JPH0754928Y2 - コネクタ組立体 - Google Patents
コネクタ組立体Info
- Publication number
- JPH0754928Y2 JPH0754928Y2 JP12680190U JP12680190U JPH0754928Y2 JP H0754928 Y2 JPH0754928 Y2 JP H0754928Y2 JP 12680190 U JP12680190 U JP 12680190U JP 12680190 U JP12680190 U JP 12680190U JP H0754928 Y2 JPH0754928 Y2 JP H0754928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female terminal
- connector assembly
- terminal
- female
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等に使用するコネクタ組立体の構造に
関するものである。
関するものである。
第３図は従来のコネクタ組立体の一つであるヒューズボ
ックスｂの分解斜視図、第４図は第３図のヒューズボッ
クスｂに雌型端子としてのヒューズ用端子ｃが配設され
た端子収容室の切欠斜視図である。
ックスｂの分解斜視図、第４図は第３図のヒューズボッ
クスｂに雌型端子としてのヒューズ用端子ｃが配設され
た端子収容室の切欠斜視図である。
ヒューズボックスｂは上方にヒューズ収容部ｇとそれに
連通する雌型端子ｃの一対の端子収容室ｈが周壁ｉと隔
壁ｊをもつて形成されている。一対の端子収容室ｈには
雌型端子ｃの背面凸部ｄと係合する可撓係止片ｅが突出
して形成される。
連通する雌型端子ｃの一対の端子収容室ｈが周壁ｉと隔
壁ｊをもつて形成されている。一対の端子収容室ｈには
雌型端子ｃの背面凸部ｄと係合する可撓係止片ｅが突出
して形成される。
上記のように構成されているので、雌型端子ｃが端子収
容室ｈの後方から正しい位置まで挿入されていると、第
５図に示すように雌型端子ｃの凸部ｄが端子収容室ｈの
可撓係止片ｅと係合し、雌型端子ｃを正しく保持する。
従って第５図に示すように、板形ヒューズａ（２点鎖線
にて図示）を挿入するとその平型接触片ｆは雌型端子ｃ
の対向する弾性接触片ｃ′の接触面と接触し所期の目的
を達成できる。
容室ｈの後方から正しい位置まで挿入されていると、第
５図に示すように雌型端子ｃの凸部ｄが端子収容室ｈの
可撓係止片ｅと係合し、雌型端子ｃを正しく保持する。
従って第５図に示すように、板形ヒューズａ（２点鎖線
にて図示）を挿入するとその平型接触片ｆは雌型端子ｃ
の対向する弾性接触片ｃ′の接触面と接触し所期の目的
を達成できる。
ところが、ヒューズボックスを組み立てるとき、雌型端
子が正しい位置まで挿入されていないと、第６図で示す
ように雌型端子ｃは所定の位置より手前で保持された状
態で組み立てられてしまう。この為、板形ヒューズａが
正しく挿入されても板形ヒューズａの平型接触片ｆは雌
型端子ｃの接触面と接触しないことになる。しかも悪い
ことに、外部から目視では全く判別できない。
子が正しい位置まで挿入されていないと、第６図で示す
ように雌型端子ｃは所定の位置より手前で保持された状
態で組み立てられてしまう。この為、板形ヒューズａが
正しく挿入されても板形ヒューズａの平型接触片ｆは雌
型端子ｃの接触面と接触しないことになる。しかも悪い
ことに、外部から目視では全く判別できない。
本考案は、上記した点に鑑み、雌型端子の不完全な挿入
状態のコネクタ組立体があれば、電気的接続を行う相対
する平型接触片そのものを挿入できなくして未接触状態
を確実に発見するとともに、電気的トラブルを未然に防
止するコネクタ組立体の構造を提供することを目的とす
る。
状態のコネクタ組立体があれば、電気的接続を行う相対
する平型接触片そのものを挿入できなくして未接触状態
を確実に発見するとともに、電気的トラブルを未然に防
止するコネクタ組立体の構造を提供することを目的とす
る。
上記の目的を達成するために、本考案は、絶縁材料で形
成されたハウジング内に雌型端子が平行に収容され、そ
の雌型端子には相対する平型接触片が挿入されるように
構成されたコネクタ組立体において、雌型端子収容室の
壁に該雌型端子の電気接触部と当接する可撓抑止片を設
け、ハウジング内に該雌型端子が完全に挿入された状態
において、該可撓抑止片が変位して平型接触片の挿入軌
跡から離脱してその挿入を許容する構造とする。
成されたハウジング内に雌型端子が平行に収容され、そ
の雌型端子には相対する平型接触片が挿入されるように
構成されたコネクタ組立体において、雌型端子収容室の
壁に該雌型端子の電気接触部と当接する可撓抑止片を設
け、ハウジング内に該雌型端子が完全に挿入された状態
において、該可撓抑止片が変位して平型接触片の挿入軌
跡から離脱してその挿入を許容する構造とする。
雌型端子がハウジングの中の正しい位置に挿入保持され
ると、電気接触部の側端が可撓抑止片を押し分け、相対
する平型接触片の挿入に必要な雌型端子に至るまでの通
路が確保される。換言すれば、雌型端子がハウジングの
なかに正しく挿入保持されていない場合は、平型接触片
の挿入に必要な雌型端子に至るまで通路上に可撓抑止片
の先端部が突出して平型接触片は雌型端子に挿入するこ
とはできない。従って、雌型端子の不完全嵌合を相対す
