JPH0755079A - ホースバンド - Google Patents

ホースバンド

Info

Publication number
JPH0755079A
JPH0755079A JP5214836A JP21483693A JPH0755079A JP H0755079 A JPH0755079 A JP H0755079A JP 5214836 A JP5214836 A JP 5214836A JP 21483693 A JP21483693 A JP 21483693A JP H0755079 A JPH0755079 A JP H0755079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose band
fitting
tightening
main body
elastic connecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5214836A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fukuda
康治 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANESAN SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KANESAN SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANESAN SEISAKUSHO KK filed Critical KANESAN SEISAKUSHO KK
Priority to JP5214836A priority Critical patent/JPH0755079A/ja
Publication of JPH0755079A publication Critical patent/JPH0755079A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホースバンド本体8と、締付金具16と、弾
性連結金具21とからなる。ホースバンド本体8は金属
製の帯状板を円環状に丸めて形成し、両方の端部は締め
付けたときに同一周面を形成しつつ交わるようにする。
両方の端部に起立させた補強突片11、12に夫々孔1
3、14を設ける。補強突片11から少し離れた位置に
掛止片15を起立させる。締付金具16は基部側の両側
縁部に耳片16a、16aを延設してこれを屈曲した金
属製の細長い板を円弧状に曲げて形成する。基部側端部
に連結部18を形成すると共に先端寄りの部分にロック
孔19を設ける。更に耳片16a、16aに弾性連結金
具の掛止孔20を設ける。弾性連結金具21は弾性を有
する金属製の細長い板を長さ方向の中央部を彎曲させて
形成し、中央部を切欠いて両端部に掛止部23、24を
形成する。 【効果】 シール性を高めることができる。締付けを特
別な動力機械等を要さず、人手によって簡単に行うこと
ができる。追従締付力を持たせることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホース等を締め付けた状
態で固定するためのホースバンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のホースバンドとしては、主に図1
7乃至図19に示したホースバンドや図20及び図21
に示したホースバンドが用いられていた。図17乃至図
19に示したホースバンドは、金属製の帯状板をもって
円環状に形成されたホースバンド本体1を、その両端部
1a、1bを合わせてホースバンド本体の径方向に沿っ
た外方に向けて屈曲すると共に該屈曲した部分に適宜の
厚みの帯状板2の端部を固着し、該帯状板2をホースバ
ンド本体1の外面に被さるように倒し、この状態でコ字
形の止め金具3によって固定するものである。
【0003】該ホースバンドは、帯状板2を倒したと
き、該帯状板2の厚みに応じてホースバンド本体1の両
端部の合わせ目が外方に向けて引っ張られ、これによっ
て縮径されるものである。しかし、該ホースバンドにあ
っては、縮径したときに、ホースバンド本体1の両端部
の合わせ目の部分aに隙間ができ、またコ字形の止め金
具3の両側の部分b、bに、それの厚みの部分だけ隙間
ができる。このためシール性が低下するという問題があ
る。また、締め付け後にコ字形の止め金具3を折曲する
作業が必要である。そしてまた、この種のホースバンド
の場合には、追従締付力が全く無いという欠点もある。
【0004】また、図20及び図21に示したホースバ
ンドは、ホースバンドを構成する金属製の帯状板4を円
環状に丸め、帯状板4の両端部4a、4bを互いに内側
