JPH0754478B2 - データ記憶スペース及びデータを管理する方法並びにデータ・ユニットを管理する装置 - Google Patents

データ記憶スペース及びデータを管理する方法並びにデータ・ユニットを管理する装置

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JPH0754478B2
JPH0754478B2 JP2015137A JP1513790A JPH0754478B2 JP H0754478 B2 JPH0754478 B2 JP H0754478B2 JP 2015137 A JP2015137 A JP 2015137A JP 1513790 A JP1513790 A JP 1513790A JP H0754478 B2 JPH0754478 B2 JP H0754478B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明はコンピュータ制御された周辺データ記憶装置に
関し、より具体的には、周辺データ記憶装置を使用する
アプリケーション・プログラム(以下本明細書中では適
用業務プログラムという)から、周辺データ記憶装置特
性をトランスペアレントに分離するためのデータ記憶装
置の大域的管理に関する。
B.従来の技術 周辺装置及びサブシステムにコンピュータ・データ(コ
ード化データまたは非コード化データ、非コード化デー
タは、イメージ・データ、グラフィックス・データ、ま
たはラスタ・データとも呼ばれる)を記憶することは、
現代の情報処理システムにおいて、コスト上重要な考慮
点となってきた。さらに、情報処理システムで使用され
る記憶容量は、驚異的な量に達するに至った。周辺デー
タ記憶装置を管理する現在の方法は、コストがかかり、
データ記憶空間の管理と性能(データ記憶空間または記
憶域への高速アクセス)の実現が難しく、そのように莫
大な周辺データ記憶容量を有効に利用するために、適用
業務プログラマに負担がかかるので、急速に不満足なも
のになっている。個々のプログラムに、周辺データ記憶
装置の物理的パラメータに関する情報を含ませなければ
ならないという要求からプログラムを隔離することが望
ましい。適用業務プログラマが、プログラミングの際に
データ・セット、データ・ベース、及びそれらに類似す
る適用業務プログラムに最も役立つものだけに関心を払
えばよいような完全に論理的な制御を実現することが望
ましい。そのようなデータ・セットの考慮点には、望ま
しい性能に関する広範囲の指示、サイズの指定、アベイ
ラビリティレベル及び信頼性レベルの指定などが含まれ
る。周辺サブシステムの空間管理、性能管理、アベイラ
ビリティ管理、及び装置導入管理に関するすべての要因
は、適用業務プログラムに関与するユーザ・プログラマ
が知る必要はない。現在までのところ、これらの状況は
達成されていない。
ジョブ制御言語(JCL)では、最初にコンピュータ・ユ
ーザが、周辺データ記憶装置の指定を含めて、多数のプ
ログラム実行パラメータを指定する必要があった。その
後、周辺データ記憶装置を変更する度に、プログラムを
実行するためにJCLステートメントにそれに対応する変
更を加えることが必要であった。データ処理装置のJCL
制御の例は、米国特許第4104718号明細書に開示されて
いる。周辺データ記憶装置の動作とユーザ適用業務プロ
グラムとの間のこの相互作用は、除去できないとして
も、最小限に抑えるべきである。
ユーザまたは適用業務プログラマが、比較的高レベルす
なわち論理レベルのプログラム実行要件及びデータ記憶
要件の指定を、発行できるようにすることが好ましい。
周辺データ記憶装置の割振り及び制御を、すべて適用業
務プログラマの直接介入が不要なようにすることが望ま
しい。
「論理」という言葉は、従来「論理装置」などプログラ
ムによって命名されるユニットを記述するのに使われて
きた。こうした論理的記述によっても、適用業務プログ
ラマと周辺データ記憶装置の相互作用はなくならなかっ
た。こうした論理装置指定の例は、米国特許第4403288
号明細書に出ている。上記特許では、1つの制御装置
(直接アクセス記憶装置、DASD)が4つの論理装置とし
てアドレス可能であった。周辺データ記憶サブシステム
中でのDASDの使用が増加した結果、DADSM(直接アクセ
ス装置空間管理プログラム)と呼ばれる集中DASD記憶空
間割振りプログラムが生まれた。それでも、適用業務プ
ログラマは、装置パラメータと装置タイプによって空間
を要求しなければならなかった。デュヴァル(Duvall)
他の論文「非同期割振り要求(Asynchronous Allocatio
n Requests)」、IBMテクニカル・ディスクロージャ・
ブルテン、Vol.25、No.8(1983年1月)、pp.4148−415
0を参照のこと。適用業務プログラマが装置パラメータ
を指定しなくてもよく、装置パラメータとは独立な高レ
ベル、すなわち論理レベルの指定のみに関心を集中でき
るようにすることが望ましい。そうするには、論理パラ
メータの指定を、データ記憶装置の選択及び選択された
装置上での空間の割振りに暗示的に変換する必要があ
る。
マーチ(March)の論文「データ・ベース制御及び処理
システム(Data Base Control and Processing Syste
m)」、IBMテクニカル・ディスクロージャ・ブルテン、
Vol.25、No.7A(1982年12月)、pp.3578−3582には、デ
ータ・ベース管理に伴う複雑さの一部が例示されてい
る。この複雑さが、適用業務プログラマの作業に悪影響
を与えないようにすることが望ましい。
米国特許第4467421号明細書は、ユーザが定義したデー
タ・セットを、周辺データ記憶装置に記憶するのに好都
合なサイズのブロックに分割するメモリ制御プロセッサ
を、ホスト・プロセッサの外部で使用する、仮想データ
記憶システムを記載している。このメモリ制御プロセッ
サは、こうしたブロックを周辺データ記憶装置の記憶位
置に割り当てる。このメモリ制御プロセッサは、ホスト
・プロセッサからの装置向け入出力コマンドを傍受し
て、周辺データ記憶サブシステムの動作をその効率がよ
り高くなるように調節する。この簡単な説明から、外部
メモリ制御プロセッサが、適用業務プログラミングで意
図する以外の装置依存性を解釈する場合でさえ、依然と
して、適用業務プログラマは装置に依存するJCLステー
トメントをもつ必要があることが容易にわかる。この配
置により、装置タイプなどの変更の実施は容易になるか
もしれないが、依然として適用業務プログラマに装置パ
ラメータを考慮する負担がかかると思われる。このよう
な負担をなくすことが望ましい。
米国特許第4638425号明細書は、あるデータ・レコード
が主として揮発性(キャッシュ)周辺記憶装置に記憶で
きるか、それとも主として周辺サブシステムに持久的に
記憶されるかを示す記憶装置パラメータを、適用業務プ
ログラマが挿入できるという、キャッシュ/DASDデータ
記憶サブシステムを開示している。主としてキャッシュ
に記憶すると性能は向上するが、適用業務プログラム
は、電源や機器の故障によって失われたデータに対して
責任を負わなければならない。その選択は、「使用」状
況、すなわち(性能を上げるためキャッシュに記憶され
る)端末との対話による使用か、それとも(主として持
久的に記憶される)端末活動後の使用かに基づいて行な
われる。この使用指示は論理的なものに見えるが、適用
業務プログラマは、周辺データ記憶サブシステムの重要
な動作特性を理解していなければならない。このような
決定を、明示的ではなく暗示的なものにすることが望ま
しい。
米国特許第4607346号明細書は、ユーザまたは適用業務
プログラマによる所与のプログラムに対する「アクセス
密度」の指定に基づく、周辺DASDの暗示的制御を開示し
ている。こうした指定されたアクセス密度に基づいて、
記憶すべきデータがDASDの様々な部分に送られる。この
説明からわかるように、依然として、適用業務プログラ
マは装置パラメータに関与するが、装置パラメータ指定
は適用業務プログラムの所望のアクセス・パラメータに
より複雑になる。こうした複雑さの増大を避けることが
望ましい。
米国特許第4638424号明細書は、コンピュータで実施さ
れる周辺データ記憶装置の管理を記載している。上記特
許は、現在は「データ機能階層記憶管理プログラム」と
呼ばれているIBM製品、階層記憶管理プログラムに関す
るものである。上記特許は、周辺データ記憶装置に記憶
されたデータ・セットの移動、再呼出し、バックアッ
