JPH0754168B2 - コンロバーナ - Google Patents
コンロバーナInfo
- Publication number
- JPH0754168B2 JPH0754168B2 JP62216922A JP21692287A JPH0754168B2 JP H0754168 B2 JPH0754168 B2 JP H0754168B2 JP 62216922 A JP62216922 A JP 62216922A JP 21692287 A JP21692287 A JP 21692287A JP H0754168 B2 JPH0754168 B2 JP H0754168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary air
- burner
- main body
- burner cap
- flame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C3/00—Stoves or ranges for gaseous fuels
- F24C3/08—Arrangement or mounting of burners
- F24C3/085—Arrangement or mounting of burners on ranges
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D14/00—Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
- F23D14/02—Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone
- F23D14/04—Premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air upstream of the combustion zone induction type, e.g. Bunsen burner
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭等で使用されているコンロに関するもので
ある。
ある。
従来の技術 従来のこの種のコンロは、第７図に示し、以下図面に従
い詳述する。
い詳述する。
１はコンロバーナで、バーナキャップ２はバーナボディ
３上に載置されている。４はバーナキャップ２の中央に
形成した円形の二次空気孔、５は二次空気孔４よりも大
きい蓋体６とバーナキャップ２の上面７で二次空気孔４
の上端部８との間に設けた二次空気流通路である。この
蓋体６で二次空気孔４を覆うようになっており、蓋体６
はバーナキャップ２と着脱自在に設けて構成したり、蓋
体６とバーナキャップ２を同一材料で一体的に成形し、
二次空気流通路５をドリル加工して構成するようになっ
ていた。９は内炎孔、10は内炎孔９に形成された火炎で
ある。（例えば、実開昭54−117945号公報） また、バーナキャップの上面をバーナキャップの中央か
ら炎孔側へ傾斜させて、バーナキャップ上に煮こぼれし
た煮汁の流れを制御したものがみられた。（例えば、実
公昭54−27140号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら前述のような蓋体６をバーナキャップ２と
別体で構成し、着脱自在とした構成では、以下の問題点
がある。すなわち蓋体６を設けた目的はコンロ使用時に
被加熱物内から煮こぼれした煮汁等が二次空気孔４内へ
流入するのを防止することである。しかし、着脱自在と
したがために蓋体６を外してコンロを使用したり、蓋体
６を外した時に紛失したりする。また、蓋体６とバーナ
キャップ２は別体であるため、両者を鍛造あるいは鋳造
等で成形した時に部品が２個となるから、部品が１個の
時と比較してコストが高いという問題点を有していた。
また、蓋体６とバーナキャップ２を第７図の従来例のよ
うに同一体で構成するには、上下に分割する金型と左右
に分割する金型が必要であり、耐久性の点で黄銅等の材
料で作るとするとその製作がきわめて困難であった。さ
らに、二次空気流通路５を設ける時の加工は、複数個の
ドリル加工を数回のドリル加工作業によって設けたもの
であるので加工コストがかかる問題点を有していた。
３上に載置されている。４はバーナキャップ２の中央に
形成した円形の二次空気孔、５は二次空気孔４よりも大
