JPH0754166B2 - コンロバーナ及びその製造方法 - Google Patents

コンロバーナ及びその製造方法

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JPH0754166B2
JPH0754166B2 JP62151857A JP15185787A JPH0754166B2 JP H0754166 B2 JPH0754166 B2 JP H0754166B2 JP 62151857 A JP62151857 A JP 62151857A JP 15185787 A JP15185787 A JP 15185787A JP H0754166 B2 JPH0754166 B2 JP H0754166B2
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勝視 佐々田
暢英 西山
淳三 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭等で使用されているコンロバーナ及びその
製造方法に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のコンロバーナは、第6図に示し、以下図
面に従い詳述する。
1はコンロバーナで、バーナキャップ2はバーナボディ
3上に載置されている。4はバーナキャップ2の中央に
形成した円形の二次空気孔である。5は二次空気孔4よ
りも大きい蓋体6とバーナキャップ2の上面7との間で
二次空気孔4の上端部8に設けた二次空気流通路であ
る。この蓋体6で二次空気孔4を覆うようになってお
り、蓋体6はバーナキャップ2と着脱自在に設けたり、
蓋体6とバーナキャップ2を同一材料で一体的に成形
し、二次空気流通路5をドリル加工して構成するように
なっていた(例えば、実開昭54−117945号公報)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような蓋体6をバーナキャップ2と
別体で構成し、着脱自在とした構成では、蓋体6を設け
た目的がコンロ使用時に被加熱物内から煮こぼれした煮
汁が二次空気孔4内へ流入するのを防止することであ
る。しかし、蓋体が着脱自在であるために蓋体6を外し
てコンロを使用したり蓋体6を外した時に紛失したりす
る。また、蓋体6とバーナキャップ2は別体であるた
め、両者を鍛造あるいは鋳造等で成形した時に部品が2
点となるから、部品が1個の時と比較してコストが高い
という問題点を有していた。また、蓋体6とバーナキャ
ップ2を第6図の従来例のように同一体で構成するに
は、上下に分割する金型と左右に分割する金型が必要で
あり、耐久性の点で黄銅等の材料で作るとするとその製
作がきわめて困難であった。さらに、二次空気流通路5
を穿設した時の加工は、複数個のドリル加工等によって
設けた透孔であるために、複雑な加工装置と数回のドリ
ル加工作業が必要となって、加工コストがかかるという
問題点を有していた。
本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、コンロ
バーナキャップと煮こぼれ等の遮へい部を同一材料で一
体的に成形し、切削加工にて二次空気流通路を設けて加
工費の低減をはかり、コストを低減することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のコンロバーナは、
ガス通路部を形成するバーナボディと、前記バーナボデ
ィの上部に載置するバーナキャップを備え、前記バーナ
キャップは、中央に円形の二次空気孔を有し、周辺に前
記バーナボディ上に載置することによって多数の炎孔を
形成する本体部と、前記二次空気孔の上部に位置する遮
へい部とを具備し、前記二次空気孔の内径面より内方へ
突出し前記本体部と遮へい部を連接する凸部を、前記遮
へい部の外径の大きさφA、前記二次空気孔の直径の大
きさφB、凸部の内径の大きさφCとしてφA>φB>
φCの関係で一体的に形成し、前記遮へい部と前記本体
部間に二次空気流通路を形成し、前記二次空気通路の内
径の大きさφDはφA>φB>φD>φCの関係となる
よう構成したものである。