る平型接触片の嵌合作業時に必ず発見する事ができる。
ると、電気接触部の側端が可撓抑止片を押し分け、相対
する平型接触片の挿入に必要な雌型端子に至るまでの通
路が確保される。換言すれば、雌型端子がハウジングの
なかに正しく挿入保持されていない場合は、平型接触片
の挿入に必要な雌型端子に至るまで通路上に可撓抑止片
の先端部が突出して平型接触片は雌型端子に挿入するこ
とはできない。従って、雌型端子の不完全嵌合を相対す
る平型接触片の嵌合作業時に必ず発見する事ができる。
第１図は本考案に係るコネクタ組立体の構造を適用した
ヒューズボックスを示す切欠斜視図、第２図（ａ）は雌
型端子が不完全にヒューズボックスに挿入された場合の
作動縦断面図、第２図（ｂ）は雌型端子が正しくヒュー
ズボックスの端子収容室に挿入された場合の作動縦断面
図である。
ヒューズボックスを示す切欠斜視図、第２図（ａ）は雌
型端子が不完全にヒューズボックスに挿入された場合の
作動縦断面図、第２図（ｂ）は雌型端子が正しくヒュー
ズボックスの端子収容室に挿入された場合の作動縦断面
図である。
第１図において、絶縁性合成樹脂ハウジングからなるコ
ネクタ組立体てしてのヒューズボックス１は、上方にヒ
ューズ収容部３とこれに連通する雌型端子６の一対の端
子収容室２が、相対する外壁1a,1bに連成された仕切壁
５と該仕切壁５に連成された隔壁４及び中間壁９をもつ
て形成されている。一対の端子収容室２にはリード線７
に圧着された雌型端子６の背面凸部８と係合する可撓係
止片10が中間壁９に突出して形成される（第２図（ａ）
参照）。
ネクタ組立体てしてのヒューズボックス１は、上方にヒ
ューズ収容部３とこれに連通する雌型端子６の一対の端
子収容室２が、相対する外壁1a,1bに連成された仕切壁
５と該仕切壁５に連成された隔壁４及び中間壁９をもつ
て形成されている。一対の端子収容室２にはリード線７
に圧着された雌型端子６の背面凸部８と係合する可撓係
止片10が中間壁９に突出して形成される（第２図（ａ）
参照）。
雌型端子６の雌型の電気接続部６′において、側面6bは
横断面がコの字状に折り曲げられ、更に先端6cは外方に
折り曲げられている。一方両側面6bは上方に延長した部
分が内側に折り曲げられて相対向した一対の接触片6dを
構成し、板形ヒューズ11の平型接触片12との接触手段を
構成している。
横断面がコの字状に折り曲げられ、更に先端6cは外方に
折り曲げられている。一方両側面6bは上方に延長した部
分が内側に折り曲げられて相対向した一対の接触片6dを
構成し、板形ヒューズ11の平型接触片12との接触手段を
構成している。
端子収容室２の上部の外壁1a,1bおよび隔壁４には、雌
型端子６の側面6bと交差する方向に対向するように可撓
抑止片13a及び13bが連設され、更に該可撓抑止片13a及
び13bの先端部13a′及び13b′は内側に向けて延長し、
その相対する間隔ｍは板形ヒューズ11の平型接触片12の
幅ｍ′より若干小さく構成されている。
型端子６の側面6bと交差する方向に対向するように可撓
抑止片13a及び13bが連設され、更に該可撓抑止片13a及
び13bの先端部13a′及び13b′は内側に向けて延長し、
その相対する間隔ｍは板形ヒューズ11の平型接触片12の
幅ｍ′より若干小さく構成されている。
次いで本考案によるコネクタ組立体の組立を第２図
（ａ），（ｂ）について説明する。
（ａ），（ｂ）について説明する。
第２図（ａ）は、雌型端子６が端子収容室２に正しく挿
入されていない状態を示している。つまり、雌型端子６
が充分上部まで挿入されていないので、雌型端子６の凸
部８はヒューズボックス１の可撓係止片10と係合してい
なく、更に雌型端子６の側面6cの側端が可撓抑止片13a,
13bの内側を押し広げていない。従って、可撓係止片13
a,13bの先端部13a′,13b′間の間隔ｍは板形ヒューズ11
の平型接触片12の幅ｍ′より小さくて先端部13a′,13
b′は平型接触片12の進入軌跡内に位置し板形ヒューズ1
1をＤ方向より挿入できない。
入されていない状態を示している。つまり、雌型端子６
が充分上部まで挿入されていないので、雌型端子６の凸
部８はヒューズボックス１の可撓係止片10と係合してい
なく、更に雌型端子６の側面6cの側端が可撓抑止片13a,
13bの内側を押し広げていない。従って、可撓係止片13
a,13bの先端部13a′,13b′間の間隔ｍは板形ヒューズ11
の平型接触片12の幅ｍ′より小さくて先端部13a′,13
b′は平型接触片12の進入軌跡内に位置し板形ヒューズ1
1をＤ方向より挿入できない。
一方、第２図（ｂ）のように雌型端子６が端子収容室２
の正しい位置に挿入されていると、雌型端子６の凸部８
はハウジング１の可撓係止片10と係合すると共に、雌型
端子６の側面6bの側端が可撓抑止片13a,13bの内側に接
触し外側に押し広げる。従って、可撓係止片13a,13bの
先端部13a′,13b′間の間隔は板形ヒューズ11の平型接
触片12の幅より充分広くなり、板形ヒューズ11は所定の
位置に正しく挿入され所期の目的を達成する。
の正しい位置に挿入されていると、雌型端子６の凸部８
はハウジング１の可撓係止片10と係合すると共に、雌型
端子６の側面6bの側端が可撓抑止片13a,13bの内側に接
触し外側に押し広げる。従って、可撓係止片13a,13bの
先端部13a′,13b′間の間隔は板形ヒューズ11の平型接