プ、回復、断片化解除(defragment)のための多数の周
辺データ記憶装置へのアクセス及び割振りの、機械で管
理される優先順位を教示している。上記特許は、接続さ
れたホスト・プロセッサによる装置競合の解決に関する
ものである。上記特許で記載されている、機械によって
実施される活動は、既にDASD等の周辺データ記憶装置に
記憶されているオペレーティングデータ・セットを移動
またはバックアップすることを決定した後に行なわれ
る。したがって、上記特許は適用業務プログラマを周辺
データ記憶装置の複雑さから解放する問題を対象として
はいない。
米国特許第4542458号明細書は、装置の故障率に基づい
て装置にデータを割り振ることを教示している。このよ
うな割振りは、確かに適用業務プログラマと装置パラメ
ータの相互作用を引続き必要とするように思われる。
米国特許第4528624号明細書は、周辺装置中の最大自由
記憶空間に基づいて周辺データ記憶装置に対する予備割
振りを行なうための周辺装置の選択を教示している。こ
の選択は、各種装置の実際の記憶容量とは無関係であ
る。この簡単であるが効果的な選択過程は、適用業務プ
ログラマが装置に関係するJCLステートメントを完成し
た後で実行される。すなわち、このデータ空間割振りの
ための機械動作によって、適用業務プログラマと装置特
性の相互作用のすべてが軽減されはしない。
米国特許第4604690号明細書は、入出力装置または周辺
装置を追加する際にデータ処理システムをオンラインで
再構成する方法を記述している。上記特許は、新しく追
加する周辺装置を定義する制御ブロックを追加して、ホ
スト・プロセッサの主記憶装置に記憶し、ホスト・プロ
セッサの動作中にその使用を開始できる(システム生成
は不要)ようにすることを教示している。装置をリアル
タイムでセットアップし、接続しても、データ処理環境
で以前に見られた上記の相互作用の必要性は何ら緩和さ
れない。
米国特許第4704695号は、円滑な推論実行のため、知識
ユニットに属性情報が補足されるという、推論システム
を開示している。上記特許は後の入力に基づいて動作を
調節すること(学習エンジン)を開示しているが、上記
の問題を解決する方法は示唆していない。
米国特許第4310883号は、IBM3850大容量記憶システム用
などのテープ・ライブラリ・システム用の割振り方式を
教示している。この割振り過程は、適用業務プログラマ
がテープ・ライブラリ・システムについて知っているこ
とを必要とし、除去すべき上記の相互作用は不要になら
ない。上記特許は、データ・セットを記憶するのに最も
適した記憶ボリュームを見つけるために走査される、記
憶ボリュームのグループ(テープ・ライブラリ内の仮想
ボリューム)という概念を教示している。割振りの成否
のリスク係数が上記教示の主な態様である。したがっ
て、記憶装置グループを使用する際に、適用業務プログ
ラマ周辺データ記憶システムの間の望ましくない相互作
用は依然として残る。
C.発明が解決しようとする課題 このように、従来の記憶管理方式では、システムのユー
ザ、特に適用業務プログラマが自分の適用業務データや
そのデータの記憶装置を管理していたので、負担が重か
ったが、その負担を軽減することが本発明の目的であ
る。
D.課題を解決するための手段 本発明ではデータに関連した複数のクラスを定義する。
このようなクラスは、互いに独立に定義される。これら
のクラスは、ホスト・プロセッサがデータ・セット・パ
ラメータに応答して、データ・セット・パラメータを満
足させるために望ましいシステム動作を実現できるデー
タ記憶装置を選択できるように、セットアップされる。
データ・セット・パラメータは、周辺データ記憶装置パ
ラメータ明白に無関係なデータ・セット命名規約及び標
準によって規定されるデータ・セット命名から誘導する
ことが好ましい。
本発明の方法では、データに関連したクラスには、様々
なタイプのデータ・セットを周辺データ記憶装置に記憶
し、そこから取り出すための、所定のデータ・セット・
パラメータに基づくデータ・クラス、様々な記憶装置ク
ラスの構成メンバとなるデータ・セットに対する所定の
性能パラメータ及びアベイラビリティパラメータによる
分類を含む記憶装置クラス、状況、容量、接続可能性な
どに関して、周辺データ記憶装置の集合体を定義する記
憶装置グループ、及びそれぞれ各種データ・セットのラ
イフ・サイクル特性を定義する管理クラスが含まれる。
記憶装置クラスからの情報は、適用業務プログラムのJC
Lステートメントとは独立に、1つの記憶装置グループ
内でデータ記憶ボリュームを選択するために使用され
る。また、データ記憶ボリューム内の使用可能自由空間
及びそれらのボリュームの当該の現活動レベルも、記憶
装置グループ・ボリューム選択の際の要因となる。
特定のデータ・セットに対するクラス選択は、データ・
セット、そのサイズ、割振り属性、安全保護基準、及び
その他の関連ジョブ情報とニーズを生成したビジネス機
能の識別を含む規約などのデータ・セット命名規約に基
づいて決定することが好ましい。データ記憶ボリューム
は、物理装置と直接または間接に関連づけが可能であ
る。つまり、データ記憶ボリュームの選択は、装置の選
択を意味する。各物理装置は、1つまたは複数のデータ
記憶ボリュームをもつことができ、1つのデータ記憶ボ
リュームが複数の装置に分散でき、論理装置は物理装置
をアドレスする際に使用でき、以下同様である。
クラス及びグループは、まず、いわゆる「記憶装置管理
担当者」が対話的手段を使用して定義する。定義された
クラス及びグループは、制御テーブルに組み立てられ
る。この制御テーブルは、周辺データ記憶空間の割振り
を受け取るため、データ・セットに関する理論レベル指
定に基づいてデータ装置を選択するために使用される。
装置選択の好ましいシーケンスでは、データ・クラスを
まず選択し、次に記憶装置クラスを選択し、続いて管理
クラスを選択する。これらの3つのクラスの選択が次に
組み合わされて、選択された3つのクラスで記述される
パラメータに最も適合する記憶装置グループが選択され
る。データ・セットまたはデータ・ベースに対するクラ
スの選択は、クラス定義に依存するだけでなく、自動ク
ラス選択処理で使用される論理にも依存する。すべての
場合に、記憶装置管理担当者(通常は人間)が、ボリュ
ーム及びクラスの選択基準に対して全面的な管理権をも
つ。適用業務プログラマは、そのような定義に関心を払
う必要はない。記憶装置グループが選択された後は、そ
の記憶装置グループのメンバであるボリュームのデータ
記憶空間の割振りは、自動クラス選択とは非同期的に進
行する。
E.実施例 添付の図面を参照しながら説明を進める。各図で同じ数
字は、同じ機能及び動作を示す。第1図は、複数のホス
ト・プロセッサ10を有するデータ処理システムを示す。
各ホスト・プロセッサは、複数の入出力接続(入出力チ
ャネルなど)11を介して、周辺データ記憶システム12を
共有している。本発明によって、データ処理システムが
適用業務プログラマにとってより使いやすくなる。
第2図は、第1図に示したデータ処理システム内で本発
明を実施するための準備段階を示している。機械/人間
対話プログラムにより、対話ステップ15〜18で、適用業
務プログラマをデータ記憶システム12の特性から分離す
るデータ構造を生成することができる。ステップ15〜18
は、データ処理システムの動作のチューニングを維持す
るために、括弧19で示すように、時間的に次々に進行す
る対話式動作にすることができる。
ホスト・プロセッサ10とオペレータ(記憶装置管理担当
者)の間の対話関係には、端末13及びホスト・プロセッ
サ10内の端末支援プログラムが含まれる。クラス及びグ
ループをセットアップする際の好ましい対話式システム
は、IBMデータ機能プロダクト(DFP)の一部であるIBM
対話式システム管理機能(ISMF)である。ISMFを用いる
と、第2図及び第3図に示したステップが容易に実行で
きる。多数の対話式プログラムが容易に入手できるの
で、このようなプログラムの内部的詳細については、こ
こでは繰り返さない。ここでは、当業者に本発明を実施
する方法を開示する。ISMFはメニュー駆動式であり、就
中、クラス、記憶装置グループ、及びここに例示する実
施例のACSルーチンを確立するための、次のメニュー・
セットアップを有する。
