JPH04127335A - ファイル管理システム - Google Patents

ファイル管理システム

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JPH04127335A
JPH04127335A JP2249319A JP24931990A JPH04127335A JP H04127335 A JPH04127335 A JP H04127335A JP 2249319 A JP2249319 A JP 2249319A JP 24931990 A JP24931990 A JP 24931990A JP H04127335 A JPH04127335 A JP H04127335A
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JP
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entry
recording medium
management table
data buffer
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JP2249319A
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Takao Sato
孝夫 佐藤
Hiroyuki Kitajima
北嶋 弘行
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、計算機システムにおける、中央処理装置に接
続された記憶装置上に記録されたファイルの管理を行う
ためのファイル管理方式に関する。
[従来の技術] 従来、直接アクセス記憶装置の記録媒体上に割当てられ
たファイル、および記録媒体上の未使用領域の管理は、
江村潤朗著[オペレーティング・システムへの構造的ア
ブローチロ上巻]」(日本コンピュータ協会、1972
年)第270頁から第291頁に記載されているように
、処理装置上で動作するオペレーティング・システムが
、作成、管理するVTOC(Vo l ume  Ta
 b l eof  Contents)により行なわ
れていた。
VTOCは、記録媒体の初期設定の際、記録媒体上に一
部作成され、形式Oから形式6のDSCB  (Dat
a    Set    Control    BL
ck)から構成されている。DSCBは、44バイトの
キ一部と96バイトのデータ部から構成されている。記
録媒体上に割当てられたファイルを管理する形式1のD
SCBは、キ一部にファイル名称を格納し、データ部に
ファイルの位置と、属性を格納している。処理装置上で
動作するオペレーティング・システムが、記録媒体上に
割当て済のファイルの位置、および属性を読み出す場合
、ファイル名称をキーとして形式1のDSCBを検索し
、キ一部に続くデータ部を処理装置内の主記憶装置に読
み出す。一方、記録媒体上の未使用領域は、形式5のD
SCBによって管理されている。
処理装置上で動作するオペレーティング・システムが、
記録媒体上にファイルを割当てる際は、形式5のDSC
B上に登録されている未使用領域を形式1のDSCBに
登録することに行われる。また、記録媒体上のファイル
を削除する際は、形式1のDSCBを無効化すると共に
、該DSCBに登録されていた、記録媒体上の領域を形
式5のDSCBに登録しなおすことにより行われる。
一般にオペレーティング・システムの下では、タスクの
多重走行が可能である。このため、同時に複数のタスク
から同一の記録媒体上のファイルがアクセスされる可能
性があり、この結果、VToCの同時変更によるデータ
破壊が発生する。これを防止するため、オペレーティン
グ・システムでは、一つのタスクがVTOCの更新を行
っている際は、他のタスクからのVTOCの更新を抑止
するよう排他制御を行っていた。また、複数の処理装置
より共用される記録装置の場合は、記録媒体上のVTO
C更新に先立ち、記録媒体の他システムからのアクセス
を禁止する要求を記録媒体を制御する制御装置に発行し
、記録媒体を占有使用することにより排他制御を行って
いた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、処理装置上で動作するオペレーティン
グ・システムが、記録媒体上のファイルの割当て状態、
未使用領域の管理を行っていた。
このため、新たに記録媒体上にファイルを割り当てる処
理は、すでに同一名称を持つファイルが割り当て済みで
あるかの判定を形式lのDSCBを読み出すことにより
行うファイル名検索処理と、未使用領域を確保するため
形式5のDSCBの更新を行なう未使用領域確保処理と
、形式1のDSCBを書き込むファイル登録処理の3つ
の処理により構成されている。これら一連の処理の過程
において多数の入出力要求が記憶装置に発行される。
一般に記憶装置に対し入出力処理を行なわせるためには
、オペレーティングシステムによる大量の準備処理と後
処理が必要となる。さらに、磁気ディスク装置における
入出力処理は、アクセス・アームを所望のシリンダのト
ラックへの位置付けが必要であり、入出力処理に約数十
ミリ秒の時間を要する。したがって、ファイル管理処理
においては、長時間の磁気ディスク装置の占有使用とな
る。
特に、複数の処理装置により共用される記憶装置におい
ては、−台の処理装置がファイル割り当て処理を行うと
、他の処理装置からの当該記憶装置へのアクセスが長時
間禁止され、システムスループットの低下要因となって
いた。
本発明の目的は、記録媒体上のファイルの割り当て、削
除といったファイル管理処理を高速化し、計算機システ
ムのスループットの向上を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、記録媒体上のスペース管理
を記憶装置自身が行うようにしたものである。これは、
記録媒体上に記録されたスペース管理テーブルを構成す
るエントリから、指定されたファイル名称のエントリを
読み出すファイル検索処理と、記録媒体上に記録された
スペース管理テーブルを構成するエントリのうち、未使
用領域を管理するエントリを読み出し、記録媒体上の未
使用領域を確保する未使用領域確保処理と、記録媒体上
のスペース管理テーブルにファイルの名称、位置、およ
び属性からなるエントリを登録するファイル登録処理と
、記録媒体上に記録されたスペース管理テーブルのエン
トリを無効化し、記録媒体上の領域を未使用領域として
スペース管理テーブルに登録するファイル削除処理を記
憶装置自身が行うことにより達成される。
特に本発明の望ましい態様では、記憶装置内に、半導体
メモリを設け、記録媒体上に記録されているスペース管
理テーブルをこの半導体メモリに格納する。そしてスペ
ース管理テーブルの検索、読み出し処理は、半導体メモ
リ上で行い、更新処理は、半導体メモリと記録媒体上の
両方のスペース管理テーブルを更新する。さらに、この
半導体メモリをバッテリ電源によりバックアップした場
合は、スペース管理テーブルの更新処理は、半導体メモ
リ上のスペース管理テーブルに対してのみ行い、ある時
間間隔で半導体メモリ上のスペース管理テーブルを記録
媒体に書き出す処理を行う。
[作用] 本発明の記憶装置においては、記録媒体上のスペース管
理を記憶装置自身が行う。このため、処理装置は、記録
媒体上に割り当てられたファイルの位置、および属性情
報を参照したい場合、記憶装置に対し、ファイル名称を
指定した間合せ要求を発行する。この要求を受は取った
記憶装置は、ファイル検索処理によジノ処理装置から指
定されたファイルの位置、および属性をスペース管理テ
ーブルから読み出し、これを処理装置に報告する。
また、処理装置が、新たなファイルを記録媒体上に割当
てを行う場合は、ファイルの名称、属性、および大きさ
を指定したファイル割当て要求を記憶装置に対し発行す
る。この要求を受は取った記憶装置は、指定されたファ
イル名称を持つファイルが記録媒体上に存在しないこと
をファイル検索処理により確認し、未使用領域確保処理
により処理装置からのファイル割当て要求を満たす未使
用領域が記録媒体上に存在すると判断された場合、ファ
イル登録処理によりスペース管理テーブルにファイルを
登録すると共に、処理装置にファイル割り当て位置を報
告する。処理装置が記録媒体上のファイルを削除しよう
とした場合は、記憶装置に対し、ファイル名称を指定し
た削除要求を発行する。この削除要求を受は取った記憶
装置は、ファイル削除処理を実行し、ファイルを削除す
ると共に、削除したファイルの領域を未使用領域とする
。以上により、ファイルの検索、登録、および削除とい
ったファイル管理処理を処理装置は、1回の入出力要求
により可能となるため、ファイル管理のための処理装置
の実行命令数が大幅に削除できる。また、ファイル管理
処理中の排他制御を処理装置は、意識する必要がなくな
る。
とくに、記憶装置内に半導体メモリを設けることにより
、記録媒体の機械的動作無しにファイル検索処理が実行
でき、ファイル管理処理の高速化がより一層図れる。さ
らに、バッテリ電源により半導体メモリをバックアップ
すると、上記高速化を、未使用領域確保処理、ファイル
登録、削除処理に拡張できる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の記憶装置を含むデータ処理システム
の構成図、及び記憶装置のブロック図である。中央処理
装置1は、チャネルインタフェース11を介し記憶装置
2に接続される。中央処理装置1上では、データ処理装
置全体を制御するオペレーティング・システム10が動
作している。
中央処理装置1には主記憶装置、IOP等が含まれるが
、その構成は従来のものと変わりないので、その詳細な
図面及び説明は省略する。
記憶装置2は、制御部3と記憶ドライブ部4から構成さ
れている。制御部3は、中央処理装置1との接続を制御
するチャネルインタフェース部31と、記憶ドライブ部
4との接続を制御するドライブインタフェース32によ
り外部とのインタフェースをとる。チャネルインタフェ
ース31とドライブインタフェース32の間には、デー
タバッファ33が配置されている。データバッファ33
には、比較回路34が接続されている。比較回路34は
、キーバッファ35に記憶された内容とデータバッファ
33の内容を比較する機能を持つ。制御部3を構成する
各コンポーネントは、制御プロセッサ30により制御さ
れ、制御プロセッサ30は、サービスプロセッサ37に
接続されており、サービスプロセッサ37は、制御パネ
ル5に接続されている。記録ドライブ部4は、記録媒体
41と、記録媒体41上のデータの読み書きを制御する
ドライブ制御部40からなる。記録媒体41上には、中
央処理装置lから転送されたデータとともに、記録媒体
41上に割り当てられているファイルと未使用領域を管
理するスペース管理テーブル410が記録されている。
本実施例では、記録ドライブ部4を1台しか記述してな
いが、複数台の記録ドライブ部を設けても良い。また、
記録媒体は、1台の磁気ディスク装置を示しているが、
アイ・イー・イー・イー・、コンブコン′89スプリン
グ(1989年)第112頁から第129頁(IEEE
、COMPCON’89  Spring  (Feb
、1989)pp、112−129)で論じられている
一つのデータを複数の磁気ディスク装置に分割して記憶
するディスクアレイでも良い。
制御部3は、記録媒体41のファイル管理機能として、
記録媒体初期設定処理機能、ファイル検索処理機能、フ
ァイル割り当て処理機能、ファイル削除処理機能を持つ
。これらの機能は、スペース管理テーブルの作成、参照
、および更新を実現させる。
スペース管理テーブルは、次の4種類のエントリから構
成され、各エントリは、キ一部とデータ部からなる。
(1)未使用領域管理エントリ 記録媒体上の未使用領域を管理するエントリであり、キ
一部に未使用領域エントリを示す識別子が格納されてお
り、データ部に連続する記録媒体上の未使用領域(未使
用エクステントと呼ぶ)の開始アドレスとその大きさを
格納している。
(2)ファイル管理エントリ 記録媒体上に割り当てたファイルを管理するエントリで
あり、キ一部にファイル名称を格納し、データ部にファ
イルの属性と、ファイルが割り当てられている記録媒体
上の領域の開始アドレスと、その大きさが格納されてい
る。
(3)予備エントリ スペース管理テーブルの未使用領域エントリ、またはフ
ァイル管理エントリとして使用するためのスペース管理
テーブルに用意された予備エントリである。
(4)最終エントリ スペース管理テーブルの最終に位置するエントリである
スペース管理テーブルは、記録媒体初期設定処理により
、制御プロセッサ30が記録媒体上41上に作成する。
初期設定直後のスペース管理テーブルは、未使用領域管
理エントリと複数の予備エントリからのみ構成される。
記録媒体初期設定処理は、中央処理装置、または制御パ
ネルからの処理要求により起動される。
ファイル検索処理は、中央処理装置lから指定されたフ
ァイル名称をキーとしてもつスペース管理テーブルのフ
ァイル管理エントリを検索する処理である。
ファイル割り当て処理は、ファイル検索処理、未使用領
域確保処理、およびファイル登録処理から構成されてい
る。ファイル検索処理により、中央処理装置lから指定
されたファイルが記録媒体41上に存在しないことを確
認し、未使用領域確保処理により、未使用領域管理エン
トリを参照し、中央処理装置1が要求した容量を満たす
未使用領域を検索し、その領域を未使用領域管理エント
リから削除すると共に、未使用領域を初期設定する。
その後、ファイル登録処理により、予備エントリにファ
イルの名称、属性、および未使用領域確保処理により確
保した領域のアドレスと大きさを登録する。
ファイル削除処理は、中央処理装置lから指定されたフ
ァイル名称をキーとしてもつファイル管理エントリを、
未使用領域管理エントリとする処理である。
以下、ファイル検索処理、ファイル割り当て処理、ファ
イル削除処理を流れ図を参照して詳細に説明する。
