JP2567161Y2 - シャッターにおけるシャフト構造 - Google Patents

シャッターにおけるシャフト構造

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Publication number
JP2567161Y2
JP2567161Y2 JP1991009123U JP912391U JP2567161Y2 JP 2567161 Y2 JP2567161 Y2 JP 2567161Y2 JP 1991009123 U JP1991009123 U JP 1991009123U JP 912391 U JP912391 U JP 912391U JP 2567161 Y2 JP2567161 Y2 JP 2567161Y2
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JP
Japan
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shutter
shaft
slats
main surface
pitch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991009123U
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English (en)
Other versions
JPH053593U (ja
Inventor
毅 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、直径を大きくせずに力
学的強度に優れたものにできるシャッターにおけるシャ
フト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常シャッターにおける巻取シャフト
は、たわみ量や、シャフトの許容応力度の関係からその
直径が決められているものである。
【0003】従って、シャッターの高さや幅が大きくな
れば、巻取シャフトの径もそれに比例して大きくなるも
のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前述の理由等により大
型大重量のシャッターにおいては、巻取シャフトが大き
くなると共にシャッターの最大巻径も大きくなり、結果
として、シャッターケースが大きくなり、据付条件の制
限が厳しくなるのみならず、価格が割高となる等の不都
合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案を、長尺
な複数の補強材を、断面略円形のシャフト部の外周縁に
長手方向に沿って固着し、前記補強材はシャッターカー
テンのスラットの主面より小幅で、且つスラットの主面
の凹側面内に収納可能とし、補強材相互間のピッチとス
ラット相互間のピッチとを同一としてなるシャッターに
おけるシャフト構造としたことにより、巻取シャフトの
力学的強度を充分に保ちつつ、且つ、その直径を小径と
することができ、前記課題を解決したものである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0007】Aは巻取シャフトであって、シャフト部1
は筒状をなしており、その外周縁に複数の補強材2,
2,…がシャフト部1の長手方向に沿って固着されてい
る。
【0008】該シャフト部1の断面方向の中心には支持
軸3,3が形成されている。シャフト部1はシャッター
カーテンBを巻き取るものであって、そのシャッターカ
ーテンBを構成する複数のスラット4,4,…は、主面
4aの上下方向に連結部4b、4bが形成されている。
【0009】前記スラット4,4,…の主面4aは、シ
ャッターカーテンBが垂下状に配置された状態では、断
面形状が偏平コ字状をなし、一方の側面が膨出側面,他
方側面が凹側面となっている。図6乃至図9では、前記
主面4aは、断面形状が偏平門形状をなしている。
【0010】前記補強材2は、スラット4の主面4aの
凹側面内に収容可能な構成となっており、また、シャフ
ト部1の外周縁に、該シャフト部1の長手方向に沿って
固着された補強材2,2相互間のピッチと、シャッター
カーテンBのスラット4,4相互間のピッチとが一致す
るように配置固着されている。
【0011】補強材2,2,…は、その形状において種
々の実施例が存在しており、図3,図4に示すように、
フラットバー等の帯板鋼が使用されている。
【0012】第2実施例では、図5に示すように、断面
コ字状の溝形鋼が使用されている。また、第3実施例で
は、図6に示すように、断面ハット形状の形鋼が使用さ
れ、第4実施例では、図7に示すように、断面方形状の
角パイプが使用されている。また、第5実施例では、図
8に示すように、円形状の鋼管が1乃至複数使用されて
いる。この実施例では、2本の丸パイプが使用されてい
る。さらに、第6実施例では、図9に示すように、リッ
プ溝形鋼が使用されている。
【0013】また、シャフト部1の内部には内部補強杆
5,5,…が必要に応じて設けられており、前記支持軸
3に固着されている。
【0014】図中6はケーシングであって、巻取シャフ
トA及び巻き取られたシャッターカーテンBが内装され
る。そのケーシング6内には電動機及び減速機等の原動
機部7が設けられており、シャフト部1に回転力を与え
るものである。
【0015】
【考案の効果】本考案においては、長尺な複数の補強材
2,2,…を、断面略円形のシャフト部1の周縁に長手
方向に沿って固着し、前記補強材2はシャッターカーテ
ンBのスラット4の主面4aより小幅で、且つスラット
4の主面4aの凹側面内に収納可能とし、前記補強材
2,2相互間のピッチとスラット4,4相互間のピッチ
とを同一としてなるシャッターにおけるシャフト構造と
したことにより、先ず第1に巻取シャフトAのシャフト
部1の直径を小径とし、且つ力学的に強固にすることが
できるし、第2にシャフト部1とシャッターカーテンB
のスラット4,4,…とが良好に馴染むことができる
し、第3に構造を簡単にできる等の効果を奏する。
【0016】これらの効果について詳述すると、長尺な
複数の補強材2,2,…を、断面略円形のシャフト部1
の周縁に長手方向に沿って固着したことで、シャフト部
1の直径を大きくしなくとも、補強材2の断面係数とシ
ャフト部1自体の断面係数が合わさって、相乗的にシャ
フト全体の断面係数が大きくなり、シャフト部1の力学
的強度を著しく向上させ得る。
【0017】そのために、特に、大重量のシャッターで
は、その重量に比例してシャフト径が大きくなる傾向に
あるが、本考案により、シャフト径を大きくしなくて
も、強度的に十分に耐えるようにできる大きな利点があ
る。
【0018】また、前記補強材2はシャッターカーテン
Bのスラット4の主面4aより小幅で、且つスラット4
の主面4aの凹側面内に収納可能とし、前記補強材2,
2相互間のピッチとスラット4,4相互間のピッチとを
同一としてなるため、シャッターカーテンBを巻き取っ
た状態においてスラット4,4,…と補強材2,2,…
とが直接当たることがなく、しかも、シャッターカーテ
ンBを巻き取ったときにも同一ピッチゆえにロール状と
なったシャッターカーテンBの寸法が大きくなることが
防止でき、ひいては、ケーシング6も比較的小型のもの
にできる。
【0019】また、本考案はシャフト部1の外周縁に補
強材2,2,…を固着するのみで構成されるため、構成
が簡単で安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を使用したシャッターの断面図
【図2】本考案を設けたシャッター要部の正面図
【図3】本考案の要部断面図
【図4】シャフト部及び補強材の斜視図
【図5】本考案の要部拡大断面図
【図6】補強材箇所の別の実施例の拡大断面図
【図7】補強材箇所の別の実施例の拡大断面図
【図8】補強材箇所の別の実施例の拡大断面図
【図9】補強材箇所の別の実施例の拡大断面図
【符号の説明】 B…シャッターカーテン 1…シャフト部 2…補強材 4…スラット 4a…主面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な複数の補強材を、断面略円形の
    ャフト部の周縁に長手方向に沿って固着し、前記補強
    材はシャッターカーテンのスラットの主面より小幅で、
    且つスラットの主面の凹側面内に収納可能とし、補強材
    相互間のピッチとスラット相互間のピッチとを同一とし
    てなることを特徴としたシャッターにおけるシャフト構
    造。
JP1991009123U 1991-02-01 1991-02-01 シャッターにおけるシャフト構造 Expired - Lifetime JP2567161Y2 (ja)

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JPH053593U JPH053593U (ja) 1993-01-19
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JPH053593U (ja) 1993-01-19

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