JPH10312329A - データ・バックアップ・リストア装置 - Google Patents

データ・バックアップ・リストア装置

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JPH10312329A
JPH10312329A JP9134524A JP13452497A JPH10312329A JP H10312329 A JPH10312329 A JP H10312329A JP 9134524 A JP9134524 A JP 9134524A JP 13452497 A JP13452497 A JP 13452497A JP H10312329 A JPH10312329 A JP H10312329A
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JP
Japan
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data
backup
file
channel
storage device
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Application number
JP9134524A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Nakajima
佳秀 中島
Yutaka Miyabe
裕 宮部
Akira Tanaka
章 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バックアップ実行中でも業務の運用を低下させ
ず、バックアップ可能なファイルを判別することがで
き、バックアップしたデータのファイル管理情報を正し
く保持可能なデータ・バックアップ・リストア装置を提
供すること。 【解決手段】データの入出力チャネル17、18とは別
に、バックアップ用のチャネル19を有し、データ入出
力とデータバックアップとを同時にアクセス可能なバン
ド幅を有するデータ蓄積装置11を備え、データ蓄積装
置上のファイル管理エリア13を別のメモリー16上に
複写し、バックアップに際し、オープン中のファイル群
14をファイル管理エリアのファイル群から引きバック
アップ可能なファイル群を検出してバックアップを実行
し、バックアップ中に発生したファイル作成・更新履歴
15を記憶してバックアップ中に作成・更新したファイ
ルもバックアップ可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク装
置、半導体メモリー等を使用し、映像、音声、データ記
録再生等のオンライン処理を常時継続して運用する、蓄
積記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パソコンやCPUを使った画像
記録装置等、コンピュータを利用したコンピュータ応用
システムにおいては、2次記憶装置として、しばしばハ
ードディスクが使用される。しかし、ハードディスク
は、予測不能な原因によって、データが突然読み出し書
き込みできなくなる、所謂、ディスククラッシュと呼ば
れる装置故障が発生する場合がある。また、その他、装
置故障や誤操作等により、蓄積したデータが読み出せな
くなる等の事故が発生する場合がある。
【0003】従来、このような事故が発生した場合で
も、データの喪失を防止するため、ハードディスク上の
データを、所定の間隔で他の蓄積装置へバックアップ
(複写)を取り、障害時にはこれらバックアップデータ
をリストア(復帰)することにより、障害時におけるデ
ータの喪失を最小限に留める手法が利用されてきた。そ
の場合、データの蓄積を伴うリアルタイムシステムで
は、保守管理のためにシステムの運用停止をすることな
く、連続して運用しながらバックアップを行うことが必
要な場合が多い。
【0004】このような問題を解決するための従来方法
の1つとしては、特開平6−223001号に記載され
たようなコピー処理の方法がある。この方法は、業務を
実行するタスクと、バックアップを行うタスクから発行
される、蓄積処理部への書き込み命令を1つのFIFO
(先入れ先出し)バッファへ入れ、蓄積処理部はそのバ
ッファに入れられた順に、業務を実行する蓄積装置と、
それとは別の蓄積装置とにタイミングを異なえて二重書
きするようにしたものである。
【0005】次に、図5に従い、本発明におけるデータ
・バックアップ・リストア装置の従来例として上記コピ
