JPH075517A - カメラシステム - Google Patents
カメラシステムInfo
- Publication number
- JPH075517A JPH075517A JP5167313A JP16731393A JPH075517A JP H075517 A JPH075517 A JP H075517A JP 5167313 A JP5167313 A JP 5167313A JP 16731393 A JP16731393 A JP 16731393A JP H075517 A JPH075517 A JP H075517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flash
- lens
- zoom
- camera
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フラッシュ撮影における周辺光量不足時に、
該ズームレンズの焦点距離範囲をフラッシュの照射角度
の範囲まで自動的に制御し、操作性が良く、かつ、周辺
光量の不足した失敗写真を防止することが可能なカメラ
システムを提供することを目的とする。 【構成】 電動ズームレンズ2は焦点距離a〜b区間ま
でズームが可能で、フラッシュの照射範囲はc〜dの範
囲で照射角度の変更が可能である。フラッシュ撮影モー
ドが選択され、撮影するときには、斜線部について周辺
光量不足が起こり、焦点距離a〜c区間は周辺光量不足
の起こる範囲となるので電動ズームレンズ2の焦点距離
がa〜c区間の状態のとき、撮影の初期動作として、自
動的に周辺光量不足の起こらない焦点距離c〜b区間ま
で駆動する。
該ズームレンズの焦点距離範囲をフラッシュの照射角度
の範囲まで自動的に制御し、操作性が良く、かつ、周辺
光量の不足した失敗写真を防止することが可能なカメラ
システムを提供することを目的とする。 【構成】 電動ズームレンズ2は焦点距離a〜b区間ま
でズームが可能で、フラッシュの照射範囲はc〜dの範
囲で照射角度の変更が可能である。フラッシュ撮影モー
ドが選択され、撮影するときには、斜線部について周辺
光量不足が起こり、焦点距離a〜c区間は周辺光量不足
の起こる範囲となるので電動ズームレンズ2の焦点距離
がa〜c区間の状態のとき、撮影の初期動作として、自
動的に周辺光量不足の起こらない焦点距離c〜b区間ま
で駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラシステムに関
し、特に広角ズームレンズとフラッシュを用いた撮影の
カメラシステムに関する。
し、特に広角ズームレンズとフラッシュを用いた撮影の
カメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ズームレンズを用いたフラッ
シュ撮影時に撮影画面に合わせてフラッシュの照射角度
を変化させ、フラッシュの光量を有効に利用するズーム
フラッシュが知られている。ズームフラッシュは、撮影
レンズの焦点距離に連動して内蔵フラッシュ若しくは外
付けフラッシュの照射角度を変化させるカメラシステム
であり、撮影レンズに焦点距離検出手段を設け、焦点距
離検出手段からのデータによりフラッシュの照射角度を
変化させ、フラッシュ撮影を効率よく使用するカメラシ
ステムである。
シュ撮影時に撮影画面に合わせてフラッシュの照射角度
を変化させ、フラッシュの光量を有効に利用するズーム
フラッシュが知られている。ズームフラッシュは、撮影
レンズの焦点距離に連動して内蔵フラッシュ若しくは外
付けフラッシュの照射角度を変化させるカメラシステム
であり、撮影レンズに焦点距離検出手段を設け、焦点距
離検出手段からのデータによりフラッシュの照射角度を
変化させ、フラッシュ撮影を効率よく使用するカメラシ
ステムである。
【0003】しかし、ズームフラッシュを使用してもズ
ームフラッシュの連動範囲を超える広角域を含むズーム
レンズで撮影を行った場合、フラッシュ撮影時に、現在
使用している焦点距離が周辺光量不足を招くか否かを確
認するのは難しく、撮影画面の周辺の光量不足等が発生
して、失敗写真を招くということがあった。
ームフラッシュの連動範囲を超える広角域を含むズーム