きい蓋体６とバーナキャップ２の上面７で二次空気孔４
の上端部８との間に設けた二次空気流通路である。この
蓋体６で二次空気孔４を覆うようになっており、蓋体６
はバーナキャップ２と着脱自在に設けて構成したり、蓋
体６とバーナキャップ２を同一材料で一体的に成形し、
二次空気流通路５をドリル加工して構成するようになっ
ていた。９は内炎孔、10は内炎孔９に形成された火炎で
ある。（例えば、実開昭54−117945号公報） また、バーナキャップの上面をバーナキャップの中央か
ら炎孔側へ傾斜させて、バーナキャップ上に煮こぼれし
た煮汁の流れを制御したものがみられた。（例えば、実
公昭54−27140号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら前述のような蓋体６をバーナキャップ２と
別体で構成し、着脱自在とした構成では、以下の問題点
がある。すなわち蓋体６を設けた目的はコンロ使用時に
被加熱物内から煮こぼれした煮汁等が二次空気孔４内へ
流入するのを防止することである。しかし、着脱自在と
したがために蓋体６を外してコンロを使用したり、蓋体
６を外した時に紛失したりする。また、蓋体６とバーナ
キャップ２は別体であるため、両者を鍛造あるいは鋳造
等で成形した時に部品が２個となるから、部品が１個の
時と比較してコストが高いという問題点を有していた。
また、蓋体６とバーナキャップ２を第７図の従来例のよ
うに同一体で構成するには、上下に分割する金型と左右
に分割する金型が必要であり、耐久性の点で黄銅等の材
料で作るとするとその製作がきわめて困難であった。さ
らに、二次空気流通路５を設ける時の加工は、複数個の
ドリル加工を数回のドリル加工作業によって設けたもの
であるので加工コストがかかる問題点を有していた。
また前述の２つの従来例のごとくバーナキャップの中央
から周辺の炎孔側へ水平あるいは下方傾斜させたものに
あっては、バーナキャップの上面に煮こぼれした煮汁が
炎孔内に入って炎孔をふさぎ、燃焼が中断されるという
問題点も有していた。
から周辺の炎孔側へ水平あるいは下方傾斜させたものに
あっては、バーナキャップの上面に煮こぼれした煮汁が
炎孔内に入って炎孔をふさぎ、燃焼が中断されるという
問題点も有していた。
本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、コンロ
バーナのバーナキャップと煮こぼれ等の遮へい部を同一
材料で成形し、切削加工にて二次空気流通路を設けて加
工費の低減をはかり、コストを低減することを目的とす
る。また、バーナキャップ上に煮こぼれした煮汁により
炎孔をふさぎ、燃焼が中断されないような完全なコンロ
を提供することを目的とする。
バーナのバーナキャップと煮こぼれ等の遮へい部を同一
材料で成形し、切削加工にて二次空気流通路を設けて加
工費の低減をはかり、コストを低減することを目的とす
る。また、バーナキャップ上に煮こぼれした煮汁により
炎孔をふさぎ、燃焼が中断されないような完全なコンロ
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のコンロバーナは、
ガス通路部を形成するバーナボディと、前記バーナボデ
ィの上部に載置するバーナキャップとを備え、前記バー
ナキャップは、中央部に円形の二次空気孔を有し、周辺
に前記バーナボディ上に載置することによって多数の炎
孔を形成する本体部と、前記二次空気孔の上部に位置す
る遮へい部とを具備し、前記二次空気孔の内径面より内
方へ突出し前記本体部と遮へい部を連接する凸部を、前
記遮へい部の外径の大きさφＡ、前記二次空気孔の直径
の大きさφＢ、凸部の内径の大きさφＣとしてφＡ＞φ
Ｂ＞φＣの関係で一体的に形成し、前記遮へい部と前記
本体部間に二次空気流通路を形成し、前記二次空気通路
の内径の大きさφＤはφＡ＞φＢ＞φＤ＞φＣの関係と
なるよう構成し、前記本体部の上面の周辺部と前記遮へ
い部の上面を前記バーナキャップの外径方向に向かって
下方傾斜するよう設け、かつ本体部の周辺の炎孔部に水
移動を遮断する複数の遮断部を形成したものである。
ガス通路部を形成するバーナボディと、前記バーナボデ
ィの上部に載置するバーナキャップとを備え、前記バー
ナキャップは、中央部に円形の二次空気孔を有し、周辺
に前記バーナボディ上に載置することによって多数の炎
孔を形成する本体部と、前記二次空気孔の上部に位置す
る遮へい部とを具備し、前記二次空気孔の内径面より内
方へ突出し前記本体部と遮へい部を連接する凸部を、前