ー処理方法の概要を説明する。すなわち、図5はデータ
・バックアップ・リストア装置の従来例の構成を示すも
のである。図5において、通常ライト処理タスクP1及
びコピー処理タスクP2において生じたコマンドをFI
FOバッファ27に格納し、このFIFOバッファ27
から先入れ先出しにより出力されるコマンドに基づいて
記憶部制御処理タスクP3を実行する。記憶部制御処理
タスクP3はFIFOバッファ27から読み出したコマ
ンドが通常ライト処理タスクP1において発生した書込
要求である場合には、自己の記憶部及び相手装置の記憶
部にデータを書込処理し、コピー処理タスクP2から発
生したコピー要求である場合には自己の記憶部からブロ
ック毎に読み出したデータを相手装置の記憶部に書き込
むようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例のデータ・バックアップ・リストア装置において
は、バックアップを実行すると、業務を行うタスクとバ
ックアップを行うタスクが発行する命令の出し方によっ
ては、蓄積処理量が多くなり、業務のパフォーマンスが
低下する場合があるという問題があった。また、例え
ば、業務運用中に新ファイルが出た等、バックアップす
るべきファイルまたは領域が特定できていない場合、こ
の方法だけではバックアップを実行することができなか
った。さらに、バックアップ実行中にファイルが作成さ
れ、更新されると、例えば、サイズが変わったり途中か
らファイルが変わったりしてバックアップできなくな
り、バックアップされたデータに関するファイル管理情
報とファイル実体の対応関係が維持できなくなるという
問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、バックアップの実行中でも運用中の
業務のパフォーマンスが低下せず、また、バックアップ
可能なファイルを判別することができ、ファイルの作成
及び更新がバックアップ途上で行われたとしても、バッ
クアップしたデータのファイル管理情報を正しく保持す
ることができる、優れたデータ・バックアップ・リスト
ア装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ・バ
ックアップ・リストア装置は、データ入力チャンネル及
びデータ出力チャネルとは別に、データをバックアップ
(予備用データ複写)するチャネルを有し、データ入力
及び出力とデータバックアップとを同時にアクセス可能
なバンド幅を有するデータ蓄積装置と、データ蓄積装置
上のファイル管理エリアを別のメモリー上に複写し、バ
ックアップに際し、オープン中のファイル群を検索して
ファイル管理エリアのファイル群から差し引き、バック
アップ可能なファイル群を検出する手段を有し、バック
アップ中に発生したファイル作成・更新履歴を記憶する
手段を備え、バックアップ中に作成・更新したファイル
もバックアップ可能であり、データ蓄積装置に記録した
データを随時バックアップするようにしたものである。
【0009】本発明により、バックアップ実行中でも運
用中の業務のパフォーマンスの低下が無く、また、バッ
クアップ可能なファイルを判別することができ、ファイ
ルの作成・更新がバックアップの途中で実行されても、
バックアップしたデータのファイル管理情報が乱れるこ
となく、正しく保持することのできるデータ・バックア
ップ・リストア装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、データ入力チャンネル及びデータ出力チャンネル
と、データバックアップチャンネルとを有し、データの
入出力とデータのバックアップとを同時に実行可能なバ
ンド幅を有するデータ蓄積装置を備え、該データ蓄積装
置に記録したデータを随時バックアップするようにした
ものであり、運用中の業務のパフォーマンスを維持しつ
つ、バックアップをするという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、前記デ
ータ・バックアップ・リストア装置がバックアップ記録
装置を備え、前記データ入力チャンネル及びデータ出力
チャンネルをそれぞれ1つ以上有し、前記データ蓄積装
置は前記データ入力チャンネルからのデータ入力及び前
記データ出力チャンネルに対するデータ出力と、前記バ
ックアップ記録装置に対するバックアップとを同時に実
行するデータ転送能力を有するようにしたものであり、
運用中の業務のパフォーマンスを維持しつつ、バックア