レンズで撮影を行った場合、フラッシュ撮影時に、現在
使用している焦点距離が周辺光量不足を招くか否かを確
認するのは難しく、撮影画面の周辺の光量不足等が発生
して、失敗写真を招くということがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ズームフラッシュは照
射角度が可変であるので、焦点距離が固定である単焦点
レンズや焦点距離が可変なズームレンズに有効である。
しかし、ズームフラッシュの照射可能範囲外の焦点距離
のレンズの場合、周辺光量不足の問題があり、特にフラ
ッシュの照射可能範囲外の焦点距離を含む広角ズームレ
ンズの場合、周辺光量不足の失敗写真を撮る可能性があ
った。本発明は、上述した問題点を解決するもので、電
動ズームレンズの使用により、フラッシュ撮影における
周辺光量不足時に、該ズームレンズの焦点距離範囲をフ
ラッシュの照射角度の範囲まで自動的に制御し、操作性
が良く、かつ、周辺光量の不足した失敗写真を防止する
ことが可能なカメラシステムを提供することを目的とす
る。
射角度が可変であるので、焦点距離が固定である単焦点
レンズや焦点距離が可変なズームレンズに有効である。
しかし、ズームフラッシュの照射可能範囲外の焦点距離
のレンズの場合、周辺光量不足の問題があり、特にフラ
ッシュの照射可能範囲外の焦点距離を含む広角ズームレ
ンズの場合、周辺光量不足の失敗写真を撮る可能性があ
った。本発明は、上述した問題点を解決するもので、電
動ズームレンズの使用により、フラッシュ撮影における
周辺光量不足時に、該ズームレンズの焦点距離範囲をフ
ラッシュの照射角度の範囲まで自動的に制御し、操作性
が良く、かつ、周辺光量の不足した失敗写真を防止する
ことが可能なカメラシステムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フラッシュ(ズームフラッシュを含む)を
内蔵または外付けフラッシュを装着可能で、電動ズーム
機構を有する撮影レンズが着脱可能なカメラシステムに
おいて、レンズの種類やフラッシュの種類等のデータが
入力され、カメラを制御する制御手段と、前記の入力さ
れたレンズ情報とフラッシュの照射可能範囲情報とによ
り焦点距離範囲を設定する焦点距離設定手段と、カメラ
ボディ内またはレンズ内にあってレンズのズーム駆動を
行うズーム駆動手段と、カメラボディまたはレンズ内に
あって前記ズーム駆動手段によるレンズのズーム駆動操
作を行うズーム駆動操作手段と、フラッシュ撮影を行う
か否かを設定するフラッシュ撮影モード設定手段とを備
え、前記制御手段はフラッシュ撮影モードが設定された
とき、レンズのズーム駆動範囲を規制する規制手段を備
えることにより課題を解決した。
に本発明は、フラッシュ(ズームフラッシュを含む)を
内蔵または外付けフラッシュを装着可能で、電動ズーム
機構を有する撮影レンズが着脱可能なカメラシステムに
おいて、レンズの種類やフラッシュの種類等のデータが
入力され、カメラを制御する制御手段と、前記の入力さ
れたレンズ情報とフラッシュの照射可能範囲情報とによ
り焦点距離範囲を設定する焦点距離設定手段と、カメラ
ボディ内またはレンズ内にあってレンズのズーム駆動を
行うズーム駆動手段と、カメラボディまたはレンズ内に
あって前記ズーム駆動手段によるレンズのズーム駆動操
作を行うズーム駆動操作手段と、フラッシュ撮影を行う
か否かを設定するフラッシュ撮影モード設定手段とを備
え、前記制御手段はフラッシュ撮影モードが設定された
とき、レンズのズーム駆動範囲を規制する規制手段を備
えることにより課題を解決した。
【0006】
【作用】本発明の構成によれば、現在使用しているレン
ズの種類のデータを制御手段に入力し、このデータと内
蔵もしくは外付けフラッシュの位置情報とにより焦点距
離範囲設定手段により周辺光量不足の起こらない焦点距
離範囲を設定する。制御手段はフラッシュ撮影モードが
設定されたとき、その時点でのレンズのズーム位置が焦
点距離範囲設定手段により設定された焦点距離範囲外の
ときはズーム駆動手段により自動的に周辺光量不足の起
こらない焦点距離範囲内にズームを駆動する。
ズの種類のデータを制御手段に入力し、このデータと内