ISMF メニュー 0 ISMF PROFILE プロファイルの変更 1 DATA SET APPLICATION データ・セット機能 2 VOLUME APPLICATION ボリューム機能 3 MANAGEMENT CLASS 管理クラスのセットアップ/変更 4 DATA CLASS データ・クラスのセットアップ/変更 5 STORAGE CLASS 記憶装置クラスのセットアップ/変更 6 STORAGE GROUP 記憶装置グループのセットアップ/変更 7 ACS APPLICATION 自動クラス選択機能 8 CDS 制御データ・セット機能 S DFSORT ソート/コピー/マージ機能 X EXIT 上で選択した用語は、ISMFで使用されているものとは多
少異なる。
ステップ15で、データ・クラスの対話式定義を行なう。
このような対話式定義は、ISMF選択番号4を使用するこ
とによって実行される。データ・クラスは、データ・セ
ットの論理属性、たとえばデータ・セット・タイプ、レ
コード長、物理的記憶空間ではなく論理バイトで表した
必要データ記憶空間、そのデータ・セット及び仮想記憶
アクセス方式(VSAM)データ・セット・オプションの満
了日及び保存期間を指定する。データ・クラスはそれ自
体、データ・セットの割振りを単純化し(たとえば、JC
L DDステートメントが単純化される)、割振り基準の導
入を助け、本発明による後で定義されるクラスとともに
使用でき、または独立に使用でき、適用業務プログラマ
の周辺データ記憶システムからの分離を増進させる。
本発明の実施例を最初に導入するための、ISMFを使用し
て定義した、適切な1組のデータ・クラスを次の表に示
す: 上の表で、頭字語の意味は次の通りである。
データ・クラス名;DATAF−順次固定長レコード;DATAV−
順次可変長レコード;SRCFLIB−区分固定長レコード・ソ
ース;SRCVLIB−区分可変長レコード・ソース;LOADLIB−
区分ロード・モジュール・ライブラリ;LISTING−順次SY
SOUTリスト(SYSOSUTはシステム出力);ENTRY−順序づ
けたVSAMエントリ;KEYED−順序づけたVSAMキー;DIRECT
−VSAM相対レコード;LINEAR−VSAM線形データ・セッ
ト。
欄見出し;RECFM−レコード・フォーマット;LRECL−論理
レコード長;AVGREC−データ記憶空間用のスケール・フ
ァクタ(すなわち、メガバイト(MB)、キロバイト(K
B)、またはその他の空間単位);AVG Value−レコード
長の平均値;PSPACE−必要な1次空間;SPACE−必要な2
次空間;DIR−データ・セット用のディレクトリのサイ
ズ。
欄中の頭字語;FB−固定ブロック;VB−可変サイズ・ブロ
ック;U−未定義レコード(1による乗算);VBA−ASA文
字でブロックされた変数;ES−順序づけたエントリ;KS−
順序づけたキー;RR−相対レコード;LS−線形レコード。
上の表の検討から、データ・セット・パラメータは、記
憶される各種データ・セットのデータを特徴づけるため
に、データ・クラス内で定義されることがわかる。言い
換えると、データ・クラスは、データ・セットがデータ
・プロセッサにとってどのように見えるかを記述する。
定義されたデータ・クラスは、システム管理データ記憶
ボリュームと非システム管理データ記憶ボリュームのど
ちらに記憶されるデータ・セットにも適用される。非シ
ステム管理ボリュームという用語は、本発明をとり入れ
たシステムによって選択されない、または制御されない
ボリュームを示す。どれかのデータ・クラスに割り当て
られたデータ・セットは、システム管理データ・セット
または非システム管理データ・セットとして、データ記
憶システム12中に記憶できる。
ステップ16は上記ISMFメニューで5を選択することによ
って呼び出され、ステップ15について参照した機能及び
手順を使用して、記憶装置クラスを対話式に定義する。
各記憶装置クラスは、装置に依存しない形で、それ自体
の記憶装置サービスのセットを記述する。このようなサ
ービスには、ランダム・アクセス指定、順次アクセス指
定、保証済み空間(すなわち、周辺データ記憶システム
へのデータ記憶を試みる前のデータ記憶空間の事前割振
り)などがある。上記の用語から、それらの要件は、装
置の能力とは別のものであることがわかる。データ・セ
ットが記憶装置クラスに割り当てられた後、本発明を用
いてそのデータ・セットが管理される。便宜上、そのよ
うなデータ・セットを「システム管理データ・セット」
と呼ぶ。クラス定義のフォーマットは任意であり、ここ
では示さない。次節には、本発明を実施するのに適した
一連の記憶装置クラスをリストする。
典型的な記憶装置クラス及びそれらのサービス属性を以
下に簡単に説明する。記憶装置クラスDBLOGは、データ
・ベース・ログ用のものである。この記憶装置クラス
は、5ミリ秒の応答時間で読み取るためのバイアスとい
う直接アクセス指定を有する。順次指定は、3ミリ秒の
応答時間でデータ・セットをデータ記憶システム12に記
録または書き込むためのバイアスである。このクラス中
のデータ・セットには保証済み空間が必要である。記憶
装置クラスDBBASEは、いわゆる標準データ・ベースすな
わち通常性能データ・ベース用のものである。この場合
の唯一の指定は、保証済み空間である。拡張性能データ
・ベース用の記憶装置クラスDBENHANCは、10ミリ秒の直
接アクセス読取り指定及び10ミリ秒の順次読取りアクセ
ス時間指定をもつデータ・セットを有する。保証済み空
間は、この記憶装置クラス中のデータ・セットのために
設けられている。高アベイラビリティデータ・ベース用
の記憶装置クラスDBCRITは、10ミリ秒の直接アクセス読
取り指定、10ミリ秒の順次読取りアクセス指定、ホスト
・プロセッサ10にとってのデータの連続的アベイラビリ
ティ及び保証済み空間に対する権限をもっている。高性
能データ・ベース用の記憶装置クラスDBFASTは、5ミリ
秒の直接アクセス読取り応答時間、5ミリ秒の順次読取
り応答時間、及びメンバ・データ・セット用の保証済み
空間をもっている。記憶装置クラスBASEは、データ記憶
システム12によって提供される標準性能サービスを含
む。記憶装置クラスENHANCEDは、1組の拡張性能記憶サ
ービスである。10ミリ秒の直接アクセス及び順次アクセ
ス応答時間が、すべてのアクセス(読取り及び書込み)
に対して設けられている。記憶装置クラスCRITICALは、
すべてのタイプのアクセスに対して10ミリ秒の直接アク
セス及び順次アクセス応答をもつ連続的アベイラビリテ
ィのサービスを含む。記憶装置クラスFASTREADは、高性
能読取り用の記憶装置サービスを記述する。その指定
は、直接モードと順次モードの両方でのすべての読取り
アクセスに対して5ミリ秒のアクセス応答時間をもつ。
最後に記述する記憶装置クラスは、高性能書込みサービ
ス用のFASTWRITである。直接アクセス・モードでは、5
ミリ秒の書込み、すなわち記録記憶装置アクセスが提供
され、順次モードでは3ミリ秒である。
上記ISMFメニューで3を選択することによって呼び出さ
れるステップ17を実行すると、管理クラスに対する定義
が生成される。各管理クラスは、データ・セットに対す
るライフ・サイクル制御に関係するものである。各管理
クラスは、空間、アベイラビリティ、及び保存管理要件
を指定する。これらの指定には、データ記憶階層の高レ
ベルまたは高速アクセスから低レベルまたは低速アクセ
スへの移動、満了日及び保存期間、バックアップ頻度
(ゼロはバックアップなしを意味する)、バックアップ
・コピーの保存、世代データ・グループ(GDG)及びセ
ット処理オプション(各GDGは、データのバージョンで
あり、データ・セットが更新されるごとに、そのデータ
の新バージョン、すなわち次世代のデータになりうる候
補である)と部分解放オプションが含まれる。部分解放
とは、データ記憶装置の未使用部分が解放される、つま
りそのボリュームのための自由空間すなわち使用可能空
間リストに戻されることを意味する。次に、ISMFによっ
て定義される、本発明を実施するのに適した1組の管理
クラスについて説明する。
すべての管理クラスは、以下の省略時特性をもつ。この
省略時特性は、(いずれかの管理クラスにそれと異なる
値を指定すると無効になる)すなわち、データ・セット
満了日に制限がなく、部分解放がなく、非使用の1次記
憶域(記憶レベル0)滞在日数は2日(移動またはその
他の活動が、1次記憶ボリュームからそのような不活動
データ・セットを除去する)に制限され、低レベルにお
ける非使用のレベル1滞在日数は6日(レベル1は、周
辺データ記憶階層でレベル0の次に低いレベル)であ
る。1次記憶レベルすなわちレベル0は、ホスト・プロ
セッサ10が毎日の周辺動作を行なうために使用する周辺
データ記憶装置を含む。これらの省略時パラメータを用
いると、周辺データ記憶階層のさまざまなレベルへの自
