JPH0754198Y2 - 細長いローラ - Google Patents

細長いローラ

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JPH0754198Y2
JPH0754198Y2 JP1987143615U JP14361587U JPH0754198Y2 JP H0754198 Y2 JPH0754198 Y2 JP H0754198Y2 JP 1987143615 U JP1987143615 U JP 1987143615U JP 14361587 U JP14361587 U JP 14361587U JP H0754198 Y2 JPH0754198 Y2 JP H0754198Y2
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JP
Japan
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roller
members
rollers
groove
welding
Prior art date
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JP1987143615U
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English (en)
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JPS6447735U (ja
Inventor
重也 船橋
孝 加藤
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Nishimura Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nishimura Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ウエブ材料を巻き取る巻取機のウエブ材料
ガイドローラ、ウエブ材料押えローラなどの細長いロー
ラに関するものである。
従来例の構成とその問題点 たとえば、紙などの広幅のウエブ材料を巻き取る巻取機
の場合、ガイドローラによってウエブ材料が案内され、
ウエブ材料が巻取位置に導かれ、巻取ローラに巻き取ら
れるのは周知のとおりである。普通、ガイドローラは中
空の円筒状ローラからなり、極めて細長い。その直径は
30〜50cmであり、その長さは4〜10mに達する。さら
に、巻取位置において、押えローラがウエブ材料と接触
し、その接圧がウエブ材料に作用し、ウエブ材料は緊密
に巻き取られる。押えローラも中空の円筒状ローラから
なり、極めて細長い。
ところで、この種の円筒状ローラからなる細長いローラ
を製造するに当たっては、普通、引き抜きまたは押し出
し加工によって細長いローラが一体成型される。しかし
ながら、細長いローラを引き抜きまたは押し出し加工す
るのは容易ではなく、その製造コストが高いという問題
があった。さらに、細長いローラを高速回転させると
き、これを円滑に加速および減速するには、ローラ全体
を軽量化し、その慣性質量を減少させることが好まし
い。円筒状ローラからなる細長いローラの軽量化におい
て、それに最も大きく影響するのは、ローラの周壁の厚
さである。したがって、ローラの周壁を薄くすることが
好ましい。しかしながら、細長いローラの場合、自重に
よってローラの撓みが生じやすく、ローラの回転ぶれが
生じやすい。ローラのねじれも生じやすい。したがっ
て、ローラの強度および剛性を保つ必要がある。ローラ
の周壁を薄くすると、ローラの強度が減少し、その剛性
が低下するのはさけられない。このため、ローラの周壁
を薄くすることができず、ローラの軽量化が制限される
という問題もあった。
考案の目的 したがって、この考案は、円筒状ローラからなる細長い
ローラの製造コストを低減すること、およびローラの剛
性を向上させ、その周壁を薄くしても、ローラの撓みお
よびねじれが生じないようにすることを目的としてなさ
れたものである。
考案の構成 この考案によれば、複数の金属板(2)をそれぞれ曲げ
加工し、円筒状に湾曲させ、前記各金属板(2)の両側
縁をそれぞれ開先加工し、開先溶接(3)によって前記
各金属板(2)の両側縁間を溶接し、これによって同一
径の複数の円筒状ローラ(1)を形成するとともに、前
記各ローラ(1)をその軸方向に整合させ、複数のディ
スク状リブ(4)を前記各ローラ(1)間に配置し、前
記各リブ(4)として複数対のディスク状部材(5),
(6)を使用し、前記各ローラ(1)間において、前記
各ローラ(1)の先端を前記各部材(5),(6)の外
周面に嵌合させ、プラグ溶接(10)によって前記ローラ
(1)と前記部材(5),(6)間を溶接し、さらに、
前記各部材(5),(6)の端面を互いに対向させ、前
記各部材(5),(6)の軸方向にのびるボルト(9)
によって前記各部材(5),(6)を固定し、前記各部
材(5),(6)間において、その対向端面の外周縁を
それぞれ開先加工し、開先溶接(11)によって前記ロー
ラ(1)と前記部材(5),(6)間を溶接したことを
特徴とする細長いローラが提供される。
実施例の説明 以下、この考案の実施例を説明する。
第1図において、このローラは複数の円筒状ローラ
(1)を有する。第5図に示すように、ローラ(1)は
鋼板などの金属板(2)を曲げ加工したものである。そ
して、複数の金属板(2)がそれぞれ曲げ加工され、円
筒状に湾曲し、その両側縁が開先加工され、開先溶接
(3)によって各金属板(2)の両側縁間が溶接され
る。これによって複数の円筒状ローラ(1)が形成され
ているものである。
さらに、このローラは複数のディスク状リブ(4)を有
し、リブ(4)は各ローラ(1)間に配置されている。
第3図および第4図に示すように、リブ(4)は一対の
ディスク状部材(5)、(6)からなる。そして、部材
(5)の突起(7)が部材(6)の孔(8)に嵌合さ
れ、ボルト(9)によって部材(5)、(6)が締め付
けられ、固定されている。
そして、各ローラ(1)の両端が各リブ(4)の外周面
に嵌合されているものである。さらに、複数の孔が各ロ
ーラ(1)の両端に形成され、プラグ溶接(10)によっ
てローラ(1)とリブ(4)間が溶接されている。さら
に、各リブ(4)の外周面が開先加工され、開先溶接
(11)によって各ローラ(1)間、およびローラ(1)
とリブ(4)間が溶接されている。
なお、左端および右端のローラ(1)については、一対
のジャーナル(12)がそのローラ(1)の一端に嵌合さ
れている。そして、第2図に示すように、複数の孔がロ
ーラ(1)の周壁に形成され、プラグ溶接(13)によっ
てローラ(1)とジャーナル(12)が溶接されている。
したがって、このローラについては、前記従来のよう
に、細長いローラを引き抜きまたは押し出し加工する必
要はない。複数の金属板(2)をそれぞれ曲げ加工し、
円筒状に湾曲させ、開先溶接(3)によってその両側縁
間を溶接する。その後、プラグ溶接(10)および開先溶
接(11)によってローラ(1)とリブ(4)間を溶接す
ればよく、その製造コストは低い。
さらに、このローラの場合、ディスク状リブ(4)によ
ってローラ全体が補強され、その剛性は高い。したがっ
て、細長いローラであっても、自重によってローラの撓
みが生じるおそれはなく、回転ぶれが生じるおそれはな
い。ローラのねじれが生じるおそれもない。したがっ
て、ローラ(1)の周壁を薄くすることができる。ロー
ラ(1)の周壁を薄くしても、その剛性は保たれ、ロー
ラの撓みおよびねじれは生じない。したがって、ローラ
全体を軽量化することができ、その慣性質量を減少させ
ることができる。したがって、細長いローラを高速回転
させるとき、これを円滑に加速および減速させることが
できる。
発明の効果 以上説明したように、この考案によれば、複数の金属板
(2)がそれぞれ曲げ加工され、円筒状に湾曲し、各金
属板(2)の両側縁がそれぞれ開先加工され、開先溶接
(3)によって各金属板(2)の両側縁間が溶接され、
これによって同一径の複数の円筒状ローラ(1)が形成
される。また、各ローラ(1)がその軸方向に整合さ
れ、複数のディスク状リブ(4)が各ローラ(1)間に
配置され、各リブ(4)として複数対のディスク状部材
(5),(6)が使用され、各ローラ(1)間におい
て、各ローラ(1)の先端が各部材(5),(6)の外
周面に嵌合され、プラグ溶接(10)によってローラ
(1)と部材(5),(6)間が溶接される。さらに、
各部材(5),(6)の端面が互いに対向し、各部材
(5),(6)の軸方向にのびるボルト(9)によって
各部材(5),(6)が固定され、各部材(5),
(6)間において、その対向端面の外周縁がそれぞれ開
先加工され、開先溶接(11)によってローラ(1)と部
材(5),(6)間が溶接される。
したがって、この考案によれば、たとえば、巻取機のガ
イドローラ、押さえローラなどの極めて細長いローラで
あっても、金属板(2)およびディスク状部材(5),
(6)によって細長いローラを製造することができる。