蔵もしくは外付けフラッシュの位置情報とにより焦点距
離範囲設定手段により周辺光量不足の起こらない焦点距
離範囲を設定する。制御手段はフラッシュ撮影モードが
設定されたとき、その時点でのレンズのズーム位置が焦
点距離範囲設定手段により設定された焦点距離範囲外の
ときはズーム駆動手段により自動的に周辺光量不足の起
こらない焦点距離範囲内にズームを駆動する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるレンズ交換可
能なフラッシュ内蔵カメラ(以下、カメラと呼ぶ)につ
いて図面を用いて説明する。
能なフラッシュ内蔵カメラ(以下、カメラと呼ぶ)につ
いて図面を用いて説明する。
【0008】図1は本実施例によるカメラの電動ズーム
レンズ装着時における側面図、図2は同カメラの電動ズ
ームレンズ非装着時における正面図、図3は同カメラの
電動ズームレンズ非装着時における上面図である。これ
らの図において、カメラボディ1及び交換可能な電動ズ
ームレンズ2により構成されており、カメラボディ1の
上面にはフラッシュ発光部3が一体的に組込まれてい
る。電動ズームレンズ2には撮影者がズーミングを行う
ためのズーム駆動操作部4が形成されている。また、カ
メラボディ1内には電動ズームレンズ2のレンズの情報
をカメラボディ1側のマイクロコンピュータμC(図
4)に入力するためのレンズ信号接点群5を有してい
る。また、カメラボディ1の上面にはフラッシュ撮影を
行うか否かを設定するためのフラッシュ撮影モード選択
スイッチ6と、種々のデータ等を表示するための表示部
7及びレリーズボタン8を有している。
レンズ装着時における側面図、図2は同カメラの電動ズ
ームレンズ非装着時における正面図、図3は同カメラの
電動ズームレンズ非装着時における上面図である。これ
らの図において、カメラボディ1及び交換可能な電動ズ
ームレンズ2により構成されており、カメラボディ1の
上面にはフラッシュ発光部3が一体的に組込まれてい
る。電動ズームレンズ2には撮影者がズーミングを行う
ためのズーム駆動操作部4が形成されている。また、カ
メラボディ1内には電動ズームレンズ2のレンズの情報
をカメラボディ1側のマイクロコンピュータμC(図
4)に入力するためのレンズ信号接点群5を有してい
る。また、カメラボディ1の上面にはフラッシュ撮影を
行うか否かを設定するためのフラッシュ撮影モード選択
スイッチ6と、種々のデータ等を表示するための表示部
7及びレリーズボタン8を有している。
【0009】図4は、カメラの制御系のブロック図で、
一点鎖線左がカメラボディ側、右が交換レンズ側であ
る。同図において、カメラボディ1に搭載されたマイク
ロコンピュータμCは、外部回路に対し所定の動作を行
うように制御し、また、カメラ全体を制御する制御手段
である。BTはカメラの電源電池であり、MSは手動で
閉成される電源スイッチである。この電源スイッチMS
が閉成されるとマイクロコンピュータμCへ給電され
る。そして、撮影者がレリーズボタン8を一段押しする
ことによりスイッチSW1が閉成してカメラが撮影準備
状態になる。電動ズームレンズ2のズーム駆動操作部4
は、その操作方向に対応した接点信号をレンズ信号接点
群5を介してマイクロコンピュータμCに入力する。レ
ンズ回路11はレンズの種類等のデータを保有してお
り、マイクロコンピュータμCとの間でデータの入出力
を行う。ズーム駆動回路12は電動ズームレンズ2をモ
ータMにより駆動させる回路であり、マイクロコンピュ
ータμCはズーム駆動操作部4から入力された信号に基
づいて、ズーム駆動回路12を制御する。エンコーダ1
3はズーム駆動方向をマイクロコンピュータμCに出力
し、これによりマイクロコンピュータμCはズーム駆動
回路12によるズーム駆動方向を制御する。
一点鎖線左がカメラボディ側、右が交換レンズ側であ
る。同図において、カメラボディ1に搭載されたマイク
ロコンピュータμCは、外部回路に対し所定の動作を行
うように制御し、また、カメラ全体を制御する制御手段
である。BTはカメラの電源電池であり、MSは手動で
閉成される電源スイッチである。この電源スイッチMS
が閉成されるとマイクロコンピュータμCへ給電され