と外側に重ねた状態で爪5と孔6を係合させるものであ
る。そしてこの状態で機械や工具を用いて図20中矢標
A方向から或いは矢標B方向から外圧を加えることによ
り締付け耳部7を圧縮して塑性変形させ、もって縮径さ
せるものである。
【0005】しかし、該ホースバンドにあっては、締付
け耳部7を圧縮するときに相当な力を必要とする。した
がって、通常は専用の動力機械を使用しなければならな
い。また、場合によって機械によらず人手によって圧縮
しようとするときには、個人差によって圧縮にバラつき
が出やすい。したがって、シールが不完全になる場合も
あり得る。また、最大に締め付けても構造的に僅かに緩
みが生じ、シール性に問題がある。また、追従締付力が
無いことにおいては前記図17乃至図19に示したホー
スバンドと同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みなされたものであって、シール性が高く、而も特別な
動力機械や工具等を必要とせず、人手によって容易に締
付けを行うことができ、更に追従締付力をも有するホー
スバンドを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨と
するところは、金属製の帯状板を両端が対向する円環状
に丸めて形成し、締め付けたときに両方の端部が同一周
面を形成しつつ交わるようになすと共に、両方の端部に
外方に向けて補強突片を起立させ、一方の補強突片に後
記締付金具の基部の連結部を係止するための孔を設ける
と共に他方の補強突片に後記弾性連結金具の一端側の掛
止部を掛止する孔を設け、更に前記一方の補強突片から
所要の距離をおいて後記締付金具のロック孔が掛止され
る掛止片を外方に向けて起立させたホースバンド本体
と、基部側の両側縁部に耳片を延設し、該耳片を直角に
屈曲した金属製の細長い板を円弧状に曲げて形成し、基
部側端部に切欠きを設けて連結部を形成すると共に中央
部のやや先端寄りの部分にロック孔を設け、更に前記耳
片の前記連結部からやや離れた位置に後記弾性連結金具
の掛止孔を設けた締付金具と、弾性を有する金属製の細
長い板を長さ方向の中央部を彎曲させて形成し、中央部
に長さ方向の切欠きを設けて両端部に掛止部を形成した
弾性連結金具とからなるホースバンドにある。
【0008】
【作用】次に、本発明の作用について説明する。ホース
を締め付けるときには、締付金具をホースバンド本体に
被さるように倒せばよく、これによりホースバンド本体
が縮径するものである。
【0009】これを更に具体的に説明する。ホースバン
ド本体の一方の端部に起立した補強突片に設けられた孔
に、基部の連結部を係止して枢着した締付金具を倒す
と、該締付金具は補強突片に設けられた孔を支点に回動
し、該締付金具の連結部からやや離れた位置に設けられ
た弾性連結金具の掛止孔が、円弧状にその位置を移動す
る。
【0010】これに伴い該弾性連結金具の掛止孔に一端
側の掛止部を掛止した弾性連結金具が、該弾性連結金具
の掛止孔の移動する方向に引っ張られる。そしてこの結
果、ホースバンド本体の両方の端部の補強突片には、接
近する方向の力が働き、ホースバンド本体の両方の端部
は同一周面を形成しつつ交わる。これによりホースバン
ド本体は縮径する。このようにして縮径したホースバン
ド本体は、隙間なくホースの全周面を均一の力で締め付
けることができ、シールが完全なものとなる。
【0011】また、締付金具が倒れると、それに設けた
ロック孔がホースバンド本体の掛止片の上面を乗り越え
て掛止され、これによってロックされる。そしてまたこ
のときには、弾性連結金具自体の弾性によって引っ張ら
れるから、掛止状態はしっかりと保持される。また、同
時に追従締付力も付与される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ説明する。図1乃至図14は本発明の第一実施例
を示し、図1は締め付け前の状態の正面図、図2は締め
付け状態の正面図、図3はホースバンド本体の展開状態
の平面図、図4はホースバンド本体の補強突片と掛止片
を直角に屈曲した展開状態の平面図、図5はホースバン
ド本体の補強突片と掛止片を直角に屈曲した展開状態の
正面図、図6は円環状としたホースバンド本体の正面
図、図7は同平面図、図8は締付金具の展開状態の平面
図、図9は締付金具の正面図、図10は同側面図、図1
1は弾性連結金具の正面図、図12は同平面図、図13
及び図14は締付金具のロック作用の説明図である。
【0013】本発明は、ホースバンド本体と締付金具と
弾性連結金具とからなるものである。図中、8はホース
バンド本体である。該ホースバンド本体8は、金属製の
帯状板からなり、この金属製の帯状板を両端が対向する
円環状に丸めて形成される。
【0014】また、該ホースバンド本体8は、締め付け
たときに両方の端部が同一周面を形成しつつ交わるよう
