JPH075497Y2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPH075497Y2
JPH075497Y2 JP1987113670U JP11367087U JPH075497Y2 JP H075497 Y2 JPH075497 Y2 JP H075497Y2 JP 1987113670 U JP1987113670 U JP 1987113670U JP 11367087 U JP11367087 U JP 11367087U JP H075497 Y2 JPH075497 Y2 JP H075497Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
fixing roller
leaf spring
temperature sensor
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987113670U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6419976U (ja
Inventor
康喜 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tec Corp filed Critical Tec Corp
Priority to JP1987113670U priority Critical patent/JPH075497Y2/ja
Publication of JPS6419976U publication Critical patent/JPS6419976U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH075497Y2 publication Critical patent/JPH075497Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電子写真装置に使用される定着装置に関す
る。
従来の技術 先ず、第3図及び第4図に従来例を示す。1は筐体で、
この筐体1の内部には感光体2を回転自在に保持するド
ラムフレーム3が設けられている。このドラムフレーム
3には、感光体2の外周に電荷を帯電させる帯電チヤー
ジヤ4と感光体2の外周にトナーを供給する現像器5と
が装着され、ドラムフレーム3の上部には感光体2の外
周にレーザー光線を走査するレーザー光線発光部6が設
けられ、感光体2の下部には用紙を案内する案内板7が
設けられ、この案内板7には用紙送りローラ8が回転自
在に設けられているとともに、転写チヤージヤ9が固定
されている。また、案内板7の終端部に接近して定着装
置10が設けられている。この定着装置10は、ヒータ11が
内蔵された定着ローラ12と圧接ローラ13とよりなり、下
方の圧接ローラ13はスプリング14により上方へ付勢され
て支軸15を支点に回動するレバー16に回転自在に支承さ
れている。さらに、定着ローラ12を覆うカバー17にはこ
の定着ローラ12に弾発的に接触するクリーニングパツト
18が保持されている。また、温度センサ19とこの温度セ
ンサ19の周囲を囲む弾性材20とが保持された回路基板50
を定着ローラ12に付勢する板ばね51がカバー17に固定さ
れている。
第3図に示すように、弾性材20と回路基板50とには保護
テープ21が巻回され、この保護テープ21により温度セン
サ19の先端が保護されている。また、板ばね51は、カバ
ー17に螺子等により止着される取付片52と、この取付片
52の両側に位置する屈曲片53とを有し、これらの屈曲片
53には回路基板50の両端に形成された突起54に係合する
係止孔55が形成されている。また、回路基板50には温度
センサ19を外部回路に接続するリード線22が半田付けさ
れ、これらのリード線22の根本に嵌合されたチユーブ23
を保持する突片56が回路基板50の上縁に形成されてい
る。
したがつて、感光体2は一回転駆動される過程で、先ず
帯電チヤージヤ4により外周全体が帯電され、この帯電
部にレーザー光線発光部6からレーザー光線が走査され
て感光体2の外周に静電潜像が形成される。この静電潜
像は現像器5により現像され、現像されたこのトナー像
は案内板7に沿つて送られてくる用紙に転写チヤージヤ
9により転写され、この転写画像は用紙が定着ローラ12
と圧接ローラ13とにより挾持されて搬送される過程で定
着される。この時に、定着ローラ12の温度が温度センサ
19により検出され、この検出信号によりヒータ11への通
電が制御され、これにより、定着ローラ12の温度が一定
の範囲に管理される。
考案が解決しようとする問題点 しかし、狭い場所で配線するためにはリード線22の弛み
を最小限にする必要があり、配線に際してリード線22を
引つ張り過ぎることがある。この場合にはリード線22の
引張力により板ばね51が変形し回路基板50が温度センサ
19とともに定着ローラ12から離反する。したがつて、温
度検出が不正確である。また、回路基板50の突部54と板
ばね51の係止孔55との係合は回路基板50の長手方向の動
作に大きな影響を受けるので、回路基板50はリード線22
の引張力を受けると長手方向に移動し、これにより、突
部54と係止孔55との係合が不安定となる。さらに、リー
ド線22を引き出すために回路基板50と板ばね51との周囲
のスペースに余裕を見込まなければならない。
問題点を解決するための手段 感光体の外周面から用紙の一面に転写されたトナー像を
加熱する定着ローラを設け、この定着ローラの外周面に
接触する温度センサを保持してこの定着ローラの軸方向
に細長い形状に形成された回路基板を設け、この回路基
板を前記定着ローラの外周面に向けて付勢する板ばねを
設け、前記回路基板の長辺のそれぞれに両側に突出する
突片を形成するとともにこれらの突片に係合する複数の
係止孔を前記板ばねに形成し、前記温度センサを外部回
路に接続するためのリード線を導出させる案内部を前記
定着ローラの軸方向に沿わせて前記回路基板の端部に形
成した。
作用 したがつて、リード線の引張力が作用する方向は、定着
ローラの軸心に沿う方向であつて板ばねの撓み方向及び
板ばねの係止孔と回路基板の突片との係合方向に対して
直交する方向となり、したがつて、温度センサは定着ロ
ーラに密着状態に維持されて温度検出の精度が向上する
とともに板ばねと回路基板との係合状態が安定し、さら
に、リード線は温度センサの両側であつて定着ローラの
軸心に沿うデツドスペースを利用して引き出されるた
め、回路基板及び板ばねの周囲のスペースが縮小され
る。
実施例 この考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明
する。第3図及び第4図において説明した部分と同一部
分は同一符号を用い説明も省略する。温度センサ19と弾
性材20とを保持する回路基板24は定着ローラ12の軸心方
向に長い形状に形成され、その両端部の両側縁には突片
25が形成されている。また、回路基板24の両側縁を挾持
する挾持部26とカバー17に対する取付片27とを有する横
長の板ばね28が設けられ、挾持部26の両端部には突片25
に係合する係止孔29が形成されている。さらに、回路基
板24に接続されたリード線22を定着ローラ12の軸方向に
沿つて導出する案内部30がこの回路基板24の端部に形成
されている。すなわち、リード線22に嵌合されたチユー
ブ23がこの案内部30に嵌合されている。
