JPH0815740B2 - 飾りパターンを有する成型物品を成型するための方法 - Google Patents

飾りパターンを有する成型物品を成型するための方法

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JPH0815740B2 JP63175320A JP17532088A JPH0815740B2 JP H0815740 B2 JPH0815740 B2 JP H0815740B2 JP 63175320 A JP63175320 A JP 63175320A JP 17532088 A JP17532088 A JP 17532088A JP H0815740 B2 JPH0815740 B2 JP H0815740B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、熱可塑性材から薄肉中空シェル(外郭、穀
体又は骨組)を成型する方法に関し、特に、自動車の内
装部品のための、その場で一体に形成された飾りパター
ンを有するシェルを成型する方法に関する。ここで、
「その場で一体に形成する」とは、シェルを成型する際
例えば自動車を組立てる工場の現場で飾りパターンをシ
ェルのベース層を成型するのと同時にベース層と一体に
形成することをいう。
従来の技術 物品又は部品のための外郭、穀体又は骨組として使用
するためのプラスチック製の薄肉中空シェルとしては、
飾りパターンを形成された熱可塑性材製の成型シェルが
ある。例えば、米国特許第4,610,620号には、シェルの
第1部分と第2部分の間に一体的に接合された継手とし
て形成された飾りピンストライプ(縦縞)を有する多色
プラスチック製中空シェルを成型するための装置が開示
されている。この継手は、シェルの2つの部分の間の機
械的接合手段として利用され、かつ、シェルにピンスト
ライプの飾りパターンを付与するために用いられる。し
かしながら、この継手は、接合される2つの部分、又は
部品の間の接合線に沿って形成されるものであり、ベー
ス層にその場で(ベース層を成型するのと同時に)一体
に形成されるものではない。
又、米国特許第4,562,025号には、2つの異なる色付
部分を有する多色プラスチック製シェルを成型するため
の方法及び装置が開示されているが、この自動車内装部
品のためのシェルに飾りパターンをその場で成型するこ
とは教示されていない。
又、米国特許第4,562,025号には、反応射出成型シェ
ルにしぼ付被覆面を形成するための方法が開示されてい
る。このしぼ付シェルの周縁には、縫合された物品であ
るかの外観を付与するために一体的にステッチ(縫い
目)パターンを精製することも教示されている。
上記各米国特許第は、色付飾りパターンや内装パター
ンを有するシェルを熱可塑性材で成型することを開示し
ているが、加熱された金型面に熱可塑成材を載せる方法
によって成型されるシェルの目に見える表面上に色付レ
タリング(文字列)や色付ステッチ等の飾りパターンを
一体に形成する方法を開示していない。
上記各特許に開示されたものの他に、プラスチック製
品に飾りパターンを形成するための方法として、従来か
らいろいろな方法が開示されているが、従来の方法の欠
点は、シェルの外表面に飾りパターンを付与するための
別個の継手又は接着剤を必要とすることである。
発明の目的 本発明の目的は、プラスチック製シェルのベース層に
その場で一体に飾りパターン又は色付ステッチパターン
の成型するための方法を提供する。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、金型面を有す
る加熱された金型盤に熱可塑性材を鋳込むことによって
成型されるプラスチック製シェルのベース層にその場で
一体に飾りパターンを成型するための方法であって、前
記金型面に所望の飾りパターンに対応する凹部を形成
し、その際、該凹部と金型面の残部との間に鋭い折れ線
を形成する工程と、該金型面を加熱する工程と、金型面
に熱可塑性材の第1層を被覆して、被覆膜を形成し、該
被覆膜を前記凹部において溶融させ、該被覆膜を金型面
の残部上に薄膜として残す工程と、前記薄膜を含む被覆
膜を冷却し、該薄膜を前記凹部内に捕捉された被覆膜の
セグメントから前記鋭い折れ線のところで切離すように
して金型から剥取る工程と、金型を再加熱して前記凹部
内に捕捉された被覆膜のセグメントを半ば再溶融させる
工程と、熱可塑性材のベース層を金型面の全面に被覆し
て前記凹部内に捕捉された被覆膜のセグメントに接合さ
せる工程と、該接合された熱可塑性材のベース層及びセ
グメントを冷却して金型面から剥取り、熱可塑性材のベ
ース層と、該ベース層にその場で一体に接合された、前
記セグメントによって画定される飾りパターンとを有す
るシェルを得る工程とから成る方法を提供する。
本発明は又、金型面にステッチパターン成型部を形成
された加熱可能な金型に熱可塑性を被覆することによっ
て成型される熱可塑性材製のシェルに色付ステッチパタ
ーンを成型するための方法であって、金型面にステッチ
パターン成型溝を形成し、その際、該溝と、溝を囲繞す
る金型面の残部との間に鋭い折れ線を形成する工程と、
該金型面を加熱する工程と、熱可塑性材の被覆膜を金型
面の前記ステッチ成型溝及び溝を囲繞する金型面の残部
に薄膜として被覆し、該薄膜を金型面から引離すことに
よって該薄膜該溝内に捕捉された被覆膜のセグメントか
ら前記鋭い折れ線に沿って切離す工程と、金型面を再加
熱して前記溝内に捕捉された被覆膜のセグメントを半ば
再溶融させ、熱可塑性材のベース層を該加熱された金型
面に被覆して該溝内に捕捉された被覆膜のセグメントを
識別しうる対照的な色の飾りパターンとして該ベース層
にその場で一体に接合させる工程とから成る方法を提供
する。
実施例 以下に、本発明の方法を、自動車の内装部品として使
用するためのプラスチック製シェルの成型に関連して説
明するが、本発明の方法は、飾りパターンをその場で遺
体に形成することを必要とするような他のプラスチック
部品に成型にも同様に適用することができることは明ら
かであろう。
第2図を参照すると、レタリング(文字列)とそれを
囲む線の形としたロゴ(商標、会社名又はネームプレー
ト等)22を成型するための複数の飾りパターン成型凹部
14、16、18を有する金型面12を備えた本発明による金型
盤(以下、端に「金型」とも称する)10が示されてい
る。このようなレタリングやその他いろいろな飾り模様
を含めてここでは「飾りパターン」と称することとす
る。各飾りパターン成型凹部14、16、18、20は、第3図
に明示されるように、金型面12の残部、即ち金型面12
の、凹部を囲繞する部分との境界線に鋭い折れ線24を有
している。ロゴ22は比較的平面的拡がりの小さいものと
して例示されているが、自動車のトランクルームの内装
シェル、計器パネルシェル、その他の大面積のプラスチ
ック製品を成型するための金型の大面積の表面に形成す
ることもできることほ言うまでもない。
本発明の方法によれば、金型面12を加熱し、熱可塑性
材の被覆膜26を熱可塑性材の第1層として金型面12に被
覆して、被覆膜26を金型面の凹部14、16、18、20におい
て溶融させそれらの凹部内に熱可塑性材のセグメント
(部片)26aを形成するとともに、金型面の、凹部以外
の残部上に熱可塑性材の薄膜26bを形成する。
薄膜26bを含む被覆膜26を冷却し、薄膜を金型面12か
ら引剥せば、薄膜は金型面の鋭い折れ線24のところで裂
断線28に沿って裂断する。かくして、薄膜は、鋭い折れ
線24のところで切離されて金型から完全に剥取られ、被
覆膜のセグメント26aは、凹部14〜20内に捕捉されたま
まに残される。
本発明によれば、熱可塑性材の第1層を被覆するため
に金型盤10を第1パウダー(粒状材料)鋳込箱30と組合
せて使用する。即ち、パウダー鋳込箱30を第6図に示さ
れるように金型盤10に結合し、第7図に示されるように
上下逆さにして熱可塑性材の粒子を金型面12上に分配し
て金型面12全面に熱可塑性材粒子を被覆する。金型面12
は、パウダー鋳込箱30に取付けた密封部材30によって密
封する。
次いで、第8図に示されるように、凹部内に捕捉され
たセグメント26aを有する金型盤10を異なる色の熱可塑
性材の粒子を入れた第2パウダー鋳込箱34と組合せ、第
9図に示されるように上下逆さにして熱可塑性材の粒子
を金型面12に被覆する。熱可塑性材の第2層としてのこ
の異なる色の熱可塑性材のベース層(其体)38は、金型
面の凹部以外の残部を覆うとともに、第10図に示される
ようにセグメント26aで被覆された凹部14〜20をも充填
する。
第11図の流れ図を参照して説明すると、本発明の方法
は、第1〜4図に示されたような飾りパターン成型凹部
を備えた金型盤10を準備する工程を含む。次いで、熱可
塑性材が溶融又は硬化するような温度に金型盤を予備加
熱し、予備加熱した金型盤を第5〜7図に示されるよう
なパウダー鋳込箱に結合し、熱可塑性材粒子を金型面12
上に被覆膜として分配する。
次に、金型盤10を冷却し、熱可塑性材の被覆膜26を第
4図に示されるようにから剥し、薄膜26bを鋭い折れ線2
4のところで裂断線28に沿って裂断させて除去する。
本発明の方法の次の工程は、金型の凹部内に捕捉され
たセグメント26aを再溶融させることである。次いで、
熱可塑性材の第2層即ちベース層38を金型面12に鋳込
む。このようにして、熱可塑性材の第1層と第2層から
成る完全なシェルが鋳込まれたならば、金型を冷却し、
第2層38を、それに一体に接合されたセグメント26aか
ら成る飾りパターン36(第1図)とともに剥取る。かく
して、第1図に示されるような、其体38とその上にその
場で一体に形成された飾りパターン36とから成る成型シ
ェル40が得られる。飾りパターン36は、其体38から浮上
がった浮彫り状であり、其体38の色とは異なる対照的な
色を有する。
特定の実施例においては、薄膜26bは、0.2032mm(0.0
08in)程度とする。熱可塑性材のセグメント26aを凹部
内に保持させたままで薄膜26bだげを剥取ることができ
るのは、先に述べたように、逆像レタリング即ちロゴ22
の設計が各凹部14〜20の、金型面12との境界縁に鋭い折
れ線24を画定するようになされているからである。
本発明の別の特徴によれば、2層の熱可塑性材のうち
の少なくとも1層の被覆は、第12A〜14Cに示されるよう
に、熱可塑性材の分散液を加熱された金型面に塗布する
ことによって行うことができる。第12A図に示されるよ
うに、金型盤42は、ステッチパターン成型凹部又は溝44
を有している。適当なスプレー装置48を用いて熱可塑性
材の第1層を分散液即ちプラスチゾル(ペースト状液
体)の形で金型面に塗布し、熱可塑性材の被覆膜50を形
成する。被覆膜50は、凹部44内にはセグメント50aとし
て保持され、金型面御残部上を薄膜50bとして被覆す
る。次いで、金型盤42を所定時間所望の硬化温度にまで
加熱した後、冷却し、薄膜50bを金型から剥すことによ
って凹部44内にセグメント50aを残して余剰の材料を金
型から除去する。次いで、金型盤42を再加熱し、凹部44
内に捕捉されたセグメント50aを完全に又は半ば再溶融
させる。次に、金型を適当な分配装置に接続したセグメ
ント50aとは異なる対照的な色の熱可塑性材の乾燥粉末
(パウダー)を金型面全面に被覆する。ベース層を形成
するためのこの熱可塑性材層は、金型免状で溶融し、セ
グメント50aに接合される。次いで、金型盤42を冷却
し、ベース層をそれに一体に接合されたステッチパター
ン(凹部44内のセグメント50aによって形成されたステ
ッチパターン)とともに金型から剥取る。かくして、第
12B図に示されるようにベース層52と、それに一体に形
成された対照的な色のステッチパターン54を有するプラ
スチック部品が得られる。上記分散液塗布法は、米国特
許第4,610,620号に記載されているようなピンストライ
プ(縦縞)を有する成型部品にも適用することができ
る。その場合、2区画金型盤60を、第1画室と第2画室
に分離する仕切壁を有するパウダー鋳込箱(図示せず)
に結合し、パウダー鋳込箱の第1画室と第2画室からそ
れぞれ金型盤60の金型面56、58上に熱可塑性材のパウダ
ーを分配して、第14A図に示されるように熱可塑性材層6
4、66を形成する。その際、金型の仕切部62のピンスト
ライプ成型表面63をガスケット即ちマスク(図示せず)
で覆っておく。次いで、金型盤からパウダー鋳込箱を外
し、ピンストライプ成型表面63からマスクを除去し、プ
ラスチゾルシプレー装置68を用いてピンストライプ成型
表面63に異なる色の熱可塑性材の被覆膜70を形成する
(第14B図)。被覆膜70を硬化させて、膜70に鋳込層6
4、66を接合させれば、2つの鋳込層の間に一体に形成
された被覆膜70からる対照的な色のピンストライプを有
する成型部品が得られる(第14C図)。
発明な効果 叙上のように、本発明によれば、飾りパターンを所定
部位に固定するために接着剤又はその他の接合剤又は別
個の継手を用いる必要なしに、熱可塑性材から成型され
るシェルの外表面(目に見える表面)にその場で一体の
飾りパターンを形成することができる。
又、本発明は、例えば自動車等のプラスチック製内装
部品のためのシェルのベース層を成型するのに使用され
るのと同じ金型盤によって、熱可塑性材から成型される
シェルの目に見える表面にその場で一体の飾りパターン
を形成することを可能にする。
更に又、本発明は、自動車等のプラスチック製内装部
品のためのシェルのベース層を成型するのに使用される
のと同じ金型盤によって、熱可塑性材から一体の色付飾
りパターンを有するシェルをその場で成型することを可
能にし、それによって、飾りパターンをシェルに固定す
るための別個の締着部材又は継手又は接着剤を用いる必
要性を排除する。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明
は、ここに例示した実施例の構造及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を用いて成型された製品の概略
図、第2図は、本発明に使用される金型盤の透視図であ
り、金型面に被覆される熱可塑性材の被覆膜を分解図の
形で示す。第3図は、第2図の線3−3に沿ってみた拡
大断面図、第4図は、第2図の線4−4に沿って切断し
た部分拡大透視図、第5図は、金型盤と熱可塑性材を金
型面に分配するためのパウダー鋳込箱の断面図、第6図
は、第5図の金型盤とパウダー鋳込箱を結合した状態を
示す断面図、第7図は、熱可塑性材を鋳込むために第6
図の金型盤とパウダー鋳込箱を上下逆にしたところを示
す断面図、第8図は、飾りパターンのための熱可塑性材
セグメントを保持した第7図の金型盤と、ベース層を形
成するための熱可塑性材を分配するパウダー鋳込箱を示
す断面図、第9図は、第8図の金型盤とパウダー鋳込箱
を結合した状態を示す断面図、第10図は、ベース層と飾
りパターンとの間の接合界面の拡大断面図、第11図は、
第5図に示された金型工具設定を用いて行う本発明の成
型方法の流れ図、第12A図は、飾りステッチパターン成
型凹部を有する金型の部分透視図、第12B図は、ステッ
チパターンを有する成型製品の部分透視図、第13図は、
第12図の金型工具設定を用いて行う本発明の成型方法の
流れ図、第14A〜14C図は、熱可塑性材の分散液を用いて
ピンストライプを形成するのに用いられる金型工具設定
の順次作動を示す概略断面図である。 10:金型(金型盤) 12:金型面 14、16、18、20:凹部 24:折れ線 26:被覆膜 26a:セグメント 26b:薄膜 28:裂断線 30、34:パウダー鋳込箱 36:飾りパターン 38:ベース層 40:シェル(部品) 42:金型盤 44:凹部 50a:セグメント 50b:薄膜 52:ベース層 54:ステッチパターン 56、58:金型面 60:金型盤 62:仕切部 70:被覆膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−71566(JP,A) 特開 昭63−134077(JP,A) 特開 昭54−88965(JP,A) 特開 昭56−123814(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型面を有する加熱された金型盤に熱可塑
    性材を鋳込むことによって成型されるプラスチック製シ
    ェルのベース層にその場で一体に飾りパターンを成型す
    るための方法であって、 前記金型面に所望の飾りパターンに対応する凹部を形成
    し、その際、該凹部と金型面の残部との間に鋭い折れ線
    を形成する工程と、 該金型面を加熱する工程と、 金型面に熱可塑性材の第1層を被覆して、被覆膜を形成
    し、該被覆膜を前記凹部において溶融させ、該被覆膜を
    金型面の残部上に薄膜として残す工程と、 前記薄膜を含む被覆膜を形成し、該薄膜を前記凹部内に
    捕捉された被覆膜のセグメントから前記鋭い折れ線のと
    ころで切離すようにして金型から剥取る工程と、 金型を再加熱して前記凹部内に捕捉された被覆膜のセグ
    メントを半ば再溶融させる工程と、 熱可塑性材のベース層を金型面の全面に被覆して前記凹
    部内に捕捉された被覆膜のセグメントに接合させる工程
    と、 該接合された熱可塑性材のベース層及びセグメントを冷
    却して金型面から剥取り、熱可塑性材のベース層と、該
    ベース層にその場で一体に接合された、前記セグメント
    によって画定される飾りパターンとを有するシェルを得
    る工程と、 から成る方法。
  2. 【請求項2】金型面にステッチパターン成型部を形成さ
    れた加熱可能な金型に熱可塑性を被覆することによって
    成型される熱可塑性材製のシェルに色付ステッチパター
    ンを成型するための方法であって、 前記金型面にステッチパターン成型溝を形成し、その
    際、該溝と、溝を囲繞する金型面の残部との間に鋭い折
    れ線を形成する工程と、 該金型面を加熱する工程と、 熱可塑性材の被覆膜を金型面の前記ステッチ成型溝及び
    溝を囲繞する金型面の残部に薄膜として被覆し、該薄膜
    を該溝内に捕捉された被覆膜のセグメントから前記鋭い
    折れ線に沿って切離す工程と、 金型面を再加熱して前記溝内に捕捉された被覆膜のセグ
    メントを半ば再溶融させ、熱可塑性材のベース層を該加
    熱された金型面に被覆して該溝内に捕捉された被覆膜の
    セグメントを識別しうる対照的な色の飾りパターンとし
    て該ベース層にその場で一体に接合させる工程と、 該接合させた熱可塑性材のベース層及びセグメントを冷
    却して金型面から剥取る工程と、 から成る方法。
  3. 【請求項3】金型面に熱可塑性材の被覆膜を形成する前
    記工程は、熱可塑性材の分散液を前記凹部と、それに隣
    接した限られた範囲の金型面にスプレーとして吹付ける
    ことから成り、該分散液を硬化させて該凹部に熱可塑性
    材の層を形成し、該凹部を囲繞する金型面に熱可塑性材
    の薄膜を形成し、該薄膜を該凹部と金型面の残部との間
    に形成された前記鋭い折れ線のところで切離すことによ
    って金型から剥取ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  4. 【請求項4】金型面に熱可塑性材の被覆膜を形成する前
    記工程は、熱可塑性材の分散液を前記溝と、それに隣接
    した限られた範囲の金型面にスプレーとして吹付けるこ
    とから成り、該分散液を硬化させて該溝に熱可塑性材の
    層を形成し、該溝を囲繞する金型面に熱可塑性材の薄膜
    を形成し、該薄膜を該溝と金型面の残部との間に形成さ
    れた前記鋭い折れ線のところで切離すことによって金型
    がら剥取ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】前記凹部を金型密封遮断面として形成し、
    前記第1層の熱可塑性材として前記第2層の熱可塑性材
    の色と対照的な色の材料から選択することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  6. 【請求項6】金型面を有する加熱された金型面に熱可塑
    性材を鋳込むことによって成型されるシェルの熱可塑性
    材のベース層にその場で一体に飾りパターンを成型する
    ための方法であって、 前記金型面に所望の飾りパターンに対応する成型面を形
    成し、その際、該成型面と金型面の残部との間に鋭い折
    れ線を形成する工程と、 該金型面に熱可塑性材の第1層を被覆し、金型面を加熱
    して、金型面上の熱可塑性材を溶融させる工程と、 前記熱可塑性材の第1層を冷却する工程と、 金型を再加熱して前記熱可塑性材の第1層を半ば再溶融
    させる工程と、 熱可塑性材の第2層を前記熱可塑性材の第1層を覆うよ
    うに金型面の全面に亙って被覆し、熱可塑性材の第1層
    と第2層を接合させる工程と、 該接合された熱可塑性材の第1層及び第2層を冷却して
    金型面から剥取り、熱可塑性材の第2層と、該第2層に
    その場で一体に接合された、第1層によって画定される
    飾りパターンとを有するシェルを得る工程と、 から成る方法。
  7. 【請求項7】前記熱可塑性材の第1層は、乾燥したパウ
    ダーとして前記加熱された金型面に被覆することを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】所望の飾りパターンに対応する金型面上の
    前記成型面を金型面の第1部分と第2部分との間の仕切
    部上に形成し、熱可塑成材の前記第1層は、分散液とし
    て該仕切部上に被覆し、該分散液を硬化させることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載の方法。
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