触片12の幅より充分広くなり、板形ヒューズ11は所定の
位置に正しく挿入され所期の目的を達成する。
以上の実施例は、一方をヒューズボックス、他方を板形
ヒューズとしその結合を行うコネクタ組立体について説
明したが、一方を雌型端子を収容するコネクタ、他方を
平型接触片を有する雄型端子を収容するコネクタとし
て、その結合を行うコネクタ組立体であっても良い。
ヒューズとしその結合を行うコネクタ組立体について説
明したが、一方を雌型端子を収容するコネクタ、他方を
平型接触片を有する雄型端子を収容するコネクタとし
て、その結合を行うコネクタ組立体であっても良い。
以上のように、本考案によれば、雌型端子がハウジング
に不完全に挿入されて組み立てられたコネクタ組立体が
あれば、相対する平型接触片の挿入ができずいわゆるフ
ールプルーフ的に嵌合不良を確実に発見でき、電気的ト
ラブルを未然に防止することを特長とする。
に不完全に挿入されて組み立てられたコネクタ組立体が
あれば、相対する平型接触片の挿入ができずいわゆるフ
ールプルーフ的に嵌合不良を確実に発見でき、電気的ト
ラブルを未然に防止することを特長とする。
第１図は本考案のコネクタ組立体の切欠斜視図、 第２図（ａ）は雌型端子が不完全に挿入された状態状態
のコネクタ組立体の縦断面図、 第２図（ｂ）は雌型端子が正しく挿入された状態のコネ
クタ組立体の縦断面図、 第３図は従来例のコネクタ組立体の分解斜視図、 第４図は従来例のコネクタ組立体の切欠斜視図、 第５図は従来例のコネクタ組立体に雌型端子が正しく挿
入された縦断面図、 第６図は従来例のコネクタ組立体に雌型端子が不完全に
挿入された縦断面図である。 １……コネクタ組立体、２……端子収容室、３……ヒュ
ーズ収容部、４……隔壁、５……仕切壁、６……雌型端
子、７……リード線、８……凸部、９……中間壁、10…
…可撓係止片、11……板形ヒューズ、12……平型接触
片、13……可撓抑止片。
のコネクタ組立体の縦断面図、 第２図（ｂ）は雌型端子が正しく挿入された状態のコネ
クタ組立体の縦断面図、 第３図は従来例のコネクタ組立体の分解斜視図、 第４図は従来例のコネクタ組立体の切欠斜視図、 第５図は従来例のコネクタ組立体に雌型端子が正しく挿
入された縦断面図、 第６図は従来例のコネクタ組立体に雌型端子が不完全に
挿入された縦断面図である。 １……コネクタ組立体、２……端子収容室、３……ヒュ
ーズ収容部、４……隔壁、５……仕切壁、６……雌型端
子、７……リード線、８……凸部、９……中間壁、10…
…可撓係止片、11……板形ヒューズ、12……平型接触
片、13……可撓抑止片。
Claims (1)
- 【請求項１】絶縁材料で形成されたハウジング内に雌型
端子が平行に収容され、その雌型端子には相対する平型
接触片が挿入されるように構成されたコネクタ組立体に
おいて、雌型端子収容室の壁に該雌型端子の電気接触部
と当接する可撓抑止片を設け、ハウジング内に該雌型端
子が完全に挿入された状態において、該可撓抑止片が変
位して平型接触片の挿入軌跡から離脱してその挿入を許
容することを特徴とするコネクタ組立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12680190U JPH0754928Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | コネクタ組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12680190U JPH0754928Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | コネクタ組立体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0485670U JPH0485670U (ja) | 1992-07-24 |
| JPH0754928Y2 true JPH0754928Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31874339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12680190U Expired - Fee Related JPH0754928Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | コネクタ組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754928Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4425920C2 (de) * | 1993-07-22 | 1997-09-04 | Yazaki Corp | Elektrischer Steckverbinder |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP12680190U patent/JPH0754928Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0485670U (ja) | 1992-07-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |