JPH0754961Y2 - 抵抗器 - Google Patents

抵抗器

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JPH0754961Y2
JPH0754961Y2 JP1988071240U JP7124088U JPH0754961Y2 JP H0754961 Y2 JPH0754961 Y2 JP H0754961Y2 JP 1988071240 U JP1988071240 U JP 1988071240U JP 7124088 U JP7124088 U JP 7124088U JP H0754961 Y2 JPH0754961 Y2 JP H0754961Y2
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resistor
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益作 奥村
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は抵抗器に関し、特にたとえばチップ抵抗器の
ように回路基板上に面実装される、抵抗器に関する。
〔従来技術〕
従来の抵抗器1は、第3図に示すように、アルミナ基板
2上に抵抗皮膜3を形成し、アルミナ基板2の両端にそ
れぞれ電極端子4を形成したものである。そして、抵抗
器1を回路基板5上に面実装する際には、まず、抵抗器
1を回路基板5上に接着剤6で仮止めし、その後、はん
だ7によって電極端子4と回路基板5の配線パターン8
とを接続するようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の抵抗器1では、周波数100MHz以上で抵抗が1kΩ以
上になると、浮遊容量が無視できなくなる。また、抵抗
皮膜3と配線パターン8との間の浮遊容量も同様であ
る。これらの浮遊容量の影響によって抵抗器1の周波数
特性が低下する。
それゆえに、この考案の主たる目的は、浮遊容量が小さ
く、したがって周波数特性のよい、抵抗器を提供するこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、基板と基板上に形成された抵抗体とを含
み、かつ回路基板上に面実装される抵抗器において、抵
抗体と回路基板との間に空気層が形成されるように基板
の断面を下方へ向けて開口された略コ字状にしたことを
特徴とする、抵抗器である。
〔作用〕
抵抗器の抵抗体と回路基板との間に介在する空気層の誘
電率は1であり、浮遊容量が小さくなる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、浮遊容量を低く抑えることができる
ので、周波数特性のよい抵抗器を得ることができる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図である。抵抗
器10は、アルミナによって形成されるかつ下方へ向けて
開口される断面略コ字状の基板14を含む。そして、基板
14の上側主面上、または上側主面から両外側面にかけ
て、たとえば金属またはグレーズなどからなる抵抗体16
が、たとえばメッキ、蒸着または印刷などによって形成
される。その抵抗体16の上に、基板14の両外側面から上
側主面の一部にかけて、それぞれ互いに間隔を隔てて、
たとえば銀またはニッケルなどからなる接続電極18が形
成される。
このようにして形成された抵抗器10を回路基板20上に面
実装する際には、第2図に示すように、まず、抵抗器10
を回路基板20上に接着剤22によって仮止めし、その後、
はんだ24によって接続電極18と回路基板20の配線パター
ン26とを接続する。なお、接着剤22の量は必要最小限に
少なくすることが望ましい。
このとき、抵抗器10の基板14と回路基板20との間に空洞
部30が形成されるので、抵抗体16と回路基板20との間に
空気層が介在することになる。また、この空洞部30すな
わち空気層は回路基板20の配線パターン26間にも介在す
ることになる。
したがって、抵抗体16と配線パターン26との間および配
線パターン26の間の浮遊容量を小さくすることができ、
抵抗器10自体の浮遊容量は従来技術と比べ1/2〜1/5にな
り、さらに回路基板20全体を通した浮遊容量が1/3〜1/1
0になる。その結果、100MHz以上での周波数特性を改善
でき、高周波領域での使用範囲を拡大できる。
なお、空気層としては、基板下主面に凹部を形成するだ
けでもよく、さらには回路基板20にたとえば孔や凹みな
どの凹部を形成するとより一層効果的である。
また、抵抗体16としてカーボンを用いれば、基板材料と
しては、たとえばPPSなどのプラスチックを用いること
ができる。
さらに、接着剤22を使わずに、レーザはんだによって抵
抗器を仮止めしてもよい。
上述の実施例においては、熱が空洞部30を通して放散さ
れるので、回路基板20を通して他の部品に伝導されるこ
とが少なく、熱特性が改善されるという特有の効果を期
待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図実施例の抵抗器を面実装した状態を示す
断面図解図である。 第3図は従来例を示す断面図解図である。 図において、10は抵抗器、30は空洞部、14は基板、16は
抵抗体、18は接続電極、20は回路基板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と前記基板上に形成された抵抗体とを
    含み、かつ回路基板上に面実装される抵抗器において、 前記抵抗体と前記回路基板との間に空気層が形成される
    ように前記基板の断面を下方へ向けて開口された略コ字
    状にしたことを特徴とする、抵抗器。
JP1988071240U 1988-05-30 1988-05-30 抵抗器 Expired - Lifetime JPH0754961Y2 (ja)

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JPH01174902U JPH01174902U (ja) 1989-12-13
JPH0754961Y2 true JPH0754961Y2 (ja) 1995-12-18

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602801U (ja) * 1983-06-20 1985-01-10 三洋電機株式会社 チツプ状回路部品
JPH0543442Y2 (ja) * 1987-09-21 1993-11-02

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Publication number Publication date
JPH01174902U (ja) 1989-12-13

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