ップをするという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、前記デ
ータ入力チャンネルの数と前記データ出力チャンネルの
数との和が2以上であり、前記データ蓄積装置の連続転
送可能なバンド幅は、データ入力チャンネルのバンド幅
と、データ出力チャンネルのバンド幅と、データバック
アップチャネルのバンド幅との和の3倍以下であるよう
にしたものであり、転送レートの高くないデータ蓄積装
置を用いても、運用中の業務のパフォーマンスを維持し
つつ、バックアップをするという作用を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、運用デ
ータを蓄積するデータ蓄積装置と、オープン中のファイ
ルを検索する手段とを具備し、該データ蓄積装置のファ
イルをバックアップする際、オープン中のファイルを検
索し、前記データ蓄積装置に記憶されているファイル群
から前記オープン中のファイル群を差し引いてバックア
ップ可能なファイル群を検出してバックアップを実行す
るようにしたものであり、バックアップ可能なファイル
を判別するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、前記デ
ータ・バックアップ・リストア装置が1つ以上のデータ
入力チャンネル及び1つ以上のデータ出力チャンネル
と、データバックアップチャンネルとを備え、該データ
入力チャンネルからのデータ入力及びデータ出力チャン
ネルに対するデータ出力と、前記データバックアップチ
ャンネルに対するバックアップとを同時に実行するよう
にしたものであり、運用中の業務のパフォーマンスを維
持しつつ、バックアップをするという作用を有する。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、それぞ
れ1以上のデータ入力チャンネル及びデータ出力チャン
ネルと、バックアップチャンネルとを有するデータ蓄積
装置と、オープン中のファイルを検索する手段と前記デ
ータ蓄積装置のファイル管理エリアの写しとを一時記憶
するメモリーとを具備し、データのバックアップに際
し、前記データ蓄積装置に記憶されているファイル群を
前記メモリーのファイル管理エリアの写しから検出して
前記オープン中のファイル群を除き、バックアップを実
行するようにしたものであり、バックアップする際、バ
ックアップ可能なファイルを判別することができるとと
もに、運用中の業務のパフォーマンスを維持しつつ、バ
ックアップをするという作用を有する。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、前記メ
モリーがバックアップ中に発生したファイル作成・更新
履歴を記憶する手段を備え、バックアップ中に作成・更
新したファイルをそのバックアップ後にバックアップす
るようにしたものであり、ファイルの作成・更新がバッ
クアップの途中でなされてもバックアップしたデータの
ファイル管理情報を正しく保持するという作用を有す
る。
【0017】(発明の実施の形態)以下、添付図面、図
1乃至図4に基づき、本発明の一実施の形態を詳細に説
明する。図1は本発明の一実施の形態におけるデータ・
バックアップ・リストア装置の構成を示すブロック図、
図2は図1に示すファイル管理エリア写しの構成を示す
図、図3は図1に示すオープンファイル管理テーブルの
構成を示す図、図4は図1に示すファイル作成・更新履
歴テーブルの構成を示す図である。
【0018】まず、図1乃至図4を参照して、本発明の
一実施の形態におけるデータ・バックアップ・リストア
装置の構成を説明する。図1において、11は運用する
業務に関するデータを蓄積するデータ蓄積装置、12は
データ蓄積装置11に格納されているデータの複写を作
り保管するバックアップ記録装置、13はデータ蓄積装
置11に記憶されているファイルを管理するファイル管
理エリアの複写または写しを格納するファイル管理エリ
ア写しである。
【0019】また、14はデータ蓄積装置11上のファ
イルをアクセスするためにオープンしているファイルと
そのポインタ(位置、長さ)を管理するためのオープン
ファイル管理テーブル、15はバックアップの実行中に
作成・更新されたファイル操作の履歴を格納するファイ
ル作成・更新履歴テーブル(バックアップ中に発生した
ファイル作成・更新履歴を記憶する手段を構成する)で
ある。尚、オープンファイル管理テーブル14と装置全
体を制御するCPU(図示せず)とにより、オープン中
のファイルを検索する手段を構成する。
