JPH0111447Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0111447Y2 JPH0111447Y2 JP1984026569U JP2656984U JPH0111447Y2 JP H0111447 Y2 JPH0111447 Y2 JP H0111447Y2 JP 1984026569 U JP1984026569 U JP 1984026569U JP 2656984 U JP2656984 U JP 2656984U JP H0111447 Y2 JPH0111447 Y2 JP H0111447Y2
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- JP
- Japan
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- chips
- base metal
- welded
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- diamond
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000010432 diamond Substances 0.000 claims description 27
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims description 19
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 12
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鉄筋コンクリート、鉄板などを穿孔ま
たは切断する工具の構造に関するもので、ダイヤ
モンドビツトの円筒形台金の先端部の内側及び外
側に複数のチツプを台金から突出させて溶着する
と共に該チツプ群の中間の任意の位置における台
金先端面に少数のチツプを点在させて溶着し、ま
たはダイヤモンドブレードの円板形台金の周縁部
の両側に複数のチツプを台金から突出させて溶着
すると共に該チツプ群の中間の任意の位置におけ
る台金周端面に少数のチツプを点在させて溶着し
たことを要旨とし、穿削抵坑または切削抵坑を軽
減して工事速度を向上させ、併せて工具の摩耗を
防止することを目的とする。
たは切断する工具の構造に関するもので、ダイヤ
モンドビツトの円筒形台金の先端部の内側及び外
側に複数のチツプを台金から突出させて溶着する
と共に該チツプ群の中間の任意の位置における台
金先端面に少数のチツプを点在させて溶着し、ま
たはダイヤモンドブレードの円板形台金の周縁部
の両側に複数のチツプを台金から突出させて溶着
すると共に該チツプ群の中間の任意の位置におけ
る台金周端面に少数のチツプを点在させて溶着し
たことを要旨とし、穿削抵坑または切削抵坑を軽
減して工事速度を向上させ、併せて工具の摩耗を
防止することを目的とする。
従来のダイヤモンドビツトは第１図及び第２図
に示すように円筒形の台金１の先端面にダイヤモ
ンド粉末と焼結金属を混合して形成した複数個の
チツプ２…を一体的に溶着した構造であるため、
第３図に示すように鉄筋コンクリート部材３をチ
ツプ２群で円環状に切り取り穿孔する際、各チツ
プ２の両側面と先端面のそれぞれの全面が鉄筋コ
ンクリート部材３に摺擦するため穿削抵坑が大で
あつて穿孔速度も遅く、更にチツプ２の摩耗も早
く、殊に鉄筋４にチツプ２が触れると鉄筋４を摩
滅させながらダイヤモンドビツトを推進させるた
め、より一層穿孔速度が遅くなる欠点がある。
に示すように円筒形の台金１の先端面にダイヤモ
ンド粉末と焼結金属を混合して形成した複数個の
チツプ２…を一体的に溶着した構造であるため、
第３図に示すように鉄筋コンクリート部材３をチ
ツプ２群で円環状に切り取り穿孔する際、各チツ
プ２の両側面と先端面のそれぞれの全面が鉄筋コ
ンクリート部材３に摺擦するため穿削抵坑が大で
あつて穿孔速度も遅く、更にチツプ２の摩耗も早
く、殊に鉄筋４にチツプ２が触れると鉄筋４を摩
滅させながらダイヤモンドビツトを推進させるた
め、より一層穿孔速度が遅くなる欠点がある。
また第７図に示すように鉄筋コンクリートなど
を切断する従来のダイヤモンドブレードは、円板
形の台金５の周端面にチツプ２群を放射状に溶着
しているため各チツプ２の両側面と先端面のそれ
ぞれの全面が鉄筋コンクリート面に摺擦するため
切削抵坑が大であつて切断速度も遅く、更にチツ
プ２の摩耗も早く、チツプ２が鉄筋に触れると鉄
筋を摩滅させながらダイヤモンドブレードを推進
させるため、一層切断速度が遅くなる欠点があ
る。
を切断する従来のダイヤモンドブレードは、円板
形の台金５の周端面にチツプ２群を放射状に溶着
しているため各チツプ２の両側面と先端面のそれ
ぞれの全面が鉄筋コンクリート面に摺擦するため
切削抵坑が大であつて切断速度も遅く、更にチツ
プ２の摩耗も早く、チツプ２が鉄筋に触れると鉄
筋を摩滅させながらダイヤモンドブレードを推進
させるため、一層切断速度が遅くなる欠点があ
る。
本考案はこれらの欠点を除去することを目的と
