JPH0753892Y2 - 回転切削刃 - Google Patents

回転切削刃

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JPH0753892Y2
JPH0753892Y2 JP1989127327U JP12732789U JPH0753892Y2 JP H0753892 Y2 JPH0753892 Y2 JP H0753892Y2 JP 1989127327 U JP1989127327 U JP 1989127327U JP 12732789 U JP12732789 U JP 12732789U JP H0753892 Y2 JPH0753892 Y2 JP H0753892Y2
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cutting blade
rotary cutting
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勝平 大見
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大見工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/12Saw-blades or saw-discs specially adapted for working stone
    • B28D1/121Circular saw blades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコンクリート、タイル、石材等の切削に適した
回転切削刃の構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の回転切削刃としては、例えば第7,8図に
示すように、円板状をなす基体21の外周縁部に、ほぼ等
間隔毎に複数の切込み部22を形成し、隣接する一対の切
込み部22間の外周面をセグメント取付部23とし、ダイヤ
モンドパウダを含有した四半円弧状セグメント24の内周
面を各セグメント取付部23に固着したものがある。各セ
グメント24の外周面24aは、基体21の軸心Xと平行とな
るように形成されており、回転切削刃の使用時におい
て、被切削物Bに対し各セグメント24の外周面24aが、
そのセグメント24の厚さ方向のどの部位においても均一
に接触して切削が行われるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前記従来の回転切削刃においては、長期間に
わたる使用によって、各セグメント24の外周面24aのエ
ッジ部分24bが中央部分よりも多く磨耗する傾向があ
り、その結果、第8図に二点鎖線で示すような蒲鉾状に
なってしまう。そして、このようにセグメント24が蒲鉾
状になると、切削効率が低下したり切削精度が劣化した
りするという問題が起こる。
そこで、セグメント24の外周面24aが常に基体21の軸心
Xと平行状態となるような構造の回転切削刃が種々提案
されている(例えば、米国特許3162187号)が、いずれ
も前記問題点を解消し得るものではなかった。
本考案の目的は、長期間にわたる使用によりセグメント
が磨耗した場合にも、常に各セグメントの外周面を基体
の軸心とほぼ平行な面に維持でき、切削効率や切削精度
の低下を確実に防止することが可能な回転切削刃を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するために本考案は、円板状を
なす基体の外周縁部に、その周方向へほぼ等間隔毎に複
数の切込み部を形成し、隣接する一対の切込み部間の外
周面をセグメント取付部とし、ダイヤモンドパウダを含
有したセグメントの内周面を各セグメント取付部に固着
した回転切削刃において、前記セグメントの数を偶数に
設定し、各セグメントの一側面を平面状に形成するとと
もに、他側面にはセグメントの外周面から同セグメント
の高さ方向へ延びる溝を多数形成し、且つ各溝の深さを
それらの内定面が切削面となるセグメント外周面におけ
る厚さ方向のほぼ中央部分に位置するように設定し、さ
らに隣接するセグメントにおいて溝が互いに反対側の側
面上に位置するように、これらのセグメントを配置した
回転切削刃をその要旨とするものである。
[作用] 本考案の回転切削刃を用いて被切削物を切削加工する場
合には、この回転切削刃を切削工具に装着し、同切削工
具の作動により回転切削刃を回転させて、セグメントの
外周面を被切削物に接触させる。ここで、セグメント外
周面における周方向の長さを有効接触長とすると、各セ
グメントは、その一側面が平面状に形成されるととも
に、他側面にはセグメント外周面から高さ方向へ延びる
溝が多数形成され、且つ、各溝の深さはそれらの内定面
が切削面となるセグメント外周面における厚さ方向のほ
ぼ中央部分に位置するように設定されているので、セグ
メント外周面における一側面の外周縁の長さであるエッ
ジ部分の有効接触長に比較して、他側面の外周縁及び同
外周面の中央部分の有効接触長は溝の分だけ短くなる。
さらに、本考案では隣接するセグメントにおいて、溝が
互いに反対側の側面上に位置するように、これらのセグ
メントを配置したので、前記回転切削刃で被切削物を切
削加工した場合には、全セグメントについて見れば、そ
の外周面の中央部分のみは被切削物に対しエッジ部分よ
りも短い有効接触長で接触することになる。従って、長
期間にわたって切削加工を行った場合にも、セグメント
外周面の中央部分がエッジ部分と同程度に磨耗する。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜4図に従っ
て説明する。
第1,2図に示すように、本実施例の回転切削刃の基体1
は、焼き入れが施された鉄材により円板状に形成されて
いる。基体1の外周縁部には、円周方向にほぼ等間隔を
おいて複数個の切込み部2が形成されており、互いに隣
接する一対の切込み部2間の外周面はセグメント取付部
3となっている。
各セグメント取付部3にはロウ付け、レーザ溶接、焼結
等の方法によって、偶数個(本実施例では12個)の四半
円弧状のセグメント4が、その内周面において固着され
ている。セグメント4はブロンズ系、コバルト銅系、タ
ングステン系等のダイヤモンドパウダが混入された焼結
合金により形成され、切削加工中に欠損しないように十
分な硬度を有している。
第3,4図に示すように、各セグメント4の一側面(第3
図の左側面)5は平面状に形成されている。また、各セ
グメント4の他側面(第3図の右側面)6には、同セグ
メント4の外周面7から互いに平行状態でセグメント4
の高さ方向(第3図の上下方向)へ向けて延びて内周面
へ至る、幅Wを有する複数本(本実施例では4本)の溝
8が形成されている。各溝8の深さは、その内底面9が
各セグメント4の厚さ方向のほぼ中央部分に位置するよ
うに設定されている。
そして、本実施例では第1図に示すように、隣接するセ
グメント4において、溝8が互いに反対側の側面5,6上
に位置するように、これらのセグメント4が配置されて
いる。
次に、前記のように構成された本実施例の作用及び効果
について説明する。
第2図に示すように、本実施例の回転切削刃を用いて被
切削物Bを切削加工する場合には、この回転切削刃をグ
ラインダ、コンクリートカッター等の切削工具(図示し
ない)に装着し、同切削工具を作動させることにより回
転切削刃を回転させ、切削面である各セグメント4の外
周面7を被切削物Bに接触させる。
第4図は隣接する一対のセグメント4の外周面7を展開
して示した図である。ここで、各セグメント4の外周面
7における、一側面5の外周縁の長さ、溝8の内底面9
を通る中央部分の外周縁の長さ、他側面6の外周縁の長
さを、実際に切削に関与する切削長さという意味でそれ
ぞれ有効切削長A1,A2,A3と定義する。各セグメント4
では、その一側面5が平面状に形成されるとともに、他
側面6には幅Wを有する4本の溝8が形成されているの
で、 A2=A3=A1−4W が成り立つ。
さらに、本実施例ではセグメント4の数が偶数個(12
個)であり、しかも隣接するセグメント4において溝8
が互いに反対側の側面5,6上に位置するように、これら
のセグメント4を配置しているので、例えば隣接する2
個のセグメント4を1つの単位として考えた場合、その
外周面のエッジ部分の有効切削長はセグメント4のいず
れの面においても A1+A3=A1+(A1−4W) =2A1−4W であり、また中央部分の有効切削長は 2A2=2(A1−4W)=2A1−8W となり、前者の有効切削長よりも4Wだけ短くなる。
従って、前記回転切削刃で被切削物Bを切削加工した場
合には、全セグメント4について見れば、その外周面7
の厚さ方向中央部分のみが、被切削物Bに対し従来のも
のよりも短い有効接触長で接触することになり、長期間
にわたって切削加工を行った場合にも、同中央部分がエ
ッジ部分と同程度に磨耗する。このため、本実施例によ
れば従来技術とは異なり、セグメント4の外周面7を基
体1の軸心Xに対し常にほぼ平行な面となるよう維持す
ることが可能となり、切削効率や切削精度の低下を確実
に防止することができる。
なお、本考案は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように考案の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
(1)第5図に示すように、各セグメント4における溝
8の長さを前記実施例よりも短くしたり、第6図に示す
ようにこれらの溝8を、セグメント4の高さ方向と交差
するように斜めに形成したりしてもよい。
(2)前記基体1に固着されるセグメント4の数を偶数
の範囲内で変更したり、各セグメント4における溝8の
数を変更したりしてもよい。また、セグメント4に複数
本の溝8を形成する場合には、各溝8を互いに異なる幅
となるように形成してもよいし、さらには、前記溝8の
断面形状を三角形や半円形等に変更したりしてもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、全セグメントにつ
いて見た場合、切削面となるセグメント外周面における
厚さ方向のぼほ中央部分が両エッジ部分よりも被切削物
に対して短い有効接触長で接触するため、長期間にわた
る使用によりセグメントが磨耗した場合にも、セグメン
トの外周面は中央部分と両エッジ部分が均一の割合で磨
耗し、常に各セグメントの外周面を基体の軸心とほぼ平
行な面となるように維持でき、切削効率や切削精度の低
下を確実に防止することができるという効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案を具体化した一実施例を示し、第1
図は回転切削刃の正面図、第2図は第1図におけるII−
II線断面図、第3図はセグメントの斜視図、第4図は隣
接する一対のセグメントの外周面を展開して示す図、第
5,6図はセグメントにおける溝の別例を示す正面図、第
7,8図は従来技術を示し、第7図は回転切削刃の部分正
面図、第8図は同じく部分断面図である。 1…基体、2…切込み部、3…セグメント取付部、4…
セグメント、5…一側面、6…他側面、7…外周面、8
…溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状をなす基体(1)の外周縁部に、そ
    の周方向へほぼ等間隔毎に複数の切込み部(2)を形成
    し、隣接する一対の切込み部(2)間の外周面をセグメ
    ント取付部(3)とし、ダイヤモンドパウダを含有した
    セグメント(4)の内周面を各セグメント取付部(3)
    に固着した回転切削刃において、 前記セグメント(4)の数を偶数に設定し、各セグメン
    ト(4)の一側面(5)を平面状に形成するとともに、
    他側面(6)にはセグメント(4)の外周面(7)から
    同セグメント(4)の高さ方向へ延びる溝(8)を多数
    形成し、且つ各溝(8)の深さをそれらの内定面(9)
    が切削面となるセグメント(4)外周面における厚さ方
    向のほぼ中央部分に位置するように設定し、さらに隣接
    するセグメント(4)において溝(8)が互いに反対側
    の側面(5,6)上に位置するように、これらのセグメン
    ト(4)を配置したことを特徴とする回転切削刃。
JP1989127327U 1989-10-31 1989-10-31 回転切削刃 Expired - Lifetime JPH0753892Y2 (ja)

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EP19900116622 EP0425789A3 (en) 1989-10-31 1990-08-30 Rotary cutting blade

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