JPH0753934Y2 - カンナ胴のロック機構 - Google Patents
カンナ胴のロック機構Info
- Publication number
- JPH0753934Y2 JPH0753934Y2 JP1991087811U JP8781191U JPH0753934Y2 JP H0753934 Y2 JPH0753934 Y2 JP H0753934Y2 JP 1991087811 U JP1991087811 U JP 1991087811U JP 8781191 U JP8781191 U JP 8781191U JP H0753934 Y2 JPH0753934 Y2 JP H0753934Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock plate
- planer
- lock
- cover
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0078—Safety devices protecting the operator, e.g. against accident or noise
- B23Q11/0092—Safety devices protecting the operator, e.g. against accident or noise actuating braking or stopping means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27C—PLANING, DRILLING, MILLING, TURNING OR UNIVERSAL MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL
- B27C1/00—Machines for producing flat surfaces, e.g. by rotary cutters; Equipment therefor
- B27C1/14—Other details or accessories
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16P—SAFETY DEVICES IN GENERAL; SAFETY DEVICES FOR PRESSES
- F16P3/00—Safety devices acting in conjunction with the control or operation of a machine; Control arrangements requiring the simultaneous use of two or more parts of the body
- F16P3/08—Safety devices acting in conjunction with the control or operation of a machine; Control arrangements requiring the simultaneous use of two or more parts of the body in connection with the locking of doors, covers, guards, or like members giving access to moving machine parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カンナ盤におけるカン
ナ胴のロック機構に関する。
ナ胴のロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カンナ盤には、カンナ刃の交換や
位置調節を容易にするため、また、そのような作業の際
の安全確保のため、ロック機構が設けられている。
位置調節を容易にするため、また、そのような作業の際
の安全確保のため、ロック機構が設けられている。
【0003】このロック機構は、例えば、実公昭62−
41768号に見られるような構造となっている。すな
わち、カンナ胴の軸の周囲に複数個の凹溝を設け、各凹
溝に対し係脱可能なロック片を有したロックレバーを、
カンナ胴を支えるフレームに回動可能に取り付けてい
る。そして、ロック片が凹溝に係合する向きにロックレ
バーをばねで常時付勢している。また、前記ばねに抗し
てロック片が凹溝から離脱した状態を保つためにロック
レバーに穴を設け、フレームには該穴に入り込む係止ピ
ンを設けている。しかして、カンナ刃を交換をする時
は、ロックレバーを撓ませてその穴から係止ピンを抜
き、ロックレバーを回してロック片をカンナ刃交換用の
凹溝内に差し込んでカンナ胴をロックし、作業を行う。
その後、再び穴に係止ピンを差し込ませてロックを解除
する。また、カンナ刃の位置調節をするには、ロックレ
バーの穴から係止ピンを抜き、ロックレバーを回してロ
ック片を位置調節用の凹溝内に差し込んでカンナ胴をロ
ックし、カンナ刃の位置調節作業を行ない、その後、再
び穴に係止ピンを差し込ませてロックを解除する。
41768号に見られるような構造となっている。すな
わち、カンナ胴の軸の周囲に複数個の凹溝を設け、各凹
溝に対し係脱可能なロック片を有したロックレバーを、
カンナ胴を支えるフレームに回動可能に取り付けてい
る。そして、ロック片が凹溝に係合する向きにロックレ