記遮へい部の外径の大きさφＡ、前記二次空気孔の直径
の大きさφＢ、凸部の内径の大きさφＣとしてφＡ＞φ
Ｂ＞φＣの関係で一体的に形成し、前記遮へい部と前記
本体部間に二次空気流通路を形成し、前記二次空気通路
の内径の大きさφＤはφＡ＞φＢ＞φＤ＞φＣの関係と
なるよう構成し、前記本体部の上面の周辺部と前記遮へ
い部の上面を前記バーナキャップの外径方向に向かって
下方傾斜するよう設け、かつ本体部の周辺の炎孔部に水
移動を遮断する複数の遮断部を形成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、バーナキャップは本体
部と、二次空気孔の上部に設けた遮へい部と、二次空気
孔の内面より内方へ突出した本体部と遮へい部を連接す
る凸部とを鍛造または鋳造等で一体成形し、遮へい部は
遮へい部の外径の大きさφＡ、二次空気孔の直径の大き
さφＢ、凸部の大きさφＣ、二次空気流通路の内径の大
きさφＤはφＡ＞φＢ＞φＤ＞φＣの関係に構成して、
遮へい部とバーナキャップ本体部間に二次空気流通路を
形成しているので、二次空気が燃焼炎に十分に供給さ
れ、完全燃焼させることができる。同時に、遮へい部と
二次空気流通路は炎孔等と一体成形された遮へい部外周
壁を一回の切削加工で成形される。また、バーナキャッ
プ本体の周辺の炎孔部に炎孔配列間隔を広げた遮断部を
形成しているので、バーナキャップ上面に煮こぼれした
煮汁が炎孔内に入って炎孔をふさいでさらに、となりの
他の炎孔へと煮汁が流れていった時、煮汁は遮断部で止
まり、全ての炎孔がふさがれることがないので、燃焼を
継続することができ、その間に炎孔内に入った煮汁も蒸
発し、元の正常な状態にもどる。
部と、二次空気孔の上部に設けた遮へい部と、二次空気
孔の内面より内方へ突出した本体部と遮へい部を連接す
る凸部とを鍛造または鋳造等で一体成形し、遮へい部は
遮へい部の外径の大きさφＡ、二次空気孔の直径の大き
さφＢ、凸部の大きさφＣ、二次空気流通路の内径の大
きさφＤはφＡ＞φＢ＞φＤ＞φＣの関係に構成して、
遮へい部とバーナキャップ本体部間に二次空気流通路を
形成しているので、二次空気が燃焼炎に十分に供給さ
れ、完全燃焼させることができる。同時に、遮へい部と
二次空気流通路は炎孔等と一体成形された遮へい部外周
壁を一回の切削加工で成形される。また、バーナキャッ
プ本体の周辺の炎孔部に炎孔配列間隔を広げた遮断部を
形成しているので、バーナキャップ上面に煮こぼれした
煮汁が炎孔内に入って炎孔をふさいでさらに、となりの
他の炎孔へと煮汁が流れていった時、煮汁は遮断部で止
まり、全ての炎孔がふさがれることがないので、燃焼を
継続することができ、その間に炎孔内に入った煮汁も蒸
発し、元の正常な状態にもどる。
実施例 以下、本発明の実施例を第１図から第６図に示し、図面
にもとづいて説明する。なお、従来例と同一機能を有す
るものは同一番号を付け、説明は省略する。
にもとづいて説明する。なお、従来例と同一機能を有す
るものは同一番号を付け、説明は省略する。
図において11はコンロ、12はゴトク13上に載置された被
加熱物、14は燃焼炎で、操作部15の操作にてコンロバー
ナへ供給された燃料が炎孔16で燃焼する。バーナキャッ
プ23は第３図に示すように半完成品の状態では、中央部
に円形の二次空気孔４を有するとともに周辺に多数の炎
孔16を有する本体部24と、本体部24の上部に位置する筒
状の突出部17と、二次空気孔４の上部の突出部17の上端
に位置する遮へい部18と、突出部17の内面19に内方へ突
出した凸部20を有し、これらは鍛造、鋳造等で一体成形
される。この際、突出部17の外径の大きさφＡ、二次空
気孔４の直径の大きさφＢ、複数の凸部20の内径を結ん
だ内径の大きさφＣ（いずれも図中に図示）は、φＡ＞
φＢ＞φＣの関係で成形されている。この状態で第４図
に示すように突出部17の外周壁を、先端側に遮へい部18
を残して、外周壁21から内面19を取り去ったときにでき
る二次空気流通路５の内径の大きさφＤ（図中に図示）
まで切削加工して遮へい部18と本体部24間に二次空気流
通路５を形成している。すなわち、遮へい部18は複数の
凸部20により本体部24と連接され、この複数の凸部20間
に二次空気流通路５を形成している。なお、突出部17の
切削加工は、突出部17全体でも、一部分であってもよい
が、突出部17の上下両端を残して加工するのが最も加工
が容易である。この時の各部の大きさの関係はφＡ＞φ
Ｂ＞φＤ＞φＣで構成されている。22は炎孔16を複数箇