動移動及びコマンドによる移動が可能となり、バックア
ップ頻度は1、バックアップ・バージョンの数は2、バ
ックアップ・コピーは60日間保存され、余分なバックア
ップ・コピーは30日間保存され、記憶装置管理担当者ま
たはユーザがバックアップを指令でき、自動バックアッ
プが活動状態である。管理クラスの実例について、次節
で述べる。
管理クラスINTERIMは“MGMTCLAS(INTERIM)”と名付け
られ、短寿命データ・セットを定義する。この管理クラ
スは、7日間の非使用の後にデータ・セット満了を指示
し、1次記憶域(レベル1)上に1つの世代データ・グ
ループをもつ。世代別にデータ・セットの写しがとられ
る場合、データ・セット活動でそのデータ・セットが満
了にされ、部分解放が許され、自動バックアップは行な
われない。
MGMTCLAS(DBSTNDRD)は、非移動型データ・ベース用の
ものである。コマンドによる移動や自動的移動も、自動
バックアップも行なわれない。MGMT(DBMIG)は、移動
可能型データ・ベース用のものである。1次記憶レベル
(レベル0)での非使用の日数は15日であり、その日数
が経過すると、データ・ベースはデータ記憶階層中の下
位レベル、通常はレベル1へ自動的に移動する。自動バ
ックアップは行なわれない。MGMTCLAS(STANDARD)は、
標準処理を使用するデータ・セット用のものである。こ
のデータ・セットでは部分解放が許される。下位記憶レ
ベルに移動する前のレベル0での非使用の日数は15日で
ある。バックアップ頻度は0であり、自動バックアップ
がイネーブルされる。MGMTCLAS(GDG)は世代データ・
グループを記述する。このクラスでは、部分解放が許さ
れ、レベル1へ移動する前のレベル0での1次記憶域滞
在日数及び非使用の日数は15日であるが、デーガ記憶階
層の下位レベルへ移動する前の、レベル1での非使用の
滞在日数は30日に制限されている。1つのGDG要素を、
1次記憶域すなわちレベル0データ記憶装置に記憶する
ことができる。これらの要素は、満了になると写しがと
られ、自動バックアップは行なわれない。MGMT(LATEMI
G)は移動を記述する。この管理クラスでは、部分解放
が許され、移動前の1次データ記憶域での非使用の日数
は35日である。MGMTCLAS(NOMIG)は非移動型データ・
セットを記述するが、このデータ・セットはコマンドに
よる移動も自動移動も行なわれず、バックアップ頻度は
0である。MGMTCLAS(EXTRABAK)は、余分のバックアッ
プ・バージョンをもつべきデータ・セットを記述する。
このクラスでは、部分解放は許され、バックアップ頻度
は0で、5つのバックアップ・バージョンが許され、1
次記憶域での滞在日数は15日である。MGMTCLAS(NOACTI
ON)は、システム管理によって移動もバックアップ処理
も行なわれないデータ・セットを記述する。コマンドに
よる移動や自動移動も、自動バックアップも行なわれな
い。
実行段階18は、上記ISMFメニューで6を選択することに
よって開始され、記憶装置グループに対する定義を生成
する。各記憶装置グループは、データ記憶ボリュームの
グループをボリューム・プールに似た形で識別する。そ
のような各グループは、前掲の米国特許第4310883号明
細書に記載された記憶装置グループに類似するものでも
よい。各記憶装置グループは、スペース割振り閾値(x
x,yy)などそれ自体のボリューム管理要件をもつ(ただ
し、xxは高閾値である)。ボリュームがこの閾値まで一
杯になった場合、データ処理システムは、xxを越えるま
で、1次記憶域すなわちレベル0のボリュームからデー
タの移動を開始する。このような移動は既知であり、IB
Mプログラム・プロダクトDFHSMによって実施できる。yy
は低閾値であり、この閾値に達したとき、データ記憶階
層の下位レベルにあるデータ記憶ボリュームへの上記移
動が停止する。そのような移動は、そのボリュームから
のデータ・セット移動動作を暗示的に含むが、また、移
動されたデータ・セットが占めるスペースの解放、及び
ボリューム中の移動する必要のないデータ・セットの削
除をも含む。IBMプログラム・プロダクトDFHSMは、デー
タ・セットの移動、バックアップ、及び回復を行なう。
記憶装置グループは、データ・セットがプログラム手段
による周辺記憶装置の割振りを受け取るためにだけ選択
される。すなわち、前記米国特許第431088号で提案され
ているように、ユーザまたは適用業務プログラマが記憶
装置グループを選択することはできない。
次に、本発明を実施するのに適したセットに対する定義
済み記憶装置グループを定義するが、それだけに制限さ
れるものではない。上記ISMFメニューで6を選択したと
仮定する。次の4つのタイプの記憶装置グループが定義
される。すなわち、非データ・ベース・データ・セット
用のPRIMARY、大型の非データ・ベース・データ・セッ
ト用のLARGE、データ・ベース・データ・セット用のDAT
ABASE、及び小型の一時的データ・セット用のVIOの4タ
イプである。別の選択を行なわない場合、4つの記憶装
置グループすべての省略時解釈は次のようになる。すな
わち、自動移動がイネーブルされ、自動バックアップが
イネーブルされ、自動ダンプは許されず、移動閾値は設
定されず、ダンプ・クラスは左ブランクである。
PRIMARY記憶装置グループは、データ・セットのプール
である。PRIMARY記憶装置グループの定義は、その記憶
装置グループ中のデータ記憶ボリュームのリスト、シス
テムのリストをもち、移動閾値が90,80に設定され、自
動ダンプがイネーブルされ、ダンピングは日曜日に行な
われる(ダンプ・クラス=SUNDAY)。LARGE記憶装置グ
ループも、データ・セットのプールである。LARGE記憶
装置グループの定義は、大型データ・セットを記憶する
ために選択可能な記憶装置ボリュームをリストし(この
リストは、PRIMARYクラスのボリュームとは異なるボリ
ュームをもつが、それだけに制限されるものではな
い)、システム(他の記憶装置グループ中で指示された
ものと同じシステムでもよい)を指示し、自動移動及び
バックアップがイネーブルされ、移動閾値は50,40に設
定され、自動ダンプはダンプ・クラスSUNDAYで許され
る。記憶装置グループDATABASE(プール・タイプの記憶
装置グループ)の定義は、記憶装置グループPRIMARY及
びLARGE中のリストとは異なるデータ記憶ボリュームを
リストするが、それだけに制限されるものではなく、同
じシステムを指示してもよく、自動移動はイネーブルさ
れるが、自動バックアップ及びダンプはディスエーブル
される。90,80の移動閾値が指示される。VIO記憶装置グ
ループは、装置名3380をもつ最大サイズ1024バイトの仮
想入出力用のものであり、他の3つの記憶装置グループ
中で識別されたものと同じシステムを識別する。
第3図は、ACSルーチンを定義するためのステップを示
す。このルーチンは、管理すべきデータ・セットに対す
る第2図で定義したクラスを選択するため、第1図のデ
ータ処理システムが使用する。次に第3図を参照する
と、番号25は、上記ISMFメニューで7を選択することに
よって実行されるACSルーチンの作成または修正のため
のセッションの始まりを示す。ステップ26で、端末13に
いるオペレータが、ACSルーチンを生成するためのデー
タを入力する。作成されるACSルーチンに名前が割り当
てられる。データ入力が完了すると、ステップ27で、端
末13が接続されている先のホスト・プロセッサ10が、い
ま入力されたばかりのデータを検査し、生成されたACS
ルーチンを通常のようにコンパイルして実行可能コード
にする。定義済みクラスに対してステップ26で生成され
る。自動クラス選択(ACS)の原始コード・リストの例
を、以下に示す。ステップ28で、実行可能モジュール
が、データ処理システムに持久記憶される。後で第7図
に関して説明するように、各データ・セットに対するク
ラスを自動的に選択できるようにするため、IBMプログ
ラムDFP(データ機能プロダクト)などの周辺データ階
層を管理するプログラムが、次にコンパイル済みモジュ
ールを、各クラス(データ、記憶装置、管理)に対して
1つずつ、また記憶装置グループに対して1つ呼び出
す。
ステップ26〜28で生成されるコンパイル済みクラス選択
モジュールの原始コードを以下に示す。追加のクラスま
たはグループが、ステップ15〜18のどれかで作成される
度に、自動クラス選択モジュール・リストが、新しい定
義を含むように変更される。そのようなプログラミング