バーをばねで常時付勢している。また、前記ばねに抗し
てロック片が凹溝から離脱した状態を保つためにロック
レバーに穴を設け、フレームには該穴に入り込む係止ピ
ンを設けている。しかして、カンナ刃を交換をする時
は、ロックレバーを撓ませてその穴から係止ピンを抜
き、ロックレバーを回してロック片をカンナ刃交換用の
凹溝内に差し込んでカンナ胴をロックし、作業を行う。
その後、再び穴に係止ピンを差し込ませてロックを解除
する。また、カンナ刃の位置調節をするには、ロックレ
バーの穴から係止ピンを抜き、ロックレバーを回してロ
ック片を位置調節用の凹溝内に差し込んでカンナ胴をロ
ックし、カンナ刃の位置調節作業を行ない、その後、再
び穴に係止ピンを差し込ませてロックを解除する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは、カンナ刃の交換や位置調節をしない時はロ
ックレバーを係止ピンに引っ掛けて解除状態にしておく
ものであり、カンナ胴を覆うカバーの開閉に連動するも
のではない。従って、カバーを開きカンナ胴を露出させ
た際にカンナ胴をロックするためには、ロックレバーを
係止ピンから外す操作を別途行わなければならない。
来のものは、カンナ刃の交換や位置調節をしない時はロ
ックレバーを係止ピンに引っ掛けて解除状態にしておく
ものであり、カンナ胴を覆うカバーの開閉に連動するも
のではない。従って、カバーを開きカンナ胴を露出させ
た際にカンナ胴をロックするためには、ロックレバーを
係止ピンから外す操作を別途行わなければならない。
【0005】本考案は、そのような操作をしなくとも、
カバーを開く時には自動的にカンナ胴をロックすること
ができるロック機構を提供することを目的とする。
カバーを開く時には自動的にカンナ胴をロックすること
ができるロック機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、カンナ盤のカンナ胴の軸に設けられた断
面非円形部と、前記軸の断面非円形部と係合してカンナ
胴の回転を阻止するロック用穴及び前記軸の断面非円形
部を解放してカンナ胴の回転を可能にする前記ロック用
穴に連続した解放用穴が形成されたロック板と、前記カ
ンナ胴を覆う際に前記ロック板をその前記解放用穴が前
記軸の断面非円形部に至るように押圧し、前記カンナ胴
の覆いを解く際に前記ロック板の押圧を解くカバーと、
前記カバーが前記ロック板の押圧を解く際に前記ロック
用穴が前記軸の断面非円形部に至るように前記ロック板
を移動させる付勢部材と、前記カバーの開閉に伴う前記
ロック板の移動を案内する案内装置とを包含してなるカ
ンナ胴のロック機構の構成を採用している。
め、本考案は、カンナ盤のカンナ胴の軸に設けられた断
面非円形部と、前記軸の断面非円形部と係合してカンナ
胴の回転を阻止するロック用穴及び前記軸の断面非円形
部を解放してカンナ胴の回転を可能にする前記ロック用
穴に連続した解放用穴が形成されたロック板と、前記カ
ンナ胴を覆う際に前記ロック板をその前記解放用穴が前
記軸の断面非円形部に至るように押圧し、前記カンナ胴
の覆いを解く際に前記ロック板の押圧を解くカバーと、
前記カバーが前記ロック板の押圧を解く際に前記ロック
用穴が前記軸の断面非円形部に至るように前記ロック板
を移動させる付勢部材と、前記カバーの開閉に伴う前記
ロック板の移動を案内する案内装置とを包含してなるカ
ンナ胴のロック機構の構成を採用している。
【0007】
【作用】カンナ刃の交換、内部点検等に際しカバーを開
くと、ロック板はカバーによる押圧から解放され、ロッ
ク板は付勢部材による付勢によりカバーの方に移動す
る。このロック板の移動は、案内装置が案内する。その
後、カンナ胴を少し回転させると、ロック板のロック穴
がカンナ胴の軸の断面非円形部と係合し、カンナ胴の回
転を阻止する。すなわち、カバーを開けるとカンナ胴は
必ずロックされることになる。カンナ胴が固定された状
態で、作業者はカンナ刃の交換、位置調節等を安全に行
うことができる。
くと、ロック板はカバーによる押圧から解放され、ロッ
ク板は付勢部材による付勢によりカバーの方に移動す
る。このロック板の移動は、案内装置が案内する。その
後、カンナ胴を少し回転させると、ロック板のロック穴
がカンナ胴の軸の断面非円形部と係合し、カンナ胴の回
転を阻止する。すなわち、カバーを開けるとカンナ胴は
必ずロックされることになる。カンナ胴が固定された状
態で、作業者はカンナ刃の交換、位置調節等を安全に行
うことができる。
【0008】逆に、カバーを閉じると、ロック板はカバ
ーに押されて上記と反対の方向に移動し、その解放用穴
がカンナ胴の軸の断面非円形部を囲繞する。これによ
り、カンナ胴は回転可能となる。
ーに押されて上記と反対の方向に移動し、その解放用穴
がカンナ胴の軸の断面非円形部を囲繞する。これによ
り、カンナ胴は回転可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案に係るカンナ胴の
ロック機構の一実施例について説明する。図1ないし図
3に示されるように、カンナ盤のフレーム(図示せず)
にはカンナ胴2を支えるブラケット3が取り付けられて
いる。カンナ胴2は、その軸4の両側部がブラケット3
にベアリング5を介して差し込まれることにより水平に
支持されている。
ロック機構の一実施例について説明する。図1ないし図
3に示されるように、カンナ盤のフレーム(図示せず)
にはカンナ胴2を支えるブラケット3が取り付けられて
いる。カンナ胴2は、その軸4の両側部がブラケット3
にベアリング5を介して差し込まれることにより水平に
支持されている。
【0010】カンナ胴2には、図2に示されるように、
カンナ刃6が固定ネジ7により位置調節可能に固定され
ている。カンナ刃6は、固定ネジ7を緩めることによ
り、カンナ胴2から外したり、或いは位置をずらせるこ
とが可能である。
カンナ刃6が固定ネジ7により位置調節可能に固定され
ている。カンナ刃6は、固定ネジ7を緩めることによ
り、カンナ胴2から外したり、或いは位置をずらせるこ
とが可能である。
【0011】ブラケット3には前記カンナ胴2をその上
から覆ったり、覆いを解いたりするカバー8が連結され
ている。カンナ胴2のロック機構は、図1ないし図3に
示されるように、カンナ胴2の軸4に設けられた断面非
円形部9と、前記軸4の断面非円形部9と係合又は分離
してカンナ胴2をロックしたり解放したりするロック板
10と、カンナ胴2を覆う際にロック板10をその解放
側に押圧し、カンナ胴2の覆いを解く際にロック板10
の押圧を解くカバー8と、カバー8がロック板10の押
圧を解く際にロック板10をそのロック側に移動させる
付勢部材11と、カバー8の開閉に伴うロック板10の
移動を案内する案内装置とを含んでなっている。
から覆ったり、覆いを解いたりするカバー8が連結され
ている。カンナ胴2のロック機構は、図1ないし図3に
示されるように、カンナ胴2の軸4に設けられた断面非
円形部9と、前記軸4の断面非円形部9と係合又は分離
してカンナ胴2をロックしたり解放したりするロック板
10と、カンナ胴2を覆う際にロック板10をその解放
側に押圧し、カンナ胴2の覆いを解く際にロック板10
の押圧を解くカバー8と、カバー8がロック板10の押
圧を解く際にロック板10をそのロック側に移動させる
付勢部材11と、カバー8の開閉に伴うロック板10の
移動を案内する案内装置とを含んでなっている。
【0012】断面非円形部9は、カンナ胴2の本体の端
面とブラケット3の壁面との間の隙間内における軸の部
分に形成されている。この断面非円形部9は、該軸の部
分を両側から挟む二本の接線の方向に沿うように切欠9
aを刻設することにより形成されている。
面とブラケット3の壁面との間の隙間内における軸の部
分に形成されている。この断面非円形部9は、該軸の部
分を両側から挟む二本の接線の方向に沿うように切欠9
aを刻設することにより形成されている。
【0013】ロック板10は、前記隙間内に介在し、ブ
ラケットの壁面に沿って上下に伸びている。ロック板1
0の下部には、前記軸の断面非円形部9と係合してカン
ナ胴2の回転を阻止するロック用穴12が穿設され、か
つ前記軸の断面非円形部9を解放してカンナ胴2の回転
を可能にする前記ロック用穴12の上側に連続した解放
用穴13が穿設されている。ロック用穴12は軸の断面
非円形部9の幅に等しい幅の矩形穴であり、解放用穴1
3は軸の断面非円形部9の径よりも大きい径の円形穴で
ある。
ラケットの壁面に沿って上下に伸びている。ロック板1
0の下部には、前記軸の断面非円形部9と係合してカン
ナ胴2の回転を阻止するロック用穴12が穿設され、か
つ前記軸の断面非円形部9を解放してカンナ胴2の回転
を可能にする前記ロック用穴12の上側に連続した解放
用穴13が穿設されている。ロック用穴12は軸の断面
非円形部9の幅に等しい幅の矩形穴であり、解放用穴1
3は軸の断面非円形部9の径よりも大きい径の円形穴で
ある。
【0014】従って、ロック板10を上方向に引き上げ
ればロック用穴12が軸の断面非円形部9と係合してカ
ンナ胴2の回転を阻止し、ロック板10を下方向に下ろ
せば解放用穴13が軸の断面非円形部9を囲繞しカンナ
胴2の拘束を解くこととなる。
ればロック用穴12が軸の断面非円形部9と係合してカ
ンナ胴2の回転を阻止し、ロック板10を下方向に下ろ
せば解放用穴13が軸の断面非円形部9を囲繞しカンナ
胴2の拘束を解くこととなる。
【0015】カバー8は、カンナ胴2の上部を閉じる際
にロック板10の上端に当たってロック板10を下方に
押圧し、逆に、開く際にはロック板10の上端から離れ
てロック板10の押圧を解くようになっている。このた
め、カバー8を閉じるとロック板10が下降してその解
放用穴13で軸周を囲み、カバー8を開くとロック板1
0が付勢部材11により上昇してそのロック用穴12で
軸4を拘束することになる。
にロック板10の上端に当たってロック板10を下方に
押圧し、逆に、開く際にはロック板10の上端から離れ
てロック板10の押圧を解くようになっている。このた
め、カバー8を閉じるとロック板10が下降してその解
放用穴13で軸周を囲み、カバー8を開くとロック板1
0が付勢部材11により上昇してそのロック用穴12で
軸4を拘束することになる。
【0016】なお、ロック板10の上端には、カバー8
でロック板10を押圧し易くするため屈曲片14が設け
られている。付勢部材11は、カバー8がロック板10
の押圧を解く際にロック用穴12が軸の断面非円形部9
に至るようにロック板10を上方向に移動させるための
もので、捩りコイルバネで出来ている。捩りコイルバネ
のコイル部11aは案内装置におけるロック板上部に隣
接した箇所にピン15で支持されており、コイル部11
aの一端から突出する突出部11bが案内装置に設けら
れた突起16と係合し、コイル部11aの他端から突出
する突出部11cがロック板10の屈曲片14と係合し
ている。このため、ロック板10は常に上方向に付勢さ
れ、カバー8が開かれるとカンナ胴2を自動的にロック
するように動作する。
でロック板10を押圧し易くするため屈曲片14が設け
られている。付勢部材11は、カバー8がロック板10
の押圧を解く際にロック用穴12が軸の断面非円形部9
に至るようにロック板10を上方向に移動させるための
もので、捩りコイルバネで出来ている。捩りコイルバネ
のコイル部11aは案内装置におけるロック板上部に隣
接した箇所にピン15で支持されており、コイル部11
aの一端から突出する突出部11bが案内装置に設けら
れた突起16と係合し、コイル部11aの他端から突出
する突出部11cがロック板10の屈曲片14と係合し
ている。このため、ロック板10は常に上方向に付勢さ
れ、カバー8が開かれるとカンナ胴2を自動的にロック
するように動作する。
【0017】案内装置は、カバー8の開閉に伴う前記ロ
ック板10の上下方向での移動を案内するもので、ガイ
ドピン17とガイドレール片18とを含む一体の部材で
形成されている。ガイドピン17はロック板10の上部
を貫通しており、このガイドピン17に対応してロック
板10側には上下方向に伸びる長穴19が穿設されてい
る。ガイドピン17の中心はネジ20が貫通しており、
該案内装置はネジ20とワッシャ21とによりブラケッ
ト3側に取り付けられている。ガイドレール片18はロ
ック板上部の一側縁に沿うようになっている。しかし
て、ガイドピン17とガイドレール片18とによる案内
規制を受けつつロック板10は上下に円滑に移動するこ
ととなる。
ック板10の上下方向での移動を案内するもので、ガイ
ドピン17とガイドレール片18とを含む一体の部材で
形成されている。ガイドピン17はロック板10の上部
を貫通しており、このガイドピン17に対応してロック
板10側には上下方向に伸びる長穴19が穿設されてい
る。ガイドピン17の中心はネジ20が貫通しており、
該案内装置はネジ20とワッシャ21とによりブラケッ
ト3側に取り付けられている。ガイドレール片18はロ
ック板上部の一側縁に沿うようになっている。しかし
て、ガイドピン17とガイドレール片18とによる案内
規制を受けつつロック板10は上下に円滑に移動するこ
ととなる。
【0018】なお、ガイドピン17とガイドレール片1
8との間には、板状のスペーサ22が介在している。こ
のスペーサ22が、ロック板10をブラケットの壁面か
ら浮き上がらせ、摩擦を低減している。
8との間には、板状のスペーサ22が介在している。こ
のスペーサ22が、ロック板10をブラケットの壁面か
ら浮き上がらせ、摩擦を低減している。
【0019】次に、上記カンナ胴のロック機構の作用に
ついて説明する。カンナ刃6の交換、内部点検等に際
し、カバー8を開いたり、取り外したりすると、ロック
板10はカバー8による押圧から解放され、付勢部材1
1による付勢により上方に移動する。ロック板10は、
案内装置のロックピン17とガイドレール片18とによ
り案内されつつ円滑に移動する。これにより、ロック板
10のロック穴12がカンナ胴の軸の断面非円形部9と
係合し、カンナ胴2の回転を阻止する。
ついて説明する。カンナ刃6の交換、内部点検等に際
し、カバー8を開いたり、取り外したりすると、ロック
板10はカバー8による押圧から解放され、付勢部材1
1による付勢により上方に移動する。ロック板10は、
案内装置のロックピン17とガイドレール片18とによ
り案内されつつ円滑に移動する。これにより、ロック板
10のロック穴12がカンナ胴の軸の断面非円形部9と
係合し、カンナ胴2の回転を阻止する。
【0020】カンナ胴2が固定された状態で、作業者は
一方のカンナ刃6の交換、位置調節等を行う。次いで、
ロック板10を下方に押して解放用穴13で軸を囲み、
カンナ胴2を半回転させ、ロック板10から手を離す。
これにより、他方のカンナ刃6が上向きになった状態で
カンナ胴2がロックされ、作業者はこのカンナ刃6の交
換、位置調節等を行う。
一方のカンナ刃6の交換、位置調節等を行う。次いで、
ロック板10を下方に押して解放用穴13で軸を囲み、
カンナ胴2を半回転させ、ロック板10から手を離す。
これにより、他方のカンナ刃6が上向きになった状態で
カンナ胴2がロックされ、作業者はこのカンナ刃6の交
換、位置調節等を行う。
【0021】この後、カバー8を閉じると、ロック板1
0はカバー8に押されて付勢部材11に抗して下降し、
その解放用穴13がカンナ胴の軸の断面非円形部9を囲
繞する。これにより、カンナ胴2は回転可能となる。
0はカバー8に押されて付勢部材11に抗して下降し、
その解放用穴13がカンナ胴の軸の断面非円形部9を囲
繞する。これにより、カンナ胴2は回転可能となる。
【0022】
【考案の効果】本考案は、以上のような構成からなるの
で、カンナ刃の交換、内部点検等に際しカバーを開く
と、ロック板はカバーによる押圧から解放され、ロック
板は付勢部材による付勢によりカバーの方に移動してカ
ンナ胴の回転を阻止する。従って、カバーを開けるとカ
ンナ胴を必ずロックすることができ、安全性を格段に高
めることができる。
で、カンナ刃の交換、内部点検等に際しカバーを開く
と、ロック板はカバーによる押圧から解放され、ロック
板は付勢部材による付勢によりカバーの方に移動してカ
ンナ胴の回転を阻止する。従って、カバーを開けるとカ
ンナ胴を必ずロックすることができ、安全性を格段に高
めることができる。
【図1】本考案に係るカンナ胴のロック機構の部分切欠
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】ロック状態にあるロック機構を示す図2と同様
な断面図である。
な断面図である。
2…カンナ胴 4…軸 6…カンナ刃 9…断面非円形部 10…ロック板 11…付勢部材 12…ロック用穴 13…解放用穴 17…ガイドピン 18…ガイドレール片 19…長穴
Claims (1)
- 【請求項1】 カンナ盤のカンナ胴の軸に設けられた断
面非円形部と、前記軸の断面非円形部と係合してカンナ
胴の回転を阻止するロック用穴及び前記軸の断面非円形
部を解放してカンナ胴の回転を可能にする前記ロック用
穴に連続した解放用穴が形成されたロック板と、前記カ
ンナ胴を覆う際に前記ロック板をその前記解放用穴が前
記軸の断面非円形部に至るように押圧し、前記カンナ胴
の覆いを解く際に前記ロック板の押圧を解くカバーと、
前記カバーが前記ロック板の押圧を解く際に前記ロック
用穴が前記軸の断面非円形部に至るように前記ロック板
を移動させる付勢部材と、前記カバーの開閉に伴う前記
ロック板の移動を案内する案内装置とを包含してなるこ
とを特徴とするカンナ胴のロック機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087811U JPH0753934Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | カンナ胴のロック機構 |
US07/965,806 US5295524A (en) | 1991-10-25 | 1992-10-23 | Locking mechanism for planing block of planing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087811U JPH0753934Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | カンナ胴のロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539908U JPH0539908U (ja) | 1993-05-28 |
JPH0753934Y2 true JPH0753934Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=13925366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991087811U Expired - Lifetime JPH0753934Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | カンナ胴のロック機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5295524A (ja) |
JP (1) | JPH0753934Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2836656B1 (fr) * | 2002-03-01 | 2004-05-28 | Michelin Soc Tech | Dispositif et procede de traitement des phenomenes de perte de pression et de roulage a plat des pneumatiques d'un vehicule |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2779362A (en) * | 1955-02-15 | 1957-01-29 | Duro Metal Products Co | Safety lock for cutter head of jointer |
US3206860A (en) * | 1960-05-27 | 1965-09-21 | Rockwell Mfg Co | Apparatus for setting jointer or like rotary head machine tool cutter blades and method of adjusting such blades |
JPS6241768A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | 富士通株式会社 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP1991087811U patent/JPH0753934Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-10-23 US US07/965,806 patent/US5295524A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5295524A (en) | 1994-03-22 |
JPH0539908U (ja) | 1993-05-28 |
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