細長いローラを引き抜き加工または押し出し加工する必
要はなく、その製造コストは低い。また、金属板(2)
の曲げ加工後、開先溶接(3)によって各金属板(2)
の両側縁間を溶接し、その後、各ローラ(1)の先端を
各部材(5),(6)の外周面に嵌合させ、プラグ溶接
(10)によってローラ(1)と部材(5),(6)間を
溶接する。次いで、各部材(5),(6)の端面を互い
に対向させ、ボルト(9)によって各部材(5),
(6)を固定する。その後、開先溶接(11)によってロ
ーラ(1)と部材(5),(6)間を溶接すればよく、
その作業は容易である。しかも、プラグ溶接(10)によ
ってローラ(1)と部材(5),(6)間が溶接され、
ボルト(9)によって各部材(5),(6)が固定さ
れ、開先溶接(11)によってローラ(1)と部材
(5),(6)間が溶接され、これによってローラ全体
が補強される。したがって、その剛性が高く、ローラの
撓みおよびねじれは生じない。この結果、ローラ(1)
の周壁を薄くし、ローラ全体を軽量化し、その慣性質量
を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断面図、 第2図は第1図の円筒状ローラとジャーナルの拡大断面
図、 第3図は第1図の円筒状ローラとディスク状リブの拡大
断面図、 第4図は第3図の円筒状ローラとディスク状リブの横断
面図、 第5図は第1図の円筒状ローラの斜視図である。 (1)……円筒状ローラ (2)……金属板 (4)……ディスク状リブ
フロントページの続き (72)考案者 加藤 孝 京都府京都市南区上鳥羽南苗代町21番地 株式会社西村製作所内 (56)参考文献 特開 昭48−16705(JP,A) 実公 昭46−2288(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の金属板(2)をそれぞれ曲げ加工
    し、円筒状に湾曲させ、前記各金属板(2)の両側縁を
    それぞれ開先加工し、開先溶接(3)によって前記各金
    属板(2)の両側縁間を溶接し、これによって同一径の
    複数の円筒状ローラ(1)を形成するとともに、前記各
    ローラ(1)をその軸方向に整合させ、複数のディスク
    状リブ(4)を前記各ローラ(1)間に配置し、前記各
    リブ(4)として複数対のディスク状部材(5),
    (6)を使用し、前記各ローラ(1)間において、前記
    各ローラ(1)の先端を前記各部材(5),(6)の外
    周面に嵌合させ、プラグ溶接(10)によって前記ローラ
    (1)と前記部材(5),(6)間を溶接し、さらに、
    前記各部材(5),(6)の端面を互いに対向させ、前
    記各部材(5),(6)の軸方向にのびるボルト(9)
    によって前記各部材(5),(6)を固定し、前記各部
    材(5),(6)間において、その対向端面の外周縁を
    それぞれ開先加工し、開先溶接(11)によって前記ロー
    ラ(1)と前記部材(5),(6)間を溶接したことを
    特徴とする細長いローラ。
JP1987143615U 1987-09-18 1987-09-18 細長いローラ Expired - Lifetime JPH0754198Y2 (ja)

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JP1987143615U JPH0754198Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 細長いローラ

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JP1987143615U JPH0754198Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 細長いローラ

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JPS6447735U JPS6447735U (ja) 1989-03-24
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KR101602136B1 (ko) * 2014-09-24 2016-03-11 주식회사 제이에스텍 내통고정 외통회전식 원단피딩롤의 타공판

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