また、ガス通路部を形成するバーナボディと、前記バー
ナボディの上部に載置するバーナキャップとを備え、前
記バーナキャップは、中央部に二次空気孔を有し周辺に
多数の炎孔を有する本体部と、前記二次空気孔の上部に
位置する遮へい部を有するコンロバーナにおいて、前記
バーナキャップの本体部と遮へい部は、前記本体部と遮
へい部を連接する前記遮へい部の外形寸法と略同径の筒
状の突出部と、前記突出部の内面より内方へ突出すると
ともに、その上下端が前記本体部と遮へい部に連接する
凸部とともに一体成形した後、前記突出部の外周壁を前
記凸部を残して切削して前記遮へい部と前記本体部間に
前記二次空気孔に連通する二次空気流通路を形成したも
のである。
作用 本発明は上記した構成によって、バーナキャップ本体部
と、二次空気孔の上部に設けた遮へい部と、本体部と遮
へい部を連接する凸部を鍛造または鋳造等で一体成形し
た後、凸部を残して遮へい部と本体部間に二次空気流通
路を形成しているので、二次空気が燃焼炎に十分に供給
され、完全燃焼させることができる。また、遮へい部が
二次空気孔を覆っているので、二次空気孔内へ煮汁等が
流入することがなくなる。同時に、遮へい体と二次空気
流通路は炎孔等と一体成形されたバーナキャップ本体部
と一回の切削加工で形成されるのである。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図から第5図に示し、図面
にもとづいて説明する。なお、従来例と同一機能を有す
るものは同一番号を附し、説明は省略する。
9はコンロで、ゴトク10上に被加熱物11が載置されて使
用される。12は燃焼炎で操作部13の操作にてコンロバー
ナ1へ供給された燃料が炎孔14で燃焼する。バーナキャ
ップ20は第3図に示すように半完成品の状態では、中央
部に円形の二次空気孔4を有するとともに周辺に多数の
炎孔14を有する本体部21と、本体部21の上部に位置する
外径が二次空気孔4より大径の筒状の突出部15と、二次
空気孔4の上部の突出部15の上端に位置する遮へい部16
を有し、突出部15の内面17に内方へ突出し本体部21と遮
へい部16を連設する凸部18とを有し、これらは鍛造、鋳
造等で一体成形される。この際、突出部15の外径の大き
さφA、二次空気孔4の直径の大きさφB、複数の凸部
18の内径を結んだ内径の大きさφCは、φA>φB>φ
Cの関係で成形されている。この状態で第4図に示すよ
うに、突出部15の外周壁19を、先端側に遮へい部16を残
して外周壁19から内面17を全て取り去った時にできる二
次空気流通路の内径の大きさφD(図中に図示)まで切
削加工して、遮へい部16と本体部21間に二次空気流通路
5が形成される。すなわち、遮へい部16は複数の凸部18
により本体部21と連接され、この複数の凸部18間に二次
空気流通路5を形成している。なお、突出部15の切削加
工は、突出部15全体でも、一部分であってもよいが突出
部15の上下両端を残して中央部を加工するのが最も加工
が容易である。この時の各部の大きさの関係はφA>φ
B>φD>φCで構成されている。
上記構成において、突出部15の外周壁19を大きさφDま
で旋盤等で切削加工すると、二次空気孔4の直径の大き
さφBに比し大きさφDが小径であるため、遮へい部16
と本体部21間に凸部18で連接された二次空気流通路5が
作り出される。従って、バーナキャップ本体部21と遮へ
い部16は一体で構成され、かつ、二次空気流通路5が構
成されるので、二次空気流通路5を設けるための加工は
旋盤等での一加工である。従って、加工費を低減できる
効果がある。また、各部の大きさの関係をφA>φB>
φD>φCとすることによって、バーナキャップ20は遮
へい部16と一体化して鍛造あるいは鋳造等で同時成形が
できるので鍛造加工費あるいは鋳造加工費を低減できる
効果がある。
発明の効果 以上のように本発明のコンロバーナによれば次の効果が
得られる。
(1) 円形の二次空気孔を有するバーナキャップ本体
部と、二次空気孔の上部に位置する遮へい部と、二次空
気孔の内径面より内方へ突出し本体部と遮へい部を連接
する複数の凸部とを一体的に形成しているので、バーナ
キャップの本体部と遮へい部は同時成形が可能となり、
