JPH0753863Y2 - 自動締結機用ナット・座金供給装置 - Google Patents

自動締結機用ナット・座金供給装置

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JPH0753863Y2
JPH0753863Y2 JP1992061410U JP6141092U JPH0753863Y2 JP H0753863 Y2 JPH0753863 Y2 JP H0753863Y2 JP 1992061410 U JP1992061410 U JP 1992061410U JP 6141092 U JP6141092 U JP 6141092U JP H0753863 Y2 JPH0753863 Y2 JP H0753863Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボルト・ナットを自動
締結する自動締結機用ナット・座金供給装置に関し、特
にトンネルの掘坑の内周面を覆工するセグメント組付け
装置におけるボルト・ナット自動締結機にナット・座金
を供給する為のナット・座金供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールド掘削機によりトンネルを
掘削する際には、所定長さ掘削する毎に、シールド掘削
機の後方の掘坑のリング状の内周面を鉄筋コンクリート
製の湾曲状の複数のセグメントで覆工していくことにな
るが、前記セグメントを掘坑の内周面に1枚ずつ組付け
てセグメントを既設のセグメントに連結していくセグメ
ント自動組立装置には、セグメント同士を連結する複数
のボルトを締結するボルト・ナット自動締結機が設けら
れている。最近、シールドの大型化に伴い、ボルトの大
型化、締結トルクの増大、ボルト自動締結の高速化、等
が要請されていることから、ボルト・ナット自動締結機
の高速化と、この自動締結装置にナット・座金を供給す
るナット・座金供給装置の高速化が要請されている。
【0003】前記ナット供給装置として、実開平3−8
2125号公報には、複数のナットを直列状に装填する
為の6角形の装填穴を有する左右1対の装填筒体を、軸
方向に移動自在に且つナット供給用の開口を相互に反対
側に向けて対向状に配設し、各装填筒体の開口部に、そ
の開口に外部からソケットが挿入されたときに、1個の
ナットのみをソケットに供給する機構を設け、各装填筒
体に相手側の装填筒体内の複数のナットを押動させる為
の押出しロッドを設け、ボルト・ナット自動締結機の送
りアームの固定側ソケットを一方の装填筒体の開口に、
また、締結アームの駆動側ソケットを他方の装填筒体の
開口に押し当てつつ、両アームを相対接近させることに
より、両アームのソケットに夫々1個のナットを供給す
るように構成したナット供給装置が記載されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記公報に記載のナッ
ト供給装置では、6角形の装填穴にナットを装填してナ
ットの姿勢を規制するため、ナットを所定姿勢にて供給
できるが、ナットと座金とを一緒に供給しようとする
と、ナットの回動姿勢が一定でなくなり、ナットの姿勢
を保持できなくなること、ナットと座金とをソケットの
方へ押出す押出し機構がなく、大型の1対のアームを移
動駆動する必要があるため、作動高速化を図ることが困
難で且つ合理性に欠けること、等の問題がある。本考案
の目的は、ナット・座金を供給可能にし、且つナットの
姿勢を所定の回動姿勢に規制可能にし、作動高速化を可
能にすること、等である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動締結機用
ナット・座金供給装置は、ボルト・ナットを自動締結す
る為の自動締結機に、ナットとこれに止め付けた座金を
供給するナット・座金供給装置であって、本体フレーム
に基端部において片持ち状に支持され、且つ複数のナッ
トと座金を軸方向にスライド自在に外嵌装着可能な装填
ロッドと、前記装填ロッドに装着された複数のナットと
座金を、ガイドロッドの基端側から自由端側へ、順次押
出す為の押出し手段と、前記複数のナットのうち、少な
くとも最も自由端側のナットを、自動締結機のソケット
に嵌まる所定の回動姿勢に規制する姿勢規制手段とを備
え、 前記姿勢規制手段が、前記複数のナットと座金の両
側において、装填ロッドに沿って延びる1対の規制部材
であって、前記最自由端側のナットの両側に当接する規
制部と、このナット以外の複数のナットの両側に当接又
は接近する複数の補助規制部とを有する1対の規制部材
と、この1対の規制部材を接近・離隔方向へ開閉駆動す
る開閉用アクチュエータとを有するものである。