【0020】また、16はデータ蓄積装置11に対する
オープンファイル管理テーブル13、ファイル管理エリ
ア写し14及びファイル作成・更新履歴テーブル15を
一時記憶するメモリー、17は運用する業務に関するデ
ータを入力する1以上のデータ入力チャネル、18は運
用する業務に関するデータを出力する1以上のデータ出
力チャネル、19はデータ蓄積装置11からバックアッ
プ記録装置12へバックアップデータを転送する経路と
なるバックアップ用チャネルである。
【0021】また、図2において、21及び22はその
ファイルに固有のファイル名、ファイルが使用する領域
の開始アドレスと長さ及びファイルの属性(そのファイ
ル固有の情報)等により構成され、それぞれ、データ蓄
積装置11上におけるそのファイルの所在を表すファイ
ル管理レコードである。
【0022】また、図3において、31及び32はアク
セス先ファイルを識別する識別番号、ファイルに対して
行うリードやライトなどの操作、そのファイルに固有の
ファイル名、ファイル中の次にアクセスする位置を示す
アクセスアドレス等により構成され、それぞれ、オープ
ンされている1つのファイルにアクセスするための管理
情報であるオープン中ファイル管理データである。
【0023】また、図4において、41及び42は各フ
ァイルに固有のファイル名、作成・更新を実行したデー
タ蓄積装置11上の開始アドレス及び長さを記録するフ
ァイル操作履歴レコードである。
【0024】次に、図1乃至図4を参照して、本発明の
一実施の形態におけるデータ・バックアップ・リストア
装置の動作を説明する。まず、本データ・バックアップ
・リストア装置を使用した蓄積記録再生装置の業務は、
データ入力チャネル17から入力してデータ蓄積装置1
1に蓄積され、データ出力チャネル18を通して出力さ
れるものとする。そして、装置故障とか誤操作等によ
り、データ蓄積装置11に蓄積したデータが読み出せな
くなる等の事故に備え、任意の所定の間隔でバックアッ
プ記録装置12に対し、データ蓄積装置11に蓄積した
データを複写するものとする。
【0025】バックアップ記録動作を行っても、業務の
運用を停止させず且つ業務処理能力を低下させないよう
にするため、データ蓄積装置11のバンド幅は、データ
入力チャネル17のバンド幅とデータ出力チャネル18
のバンド幅とバックアップ記録装置12のバンド幅との
和よりも大きく設定するものとする(条件1)。尚、本
実施の形態におけるデータ・バックアップ・リストア装
置の動作は、図示しない装置全体を制御するCPUの制
御のもとに行われるものとする。
【0026】バックアップ動作に先立ち、データ蓄積装
置11上のファイル管理エリアを読み出し、メモリー1
6内のファイル管理エリア写し13に対しスナップショ
ットにより複写する。ファイル管理エリア写し13はフ
ァイル管理レコード21及び22を含み、1つのファイ
ル管理レコード21または22が、1つのファイルにつ
いてのデータ蓄積装置11上の所在を表す。ファイルが
複数の記憶領域を占有する場合は、開始アドレス及び長
さの複数の対で記述される。
【0027】再び、図1において、ファイル管理エリア
写し13の作成を終えたあと、ファイルの作成または書
き換えを行うためには、データ蓄積装置11からメモリ
ー16内に書き込まれたオープンファイル管理テーブル
14からオープンしているファイルを検索する。オープ
ンファイル管理テーブル14はオープン中ファイル管理
データ31、32を含み、1つのオープン中ファイル管
理データ31または32が、オープンされているある1
つのファイルにアクセスするための管理情報である。
【0028】次に、図1を参照して、オープンファイル
管理テーブル14の検索手順について説明する。すなわ
ち、オープンファイル管理テーブル14の先頭からオー
プン中ファイル管理データ31、32の操作の欄を順に
見てゆき、ファイルが作成・更新されうる(ライト等を
指定)オープン中のファイルのファイル名を抽出する。
【0029】こうして得られた、作成・更新されうるフ
ァイル群を、先に作成したファイル管理エリア写し13
のファイル群から除き、その結果得られたファイル群に
対し、バックアップを実行する。このようにして、バッ
クアップ可能なファイルを判別することができ、ファイ
ル管理エリア写し13及びオープンファイル管理テーブ
ル14によりバックアップ可能なファイル群を検出する
手段を構成する。
【0030】バックアップ動作は、データ蓄積装置11
からバックアップ用チャネル19を経由して、バックア
