JPH0444134A - 記憶制御方法および装置 - Google Patents

記憶制御方法および装置

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JPH0444134A
JPH0444134A JP2151882A JP15188290A JPH0444134A JP H0444134 A JPH0444134 A JP H0444134A JP 2151882 A JP2151882 A JP 2151882A JP 15188290 A JP15188290 A JP 15188290A JP H0444134 A JPH0444134 A JP H0444134A
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和明 田中
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明彦 戸川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、複数個の第1記憶装置に格納されたデータを
、高速動作が可能で順次アクセス専用の第2の記憶装置
に、退避かつ復元するための記憶制御方法およびその制
御装置に関する。
〔従来の技術1 従来より、磁気ディスク装置に代表される第1の記憶装
置、例えば、光デイスク装置、光磁気ディスク装置、磁
気ドラム装置等に格納されているデータを、二重記憶さ
せて、高信頼性を確保するため、あるいは第1の記憶装
置を他に使用させて、装置の効果的な活用を図るため、
磁気テープ記憶装置に代表される第2の記憶装置に退避
し、必要に応じて第1の記憶装置に復元する方法が用い
られている。その場合、通常は、退避対象のデータが格
納されている複数の第1の記憶装置を、データの配列さ
れている順序で選択し、先ず第1番目の第1の記憶装置
の中からデータを読み込んで、同一の第2の記憶装置に
書き込み、その第1の記憶装置内の全退避データが退避
し終った時点で、第2番目の第1の記憶装置からデータ
を読み込むという順序で、データを退避していた。
また、第2の記憶装置の記憶制御部は、第1の記憶装置
群を接続する」1位システムに対して、記憶媒体へのデ
ータの書き込み、または読み込みを指示するコマンドを
発行し、データの退避・復元を行っている。このように
、第2の記憶装置では、データだけの書き込み、読み込
み用コマンドを用意しているが、そのデータに関して」
1位システムが保持している管理情報も書き込み、読み
込み、さらには複写(重ね書き)するためのコマンドま
では用意されていなかった。従って、従来では、第1の
記憶装置から第2の記憶装置にデータを退避させる際に
、」1位システムが、データの一部として管理情報を記
録し、かつ読み出す必要があった。
なお、この種の従来文献としては、例えば、I」I T
 A CVO52/VO53ユテイリテイ一第1分冊(
システムユテイリティ/独立ユティリティ)8080−
3−302を参照されたい。
[発明が解決しようとする課題] 従来の技術では、(イ)前述のように、複数の第1の記
憶装置から順次アクセス専用であるかアクセス性能が第
1の記憶装置より格段に早い同一の第2の記憶装置に対
してデータを退避する場合、複数のうちの第1番目の第
1の記憶装置からデ夕を読み込んで、第2の記憶装置に
書き込み、それが全て退避し終わった後、第2番目の第
1の記憶装置からデータを読み込み、第2の記憶装置に
書き込むという順序で退避していた。そのため、全デー
タの退避にかかる時間は、第1の記憶装置が極めて早い
アクセス性能を持っていたとしても、第1の記憶装置の
アクセス性能にのみ依存していた。
また、(ロ)第2の記憶装置の数を、第1の記憶装置に
対応する数だけ用意して、それぞれ独立に並列してデ〜
りを退避させる方法を採用すれば、処理速度は極めて早
くなるが、これでは複数の第2の記憶装置が独占的に使
用されるため、他のショブのサービスが待たされること
になったり、複数の第2の記憶装置の記憶媒体を運用管
理するための時間とコストがかかつてしまう。
また、(ハ)磁気テープ装置等の順次アクセス専用の第
2の記憶装置にデータを退避する場合、記録データを読
み出してこれを利用する際には、そのデータ群の先頭に
それらのデータに関する管理情報(データの長さ、デー
タの記録位置、データの名称、データの記録されている
装置番号等)か存在すると、極めて便利である。しかし
、管理情報はデータを書き込んでから始めて記録できる
ので、データを記録した後に、その先頭位置に巻き戻し
て、その管理情報を書き込む必要があった。
そして、引き続きその記憶装置を使用する場合には、先
頭位置から再び記録データの末尾まで巻き進めるという
メカニカルな動作か必要となるため、その間、後続のジ
ョブは記憶装置を使用できず、待機していなければなら
なかった。
本発明の目的は、これら従来の課題を解決し、第1の記
憶装置から高性能で順次アクセス専用の第2の記憶装置
にデータを退避する場合、退避時間を短縮することがで
きるとともに、記録媒体の巻き戻しや巻き進みを繰り返
さずに、データの先頭位置に記録したデータの管理情報
を書き込むことができる記憶制御方法および装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の記憶制御方法は、(
])複数個の第1の記憶装置の各データを並列に読み込
み、読み込んだ退避データに、それが記憶されていた第
1の記憶装置内の連続した領域を特定する識別子を付加
し、第1の記憶装置から少なくとも1回のアクセスによ
り入力された退避データを1組として、全退避データに
ついてこれを繰り返し、第2の記憶装置に書き込むこと
に特徴がある。また、(11)第1の記憶装置の各デー
タを並列に読み込む際に、第1の記憶装置群からの入力
量より第2の記憶装置への出力量が少なく、入力バッフ
ァを積み残し分だけしか用意できない場合、個々の第1
の記憶装置から単位時間に読み込まれる退避データ量は
、第2の記憶装置か」−記単位時間に書き込み可能な量
の範囲内になるように、読み込み処理を行う第1の記憶
装置の数を限定することにも特徴がある。また、(ii
j)第1の記憶装置内の連続した記憶領域を特定する識
別子は、識別子相互間の順序関係を示す値も含むことに
も特徴がある。また、(IV)第2の記憶装置内に退避
されたデータを利用する場合、データの最初の配列が記
憶されていた第1の記憶装置内の連続領域を特定する識
別子を有するデータだけを選択して、そのデータを処理
対象とし、残りのデータは、旦、直接アクセス可能な第
3の記憶装置に記憶し、第2の記憶装置内の全退避デー
タをバッファ領域および第3の記憶装置に読み込んだ後
、第3の記憶装置内のデータをその配列順にバッファ領
域に読み込んで、処理対象にすることにも特徴がある。
また、(V)第2の記憶装置内の退避データを第3の記
憶装置に復元する方法であって、第1の記憶装置内での
連続した各記憶領域を特定する識別子および全退避デー
タの記憶容量を読み込み、第1の記憶装置数と少なくと
も同数の第3の記憶装置内に、第1の記憶装置内に存在
したときの各記憶領域とその記憶容量に相当する記憶領
域を割り当て、第2の記憶装置から読み込んだデータを
、そのデータに付加された識別子に基づいて第3の記憶
装置に書き込むことにも特徴がある。また、(vi)第
2の記憶装置に退避するデータ群は、データ群の直前お
よび直後に、それぞれ退避元である第1の記憶装置内で
データが格納されていた記憶領域全体に関する管理情報
を付加して書き込まれており、データ群の直前には、少
なくとも直前部分であることを検知する開始情報と退避
データに関する管理情報とからなる開始部が記録され、
またデータ群の直後には、少なくとも直後部分であるこ
とを検知する終了情報と退避データに関する管理情報と
からなる終了部が記録され、第2の記憶装置の巻き戻し
時に、開始情報と終了情報とを検知して、終了部内の管
理情報を開始部内の管理情報に重ね書きすることにも特
徴かある。また、(■1)開始情報と終了情報とは、第
2の記憶装置の記憶媒体にそれぞれ複数組設定されてお
り、終了情報対応に終了部内の退避データに関する管理
情報が記憶され、記憶媒体の巻き戻しの際に該開始情報