【0006】請求項2の自動締結機用ナット・座金供給
装置は、請求項1の発明において、前記押出し手段が、
装填ロッドにその軸方向に移動自在に外嵌されたスライ
ダと、このスライダを自由端の方へ移動させる送り用ア
クチュエータとで構成されたものである。請求項3の
動締結機用ナット・座金供給装置は、請求項2の発明に
おいて、前記本体フレームのうちの、前記装填ロッドの
自由端側端部に、自動締結装置の位置決め部に係合する
位置決め係合部を設けたものである。
【0007】請求項4の自動締結機用ナット・座金供給
装置は、ボルト・ナットを自動締結する為の自動締結機
に、ナットとこれに止め付けた座金を供給するナット・
座金供給装置であって、本体フレームに基端部において
片持ち状に支持され、且つ複数のナットと座金を軸方向
にスライド自在に外嵌装着可能な装填ロッドと、前記装
填ロッドに装着された複数のナットと座金を、ガイドロ
ッドの基端側から自由端側へ、順次押出す為の押出し手
段と、前記複数のナットのうち、少なくとも最も自由端
側のナットを、自動締結機のソケットに嵌まる所定の回
動姿勢に規制する姿勢規制手段とを備え、前記姿勢規制
手段が、前記装填ロッドに装着された複数のナットの少
なくとも一側面に摩擦接触状に係合可能な係合部材と、
この係合部材を複数のナットに当接する位置と離隔する
位置とに切り換える切り換え用アクチュエータとを有す
るものである。
【0008】請求項5の自動締結機用ナット・座金供給
装置は、請求項4の発明において、前記押出し手段が、
前記係合部材と、この係合部材及び前記切り換え用アク
チュエータとを1組のナットと座金の長さ分往復移動さ
せる送り用アクチュエータとを備えたものである。
【0009】
【考案の作用及び効果】請求項1の自動締結機用ナット
・座金供給装置においては、装填ロッドに複数のナット
と座金を摺動自在に外嵌状に装填しておき、姿勢規制手
段により、少なくとも、最も自由端側のナットを自動締
結機のソケットに嵌まる所定姿勢に規制した状態で、押
出し手段により複数のナットと座金を装填ロッドの基端
側から自由端側へ順次押出すことにより、ナットと座金
を1組ずつ自動締結機のソケットへ供給できる。このよ
うに、装填ロッドと、姿勢規制手段と、押出し手段とを
設けたことにより、ナットと座金を供給できること、ナ
ットを所定の回動姿勢に規制しつつ供給できること、ナ
ットと座金をソケットの方へ押出し供給でき、ナット・
座金供給の高速化を図ることができる。
【0010】そして、前記姿勢規制手段が、複数のナッ
トと座金の両側において装填ロッドに沿って延びる1対
の規制部材とこれら1対の規制部材を開閉駆動する開閉
用アクチュエータとを備え、これら規制部材に、最自由
端側のナットの両側に当接する1対の規制部と、この最
自由端側のナット以外の複数のナットの両側に接近する
複数の補助規制部とを形成したので、1対の規制部材を
接近側へ駆動して、1対の規制部で最自由端側のナット
を所定の回動姿勢に規制し、且つそれ以外の複数のナッ
トを複数の補助規制部で、所定の又は略所定の回動姿勢
に規制できるため、最自由端側のナットを確実に所定の
回動姿勢に規制できる。
【0011】請求項2のナット・座金供給装置において
は、請求項1と同様の作用・効果を奏するが、前記押出
し手段を、装填ロッドに外嵌されたスライダと、このス
ライダを装填ロッドの自由端の方へ移動させる送り用ア
クチュエータで構成するため、押出し手段の構成を簡単
化できる。請求項3の自動締結機用ナット・座金供給装
置においては、請求項2と同様の作用・効果を奏する
が、前記本体フレームのうちの、前記装填ロッドの自由
端側端部に、自動締結装置の位置決め部に係合する位置
決め係合部を設けるため、ナット・座金供給装置と自動
締結機との位置を正確に合わせることができる。
【0012】請求項4の自動締結機用ナット・座金供給
装置においては、装填ロッドに複数のナットと座金を摺
動自在に外嵌状に装填しておき、姿勢規制手段により、
少なくとも、最も自由端側のナットを自動締結機のソケ
ットに嵌まる所定姿勢に規制した状態で、押出し手段に
より複数のナットと座金を装填ロッドの基端側から自由
端側へ順次押出すことにより、ナットと座金を1組ずつ
自動締結機のソケットへ供給できる。このように、装填
ロッドと、姿勢規制手段と、押出し手段とを設けたこと
により、ナットと座金を供給できること、ナットを所定
の回動姿勢に規制しつつ供給できること、ナットと座金
をソケットの方へ押出し供給でき、ナット・座金供給の
高速化を図ることができる。 そして、前記姿勢規制手段
が、装填ロッドに装填された複数のナットの少なくとも
一側面に摩擦接触状に係合可能を係合部材と、この係合
部材を当接位置と離隔位置とに切り換える切り換え用ア
