JPH0753516Y2 - 豆腐成形用型箱 - Google Patents

豆腐成形用型箱

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Publication number
JPH0753516Y2
JPH0753516Y2 JP1993037507U JP3750793U JPH0753516Y2 JP H0753516 Y2 JPH0753516 Y2 JP H0753516Y2 JP 1993037507 U JP1993037507 U JP 1993037507U JP 3750793 U JP3750793 U JP 3750793U JP H0753516 Y2 JPH0753516 Y2 JP H0753516Y2
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JP
Japan
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elongated
plate
bottom plate
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minute gap
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993037507U
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English (en)
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JPH071787U (ja
Inventor
幸二 松元
Original Assignee
株式会社間瀬鈑金製作所
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴ液をにがりや凝固剤
と共に投入し濾過して豆腐に凝固させる型箱に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、豆腐成形用の型箱は、図7のよう
に、大きなパンチ孔を施した側枠板と、底板と、押板と
から成り、側枠板の内底に底板を載置し、その内周に濾
布を被着した後、ゴ液と凝固剤を投入充填し、さらに濾
布で包んだ押板で押し下げることで濾過し凝固させて豆
腐を成形するのである。
【0003】しかしながら、濾布を用いるため準備が面
倒で自動化が図れず、且つ濾布の洗浄を必要とするため
豆腐成形は手間のかかる問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、濾布
を不要として自動化を図り、円滑且つ迅速に豆腐を成形
できる型箱を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、側枠
板と、水切り底板と、押板とから成り、ゴ液を投入濾過
して豆腐に凝固させるものにおいて、上面が平面となっ
た細長板を水分濾過できる微小間隙をおいて多数並列し
て多数の細長微孔を上面に形成すると共に、細長微孔の
下面開口巾を上面の微小間隙より広くした水切り底板
と、下面が平面となった細長板を水分濾過できる微小間
隙をおいて多数並列して多数の細長微孔を下面に形成す
ると共に、細長微孔の上面開口巾を下面の微小間隙より
広くした押板とを備えた構成としている。なお、水切り
底板及び押板の濾過面側の細長孔の巾を0.1〜0.5mmと
し、濾過面となる上面或いは下面における細長孔の配置
間隔を2〜5mmとするのが適当である。最適な範囲は、
濾過面側の細長孔の巾が0.3〜0.5mmである。
【0006】
【作用】側枠板の内底に水切り底板を配置した後、濾布
を被着することなくゴ液と凝固剤を充填し、押板を徐々
に押し下げながら多数の細長微孔により濾過して型箱内
に豆腐を成形するのである。この際、排水側となる細長
孔の開口面の巾が、濾過面となる水切り底板の上面或い
は押板の下面における細長孔の開口面より広いため水切
り排出が円滑にできて目詰まりが防止されるのである。
【0007】
【実施例】以下、本考案の図示実施例について説明す
る。図1乃至図3に示す本例において、1は無孔のステ
ンレス製側枠板であって上下にフランジ11,12を突
設すると共に、内底に載置材13を固着している。
【0008】2は水切り底板であり、上面の巾が2mmで
下面の巾が1.5mmの断面逆台形をした長さ40cmのステ
ンレス製細長板21を0.5mmの微小間隙をおいて多数並
列し、その下面を連結角材22に溶接して一体としてい
る。これにより多数の細長微孔20が形成され、その細
長微孔の巾は0.5mmで2mm間隔で上面に開口している。
【0009】3は押板であり、下面の巾が2mmで上面の
巾が1.5mmの断面台形をした長さ40cmのステンレス製
細長板31を0.5mmの微小間隙をおいて多数並列し、そ
の上面を連結角材32に溶接して一体としている。これ
により多数の細長微孔30が形成され、その細長微孔の
巾は0.5mmで2mm間隔で下面に開口している。即ち、押
板3と水切り底板2は同一構成であり、対向して配置す
るものである。
【0010】次に本例の作用を説明する。側枠板1の載
置材13に底板2を載置して、凝固剤とゴ液を充填し、
押板3で閉塞して徐々に押し下げるのである。これによ
り、図4のように、底板2の細長微孔20から濾過され
ると共に、押板3の細長微孔30からも濾過され、底板
2と押板3の間で豆腐が凝固して残存形成されるのであ
る。
【0011】本例では、濾過面側における巾0.5mmの微
小な細長微孔20,30のため豆腐となる固形分は濾過
されないことから濾布が不要となるのである。また、濾
過面側と反対の排水側では細長微孔20,30の巾が1
mmと広いため濾過水の排出が円滑にできて目詰まりが防
止されるのである。また、水洗いによって簡単に底板2
と押板3の洗浄ができるのである。
【0012】本例は上記のように構成したが、本考案に
おいてはこれに限定されない。例えば、側枠板、水切り
底板及び押板の形状は問わず、水切り底板及び押板の素
材となる細長板の形状、長さ、並列間隔も限定されな
い。図5や図6のように形成してもよい。或いは細長板
を微小間隔をおいて巻いた状態として水切り底板及び押
板を形成してもよく、これらをパンチングによって一体
に形成してもよい。
【0013】したがって多数の細長微孔の巾及び間隔も
適宜であるが、豆腐の種類によって、濾過面側における
細長孔の巾を0.1〜0.5mmとし、濾過面側における細長孔
の配置間隔を2〜5mmの間で調整すればよい。
【0014】
【考案の効果】本考案によると、微小な細長微孔による
濾過作用のため豆腐となる固形分は濾過されないことか
ら濾布が不要となって面倒な濾布の装着や洗浄の手間が
省ける効果が大きく、濾過面側と反対の排水側における
細長微孔の巾が広いため濾過水の排出が円滑にできて目
詰まりが防止できるのである。また、請求項2のもので
は、円滑且つ迅速に濾過できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部を切欠した斜視図
である。
【図2】その水切り底板の要部拡大斜視図である。
【図3】その押板の要部拡大斜視図である。
【図4】その濾過作用を示す要部の拡大縦断面図であ
る。
【図5】細長板の別例の要部拡大縦断面図である。
【図6】細長板のさらに別例の要部拡大縦断面図であ
る。
【図7】従来の濾布を用いた型箱の濾過作用を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 側枠板 13 載置材 2 水切り底板 20 細長微孔 21 細長板 3 押板 30 細長微孔 31 細長板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側枠板と、水切り底板と、押板とから成
    り、ゴ液を投入濾過して豆腐に凝固させるものにおい
    て、上面が平面となった細長板を水分濾過できる微小間
    隙をおいて多数並列させて多数の細長微孔を上面に形成
    すると共に、細長微孔の下面開口巾を上面の微小間隙よ
    り広くした水切り底板と、下面が平面となった細長板を
    水分濾過できる微小間隙をおいて多数並列して多数の細
    長微孔を下面に形成すると共に、細長微孔の上面開口巾
    を下面の微小間隙より広くした押板とを備えたことを特
    徴とする豆腐成形用型箱。
  2. 【請求項2】 細長孔の巾を0.1〜0.5mmとし、濾過面と
    なる上面或いは下面における細長孔の配置間隔を2〜5
    mmとした水切り底板及び押板と成す請求項1の型箱。
JP1993037507U 1993-06-15 1993-06-15 豆腐成形用型箱 Expired - Lifetime JPH0753516Y2 (ja)

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JPH071787U JPH071787U (ja) 1995-01-13
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