ップ記録装置12に対しデータを転送することによって
行われる。尚、データ蓄積装置11のバンド幅は、上記
の条件1を満たしているので、このバックアップ動作
は、業務運用のためのデータ入力チャネル17及びデー
タ出力チャネル18におけるアクセスを妨げることな
く、業務の運用と並行して実行することができる。
【0031】バックアップ動作を行っている間に、業務
の運用によりファイルがオープンまたはクローズされ、
新ファイルができたりして、そのファイルに対するオー
プン中ファイル管理データ31、32の操作の欄に作成
・更新されうるものと記述してある場合には、それを図
4に示すメモリー16内のファイル作成・更新履歴テー
ブル15のファイル操作履歴レコード41、42に記録
してゆく。
【0032】再び図1において、先に設立したファイル
群に対するバックアップが終了した時点で、ファイル作
成・更新履歴テーブル15を検索し、バックアップ開始
時にオープンしていたファイルがクローズされていれ
ば、それらのファイル群についても上記同様にバックア
ップを実行する。また、既に作成・更新されていたファ
イルがあれば、業務の目的に応じては、それらについて
も、バックアップを実行する。ここにおける、バックア
ップ動作前のオープン中のファイルの処理と、バックア
ップ中の履歴記録についても、前述と同様にして行われ
る。
【0033】以上説明した本実施の形態によれば、デー
タ蓄積装置11のバンド幅は、データ入力チャネル17
のバンド幅とデータ出力チャネル18のバンド幅とバッ
クアップ記録装置12のバンド幅との和の3倍以下とな
るよう設定して(条件2)、効率よくバックアップを行
うことができる。前述の条件1と条件2とを数式で表わ
すと、下記式1のようになる。
【0034】
【0035】ここに、Bsは、データ蓄積装置11のバ
ンド幅 Bi(k) は、k番目のデータ入力チャネルのバンド幅 mは、データ入力チャネル17のチャネル総数 Bo (1) は、l番目のデータ出力チャネルのバンド幅 nは、データ出力チャネル18のチャネル総数 Bbは、バックアップ記録装置12のバンド幅である。
【0036】上記のように、本発明の実施の形態によれ
ば、データ入力チャネルとデータ出力チャネルとバック
アップ記録装置のバンド幅との和よりデータ蓄積装置の
バンド幅の方を広くするとともに、その3倍より少なく
して無駄の少ないバンド幅を設定する。また、バックア
ップ開始時にオープン中のファイルの管理データを保存
し、バックアップ中にファイルが作成・更新された履歴
を保存することにより、バックアップを実行中にも運用
中の業務のパフォーマンス低下が無く、また、バックア
ップ可能なファイルを判別でき、ファイルの作成・更新
がバックアップの途中で行われたとしても、バックアッ
プしたデータのファイル管理情報を正しく保持してバッ
クアップの混乱を防止することができる。
【0037】尚、上記の本実施の形態における説明で
は、バックアップ記録装置とデータ・バックアップ・リ
ストア装置のその他のブロックは直接接続されている例
により説明したが、通信ネットワーク等を経由して遠隔
地間で接続されている場合も同様に実施することができ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によるデータ・バックアップ・リ
ストア装置は、上記のように構成し、特に、データの入
出力チャネルとは別に、データのバックアップを行うた
めのチャネルを有し、それら入出力とバックアップとが
同時にデータ蓄積装置に対しアクセス可能なバンド幅を
有し、バックアップに際し、オープン中のファイルを調
べ、データ蓄積装置上のファイル管理エリアをメモリー
上に複写し、バックアップ中に発生したファイル作成・
更新履歴テーブルを記憶するようにしたことにより、バ
ックアップ実行中にも運用中の業務のパフォーマンス低
下が無く、また、バックアップ可能なファイルを判別で
き、ファイルの作成・更新が途中でなされてもバックア
ップしたデータのファイル管理情報が乱れることなく、
正しく保持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるデータ・バック
アップ・リストア装置の構成を示すブロック図
【図2】図1に示すファイル管理エリア写しの構成を示
す図
【図3】図1に示すオープンファイル管理テーブルの構
成を示す図
【図4】図1に示すファイル作成・更新履歴テーブルの
構成を示す図
【図5】従来のデータ・バックアップ・リストア装置の
構成を示すブロック図
【符号の説明】
11 データ蓄積装置 12 バックアップ記録装置 13 ファイル管理エリア写し 14 オープンファイル管理テーブル 15 ファイル作成・更新履歴テーブル 16 メモリー 17 データ入力チャネル 18 データ出力チャネル 19 バックアップ用チャネル 21 ファイル管理レコード 22 ファイル管理レコード 25 CPU 27 FIFOバッファ 31 オープン中ファイル管理データ 32 オープン中ファイル管理データ 41 ファイル操作履歴レコード 42 ファイル操作履歴レコード P1 通常ライト処理タスク P2 コピー処理タスク P3 記憶部制御処理タスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ入力チャンネル及びデータ出力チャ
    ンネルと、データバックアップチャンネルとを有し、デ
    ータの入出力とデータのバックアップとを同時に実行可
    能なバンド幅を有するデータ蓄積装置を備え、該データ
    蓄積装置に記録したデータを随時バックアップすること
    を特徴とするデータ・バックアップ・リストア装置。
  2. 【請求項2】前記データ・バックアップ・リストア装置
    はバックアップ記録装置を備え、前記データ入力チャン
    ネル及びデータ出力チャンネルはそれぞれ1つ以上有
    し、前記データ蓄積装置は前記データ入力チャンネルか
    らのデータ入力及び前記データ出力チャンネルに対する
    データ出力と、前記バックアップ記録装置に対するバッ
    クアップとを同時に実行するデータ転送能力を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ・バックアップ・
    リストア装置。
  3. 【請求項3】前記データ入力チャンネルの数と前記デー
    タ出力チャンネルの数との和は2以上であり、前記デー
    タ蓄積装置の連続転送可能なバンド幅は、データ入力チ
    ャンネルのバンド幅と、データ出力チャンネルのバンド
    幅と、データバックアップチャネルのバンド幅との和の
    3倍以下であることを特徴とする請求項2記載のデータ
    ・バックアップ・リストア装置。
  4. 【請求項4】運用データを蓄積するデータ蓄積装置と、
    オープン中のファイルを検索する手段とを具備し、該デ
    ータ蓄積装置のファイルをバックアップする際、オープ
    ン中のファイルを検索し、前記データ蓄積装置に記憶さ
    れているファイル群から前記オープン中のファイル群を
    差し引いてバックアップ可能なファイル群を検出してバ
    ックアップを実行することを特徴とするデータ・バック
    アップ・リストア装置。
  5. 【請求項5】前記データ・バックアップ・リストア装置
    は1つ以上のデータ入力チャンネル及び1つ以上のデー
    タ出力チャンネルと、データバックアップチャンネルと
    を備え、該データ入力チャンネルからのデータ入力及び
    データ出力チャンネルに対するデータ出力と、前記デー
    タバックアップチャンネルに対するバックアップとを同
    時に実行することを特徴とする請求項4記載のデータ・
    バックアップ・リストア装置。
  6. 【請求項6】それぞれ1以上のデータ入力チャンネル及
    びデータ出力チャンネルと、バックアップチャンネルと
    を有するデータ蓄積装置と、オープン中のファイルを検
    索する手段と前記データ蓄積装置のファイル管理エリア
    の写しとを一時記憶するメモリーとを具備し、データの
    バックアップに際し、前記データ蓄積装置に記憶されて
    いるファイル群を前記メモリーのファイル管理エリアの
    写しから検出して前記オープン中のファイル群を除き、
    バックアップを実行するようにしたことを特徴とするデ
    ータ・バックアップ・リストア装置。
  7. 【請求項7】前記メモリーはバックアップ中に発生した
    ファイル作成・更新履歴を記憶する手段を備え、バック
    アップ中に作成・更新したファイルをそのバックアップ
    後にバックアップするようにしたことを特徴とする請求
    項6記載のデータ・バックアップ・リストア装置。
JP9134524A 1997-05-09 1997-05-09 データ・バックアップ・リストア装置 Pending JPH10312329A (ja)

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