にされており、本実施例においては両方の端部に食い違
い状に嵌まり込み部9、10を設けている。そしてま
た、該嵌まり込み部9、10には、ホースバンド本体8
の外方に向けて屈曲して補強突片11、12を起立さ
せ、該補強突片11、12の夫々には、後記締付金具の
基部の連結部を係止するための孔13と、後記弾性連結
金具の一端部側の掛止部を掛止する孔14が設けられて
いる。
【0015】また、前記補強突片11、12と後記掛止
片は、ホースバンド本体8と一体に成形され、アングル
状に直角に屈曲されているから、ホースバンド本体8の
板厚強度を増大させることができ、ホースバンド本体8
の両端部の交わる部分と締付けを行う部分が全く変形し
ないような充分な強度を得ることができる。
【0016】更にまた、前記ホースバンド本体8には、
前記補強突片11から所要の距離をおいて後記締付金具
のロック孔が掛止される掛止片15を起立させている。
また、該掛止片15は、本実施例では鉤形とし且つその
上面を円弧状に形成している。
【0017】16は締付金具であり、基部側の両側縁部
に耳片16a、16aを延設し、該耳片16a、16a
を直角に屈曲した金属製の細長い板からなり、円弧状に
曲げて形成される。また、該締付金具16の基部側端部
には、切欠き17を設けて連結部18を形成し、また、
中央部のやや先端寄りの部分にはロック孔19を設け、
更にまた前記耳片16a、16aの前記連結部18から
やや離れた位置には、後記弾性連結金具の掛止孔20を
設けている。
【0018】21は弾性連結金具であり、弾性を有する
金属製の細長い板からなり、長さ方向の中央部をU字形
に彎曲させて形成されている。また、該弾性連結金具2
1には、その中央部に長さ方向の切欠き22を設けて、
両端部に掛止部23、24を形成している。また、その
他図中25はホースを示す。
【0019】次に、図15及び図16に示した本発明の
第二実施例について説明する。然して、本実施例はホー
スバンド本体26の構成が前記第一実施例と相違するも
のである。即ち、前記第一実施例においては、ホースバ
ンド本体8の両方の端部に、食い違い状に嵌まり込み部
9、10を設けているが、本実施例においては一方の端
部に凸部27を、他方の端部に凹部28を設けている点
において相違している。そしてまた、これにより本実施
例においては補強突片29、30をホースバンド本体2
6の幅方向の両端部に起立させている。また、本実施例
では前記第一実施例における鉤形の掛止片15に代え
て、内側下向きの突起31aを設けた掛止片31として
いる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成、作用であり、
隙間なくホースの全周面を均一の力で締め付けることが
できるから、シール性がきわめて高いものである。ま
た、締め付け作業に動力機械等の特別な機械や工具を必
要とせず、人手によって簡単に行うことができるもので
ある。そしてまた、人手によって締め付ける場合にも個
人差によるバラつきが生じないものである。加えて、弾
性連結金具の弾性によって追従締付力も付与されるもの
であり、シールをより完全なものとすることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の締め付け前の状態の正面
図である。
【図2】本発明の第一実施例の締め付けた状態の正面図
である。
【図3】ホースバンド本体の展開状態の平面図である。
【図4】ホースバンド本体の補強突片と掛止片を直角に
屈曲した展開状態の平面図である。
【図5】ホースバンド本体の補強突片と掛止片を直角に
屈曲した展開状態の正面図である。
【図6】円環状としたホースバンド本体の正面図であ
る。
【図7】円環状としたホースバンド本体の平面図であ
る。
【図8】締付金具の展開状態の平面図である。
【図9】締付金具の正面図である。
【図10】締付金具の側面図である。
【図11】弾性連結金具の正面図である。
【図12】弾性連結金具の平面図である。
【図13】締付金具のロック作用の説明図であり、ロッ
ク前の状態図である。
【図14】締付金具のロック作用の説明図であり、ロッ
クした状態図である。
【図15】本発明の第二実施例のホースバンド本体の正
面図である。
【図16】本発明の第二実施例のホースバンド本体の平
面図である。
【図17】第一の従来例として示したホースバンドの締
め付け前の状態の正面図である。
【図18】第一の従来例として示したホースバンドの締
め付け状態の正面図である。
【図19】図18中A−A線断面図である。
【図20】第二の従来例として示したホースバンドの締
め付け前の状態の正面図である。
【図21】第二の従来例として示したホースバンドの締
め付け状態の正面図である。
【符号の説明】
8 ホースバンド本体 9、10 嵌まり込み部 11、12 補強突片 13 係止孔 14 掛止孔 15 掛止片 16 締付金具 16a、16a 耳片 17 切欠き 18 連結部 19 ロック孔 20 掛止孔 21 弾性連結金具 22 切欠き 23、24 掛止部 26 ホースバンド本体 27 凸部 28 凹部 29、30 補強突片 31 掛止片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の帯状板を両端が対向する円環状
    に丸めて形成し、締め付けたときに両方の端部が同一周
    面を形成しつつ交わるようになすと共に、両方の端部に
    外方に向けて補強突片を起立させ、一方の補強突片に後
    記締付金具の基部の連結部を係止するための孔を設ける
    と共に他方の補強突片に後記弾性連結金具の一端側の掛
    止部を掛止する孔を設け、更に前記一方の補強突片から
    所要の距離をおいて後記締付金具のロック孔が掛止され
    る掛止片を外方に向けて起立させたホースバンド本体
    と、基部側の両側縁部に耳片を延設し、該耳片を直角に
    屈曲した金属製の細長い板を円弧状に曲げて形成し、基
    部側端部に切欠きを設けて連結部を形成すると共に中央
    部のやや先端寄りの部分にロック孔を設け、更に前記耳
    片の前記連結部からやや離れた位置に後記弾性連結金具
    の掛止孔を設けた締付金具と、弾性を有する金属製の細
    長い板を長さ方向の中央部を彎曲させて形成し、中央部
    に長さ方向の切欠きを設けて両端部に掛止部を形成した
    弾性連結金具とからなるホースバンド。
JP5214836A 1993-08-09 1993-08-09 ホースバンド Pending JPH0755079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5214836A JPH0755079A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 ホースバンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5214836A JPH0755079A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 ホースバンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0755079A true JPH0755079A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16662348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5214836A Pending JPH0755079A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 ホースバンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755079A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1288218C (en) Hose band
US5815892A (en) Profile clamp
JP3137110B2 (ja) 成形されたクリップ
JPS586109B2 (ja) ホ−スクランプ
JPH07198078A (ja) 鋸歯状鎖錠装置を備えたクランプ構造体
US6347031B1 (en) Earthing clip terminal
JPH03163294A (ja) 締付けバンド
US5940939A (en) One-piece flat band clamp
JPH0755079A (ja) ホースバンド
CN113454381A (zh) 软管夹
JP3927690B2 (ja) ブーツバンド
JPH04231710A (ja) クランプ
JPH11223287A (ja) ブーツバンド
JPH1137367A (ja) ブーツバンド
JP4837699B2 (ja) 締付けバンド
JP3016771U (ja) とも板フランジダクト間の締付け止め金具
JP3003331U (ja) ホースクランプ
JPH0735794Y2 (ja) 自動車のモール連結装置
JPS5923847Y2 (ja) 金属製結合バンド
JP2571360Y2 (ja) ホースクリップ
JPS6021529Y2 (ja) 金属製結合バンド
JP3441137B2 (ja) 締付けバンド
JPS62224709A (ja) ホ−スバンド
JP5392008B2 (ja) 締付けバンド
JPH08312860A (ja) 締付けバンド