修正は周知なので、ここでは詳しく述べない。
以下のリストで、/*は、その直後に記述する機械動作
を説明するコメントを示す。記号|は論理的ORを示し、
&&は論理的ANDを示し、NOT=は不等テストを示す。=
は、機能作成ステップ中では左側演算子が右側演算子に
等しくされることを示し、WHENステップでは、プログラ
ム・テスト・ステップ・パラメータと等しいことを示
す。丸括弧は、周知のように、論理演算子のグループ化
を示す。このリストは、ISMFから予想される出力に基づ
いている。このリストは、ISMFによって出力された形か
らさらに単純化してある。
データ・クラスACSルーチン PROCEDURE 1 DATACLAS--ROUTINE TO SELECT A DATA
CLASS /*認識可能な低レベル・データ・セット名修飾子を定
義する*/ FILTLIST DATAF INCLUDE(‘DATA',‘FDATA' FILTLIST DATAV INCLUDE(‘TEXT',‘VDATA') FILTLIST SRCF INCLUDE(COB*,FOR*,‘JCL') FILTLIST SRCV INCLUDE(‘PLI',‘PL1',‘SCRIPT',
‘CLIST') FLITSITS OBJ INCLUDE(‘SYSGO',‘SYSLIN',OBJ*) FILTLIST LOAD INCLUDE(‘RESLIB',‘PGMLIB',LOAD
*) FILTLIST LIST INCLUDE(‘SYSOUT',LIST*,‘OUTLI
ST') /* コメント:割振り要求がデータ・クラスを指定す
る場合、そのデータ・クラスが使用できる。そうでない
場合は、低レベル・データ・セット名修飾子に基づい
て、データ・クラスを選択する。*/ IF &DATACLAS="THEN SELECT(&LLQ) WHEN(&DATAF) SET &DATACLAS=‘DATA
F' WHEN(&DATAV) SET &DATACLAS=‘DATA
V' WHEN(&SRCF) SET &DATACLAS=‘SRCFL
IB' WHEN(&OBJ) SET &DATACLAS=‘DATA
F' WHEN(&SRCV) SET &DATACLAS=‘SRCVL
IB' WHEN(&LOAD) SET &DATACLAS=‘LOADL
IB' WHEN(&LIST) SET &DATACLAS=‘LISTI
NG' WHEN(‘ENTRY') SET &DATACLAS=‘ENTR
Y' WHEN(‘KEYED') SET &DATACLAS=‘KEYE
D' WHEN(‘DIRECT') SET &DATACLAS=‘DIREC
T' WHEN(‘LINEAR) SET &DATACLAS=‘IINEA
R' END END 上記のソース・リストは、データ・クラス(DATACLAS)
表に記述されたデータ・クラスの、機械によって実施さ
れるデータ・クラス選択の方法を示す。
ステップ18で定義された各記憶装置クラスは、それぞ
れ、装置とは無関係に、当該の1組の記憶サービスを指
定する。そのような指定されたサービスは、記憶装置ク
ラスを選択するため、割振り要求中のパラメータと突き
合わされる。この選択は、データまたは管理クラスの選
択とは独立に行なわれる。各記憶装置クラスは、ランダ
ム・アクセス、順次アクセス、または直接アクセス指定
を指定し、データ記憶空間を保証したものがある場合、
それは論理容量内に設けられる(データ記憶空間は、デ
ータを記憶するために記憶装置アクセス要求が行なわれ
る前に、データ・セットを記憶するために割り振られ
る)。これらのサービスは、装置の能力とは無関係な形
で表現されることに留意されたい。すべての指定はまだ
論理レベルにある。
データ・クラスが選択され、かつデータ・セットに対す
る記憶装置クラスが選択されない場合、そのデータ・セ
ットはシステム管理データ・セットではない。記憶装置
クラスの好ましい選択は、DSNAME(データ・セット名)
及びその修飾子を調べることによるものである。
STORCLASを自動的に選択するため、ステップ25〜28で生
成されるプログラム・モジュールの原始コードのリスト
を以下に示す。
記憶装置クラスACSルーチン PROCEDURE 1 STORCLAS--ROUTINE TO SELECT A STORAGE CLASS /*DASD装置名を定義する */ FILTLIST DASD UNITS INCLUDE(‘2305',‘3330',‘3340',‘3350',‘3375',‘3
380',‘SYSDA',‘SYSALLDA',") /*テープ装置名を定義する */ FILTLIST TAPE UNITS INCLUDE(TAPE*,T3420,T3480*,‘3420',‘3480') /*リスト中のシステム・データ・セットだけがシステム管理 **データ・セットとして適格となるように非システム管理デー */ /*タ・セットを定義する */ SMS−MANAGED FILTLIST SYSDSET INCLUDE(SYS%.**) EXCLUDE (SYS%.LIST.THAT.CAN.BE.SMS.MANAGED) /*DATABASE2テーブル空間データ・セットFILTLIST DB2を */ /*定義する。 */ INCLUDE(*.DSNDB***.I00001.A*) /*データ・ベース低レベル修飾子名を定義する */ FILTLIST DBDSET INCLUDE(DB*,‘DATABASE',*DB) SELECT /*非DASD割振り及び非テープ割振りを除外する */ WHEN(&UNIT NOT=&DASD UNITS && &UNIT NOT=&TAPE UNITS) SET & STORCLAS=” /*システム管理データ・セットとなってはいけないシステム・ */ /*データ・セットを除外する */ WHEN(&DSN=&SYSDSET) SET &STORCLAS=” /*データ・クラスなしのテープ割振りを除外する */ WHEN(&UNIT=&TAPE UNITS && &DATACLAS=”) SET &STORCLAS=” /*既にデータ・セットに記憶装置クラスが割り当てられてい */ /*る場合、DFHSMの再呼出し及び回復を処理から外す */ WHEN((&ACSENVIR=‘RECALL|&ACSENVIR=‘RECOVER')&& &STORCLAS NOT=”) SET &STORCLAS=&STORCLAS /*システム管理担当者及びシステム・プログラマに、非シス */ /*テム管理データ・セットを作成させる */ WHEN((&GROUP=‘SYS'|&GROUP=‘SYSADMIN'=‘SYSADMIN')&& &STORCLAS=‘NONSM
S') SET &STORCLAS=” /*システム管理担当者及びシステム・プログラマに、好みの */ /*記憶装置クラスを選択させる */ WHEN((&GROUP=‘SYS'|&GROUP=‘SYSADMIN')&& &STORCLAS NOT=” SET &STORCLAS=&STORCLAS /*データ・ベース管理担当者に、好みのデータ・ベース記憶 */ /*装置クラスを選択させる */ WHEN(&GROUP=‘DBA'&& &STORCLAS=DB*) SET &STORCLAS=‘DBBASE' /*データ・セット名に基づいてデータ・ベース・データ・ */ /*セットを割り当てる */ WHEN(&LLQ=&DBDSET|&DSN=&DB2) SET &STORCLAS=‘DBBASE' /*他のすべてのデータ・セットをBASE記憶装置クラスに */ /*割り当てる */ OTHERWISE SET &STORCALAS=‘BASE' END END 上記で定義した管理クラスに従ってデータ記憶階層内で
管理クラスを自動的に選択するために、ステップ25〜28
で生成される原始コードのリストを次に示す。
管理クラスACSルーチン PROCEDURE 1 MGMTCLAS ROUTINE TO SELECT MANAGEMENT CLASS /*短寿命データ・セット低レベル修飾子(LLQ)を定義する */ FILTLIST LISTING INCLUDE(‘SYSOUT',LIST*,‘OUTLIST') /*非移動データ・セット高レベル修飾子(HLQ)を定義する */ FILTLIST NOMIG INCLUDE(SYS%.**) /*DATABASE2テーブル空間データ・セット名フィルタを */ /*定義する */ FILTLIST DB2 INCLUDE(*.DSNDB***.I0001.A*) /*余分のバックアップ用の原始データ・セットを定義する */ FILTLIST SOURCE INCLUDE(‘ASM',COB*,FOR*,‘CNTL',‘JCL',‘PLI',‘PL