するもので、その実施例を第４図乃至第６図によ
つて説明すると、ダイヤモンドビツトの円筒形の
台金６の先端部の内側及び外側に複数のチツプ７
…を台金６を挾むようにして且つ各チツプ７を台
金６から突出させて一体的に溶着すると共に、該
チツプ７群の中間の任意の位置における台金６の
先端面に少数のチツプ７′の先端面を前記チツプ
７の先端面と揃え点在させ溶着して成るものであ
り、また他の実施例として第８図及び第９図に示
すように、ダイヤモンドブレードの円板形の台金
８の周縁部の両側に複数のチツプ９…を台金８を
挾むようにして且つ台金８から突出させて一体的
に溶着すると共に、該チツプ９群の中間の任意の
位置における台金８の周端面に少数のチツプ９′
の先端面を前記チツプ９の先端面と揃え点在させ
溶着して成るものであり、図中１０は対をなすチ
ツプ７，７の間に形成される空隙である。尚、チ
ツプ７またはチツプ９の数は業者が使用する工具
の場合には多数個を間隔を狭くして溶着し、素人
が使用する工具の場合にはこれを少なく且つ間隔
を広くして溶着し安価とすることができる。
するもので、その実施例を第４図乃至第６図によ
つて説明すると、ダイヤモンドビツトの円筒形の
台金６の先端部の内側及び外側に複数のチツプ７
…を台金６を挾むようにして且つ各チツプ７を台
金６から突出させて一体的に溶着すると共に、該
チツプ７群の中間の任意の位置における台金６の
先端面に少数のチツプ７′の先端面を前記チツプ
７の先端面と揃え点在させ溶着して成るものであ
り、また他の実施例として第８図及び第９図に示
すように、ダイヤモンドブレードの円板形の台金
８の周縁部の両側に複数のチツプ９…を台金８を
挾むようにして且つ台金８から突出させて一体的
に溶着すると共に、該チツプ９群の中間の任意の
位置における台金８の周端面に少数のチツプ９′
の先端面を前記チツプ９の先端面と揃え点在させ
溶着して成るものであり、図中１０は対をなすチ
ツプ７，７の間に形成される空隙である。尚、チ
ツプ７またはチツプ９の数は業者が使用する工具
の場合には多数個を間隔を狭くして溶着し、素人
が使用する工具の場合にはこれを少なく且つ間隔
を広くして溶着し安価とすることができる。
本考案はこのようにして成るから、第６図に示
すようにダイヤモンドビツトを用いて鉄筋コンク
リート部材３に穿孔工事を施工するとき、対をな
す各チツプ７，７の両側面はその全面が鉄筋コン
クリート部材３に摺擦するが、各チツプ７の先端
面は従来のダイヤモンドビツトに溶着されたチツ
プ２の摺擦面に比べて空隙１０の占める面積だけ
その摺擦面の面積が減少し、従つて穿削抵坑が軽
減され、また空隙１０に入り込んでいく鉄筋コン
クリート部材３の肉厚はごく薄いためダイヤモン
ドビツトの回転に伴なう衝激によつて空隙１０内
で少しづつ剥離され、更に鉄筋４に対しては対を
なすチツプ７，７で２条の溝形に掘り下げ、立上
がつた真中の肉薄部分をチツプ７′のエツジで簡
単に切断してしまうのである。またダイヤモンド
ブレードを用いて鉄筋コンクリートの壁面などを
切断するとき台金８の周縁部両側に溶着したチツ
プ９，９の両側面は壁面に摺擦するのであるが、
ダイヤモンドブレートの回転に伴なつて両側のチ
ツプ９，９間に形成される空隙の占める面積だけ
従来のダイヤモンドブレードのチツプ摺擦面に比
べてその摺擦面の面積が減少し、従つて切削抵坑
が軽減され、また空隙に入り込んでいく鉄筋コン
クリートの壁面の肉厚はごく薄いためダイヤモン
ドブレードの回転に伴なう衝激によつて空隙内で
少しづつ剥離され、更に鉄筋に対しては両側のチ
ツプ９…で２条の溝形に掘り下げ、立上がつた真
中の肉薄部分をチツプ９′のエツジで簡単に切断
してしまうのである。
すようにダイヤモンドビツトを用いて鉄筋コンク
リート部材３に穿孔工事を施工するとき、対をな
す各チツプ７，７の両側面はその全面が鉄筋コン
クリート部材３に摺擦するが、各チツプ７の先端
面は従来のダイヤモンドビツトに溶着されたチツ
プ２の摺擦面に比べて空隙１０の占める面積だけ
その摺擦面の面積が減少し、従つて穿削抵坑が軽
減され、また空隙１０に入り込んでいく鉄筋コン
クリート部材３の肉厚はごく薄いためダイヤモン
ドビツトの回転に伴なう衝激によつて空隙１０内
で少しづつ剥離され、更に鉄筋４に対しては対を
なすチツプ７，７で２条の溝形に掘り下げ、立上
がつた真中の肉薄部分をチツプ７′のエツジで簡
単に切断してしまうのである。またダイヤモンド
ブレードを用いて鉄筋コンクリートの壁面などを
切断するとき台金８の周縁部両側に溶着したチツ
プ９，９の両側面は壁面に摺擦するのであるが、
ダイヤモンドブレートの回転に伴なつて両側のチ
ツプ９，９間に形成される空隙の占める面積だけ
従来のダイヤモンドブレードのチツプ摺擦面に比
べてその摺擦面の面積が減少し、従つて切削抵坑
が軽減され、また空隙に入り込んでいく鉄筋コン
クリートの壁面の肉厚はごく薄いためダイヤモン
ドブレードの回転に伴なう衝激によつて空隙内で
少しづつ剥離され、更に鉄筋に対しては両側のチ
ツプ９…で２条の溝形に掘り下げ、立上がつた真
中の肉薄部分をチツプ９′のエツジで簡単に切断
してしまうのである。
このように本考案は構造は堅牢で製作容易であ
