別部材を形成
した厚板部材２５を取付けて形成してもよい。
ように、ベルマウス１５の裏面側領域に、別部材を形成
した厚板部材２５を取付けて形成してもよい。
【００１８】または、図３に示すように、中央部が開口
したリング状の薄板２７の周縁を短く折り曲げて、ベル
マウス１５の裏面側領域に取付けて断面ボックス状のエ
ア整流部２３としてもよい。
したリング状の薄板２７の周縁を短く折り曲げて、ベル
マウス１５の裏面側領域に取付けて断面ボックス状のエ
ア整流部２３としてもよい。
【００１９】または、図４に示すように、下側が開放さ
れ中央開口を有する背の低い円筒体２９を、ベルマウス
１５の裏面側に対向させて形成したエア整流部２３とし
てもよい。
れ中央開口を有する背の低い円筒体２９を、ベルマウス
１５の裏面側に対向させて形成したエア整流部２３とし
てもよい。
【００２０】また、図５に示すように、熱交換器１３の
ドレン溝２９を有する背の低い円筒体３１を、ベルマウ
ス１５の裏面側に対向させて形成したエア整流部２３と
してもよい。
ドレン溝２９を有する背の低い円筒体３１を、ベルマウ
ス１５の裏面側に対向させて形成したエア整流部２３と
してもよい。
【００２１】一方、熱交換器１３は、リング状の形状と
なっていて、前記送風機１１と、吹出口１１との間に配
置され、図外の室外ユニット内に設けられたコンプレッ
サ，コンデンサ，膨脹弁等と接続連通している。これに
より、コンプレッサから吐出された冷媒が再びコンプレ
ッサに戻る冷房サイクルが形成され、低温低圧の冷媒が
熱交換器１３に流れることで、周囲の空気からフィンを
通して蒸発の潜熱を奪い、熱交換器１３を通過するエア
を冷却して冷風とするよう機能する。
なっていて、前記送風機１１と、吹出口１１との間に配
置され、図外の室外ユニット内に設けられたコンプレッ
サ，コンデンサ，膨脹弁等と接続連通している。これに
より、コンプレッサから吐出された冷媒が再びコンプレ
ッサに戻る冷房サイクルが形成され、低温低圧の冷媒が
熱交換器１３に流れることで、周囲の空気からフィンを
通して蒸発の潜熱を奪い、熱交換器１３を通過するエア
を冷却して冷風とするよう機能する。
【００２２】このように構成された空気調和装置によれ
ば、送風機１１のファン２１が回転することで、エア取
入口７からエアが取込まれ、取込まれたエアは、ファン
２１によって図１矢印の如く熱交換器１３側へ向け送り
出される。熱交換器１３を通過する際に、エアは冷却さ
れて吹出口９から吹き出されるようになる。
ば、送風機１１のファン２１が回転することで、エア取
入口７からエアが取込まれ、取込まれたエアは、ファン
２１によって図１矢印の如く熱交換器１３側へ向け送り
出される。熱交換器１３を通過する際に、エアは冷却さ
れて吹出口９から吹き出されるようになる。
【００２３】このエアの一連の流れにおいて、ファン２
１によって送り出されたエアが熱交換器１３を通過する
際に抵抗を受けても、エア整流部２３によってエアの流
れが整えられるため、ベルマウス１５の裏面側領域にお
いて渦流等のエアの乱れは発生しなくなる。したがっ
て、騒音の発生が抑えられると共に、効率の良いエアの
流れが得られるようになる。
１によって送り出されたエアが熱交換器１３を通過する
際に抵抗を受けても、エア整流部２３によってエアの流
れが整えられるため、ベルマウス１５の裏面側領域にお
いて渦流等のエアの乱れは発生しなくなる。したがっ
て、騒音の発生が抑えられると共に、効率の良いエアの
流れが得られるようになる。
【００２４】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、ベルマウスの裏面側領域に作られる渦流の発生を押
えることができるため、渦流による騒音の低減を図るこ
とができると共に、エアの流れが良くなり効率の面でも
大変好ましいものとなる。
ば、ベルマウスの裏面側領域に作られる渦流の発生を押
えることができるため、渦流による騒音の低減を図るこ
とができると共に、エアの流れが良くなり効率の面でも
大変好ましいものとなる。
【図１】この発明を実施した空気調和装置の概要説明
図。
図。
【図２】エア整流部の変形例を示した図１と同様の概要
説明図。
説明図。
【図３】エア整流部の別の変形例を示した図１と同様の
概要説明図。
概要説明図。
【図４】エア整流部のさらに別の変形例を示した図１と
同様の概要説明図。
同様の概要説明図。
【図５】ドレンを兼ねたエア整流部とした図１と同様の
概要説明図。
概要説明図。
【図６】従来例を示した図１と同様の概要説明図。
１ ユニット本体 ７ エア取入口 ９ 吹出口 １１ 送風機 １３ 熱交換器 １５ ベルマウス １５ａ 一般部 １５ｂ 案内部 ２３ エア整流部
Claims (6)
- 【請求項１】 エア取入口と吹出口とを有し、導風路を
形成するユニット本体内に、エア取入口側から送風機，
熱交換器の順に設ける一方、熱交換器側へ延長された一
般部と送風機側へ向かう案内部とから成り、エア取入口
から取入れられたエアを送風機側へ向けて誘導案内する
ベルマウスを備え、ベルマウスの一般部から案内部の裏
面側領域にかけて、エアの流れを整えるエア整流部を設
けたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項２】 エア整流部は、ベルマウスの板厚を厚く
して形成したことを特徴とする請求項１記載の空気調和
装置。 - 【請求項３】 エア整流部は、ベルマウスの裏面側領域
に、別部材で形成した厚板を取付けて形成したことを特
徴とする請求項１記載の空気調和装置。 - 【請求項４】 エア整流部は、薄板を折り曲げて箱状と
したものをベルマウスの裏面側領域に取付けて形成した
ことを特徴とする請求項１記載の空気調和装置。 - 【請求項５】 エア整流部は、ベルマウスの裏面側領域
に、下側が開放され中央開口を有する背の低い円筒体を
対向させて形成したことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項６】 エア整流部は、ベルマウスの裏面側領域
に、熱交換器のドレンを兼ねる背の低い円筒体を対向さ
せて形成したことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20083193A JPH0755244A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20083193A JPH0755244A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0755244A true JPH0755244A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16430934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20083193A Pending JPH0755244A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755244A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100453241B1 (ko) * | 2002-10-08 | 2004-10-15 | 삼성전자주식회사 | 천장형 공기조화기 |
| JP2012072926A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機の室内機 |
| JP2017058076A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社富士通ゼネラル | 天井埋込型空気調和機 |
| CN114383195A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-04-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调导风结构及其控制方法 |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP20083193A patent/JPH0755244A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100453241B1 (ko) * | 2002-10-08 | 2004-10-15 | 삼성전자주식회사 | 천장형 공기조화기 |
| JP2012072926A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機の室内機 |
| JP2017058076A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社富士通ゼネラル | 天井埋込型空気調和機 |
| CN114383195A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-04-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调导风结构及其控制方法 |
| CN114383195B (zh) * | 2021-12-17 | 2023-08-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调导风结构及其控制方法 |
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