JPH0235537A - 多重化ボリューム更新制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多重化ボリューム更新制御方式に関し、特に
、大容量の外部記憶装置の記憶情報を多重化して管理す
る多重化ボリューム管理システムにおいて、正常ボリュ
ームに記録された情報を業務処理中に他のボリュームに
コピーする゛多重化ボリューム更新制御方式に関するも
のである。

〔従来の技術〕

大容量の外部記憶装置の記憶情報を多重化して管理する
多重化ボリューム管理システムは、１つの論理ボリュー
ムに対して同一の内容を有する複数の異なる物理ボリュ
ームを備えてボリューム管理を行う多重化ボリューム管
理システムである。

このような多重化ボリューム管理システムにおけるボリ
ュームのコピー制御方式は、例えば、特開昭５７−１４
１７６３号公報に記載のように、コピー中の正常ボリュ
ームに書き込み要求された場合、ボリューム上の書き込
み要求アドレスとコビ−中ボリュームアドレスを比較判
別し、コピー済およびコピー中部分への書き込みであれ
ば、コピー処理を中断し、新たに書き込みのあった情報
をコピーし直し、コピー中断点に再び戻るコピ一方式と
なっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記のコピー制御方式においては、多重化され
ている物理ボリュームの正常なボリュームから他のボリ
ュームヘコビーする場合、正常なボリュームの既コピー
済み部分およびコピー中部分に対して書き込み要求がな
されると、実行しようとしていたコピー処理を取り消し
て、要求された新たな書き込み処理とその部分のコピー
処理を行い、再び元のコピー処理に戻して、コピー処理
を続行するように制御している。このため、元のコピー
情報を作り直す処理についての配慮がされておらず、コ
ピー処理時間が長くなるという問題があった。

本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、多重化ボリューム管理システムにおい
て、高トラフィツクなボリュームアクセス下でのボリュ
ーム復元時間の短縮することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は１本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明においては、１つの論
理ボリュームに対して同一の内容を有する複数の異なる
物理ボリュームを備えてボリューム管理を行う多重化ボ
リューム管理システムにおいて、コピー中ボリュームの
コピーアドレスを記憶するアドレス記憶回路と、コピー
中の書き込みの有無を記録する更新記録回路と、コピー
中アドレスと書込み更新アドレスとを比較判別し、書き
込み更新アドレスに対応して多重書き制御を行う制御部
とを備え、書き込み更新要求に対して、業務処理中に行
う多重化ボリュームのコピー制御を。

コピー中アドレスと書込み更新アドレスとを比較判別し
、コピー中ボリュームへの書き込みを、コピー済部分は
多重書き制御を行い、コピー中部分は書き込みボリュー
ムアドレスを記憶しコピー後に、書き換えられた部分の
みを再コピーして行うことを特徴とする。

〔作用〕

前記手段によれば、多重化ボリューム管理システムにお
いて、正常なボリュームから他のボリュームヘコビーす
るためのコピー中ボリュームアドレスを記憶するアドレ
ス記憶回路と、書き込みの有無を記録する更新記録回路
と、コピー中アドレスと書込み更新アドレスとを比較判
別し、書き込み更新アドレスに対応して多重書き制御を
行う制御部とが備えられる。そして、業務処理中に行う
多重化ボリュームのコピー制御において、ボリュームコ
ピーアドレスと書込み更新アドレスとを比較判別し、コ
ピー中ボリュームへの書き込みを。

コピー済部分は多重書き制御を行ない、コピー中部分は
書き込みボリュームアドレスを記憶しコピー後に、書き
換えられた部分のみを再コピーする、これにより、１ボ
リユーム内の既コピー済み部分に対する書き込みは、ボ
リューム正常時の多重書きと同じように動作させ、また
、コピー中部分に対する書き込みは、正常ボリュームへ
書き込みを行った後に、書き込みアドレスをアドレス記
憶回路に記憶させることにより、コピー後書き込みのあ
った部分のみを再コピーするように動作させるにのため
、コピー中に書き込みがなされても。

コピー中アドレスに応じて各々の独立した処理を行うの
で、誤動作することがない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

第１図は１本発明の一実施例にかかる多重化ボリューム
管理システムの要部の構成を示すブロック図である。第
１図において、１はデータ処理装置である。データ処理
装置１は、図示されていないが、中央処理装［（ＣＰＵ
）、主記憶袋Ｗ（ＭＭＵ）、チャネル装置１ｆ　（ＣＨ
）　、システム制御ブログラムなどの要素が組み合され
て構成され、全体としてデータ処理を行う装置である。

２は第１の磁気ディスク制御装置、３は第２の磁気ディ
スク制御装置、４は第１の磁気ディスク装置、また。

５は第２の磁気ディスク装置である。第１の磁気ディス
ク装置４上に設けら九る第１の物理ボリューム、第２の
磁気ディスク装置５に設けられる第２の物理ボリューム
等の複数個の物理ボリュームに同一内容が格納されたも
のが、１つの論理ボリューム６を構成して、ボリューム
管理を行う多重化ボ、リューム管理システムを構成して
いる。

このような多重化ボリューム管理システムを構成するシ
ステム要素として、データ処理部Ｗ１には、第１図に示
すように、入出力要求元プログラム１０．入出力制御プ
ログラム１１．コピー要求元プログラム１２．コピー制
御処理部１３．アドレス比較判定処理部１４．および、
書込み処理部１５が備えられている。ここでの書込み処
理部１５には、ボリュームデータの書込み制御を行う多
重書き処理部工６および一重書き処理部１７が設けられ
ている。また、第１の磁気ディスク制御装Ｗ２には、多
重化ボリューム管理システムを構成するシステム要素と
して、データ送受信回路２０．アドレス記憶回路２１゜
更新記録回路２２が備えられている。

このように構成されている多重化ボリューム管理システ
ムの動作は以下の通りである。まず、コピー要求元プロ
グラム１２がコピー制御処理部１３にコピー依頼すると
、磁気ディスク制御装置２のアドレス記憶回路２１に磁
気ディスク装置４上のコピー処理するボリュームアドレ
スを格納し９次に、データ送受信回路２０により磁気デ
ィスク装置４のデータを読み出し、他ボリュームである
磁気ディスク装置５にそのデータを書き込む、このよう
にして、コピー制御処理部工３はこの入出力処理を繰り
返しながらボリュームのコピー処理をしていく。

この時、入出力要求元プログラム１０から磁気ディスク
装置４に対して書き込み要求が出されると。

入出力制御プログラム１１は、アドレス記憶回路２１に
格納されているコピー中ボリュームアドレスを読み出し
て、入出力要求元プログラム１０から要求されたボリュ
ーム上の書き込みアドレスと該コピー中ボリュームアド
レスとをアドレス比較判定部１４により比較判定する。

この書き込みアドレスがコピー処理の未済部分に対する
ものであれば、アドレス比較判定処理部１４からの制御
により書込み処理部１５の一重書き処理部１７により磁
気ディスク装置４への書き込み処理を行う、また、書き
込みアドレスが既コピー済部分に対するものであれば。

アドレス比較判定処理部１４からの比較判定で、多重書
き処理部１６により第１の磁気ディスク装置４および第
２の磁気ディスク装置５の各々に対して多重書き込み処
理を行う。

このような比較判定で、書き込みアドレスがコピー中の
ものと同じであれば、第１の磁気ディスク族＠４への書
き込みを行うと共に、第１の磁気ディスク制御装誼２の
更新記録回路２２に書き込みアドレス情報を格納する。

一方、コピー制御処理部１３はコピー単位分のコピーが
終了するつど、コピー済アドレスを記憶するアドレス記
憶回路２１のコピー中ボリュームアドレスを更新し、多
重書き可能な範囲に加え、さらに更新記録回路２２の更
新記録データを読み出して、処理したコピー単位分のコ
ピー中に更新された部分を検出し、その部分だけを第１
の磁気ディスク装置４のボリュームデータから第２の磁
気ディスク装置５のポリ・ニームにコピーする。このコ
ピー処理をやり直すコピー再実行中に同一個所への書き
込みが出されても。

既に、多重書き対象範囲に含まれる更新がアドレス記憶
回路になされているため、書き込み部分へのコピーは１
度で済む。

また１本実施例の多重化ボリューム管理システムにおけ
るコピー中の更新制御方式では、ボリューム上のコピー
未済領域の情報を誤って読み込むことを防止するため、
論理ボリュームに対する情報の読み出しは、コピー処理
が完全に終るまで磁気ディスク族［４の正常ボリューム
からとなるように制御する。このため、コピー中ボリュ
ームを部分的に多重書きする処理を行ってもデータの矛
盾は発生しない。

以上１本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが１
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように１本発明によれば、多重化ボリュ
ームの全体コピーの場合、全体コピーを１回とそのコピ
ー中に書き込みのあった部分だけを１回コピーすること
で、ボリュームのコピーが行える。このため、業務処理
中の高トラフィツクなボリュームのコピー処理が行えて
、コピー処理中状態を早期に回避できる。したがって、
多重化ボリューム管理システムにおける性能と信頼性の
向上が計れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例にかかる多重化ボリューム
管理システムの要部の構成を示すブロック図である。 図中、１・・・データ処理装置、２，３・・・磁気ディ
スク制御装置、４，５・・・磁気ディスク装置、１１・
・・入出力制御プログラム、１３・・・コピー制御処理
部。 １４・・・アドレス比較判定処理部、１５・・・書込み
処理部。 １６・・・多重書き処理部、エフ・・・−重書き処理部
、２０・・・データ送受信回路、２１・・・アドレス記
憶回路、２２・、・更新記録回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、１つの論理ボリュームに対して同一の内容を有する
   複数の異なる物理ボリュームを備えてボリューム管理を
   行う多重化ボリューム管理システムにおいて、コピー中
   ボリュームのコピーアドレスを記憶するアドレス記憶回
   路と、コピー中の書き込みの有無を記録する更新記録回
   路と、コピー中アドレスと書込み更新アドレスとを比較
   判別し、書き込み更新アドレスに対応して多重書き制御
   を行う制御部とを備え、書き込み更新要求に対して、業
   務処理中に行う多重化ボリュームのコピー制御を、コピ
   ー中アドレスと書込み更新アドレスとを比較判別し、コ
   ピー中ボリュームへの書き込みを、コピー済部分は多重
   書き制御を行い、コピー中部分は書き込みボリュームア
   ドレスを記憶しコピー後に、書き換えられた部分のみを
   再コピーして行うことを特徴とする多重化ボリューム更
   新制御方式。