なお、明細書及び図面において同一構成要素、同一処理
に対して付する番号は同じ番号を採用している。
第3図は、ファイル検索処理を示した流れ図である。
まず、処理3001によりキーバッファ35にファイル
名称を設定する。その後、処理3002により記録ドラ
イブ部4にスペース管理テーブル410のエントリの読
み出しを要求する。スペース管理テーブルの読み出し要
求を受は取ったドライブ制御部40は、記録媒体41上
のスペース管理テーブル410のエントリに記録ヘッド
を位置付け、当該エントリを制御部3に転送する。記録
ドライブ部4から転送されたスペース管理テーブルエン
トリは、データバッファ33に格納される。
この際、比較回路34により、データバッファ33に格
納されたスペース管理テーブルエントリのキ一部と、キ
ーバッファ35に格納された内容が比較される。記録ド
ライブ部4のスペース管理テーブルエントリの読み出し
の終了は、判定3003により検出される。記録ドライ
ブ部4によるスペース管理テーブルエントリの読み出し
が終了すると、処理3004により、最終エントリが検
出されたか否かを比較回路34の出力により判定する。
この判定により、最終エントリが検出されたと判断され
た場合は、指定したファイル名称を持つファイルが、記
録媒体41上に存在しないことを意味するので処理を終
了する。判定3004により、読み出したスペース管理
テーブルエントリが、最終エントリでないと判断された
場合、判定3005に進む。判定3005では、比較回
路34の出力を参照し、キーバッファ35に設定したフ
ァイル名称をキ一部に持つ、スペース管理テーブルエン
トリが読み出されたか否かを判定する。
キーバッファ35に設定したファイル名称をキー部に持
つスペース管理テーブルエントリが読み出されたと判断
された場合は、指定したファイル名称を持つファイルが
記録媒体41上に存在することを意味し、処理を終了す
る。この状態で、データバッファ33には、指定したフ
ァイルのファイル管理エントリが格納されている。判定
3005により記録ドライブ部4が読み出したスペース
管理テーブルエントリが指定したファイル名称をキ一部
に持たないものであると判断された場合、処理3002
に戻り、次のスペース管理テーブルエントリを読み出す
第4図は、ファイル割り当て処理を示した流れ図である
処理3000は、先に説明したファイル検索処理である
。判定4001は、ファイル検索処理3000の処理結
果を判定し、記録媒体41上に割り当てようとするファ
イルと名称が一致するファイルが記録媒体41上にすで
に存在するか否かの判定を行う。この判定によりすでに
同一名称を持つファイルが、記録媒体41上に割り当て
られていると判断された場合、処理を終了する。また、
同一名称を持つファイルが記録媒体41上に存在しない
と判断された場合、処理5000に進む。
処理5000は、記録媒体41上に新たにファイルを割
り当てるために必要な未使用領域が存在するか否かを判
定し、未使用領域を確保する処理である。判定4002
は、処理5000の未使用領域確保処理の処理結果を判
定する処理で、未使用領域の確保に失敗した場合は、処
理を終了する。
また、処理5000により未使用領域の確保に成功した
場合は、処理6000に進む。処理6000は、ファイ
ル管理エントリをスペース管理テーブルに登録する処理
である。
第5図は処理5000の未使用領域確保処理を示した流
れ図である。まず、処理5001で、未使用領域管理エ
ントリを示す識別子(未使用領域管理エントリID)を
キーバッファ35に設定する。次に処理5002により
スペース管理テーブルエントリのデータバッファ33へ
の読み出しを、記憶ドライブ部4に要求する。処理50
03により、記録ドライブ部4のスペース管理テーブル
エントリの読み出し終了を待ち、読み出し処理が終了す
ると判定5004に進む。判定5004では、データバ
ッファ33に読み出したスペース管理テーブルエントリ
が、最終エントリであるか否かの判定を行う。この判定
により、読み出したエントリが、最終エントリの場合、
記録媒体41上に要求されたファイルを割り当てるため
の未使用領域が存在しないことを意味するため、処理を
終了する。判定5005は、データバッファ33上に読
み出したエントリが未使用領域管理エントリであるかを
比較回路34の出力を参照して判定する。
この判定の結果、読み出したエントリが、未使用領域管
理エントリの場合、判定5006で、当該エントリに登
録されている未使用領域がファイルを割り当てるために
充分な容量を持つか否かの判定を行う。この判定により
要求されたファイルを割り当てるために充分な未使用領
域が記録媒体41上に存在すると判断された場合、処理
5007より要求された容量分の領域を削除した後未使
用領域のアドレスと、その大きさをデータバッファ33
上の未使用領域管理エントリに設定する。処理5008
により、処理5007によってデータバッファ33上に
作成した未使用領域管理エントリを記録媒体41上のス
ペース管理テーブルのもとの位置へ書き込む書き込み要
求を、記録ドライブ部4へ要求する。スペース管理テー
ブルエントリの書き出しを指示されたドライブ制御部4
0は、指定された記録媒体上のスペース管理テーブルエ
ントリに記録ヘッドを位置付け、データバッファ33上
の未使用領域管理エントリを記録媒体41上に書き込む
。処理5009で未使用領域管理エントリの書込み終了
を待った後、処理5010で確保した領域の初期設定要
求を記録ドライブ部4に発行する。処理5011で記録
ドライブ部4の初期設定処理の終了を待ち、処理を終了
する。判定5005により記憶ドライブ部4が読み出し
たエントリが未使用領域管理エントリでないと判断され
た場合、または判定5006により読み出した未使用領
域管理エントリにファイル割り当てのために要求された
大きさを満たす未使用領域が登録されていないと判断さ
れた場合、処理5002へ戻り次のスペース管理テーブ
ルエントリを読み出す。以上が未使用領域確保処理であ
る。
第6図は、ファイル登録処理の流れ図である。
まず、処理6001により予備エントリを示す識別子(
予備エントリID)をキーバッファ35に設定する。そ
の後、処理6002によりスペース管理テーブルエント
リのデータバッファ33への読み出しを記録ドライブ部
4に要求する。処理6003により、記録ドライブ部4
のスペース管理テーブルエントリの読み出し終了を待ち
、読み呂し処理が終了すると判定6004に進む。判定
6004では、データバッファ33に読み出したスペー
ス管理テーブルエントリが、最終エントリであるか否か
の判定を行う。この判定により、読み呂したエントリが
、最終エントリの場合、新たにファイル管理エントリと
するための予備エントリがスペース管理テーブル410
上に存在しないことを意味するため、処理を終了する。
判定6005は、データバッファ上に読みだしたエント
リが予備エントリであるかを比較回路34の出力を参照
して判定する。この判定の結果、読み出したエントリが
、予備エントリの場合、処理6006で、データバッフ
ァ33上の予備エントリに、ファイルの名称、属性、お
よび記録媒体上のアドレスと大きさを設定し、ファイル
管理エントリとする。
処理6007により、データバッファ上のファイル管理
エントリを記録媒体41上のスペース管理テーブル41
0へ書き込む要求を記録ドライブ部4へ要求する。判定
6008によりファイル管理エントリの書き出しの終了
を待ち処理を終了する。
判定6005により記録ドライブ部4が読み出したエン
トリが予備エントリでないと判断された場合、処理60
02へ戻り次のスペース管理テーブルエントリを読み出
す。以上がファイル登録処理である。
次に第7図を参照してファイル削除処理について説明す
る。処理3000は、先に示したファイル検索処理であ
り、ここでは、削除対象としたファイルのファイル管理
エントリをスペース管理テ−プルから読み出す。判定7
001は、削除対象としたファイルが記録媒体41上に
存在するか否かの判定を処理3000の出力により行う
。この判定により、削除対象となったファイルが記録媒
体41上に存在すると判断された場合、処理7002を
実行する。処理7002は、データバッファ上のファイ
ル管理エントリを未使用領域管理エントリとする処理で
ある。処理7003により、処理7002により作成し
た未使用領域管理エントリを記録媒体41上のスペース
管理テーブルに書き込むことを記録ドライブ部4に要求
する。その後、判定7004により記録ドライブ部4の
スペース管理テーブルエントリの書込み終了を待ち、処
理を終了する。
次に中央処理装置1とのインタフェースについて説明す
る。
中央処理装置】と、記憶装置2との関係は、中央処理装
置1が、スタートサブチャネル命令を実行することによ
り始まる。この命令は、中央処理装置1と、記憶装置2
の間の接続を行い、記憶装置2に関連したチャネル・プ
ログラムの実行を開始させる。チャネル・プログラムは
、一連のチャネル制御語(CCW)から構成される。C
CWは、記憶装置2に要求する処理の種別を示すコード
と、チャネル・プログラムの実行を制御するフラグと、
中央処理装置1と記憶装置2の間で、転送を行うデータ
の長さを示すカウント、および該データの主記憶装置上
のアドレスを示す主記憶アドレスから成る。記憶装置2
は、第8図から第12図に示すCCWを用いることによ
り、ファイル管理機能の実行を要求することができる。
第8図は記録媒体初期設定CCW、第9図は、ファイル
割り当てCCW、第10図は、ファイル検索CCW、第
11図は、ファイル削除CCW、第12図は、ファイル
状態報告CCWである。記録媒体初期設定Ccwsoが
発行されると、記録媒体初期設定要求と、ボリューム名
称及びスペース管理エントリ数からなるパラメータ81
とが制御部3に転送される。記録媒体初期設定要求を受
は取った制御部3は、記録媒体41にパラメータ81で
指定された名称と、指定された数のエントリから成るス
ペース管理テーブルを記録媒体41上の先頭に書き込む
。この際、スペース管理テーブルの最初のエントリを未
使用領域管理エントリ、最後のエントリを最終エントリ
とし、残りのエントリを予備エントリとする。未使用領
域管理エントリは、スペース管理テーブルとして割り当
てた領域以外の領域を媒体上での未使用領域として管理
する。ファイル割り当てCCW90が発行されると、フ
ァイル割り当て要求と、ファイル名称、大きさ、および
属性からなるパラメータ91とが制御部3に転送される
。ファイル割り当て要求を受は取った制御部3は、先に
示したファイル割り当て処理により、ファイル管理エン
トリをデータバッファ33に作成し、スペース管理テー
ブル410に書き込む。
データバッファ33に作成されたファイル管理エントリ
は、ファイル状態報告CCW120を実行することによ
り、中央処理装置1に転送され、主記憶装置に格納され
る。ファイル検索CCW100が発行されると、ファイ
ル検索要求とファイル名称からなるパラメータ101が
制御部3に転送される。ファイル検索要求を受は取った
制御部3は、先に示したファイル検索処理により、指定
されたファイル名称のファイル管理エントリを、スペー
ス管理テーブル410からデータバッファ33に読み出
す。データバッファ33に読み出されたファイル管理エ
ントリは、ファイル状態報告CCW120を実行するこ
とにより、中央処理装置1に転送され、主記憶装置に格
納される。
ファイル削除CCWIIOが発行されると、ファイル削
除要求とファイル名称からなるパラメータIllが制御
部3に転送される。ファイル削除要求を受は取った制御
部3は、先に示したファイル削除処理により、指定され
たファイル名称のファイル管理エントリを未使用領域管
理エントリとし、スペース管理テーブル410へ書き込
む。
ファイル状態報告CCW120は、先に説明したファイ
ル割り当てCCW、またはファイル検索CCWに連鎖し
て用いられ、単独の実行はできない。
このファイル状態報告CCW120は、先行するCCW
によりデータバッファ33上に格納されたファイル管理
エントリからファイル名称、属性、およびファイルが存
在する記録媒体41上の領域の開始、終了アドレスを編
集して中央処理装置1へ転送する。
なお、ファイル割り当て処理において、すでに指定され
たファイル名称を持つファイルが記録媒体41上に存在
する場合、または、ファイル検索処理、ファイル削除処
理において、指定されたファイルが記録媒体4I上に存
在しない場合は、異常終了報告が中央処理装置1に報告
され、チャネル・プログラムの実行が異常終了する。
本実施例によれば、従来中央処理装置上のオペレーティ
ング・システムが行っていた、記録媒体上のファイル管
理を、記録媒体を含む記憶装置が行う。これによりファ
イル管理に関する中央処理装置のオーバヘッドを削減で
きる。
第13図は、従来技術によるファイル割当ての処理例で
ある。この例では、一つの形式5DSCBの読み出しに
より十分な未使用領域を見つけられることを仮定してい
るが、この場合においても、6回の入出力処理が記憶装
置において実行される。
一般に磁気ディスク装置において、1回の入出力処理を
実行させるためには、入出力要求を発行するための前処
理として約3000個の命令を中央処理装置において実
行する必要がある。さらに、磁気ディスク装置における
入出力処理の終了を示す割込み処理に約1000個の命
令の実行を必要とする。つまり磁気ディスク装置にファ
イルを割当てるためには、中央処理装置において約24
000個の命令を実行しなければならない。一方、本発
明によれば、第14図で示すように一回の入出力要求に
よりファイル割当てが可能となるため中央処理装置では
、約4000個のみの命令を実行すればよく、中央処理
装置のオーバーヘッドを約80%削減できる。さらに、
1回の入出力要求によりファイル管理処理が終了するた
め、記憶装置に従来から備えられた排他制御機能により
ファイル管理情報更新の排他が行われるため、オペレー
ティング・システムは、他のシステムからのアクセスを
禁止する必要がない。
次に第2の実施例について説明する。第2図は、第1図
の記憶装置2の構成の変形例である。第1図と異なる点
は、制御部3にスペース管理テーブルを格納するディレ
クトリメモリ36を備えた点にある。ディレクトリメモ
リ36は、データバッファ33と、比較回路34に接続
されている。ディレクトリメモリ36には、記録媒体4
1上に格納されているスペース管理テーブルと同様のも
のが格納されている。ディレクトリメモリ36上のスペ
ース管理テーブル360は、制御プロセッサ30により
、記憶装置2の電源投入時に記録媒体41から読み出さ
れ、格納される。ディレクトリメモリ36を制御部3に
備えることにより、ファイル検索処理、未使用領域確保
処理、ファイル登録処理、および、ファイル削除処理が
、第1の実施例と異なる。以下これらの処理について説
明する。
第15図は、ファイル検索処理を示した流れ図である。
まず、処理3001によりキーバッファ35にファイル
名称を設定する。その後、処理1301によりディレク
トリメモリ36上のスペース管理テーブル360のエン
トリをデータバッファ33に読み出す。この際、比較回
路34により、データバッファ33に格納された、スペ
ース管理テーブルエントリのキ一部と、キーバッファ3
5に格納された内容が比較される。処理3004により
、最終エントリが検出されたか否かを比較回路34の出
力により判定する。この判定により、最終エントリが検
出されたと判断された場合は、指定したファイル名称を
持つファイルが、記録媒体41上に存在しないことを意
味するので処理を終了する。判定3004により、読み
出したスペース管理テーブルエントリが、最終エントリ
でないと判断された場合、判定3005に進む。判定3
005では、比較回路34の出力を参照し、キーバッフ
ァ35に設定したファイル名称をキ一部に持つ、スペー
ス管理テーブルエントリが読み出されたか否かを判定す
る。キーバッファ35に設定したフアイル名称をキ一部
に持つスペース管理テーブルエントリが読み出されたと
判断された場合は、指定したファイル名称を持つファイ
ルが記録媒体41上に存在することを意味し、処理を終
了する。
この状態で、データバッファ33には、指定したファイ
ルのファイル管理エントリが格納されている。判定30
05により読み出したスペース管理テーブルエントリが
指定したファイル名称をキー部に持たないものであると
判断された場合、処理3002に戻り、次のスペース管
理テーブルエントリを読み出す。
第16図は、未使用領域確保処理を示した流れ図である
。まず、処理5001で、未使用領域管理エントリを示
す識別子(未使用領域管理エントリID)をキーバッフ
ァ35に設定する。次に処理1401によりスペース管
理テーブルエントリをディレクトリメモリ36からデー
タバッファ33への読み出す。判定5004では、デー
タバッファ33に読み出したスペース管理テーブルエン
トリが、最終エントリであるか否かの判定を行う。
二の判定により、読み呂したエントリが、最終エントリ
の場合、記録媒体41上に要求されたファイルを割り当
てるための未使用領域が存在しないことを意味するため
、処理を終了する。判定5005は、データバッファ3
3上に読み出したエントリが未使用領域管理エントリで
あるかを比較回路34の出力を参照して判定する。この
判定の結果、読み出したエントリが、未使用領域管理ニ
ジトリの場合、判定5006で、当該エントリに登録さ
れている未使用領域がファイルを割り当てるために充分
な容量を持つか否かの判定を行う。この判定により要求
されたファイルを割り当てるために充分な未使用領域が
記録媒体41上に存在すると判断された場合、処理50
07により要求された容量分の領域を削除した後の未使
用領域のアドレスと、その大きさをデータバッファ33
上の未使用領域管理エントリに設定する。処理5008
により、処理5007によってデータバッファ33上に
作成した未使用領域管理エントりを記録媒体41上のス
ペース管理テーブルのもとの位置への書き込み要求を記
録ドライブ部4へ要求する。
スペース管理テーブルエントリの書き出しを指示された
ドライブ制御部4oは、指定された記録媒体上のスペー
ス管理テーブルエントリに記録ヘッドを位置付け、デー
タバッファ33の未使用領域管理エントリを記録媒体4
1上に書き込む。処理5009で未使用領域管理エント
リの書込み終了を待った後、処理1402によりディレ
クトリメモリ36上のスペース管理テーブル360のも
との位置にデータバッファ33の未使用領域管理エント
リを書込む。処理5010で確保した領域の初期設定要
求を記録ドライブ部4に発行する。処理5011で記録
ドライブ部4の初期設定処理の終了を待ち、処理を終了
する。判定5005によりディレクトリメモリ36から
読み出したエントリが未使用領域管理エントリでないと
判断された場合、または判定5006により読み出した
未使用領域管理エントリにファイル割り当てのために要
求された大きさを満たす未使用領域が登録されていない
と判断された場合、処理1401へ戻り次のスペース管
理エントリを読み出す。以上が未使用領域確保処理であ
る。
第17図は、ファイル登録処理の流れ図である。
まず、処理60o1により予備エントリIDのキーバッ
ファ35に設定する。その後、処理1501によりディ
レクトリメモリ36上のスペース管理テーブルエントリ
のデータバッファ33へ読み出す。判定6004では、
データバッファ33に読み出したスペース管理テーブル
エントリが、i&終エントリであるか否かの判定を行う
。この判定により、読み出したエントリが、最終エント
リの場合、新たにファイル管理エントリとするための予
備エントリがスペース管理テーブル上に存在しないこと
を意味するため、処理を終了する。判定6005は、デ
ータバッファ33上に読み出したエントリが予備エント
リであるかを比較回路34の出力を参照して判定する。
この判定の結果、読み出したエントリが、予備エントリ
の場合、処理6006で、データバッファ33上の予備
エントリに、ファイルの名称、属性、および記録媒体」
ニのアドレスと大きさを設定し、ファイル管理エントリ
とする。処理6007により、データバッファ上のファ
イル管理エントリを記録媒体41上のスペース管理テー
ブルへ書き込む要求を記録ドライブ部4へ要求する。判
定6008によりファイル管理エントリの書き高しの終
了を待ち、処理1502によりファイル管理エントリを
ディレクトリメモリ36上のスペース管理テーブル36
0へ書込み、処理を終了する。判定6005により記憶
ドライブ部4が読み出したエントリが予備エントリでな
いと判断された場合、処理1.501へ戻り次のスペー
ス管理テーブルエントリを読み出す。
以上がファイル登録処理である。
次に第18図を参照してファイル削除処理について説明
する。処理1300は、先に示したファイル検索処理で
あり、ここでは、削除対象としたファイルのファイル管
理エントリをスペース管理テーブル360から読み出す
。判定7001は、削除対象としたファイルが記録媒体
41上に存在するか否かの判定を処理1300の出力に
より行う。この判定により、削除対象となったファイル
が記録媒体上に存在すると判断された場合、処理700
2を実行する。処理7002は、データバッファ33上
のファイル管理エントリを未使用領域管理エントリとす
る処理である。処理7003により、処理7002によ
り作成した未使用領域管理エントリを記録媒体41上の
スペース管理テーブルに書き込むことを記録ドライブ部
4に要求する。その後、判定7004により記録ドライ
ブ部4のスペース管理テーブルエントリの書込み終了を
待ち、処理1601によりディレクトリバッファ33上
の未使用領域管理エントリをディレクトリメモリ36へ
書込み、処理を終了する。
本実施例によれば、記録装置2が行うファイル管理のう
ち、ファイル検索処理、未使用領域確保処理、およびフ
ァイル登録処理の一部を、記録ドライブ部4の機械的な
動作無しに実行できるため、記憶装置2のファイル管理
処理を高速化できる。
次に第3の実施例について説明する。
第19図は、第2図の記憶装置2の変形例である。
第2図と異なる点は、ディレクトリメモリ36にバッテ
リー電源37を設け、ディレクトリメモリ36を不揮発
にしたものである。これにより、未使用領域確保処理、
ファイル登録処理、および、ファイル削除処理が、第2
の実施例と異なる。以下これらの処理について説明する
第20図は、未使用領域確保処理を示した流れ図である
。まず、処理5001で、未使用領域管理エントリを示
す識別子(未使用領域管理エントリTD)をキーバッフ
ァ35に設定する。次に処理1401によりスペース管
理テーブルエントリをディレクトリメモリ36からデー
タバッファ33への読み出す。判定50o4では、デー
タバッファ33に読み出したスペース管理テーブルエン
トリが、最終エントリであるか否かの判定を行う。
この判定により、読み出したエントリが、最終エントリ
の場合、記録媒体41上に要求されたファイルを割り当
てるための未使用領域が存在しないことを意味するため
、処理を終了する。判定5゜05は、データバッファ3
3上に読み出したエントリが未使用領域エントリである
かを比較回路34の出力を参照して判定する。この判定
の結果、読み出したエントリが、未使用領域管理エント
リの場合、判定5006で、当該エントリに登録されて
いる未使用領域がファイルを割り当てるために充分な容
量を持つか否かの判定を行う。この判定により要求され
たファイルを割り当てるために充分な未使用領域が記録
媒体41上に存在すると判断された場合、処理5007
により要求された容量分の領域を削除した後未使用領域
のアドレスと、その大きさをデータバッファ33上の未
使用領域管理エントリに設定する。処理1402により
処理5007にデータバッファ33上に作成した未使用
領域管理エントリをディレクトリメモリ36上のスペー
ス管理テーブル360のもとの位置に書き込み、ディレ
クトリメモリ36の更新フラグを処理1801により設
定する。更新フラグは、例えば、制御プロセッサ30内
に設けられたメモリに設定してもよく、また、ディレク
トリメモリに設定してもよい。処理5010で確保した
領域の初期設定要求を記録ドライブ部4へ発行する。処
理5011で記録ドライブ部4の初期設定処理の終了を
待ち、処理を終了する1、判定5005により記録ドラ
イブ部4が読み出したエントリが未使用領域管理エント
リでないと判断された場合、または判定5006により
読み出した未使用領域管理エントリにファイル割り当て
のために要求された大きさを満たす未使用領域が登録さ
れていないと判断された場合、処理1401へ戻り次の
スペース管理テーブルエントリを読み出す。以上が未使
用領域確保処理である。
第21図は、ファイル登録処理の流れ図である。
まず、処理6o01により予備エントリIDをキーバッ
ファ35に設定する。その後、処理1501によりスペ
ース管理テーブルエントリをディレクトリメモリ36か
らデータバッファ33へ読み出す。判定6004では、
データバッファ33に読み出したスペース管理テーブル
エントリが、最終エントリであるか否かの判定を行う。
この判定により、読み出したエントリが、最終エントリ
の場合、新たにファイル管理エントリとするための予備
エントリがスペース管理テーブル上に存在しないことを
意味するため、処理を終了する。判定6005は、デー
タバッファ上に読み出したエントリが予備エントリであ
るかを比較回路34の出力を参照して判定する。この判
定の結果、読み出したエントリが、予備エントリの場合
、処理6006で、データバッファ33上の予備エント
リに、ファイルの名称、属性、および記録媒体上のアド
レスと大きさを設定し、ファイル管理エントリとする。
処理1502により、データバッファ上のファイル管理
エントリをディレクトリメモリ36上のスペース管理テ
ーブル360へ書き込み、処理1901により、ディレ
クトリメモリ36上のスペース管理テーブルを更新した
ことを示す更新フラグを前述したように設定する。判定
6005により記憶ドライブ部4が読み出したエントリ
が予備エントリでないと判断された場合、処理1501
へ戻り次のスペース管理テーブルエントリを読み出す。
以上がファイル登録処理である。
次に第22図を参照してファイル削除処理について説明
する。処理1300は、先に示したファイル検索処理で
あり、ここでは、削除対象としたファイルのファイル管
理エントリをディレクトリメモリ36上のスペース管理
テーブル360から読み出す。判定7001は、削除対
象としたファイルが記録媒体41上に存在するか否かの
判定を処理1°300の出力により行う。この判定によ
り、削除対象となったファイルが記録媒体41上に存在
すると判断された場合、処理7002を実行する。処理
7002は、データバッファ上のファイル管理エントリ
を未使用領域管理エントリとする処理である。処理70
03により、処理1601により作成した未使用領域管
理エントリをディレクトリメモリ36上のスペース管理
テーブルへ書き込み、処理16o2によりスペース管理
テーブルを更新したことを示す更新フラグを前述したよ
うに設定し、処理を終了する。
第23図は、ディレクトリメモリ36上のスペース管理
テーブル360を記録媒体41上へ書き込むスペース管
理テーブル更新処理である。この処理は、一定時間間隔
、または記録装置2の電源オフ要求により起動される。
処理2101は、先に説明した未使用領域確保処理、フ
ァイル登録処理、およびファイル削除処理により設定さ
れる、デイレグトリメモリ36上のスペース管理テーブ
ル360の更新を示すフラグを判定する。この判定によ
り、ディレクトリメモリ36とのスペース管理テーブル
360の更新を検知すると、処理2102へ進む。処理
2102では、スペース管理テーブルエントリをディレ
クトリメモリ36からデータバッファ33へ読み出す。
判定2+03により、データバッファ33上へ読み出し
たスペース管理テーブルエントリが、最終エントリであ
るか否かの判定を行う。この判定により、読み出したス
ペース管理エントリが、最終エントリであると判断され
た場合は、ディレクトリメモリ36上のスペース管理テ
ーブル360の全てのエントリを記録媒体41上に書き
込んだことを意味するので、処理2106により、ディ
レクトリメモリ36の更新フラグをクリアし、処理を終
了する。判定2103により、データバッファ33上に
読み出したスペース管理テーブルエントリが、最終エン
トリでないと判断された場合、処理2104により、デ
ータバッファ33上のスペース管理テーブルエントリを
記録媒体41上のスペース管理テーブル410への書込
みを記録ドライブ部4へ要求する。判定2105により
スペース管理テーブルエントリの記録媒体41への書込
みの終了を待った後、次のスペース管理テーブルエント
リを読み出すため、処理2I02へ戻る。以上の処理に
よりディレクトリメモリ36と、記録媒体41のスペー
ス管理テーブルが同一のものとなる。
本実施例によれば、記録装置2の行うファイル管理のほ
とんどを記録ドライブ部4の機械的動作無しに実行でき
るので、記憶装置2のファイル管理処理を高速化できる
[発明の効果〕 本発明によれば、従来オペレーティング・システムが行
っていた記録媒体上のファイル管理を、記録媒体を含む
記憶装置が実行することができる。
これにより、ファイル管理に関する中央処理装置のオー
バヘッドが削減でき、複数の計算機システムにより共用
される記憶装置であっても、オペレーティング・システ
ムは、記録媒体の占有使用を行うことなくファイル管理
処理を行うことができる。また、記憶装置内に半導体メ
モリを設けることにより、記録装置が行うファイル管理
処理の高速化が図れ、以上により、計算機システムのス
ループットを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の記憶装置の構成図である。 第2図は、記憶装置に半導体メモリを備えた場合の記憶
装置の構成図である。第3図乃至第7図は、記憶装置に
半導体メモリを備えない場合の処理の流れ図である。第
8図乃至第12図は、本発明の記憶装置のファイル管理
機能を使用するための新規のチャネル制御語である。第
13図は、従来の磁気ディスク装置におけるファイル割
当て処理の概略図、第14図は、本発明の記憶装置にお
けるファイル割当て処理の概略図である。第15図乃至
第18図は、記憶装置に半導体メモリを備えた場合の処
理の流れ図である。第19図は、記憶装置の半導体メモ
リを不揮発としたときの記憶装置の構成図である。第2
0図乃至第23図は、記憶装置の半導体メモリを不揮発
とした場合の処理の流れ図である。 1・・・・・中央処理装置、2・・・・・・記憶装置、
3・・・・・・記憶装置の制御!1部、4・・・・・・
記憶装置の記録ドライブ部、10・・・・・・オペレー
ティングシステム、30・・・・・制御プロセッサ、3
3・・・・・・データバッファ、34・・・・・比較回
路、35・・・・・・キーバッファ、36・・・・・・
ディレクトリメモリ、41・・・・・・記録媒体、36
0及び410・・・・・スペース管理テーブル。 特許出願人 株式会社 日立製作所

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ファイル管理に関する処理要求を発行する処理装
    置と; ファイルと前記ファイルの名称および前記ファイルに関
    する管理情報を含むスペース管理テーブルを格納する記
    録媒体と前記記録媒体にデータの読み書きを行うドライ
    ブ制御部とから構成される記録ドライブ部と、制御部か
    らなる記憶装置とを備え;前記制御部は制御プロセッサ
    、キーバッファー、データバッファー及び前記キーバッ
    ファーとデータバッファの各内容を比較する比較回路を
    備え、前記制御プロセッサは、前記処理装置からの処理
    要求に応じて、前記キーバッファに当該処理要求に含ま
    れるファイル名称を格納すると共に前記データバッファ
    に前記記録媒体から前記スペース管理テーブルのエント
    リーを順次格納し、前記比較回路の比較結果に基づき前
    記処理要求に応じた前記スペース管理テーブルの内容確
    認処理及びまたは前記データバッファ上での前記スペー
    ス管理テーブルに対する修正処理を行い、該修正処理の
    結果を前記記録媒体上の前記スペース管理テーブルに更
    新格納すると共に前記内容確認の結果または修正処理の
    結果に関する報告を前記処理装置に対して行うようにし
    たことを特徴とするファイル管理システム。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のファイル管理システ
    ムであって、 前記比較回路を、前記データバッファに格納された前記
    スペース管理テーブルのエントリと、前記スペース管理
    テーブルの最終を示すエントリとを比較できるよう構成
    し、 前記制御プロセッサが、 前記処理要求に応答し、前記処理要求に含まれるファイ
    ル名称を前記キーバッファに格納し、前記記憶ドライブ
    部から前記スペース管理テーブルのエントリを前記デー
    タバッフアへ読み出し、比較回路の最終エントリ検出出
    力により、前記処理要求に指定されたファイルが前記記
    録媒体上に存在しないことを前記処理装置に出力するよ
    うにしたことを特徴とするファイル管理システム。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載のファイル管理システ
    ムであつて、 前記記録媒体の未使用領域を管理する未使用領域管理エ
    ントリを前記スペース管理テーブルに備え、 前記制御プロセッサが、 ファイル割当て処理要求に応答し、前記処理要求に含ま
    れるファイル名称を前記キーバッファに格納し、前記記
    録ドライブ部より、前記管理テーブルのエントリを前記
    データバッファへ読み出し、前記比較回路の最終エント
    リ検出出力より、前記ファイル名称を持つファイルが前
    記記録媒体上に存在しないと判断した場合、前記キーバ
    ッファに前記未使用領域管理エントリの識別子を格納し
    、前記記録ドライブ部より前記管理テーブルのエントリ
    を前記データバッファへ読み出し、前記比較回路から一
    致出力が出て、前記データバッファに前記未使用領域管
    理エントリが格納されたとき、該エントリの内容より前
    記処理要求に含まれるファイル容量を満たす未使用領域
    が前記記録媒体上に存在すると判断した場合、前記デー
    タバッファ上の未使用領域管理エントリの内容を修正し
    てファイルとして割り当てる領域を削除し、修正された
    前記未使用領域管理エントリを記録ドライブ部に書き出
    し、前記処理要求に含まれるファイル名称と、ファイル
    として割り当てた領域を含むファイル管理情報を前記デ
    ータバッファに作成し、該ファイル管理情報を前記記録
    ドライブ部によりスペース管理テーブルに書き込み、前
    記処理装置にファイルの割当て完了を報告するようにし
    たことを特徴とするファイル管理システム。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載のファイル管理システ
    ムであって、 前記制御プロセッサが、 前記処理要求に含まれるファイル名称を前記キーバッフ
    ァに格納し、前記記録ドライブ部より、前記スペース管
    理テーブルのエントリを前記データバッファに読み出し
    た際、前記比較回路より一致出力が応答された場合、フ
    ァイル割当て処理を中止し、前記処理装置に前記磁気記
    録媒体上に前記ファイル名称を持つファイルが存在する
    ことを報告するようにしたことを特徴とするファイル管
    理システム。
  5. (5)特許請求の範囲第3項記載のファイル管理システ
    ムであって、 前記制御プロセッサが、 前記データバッファに読み出した未使用領域管理エント
    リの内容より、前記処理要求に含まれるファイル容量を
    満足する未使用領域が、前記記録媒体上に存在しないと
    判断された場合、ファイル割当て処理を中止し、前記処
    理装置に未使用領域不足を報告するようにしたことを特
    徴とするファイル管理システム。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載のファイル管理システ
    ムであって、 前記制御プロセッサが、 ファイル削除処理要求に応答し、前記処理要求に含まれ
    るファイル名称を前記キーバッファに格納し、前記記録
    ドライブ部より、前記スペース管理テーブルのエントリ
    を前記データバッファに読み出し、前記比較回路の一致
    出力により、前記データバッファ上に読み出されたエン
    トリを未使用領域管理エントリに変換し、該変換された
    未使用領域管理エントリを前記記録媒体上に書き込み、
    前記処理装置にファイル削除の完了を報告するようにし
    たことを特徴とするファイル管理システム。
  7. (7)特許請求の範囲第6項記載のファイル管理システ
    ムであって、 前記制御プロセッサが、 前記処理要求に応答し、前記処理要求に含まれるファイ
    ル名称を前記キーバッファに格納し、前記記録ドライブ
    部より、前記管理テーブルを前記データバッフアへ読み
    出した際、前記比較回路より最終エントリ検出の出力が
    応答されたとき、ファイル削除処理を中止し、前記処理
    装置へ前記ファイル名称を持つファイルが前記記録媒体
    上に存在しないことを報告するようにしたことを特徴と
    するファイル管理システム。
  8. (8)ファイル管理に関する処理要求を発行する処理装
    置と; ファイルと前記ファイルの名称および前記ファイルに関
    する管理情報を含むスペース管理テーブルを格納する記
    録媒体と前記記録媒体にデータを読み書きを行うドライ
    ブ制御部とから構成される記録ドライブ部と、制御部か
    らなる記憶装置とを備え; 前記制御部は、制御プロセッサ、キーバッファー、デー
    タバッファー、前記キーバッファーと前記データバッフ
    ァの各内容を比較する比較回路、及びディレクトリメモ
    リを備え、前記制御プロセッサは、前記記録媒体のスペ
    ース管理テーブルを前記ディレクトリメモリに格納し、
    前記処理装置からの処理要求に応じて、前記キーバッフ
    ァに当該処理要求に含まれるファイル名称を格納すると
    共に前記データバッファに前記ディレクトリメモリから
    前記スペース管理テーブルのエントリーを順次格納し、
    前記比較回路の比較結果に基づき前記処理要求に応じた
    前記スペース管理テーブルの内容確認処理及びまたは前
    記データバッファ上での前記スペース管理テーブルに対
    する修正処理を行い、該修正処理の結果を前記ディレク
    トリメモリ上の前記スペース管理テーブルに更新格納す
    ると共に前記内容確認の結果または修正処理の結果に関
    する報告を前記処理装置に対して行うようにしたことを
    特徴とするファイル管理システム。
  9. (9)特許請求の範囲第8項記載のファイル管理システ
    ムであって、 前記制御プロセッサが、 前記データバッファ上での前記スペース管理テーブルに
    対する修正処理の結果を前記ディレクトリメモリ上の前
    記スペース管理テーブルと前記記録媒体上の前記スペー
    ス管理テーブルの双方に更新格納するようにしたことを
    特徴とするファイル管理システム。
  10. (10)特許請求の範囲第8項記載のファイル管理シス
    テムであって、 前記ディレクトリメモリを、バッテリー電源等を備えた
    不揮発メモリとし、 前記制御プロセッサが、 前記データバッファ上での前記スペース管理テーブルに
    対する修正処理の結果を前記ディレクトリメモリ上の前
    記スペース管理テーブルにのみ更新格納するようにした
    ことを特徴とするファイル管理システム。
  11. (11)特許請求の範囲第10項記載のファイル管理シ
    ステムであって、 前記制御プロセッサが、 電源オフ要求時または所定の時間間隔毎に、前記ディレ
    クトリメモリ上の前記スペース管理テーブルを前記記録
    媒体上に書き込むようにしたことを特徴とするファイル
    管理システム。
  12. (12)特許請求の範囲第10項記載のファイル管理シ
    ステムであって、 前記制御プロセッサが、 前記更新格納が行われた場合に、該更新格納が行われた
    こと示す更新フラグを設定するようにしたことを特徴と
    するファイル管理システム。
  13. (13)特許請求の範囲第12項記載のファイル管理シ
    ステムであって、 前記制御プロセッサが、 電源オフ要求時または所定の時間間隔毎に前記更新フラ
    グが設定されているか否かを検査し、前記更新フラグが
    設定されているときのみ前記ディレクトリメモリ上の前
    記スペース管理テーブルを前記記録媒体上に書き込むよ
    うにしたことを特徴とするファイル管理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001273176A (ja) * 1993-06-21 2001-10-05 Hitachi Ltd 計算機システムおよび二次記憶装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001273176A (ja) * 1993-06-21 2001-10-05 Hitachi Ltd 計算機システムおよび二次記憶装置

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