1',‘SCRIPT',‘CLIST',‘C') SELECT /*既に管理クラスが割り当てられている場合、データ・ */ /*セットの再呼出し及び回復を処理から外す */ WHEN((&ACSENVIR=‘RECALL'|&ACSENVIR=‘RECOVER')&& &MGMTCLAS NOT=”) SET &MGMTCLAS=&MGMTCLAS /*システム管理担当者及びシステム・プログラマに、好みの */ /*管理クラスを選択させる */ WHEN((&GROUP=‘SYSADMIN'|&GROUP=‘SYS')&& &MGMCLAS NOT=”) SET &MGMTCLAS=&MGMTCLAS /*データ・ベース管理担当者に好みのデータ・ベース管理ク */ /*ラスを選択させる */ WHEN(&GOURP=‘DBA'&& &MJGMTCLAS=DB*) SET &MAMTCLAS=&MAMTCLAS /*名前に基づいてNON MIGRATABLE管理クラスを割り当てる */ WHEN(&DSN=&NOMING) SET &MGMTCLAS=‘NOMIG' /*名前によってDATABASE2データ・セットを割り当てる */ WHEN(&DSN=&DB2) SET &MGMTCLAS=‘DBMIG' /*LLQに基づいて短寿命データ・セットを割り当てる */ WHEN(&LLQ=&LISTING) SET &MGMTCLAS=‘INTERIM' /*世代データ・グループ(GDG)を割り当てる */ WHEN(&DSTYPE=‘GDG' SET &MGMTCLAS=‘GDG' /*LLQに基づいて、原始データ・セットを割り当てる */ WHEN(&LLQ=&SOURCE) SET &MGMTCLAS=‘EXTRABAK' /*他のすべてのデータ・セットをSTANDARD管理クラスに */ /*割り当てる */ OTHERWISE SET &MGMTCLAS=‘STANDARD' END END 上記で定義した記憶装置グループ及び選択したクラスに
従ってデータ記憶階層内で記憶装置グループを自動的に
選択するために、ステップ25〜28で作成される原始コー
ドのリストを次に示す。
記憶装置グループACSルーチン PROCEDURE 1 STORGRP--SELECT A STORAGE GROUP SELECT /*記憶装置クラスに基づいてデータ・ベースを割り当てる */ WHEN(&STORCLAS=DB*) SET &STORGRP=‘DATABASE' /*それぞれの最大サイズに基づいて、大型データ・セットを */ /*割り当てる。大型の条件を実験で決定しなければ、このルー */ /*チンは走行できない*/ WHEN(&MAXSIZE>9999999KB) SET &STORGRP=‘LARGE' /*一時的データ・セットをVIO LAND PRIMARY記憶装置グルー */ /*プに割り当てるシステムは、VIO記憶装置グループ中の */ /*VIO MAXSIZEに基づいてVIO候補となるかどうかを決定する */ WHEN(&DSTYPE=‘TEMP') SET &STORGRP=‘VIO',‘PRIMARY' /*他のすべてのデータ・セットをPRIMARY記憶装置グループ */ /*に割り当てる*/ OTHERWISE SET &STORGRP=‘PRIMARY' END END 適用業務プログラミングと本発明によって実施される制
御の論理的関係を、第4図に簡略化した形で示す。周辺
データ記憶装置12を除き、第4図に示したすべてのアイ
テムは、ホスト・プロセッサ10内にある。複数の適用業
務プログラム30が、ホスト・プロセッサ10上で実行され
る。周辺装置制御プログラム31へのソフトウェア接続
は、通常の形で行なわれる。データ機能プロダクト(DF
P)32は、本発明を実施するプログラミングを含んでい
る。DFPの一部はISMF33、すなわち上記で参照した端末1
3と動作するための端末支援プログラムである。両方向
矢印34は、1つまたは複数の端末13への接続を表す。デ
ータ移動プログラム35は、実際に、ホスト・プロセッサ
の主記憶装置(図示せず)と周辺データ記憶装置12との
間のデータ移動を行なわせる。IBMプログラムDFDSSは、
そのようなデータ移動プログラムである。データ移動プ
ログラム35は、入出力チャネル38を介してホスト・プロ
セッサ10の主記憶装置(図示せず)と周辺データ記憶装
置12の間でデータ転送を行なうために、ホスト・プロセ
ッサ10のオペレーティング・システムの一部であるIOS
(入出力システム)37とともに動作する。このような周
辺動作の調整は、制御データ・セット(CDS)40を使っ
て行なわれる。そのほとんどは既知である。本発明を理
解するための新しいデータ構造を第6図に示す。DFP32
と並んでDFHSM41すなわち階層的記憶管理プログラムが
動作している。DFHSM41は、これまでと同様にボリュー
ムの移動、再呼出し、バックアップなどを行ない、かつ
管理クラス制御を使用して、データ・セット及びデータ
・ベース・レベルで作用する。
第5図は、チャネル38に接続された周辺データ記憶シス
テム12の簡略化した図である。階層周辺データ記憶装置
の1次レベルすなわちレベル0はキャッシュ付きDASDサ
ブシステム45を含み、この階層のレベル1は中級性能DA
SD46を含む。高性能DASD47が、1次レベルの一部になっ
てもよい。この階層のレベル2は、直接接続されたテー
プ・サブシステム48またはバッファ付きテープ・サブシ
ステム49を含むことができる。階層のレベル3は、シェ
ルフ記憶装置50を含む。オペレータは、テープ・リール
(ボリューム)を記憶装置50とテープ・サブシステム48
及び49のテープ・ドライブの間に手で運ぶ。自動データ
媒体ライブラリ(テープまたはディスク)55も、周辺デ
ータ記憶装置12に含めることができる。ライブラリ55は
通常、媒体操作ライブラリ部分56及び複数のレコーダ/
リーダ(テープまたはディスク)DEV57とライブラリ制
御機構CONTR58を含む。シェルフ記憶装置50はまた、ラ
イブラリ55と動作可能な形で連結している。記憶装置コ
ンソール60は、周辺データ記憶装置12の手動操作のため
にホスト・プロセッサ10と通信するのに使用される端末
であり、ISMF用の端末13として使用できる。ライブラリ
55は、データ記憶階層の下位(大きい番号)レベルであ
ってよく、そのレベルは設計で選択する。
第6図は、上述の環境内で本発明を実施する際に使用で
きるデータ構造を簡略化した形で示している。ボリュー
ムという用語には、論理ボリューム(別々にアドレス可
能な記憶空間)または物理ボリューム(テープ・リー
ル、DASDスピンドル、DASDシリンダのセットなど)が含
まれる。論理ボリュームは、1つまたは複数の物理ボリ
ューム内のアドレス空間である。周辺データ記憶装置12
中のアドレス可能な各ボリュームは、ボリューム索引
(VTOC)(テープ索引TTOCもこれに含まれる)及びVVDS
(VSAMボリューム・データ・セット)として識別される
ボリューム・ディレクトリをもつ。ディレクトリ70は、
データ・セットでもよく、データ・セットまたはデータ
・ベース名を記憶するDSN71、DSNが記憶されている記憶
場所を示すLOC72、DSNがメンバである記憶装置クラスを
指名するSTORCLAS74、及びDSNが所属する管理クラスを
指名するMGMTCLAS75を含む。データ・クラスは、周辺デ
ータ記憶装置12が直接使用可能なパラメータを定義しな
いので、含まれない。データ・クラスは、DSNを記憶装
置パラメータではなく、データ・セット(データ・ベー
ス)パラメータで定義する。フィールドV75は、ボリュ
ーム通し番号すなわちVOLSERを示す。省略記号は、各エ
ントリが本発明を理解するのに重要でない追加のフィー
ルドを含むことがあることを示す。
データ・クラスの定義は、データ処理導入システム・カ
タログ中、またはシステムによってアクセス可能な他の
データ構造中に、あるいは別の制御ブロックとして記憶
することができる。各データ・クラス(DATACLAS)エン
トリ80は、データのタイプを示すタイプ・フィールド8
1、レコード・フォーマットを示すRFフィールド82、レ
コード長を示すRLフィールド83、1次、2次及びディレ
クトリ空間要件を示すスペース・フィールド84、満了日
(データ生成以降の経過時間)を示すEXPフィールド8
5、1次記憶域の保存要件を示すRETENTフィールド86、V
SAMレコード・パラメータを示すVSAMフィールド87を含
む。各記憶装置クラス・エントリSTORCLAS90は、それぞ
れ、読取り及び書込みアクセス時間要件を示すREADフィ
ールド91及びWRITEフィールド92、アベイラビリティ要
件を示すAVAILフィールド93、メンバ・データ・セット
またはデータ・ベースに必要な割振りサイズを示すALLO
Cサイズ・フィールド94、及び必要なまたは望ましいそ
の他のフィールドを含む。管理クラス・エントリMGMTCL
AS100は、満了期間(暦日ではなく経過時間)を示すEXP
IREフィールド101、1次記憶域での保存期間を示すRETE
NTフィールド102、最後のアクセス以降の日数などの移
動要件を示すMIGRATEフィールド103、バックアップ要件
を示すBUフィールド104、保存する必要のあるバージョ
ンの数を示すVERSIONSフィールド105、及び所与の管理
クラスのその他の要件を示すその他のフィールドを含
む。記憶装置グループ・エントリSTORGRP110は、グルー
プのタイプ(プールなど)を示すTYPEフィールド111、
割振りサイズを示すALLOC112、揮発性IO(VIO)データ
・セットの要件を示すVIOフィールド113、移動の特性
(自動、なしなど)を示すMIGRATEフィールド114、ダン
プ・パラメータ(許可など)を示すDUMPフィールド11
5、バックアップ・パラメータを示すBUフィールド116、
及びその他のパラメータを示すその他のフィールドを含
む。データ・クラス・エントリ80は、記憶装置クラス、
管理クラス、及び記憶装置グループに記述されているす
べてのパラメータ及び要件を指定するのではないことが
わかる。これは、適用業務プログラマまたはユーザが、
そのような細目に関与しないことを意味している。すな
わち、ユーザは、データ・セット名(DSN)によって暗
示され得るデータ・セットを特徴づけるだけでよい。
第6図に示したエントリをアドレスするには、テーブル
のアドレス用に使用されている従来のアドレッシング方
式が使用できる。各クラス及びグループ定義を別々のテ
ーブル(それだけに制限されるものではない)に入れ、
エントリ・オフセットでどのクラスまたはグループが定
義されるかを示すことができる。追加のフィールドは、
関係アドレッシング用のクラスまたはグループ名をつけ
て各エントリに追加することができる。
第7図の流れ図は、本発明に従って使用され、データ・
セットまたはデータ・ベースの宣言と、そのようなデー
タ・セットまたはデータ・ベースに対してシステム12内
のデータ空間の割振りを求める要求との間で行なわれる
自動クラス選択(ACS)を示す。各データ・セットに対
するそのような自動クラス選択は常に、データ・クラス
DATACLASの選択を含む。1つのデータ・クラスだけがあ
り、記憶装置クラスや管理クラスも記憶装置グループも
ない場合、そのデータ・セットはシステム管理データ・
セットではない。記憶装置クラスが選択されたとき、そ
のデータ・セットはシステム管理データ・セットとな
る。データ・セットに対するこれらのクラス選択は、オ
ペレータの関与なしにコンピュータ中で実行されること
が好ましい。例示したクラス選択ルーチンを順序づける
ための、通常のどんなプログラミングを使用してもよい
ことを理解されたい。したがって、本発明の理解に必要
のない細部は省略する。データ・セットに対して選択さ
れる実際のクラスは、当該のクラス定義に依存するだけ
でなく、選択のプログラミング論理にも依存する。例示
したACSルーチンでは、簡単なリストで、各クラス・セ
ット中の最初にリストされたクラスの選択の優先順位、
ならびにクラス選択の順序を規定する。最適合アルゴリ
ズムまたはその他のアルゴリズムを使って、様々な結果
を得ることもできる。
ステップ140で、DFPプロセス(図示も説明もなし)を介
してユーザ・プログラムからデータ・セット・クラス選
択要求を受け取る。この要求は、システムに対してデー
タ・セットまたはデータ・ベースを宣言することによっ
て開始できる。ここで、データ・セットという用語は、
データ・セット、データ・ファイル、またはデータ・ベ
ースのいずれかを意味する。第1ステップ141では、上
記の「データ・クラスACSルーチン」というテーブルで
リストしたACSプログラムを使って、データ・クラスの
機械実施選択を行なう。データ・クラスを選択するた
め、このACSルーチンは、DATACLAS80内の情報を、デー
タ・セット名(DSN)中のパラメータなどそのデータ・
セットと共に受け取ったパラメータ(図示せず)と比較
する。DATACLAS情報と所定の識別などの受領パラメータ
の所定の比較(それだけに限定されるものではない)に
よって、データ・クラスACSルーチンは、上記に列挙し
たDATACLASの1つを選択する。データ・クラスを選択す
ると、第2ステップ142で記憶装置クラスを選択する。
機械実施選択のためのプログラムは、上記の「記憶装置
クラスACSルーチン」というテーブルに示されている。
記憶装置クラス選択機械実施プロセス中の矢印143で示
す1つのオプションは、データ処理システムの「非SMS
管理」部分への割振りを指定するものである。即ち、記
憶装置クラス及び管理クラスを使用する記憶管理システ
ム(SMS)は、現クラス選択要求の対象であるデータ・
セットを管理するものではない。この除外プロセスは、
リスト「記憶装置クラスACSルーチン」中のコメント
「非SMS管理データ・セットを定義する」で行なわれ
る。この例では、本発明の適用から外すための除外パラ
メータを含むDSNをもつシステム・データ・セット(SY
S.**)は、そのDSNの解析に基づいている。したがっ
て、本発明の操作によって、またはその他のタイプの制
御によってデータ・セットが管理されるように、データ
・クラスが選択できる。
そのデータ・セットに対する記憶装置クラスが選択され
たと仮定すると、次に第3の機械実施ステップ144で、
管理クラスが、テーブル「管理クラスACSルーチン」に
示したプログラムを使って機械選択される。MGMTCLAS10
0内のパラメータが、受領データ・セット・パラメータ
と比較されて、上にリストしたどの管理クラスがそのデ
ータ・セットに対して選択されたかを示す最適比較を決
定する。管理クラスの機械選択で、論理的機械実施クラ
ス選択プロセスは完了する。このプロセスはすべて、そ
のデータ・セットに対する空間の割振りが行なわれるボ
リュームの記憶装置グループを選択するための準備であ
る。あるデータ・クラスのデータ・セット・メンバが、
異なる記憶装置クラス及び管理クラスをもつ、または割
り当てられることができ、異なるデータ・クラスを割り
当てられたまたはもつデータ・セットは、同じ記憶装置
クラスのメンバとなり得るが、異なる管理クラスのメン
バにはなり得ないことが括弧内に注記されている。
第4すなわち最後の選択は、機械実施ステップ145での
記憶装置グループの選択である。このステップによっ
て、データ・セットに記憶空間が割り振られる。この機
械選択は、テーブル「記憶装置グループACSルーチン」
に示されている。クラス選択及びグループ選択が完了す
ると、機械実施ステップ146で、選択されたクラス及び
データ・セットの識別が、第1図のデータ処理システム
内に制御レコードとして持久記憶される。この制御レコ
ードは、割振りプログラム(第8図)が後で使用するデ
ィレクトリ70内のエントリである。この実施例では、1
つの記憶装置グループが、様々なデータ・クラス、記憶
装置クラス、及び管理クラスをもつデータ・セットに対
する記憶装置パラメータを記述することが期待される。
矢印147は、プログラム実行がこの説明に関係のない他
のプログラミングへ進むことを示す。このとき、データ
処理システムは、そのデータ・セットに対する割振り要
求を受け取り、SMS管理を使った割振りを行なう準備が
できている。
第8図は、アクセス要求がSMS管理データに関係するも
のであるとき、DFPが受け取った割振り要求にどのよう
に応答するかを示している。この割振り要求は、ステッ
プ150でユーザ・プログラムから受け取ったものであ
る。ステップ151で、関連制御レコード(ディレクトリ7
0内のエントリ)を読み取って、そのデータ・セットに
対して記憶装置クラスがに選択されたかどうか判定す
る。記憶装置クラスが選択されなかったときは(ディレ
クトリ70エントリのSTORCLAS70フィールドが0)、その
アクセス要求は、従来技術と同様に処理される。すなわ
ち、それはシステム管理データ・セットではない。記憶