クチュエータとを備えた構成とするので、前記姿勢規制
手段の構成が簡単化する。
【0013】請求項5のナット・座金供給装置において
は、請求項4と同様の作用・効果を奏するが、前記押出
し手段が、この係合部材及び前記切り換え用アクチュエ
ータとを1組のナットと座金の長さ分往復移動させる送
り用アクチュエータとを備えた構成とするため、姿勢規
制手段を有効活用して押出し手段を構成でき、押出し手
段の構成が簡単化する。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、トンネルを掘削するシールド掘
削機の付属設備として設けられるセグメント自動組付け
装置のボルト・ナット自動締結機にナットと座金とを供
給するナット・座金供給装置に本考案を適用した場合の
例である。ここで、シールド掘削機でトンネルを掘削す
る場合、トンネルの掘坑の内周面をトンネルの軸方向所
定長さのリング状部分毎に、鉄筋コンクリート製のセグ
メントで覆工していくことになる。
【0015】図1〜図4に示すように、前記セグメント
1は、トンネルの軸方向に所定長さで、周方向には、円
周を複数分割した湾曲形状のものであり、前記掘坑の内
周面を覆工する際、軸方向に所定長さのリング状部分毎
に覆工する関係上、新設のセグメント1Aは、その1つ
又は2つの周直交端面と1つの軸直交端面が既設の隣接
するセグメント1Bに当接状に配置され、隣接するセグ
メント1Bにボルト・ナットを介して複数個所において
連結され、前記大型のトンネルの場合、自動締結機によ
り、各連結個所毎に3組のボルト・ナットで連結される
ことになる。
【0016】この自動締結機10について、セグメント
自動組付け装置の組付け装置本体フレーム11に、径方
向スライドフレーム12が設けられ、この径方向スライ
ドフレーム12は、案内部材13を介して油圧モータ1
5とスクリューシャフト14を介して径方向へ移動駆動
される。前記径方向スライドフレーム12の先端部に案
内部材17を介して連結された軸方向スライドフレーム
16は、油圧モータとスクリューシャフトを介して軸方
向へ移動駆動される。
【0017】前記軸方向スライドフレーム16の先端部
のフレキシブルハンガー18には、トンネルの周方向に
所定長さ延びる支持フレーム20が垂設支持され、前記
支持フレーム20の下端部には、第1案内部材21と第
2案内部材22とが設けられている。前記第1案内部材
21には、送りアーム23が図1にて左右方向へスライ
ド自在に取付けられ、油圧シリンダ24により左右方向
へ移動駆動可能に構成され、また、前記第2案内部材2
2には、締結アーム25が左右方向へスライド自在に取
付けられ、油圧シリンダ26により左右方向へ移動駆動
可能に構成されている。
【0018】前記セグメント1同士をボルトで連結する
連結部の構造について説明すると、セグメント1の端面
1aの近傍部には、凹部2が形成され、その凹部2と端
面1a間には連結壁部が形成され、連結壁部には、図示
のように上段2本及び下段1本のボルト挿通穴5が予め
形成されている。
【0019】前記送りアーム23の下部のソケットホル
ダ30には、図2に示すように、3つの固定側ソケット
31(上段2つ、下段1つ)が前記ボルト挿通穴5に対
応する配置にて設けられており、これら固定側ソケット
31には夫々予め合成樹脂製ファスナーを介して座金7
を止め付けたナット8を装着可能に構成してある。前記
締結アーム25の下部には、図3に示すように、3つの
駆動側ソケット32(上段2つ、下段1つ)が前記ボル
ト挿通穴5に対応する配置にて設けられており、これら
駆動側ソケット32には夫々予め合成樹脂製ファスナー
を介して座金7を止め付けたナット8を装着可能に構成
してある。
【0020】次に、前記3つの駆動側ソケット32の夫
々を駆動する第1油圧モータ33と、これと反対側に同
心状に位置する第2油圧モータ34とが設けられ、中央
の第1油圧モータ33はギヤ列35(ギヤ36〜41か
らなる)により最下段の駆動側ソケット32に連動連結
され、中央の第2油圧モータ34は、締結方向に駆動力
を伝達可能なワンウェイクラッチを介してギヤ列35の
入力ギヤ36に連結され、また前後両側の第1油圧モー
タ33は、ギヤ列42(ギヤ43〜47からなる)を介
して、夫々、上段の前後の駆動側ソケット32に連動連
結され、前後両側の第2油圧モータ34は、ギヤ列42
の入力ギヤ43にワンウェイクラッチを介して連結され
ている。尚、中央の第1油圧モータ33は締結アーム2
5の右側に、また、前後1対の第1油圧モータ33は締
結アーム25の左側に設けられ、中央の第2油圧モータ
34は、締結アームの左側に、また、前後1対の第2油
圧モータ34は、締結アーム25の右側に設けられてい
る。
【0021】ボルト・ナットを締結する締結初期の低ト
ルク・高速締結時には、3つの第1油圧モータ33が直
列回路を介して直列駆動され、また、締結後期の高トル
ク・低速締結時には、第1及び第2油圧モータ33,3
4が並列回路を介して並列駆動される。
【0022】次に、前記ナット・座金供給装置50につ
いて説明する。図1、図に示すように、ナット・座金
供給装置50は、自動組付け装置本体フレーム11から
セグメント1に沿って延びたベースフレーム6上に載置
固定され、自動締結機10の送りアーム23の3つの固
定側ソケット31と、締結アーム25の3つの駆動側ソ
ケット32に、夫々、同時に、座金7を止め付けたナッ
ト8(以下、座金・ナット8Aと言う)を供給するよう
に構成されている。
【0023】図5〜図11に示すように、ナット・座金
供給装置50の本体フレームは、中央フレーム51と、
この中央フレーム51の下端部から左右へ夫々延びる左
右1対の下部フレーム52と、中央フレーム51の上端
に連結され左右へ延びる1本の上部フレーム53、等で
構成されている。前記中央フレーム51は、中央壁部材
54と、その前後両側に固定された前後1対の側壁部材
55等からなる。ナット・座金供給装置50は、前記送
りアーム23の3つの固定側ソケット31と、締結アー
ム25の3つの駆動側ソケット32とに、夫々、同時に
座金・ナット8Aを供給する為のもので、中央壁部材5
4に対して左右対称の構成であり、送りアーム23及び
締結アーム25との位置合わせを容易にする為、ナット
・座金供給装置50の中央フレーム51及びこれに付設
されたナット・座金供給機構は、中央フレーム51の前
後両側の弾性支持機構56を介して弾性支持されてい
る。
【0024】この弾性支持機構56について説明する
と、前後の側壁部材55の外側に固定側フレーム57が
設けられ、前後の側壁部材55から夫々水平に突設され
た2本の支軸部材58の各先端部に摺動自在に嵌合され
た可動枢支部材59は、バネ60で外方へ弾性付勢さ
れ、各可動枢支部材59の上下両端に夫々ガイド軸61
が縦向きに突設され、各ガイド軸61の先端部は、固定
側フレーム57に固定された固定枢支部材62に摺動自
在に嵌合され、可動枢支部材59と各固定枢支部材62
間において各ガイド軸61にはバネ63が外装されてい
る。従って、前後両側の弾性支持機構56を介して、本
体フレームとナット・座金供給機構は、前後方向へも上
下方向へも小距離だけ移動自在に弾性支持され、ナット
・座金供給装置50の左端の1対の係合凸部66を送り
アーム23の1対の係合凹部28に、また、右端の1対
の係合凸部67を締結アーム25の1対の係合凹部29
に、夫々係合されて位置合わせするのが容易になる。
尚、係合凸部66,67が位置決め係合部に相当し、ま
た、係合凹部28,29が位置決め部に相当する。
【0025】次に、ナット・座金供給装置50のナット
・座金供給機構について説明する。前記中央壁部材54
の上段部には、左右1対の装填ロッド70を一体化して
なる装填ロッド部材が前後に2本挿通固定されて、上段
部の前部と後部において夫々、左右1対の装填ロッド7
0が中央壁部材54の左右両側へ所定長さ片持ち状に延
び、中央壁部材54の下段部には、左右1対の装填ロッ
ド70を一体化してなる1本の装填ロッド部材が挿通固
定されて、左右1対の装填ロッド70が中央壁部材54
の左右両側へ所定長さ片持ち状に延び、中央壁部材54
の左側の3本の装填ロッド70には、夫々12個の座金
・ナット8Aが装填され、また中央壁部材54の右側の
3本の装填ロッド70には、夫々12個の座金・ナット
8Aが装填される。
【0026】前記左側の3本の装填ロッド70に装填さ
れた座金・ナット8Aを、各装填ロッド70当り1個ず
つ左方へ送り出す押出し機構72と、右側の3本の装填
ロッド70に装填された座金・ナット8Aを、各装填ロ
ッド70当り1個ずつ右方へ送り出す押出し機構72と
が、設けられている。図5、図8、図9に基いて、前記
左側の押出し機構72について説明すると、各装填ロッ
ド70には、その最右端の座金・ナット8Aを左方へ押
す為のスライダ73が摺動自在に外嵌装着され、これら
3つのスライダ73に係合連結された連結部材74は、
複動油圧シリンダ75のピストンロッドに連結され、油
圧シリンダ75により連結部材74を介して3つのスラ
イダ73を1ピッチ(1組の座金・ナット8Aの長さ)
ずつ左方へ押すことにより、3つの装填ロッド70の各
々の座金・ナット8Aを1つずつ左方へ押し出すように
構成してある。右側の押出し機構72も同様に構成さ
れ、複動油圧シリンダ76により、連結部材77を介し
て、3つのスライダ73を右方へ押すことにより、3つ