る。そして、撮影者がレリーズボタン8を一段押しする
ことによりスイッチSW1が閉成してカメラが撮影準備
状態になる。電動ズームレンズ2のズーム駆動操作部4
は、その操作方向に対応した接点信号をレンズ信号接点
群5を介してマイクロコンピュータμCに入力する。レ
ンズ回路11はレンズの種類等のデータを保有してお
り、マイクロコンピュータμCとの間でデータの入出力
を行う。ズーム駆動回路12は電動ズームレンズ2をモ
ータMにより駆動させる回路であり、マイクロコンピュ
ータμCはズーム駆動操作部4から入力された信号に基
づいて、ズーム駆動回路12を制御する。エンコーダ1
3はズーム駆動方向をマイクロコンピュータμCに出力
し、これによりマイクロコンピュータμCはズーム駆動
回路12によるズーム駆動方向を制御する。
【0010】また、焦点検出回路14は、被写体を測距
するための回路であり、測距情報をマイクロコンピュー
タμCに出力する。表示回路15はマイクロコンピュー
タμCからの出力により、カメラボディ1に設けられた
表示部7にフラッシュ撮影モード選択スイッチ6の設定
状況のデータ等を表示するためのものである。また、フ
ラッシュ回路16は、フラッシュ発光部3を制御するも
ので、撮影者がフラッシュ撮影モード選択スイッチ6に
よりフラッシュ撮影モードを選択するか、或いはスイッ
チSW1がONされてマイクロコンピュータμCが自動
的にフラッシュ撮影モードを選択した場合に動作状態と
なる。また、マイクロコンピュータμCは、取込んだレ
ンズ種類等のデータとフラッシュの位置情報により周辺
光量不足を起こさない焦点距離範囲を設定する焦点距離
範囲設定手段と、ズーム可能な範囲を設定された焦点距
離範囲内に規制するズーム規制手段の機能手段をなして
いる。
するための回路であり、測距情報をマイクロコンピュー
タμCに出力する。表示回路15はマイクロコンピュー
タμCからの出力により、カメラボディ1に設けられた
表示部7にフラッシュ撮影モード選択スイッチ6の設定
状況のデータ等を表示するためのものである。また、フ
ラッシュ回路16は、フラッシュ発光部3を制御するも
ので、撮影者がフラッシュ撮影モード選択スイッチ6に
よりフラッシュ撮影モードを選択するか、或いはスイッ
チSW1がONされてマイクロコンピュータμCが自動
的にフラッシュ撮影モードを選択した場合に動作状態と
なる。また、マイクロコンピュータμCは、取込んだレ
ンズ種類等のデータとフラッシュの位置情報により周辺
光量不足を起こさない焦点距離範囲を設定する焦点距離
範囲設定手段と、ズーム可能な範囲を設定された焦点距
離範囲内に規制するズーム規制手段の機能手段をなして
いる。
【0011】次に、フラッシュ撮影時の周辺光量不足に
ついて図5を用いて説明する。同面において、使用され
る電動ズームレンズ2は焦点距離a〜b区間までズーム
が可能である。一方、フラッシュの照射範囲はc〜dの
範囲で照射角度の変更が可能である。ここで、フラッシ
ュ撮影モードが選択され、撮影するときには、斜線部に
ついて周辺光量不足が起こることになる。従って、焦点
距離a〜c区間は周辺光量不足の起こる範囲となる。い
ま、フラッシュ撮影モードに入ったときに、電動ズーム
レンズ2の焦点距離がa〜c区間の状態であったとす
る。この状態では周辺光量不足が起こるため、マイクロ
コンピュータμCはフラッシュ撮影の初期動作として、
自動的にズーム駆動回路12を制御して周辺光量不足の
起こらない焦点距離c〜b区間まで駆動する。ここで、
マイクロコンピュータμCは撮影者がズーム駆動操作部
4を操作しても、フラッシュ撮影モードが解除されるま
では焦点距離c〜b区間でしか駆動できないように規制
する。
ついて図5を用いて説明する。同面において、使用され
る電動ズームレンズ2は焦点距離a〜b区間までズーム
が可能である。一方、フラッシュの照射範囲はc〜dの
範囲で照射角度の変更が可能である。ここで、フラッシ
ュ撮影モードが選択され、撮影するときには、斜線部に
ついて周辺光量不足が起こることになる。従って、焦点
距離a〜c区間は周辺光量不足の起こる範囲となる。い
ま、フラッシュ撮影モードに入ったときに、電動ズーム
レンズ2の焦点距離がa〜c区間の状態であったとす
