JPH0754378Y2 - 水膜型トイレ装置 - Google Patents
水膜型トイレ装置Info
- Publication number
- JPH0754378Y2 JPH0754378Y2 JP1990013348U JP1334890U JPH0754378Y2 JP H0754378 Y2 JPH0754378 Y2 JP H0754378Y2 JP 1990013348 U JP1990013348 U JP 1990013348U JP 1334890 U JP1334890 U JP 1334890U JP H0754378 Y2 JPH0754378 Y2 JP H0754378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- water film
- toilet device
- water
- film type
- Prior art date
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は男子が起立姿勢にて小用を足すためのトイレ装
置に係り、特に正面の透明又は半透明の尿受用パネル面
に水膜を形成しておくよう構成された水膜型トイレ装置
に関する。
置に係り、特に正面の透明又は半透明の尿受用パネル面
に水膜を形成しておくよう構成された水膜型トイレ装置
に関する。
[従来の技術] この種の水膜型トイレ装置は、開放感の高いトイレルー
ムとして提案されたものである。
ムとして提案されたものである。
従来の水膜型トイレ装置を第6図にいて概略的に説明す
る。1はブースであり、側壁2、3、床部4、正面の透
明又は半透明のガラス等よりなる尿受用パネル5、床部
4とパネルとの交叉隅辺に沿って設けられた排水溝6を
備えている。パネル5の左右の側辺に沿って複数個のノ
ズル7が配設され、各ノズル7から噴出された水により
パネル5の使用者側のパネル面に水膜が形成される。
る。1はブースであり、側壁2、3、床部4、正面の透
明又は半透明のガラス等よりなる尿受用パネル5、床部
4とパネルとの交叉隅辺に沿って設けられた排水溝6を
備えている。パネル5の左右の側辺に沿って複数個のノ
ズル7が配設され、各ノズル7から噴出された水により
パネル5の使用者側のパネル面に水膜が形成される。
床部4に起立した使用者がパネル5に向って放尿をなす
と、小水は水膜と共に排水溝6に流下し、排水溝6の排
水口(図示略)から排出される。
と、小水は水膜と共に排水溝6に流下し、排水溝6の排
水口(図示略)から排出される。
かかる水膜型トレイ装置にあっては、パネル5が透明又
は半透明となっているから、該パネル5の背面側に空間
部を設けることによりトイレルーム内の開放感が高いも
のとなる。なお、必要に応じこの空間部に照明や植物な
どを配置し、独特の風情を醸し出すこともできる。ま
た、水膜に対し小水が当るところから、はね返りもな
い。
は半透明となっているから、該パネル5の背面側に空間
部を設けることによりトイレルーム内の開放感が高いも
のとなる。なお、必要に応じこの空間部に照明や植物な
どを配置し、独特の風情を醸し出すこともできる。ま
た、水膜に対し小水が当るところから、はね返りもな
い。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の水膜型トイレ装置においては、複数個のノズ
ル7から水を噴出して水膜を形成しており、水膜型トイ
レ装置の設置に際してノズル取り付け、配管接続などの
作業工数が多くなっていた。
ル7から水を噴出して水膜を形成しており、水膜型トイ
レ装置の設置に際してノズル取り付け、配管接続などの
作業工数が多くなっていた。
[課題を解決するための手段] 本考案の水膜型トイレ装置は、使用者が起立する床部
と、該床部の前方に立設された透明又は半透明な尿受用
パネルと、該パネル面に対して水を噴出して該パネル面
に水膜を形成するノズルと、該パネルと床部との交叉隅
辺に沿って設けられた排水溝とを有する水膜型トイレ装
置において、前記ノズルは該パネルの左右側辺部に各1
個ずつ設けられ、かつ、該各ノズルは複数個の噴出口を
有しており、該複数個の噴出口のうち上下関係にある少
なくとも2つの噴出口は、上側の噴出口の噴出方向の延
長線とパネル面とがなす角度が、下側の噴出口の噴出方
向の延長線とパネル面とがなす角度よりも小さくなるよ
うに設けられていることを特徴とする。
と、該床部の前方に立設された透明又は半透明な尿受用
パネルと、該パネル面に対して水を噴出して該パネル面
に水膜を形成するノズルと、該パネルと床部との交叉隅
辺に沿って設けられた排水溝とを有する水膜型トイレ装
置において、前記ノズルは該パネルの左右側辺部に各1
個ずつ設けられ、かつ、該各ノズルは複数個の噴出口を
有しており、該複数個の噴出口のうち上下関係にある少
なくとも2つの噴出口は、上側の噴出口の噴出方向の延
長線とパネル面とがなす角度が、下側の噴出口の噴出方
向の延長線とパネル面とがなす角度よりも小さくなるよ
うに設けられていることを特徴とする。
[作用] 本考案の水膜型トイレ装置においては、1個のノズルで
広い範囲にわたって水膜を形成できるから、ノズルの個
数はパネルの左右側辺部に各1個ずつで足りる。
広い範囲にわたって水膜を形成できるから、ノズルの個
数はパネルの左右側辺部に各1個ずつで足りる。
[実施例] 第1図は実施例に係る水膜型トイレ装置の斜視図、第2
〜5図はノズルの構成図及び作動図である。
〜5図はノズルの構成図及び作動図である。
本実施例の水膜型トイレ装置にあっては、パネル5の左
右側辺部に1個ずつノズル8が設けられている。
右側辺部に1個ずつノズル8が設けられている。
このノズル8は流入口9からの流路10が途中で二手に分
岐し、上段側の第1の噴出口11と下段側の第2の噴出口
12に連通している。
岐し、上段側の第1の噴出口11と下段側の第2の噴出口
12に連通している。
第1の噴出口11の噴出方向の延長線とパネル面とがなす
角度Aは小さく、第2の噴出口12の噴出方向の延長線と
パネル面とがなく角度Bは大きい。即ち、角度A<角度
Bである。
角度Aは小さく、第2の噴出口12の噴出方向の延長線と
パネル面とがなく角度Bは大きい。即ち、角度A<角度
Bである。
このため、ノズル8から水を噴出すると、第1の噴出口
11から噴出された水はノズル8から遠い部分においてパ
ネル面に当り、この遠い部分で水膜を形成する。また、
第2の噴出口12から噴出された水はノズル8に近い部分
でパネル面に当り、この部分で水膜を形成する。このた
め、1個のノズル8で広い範囲にわたって水膜が形成さ
れる。従って、ノズルの設置個数がパネルの左右側辺部
