JPH075452B2 - 複数色ケ−キ状化粧料充▲填▼皿およびその製造方法 - Google Patents

複数色ケ−キ状化粧料充▲填▼皿およびその製造方法

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JPH075452B2
JPH075452B2 JP1337786A JP1337786A JPH075452B2 JP H075452 B2 JPH075452 B2 JP H075452B2 JP 1337786 A JP1337786 A JP 1337786A JP 1337786 A JP1337786 A JP 1337786A JP H075452 B2 JPH075452 B2 JP H075452B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、一個の皿状容器体内に、互いに色の異なる二
種のケーキ状化粧料が混色しないで画然と充填された複
数色ケーキ状化粧料充填皿およびその製造方法に関する
ものである。
「従来の技術」 従来、化粧用コンパクト容器等に収納される上記のよう
な充填皿は、単一の皿状容器体内に板状の仕切り部材を
挿入し、該仕切り部材による区画単位毎に互いに色の異
なる複数種の粉末化粧料を粉末状のまま供給後、仮プレ
ス、仕切り部材の除去及び本プレスを行なうという工程
を取って形成されていた。
「発明が解決しようとする問題点」 上記した従来の充填皿にあっては、その製造工程におい
て、所定の厚みを有した板状の仕切り部材を皿状容器体
内に挿入すると共に、該仕切り部材毎に複数種の粉末化
粧料を粉末状のまま充填して、仮プレスするようになっ
ていたため、本プレス前に仕切り部材を除去すると、相
互に隣接する粉末化粧料の対向面間には、必然的に、仕
切り部材の肉厚に相当する間隙が生じる。このため、本
プレス時には、上記各粉末化粧料の対向面同志が上記間
隙を埋めるようにして接合することになり、これによっ
て相互に隣接する粉末化粧料の境目において混色してし
まい、見栄えが悪くなるという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目して案出され
たもので、一個の皿状容器体内に互いに色の異なる二種
のケーキ状化粧料が混色しないで画然と充填されて見栄
えのよい複数色ケーキ状化粧料充填皿およびその製造方
法を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 特許請求の範囲記載の第1の発明の充填皿は、皿状容器
体内の片側一部に、仕切り部材を用いて、第1の粉末化
粧料を充填した後、該化粧料を仮プレスして半ケーキ状
にし、次いで、上記容器体内から仕切り部材を除去した
後、該容器体上部に、予め、容器体内残部の内周面形状
と略同一の内周面形状を有する周壁内に上記第1粉末化
粧料とは色の異なる第2の粉末化粧料を仮プレスにて半
ケーキ状に充填した形状記憶合金製枠体を、上記した両
部の内周面形状を一致させて載置し、しかる後に、上記
枠体の温度変化による拡径変形により枠抜きを行なっ
て、上記第2粉末化粧料を容器体内残部に落下収納し、
最後に上記第1、第2粉末化粧料を共に本プレスして形
成したことを特徴とする。
特許請求の範囲記載の第2の発明は、上記第1の発明の
充填皿を製造する方法の発明であって、皿状容器体内の
片側一部に、仕切り部材を用いて、第1の粉末化粧料を
充填した後、該化粧料を仮プレスして半ケーキ状にし、
次いで、上記容器体内から仕切り部材を除去した後、該
容器体上部に、予め、容器体内残部の内周面形状と略同
一の内周面形状を有する周壁内に上記第1粉末化粧料と
は色の異なる第2の粉末化粧料を仮プレスにて半ケーキ
状に充填した形状記憶合金製枠体を、上記した両部の内
周面形状を一致させて載置し、しかる後に、上記枠体の
温度変化による拡径変形により枠抜きを行なって、上記
第2粉末化粧料を容器体内残部に落下収納し、最後に上
記第1、第2粉末化粧料を共に本プレスすることを特徴
とする。
「実施例」 次に、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、底壁2周縁から周壁3を起立して
なる皿状容器体1内に、互いに色の異なるケーキ状化粧
料4,5が混色しないで画然と充填されて複数色ケーキ状
化粧料充填皿6が構成されている。
この複数色ケーキ状化粧料充填皿6は、第2図に示す工
程を踏んで製造される。
混ず、上記容器体1の一半部に、左、右方向に等しく二
分割された成形ヘッド7a,7bのうちの一つの成形ヘッド7
b下部を仕切り部材として挿入した後、該容器体1の他
半部に、第1の粉末化粧料4aを粉末状のまま充填し、こ
れをもう一つの成形ヘッド7aで仮プレスして半ケーキ状
にする(イの工程参照)。
次に、上記容器体1内から仕切り部材としての成形ヘッ
ド7bを除去した後、該容器体1上部に形状記憶合金製枠
体8を、後述する両部の内周面形状を一致させて載置す
る(ロの工程参照)。
上記枠体8は、上記した容器体1の一半部の内周面形状
と略同一の内周面形状を有する周壁9内に、予め、上記
した第1粉末化粧料4aとは色の異なる第2の粉末化粧料
5aを仮プレスにて半ケーキ状に充填してなるものであ
る。
図示例では、上記周壁9のうちの前後両壁部と右側壁部
の下端面から、該周壁9より薄肉のコ字状壁10が垂下さ
れ、該コ字状壁10が容器体1一半部の周壁3外面に嵌合
するようになっている。即ち、上記嵌合によって、上記
した両部の内周面形状が自動的に一致されるのである。
また、上記枠体8の周壁9等は、ある種のチタン−ニッ
ケル合金等を用いて高温で成形したものを、室温で縮径
変形させてなるものである。
そして、最後に、上記枠体周壁9を加熱により拡径変形
させて、枠抜きを行ない、上記第2粉末化粧料5aを容器
体1一半部に落下収納し、しかる後に、上記第1、第2
粉末化粧料4a,5aを上記した二つの成形ヘッド7a,7bによ
り同時に本プレスすれば(ハの工程参照)、第1図のよ
うな複数色ケーキ状化粧料充填皿6が得られる。
このように本実施例によれば、第1粉末化粧料4aを仮プ
レスする際に、仕切り部材として成形ヘッド7bを用いる
ようにしたので、その位置決めが、該ヘッド7bを容器体
1内の一半部に挿入した際に自動的に行なわれるという
利点がある。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、予め、半ケーキ状
の第1粉末化粧料が充填された容器体内の残部に、該残
部の内周面形状と略同一の内周面形状を有する形状記憶
合金製の枠体周壁内に、予め、半ケーキ状に充填された
第2粉末化粧料を、加熱による枠抜きを行なって収納し
た後、両化粧料を共に本プレスするようにしたので、上
記第2粉末化粧料を収納する際には、第1粉末化粧料と
の間に形成される間隙を可及的に小さく設定することが
出来、これによって、本プレス時には、第1、第2粉末
化粧料の境目において混色することがなく、両化粧料が
容器体内に画然と充填されて見栄えの良い複数色ケーキ
状化粧料充填皿が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の充填皿の斜視図、第2図はその製法の
一実施例を示す工程図である。 1……皿状容器体、4,5……ケーキ状化粧料、 4a,5a……半ケーキ状化粧料、 6……複数色ケーキ状化粧料充填皿、 7a,7b……成形ヘッド、8……枠体、 9……周壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皿状容器体内の片側一部に、仕切り部材を
    用いて、第1の粉末化粧料を充填した後、該化粧料を仮
    プレスして半ケーキ状にし、次いで、上記容器体内から
    仕切り部材を除去した後、該容器体上部に、予め、容器
    体内残部の内周面形状と略同一の内周面形状を有する周
    壁内に上記第1粉末化粧料とは色の異なる第2の粉末化
    粧料を仮プレスにて半ケーキ状に充填した形状記憶合金
    製枠体を、上記した両部の内周面形状を一致させて載置
    し、しかる後に、上記枠体の温度変化による拡径変形に
    より枠抜きを行なって、上記第2粉末化粧料を容器体内
    残部に落下収納し、最後に上記第1、第2粉末化粧料を
    共に本プレスして形成したことを特徴とする複数色ケー
    キ状化粧料充填皿。
  2. 【請求項2】皿状容器体内の片側一部に、仕切り部材を
    用いて、第1の粉末化粧料を充填した後、該化粧料を仮
    プレスして半ケーキ状にし、次いで、上記容器体内から
    仕切り部材を除去した後、該容器体上部に、予め、容器
    体内残部の内周面形状と略同一の内周面形状を有する周
    壁内に上記第1粉末化粧料とは色の異なる第2の粉末化
    粧料を仮プレスにて半ケーキ状に充填した形状記憶合金
    製枠体を、上記した両部の内周面形状を一致させて載置
    し、しかる後に、上記枠体の温度変化による拡径変形に
    より枠抜きを行なって、上記第2粉末化粧料を容器体内
    残部に落下収納し、最後に上記第1、第2粉末化粧料を
    共に本プレスすることを特徴とする複数色ケーキ状化粧
    料充填皿の製造方法。
  3. 【請求項3】上記仕切り部材として、本プレス時に第2
    粉末化粧料のみを圧搾可能な成形ヘッドが用いられる特
    許請求の範囲第2項記載の方法。
JP1337786A 1986-01-23 1986-01-23 複数色ケ−キ状化粧料充▲填▼皿およびその製造方法 Expired - Fee Related JPH075452B2 (ja)

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