る。この状態では周辺光量不足が起こるため、マイクロ
コンピュータμCはフラッシュ撮影の初期動作として、
自動的にズーム駆動回路12を制御して周辺光量不足の
起こらない焦点距離c〜b区間まで駆動する。ここで、
マイクロコンピュータμCは撮影者がズーム駆動操作部
4を操作しても、フラッシュ撮影モードが解除されるま
では焦点距離c〜b区間でしか駆動できないように規制
する。
【0012】また、同状態において電動ズームレンズ2
の焦点距離が既にc〜b区間にあるときは、上述した初
期動作、すなわち自動的にc〜b区間にズーミングする
動作はなしに、焦点距離c〜b区間内でズーム駆動可能
に制御する。なお、フラッシュ撮影モードでないときに
は周辺光量不足が起こり得ないものとして、ズーム駆動
が制御される区間を焦点距離a〜bの全区間とする。ま
た、何らかのタイミングでフラッシュ撮影モードが解除
された場合は、上述した規制も解除される。
の焦点距離が既にc〜b区間にあるときは、上述した初
期動作、すなわち自動的にc〜b区間にズーミングする
動作はなしに、焦点距離c〜b区間内でズーム駆動可能
に制御する。なお、フラッシュ撮影モードでないときに
は周辺光量不足が起こり得ないものとして、ズーム駆動
が制御される区間を焦点距離a〜bの全区間とする。ま
た、何らかのタイミングでフラッシュ撮影モードが解除
された場合は、上述した規制も解除される。
【0013】本発明は上記実施例に限られず、種々の変
形が可能である。例えば、上記実施例では、フラッシュ
を内蔵したカメラを挙げたが、図6のように外付けフラ
ッシュを装着可能なカメラにおいても適用可能である。
図6は外付けフラッシュを装着可能な電動ズームレンズ
2を有したカメラの上面図である。カメラボディ1の上
面にフラッシュシュー21が設けられ、ここにフラッシ
ュ信号接点22が設けられている。
形が可能である。例えば、上記実施例では、フラッシュ
を内蔵したカメラを挙げたが、図6のように外付けフラ
ッシュを装着可能なカメラにおいても適用可能である。
図6は外付けフラッシュを装着可能な電動ズームレンズ
2を有したカメラの上面図である。カメラボディ1の上
面にフラッシュシュー21が設けられ、ここにフラッシ
ュ信号接点22が設けられている。
【0014】また、先の実施例では、電動ズームレンズ
2を自動的に駆動させて周辺光量不足を起こさない焦点
距離範囲を決定するようにしたが、手動ズームレンズを
使用した場合は、ズームレンズ位置が周辺光量不足を起
こす焦点距離範囲にあるとき、表示回路15を制御して
カメラボディ1に設けた表示部7にその旨を警告表示し
たり、ブザー等により警告を促したりすればよい。この
ように、交換レンズ群に手動ズームレンズがあり、その
レンズが取付けられた場合はズーミングを規制すること
が不可能となるため、このような警告は有効である。
2を自動的に駆動させて周辺光量不足を起こさない焦点
距離範囲を決定するようにしたが、手動ズームレンズを
使用した場合は、ズームレンズ位置が周辺光量不足を起
こす焦点距離範囲にあるとき、表示回路15を制御して
カメラボディ1に設けた表示部7にその旨を警告表示し
たり、ブザー等により警告を促したりすればよい。この
ように、交換レンズ群に手動ズームレンズがあり、その
レンズが取付けられた場合はズーミングを規制すること
が不可能となるため、このような警告は有効である。
【0015】また、先の実施例ではレンズ駆動操作部を
レンズ側に設けたが、レンズ駆動操作部をカメラボディ
側に設けてもよい。
レンズ側に設けたが、レンズ駆動操作部をカメラボディ
側に設けてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、広角ズー
ムレンズの使用により発生する周辺光量不足に対して、
該レンズの種類及び内蔵或いは外付けフラッシュ位置等
のデータにより、周辺光量不足を起こさない焦点距離範
囲に該レンズを自動的に制御するようにしているので、
撮影時には確認できない周辺光量不足の発生を自動的に
回避でき、かつ操作性がよく、周辺光量不足による失敗
写真を防止することができる。
ムレンズの使用により発生する周辺光量不足に対して、
該レンズの種類及び内蔵或いは外付けフラッシュ位置等
のデータにより、周辺光量不足を起こさない焦点距離範
囲に該レンズを自動的に制御するようにしているので、
撮影時には確認できない周辺光量不足の発生を自動的に
回避でき、かつ操作性がよく、周辺光量不足による失敗
写真を防止することができる。
【図1】本実施例によるカメラの電動ズームレンズ装着
時における側面図である。
時における側面図である。
【図2】同カメラの電動ズームレンズ非装着時における
正面図である。
正面図である。
【図3】同カメラの電動ズームレンズ非装着時における
上面図である。
上面図である。
【図4】カメラの制御系のブロック図である。
【図5】フラッシュ撮影時の周辺光量不足についての説
明図である。
明図である。
【図6】外付けフラッシュを装着可能な電動ズームレン
ズ2を有したカメラの上面図である。
ズ2を有したカメラの上面図である。
1 カメラボディ 2 電動ズームレンズ 3 フラッシュ発光部 4 ズーム駆動操作部 5 レンズ信号接点群 6 フラッシュ撮影モード選択スイッチ 7 表示部 8 レリーズボタン 11 レンズ回路 12 ズーム駆動回路 13 エンコーダ 14 焦点検出回路 15 表示回路 16 フラッシュ回路
Claims (1)
- 【請求項1】 フラッシュを内蔵または外付けフラッシ
ュを装着可能で、電動ズーム機構を有する撮影レンズが
着脱可能なカメラシステムにおいて、レンズの種類やフ
ラッシュの種類等のデータが入力され、カメラを制御す
る制御手段と、前記の入力されたレンズ情報とフラッシ
ュの照射可能範囲情報とにより焦点距離範囲を設定する
焦点距離設定手段と、カメラボディ内またはレンズ内に
あってレンズのズーム駆動を行うズーム駆動手段と、カ
メラボディまたはレンズ内にあって前記ズーム駆動手段
によるレンズのズーム駆動操作を行うズーム駆動操作手
段と、フラッシュ撮影を行うか否かを設定するフラッシ
ュ撮影モード設定手段とを備え、前記制御手段はフラッ
シュ撮影モードが設定されたとき、レンズのズーム駆動
範囲を規制する規制手段を備えたことを特徴とするカメ
ラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167313A JPH075517A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167313A JPH075517A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | カメラシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075517A true JPH075517A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15847438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5167313A Pending JPH075517A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | カメラシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075517A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020016835A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | キヤノン株式会社 | 撮像装置および撮像装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5167313A patent/JPH075517A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020016835A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | キヤノン株式会社 | 撮像装置および撮像装置の制御方法 |
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