このような構成において、回路基板24の突片25と板ばね
28の係止孔29とは定着ローラ12の軸心と直交する方向の
挾持部26の屈撓動作により係合する。また、板ばね28は
定着ローラ12の軸心と直交する方向の撓み動作により回
路基板24を定着ローラ12側に付勢し、弾性材20と温度セ
ンサ19とを保護テープ21を介して定着ローラ12に接触さ
せる。したがつて、配線時にリード線22に引張力が作用
したとしても、温度センサ19及び弾性材20と定着ローラ
12との接触状態に与える影響が極めて少なく、また、突
片25と係止孔29との係合状態に与える影響も極めて少な
い。これにより、定着ローラ12の温度を正確に検出する
とともに、板ばね28による回路基板24の保持状態を安定
させることができる。さらに、温度センサ19の側方であ
つて定着ローラ12の軸心に沿うデツドスペースを利用し
てリード線22を側方へ導出することができる。これによ
り、回路基板24と板ばね28との周囲のスペースを縮小す
ることが可能となる。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、リード線の引張
力が作用する方向を、板ばねの撓み方向及び板ばねの係
止孔と回路基板の突片との係合方向に対して直交させる
ことができ、したがつて、温度センサを定着ローラに密
着状態に維持して温度検出の精度を向上させるとともに
板ばねと回路基板との係合状態を安定させることがで
き、さらに、温度センサの両側であつて定着ローラの軸
心に沿うデツドスペースを利用してリード線を引き出す
ことができ、これにより、回路基板及び板ばねの周囲の
スペースを縮小することもできる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は回路基板と板ばねとの係合状態を示す分解斜視
図、第2図は一部を断面にして全体構造を示す側面図、
第3図及び第4図は従来例を示すもので、第3図は回路
基板と板ばねとの係合状態を示す分解斜視図、第4図は
一部を断面にして全体構造を示す側面図である。 2……感光体、12……定着ローラ、19……温度センサ、
22……リード線、24……回路基板、25……突片、28……
板ばね、29……係止孔、30……案内部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体の外周面から用紙の一面に転写され
    たトナー像を加熱する定着ローラを設け、この定着ロー
    ラの外周面に接触する温度センサを保持してこの定着ロ
    ーラの軸方向に細長い形状に形成された回路基板を設
    け、この回路基板を前記定着ローラの外周面に向けて付
    勢する板ばねを設け、前記回路基板の長辺のそれぞれに
    両側に突出する突片を形成するとともにこれらの突片に
    係合する複数の係止孔を前記板ばねに形成し、前記温度
    センサを外部回路に接続するためのリード線を導出させ
    る案内部を前記定着ローラの軸方向に沿わせて前記回路
    基板の端部に形成したことを特徴とする定着装置。
JP1987113670U 1987-07-23 1987-07-23 定着装置 Expired - Lifetime JPH075497Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987113670U JPH075497Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987113670U JPH075497Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6419976U JPS6419976U (ja) 1989-01-31
JPH075497Y2 true JPH075497Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31353712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987113670U Expired - Lifetime JPH075497Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075497Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434434Y2 (ja) * 1984-12-28 1992-08-17
JPS6237730U (ja) * 1985-08-26 1987-03-06
JPS63193333A (ja) * 1987-02-06 1988-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd 光デイスク装置のフオ−カスサ−ボシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6419976U (ja) 1989-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000284622A (ja) 定着器
US20220260936A1 (en) Image forming apparatus
US11188016B2 (en) Fixing device including a heater having a planar shape and an endless belt
JPH075497Y2 (ja) 定着装置
US20140147153A1 (en) Image Forming Apparatus
US5845178A (en) Charging device having a charger arrangement frame in which a discharge wire, coil spring and electrode are disposed, for use in a compact electrophotographic image forming apparatus
JP2968345B2 (ja) 電子写真装置の定着器
JP3467074B2 (ja) 画像形成装置における転写装置
KR200149596Y1 (ko) 기록용지의 선단 정렬상태 감지장치
JP6252971B2 (ja) センサ装置、画像形成装置及びセンサ装置の使用方法
US11383539B2 (en) Unit attaching/detaching structure and image forming system
JP6459899B2 (ja) 配線処理構造、定着装置および画像形成装置
JP5075799B2 (ja) 配線の保持構造及び画像形成装置
JPH0411451B2 (ja)
JPH02251871A (ja) 電子写真式記録装置
JP2574467Y2 (ja) 画像形成装置
EP0427471A2 (en) Electrophotographic copying machine
JPH0710368Y2 (ja) ロール型定着装置
JP2538552Y2 (ja) 画像形成装置における定着ローラの温度検知装置
JPH052513Y2 (ja)
JPH043429Y2 (ja)
JP3491247B2 (ja) 給紙カセットの接地構造
JPH03249682A (ja) 画像形成装置
CN116466555A (zh) 连接部件
KR0181162B1 (ko) 기록용지의 선단정렬 상태 감지장치 및 방법