装置クラスが選択されたときは、ステップ151で、記憶
装置グループに割り当てられた装置を使って記憶装置が
アクセスされる。クラスは記憶管理要件を表すことに留
意されたい。したがって、クラス定義の主な用途は、そ
のデータ・クラス定義に基づいて暗示的割振り処理を確
立しながら、その効用が最大になるように、そのデータ
空間を管理することにある。1例として、IBMプロダク
トDFHSMは、フィールドMGMTCLAS75内に示された管理ク
ラスを参照して、その現機械実施操作が移動、バックア
ップ、削除、及びダンプのどれであるかを確認し、また
そのような操作が、様々な管理クラスのメンバであるシ
ステム管理データ・セット上で、そのようなデータ・セ
ットの「寿命」中のいつ使用されるかを確認する。IBM
プロダクトDFPは、本明細書で記述した、データ空間の
割振りを行なう。本明細書で記述したデータ構造は拡張
可能であり、暗示的でユーザから独立したデータ及びデ
ータ空間の管理が、データ構造の変化とともに拡張で
き、現データ構造に対する追加使用が見られる際に拡張
できることを理解されたい。
本発明を実施すると、ホスト・プロセッサがJCLステー
トメントにうまく応答するために必要な情報量を削減す
ることによって、JCLステートメントは簡単になる。従
来技術では、JCLステートメントは例えば次のような形
である。
DDNAME DD DSN=X11.DATA.TEXT.DISP=(NEW.CATLG), DCB=(LRECL=80,BLKSIZE=800,RECFM=FB), UNIT=SYSDA,VOL=SER=PRMO32, SPACE=(TRK,(100,100)) 本発明を実施例すると、上記のJCLステートメントは次のようになる。
DDNAME DD DSN=X11.DATA.TEXT,DISP=(NEW,KEEP) F.発明の効果 本発明により、適用業務プログラマのデータの記憶の管
理や記憶装置の管理の負担が軽減され、記憶スペースの
使用効率等も一層改良される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を有利に実施できる周辺データ記憶シ
ステムを共有している複数のホスト・プロセッサを示す
図である。 第2図は、第1図のシステム内で本発明を実施する際に
使用できるクラス及びグループを確立するために人間と
の相互作用が必要な、ランダムに実行される一連の機械
動作を示す簡略化した図である。 第3図は、第2図の機械動作によって定義されたクラス
及びグループに対して自動クラス選択ルーチンをコンパ
イルする機械実施動作の簡略化した流れ図である。 第4図は、第1図のシステム内で本発明を実施する際
の、適用業務プログラムと周辺データ記憶装置の関係を
示す簡略化した構成図である。 第5図は、本発明が有利に適用できる周辺データ記憶シ
ステムの簡略化した構成図である。 第6図は、第4図のシステムで使用できるデータ構造の
簡略化した図である。 第7図は、本発明を実施する際に、データ・セットに対
するクラスを選択する機械動作の簡略化した流れ図であ
る。 第8図は、第7図に示したデータ・セットに対するクラ
ス選択の後、1つまたは複数の周辺データ記憶装置内で
データ記憶空間を割り振る機械動作の簡略化した流れ図
である。 10……ホスト・プロセッサ、12……周辺データ記憶装
置、13……端末、30……適用業務プログラム、31……周
辺装置制御プログラム、32……データ機能プロダクト
(DFP)、33……ISMF、35……データ移動プログラム、3
7……入出力システム(IOS)、38……入出力チャネル、
40……制御データ・セット(CDS)、41……階層記憶管
理プログラム(DFHSM)、45、46、47……DASDサブシス
テム、48、49……テープ・サブシステム、50……シェル
フ記憶装置、55……自動データ媒体ライブラリ、60……
コンソール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ記憶システム内に記憶されるべきデ
    ータに対するスペースを割り当てるためにデータ記憶ス
    ペースを管理しかつ前記データ記憶システムに記憶され
    たデータを管理するための方法であって、 データ記憶の性能パラメータを表す所定の標識をそれぞ
    れ含む複数の記憶装置クラス定義を表す記憶装置用標識
    を前記記憶システムに記憶する段階と、 前記データ記憶システム内に記憶されたデータのユニッ
    トを処理するための、前記性能パラメータとは無関係な
    管理パラメータをそれぞれ含む複数の管理クラス定義を
    表す管理用標識を前記データ記憶システムに記憶する段
    階と、 複数のデータ記憶ボリュームおよび該ボリューム内の記
    憶されたデータに対して遂行されるべき動作のリストを
    有する記憶グループ定義を表すグループ用標識を前記デ
    ータ記憶システムに記憶する段階と、 前記データ記憶システムに記憶されるべきデータの各ユ
    ニット毎に前記記憶装置クラス及び前記管理クラスの1
    つ及び前記記憶装置グループの1つをそれぞれ選択する
    よう各クラス選択の間前記データ記憶システムに記憶さ
    れた前記標識で表された定義をアクセスするための複数
    の自動クラス選択ルーチンを表す選択用標識を前記デー
    タ記憶システムに記憶する段階と、 前記データ記憶システムに記憶されるべきデータのユニ
    ットに対してユーザ・データ・セット用標識を前記デー
    タ記憶システムに記憶する段階と、 前記データのユニットのユーザ・データ・セット用標識
    を前記記憶装置用標識と比較し前記管理クラス定義とは
    独立して前記記憶装置クラスを選択する段階と、 前記記憶装置クラス及び前記管理クラス毎に前記選択を
    した後に前記記憶装置クラスの選択とは独立して前記記
    憶装置グループの1つを選択する段階と、 よりなるデータ記憶スペース及びデータを管理する方
    法。
  2. 【請求項2】データ記憶システム及びデータ記憶システ
    ムに記憶されたデータ・ユニットを管理する装置であっ
    て、 データ・ユニット特性の広範な識別を有する1組のデー
    タ・クラスを指定する第1の手段と、 記憶装置の性能パラメータの広範な識別を有する1組の
    記憶装置クラスを指定する第2の手段と、 広範なデータ・ユニットのライフ・サイクル管理規則を
    有する1組の管理クラスを指定する第3の手段と、 データ記憶ボリュームのリストを有する1組の記憶装置
    グループ及びデータ・バックアップ動作を含めデータ記
    憶ボリュームを管理する1組のパラメータを指定する第
    4の手段と、 データ・パラメータを含むデータ・ユニットの定義をユ
    ーザから受け取る第5の手段と、 前記第5の手段を介して前記第1の手段に結合され、定
    義されたデータ・ユニットに対して前記第1乃至第3の
    手段からのクラスの1つと、データ・ユニットが将来割
    り当てられるデータ記憶スペースからあるボリュームを
    有する記憶装置グループの1つを選択する第6の手段
    と、 前記第6の手段に結合され、前記選択をデータ・ユニッ
    トの識別とともに記憶する第7の手段と、 よりなる管理装置。
  3. 【請求項3】名前を有するデータ・ユニットをホスト・
    プロセッサ外に記憶するための装置であって、 前記装置内へのデータ・ユニットの記憶に関連する独立
    した広範なパラメータを識別する複数のクラスの定義を
    するクラス定義手段と、 前記クラス定義手段に動作的に結合され、前記装置内に
    貯蔵されるべき各データ・ユニット毎にクラスの各組か
    ら定義されたクラスの1つを選択するクラス選択手段
    と、 前記記憶された選択に応答してそれぞれの選択されたク
    ラス及び記憶装置グループに記憶されたパラメータに従
    って前記装置を作動する作動手段と、 ボリュームの複数の記憶装置グループを定義する記憶装
    置グループ手段と、 よりなり、前記クラス選択手段は前記記憶装置グループ
    手段に動作的に結合され、記憶装置グループが選択され
    たクラスでのパラメータを最もよく満たすようなクラス
    が選択された後に記憶装置グループの1つを選択し、か
    つ該選択をデータ・ユニットの名前とともに前記装置に
    記憶することを特徴とする、データ記憶装置。
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