の装填ロッド70の各々の座金・ナット8Aを1ピッチ
ずつ右方へ押し出すように構成してある。
【0027】次に、前記各装填ロッド70に装填された
複数の座金・ナット8Aを、固定側ソケット31及び駆
動側ソケット32に嵌めることのできる所定の回動姿勢
に規制する為の姿勢規制機構80について説明する。前
記左側の3つの装填ロッド70に対応する3組の姿勢規
制機構80について説明する。最初に、上段の前側の装
填ロッド70に対応する姿勢規制機構80について説明
すると、その装填ロッド70の上下両側には、装填ロッ
ド70に沿って延びる1対の規制部材81,82が配設
され、これら規制部材81,82の装填ロッド70側の
部分には、最も左側(装填ロッド70の最も自由端側)
の座金・ナット8A以外の複数の座金・ナット8Aのナ
ット8の上下両面に夫々当接又は接近してナット8を所
定の又は略所定の回動姿勢規制する複数の補助規制部
83と、固定側ソケット31に供給される最自由端側の
座金・ナット8Aの上下両面に当接する規制部84とが
形成されている。前記規制部84は、図11に示すよう
に、ナット8の一辺に係合する浅い凹部状に形成してあ
る。
【0028】前記上側の規制部材81は、その前側の可
動部材85に複数箇所において固定され、また、下側の
規制部材82は、その前側の可動部材86に複数箇所に
おいて固定され、これら上下1対の可動部材85,86
は、それらを摺動自在に挿通する左右1対の縦向きのガ
イドロッド87により昇降可能に案内され、上下1対の
可動部材85,86を開閉駆動する開閉用油圧シリンダ
88のシリンダ本体は、上側の可動部材85に固着さ
れ、また、ピストンロッド88aは、下側の可動部材8
6に固着されている。尚、符号89,90,91は、夫
々、上側の可動部材85の上限位置ストッパ、同可動部
材85の下限位置ストッパ、下側の可動部材86の上限
位置ストッパである。
【0029】前記開閉用油圧シリンダ88により上下の
可動部材85,86を離隔させると、上下の補助規制部
83,83間間隔が座金・ナット8Aの外径よりも大き
くなるので、前記押出し機構72により、複数の座金・
ナット8Aを送ることができ、また、上下の可動部材8
5,86を接近方向へ駆動させると、上下の複数の補助
規制部83,83が座金・ナット8Aのナット8の上下
両面に当接又は接近して、ナット8の姿勢を規制するこ
とになる。
【0030】次に、上段の後側の装填ロッド70に対応
する姿勢規制機構80及び下段の装填ロッド70に対応
する姿勢規制機構80も、基本的に前記姿勢規制機構8
0と同様の構成であるので、説明を省略するが、これら
2組の姿勢規制機構80の4つの可動部材85,86
は、共通の左右1対のガイドロッド87で案内されてい
る。前記右側の3本の装填ロッド70に夫々対応する3
組の姿勢規制機構80は、前記左側の3組の姿勢規制機
構80と左右対称の構成であるため説明を省略する。
【0031】以上説明したナット・座金供給装置50の
作用について説明する。図1に示すように、自動締結機
10の支持フレーム20をナット・座金供給装置50の
上方へ移動させ、送りアーム23をナット・座金供給装
置50の左端に接近させ、また、締結アーム25をナッ
ト・座金供給装置50の右端に接近させ、左端の1対の
係合凸部66に送りアーム23の1対の係合凹部28を
係合させ、また、右端の1対の係合凸部67に締結アー
ム25の1対の係合凹部29を係合させると、ボルト・
ナット自動締結装置10とナット・座金供給装置50と
が、所定の位置関係に連結される。このとき、前記弾性
支持機構56を介して、ナット・座金供給装置50の姿
勢を微調節できるため、係合凸部66,67と係合凹部
28,29とを容易に係合させることができる。
【0032】次に、当初、各姿勢規制機構80の油圧シ
リンダ88を閉駆動しておいて、複数の補助規制部83
と規制部84とで、複数の座金・ナット8Aの姿勢を規
制しておき、次に、6組の姿勢規制機構80の油圧シリ
ンダ88を同時に開駆動させると、座金・ナット8Aを
送り得る状態になるので、左右1対の押出し機構72の
各油圧シリンダ75,76のピストンロッドを1ピッチ
(1組の座金・ナット8Aの長さ)だけ伸長させると、
左側の3本の装填ロッド70の先端部の各1つの座金・
ナット8Aが送りアーム23の3つの固定側ソケット3
1に夫々装填され、また、右側の3本の装填ロッド70
の先端部の各1つの座金・ナット8Aが締結アーム25
の3つの駆動側ソケット32に夫々装填される。座金・
ナット8Aの装填の後、6つの油圧シリンダ88を再び
閉駆動し、その状態に保持する。
【0033】以上のように、繰り返すことにより、12
個の座金・ナット8Aを順次自動締結装置10に供給で
きるが、全部の座金・ナット8Aを供給した後、油圧シ
リンダ75,76のロッドを完全に退入させ、6組の油
圧シリンダ88を開駆動した状態で、新規の各12個の
座金・ナット8Aを、装填ロッド70の自由端側から各
装填ロッド70に装填するものとする。
【0034】以上のナット・座金供給装置50によれ
ば、装填ロッド70に座金・ナット8Aを外嵌して装填
するので、複数の座金・ナット8Aを簡単に装填でき
る。また、各姿勢規制機構80の規制部84により最も
自由端側のナット8の姿勢をソケット31,32に嵌ま
る所定の回動姿勢に規制するため、座金・ナット8Aを
確実にソケット31,32に供給でき、しかも、複数の
補助規制部83により最も自由端側のナット8以外のナ
ット8の姿勢を規制するため、規制部84で姿勢規制す
るときに確実に姿勢規制できる。更に、各装填ロッド7
0に装填された複数の座金・ナット8Aを押出す押出し
機構72を設けたため、送りアーム23と締結アーム2
5を移動させることなく、座金・ナット8Aをソケット
31,32に迅速に供給でき、各3本の装填ロッド70
の複数の座金・ナット8Aを共通の押出し機構72によ
り押出すように構成したため、押出し機構72の構成を
簡単化できる。
【0035】本体フレームの左端部と右端部とに夫々係
合凸部66,67を設け、これら係合凸部66,67を
送りアーム23及び締結アーム25の係合凹部28,2
9に係合させて位置決めするため、送りアーム23及び
締結アーム25と、ナット・座金供給装置50とを正確
に位置合わせできる。また、ナット・座金供給装置50
の本体フレームに付設したナット・座金供給機構を弾性
支持機構56を介して弾性支持したため、送りアーム2
3及び締結アーム25と、ナット・座金供給装置50と
の位置合わせを容易に行うことができる。
【0036】次に、別実施例について説明する。図1
2、図13に示すように、このナット・座金供給装置5
0Aは、前記ボルト・ナット自動締結装置10のベース
フレーム6に固定される固定側フレーム90と、この固
定側フレーム90に前記弾性支持機構56と同様の弾性
支持機構56Aを介して弾性支持される本体フレーム9
1と、本体フレーム91に組付けられたナット・座金供
給機構等からなる。
【0037】前記本体フレーム91の中央フレーム92
には、前記実施例と同様に、中央フレーム92の左側へ
所定長さ突出する3本の装填ロッド93と、中央フレー
ム92の右側へ所定長さ突出する3本の装填ロッド93
とが片持ち状に挿通固定され、各装填ロッド93には、
11組の座金・ナット8Aが夫々装填される。 中央フ
レーム92の左側のナット・座金供給機構と、中央フレ
ーム92の右側のナット・座金供給機構とは、左右対称
の構成であるので、左側のナット・座金供給機構につい
て説明し、右側のナット・座金供給機構について同一符
号を付して説明を省略するものとする。
【0038】前記各装填ロッド93に装填された複数の
座金・ナット8Aを、固定側ソケット31及び駆動側ソ
ケット32に嵌まる所定の回動姿勢に規制する姿勢規制
機構94が設けられている。これら姿勢規制機構94に
関して、各装填ロッド93の上下両側には、複数の座金
・ナット8Aのナット8の上下両面に夫々係合する複数
の係合部95を有する係合部材96,97が配設されて
いる。上側の3本の係合部材96に関して、上段の2本
の係合部材96は、一体的に連結され、これら2本の係
合部材96と下段の1本の係合部材96は、左右1対の
連結ロッド98を介して一体的に連結されている。
【0039】下側の3本の係合部材97において、上段
の2本の係合部材97と下段の1本の係合部材97とを
一体的に連結する為、本体フレーム91の前部と後部に
は、夫々、左右1対のガイドスリーブ99が固着され、
これらガイドスリーブ99に挿通された計4本のガイド
ロッド100のうちの前側の2本のガイドロッド100
の上端が前側の上段の係合部材97に、また、後側の2
本のガイドロッド100の上端が後側の上段の係合部材
97に、夫々固着され、また前側の2本のガイドロッド
100の下端が下段の係合部材97の前部に固着され、
また、後側の2本のガイドロッド100の下端が下段の
係合部材97の後部に固着され、これにより、下側の3
本の係合部材97は、一体的に連結されている。
【0040】前記ガイドロッド100の前後両側に付設
されたローラ101が上段の2本の係合部材96の下面
に固定された金具102上を遊転するように構成され、
これにより、上側の3本の係合部材96の係合部95が
ナット8の上面に係合したときに、下側の3本の係合部
材97の係合部95が座金・ナット8Aの座金7よりも
低く位置し、また下側の3本の係合部材97の係合部9
5がナット7の下面に係合したときに、上側の3本の係
合部材96の係合部95が座金・ナット8Aの座金7よ
りも高く位置するように、6本の係合部材96,97の
位置関係が設定されている。
【0041】従って、上側の3本の係合部材96の複数
の係合部95を、夫々対応する装填ロッド93の複数の
ナット8の上面に係合させると、座金・ナット8Aの姿
勢が所定姿勢に規制されることになる。次に、各装填ロ
ッド93に装填された複数の座金・ナット8Aを1ピッ
チずつ装填ロッド93の自由端側へ押出す押出し機構1
06について説明する。前記金具102内には、左右方
向に細長のローラ遊動隙間102aが形成されていて、
上側の3本の係合部材96を下側の3本の係合部材97
に対して1ピッチ(1組の座金・ナット8Aの長さ分)
だけ、相対的に左方へ移送できるように構成してある。
【0042】更に、前記6本の係合部材96,97を同
時に昇降駆動する油圧シリンダ107が設けられ、この
油圧シリンダ107のロッドの下端は、上段の前後の係
合部材96に固着され、前記油圧シリンダ107を固定
した可動板部材108は、前後1対の左右方向向きの水
平なガイド軸部材109を介して、左右方向に移動自在
に案内されている。
【0043】前記可動板部材108に対して、6本の係
合部材96,97を前記油圧シリンダ107で昇降する
為、上段の前後の係合部材96に突設された左右1対の
縦向きのガイドロッド110が、可動板部材108に固
着された縦向きのガイドスリーブ111と可動板部材1
08とを夫々挿通している。それ故、油圧シリンダ10
7により、各装填ロッド93の上側の係合部材96の係
合部95がナット8に摩擦当接する位置と、各装填ロッ
ド93の下側の係合部材97の係合部95がナット8に
摩擦当接する位置とに切り換え可能になっている。
【0044】更に、前記中央フレーム92の上側部に
は、押出し駆動用の油圧シリンダ112が設けられ、そ
のピストンロッドに連結された連結金具113が、可動
板部材108にヒンジ結合され、この油圧シリンダ11
2により、可動板部材108と、これに付設された油圧
シリンダ107及び6つの係合部材96,97を1ピッ
チだけ左右方向へ往復駆動できるように構成してある。
【0045】以上説明したナット・座金供給装置50A
の作用について説明する。前記ナット・座金供給装置5
0Aにより、送りアーム23の3つの固定側ソケット3
1と、締結アーム25の3つの駆動側ソケット32に座
金・ナット8Aを同時に供給する場合、最初に、左右の
油圧シリンダ107のロッドを伸長させて、上側の係合
部材96の複数の係合部95を夫々ナット8に摩擦係合
させた状態において、左右の油圧シリンダ112のピス
トンロッドを1ピッチ分伸長させると、各装填ロッド9
3の複数の座金・ナット8Aが1ピッチ分各装填ロッド
93の自由端側へ移送され、最も自由端側の1組の座金
・ナット8Aがソケット31,32に同時に供給され
る。このとき、ローラ101は、ローラ遊動隙間102
a内を遊転して自由端側へ移動し、左右の下側の各3つ
の係合部材97は、左右方向に移動することはない。
【0046】次に、左右の油圧シリンダ107のピスト
ンロッドを退入させて6つの係合部材96,97を上昇
位置へ切り換えて、左右の下側の各3つの係合部材97
の複数の係合部95を夫々ナット8に係合させた状態に
してから、左右の油圧シリンダ112のピストンロッド
を退入させると、ローラ101がローラ遊動隙間102
a内を遊転して中央フレーム92側へ移動し、左右の上
側の各3つの係合部材96が1ピッチ分中央フレーム9
2側へ移動する。このようにして、1サイクルの座金・
ナット8Aの供給を行うことができる。
【0047】以上説明したナット・座金供給装置50A
によれば、係合部材96,97により、複数の座金・ナ
ット8Aを挟み付ける構成ではなく、上側の係合部材9
6の係合部95を複数の座金・ナット8Aに係合させて
ナット8の姿勢を所定の回動姿勢に規制するように構成
したため、姿勢規制機構94の構成が簡単化する。ま
た、姿勢規制機構94の係合部材96を押出し機構10
6に活用するため、押出し機構106の構成が簡単化す
ること、複数の座金・ナット8Aを1ピッチずつ送るよ
うに構成したため、押出し機構106の構成が簡単化す
ること等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るボルト・ナット自動締結装置の正
面図である。
【図2】図1の装置の送りアームの要部右面図である。
【図3】図1の装置の締結アームの左側面図である。
【図4】図1の装置に設けられたナット・座金供給及び
セグメントの平面図である。
【図5】前記ナット・座金供給装置の横断平面図(図7