個々に成形した時に比して成形費が低減できるととも
に、遮へい部の紛失や破損等もなく遮へい部なしでコン
ロを使用した時に生じる煮こぼれした煮汁等のコンロ内
部への侵入がなくなる。したがって煮汁に含まれる塩分
によるコンロ内部の腐食もなく耐久性が向上するととも
に清潔なコンロとなる。
(2) バーナキャップ本体部と遮へい部を連接する凸
部が炎口から離れた二次空気孔部で形成することがで
き、燃焼炎に流れる二次空気流が層流となって流れるの
で部分的な二次空気不足部がなく完全燃焼できる。特に
バーナキャップの周辺に設ける炎孔の他に周辺と突出部
の中間部に内炎孔を設ける場合にはこの効果が著しい。
(3) バーナキャップ本体部の上面へ設けた筒状の突
出部の外周壁を内面まで切削加工し、突出部の内面に設
けた凸部を残して、遮へい部とバーナキャップ本体部間
に二次空気流通路を形成したので、二次空気流通路、遮
へい部を設けるための加工は一回でできるため、従来の
ドリル加工に比較して加工費を大巾に低減できる。
(4) 突出部の外周壁全周にわたって切削加工してい
るので、加工している部分は凸部を残してすべて二次空
気の流通路となる。従来のドリル加工では孔が円形とな
るとともに隣接する孔間にも加工に必要な部分を残さな
ければならないため二次空気の流通路がきわめて少なく
なる。このことは、同じ開口を得るには従来のドリル加
工時に比較して外周壁を低くすることができ、きわめて
経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるコンロバーナの要部断
面図、第2図は同コンロバーナを用いたコンロの使用状
態を示す正面図、第3図は同コンロバーナの加工前のバ
ーナキャップ断面図、第4図は同バーナキャップの加工
後の断面図、第5図は同バーナキャップの平面図、第6
図は従来のコンロバーナの要部断面図である。 1……コンロバーナ、3……バーナボディ、4……二次
空気孔、5……二次空気流通路、14……炎孔、16……遮
へい部、17……内面、18……凸部、19……外周壁、20…
…バーナキャップ、21……バーナキャップ本体部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス通路部を形成するバーナボディと、前
    記バーナボディの上部に載置するバーナキャップを備
    え、前記バーナキャップは、中央に円形の二次空気孔を
    有し、周辺に前記バーナボディ上に載置することによっ
    て多数の炎孔を形成する本体部と、前記二次空気孔の上
    部に位置する遮へい部とを具備し、前記二次空気孔の内
    径面より内方へ突出し前記本体部と遮へい部を連接する
    凸部を、前記遮へい部の外径の大きさφA、前記二次空
    気孔の直径の大きさφB、凸部の内径の大きさφCはと
    してφA>φB>φCの関係で一体的に形成し、前記遮
    へい部と前記本体部間に二次空気流通路を形成し、前記
    二次空気通路の内径の大きさφDはφA>φB>φD>
    φCの関係となるよう構成したコンロバーナ。
  2. 【請求項2】ガス通路部を形成するバーナボディと、前
    記バーナボディの上部に載置するバーナキャップとを備
    え、前記バーナキャップは、中央部に二次空気孔を有し
    周辺に多数の炎孔を有する本体部と、前記二次空気孔の
    上部に位置する遮へい部を有するコンロバーナにおい
    て、前記バーナキャップの本体部と遮へい部は、前記本
    体部と遮へい部を連接する前記遮へい部の外形寸法と略
    同径の筒状の突出部と、前記突出部の内面より内方へ突
    出するとともに、その上下端が前記本体部と遮へい部に
    連接する凸部とともに一体成形した後、前記突出部の外
    周壁を前記凸部を残して切削して前記遮へい部と前記本
    体部間に前記二次空気孔に連通する二次空気流通路を形
    成したコンロバーナの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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