に各1個ずつで足り、ノズルの設置施工や配管接続施工
が簡単になる。
11から噴出された水はノズル8から遠い部分においてパ
ネル面に当り、この遠い部分で水膜を形成する。また、
第2の噴出口12から噴出された水はノズル8に近い部分
でパネル面に当り、この部分で水膜を形成する。このた
め、1個のノズル8で広い範囲にわたって水膜が形成さ
れる。従って、ノズルの設置個数がパネルの左右側辺部
に各1個ずつで足り、ノズルの設置施工や配管接続施工
が簡単になる。
なお、第1図のその他の構成は第6図と同様であり、同
一符号は同一部分を示す。符号13は排水口であり、V字
形の垂受部14の下方部分に設けられている。パネル面を
流下した水は排水溝6から該排水口13を経て排出され
る。
一符号は同一部分を示す。符号13は排水口であり、V字
形の垂受部14の下方部分に設けられている。パネル面を
流下した水は排水溝6から該排水口13を経て排出され
る。
上記実施例では1個のノズル8に2個の噴出口11、12が
設けられているが、3個以上の噴出口を設けても良い。
設けられているが、3個以上の噴出口を設けても良い。
[効果] 以上の通り、本考案の水膜型トイレ装置によるとノズル
の設置作業や配管接続作業が簡単になる。
の設置作業や配管接続作業が簡単になる。
第1図は実施例に係る水膜型トイレ装置の斜視図、第2
図はノズル8の斜視図、第3図は第2図のIII−III線断
面図、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図はノズ
ル8の作動説明図、第6図は従来例を示す斜視図であ
る。 1…ブース、2,3…側壁、4…床部、5…パネル、6…
排水溝、7,8…ノズル、11,12…噴出口。
図はノズル8の斜視図、第3図は第2図のIII−III線断
面図、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図はノズ
ル8の作動説明図、第6図は従来例を示す斜視図であ
る。 1…ブース、2,3…側壁、4…床部、5…パネル、6…
排水溝、7,8…ノズル、11,12…噴出口。
フロントページの続き (72)考案者 宮脇 伸歩 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 近藤 峰治 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 鈴木 里広 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 鈴木 勝久 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (56)参考文献 特開 昭60−144436(JP,A) 実開 平1−61277(JP,U) 実開 昭53−96355(JP,U) 実開 昭58−38877(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】使用者が起立する床部と、該床部の前方に
立設された透明又は半透明な尿受用パネルと、該パネル
面に対して水を噴出して該パネル面に水膜を形成するノ
ズルと、該パネルと床部との交叉隅辺に沿って設けられ
た排水溝とを有する水膜型トイレ装置において、 前記ノズルは該パネルの左右側辺部に各1個ずつ設けら
れ、かつ、該各ノズルは複数個の噴出口を有しており、
該複数個の噴出口のうち上下関係にある少なくとも2つ
の噴出口は、上側の噴出口の噴出方向の延長線とパネル
面とがなす角度が、下側の噴出口の噴出方向の延長線と
パネル面とがなす角度よりも小さくなるように設けられ
ていることを特徴とする水膜型トイレ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990013348U JPH0754378Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 水膜型トイレ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990013348U JPH0754378Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 水膜型トイレ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03108078U JPH03108078U (ja) | 1991-11-07 |
JPH0754378Y2 true JPH0754378Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31516769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990013348U Expired - Fee Related JPH0754378Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 水膜型トイレ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754378Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4892568A (ja) * | 1972-03-14 | 1973-11-30 | ||
JPS5672662A (en) * | 1979-11-17 | 1981-06-16 | Kinjirushi Wasabi Kk | Preparation of granular spice |
JPS6088736A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-18 | 松下電器産業株式会社 | 便器洗浄装置 |
JPS61280246A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-10 | House Food Ind Co Ltd | チルド用練り香辛料 |
JPH0526140Y2 (ja) * | 1987-10-14 | 1993-07-01 |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1990013348U patent/JPH0754378Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03108078U (ja) | 1991-11-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |