JPH0754219A - カード機を構成する円筒体間の距離調整装置 - Google Patents

カード機を構成する円筒体間の距離調整装置

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JPH0754219A
JPH0754219A JP6105624A JP10562494A JPH0754219A JP H0754219 A JPH0754219 A JP H0754219A JP 6105624 A JP6105624 A JP 6105624A JP 10562494 A JP10562494 A JP 10562494A JP H0754219 A JPH0754219 A JP H0754219A
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G15/00Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
    • D01G15/02Carding machines
    • D01G15/12Details
    • D01G15/28Supporting arrangements for carding elements; Arrangements for adjusting relative positions of carding elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 機械フレーム7上の取付け位置を調節可能な
支持部材13が、円筒体8のジャーナル部10のため
に、ベアリング14によりジャーナル部10を支持する
プレートにより構成され、該プレート13がねじアッセ
ンブリ16と弾性ワッシャ17により機械フレーム7に
固定され、ねじアッセンブリ16が前記プレート13の
長孔15を通り、また、円筒体8のジャーナル部10が
機械フレーム7の長孔12を通るようにし、支持部材1
3の位置を設定するための位置決め機構18を設けた構
成を備える。 【効果】 カード機を構成する円筒体間の距離調整を短
時間で容易に且つ確実に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカード機を構成する円筒
体間の距離調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】羊毛から糸を精製する際には、もつれた
り、あるいは塊になった動物繊維である羊毛の房を一本
の繊維になるまで徐々にほぐし、予め洗浄作業を羊毛に
対して行った際に該羊毛から離脱しなかった葉、枝等の
植物質の異物や砂等の鉱物質の異物を除去した後、これ
らの一本ずつにほぐされた繊維を、可能な限り規則的に
ボイルの形にし、これを糸のもととなる連続的に巻き取
られた布地の形の圧縮する作業が行われている。
【0003】従来、上述したすべての作業は、カード機
という機械により実施されている。
【0004】図6に示すように、カード機は、互いに平
行に且つそれぞれ回転可能に支持された複数(図6にお
いては3つ)の円筒体(ドラム)1、円筒体(加工機)
2、円筒体(クリーナー)3を有している(実際のカー
ド機では、円筒体1,2,3のほかに、図示されていな
い破砕機、ドッファーと呼称される他の円筒体が加わ
る)。
【0005】図6において、円筒体1は時計方向(矢印
a方向)、円筒体2は反時計方向(矢印b方向)、円筒
体3は反時計方向(矢印c方向)へ回転駆動されるよう
になっており、また、円筒体1,2,3の回転速度は、
下記の式(1)から式(3)の関係を満たすように設定
されている。
【0006】
【数1】V1>V2…(1) V1>V3…(2) V3>V2…(3) (V1,V2,V3:円筒体1,2,3の回転速度)
【0007】これらの円筒体1,2,3の外周部には、
鋼の弾力のある先端か、鋸歯状の鋼の硬いライニング
4,5,6がそれぞれ設けられ、また、先に述べた円筒
体1,2,3は、互いにライニング4,5,6が接触し
ないように、極めて近接した状態に支持されている。
【0008】上述した構成を有するカード機では、円筒
体1,2,3を前記の式(1)から式(3)の関係が保
たれるように回転駆動させたうえ、円筒体1のライニン
グ4に羊毛の房を係合させると、該羊毛の房は、円筒体
1,2の間において繊維にほぐされるとともに、ライニ
ング4より離脱して円筒体2のライニング5に係合する
(この作動をカーディングと呼称している)。
【0009】次いで、ライニング5に係合した繊維は、
円筒体2,3の間においてライニング5から離脱して円
筒体3のライニング6に係合する(この作動をストリッ
ピングと呼称している)。
【0010】更に、ライニング6に係合した繊維は、円
筒体3,1の間において、ライニング6を離脱して円筒
体1のライニング4に係合し(この作動をストリッピン
グと呼称している)、このとき、羊毛に付着していた異
物の除去が行われる。
【0011】上述した作業を行うカード機では、各円筒
体1,2,3の相互の間隔が適切に保持されていない
と、羊毛の房を一本の繊維になるまで徐々にほぐす作
業、羊毛に付着している異物を取り除く作業等が確実に
行われないことがある。
【0012】この各円筒体1,2,3の相互の間隔を調
整する際には、カード機を停止させた状態において、各
円筒体1,2,3を枢支するベアリングのハウジングを
カード機本体に固定するナットを緩めた後、前記のハウ
ジングとカード機本体との間に予め介在させてあるシム
あるいは偏心機構等を調整することにより、各円筒体
1,2,3の相対的な位置を修正し、更に前記のナット
を締めつけてベアリングのハウジングをカード機本体に
固定することにより、各円筒体1,2,3の相互の間隔
が適切に保持されるようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各円筒
体1,2,3は、その両端のジャーナル部分がカード機
本体に対して枢支されているので、上述した各円筒体
1,2,3の間隔調整作業を行う際には、カード機の両
側部において、ナットを緩める作業、円筒体1,2,3
の相対的な位置を修正する作業、ナットを締めつける作
業等を実施しなければならない。
【0014】特に、各円筒体1,2,3の間隔調整作業
は熟練を要するとともに、各円筒体1,2,3のの間隔
調整作業を頻繁に行う必要がある場合には、カード機の
生産効率が低下してしまう。
【0015】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、カード機を構成する円筒体間の距離調整を容易に且
つ確実に行えるようにすることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のカード機を構成する円筒体間の距離調整装置
においては、円筒体8のために、機械フレーム7上の取
付け位置を調節可能で遠隔操作調節の位置決め機構18
と共働する支持部材13を備えている。
【0017】具体的には、機械フレーム7上の取付け位
置を調節可能な支持部材13が、円筒体8のジャーナル
部10のために、ベアリング14によりジャーナル部1
0を支持するプレートにより構成され、該プレート13
がねじアッセンブリ16と弾性ワッシャ17により機械
フレーム7に固定され、ねじアッセンブリ16が前記プ
レート13の長孔15を通り、また、円筒体8のジャー
ナル部10が機械フレーム7の長孔12を通るようにす
る。
【0018】また、機械フレーム7上の取付け位置を調
節可能な支持部材13と共働する遠隔操作調節の位置決
め機構18が、アクチュエータ25により回転可能に機
械フレーム7に取付けられ、円筒体8のジャーナル部1
0を支持する支持部材13を成すプレートと共働するゲ
ージホルダ21により構成されるようにする。
【0019】
【作用】本発明のカード機を構成する円筒体間の距離調
整装置では、円筒体8の位置を位置決め機構18により
設定した後、支持部材13を適宜移動させると円筒体8
を所定の位置へ移動する。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0021】図1及び図2は本発明のカード機を構成す
る円筒体間の距離調整装置の第1の実施例を示すもので
ある。
【0022】7はカード機本体の機械フレーム、8,9
はカード機を構成する円筒体であり、該円筒体8,9
は、それぞれその両体部にジャーナル部10,11を有
している(図1及び図2において円筒体8,9の外周部
に設けるべきライニングは省略されている)。
【0023】一方の円筒体8のジャーナル部10は、機
械フレーム7に穿設された長孔12を貫通し且つ機械フ
レーム7に沿って移動し得る平板状の支持部材13の一
端部に設けたベアリング14に枢支されている。
【0024】上記の長孔12は、円筒体8が必要とする
移動量を満たす形状に形成されている。
【0025】また、他方の円筒体9のジャーナル部11
は、前記の機械フレーム7に図示されていないベアリン
グを介して枢支されている。
【0026】支持部材13は、その一側面が機械フレー
ム7に当接するように配置されている。
【0027】また、支持部材13には、先に述べた長孔
12と同様に、円筒体8が必要とする移動量を満たす形
状の長孔15,15が穿設されており、この長孔15,
15は、その長手方向が前記の長孔12と同方向に揃え
られている。
【0028】各長孔15,15には、ボルト(ねじアッ
センブリ)16,16が挿通されており、該ボルト1
6,16は前記の機械フレーム7に対して螺合されてい
る。
【0029】また、各ボルト16,16の頭部と支持部
材13の他側面との双方に当接するようにボルト16,
16の首部には弾性ワッシャ17,17(この弾性ワッ
シャ17,17には、金属製スプリングワッシャ、合成
樹脂性ワッシャ等を適用することが好ましい)が遊嵌さ
れている。
【0030】すなわち、支持部材13は、ボルト16,
16によって機械フレーム7から脱落しないように支持
され、また、弾性ワッシャ17,17の弾撥力によっ
て、機械フレーム7に対する摺動を許容されつつ機械フ
レーム7に当接するようになっている。
【0031】従って、支持部材13は、ボルト16,1
6の機械フレーム7に対する締結状態を調整することな
く、該機械フレーム7に沿って摺動することができる。
【0032】更に、機械フレーム7には、前記の支持部
材13の他端と対向するように位置決め機構18が設け
られている。
【0033】この位置決め機構18は、円筒体8に対し
て平行な回転軸19と、該回転軸19を支持部材13の
他端側に位置するように機械フレーム7に枢支するベア
リング20と、前記の回転軸19に対して固着されたゲ
ージホルダ21(本実施例においてゲージホルダ21は
正四角平面形状を有しているが、平面形状を他の形状と
してもよい)と、前記支持部材13の他端部に当接し得
るようにゲージホルダ21に対して固着されたそれぞれ
全長が異なる複数(本実施例においては4つだがその数
は2以上であれば適宜増減することができる)のゲージ
22(dは回転軸19の中心からゲージ22の端部まで
の距離を示している)と、前記のゲージホルダ21に回
転軸19に対して同軸に位置するように固着されたラチ
ェット23(ラチェット23の歯数は、前記のゲージ2
2の数と合致させる)と、前記のゲージホルダ21を中
心として支持部材13とは反対側に位置するように且つ
ロッド(作動杆)24が前記のラチェット23を回動さ
せ得るように機械フレーム7に支持されたアクチュエー
タ(ジャッキ)25とから構成されている。
【0034】上記の位置決め機構18では、アクチュエ
ータ25のロッド24を順次前進後退させることによ
り、ラチェット23を介してゲージホルダ21を90゜
ずつ回動させることができ、これにより、各ゲージ22
を順次支持部材13の他端端部に対向させることができ
る。
【0035】26は長手方向移動装置(ジャッキ)であ
り、該長手方向移動装置26は、前記のゲージホルダ2
1を中心として支持部材13とは反対側に位置するよう
に且つ該支持部材13の移動方向に対し平行となるよう
に配置されている。
【0036】この長手方向移動装置26の本体部分は、
機械フレーム7に支持され、また長手方向移動装置26
のロッド27は前記支持部材13に連結されている。
【0037】上述した構成を有するカード機を構成する
円筒体間の距離調整装置では、円筒体8,9の間隔を調
整する際には、長手方向移動装置26をそのロッド27
が前進するように作動させることによって、支持部材1
3を長手方向移動装置26に対して離反する方向へ変位
させる。
【0038】支持部材13が長手方向移動装置26に対
して離反する方向へ変位すると、支持部材13の変位に
伴い、ベアリング14、ジャーナル部10を介し一方の
円筒体8が他方の円筒体9に対して離反する方向へ変位
し、よって、支持部材13とそれに対峙している位置決
め機構18のゲージ22の端部との間に間隙が形成され
る。
【0039】次いで、アクチュエータ25を作動させて
そのロッド24を順次前進後退させることにより、ラチ
ェット23を介してゲージホルダ21を90゜ずつ回動
させ、所要の長さを有するゲージ22を支持部材13の
他端部に対峙させる。
【0040】すなわち、円筒体8,9の間隔がより大き
くなるようにしたい場合には、支持部材13と対峙する
ゲージ22がより長いものとなるように、また、円筒体
8,9の間隔がより小さくなるようにしたい場合には、
支持部材13と対峙するゲージ22がより短いものとな
るようにする。
【0041】所要の長さを有するゲージ22を支持部材
13の他端部に対峙させたならば、長手方向移動装置2
6をそのロッド27が後退するように作動させることに
よって、支持部材13を長手方向移動装置26に対して
近接する方向へ変位させるようにする。
【0042】支持部材13が長手方向移動装置26に対
して近接する方向へ変位すると、支持部材13の変位に
伴い、ベアリング14、ジャーナル部10を介し一方の
円筒体8が他方の円筒体9に対して近接する方向へ変位
し、よって、支持部材13とそれに対峙している位置決
め機構18のゲージ22とが当接する。
【0043】このように、本実施例においては、長手方
向移動装置26により一方の円筒体8を他方の円筒体9
に対して近接離反させることができ、また、アクチュエ
ータ25により所定のゲージ22を支持部材13に対し
て対峙させることができるので、カード機を構成する円
筒体8,9の間の距離調整を容易に行うことが可能とな
る。
【0044】なお、上述した本発明のカード機を構成す
る円筒体間の距離調整装置の第1の実施例の添付図面に
示していない改変例によれば、円筒体(コーム)の位置
調整のために、該コームの各端について、機械フレーム
7上の取付位置を調整可能な支持部材13がピローブロ
ック(pillow block)を形成するスライド
ウエイにより構成される。
【0045】スライドウエイは機械フレーム7のレール
に沿ってガイドされると共に、自由端で遠隔制御の位置
決め機構18と共働するのに使われるロッド並びに長手
方向移動装置26との接続手段を有する。
【0046】このような場合でも、位置調節の仕方は上
記した円筒体8,9の場合と同様である。
【0047】図3から図5は本発明のカード機を構成す
る円筒体間の距離調整装置の第2の実施例を示すもので
あり、図中、図1及び図2と同一の符号を付した部分は
同一物を表している。
【0048】本実施例は、円筒体8と主スイフト28と
の間の距離を調整するために、機械フレーム7上の位置
で、主スイフト28の軸に対して半径方向に調節でき、
作動制御装置29によって作動される支持アッセンブリ
手段30により構成されている。
【0049】支持アッセンブリ手段30は、機械フレー
ム7上の位置で対応支持部31の端にある軸受32内に
取付けられ、円筒体8のジャーナル部10を受ける第一
偏心スリーブ33と、円筒体9に対して円筒体8の位置
を拘束し、機械フレーム7と共働する第二偏心スリーブ
34とによって構成されることが好ましい。
【0050】作動制御装置29は、円筒体8のジャーナ
ル部10を受ける第一偏心スリーブ33の対応ピニオン
上で、中間ピニオン35と噛合しているピニオン36に
よって作動する減速装置37(この場合、ピニオン36
は、さらに機械フレーム7(図3参照)上に設けられた
ガイド板38と共働する第二偏心スリーブと連帯する)
と、 減速機の軸に連結された第一偏心スリーブ33の
回転時の位置を制御する第一センサ39と、自動演算装
置(図示せず)に接続されて作動制御装置29を起動
し、減速装置37のピニオン36と共働する(図3及び
図5参照)第二センサ40とによって構成されている。
【0051】このような構成によって、減速装置37の
作動により、ピニオン36,35,41が噛み合い、第
一偏心スリーブ33の回転の伝導と、円筒体8と主スイ
フト28との間の距離の調節が行われる。
【0052】第二センサ40によって装置が始動する
と、第一偏心スリーブ33の回転位置は完全に制御され
る。
【0053】さらに、第二偏心スリーブ34が設けられ
ているので、対応支持部31の位置が円筒体9に対し
て、常に同等に保持される。
【0054】本実施例によれば、ジャッキ等のアクチュ
エータにより重量物の移動を自動的に行うことができ、
重量物の手動扱い及び手動調節をなくすことができて、
カード機を構成する円筒体間の距離調整を短時間で容易
に且つ確実に行えるようになるので、カード機の生産効
率が向上する。
【0055】しかも、全ての調節が動力供給によりなさ
れるので、オペレータは必要な調節をプログラムするだ
けで済み、自動装置は熟練したオペレータの介入なしに
これら調節作業を行うことができる。
【0056】従って、熟練者を必要としないので、コス
トが節約できる。
【0057】なお、本発明のカード機を構成する円筒体
間の距離調整装置は上述した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々変更を加え得ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカード機を
構成する円筒体間の距離調整装置によれば、ジャッキ等
のアクチュエータにより重量物の移動を自動的に行うこ
とができ、重量物の手動扱い及び手動調節をなくすこと
ができて、カード機を構成する円筒体間の距離調整を短
時間で容易に且つ確実に行えるようになるので、カード
機の生産効率が向上する、という優れた作用効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード機を構成する円筒体間の距離調
整装置の第1の実施例を示す破断平面断面図である。
【図2】本発明のカード機を構成する円筒体間の距離調
整装置の第1の実施例を示す側面図である。
【図3】本発明のカード機を構成する円筒体間の距離調
整装置の第2の実施例を示す破断平面断面図である。
【図4】本発明のカード機を構成する円筒体間の距離調
整装置の第2の実施例を示す部分側面図である。
【図5】本発明のカード機を構成する円筒体間の距離調
整装置の第2の実施例における起動センサの部分側面図
である。
【図6】カード機の作動を示す概念図である。
【符号の説明】
7 機械フレーム 8 円筒体 10 ジャーナル部 12,15 長孔 13 支持部材 14 ベアリング 16 ねじアッセンブリ 17 弾性ワッシャ 18 位置決め機構 21 ゲージホルダ 22 ゲージ 23 ラチェット 24 ロッド 25 アクチュエータ 26 長手方向移動装置 28 主スイフト 29 作動制御装置 30 支持アッセンブリ手段 31 対応支持部 32 軸受 33 第一偏心スリーブ 34 第二偏心スリーブ 35,36 ピニオン 37 減速装置 39 第一センサ 40 第二センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒体(8)のために、機械フレーム
    (7)上の取付け位置を調節可能で遠隔操作調節の位置
    決め機構(18)と共働する支持部材(13)により構
    成されることを特徴とするカード機を構成する円筒体間
    の距離調整装置。
  2. 【請求項2】 機械フレーム(7)上の取付け位置を調
    節可能な支持部材(13)が、円筒体(8)のジャーナ
    ル部(10)のために、ベアリング(14)によりジャ
    ーナル部(10)を支持するプレートにより構成され、
    該プレート(13)がねじアッセンブリ(16)と弾性
    ワッシャ(17)により機械フレーム(7)に固定さ
    れ、ねじアッセンブリ(16)が前記プレート(13)
    の長孔(15)を通り、また、円筒体(8)のジャーナ
    ル部(10)が機械フレーム(7)の長孔(12)を通
    ることを特徴とする請求項1に記載のカード機を構成す
    る円筒体間の距離調整装置。
  3. 【請求項3】 好ましくは、機械フレーム(7)上の取
    付け位置を調節可能な支持部材(13)と共働する遠隔
    操作調節の位置決め機構(18)が、アクチュエータ
    (25)により回転可能に機械フレーム(7)に取付け
    られ、円筒体(8)のジャーナル部(10)を支持する
    支持部材(13)を成すプレートと共働するゲージホル
    ダ(21)により構成されることを特徴とする請求項1
    または2に記載のカード機を構成する円筒体間の距離調
    整装置。
  4. 【請求項4】 好ましくは、ゲージホルダ(21)が多
    角形状で、その各面に円筒体(8)のジャーナル部(1
    0)を支持する支持部材(13)を成すプレートの対応
    端に当接するゲージ(22)を備えており、各ゲージ
    (22)はそれぞれ長さが異なることを特徴とする請求
    項3に記載のカード機を構成する円筒体間の距離調整装
    置。
  5. 【請求項5】 好ましくはアクチュエータ(25)がジ
    ャッキにより構成され、そのロッド(24)が、ゲージ
    ホルダ(21)に固定されたラチェット(23)等と共
    働することを特徴とする請求項3に記載のカード機を構
    成する円筒体間の距離調整装置。
  6. 【請求項6】 機械フレーム(7)上の取付け位置を調
    節可能な支持部材(13)を成す各プレートが、好まし
    くはジャッキである長手方向移動装置(26)に接続さ
    れることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    に記載のカード機を構成する円筒体間の距離調整装置。
  7. 【請求項7】 円筒体(8)の位置調整のため、機械フ
    レーム(7)上の取付け位置を調節可能な支持部材(1
    3)が、前記円筒体(8)のジャーナル部(10)につ
    いてピローブロックを成すスライドウエイにより構成さ
    れ、該スライドが機械フレーム(7)のレールに沿って
    ガイドされると共に、自由端で遠隔制御の位置決め装置
    と共働するロッド並びに長手方向移動装置(26)との
    接続手段を有することを特徴とする請求項1に記載のカ
    ード機を構成する円筒体間の距離調整装置。
  8. 【請求項8】 円筒体(8)と主スイフト(28)の間
    の距離を調節する装置が、円筒体(8)ごとに、機械フ
    レーム(7)上の位置で、前記の主スイフト(28)の
    軸に対して半径方向に調節でき、作動制御装置(29)
    によって作動される支持アッセンブリ手段(30)によ
    り構成されることを特徴とする請求項1に記載のカード
    機を構成する円筒体間の距離調整装置。
  9. 【請求項9】 機械フレーム(7)上の位置で、前記主
    スイフト(28)の軸に対して半径方向に調節できる支
    持アッセンブリ手段(30)が、機械フレーム(7)の
    対応支持部(31)の端にある軸受(32)内に取り付
    けられ、円筒体(8)のジャーナル部(10)を受ける
    第一偏心スリーブ(33)と、円筒体(9)に対して円
    筒体(8)の位置を拘束し、機械フレーム(7)と共同
    作動する第二偏心スリーブ(34)とによって構成され
    ることを特徴とする請求項8に記載のカード機を構成す
    る円筒体間の距離調整装置。
  10. 【請求項10】 作動制御装置(29)が、円筒体
    (8)のジャーナル部(10)を受ける第一偏心スリー
    ブ(33)の連帯ピニオン上で、中間ピニオン(35)
    と噛み合っているピニオン(36)によって作動する減
    速装置(37)と、減速装置(37)の軸に連結された
    第一偏心スリーブ(33)の回転時の位置を制御する第
    一センサ(39)と、自動演算装置に接続されて作動制
    御装置(29)を起動し、減速装置(37)のピニオン
    (36)と共働する第二センサ(40)とによって構成
    されることを特徴とする請求項8または請求項9に記載
    のカード機を構成する円筒体間の距離調整装置。
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