所で遮断した遮断部であり、毛管現象による水の移動を
遮断している。
加熱物、14は燃焼炎で、操作部15の操作にてコンロバー
ナへ供給された燃料が炎孔16で燃焼する。バーナキャッ
プ23は第３図に示すように半完成品の状態では、中央部
に円形の二次空気孔４を有するとともに周辺に多数の炎
孔16を有する本体部24と、本体部24の上部に位置する筒
状の突出部17と、二次空気孔４の上部の突出部17の上端
に位置する遮へい部18と、突出部17の内面19に内方へ突
出した凸部20を有し、これらは鍛造、鋳造等で一体成形
される。この際、突出部17の外径の大きさφＡ、二次空
気孔４の直径の大きさφＢ、複数の凸部20の内径を結ん
だ内径の大きさφＣ（いずれも図中に図示）は、φＡ＞
φＢ＞φＣの関係で成形されている。この状態で第４図
に示すように突出部17の外周壁を、先端側に遮へい部18
を残して、外周壁21から内面19を取り去ったときにでき
る二次空気流通路５の内径の大きさφＤ（図中に図示）
まで切削加工して遮へい部18と本体部24間に二次空気流
通路５を形成している。すなわち、遮へい部18は複数の
凸部20により本体部24と連接され、この複数の凸部20間
に二次空気流通路５を形成している。なお、突出部17の
切削加工は、突出部17全体でも、一部分であってもよい
が、突出部17の上下両端を残して加工するのが最も加工
が容易である。この時の各部の大きさの関係はφＡ＞φ
Ｂ＞φＤ＞φＣで構成されている。22は炎孔16を複数箇
所で遮断した遮断部であり、毛管現象による水の移動を
遮断している。
上記構成において、突出部17の外周壁21を大きさφＤま
で旋盤等で切削加工すると、二次空気孔４の直径の大き
さφＢに比し大きさφＤが小径であるため、遮へい部18
と本体部間に凸部20で連接された二次空気流通路５が作
りだされる。従って、バーナキャップ23を構成する本体
部24と遮へい部18は一体で構成され、且つ、二次空気流
通路５が構成されるので、二次空気流通路５を設けるた
めの加工は旋盤等での一加工である。従って、加工費を
低減できる効果がある。また、各部の大きさの関係をφ
Ａ＞φＢ＞φＤ＞φＣとすることによって、バーナキャ
ップ23は遮へい部18と一体化して鍛造あるいは鋳造等で
同時成形ができるので加工費を低減できる効果がある。
で旋盤等で切削加工すると、二次空気孔４の直径の大き
さφＢに比し大きさφＤが小径であるため、遮へい部18
と本体部間に凸部20で連接された二次空気流通路５が作
りだされる。従って、バーナキャップ23を構成する本体
部24と遮へい部18は一体で構成され、且つ、二次空気流
通路５が構成されるので、二次空気流通路５を設けるた
めの加工は旋盤等での一加工である。従って、加工費を
低減できる効果がある。また、各部の大きさの関係をφ
Ａ＞φＢ＞φＤ＞φＣとすることによって、バーナキャ
ップ23は遮へい部18と一体化して鍛造あるいは鋳造等で
同時成形ができるので加工費を低減できる効果がある。
また、遮へい部18を設けた目的は、コンロ使用時に被加
熱物から煮こぼれした煮汁が二次空気孔４内へ流入する
のを防止するためであり、煮こぼれした煮汁は総て炎孔
16側へ流れる。この時、煮汁は炎孔16へ流れて、炎孔16
のどれか一個でも煮汁が流れ込むと毛管現象により、総
べての炎孔16が目詰まりする現象が生じるのであるが遮
断部22を設けて炎孔16を複数箇所で断ったために、毛管
現象による水の移動は遮断部22で止まり、炎孔16は部分
的に目詰まりする程度にとどまり、全ての炎孔がふさが
ることがないので、燃焼を継続することができ、その間
に炎孔内に入った煮汁も蒸発し、元の正常な燃焼状態と
なり燃焼を継続できる。なお上記実施例では炎孔16を遮
断する遮断部22で説明しているが、毛管現象による煮汁
を遮断するものであればどのような形状のものでもよい
ことはいうまでもない。
熱物から煮こぼれした煮汁が二次空気孔４内へ流入する
のを防止するためであり、煮こぼれした煮汁は総て炎孔
16側へ流れる。この時、煮汁は炎孔16へ流れて、炎孔16
のどれか一個でも煮汁が流れ込むと毛管現象により、総
べての炎孔16が目詰まりする現象が生じるのであるが遮
断部22を設けて炎孔16を複数箇所で断ったために、毛管
現象による水の移動は遮断部22で止まり、炎孔16は部分
的に目詰まりする程度にとどまり、全ての炎孔がふさが
ることがないので、燃焼を継続することができ、その間
に炎孔内に入った煮汁も蒸発し、元の正常な燃焼状態と
なり燃焼を継続できる。なお上記実施例では炎孔16を遮
断する遮断部22で説明しているが、毛管現象による煮汁
を遮断するものであればどのような形状のものでもよい
ことはいうまでもない。
発明の効果 以上のように本発明のコンロバーナによれば次の効果が
得られる。
得られる。
（１）バーナキャップ本体部の上部に筒状の突出部と、
突出部の上部に遮へい部と、突出部の内面より内方へ突
出し本体部と遮へい部を連接する複数の凸部とを一体的
に成形しているので、バーナキャップ本体部と遮へい部
は同時成形が可能となり、個々に成形した時に比して成
形費が低減できるとともに、遮へい部の紛失や破損等も
なく遮へい部なしでコンロを使用した時に生じる煮こぼ
れした煮汁等のコンロ内部への侵入がなくなる。したが
って煮汁に含まれる塩分によるコンロ内部の腐食もなく
耐久性が向上するとともに清潔なコンロとなる。
突出部の上部に遮へい部と、突出部の内面より内方へ突
出し本体部と遮へい部を連接する複数の凸部とを一体的
に成形しているので、バーナキャップ本体部と遮へい部
は同時成形が可能となり、個々に成形した時に比して成
形費が低減できるとともに、遮へい部の紛失や破損等も
なく遮へい部なしでコンロを使用した時に生じる煮こぼ
れした煮汁等のコンロ内部への侵入がなくなる。したが
って煮汁に含まれる塩分によるコンロ内部の腐食もなく
耐久性が向上するとともに清潔なコンロとなる。
（２）バーナキャップ本体部の上部に設けた筒状の突出
部の外周壁を内面まで加工し、突出部の内面へ設けた凸
部を残して、遮へい部と本体部間に二次空気流通路を形
成する構成としたので、二次空気流通路、遮へい部を設
けるための加工は一回でできるため、従来のドリル加工
に比較して加工費を大巾に低減できる。
部の外周壁を内面まで加工し、突出部の内面へ設けた凸
部を残して、遮へい部と本体部間に二次空気流通路を形
成する構成としたので、二次空気流通路、遮へい部を設
けるための加工は一回でできるため、従来のドリル加工
に比較して加工費を大巾に低減できる。
（３）遮へい部を有するバーナキャップは、バーナキャ
ップ上に煮こぼれした煮汁は必ずバーナキャップの周辺
にある炎孔側に流れるが、バーナキャップの炎孔部に複
数の毛管現象による水移動の遮断部を設けたので、流れ
てきた煮汁等によって炎孔が目詰まりしても、毛管現象
による水移動の遮断部で止まり、全ての炎孔がふさがる
ことがないので、燃焼を継続することができ、その間に
炎孔内に入った煮汁も蒸発し、元の正常な燃焼状態とな
り燃焼を継続できる。
ップ上に煮こぼれした煮汁は必ずバーナキャップの周辺
にある炎孔側に流れるが、バーナキャップの炎孔部に複
数の毛管現象による水移動の遮断部を設けたので、流れ
てきた煮汁等によって炎孔が目詰まりしても、毛管現象
による水移動の遮断部で止まり、全ての炎孔がふさがる
ことがないので、燃焼を継続することができ、その間に
炎孔内に入った煮汁も蒸発し、元の正常な燃焼状態とな
り燃焼を継続できる。
第１図は本発明の実施例におけるコンロバーナの要部断
面図、第２図は同コンロの正面図、第３図は同コンロに
用いるコンロバーナキャップの加工前の断面図、第４図
は同バーナキャップの加工後の断面図、第５図は同バー
ナキャップの平面図、第６図は同コンロバーナの部分拡
大図、第７図は従来のコンロの断面図である。 １……コンロバーナ、３……バーナボディ、４……二次
空気孔、５……二次空気流通路、７……バーナキャップ
本体部の上面、16……炎孔、17……突出部、18……遮へ
い部、19……内面、20……凸部、21……外周壁、22……
遮断部、23……バーナキャップ、24……バーナキャップ
本体部。
面図、第２図は同コンロの正面図、第３図は同コンロに
用いるコンロバーナキャップの加工前の断面図、第４図
は同バーナキャップの加工後の断面図、第５図は同バー
ナキャップの平面図、第６図は同コンロバーナの部分拡
大図、第７図は従来のコンロの断面図である。 １……コンロバーナ、３……バーナボディ、４……二次
空気孔、５……二次空気流通路、７……バーナキャップ
本体部の上面、16……炎孔、17……突出部、18……遮へ
い部、19……内面、20……凸部、21……外周壁、22……
遮断部、23……バーナキャップ、24……バーナキャップ
本体部。
Claims (1)
- 【請求項１】ガス通路部を形成するバーナボディと、前
記バーナボディの上部に載置するバーナキャップとを備
え、前記バーナキャップは、中央部に円形の二次空気孔
を有し、周辺に前記バーナボディ上に載置することによ
って多数の炎孔を形成する本体部と、前記二次空気孔の
上部に位置する遮へい部とを具備し、前記二次空気孔の
内径面より内方へ突出し前記本体部と遮へい部を連接す
る凸部を、前記遮へい部の外径の大きさφＡ、前記二次
空気孔の直径の大きさφＢ、凸部の内径の大きさφＣと
してφＡ＞φＢ＞φＣの関係で一体的に形成し、前記遮
へい部と前記本体部間に二次空気流通路を形成し、前記
二次空気通路の内径の大きさφＤはφＡ＞φＢ＞φＤ＞
φＣの関係となるよう構成し、前記本体部の上面の周辺
部と前記遮へい部の上面を前記バーナキャップの外径方
向に向かって下方傾斜するよう設け、かつ本体部の周辺
の炎孔部に水移動を遮断する複数の遮断部を形成したコ
ンロバーナ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62216922A JPH0754168B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | コンロバーナ |
| AU17747/88A AU589320B2 (en) | 1987-06-18 | 1988-06-16 | Heating apparatus |
| KR1019880007280A KR890000853A (ko) | 1987-06-18 | 1988-06-17 | 가열장치 |
| GB8814426A GB2206197B (en) | 1987-06-18 | 1988-06-17 | Heating apparatus |
| US07/403,839 US4968246A (en) | 1987-06-18 | 1989-09-05 | Heating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62216922A JPH0754168B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | コンロバーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6458908A JPS6458908A (en) | 1989-03-06 |
| JPH0754168B2 true JPH0754168B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=16696029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62216922A Expired - Fee Related JPH0754168B2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-08-31 | コンロバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754168B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106016378B (zh) * | 2016-07-01 | 2018-11-23 | 浙江万事兴电器有限公司 | 一种燃气炉头和灶台组件 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1945934A (en) | 1933-02-11 | 1934-02-06 | Nat Gas Range Corp | Burner |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55105719U (ja) * | 1979-01-17 | 1980-07-24 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP62216922A patent/JPH0754168B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1945934A (en) | 1933-02-11 | 1934-02-06 | Nat Gas Range Corp | Burner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6458908A (en) | 1989-03-06 |
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