を検知したとき、記憶された終了情報と管理情報の中か
ら、開始情報に対応する終了情報を選択し、終了情報に
対応する管理情報を開始部に重ね書きすることに特徴が
ある。また、(■)開始部の管理情報の書き込み時には
、終了部内の管理情報の開始部の管理情報への重ね書き
抑止フラグを含めて書き込み、開始情報検知時に、該重
ね書き抑止フラグに基づき、終了部の管理情報の重ね書
き処理を行うか否かを選択することにも特徴がある。ま
た、(Lx)開始部の管理情報の書き込み時には、開始
部検知報告の要否フラグを含めて書き込み、開始情報検
知時、要否フラグの内容に基づいて、上位システムに検
知報告を行うか否かを選択することにも特徴がある。ま
た本発明の記憶制御装置は、(X)主記憶装置内に、第
1の記憶装置から退避データを並列に読み込むバッファ
領域と、バッファ領域に読み込まれた退避データにそれ
が記憶されていた第1の記憶装置内の領域を特定する識
別子をイ・」加して、同一の第2の記憶装置に書き込む
ためのデータ退避モジュールとを設けることに特徴かあ
る。また(Xl)主記憶装置内に、第2の記憶装置内の
退避データを読み込むためのバッファ領域と、バッファ
領域に読み込まれた退避データのうち、データの最初の
配列か記憶されていた第1の記憶装置内の連続領域を特
定する識別子のデータのみを選択して、データを利用モ
ジュルに渡し、残りのデータを一旦、直接可能な第3の
記憶装置に記憶させるための制御モジュールと、第3の
記憶装置内のデータをデータの配列順に上記バッファ領
域に読み込むための制御モジュールとを設けることにも
特徴かある。さらに、(xii)第2の記憶装置の制御
装置内に、第2の記憶装置内のデータの直前部分に少な
くとも直前部分を検知するための開始情報とデータの管
理情報とからなる開始部と、直後部分に少なくとも直後
部分を検知するための終了情報とデータの管理情報とか
らなる終了部とを記録する制御モジュールと、開始部内
の管理情報を読み込み、第2の記憶装置の巻き戻し時に
、開始情報と終了情報とを検知して、開始部内の管理情
報を終了部内の管理情報に一致させる制御モジュールと
を設けたことにも特徴がある。
〔作  用1 本発明においては、(1)複数の第1の記憶装置から第
2の記憶装置に並列に書き込む、(11)その際に、第
1の記憶装置内の領域を特定する識別データを付加する
、(1■)退避データに関する管理情報を退避データの
末尾に書き込み、巻き戻し時に退避データの先頭位置に
複写する、(iv)データを復元する際には、第3の記
憶装置を復元光に割り当て、識別データに基づいてデー
タを第3の記憶装置に書き込む。これにより、データの
退避時間を従来に比べて短縮することかでき、また退避
データの管理情報を簡単な操作でデータの先頭位置に書
き込むことができるとともに、第2の記憶装置を利用す
るジョブの待機時間か少なくてすみ、さらに退避された
データを利用する際に、一旦、直接アクセス可能な第3
の記憶装置に保存するので、復元時の読み込み時間の増
加を防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示すデータ退避復元
システムの全体構成図である。
第1図において、lは主記憶装置や第1の記憶装置を制
御する中央処理装置(CPU)、3はCPUが使用する
データや実行するプログラムを格納する主記憶装置、7
は移動(退避)するファイルのデータが格納されている
磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、あるいは磁気
テープ装置等の第1の記憶装置、13は退避データの管
理情報を格納するための磁気ディスク装置である。主記
憶装置3には、データを一時的に記憶させるバッファ領
域4と、第1の記憶装置のデータを退避させるプログラ
ム5と、そのデータを第1の記憶装置に復元させるプロ
グラム6とが存在する。
データを退避させる側の第2の記憶装置では、11が本
発明の制御装置、8は移動(退避)先の第2の記憶装置
、9は磁気テープに代表される順次書き込み、読み出し
される記憶媒体、破線で示す部分はその磁気テープの拡
大図である。
説明の便宜」二、第1の記憶装置7からデータを退避す
る場合、データ退避プログラム5による1回当りのデー
タ転送量毎に、■〜■と記載し、その各記憶領域を7a
〜71と記載する。また、各記憶領域は、7a〜7c、
7dと7e、7f、および7g〜71とが、それぞれ領
域1.11. J■と記された連続した記憶領域に存在
し、また領域Iと■とは、同一の記憶装置に存在する。
第1の実施例の特徴は、データの退避光の第1の記憶装
置7に比べて、退避元の第2の記憶装置8のアクセス性
能が格段に早く、かつ移動データが複数の第1の記憶装
置7内に分割されて格納されている場合に、(a)第1
の記憶装置7内のデータを各記憶装置毎に並行して読み
込み、(b)各記憶装置7内のデータであることを特定
する識別子を付加して、(c)同一の第2の記憶装置8
に退避データを格納することである。
これにより、第2の記憶装置8のアクセス性能の良さを
活用することができるので、データ退避・復元の時間を
短縮することか可能である。
第2の記憶装置8内の記憶媒体9に書き込まれた退避デ
ータ900は、例えば、第1の記憶装置7から1回目に
並列に読み込まれた■、■、■が、各連続記憶i域11
7)識別子1(901)、I(902)、IV(903
)を伴って記憶された後、次に、2回目に並列に読み込
まれた■、■が、同じように識別子1(901)、IV
(903)を伴って記憶され、次に3回目に並列に読み
込まれた■、■が、同じように識別子T(901)、I
V(903)を伴って記憶され、次に4回目に読み込ま
れた■が、識別子■(904)を伴って記憶され、最後
に5回目に読み込まれた■が、識別子11(904)を
伴って記憶される。
ここで、識別子は、第1の記憶装置7内の連続した記憶
領域を一意に識別するため、複数個の第1の記憶装置7
の中のいずれかを特定できる記憶装置名等の記号と、同
一記憶装置7内に複数個存在する連続した記憶領域のい
ずれかを特定できる記号とから形成されるものとする。
第2図は、第1図における退避データ管理情報が格納さ
れている記憶装置の格納内容の図である。
第1図において、退避データに関する管理情報を記録し
た退避データ情報ファイル13の格納内容は、第2図に
示すように、退避対象のファイル名1300と、各記憶
領域毎にその識別子1301と領域サイズ1302とか
らなる。さらに、識別子1301は、第1の記憶装置の
記憶装置名1301aと、その中の連続した記憶領域に
データの並列順に付加された番号(つまり、第1の記憶
装置内の領域の順序番号)1301bとからなる。
なお、複数の記憶領域が存在する場合には、それぞれ識
別子1301と領域のサイズ】302の組合せがデータ
の並列順に存在する。
識別子の構成は、連続した記憶領域とデータの順序関係
を特定できるものであれば、その他の例でも差し支えな
い。
第3図は、第1図におけるデータ退避プログラムの処理
フローチャートである。
第1図において、上位システムのCPUIは第1の記憶
装置7に分割されて格納されているデータを退避させる
ために、主記憶装置3内のデータ退避プログラム5を読
み出し、実行する。
データ退避プログラム5か起動されると、第1の記憶装
置7内の連続領域の所在、数、順番を求めて、識別子を
決定する(ステップ15)。次に、各領域に対応したデ
ータ入力用バッファ4を設け(ステップ17)、カウン
タNに第1の記憶装置7の数を設定する(ステップ19
)。第1実施例の場合には、N=3である。ただし、N
の最大値は、第2の記憶装置8と第1の記憶装置7どの
アクセス性能比を越えないものとする。例えば、第2の
記憶装置8が、第1の記憶装置7に比べて10倍のアク
セス性能を有しているときには、N=IOを越えない値
にする。なお、第2の記憶装置8へのデータ退避に伴っ
て、退避データを圧縮する場合には、その圧縮見込み値
を勘案して、Nの最大値を設定するものとする。例えば
、アクセス性能比が5倍で、圧縮比が】/3であるとき
には、N15を越えない値にする。
また、第2の記憶装置8への出力量が第1の記憶装置群
7からの入力量よりも少ない時、つまり、積み残し分を
記憶するための主記憶装置3内のバッファ領域4の容量
の関係で、Nを大きくしたり、小さくしたりできること
は勿論である。
次に、第1の記憶装置7の順番を定めるカウンタ■に1
を設定した後(ステップ21)、第1番目の第1の記憶
装置内にある領域にデータが存在しないか否かを判定す
る(ステップ23)。退避データが存在しないときには
、次の1の値がNより大きくないならば、第1の記憶装
置の■の番号を次の値にする(ステップ27.29)。
また、データが存在するときには、まだ入力要求してい
ない第1の記憶装置7が存在するため、lブロック単位
の入力要求を出しくステップ25)、カウンタlに1を
加算した後(ステップ29)、ステップ23に戻って処
理を繰り返す。なお、Iブロックとは、磁気ディスク装
置の場合には、1シリンダ単位、1トラック単位、lセ
クタ単位等の転送単位の意味である。
lを加算したとき、Nより大きくなった場合には(ステ
ップ27)、退避データが第1の記憶装置7からバッフ
ァ領域4に入力されるまで待ち、入力されたならば、そ
の領域ににデータを格納する(ステップ31)。退避プ
ログラム5は、第1の記憶装置の各々に対して順次、入
ツノ要求のコマンドを発行するが、入力要求した第1の
記憶装置7の各々から全て応答が得られたか否かを判定
する(ステップ33)。応答が得られないときには、ス
テップ31に戻って、待ち合わせ処理を繰り返す。
また、応答が得られたときには、入力した各退避データ
に、そのデータが記憶されていた記憶領域を特定する識
別子を付加して、第2の記憶装置8に書き込む(ステッ
プ35)。この場合、退避データを圧縮して書き込んで
も、圧縮しないで書き込んでもよい。
次に、全退避データを第2の記憶装置8に退避し終った
か否かを判定する(ステップ37)。まだ終了していな
いときには、ステップ21に戻り、それ以降の処理を繰
り返す。また、終了したときには、各領域サイズや識別
子等を退避データ管理情報ファイル13に記録する(ス
テップ39)。これにより、プログラムの処理は終了す
る。
第4図は、第1図におけるデータ復元プログラムの処理
フローチャートである。
データ復元プログラム6が起動されると、先ず退避デー
タ管理情報ファイル13から、各領域サイズ、識別子等
の管理情報を入力しくステップ41)、退避前の記憶領
域数、サイズに対応する復元光記憶領域を復元光記憶装
置内に割り当てる(ステップ43)。この場合、復元光
記憶装置として、第1の記憶装置7を用いてもよく、ま
た第1の記憶装置7とは異なる記憶装置を用いてもよい
のは勿論である。また、退避前に第1の記憶装置内に、
連続した記憶領域が複数個の第1の記憶装置に割り当て
られていれば、復元光の記憶装置も退避前と同じように
割り当てることもできるが、幾つかをまとめて同一の記
憶装置に割り当てることもできる。ただし、まとめる場
合には、分割時に比べてその管理負担は軽減するが、記
憶装置への書き込みが直列化するために、書き込み時間
は長くなる。また、退避前に同一の第1の記憶装置内に
、複数個の連続記憶領域が存在していた場合には、それ
らを異なる復元光記憶装置に割り当てることもできる。
その場合、退避データの復元時の書き込み時間は変わら
ないが、再度、退避する際には入力の並列度が増加する
ため、入力時間が短縮されることになる。
以下は、第1の記憶装置7を用いる場合を説明する。次
に、各領域毎のデータ出力用バッファ領域4を設定する
(ステップ45)。第2の記憶装置8から退避していた
データを入力しくステップ47)、その中のデータに付
加されている識別子に対応する出ノj用バッファにデー
タを設定して、復元光記憶領域にデータ書き込み要求を
発行する(ステップ49)。なお、データ退避処理の際
に、データ圧縮した場合には、ここでデータを伸長する
処理か加わることは勿論である。そして、第2の記憶装
置8から1回に読み込んだ全てのデータについて、その
中のデータを該当する第1の記憶装置7に書き込むため
の要求を出したか否がを判定する(ステップ51)。未
だ出し残しがある場合には、ステップ49に戻って処理
を繰り返し、また全てに要求を出した場合には、書き込
み要求に対する応答が返るまで待機する(ステップ53
)。
全ての応答が返ってきたか否かを判定する(ステップ5
5)。未だ残っていれば、ステップ53に戻り、繰り返
し待機する。また、全ての応答が返ってきた場合には、
第2の記憶装置8に退避されている全データの復元を完
了したか否か判定する(ステップ57)。完了していれ
ば、復元プログラム6の処理を終了する。
なお、退避しているデータのうち、複数個の第1の各記
憶装置7の全データを復元の対象としても、勿論よい。
そのときには、各連続した記憶領域は各節1の記憶装置
全体となり、退避データ管理情報13のファイル名13
00は、退避データを特定する他の名前であってもよい
。また、第1の記憶装置7内の領域の順序番号を特に設
定しなくてもよく、あるいは1番目を意味する番号を設
定してもよい。さらに、退避するデータのうち、第1の
各記憶装置7内の複数個のファイルの全データを対象と
して復元してもよい。そのときには、1つの退避データ
管理情報13には、複数個のファイル名1300および
その領域情報か設定され、かつ各退避データ管理情報を
特定するためのキ情報が付加されてもよい。
このようにして、第1の実施例においては、第1の記憶
装置7から第2の記憶装置8への退避動作を行い、かつ
第2の記憶装置8から第]の記憶装置7へのデータ復元
動作を行う。その場合、第2の記憶装置8のアクセス性
能が第1の記憶装置7に比べて格段に高速であるとき、
データ退避時には、複数の第1の記憶装置7内のデータ
を並列に読み込んで、同一の第2の記憶装置8に書き込
み、一方、データ復元時には、第2の記憶装置8内の退
避データを読み込み、複数の第1の記t1装置7へ書き
込むことにより、データ退避および復元時間を短縮する
ことができる。
〈第2の実施例〉 第5図は、本発明の第2の実施例を示すデータ退避・復
元システムの全体ブロック図である。
第1の実施例では、退避データに関する管理情報を記録
するために、管理情報用ファイルを必要としていた。こ
れに対して、第2の実施例では、これらの管理情報を第
2の記憶装置8に退避データとともに記録する。これに
より、退避データに関する管理情報の負担がなくなるた
め、データ退避・復元のための運用・管理を簡単にでき
る。
実施例1と異なる構成は、主記憶装置3に格納されてい
るデータ退避プログラム59、データ復元プログラム6
1、および第2の記憶装置8内の記憶媒体63に書き込
まれた退避データ6300の構成である。すなわち、退
避データ6300には、その前部に開始データ6301
が付加されている点に相違がある。
第6図は、第5図における開始データの論理的構成を示
す図である。
開始データ6301の論理的な構成は、第6図に示すよ
うに、少なくとも退避データの管理情報13を含むデー
タである。退避データの管理情報13は、前述のように
、各領域のサイズ、識別子、退避前の記憶領域数等であ
る。
第7図は、第5図におけるデータ退避プログラムの処理
フローチャー1・である。
データ退避プログラム59の処理は、第1の実施例に比
べて、ステップ33の直後にステップ65.67が、ま
たステップ39に代えてステップ69.71か、それぞ
れ用いられる点で異なっている。
異なる処理だけを説明し、第1の実施例と同じ処理は説
明を省略する。すなわち、第2の記憶装置8への第1回
目の書き込み前か否かを判定する(ステップ65)。第
1回目の書き込みであれば、開始データを書き込む(ス
テップ67)。第2回目以降の書き込みであれば、ステ
ップ35に飛んで退避データを第2の記憶装置8に書き
込む。
なお、この場合、開始データを書き込みたくても、退避
データの管理情報が未だ不明で書き込めないときには、
空欄のままとして、書き込み領域だけを確保する。
次に、全データの退避移動が全て完了した後(ステップ
37)、第2の記憶装置8が磁気テープ等の場合のよう
に、以前に記録されたデータに再度アクセスするときに
は、そのデータ位置に巻き戻す必要がある記憶装置であ
れば、開始データの記録された位置に戻す操作を行った
後(ステップ69)、各領域のサイズ等の管理情報を空
欄となっていた開始データ記録欄に書き込む(ステップ
71)。
第8図は、第5図におけるデータ復元プログラムの処理
フローチャートである。
このデータ復元プログラム61では、第1の実施例に比
べて、ステップ41に代えてステップ73が用いられる
点で異なっている。すなわち、第1の実施例では、復元
処理の最初に、退避データ管理情報ファイル13から管
理情報を読み込んでいたが、第8図の処理では、第2の
記憶装置8から読み込む(ステップ73)。その他の処
理は、第1の実施例と同じである。
このようにして、第2の実施例においては、退避データ
が退避元の記憶装置7内に存在していた時の所在情報、
つまり管理情報を退避データとともに退避元の記憶装置
8に記録し、その復元時には、先ずその管理情報を読み
出して、復元処理を行うことにより、退避データに関す
る管理負担を軽減することができる。
〈第3の実施例〉 第9図は、本発明の第3の実施例を示すデータ退避・復
元システムの全体構成図である。
第3の実施例においては、第1の実施例に比べて、デー
タ退避プログラム75、データ復元プログラム77、第
2の記憶装置8内の記憶媒体79に書き込まれた退避デ
ータの構成7900、および第2の記憶装置8の制御装
置81に相違がある。
すなわち、第2の記憶装置8の記憶媒体9内の退避デー
タ7900には、第2の実施例に比べて、その前後部に
開始データ7901および終了データ7902かイ」加
されている。
第2の実施例では、退避データに関する管理情報を第2
の記憶装置8に退避データとともに記録する際に、その
情報の中には退避処理の最後にならないと決定しないデ
ータがあるため、データを全て退避した後に、開始デー
タ位置に記憶媒体9を巻き戻して、再度、退避データ管
理情報を書き込んでいた。これに対して、第3の実施例
では、第9図に示すように、退避データの最後に書き込
んだ管理情報を、第2の記憶装置8の制御装置81が、
巻き戻し時に自動的に開始データに反映する。つまり、
最後部の終了データ7902領域に管理情報を書き込ん
でおき、退避したデータを利用するために巻き戻しや巻
き進み動作を行う際に、制御装置81が予め最後部の管
理情報を読み込んで記憶しておき、最前部の開始データ
領域に到達したときに、ついでに記憶している管理情報
をそこに書き込むのである。
これにより、第2の記憶装置8に対しファイルのデータ
を退避した後、他の目的に連続して使用する場合でも、
第2の実施例のように、最後のデータを退避してから、
開始データ位置に必す巻き戻して、管理情報を書き込ん
だ後に、再度、退避データの終了位置まで巻き進める等
の操作か不要になるため、巻き戻し巻き進めの期間中、
第2の記憶装置8が使用できないという問題はなくなり
、第2の記憶装置の可用性を向」二できる。
第10図は、第9図における開始データの論理的構成図
であり、第11図は、第9図における終了データの論理
的構成図である。
第10図に示すように、開始データ7901の論理的な
構成は、少なくとも第2の記憶装置8の制御装置81が
開始データであることを認識するための開始情報790
1aと、退避データの管理情報13とを含むデータであ
る。
また、第31図に示すように、終了データ7902の論
理的な構成は、少なくとも第2の記憶装置8の制御装置
8]か終了データであることを認識するための終了情報
7902aと、退避データの管理情報13とを含むデー
タである。
第12図は、第9図におけるデータ退避プログラムの処
理フローチャートである。
第12図に示すフローでは、第7図に示す第2の実施例
に比べて、ステップ67に代えてステップ83が、また
ステップ69.71に代えてステップ85が用いられる
点が異なっている。すなわち、第2の実施例のステップ
67では、退避データと同じような1つのデータとして
退避データの管理情報を第2の記憶装置8に記録してい
たのに対して、第3の実施例では、第2の記憶装置8の
制御装置81に対して、退避データ管理情報13をパラ
メータとして、コマンドにより、開始データ7901の
書き込みを要求する(ステップ83)。
制御装置81は、これに応答して、退避データ管理情報
に少なくとも開始データと認識するための開始情報を付
加して、第2の記憶装置8に書き込む。なお、この場合
にも、第2の実施例と同じように、退避データ管理情報
の中には、空欄のままのデータも含まれる。
ステップ85においても、ステップ83と同じように、
第2の記憶装置8の制御装置81に対して、退避データ
管理情報13をパラメータとして、コマンドにより終了
データ7902の書き込みを要求する。制御装置81は
、これに応答して、退避データ管理情報に、少なくとも
終了データと認識するための終了情報を付加して第2の
記憶装置8に書き込む。
その他の処理は、第2の実施例と同じであるため、説明
を省略する。
第13図は、第9図におけるデータ復元プログラムの処
理フローチャートである。
第13図においては、第8図に示す第2の実施例に比べ
て最初のステップだけが異なっている。
すなわち、第2の実施例のステップ73では、退避デー
タと同じように1つのデータとして記録されていた退避
データ管理情報を、退避データと同じような入力要求に
より、第2の記憶装置8から入力していたのに対して、
第3の実施例のステップ87では、第2の記憶装置8の
制御装置81に対して、開始データ内パラメータの入力
を要求して、退避データ管理情報13を入力する点で異
なっている。その他の処理は、第2の実施例と同じであ
る。
第14図は、第9図における第2の記憶装置の制御装置
のブロック図である。
第2の記憶装置8の制御装置81は、制御装置内の処理
装置であるプロセッサ89、メモリ91、磁気テープ等
の記憶媒体79からデータを読み込むための少なくとも
1つの読み込み部(読み取りヘッド)97、記憶媒体7
9にデータを書き込むための少なくとも1つの書き込み
部(書き込みヘッド)99、読み込み部97で読み取っ
たデータのうち開始データを検知する開始データ検知部
103、および同じく終了データを検知する終了データ
検知部101を具備している。制御装置81内のメモリ
91には、CPUI等の上位システムからのデータ書き
込み開始要求、終了要求、開始データ内パラメータ入力
要求、および巻き戻し要求等により起動される制御プロ
グラム95と、終了データ内の退避データ管理情報を記
憶して、巻き戻して開始位置に到達した時点で、このデ
ータを複写(二重書き)するための終了データ内退避デ
タ情報記憶領域93が設けられる。なお、これらの各要
求は、上位システムのみならず、制御装置81内の他の
プログラムから発せられる要求として実現する場合もあ
る。
なお、制御プログラム95の実行に必要な終了データ内
退避データ管理情報記憶領域93以外の作業記憶領域は
、図示省略されている。また、制御プログラム95を各
要求毎に別プログラムに分けて、イベントに対応してい
ずれかを起動するようにしても勿論差し支えないが、こ
こでは、要求が何かを特定するプログラムで認識可能な
記号を伴い、制御プログラム95が起動されると、その
記号により所望の処理が実行されるものとして説明する
第15図は、第14図における制御プログラムの処理フ
ローチャートである。
制御プログラム95が起動されると、先ず起動目的が上
位システムからの開始データの書き込み要求(第12図
のステップ83)か否かを判定する(ステップ1o5)
。そうであれば、その要求のパラメータとして付加され
た退避データ管理情報に、少なくとも制御装置81の開
始データ検知部103により開始データを検知するため
の開始情報を付加して、記憶媒体79に書き込み(ステ
ップ1O7)、そのプログラムの処理を終了する。また
、開始データ書き込み要求でないときには、起動目的が
上位システムからの終了データの書き込み要求(第12
図のステップ85)か否かを判定する(ステップ109
)。そうであれば、その要求のパラメータとして付加さ
れた退避データ管理情報に、少なくとも制御装置81の
終了データ検知部101により終了データを検知するた
めの終了情報を付加して、記憶媒体79に書き込み(ス
テップ111)、プログラムの処理を終了する。また、
終了データ書き込み要求でないときには、起動目的が上
位システムからの開始データの読み込み要求(第13図
のステップ87)か否かを判定する(ステップ113)
。そうであれば、その要求のパラメータとして付加され
た退避データを特定する情報に基づき、退避データを特
定してその開始データを読み込み、退避データ管理情報
を」1位システムに転送しくステップ115)、プログ
ラムの処理を終了する。また、開始データ読み込み要求
でないときには、起動目的が上位システムからの巻き戻
し要求か否かを判定する(ステップ117)。
そうであれば、磁気テープ等の記憶媒体の巻き戻しを行
い、終了データ検知部+01からの検知報告を待つ(ス
テップ119)。終了データ検知報告があると、終了デ
ータを読み込み、その中の退避データ管理情報を記憶領
域93に記憶する(ステップ121)。その後、開始デ
ータ検知部103からの検知報告を待つ(ステップ12
3)。開始データ検知報告があると、開始データを読み
込み(ステップ+25)、開始データの退避データ管理
情報と、終了データ情報とが不一致か否かを判定する(
ステップ127)。一致していれば、プログラムの処理
を終了する。また、不一致であれば、記憶媒体79内の
開始データ中の退避データ管理情報を終了データ中の退
避データ管理情報に書き換え(ステップ129)、プロ
グラムの処理を終了する。
起動目的が巻き戻し要求でない場合には、上位システム
からの他の要求についての処理を行うか、発明の対象外
であるため、説明を省略する。
以下、第3の実施例の変形例を述べる。
第15図のステップ15で、開始データを読み込むため
のその退避データを特定する方法として、ステップ10
7の開始データの書き込み時に、上位システムから開始
データ書き込み要求のパラメタとして受は取った退避デ
ータを特定するキデータ(例えば、ファイル名やその世
代番号)を開始データ内に含めて記録媒体に書き込み、
ステップ115で制御装置81内の開始データ検知部に
キーデータを伝達し、その開始データ検知部が開始デー
タを検知した時に開始データ内のキーデータと比較し、
一致すれば、該当する退避データであると認定する方法
でもよい。また、開始データ検知部からの検知報告の度
に、開始データあるいは退避データを読み込んでこれを
解析し、所望の退避データであることを認定する方法で
もよい。
また、記憶媒体の巻き戻し要求は、従来から行われてい
た方法であって、上位システムから要求されるものであ
る。ここでは、記録された退避データを読み出す時には
、その退避データの先頭から読み出すことを規定する以
外、上位システムでの巻き戻し要求の方法、およびその
要求契機等は特に規定しない。
また、第15図のステップ127で、終了データ内の退
避データ管理情報と開始データ内の退避データ管理情報
とを比較せずに、無条件に開始データ内の退避データを
終了データの退避データ管理情報で書き換えてもよいこ
とは勿論である。
このようにして、退避データが退避元の記憶装置内に存
在していた時の所在情報を、退避データとともに退避元
の記憶装置に記録する方法として記憶媒体が上位システ
ムからの要求に応じて巻き戻されるときに、退避データ
の後尾に記録された退避データ管理情報を自動的に退避
データの先頭に複写することにより、退避データを記録
するためだけに記憶媒体を巻き戻す必要がなくなるので
、第2の記憶装置8に対する後続のジョブのデータアク
セスを待たせる必要がなくなる。
また、書き込みデータを読み出して、これを利用する場
合に、そのデータの先頭にそのデータに関する管理情報
かあると、そのデータの処理に便利な情報をその後尾に
記録し、何らかの目的による巻き戻し時に、そのデータ
の先頭部に自動的に複写する機能を設けることにより、
上位システム、さらには第2の記憶装置の制御装置81
にとっても有益な情報が提供できる。例えば、制御装置
81に対しては、記録データの記憶媒体内での位置情報
、データ数、データ量等をステップ111において終了
データ内に含めて記憶媒体に書き込み、記録データの読
み込み、重ね書き、追記時等に利用する方法がある。
さらに、記憶媒体79の巻き戻し時、記憶媒体内のデー
タは、制御装置81内の少なくとも1つの読み込み部9
7を古き込み部99より先に通過し、読み込み部97を
経由して終了データと開始データとを検知し、開始デー
タか書き込み部99を通過する前に終了データと開始デ
ータの少なくとも一部を比較し、不一致であれば、開始
データの少なくとも一部を書き込むことかできるように
、読み込み部97と書き込み部99とを物理的に離して
配置し、記憶装置が巻き戻しスピードを制御し、かつ制
御プログラムを実行することにより、終了データを開始
データに反映する処理のために、巻き戻し中に巻き進み
を必要としたり、巻き戻しを停止する必要がなくなる。
第22図は、第3の実施例における開始データの変形例
を示す図、第23図は、同じく第15図の一部変形例を
示すフローチャート、および第24図は、第15図に追
加される変形例処理フロチャー1・である。
開始データ書き込み要求に、終了データの無条件書き込
みを抑止する指定パラメータを設けるとともに、第22
図に示すように、開始データ2201内に無条件書き込
み抑止フラグ2201 aを設けて、第15図のステッ
プ107で開始データ内のフラグをオンにして記憶媒体
79に書き込み、ステップ125とステップ127の間
に、第23図に示すように、開始データ内の無条件書き
込み抑止フラグ2201aがオンであるか否かを判定す
るステップ2301を設ける。このフラグがオンであれ
ば、終了データの重ね書きを抑止するように制御し、開
始データ内の管理情報の更新は、開始データ更新により
行われるようにしてもよい。
このとき、制御プログラム95は、第15図のステップ
117の巻き戻し要求か否かの判定の結果、そうでない
場合には、第24図に示す処理が追加される。すなわち
、第24図に示すように、開始データ更新要求であれば
(ステップ2401)、上位システムからの要求のパラ
メータとして指定された退避データを特定する情報、例
えば、ファイル名やその世代番号等に基づき記憶媒体7
9内の退避データを特定して(ステップ2403)、」
二値システムからの指示に従って開始情報内の退避デー
タ管理情報13を更新する(ステップ2405)。
また、無条件書き込みフラグオン要求であれば(ステッ
プ2407)、記憶媒体79内の退避データを特定して
(ステップ2403>、そのフラグをオンにする(ステ
ップ2409)。また、無条件書き込みフラグオフ要求
であれば(ステップ2/l11)、記憶媒体79内の退
避データを特定して(ステップ2403)、そのフラグ
をオフにする(ステップ2413)。
第25図は、第3の実施例の他の変形例を示す開始デー
タのフォーマット図であり、第26図は、第15図の一
部を変形したフローチャートである。
開始データ書き込み要求に、開始データを検知したなら
ば、その旨を要求元に報告する指定パラメータを設ける
とともに、第25図に示すように、開始データ2501
内に開始データ検知報告フラグ2501aを設け、第1
5図のステップ+07で開始データ内のフラグをオンに
して記憶媒体79に書き込み、ステップ125とステッ
プ127との間に、第26図の処理を挿入する。すなわ
ち、開始データ内の開始データ検知報告フラグ2501
aかオンか否かを判定するステップ2601を設ける。
このフラグがオフであれば、ステップ127以降を実施
し、オンであれば、−」1位システムに開始データの検
知を報告するように制御しくステップ2603)、開始
データ内の管理情報の更新は、第24図のステップ24
01.2403.2405のように実施してもよい。開
始データの検知報告時に、第15図のステップ+21で
記憶した終了データ内の退避データ管理情報も含めて報
告してもよい。
また、開始データ内に管理情報を与える開始データ書き
込み要求のパラメータを複数指定可能とし、かつ各パラ
メータ毎に、終了データ内の管理情報の複写抑止や、開
始データ検知報告をパラメタで指定できるようにしても
よい。これにより、終了データを自動的に複写する方法
と、開始データ内の管理情報の利用元の意想、により開
始データを更新する方法とを使い分けることができ、よ
り効果的なサービスか提供できる。
(第4の実施例) 第16図は、本発明の第4の実施例を示すデータ退避・
復元システムの全体ブロック図である。
第1、第2、第3の実施例は、データを退避する際の動
作に関するものであったか、第4の実施例は、退避され
たデータを読み込んで、即利用する場合のデータ復元方
法に特徴を有する。
第16図に示すように、第4の実施例では、第3の実施
例におけるデータ退避プログラム75、第2の記憶装置
の制御装置81、および退避データの構成7900を前
提にして説明する。たたし、第1および第2の実施例に
基づくデータ退避方法を用いた場合でも、同じように実
現できることは勿論である。
第4の実施例では、退避の対象となったデータを利用す
るデータ退避プログラム131、退避データの読み込み
を制御する退避データ読み込み制御プログラム133、
第2の記憶装置から読み込んだデータを一時記憶する第
3の記憶装置135が、新たな構成要素として必要にな
る。その他の要素は、第3の実施例と同じである。
ここでは、退避元の複数の第1の記憶装置7111で、
データの並列類に関して先頭のデータが格納されている
記憶装置のデータ■〜■は、第2の記憶装置8から読み
込んだならば、即利用する。また、他の第1の記憶装置
7内に格納されていたデータ■〜■は、一旦、直接アク
セス可能な第1の記憶装置7または第3の記憶装置+3
5に書き込む。次に、第2の記憶装置8から全退避デー
タを読み込んだ後、第Jの記憶装置7または第3の記憶
装置135から、データを読み込んで利用するように退
避データの読み込み処理を制御することにより、退避元
の第1の記憶装置7毎に、第2の記憶装置8内の記憶媒
体を巻き戻して、退避データを読み込むことによる読み
込み時間の増加を防止することができる。
第17図は、第16図におけるデータ利用プログラムの
処理フローチャートである。
データ利用プログラム131の処理内容は、第17図に
示すように、起動されると、必要なデ夕を退避データ読
み込み制御プログラム+33を介して読み込む(ステッ
プ137)。データかなくなったか否かを判定する(ス
テップ139)。データかない場合には、データ利用プ
ログラム131の処理を終了する。未だデータか残って
いる場合には、読み込んだデータを利用した後(ステッ
プ141)、未だデータの入力が必要であるか否かを判
定する(ステップM3)。未だ必要であれば、ステップ
137以降を繰り返し実施し、人ノJか不要である場合
には、データ利用プログラム13+の処理を終了する。
第18図は、第16図における退避データ読み込み制御
プログラムの処理フローチャートである。
退避データ読み込み制御プログラム133が起動される
と、先ず、第1の記憶装置7内に格納されていた所望の
データが、第2の記憶装置8に退避されたために、現在
は第1の記(q装置7内に存在しないことを確認する(
ステップ145)。もし、所望のデータか第1の記憶装
置7に存在する場合には、対象データは退避されていな
いので、第1の記憶装置7からデータを読み込み(ステ
ップ157)、読み込んだデータをデータ要求元(利用
プログラム等)に渡す(ステップ153)。また、第1
の記憶装置7に所望のデータが存在しないときには、第
2の記憶装置8から退避データを全て読み込み済みか否
かを判定する(ステップ147)。
すなわち、即利用されるデータは主記憶装置3のバッフ
ァ領域4に読み込まれ、即利用されないデータは第2の
記憶装置8から第3の記憶装置135に読み込まれてい
ることになる。従って、全て読み込み済みであれば、さ
らに第3の記憶装置135から全て読み込み済みか否か
を判定する(ステップ159)。また、第2の記憶装置
8から読み込み済みでない場合、つまり第2の記憶装置
8に未だ残っている場合には、第2の記憶装置8から退
避データを読み込む(ステップ149)。読み込んだデ
ータは、主記憶装置3のバッファ領域4に格納される。
次に、その読み込んだデータの識別子から、そのデータ
が退避元の第1の記憶装置群の中で、データの並び順で
先頭のデータが格納されている記憶装置であるか否かを
判定する(ステップ151)。すなわち、即利用すべき
■〜■のデータであるか否かを確認する。そうでなけれ
ば、利用しないデータであるため、読み込まれた退避デ
ータを第3の記憶装置135に書き込んだ後(ステップ
155)、ステップ147に戻って繰り返し処理を行う
。なお、退避元の第1の記憶装置7を全く用いずに、主
記憶装置3、拡張記憶装置、あるいは他の外部記憶装置
等の第3の記憶装置を用いることも可能である。
第1の記憶装置7の先頭の装置にあったデータ■〜■で
ある場合には、読み込んだデータをその要求元に渡しく
ステップ153)、その退避データ読み込み制御プログ
ラム133の処理を終了する。
なお、ステップ159で、第3の記憶装置135内に一
時的に書き込んだ退避データを全て読み込んだ場合には
、主記憶装置3のバッファ領域4に全て格納されている
ので、退避データ読み込み制御プログラム133の処理
を終了する。また、未だ一部が残っていれば、第3の記
憶装置135からデータを読み込んだ後(ステップ16
1)、データ要求元にデータを渡す(ステップ153)
なお、データ利用プログラム131による退避データの
利用と、第3の記憶装置135への退避データの復元と
を、同時に並行して行うことも可能である。このとき、
退避元の第1の記憶装置群の中の先頭の記憶装置7に格
納されていたデータについては、ステップ153で、ス
テップ155に相当する第3の記憶装置135への書き
込み処理が追加されることは勿論である。
また、ステップ155において、データを第3の記憶装
置135に書き込む場合、そのデータを格納するための
第1の記憶装置7の割り当て方法は、退避前と同じ領域
数、サイズにしてもよく、まとめて割り当てる方法でも
よく、さらにいくつかに分割して割り当てる方法でもよ
い。
このようにして、退避されたデータを読み込んで即利用
する場合には、退避元の第1の記憶装置7中で、データ
の並列類に関して先頭の記憶装置7内のデータ■〜■は
、第2の記憶装置8から読み込んだならば、即利用し、
他の第1の記憶装置7内に格納されていたデータ■〜■
は、一旦、直接アクセス可能な第3の記憶装置135に
保存して、第2の記憶装置8から全退避データを読み込
んだ後に、保存したデータを読み込んで利用する。
その結果、退避元の第1の記憶装置7毎に、第2の記憶
装置8内の記憶媒体を巻き戻して退避データを読み込む
ことによる読み込み時間の増加を防止できる。
(第5の実施例) 第19図は、本発明の第5の実施例を示す第2の記憶装
置における制御装置の内部構成図、第20図は第5の実
施例における終了データ内退避データ情報記憶領域の論
理的構成図、第21図は、第19図における制御プログ
ラムの処理フローチャート、第27図、第28図は、そ
れぞれ第5の実施例における開始データと終了データの
論理的構成図である。
なお、全体の構成図は、第2の記憶装置における制御装
置163と、記憶媒体79中の開始デ夕および終了デー
タの構成とが、第3の実施例に比べて異なるだけで、他
は全く同一であるため、図示を省略する。
第3の実施例では、開始情報と終了情報とが1組しか想
定していなかったのに対して、第5の実施例では、開始
情報と終了情報との組合わせを複数種類設けるようにし
た点で異なっている。
すなわち、終了情報の種類毎に終了データ内の管理情報
、例えば退避データ管理情報を記憶し、開始情報を検知
したならば、その開始情報に対応する終了情報の管理情
報を開始データ内に書き込むように制御する。これによ
り、ある開始情報と終了情報とで挟まれた複数種類のデ
ータを記録することができる。換言すると、上位システ
ムないし制御装置は、あるデータとその管理情報との組
合わせを1個以上記録し、さらにそれら全体に関する管
理情報を記録することが可能になる。
以下、第5の実施例について、詳述する。
第2の記憶装置の制御装置163は、第19図に示すよ
うに、第3の実施例と比べると、制御装置163内の終
了データ内退避データ情報記憶領域165と制御プログ
ラム167とが異なるだけである。また、制御装置16
3の機能は、第3の実施例と比較すると、開始データ書
き込み要求、および終了データ書き込み要求時に、その
種類を示すパラメータが指定できる点で異なっている。
なお、この要求は、第3の実施例と同じように、」三位
システムから発行される要求でもよく、また制御装置】
63内の他のプログラムから発行される要求であっても
よいことは勿論である。
終了データ内退避データ管理情報記憶領域165の論理
的構成は、第20図(a)に示すように、種別コード7
902と退避データ管理情報13とからなる。種別コー
ドの種類毎に、これらが1組となって記憶される。
第20図(b)は、退避データ管理情報が複数種類存在
する場合の第2の記憶装置への記録方法を示す図である
第2の記憶装置の記憶媒体に対して、退避データ全体の
開始データ2701と終了データ2801の組があると
ともに、各ブロック毎の開始データ790a、791a
、792a、  ・・・と終了データ790b、791
b、792b、  ・・・の各組が存在する。ブロック
とは、シリンダ、トラック、セクタ等の単位であっても
よい。この場合には、終了データ内退避データ情報記憶
領域165は、全体の退避データ管理情報を書き込む領
域と、個々の退避データ7a、7f、7g、7e毎の退
避データ管理情報を書き込む領域とに分割されている。
このように、開始データと終了データの種類が入れ子に
なっている場合には、種別コドが必要であり、各ブロッ
クデータ毎に終了データを読み取り、記憶領域に記憶し
た後、巻き戻された時に対応するブロックの開始データ
位置に正確に書き込む必要がある。
第27図および第28図に示すように、開始データ27
01と終了データ2801には、それぞれ種類を表わす
種別コードが含まれている。すなわち、開始データ27
01は、開始情報7901aと種別コード2701aと
、退避データ管理情報13とからなる。また、終了デー
タ2801は、終了情報7901bと種別コード270
]aと退避データ管理情報13とからなる。
制御プログラム167の処理は、第21図に示すように
、第3の実施例に比べると、次の点で異なっている。
すなわち、第15図のステップ107に代えて、開始デ
ータ書き込み要求であれば、要求のパラメータとして指
定された種別コード2701aを退避データ管理情報に
付加して、記憶媒体79に書き込む(ステップ169)
同じように、第15図のステップ111に代えて、終了
データ書き込み要求であれば、その要求のパラメータと
して指定される種別コード2801aを退避データ管理
情報13に付加して、記憶媒体79に書き込む(ステッ
プ171)。
また、第15図のステップ12+に代えて、終了データ
を読み込み、その中の種別コードと退避データ管理情報
とを終了データ内退避データ情報記憶領域165に書き
込む(ステップ173)。
また、開始データに書き込む退避データ管理情報13を
選択するため、ステップ125で読み込まれた開始デー
タ内の種別コード2701aと終了データ内退避データ
管理情報領域165内の種別コード7902とが一致す
る終了データ内退避データ情報記憶領域165内の退避
データ管理情報を求める(ステップ175)。
このようにして、複数種類の開始データおよび終了デー
タを設けることができるので、記録データ全体に関する
管理情報や、記録データのある部分だけのデータに関す
る管理情報等を、目的に応じて設定することができる。
結局、本発明においては、(イ)順次アクセス専用であ
るが、アクセス性能が退避元の第1の記憶装置よりも格
段に早い同一の第2の記憶装置にデータを退避する場合
、退避データが複数の第1の記憶装置内に分割して格納
されているときに、第1の記憶装置内のデータを各記憶
装置毎に並列に読み込み、各記憶装置内のデータである
ことを特定する識別子を付加して、同一の第2の記憶装
置に記憶するので、第2の記憶装置のアクセス性能の良
さを活用することができ、データの退避時間を短縮する
ことが可能である。
(ロ)また、退避データが退避元の第1の記憶装置内に
存在していた時の所在情報(管理情報)を、退避データ
とともに第2の記憶装置に記憶することにより、退避デ
ータに関する管理情報の管理負担がなくなるため、デー
タの退避・復元のための運用と管理を簡単化できる。
(ハ)また、退避データに関する管理情報として、退避
処理の最後にならないと決まらないときは、データの最
後に管理情報を書き込み、第2の記憶装置の制御装置が
、巻き戻し時に自動的にデータの先頭位置の管理情報に
反映するようにしたので、第2の記憶装置を他の目的に
連続して使用する場合にも、データ退避のためにデータ
の書き込み後、データの先頭位置に巻き戻して、さらに
データ末尾まで巻き進める操作が不要となり、この期間
中、第2の記憶装置を使用できないということがなくな
るため、装置の可用性を向上できる。
(ニ)また、記憶媒体の巻き戻し時に、データの先頭部
分が書き込み部を通過する前にそれを検知し、データ末
尾にあった管理情報を先頭部分に書き込むように制御す
るので、この複写のために記憶装置の巻き戻し動作を停
止させる必要はなく、巻き戻し時間が延長することはな
い。
(ホ)また、管理情報毎に、データの末尾の管理情報を
先頭位置に無条件複写することを抑止したり、データの
先頭部分を検知した時点で、その旨を要求元に報告する
ように制御することにより、データ末尾の管理情報を自
動的に複写する方法と、管理情報の利用先の意思により
データの先頭部分の管理情報を更新する方法とを使い分
けることができるので、より効果的なサービスが提供で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、順次アクセス専
用でかつアクセス性能がデータ退避元の第1の記憶装置
より格段に早い第2の記憶装置にデータを退避する場合
に、第1の記憶装置からのデータ入力を並列化するので
、退避時間を短縮することが可能である。また、退避し
たデータの先頭にその管理情報を配置すれば都合のよい
場合、データ退避時には、その最後の部分に管理情報を
書き込み、何らかの目的で巻き戻す時に、そのデ夕の先
頭部分に自動的に複写するので、記憶媒体の巻き戻しや
巻き進みを繰り返すことなく、データの先頭位置に記録
データの管理情報を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すデータ退避・復元
システムの全体構成図、第2図は第1図における退避デ
ータの管理情報の論理的構成図、第3図は第1図におけ
るデータ退避プログラムの処理フローチャート、第4図
は第1図におけるデータ復元プログラムの処理フローチ
ャート、第5図は本発明の第2の実施例を示すデータ退
避・復元システムの全体構成図、第6図は第5図におけ
る開始データの論理的構成図、第7図は第5図における
データ退避プログラムの処理フローチャト、第8図は第
5図におけるデータ復元プログラムの処理フローチャー
1・、第9図は本発明の第3の実施例を示すデータ退避
・復元システムの全体構成図、第10図および第11図
は第9図における開始データおよび終了データの論理的
構成図、第12図は第9図におけるデータ退避プログラ
ムの処理フローチャー1・、第13図は第9図における
データ復元プログラムの処理フローチャー1・、第14
図は第9図におけるデータ退避元記憶装置の制御装置の
構成図、第15図は第14図における制御プログラムの
処理フローチャー1・、第16図は本発明の第4の実施
例を示すデータ退避・復元システムの全体構成図、第1
7図は第16図におけるデータ利用プログラムの処理フ
ローチャト、第18図は第16図における退避データ読
み込み制御プログラムの処理フローチャート、第19図
は本発明の第5の実施例を示すデータ退避元記憶装置の
制御装置の構成図、第20図は第19図における終了デ
ータ内退避データ管理情報記憶領域の論理的構成図およ
び入れ子の開始終了データを有する第2の記憶装置の記
憶媒体の図、第21図は第19図における制御プログラ
ムの処理フローチャー1・、第22図は第9図の第3の
実施例における開始データの変形例の論理的構成図、第
273図は第14図における制御プログラムの変形例を
示す一部追加の処理フローチャート、第271図は第1
4図における制御プログラムの変形例を示す一部処理フ
ローチャー1・、第25図は第9図における開始データ
の変形例を示す論理的構成図、第26図は第14図にお
ける制御プログラムの変形例を示す一部追加処理のフロ
ーチャート、第27図は第19図の第5の実施例におけ
る開始データの変形例を示す論理的構成図、第28図は
第19図の終了データの変形例を示す論理的構成図であ
る。 ]:CPU、3.主記憶装置、4 バッファ領域、5,
59,75:データ退避プログラム、6゜6]、77:
データ復元プログラム、7:第1の記憶装置、8.第2
の記憶装置、9,79・記憶媒体、11,8]:第2の
記憶装置の制御装置、13 退避データ管理情報ファイ
ル、89.プロセッサ、91:メモリ、93,165:
終了データ内退避データ情報記憶領域、95,167・
制御プログラム、101・終rデータ検知部、103、
開始データ検知部、97 読み込み部、99゜書き込み
部、131 データ利用プログラム、33:退避データ
読み込み制御プログラム。 第 図 第 図 第 図 701a 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数個の第1の記憶装置に分割して記憶され、配列
    順に意味を持つデータを、第2の記憶装置に退避する方
    法において、複数個の該第1の記憶装置の各データを並
    列に読み込み、読み込んだ退避データに、それが記憶さ
    れていた該第1の記憶装置内の連続した領域を特定する
    識別子を付加し、該第1の記憶装置から少なくとも1回
    のアクセスにより入力された退避データを1組として、
    全退避データについてこれを繰り返し、第2の記憶装置
    に書き込むことを特徴とする記憶制御方法。 2、上記第1の記憶装置の各データを並列に読み込む際
    に、該第1の記憶装置群からの入力量より第2の記憶装
    置への出力量が少なく、入力バッファを積み残し分だけ
    しか用意できない場合、個々の第1の記憶装置から単位
    時間に読み込まれる退避データ量は、該第2の記憶装置
    が上記単位時間に書き込み可能な量の範囲内になるよう
    に、読み込み処理を行う該第1の記憶装置の数を限定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の記憶制御方法。 3、上記第1の記憶装置内の連続した記憶領域を特定す
    る識別子は、該識別子相互間の順序関係を示す値も含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御方法。 4、上記第2の記憶装置内に退避されたデータを利用す
    る場合、データの最初の配列が記憶されていた第1の記
    憶装置内の連続領域を特定する識別子を有するデータだ
    けを選択して、該データを処理対象とし、残りのデータ
    は、一旦、直接アクセス可能な第3の記憶装置に記憶し
    、該第2の記憶装置内の全退避データをバッファ領域お
    よび該第3の記憶装置に読み込んだ後、該第3の記憶装
    置内のデータをその配列順にバッファ領域に読み込んで
    、処理対象にすることを特徴とする請求項1または2に
    記載の記憶制御方法。 5、上記第2の記憶装置内の退避データを第3の記憶装
    置に復元する方法であって、第1の記憶装置内での連続
    した各記憶領域を特定する識別子および全退避データの
    記憶容量を読み込み、該第1の記憶装置数と少なくとも
    同数の第3の記憶装置内に、該第1の記憶装置内に存在
    したときの各記憶領域とその記憶容量に相当する記憶領
    域を割り当て、該第2の記憶装置から読み込んだデータ
    を、該データに付加された識別子に基づいて該第3の記
    憶装置に書き込むことを特徴とする請求項1または4に
    記載の記憶制御方法。 6、上記第2の記憶装置に退避するデータ群は、該デー
    タ群の直前および直後に、それぞれ退避元である第1の
    記憶装置内でデータが格納されていた記憶領域全体に関
    する管理情報を付加して書き込まれており、該データ群
    の直前には、少なくとも直前部分であることを検知する
    開始情報と退避データに関する管理情報とからなる開始
    部が記録され、また該データ群の直後には、少なくとも
    直後部分であることを検知する終了情報と該退避データ
    に関する管理情報とからなる終了部が記録され、該第2
    の記憶装置の巻き戻し時に、上記開始情報と終了情報と
    を検知して、該終了部内の上記管理情報を上記開始部内
    の上記管理情報に重ね書きすることを特徴とする請求項
    1に記載の記憶制御方法。 7、上記開始情報と終了情報とは、第2の記憶装置の記
    憶媒体にそれぞれ複数組設定されており、該終了情報対
    応に終了部内の退避データに関する管理情報が記憶され
    、該記憶媒体の巻き戻しの際に該開始情報を検知したと
    き、記憶された終了情報と管理情報の中から、該開始情
    報に対応する終了情報を選択し、該終了情報に対応する
    管理情報を開始部に重ね書きすることを特徴とする請求
    項1または6に記載の記憶制御方法。 8、上記開始部の管理情報の書き込み時には、終了部内
    の管理情報の開始部の管理情報への重ね書き抑止フラグ
    を含めて書き込み、開始情報検知時に、該重ね書き抑止
    フラグに基づき、終了部の管理情報の重ね書き処理を行
    うか否かを選択することを特徴とする請求項1、6また
    は7に記載の記憶制御方法。 9、上記開始部の管理情報の書き込み時には、開始部検
    知報告の要否フラグを含めて書き込み、開始情報検知時
    、該要否フラグの内容に基づいて、上位システムに検知
    報告を行うか否かを選択することを特徴とする請求項1
    、6、7または8に記載の記憶制御方法。 10、複数個の第1の記憶装置と、該第1の記憶装置に
    分割して記録されているデータを退避するために用意さ
    れ、上記第1の記憶装置より高速なアクセス性能を有す
    る第2の記憶装置と、該第1および第2の記憶装置を制
    御するCPUと、該CPUに接続された主記憶装置とを
    備えたデータ退避・復元システムにおいて、該主記憶装
    置内に、上記第1の記憶装置から退避データを並列に読
    み込むバッファ領域と、該バッファ領域に読み込まれた
    退避データにそれが記憶されていた上記第1の記憶装置
    内の領域を特定する識別子を付加して、同一の第2の記
    憶装置に書き込むためのデータ退避モジュールとを設け
    ることを特徴とする記憶制御装置。 11、複数個の第1の記憶装置と、該第1の記憶装置に
    分割して記録されているデータを退避するために用意さ
    れ、上記第1の記憶装置より高速なアクセス性能を有す
    る第2の記憶装置と、該第1および第2の記憶装置を制
    御するCPUと、該CPUに接続された主記憶装置とを
    備えたデータ退避・復元システムにおいて、該主記憶装
    置内に、第2の記憶装置内の退避データを読み込むため
    のバッファ領域と、該バッファ領域に読み込まれた退避
    データのうち、データの最初の配列が記憶されていた第
    1の記憶装置内の連続領域を特定する識別子のデータの
    みを選択して、該データを利用モジュールに渡し、残り
    のデータを一旦、直接可能な第3の記憶装置に記憶させ
    るための制御モジュールと、該第3の記憶装置内のデー
    タをデータの配列順に上記バッファ領域に読み込むため
    の制御モジュールとを設けることを特徴とする記憶制御
    装置。 12、複数個の第1の記憶装置と、該第1の記憶装置に
    分割して記録されているデータを退避するために用意さ
    れ、上記第1の記憶装置より高速なアクセス性能を有す
    る第2の記憶装置と、該第2の記憶装置を制御する制御
    装置とを備えたデータ退避・復元システムにおいて、該
    第2の記憶装置の制御装置内に、該第2の記憶装置内の
    データの直前部分に少なくとも直前部分を検知するため
    の開始情報と上記データの管理情報とからなる開始部と
    、直後部分に少なくとも直後部分を検知するための終了
    情報と上記データの管理情報とからなる終了部とを記録
    する制御モジュールと、上記開始部内の管理情報を読み
    込み、該第2の記憶装置の巻き戻し時に、開始情報と終
    了情報とを検知して、上記開始部内の管理情報を上記終
    了部内の管理情報に一致させる制御モジュールとを設け
    たことを特徴とする記憶制御装置。
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