ると共に穿孔または切断工事を迅速に行なうこと
ができ、且つ穿削抵坑が少ないため無振動、無騒
音で施工でき、鉄筋コンクリート建造物の解体、
増改築に伴なう開口部の新設或いは鉄板の穿孔な
どに最も有効な勝れた有用考案である。
ると共に穿孔または切断工事を迅速に行なうこと
ができ、且つ穿削抵坑が少ないため無振動、無騒
音で施工でき、鉄筋コンクリート建造物の解体、
増改築に伴なう開口部の新設或いは鉄板の穿孔な
どに最も有効な勝れた有用考案である。
第１図は従来のダイヤモンドビツトを示す底面
図、第２図は同正面図、第３図は同ダイヤモンド
ビツトの使用状態を示す要部切欠縦断面図、第４
図は本考案に係るダイヤモンドビツトを示す底面
図、第５図は第４図におけるＡ−Ａ断面図、第６
図は同ダイヤモンドビツトの使用状態を示す要部
切欠縦断面図、第７図は従来のダイヤモンドブレ
ードを示す正面図、第８図は本考案に係るダイヤ
モンドブレードを示す正面図、第９図は第８図に
おいて二点鎖線で囲んだ部分を示す一部切欠拡大
側面図である。 ６，８……台金、７，７′，９，９′……チツ
プ。
図、第２図は同正面図、第３図は同ダイヤモンド
ビツトの使用状態を示す要部切欠縦断面図、第４
図は本考案に係るダイヤモンドビツトを示す底面
図、第５図は第４図におけるＡ−Ａ断面図、第６
図は同ダイヤモンドビツトの使用状態を示す要部
切欠縦断面図、第７図は従来のダイヤモンドブレ
ードを示す正面図、第８図は本考案に係るダイヤ
モンドブレードを示す正面図、第９図は第８図に
おいて二点鎖線で囲んだ部分を示す一部切欠拡大
側面図である。 ６，８……台金、７，７′，９，９′……チツ
プ。
Claims (1)
- ダイヤモンドビツトの円筒形台金の先端部の内
側及び外側に、またはダイヤモンドブレードの円
板形台金の周縁部の両側に複数のチツプを台金か
ら突出させて溶着すると共に該チツプ群の中間の
任意の位置における台金の端面に少数のチツプを
点在させて溶着して成る鉄筋コンクリートなどを
穿孔または切断する工具の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2656984U JPS60138715U (ja) | 1984-02-25 | 1984-02-25 | 鉄筋コンクリ−トなどを穿孔または切断する工具の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2656984U JPS60138715U (ja) | 1984-02-25 | 1984-02-25 | 鉄筋コンクリ−トなどを穿孔または切断する工具の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60138715U JPS60138715U (ja) | 1985-09-13 |
| JPH0111447Y2 true JPH0111447Y2 (ja) | 1989-04-04 |
Family
ID=30522696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2656984U Granted JPS60138715U (ja) | 1984-02-25 | 1984-02-25 | 鉄筋コンクリ−トなどを穿孔または切断する工具の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60138715U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0437719Y2 (ja) * | 1985-10-17 | 1992-09-04 | ||
| JPH078086Y2 (ja) * | 1988-07-21 | 1995-03-01 | 品川白煉瓦株式会社 | スライディングノズル用耐火物穿孔用ダイヤモンドビット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914413A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-25 | Kyokuto Shokai:Kk | ドリルビツト |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5757918Y2 (ja) * | 1979-11-13 | 1982-12-11 |
-
1984
- 1984-02-25 JP JP2656984U patent/JPS60138715U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914413A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-25 | Kyokuto Shokai:Kk | ドリルビツト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60138715U (ja) | 1985-09-13 |
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