の5−5線断面図)である。
【図6】前記ナット・座金供給装置の横断平面図(図7
の6−6線断面図)である。
【図7】前記ナット・座金供給の正面図である。
【図8】前記ナット・座金供給の縦断正面図である。
【図9】図7の9−9線断面図である。
【図10】図7の10−10線断面図である。
【図11】図7の11−11線断面図である。
【図12】別実施例に係るナット・座金供給装置の縦断
正面図(図13の12−12線断面図)である。
【図13】図12の装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
10 ボルト・ナット自動締結装置 28,29 係合凹部 50,50A ナット・座金供給装置 66,67 係合凸部 70 装填ロッド 72 押出し手段 73 スライダ 75,76 油圧シリンダ 80 姿勢規制機構 81,82 規制部材 83 補助規制部 84 規制部 88 油圧シリンダ 95 係合部 96,97 係合部材 106 押出し機構 107 油圧シリンダ 112 油圧シリンダ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト・ナットを自動締結する為の自動
    締結機に、ナットとこれに止め付けた座金を供給するナ
    ット・座金供給装置であって、 本体フレームに基端部において片持ち状に支持され、且
    つ複数のナットと座金を軸方向にスライド自在に外嵌装
    着可能な装填ロッドと、 前記装填ロッドに装着された複数のナットと座金を、ガ
    イドロッドの基端側から自由端側へ、順次押出す為の押
    出し手段と、 前記複数のナットのうち、少なくとも最も自由端側のナ
    ットを、自動締結機のソケットに嵌まる所定の回動姿勢
    に規制する姿勢規制手段とを備え、 前記姿勢規制手段が、前記複数のナットと座金の両側に
    おいて、装填ロッドに沿って延びる1対の規制部材であ
    って、前記最自由端側のナットの両側に当接する規制部
    と、このナット以外の複数のナットの両側に当接又は接
    近する複数の補助規制部とを有する1対の規制部材と、
    この1対の規制部材を接近・離隔方向へ開閉駆動する開
    閉用アクチュエータとを有する ことを特徴とする自動締
    結機用ナット・座金供給装置。
  2. 【請求項2】 前記押出し手段が、装填ロッドにその軸
    方向に移動自在に外嵌されたスライダと、このスライダ
    を自由端の方へ移動させる送り用アクチュエータとで構
    成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動締結機
    用ナット・座金供給装置。
  3. 【請求項3】 前記本体フレームのうちの、前記装填ロ
    ッドの自由端側端部に、自動締結装置の位置決め部に係
    合する位置決め係合部を設けたことを特徴とする請求項
    2に記載の自動締結機用ナット・座金供給装置。
  4. 【請求項4】 ボルト・ナットを自動締結する為の自動
    締結機に、ナットとこれに止め付けた座金を供給するナ
    ット・座金供給装置であって、 本体フレームに基端部において片持ち状に支持され、且
    つ複数のナットと座金を軸方向にスライド自在に外嵌装
    着可能な装填ロッドと、 前記装填ロッドに装着された複数のナットと座金を、ガ
    イドロッドの基端側か ら自由端側へ、順次押出す為の押
    出し手段と、 前記複数のナットのうち、少なくとも最も自由端側のナ
    ットを、自動締結機のソケットに嵌まる所定の回動姿勢
    に規制する姿勢規制手段とを備え、 前記姿勢規制手段が、前記装填ロッドに装着された複数
    のナットの少なくとも一側面に摩擦接触状に係合可能な
    係合部材と、この係合部材を複数のナットに当接する位
    置と離隔する位置とに切り換える切り換え用アクチュエ
    ータとを有することを特徴とする自動締結機用ナット・
    座金供給装置。
  5. 【請求項5】 前記押出し手段が、前記係合部材と、こ
    の係合部材及び前記切り換え用アクチュエータとを1組
    のナットと座金の長さ分往復移動させる送り用アクチュ
    エータとを備えたことを特徴とする請求項に記載の自
    動締結機用ナット・座金供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3082125U (ja) * 2001-05-24 2001-11-30 株式会社ヱンメー商会 小判形枕

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