JP3017619U - 高架橋用排水枡の塵埃除去装置 - Google Patents

高架橋用排水枡の塵埃除去装置

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JP3017619U
JP3017619U JP1995005571U JP557195U JP3017619U JP 3017619 U JP3017619 U JP 3017619U JP 1995005571 U JP1995005571 U JP 1995005571U JP 557195 U JP557195 U JP 557195U JP 3017619 U JP3017619 U JP 3017619U
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JP1995005571U
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Inventor
謙二 窪島
俊明 坂元
Original Assignee
謙二 窪島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速道路や鉄道等高架橋上における雨水の排
水に使用される高架橋用排水枡の塵埃除去装置に係るも
のであって、雨水とともに流入する塵埃を収容容量の大
きい排水筒体に収容するとともに雨水の流入に伴う排水
管内の空気の排出作用を促し、以て強力な雨水の流入に
より目詰まりが少なく、長期に亘る排水が可能な高架橋
用排水枡の塵埃除去装置を提供する。 【構成】 水平板体の略中央部に排水大孔を設けるとと
もにその回りに数多の排水小孔を設けた塵埃除去装置主
体と、上端部側が上記排水大孔より大径で壁面に複数の
流水小孔を設けた大径筒体からなり、下端部側が上記排
水大孔に嵌挿し得る大きさで壁面および底面に流水孔お
よび流水穴を設けるとともに壁面の上端部外側に係止片
を設けた有底筒体からなる排水筒体とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高速道路や鉄道等の高架橋上における雨水の排水の用に供される高架 橋用排水枡の塵埃除去装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の高架橋用排水枡の塵埃除去装置は図4に示すように、高架橋の 路肩に該高架橋の道路面と略面一に設けられた排水枡の上部開口部および底部開 口部に金属を素材とした板体にスリット状の開口部を数多開設してなる目皿を各 々装着してなるものが一般に使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記塵埃除去装置は塵埃を除去すべきフイルターが空間を介し て単に装着された二枚の目皿からなるため、雨水とともに流入した塵埃が底部に 装着された目皿上にそのまま堆積し、その結果、排水孔の閉塞等に伴う排水能力 の低下が著しいために道路上への雨水の滞留防止を目的とした頻繁なる清掃作業 を必要とする等経済的に極めて不利なものとなっていた。
【0004】 本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたものであって、塵埃の流入 に伴う排水孔の目詰まりが少なく、加え雨水の流入とともに排水管内の空気を強 力に排出させることにより強力な雨水の流入を即し、以て目詰まりを起こすこと なく長期に亘る排水が可能にして、しかも清掃作業等取扱性に優れた高架橋用排 水枡の塵埃除去装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、排水枡の底部開口部を遮蔽すべ き水平板体の略中央部に排水大孔を開設するとともに該排水大孔の周縁部に排水 小孔を数多穿設してなる塵埃除去装置主体と、上端部側が上記排水大孔より大径 にして壁面に流水小孔を数多開設してなる大径筒体からなり、下端部側が該排水 大孔に嵌挿し得る程度の大きさにして壁面および底面に流水孔および流水穴を数 多開設するとともに該壁面の外側上端部に係止片を複数個突設してなる有底筒体 からなる排水筒体とからなり、排水大孔に有底筒体を嵌挿するとともに大径筒体 の基端部および係止片にて該排水大孔の周縁部分を挟着することにより塵埃除去 装置主体に排水筒体を装着せしめてなることを特徴とする高架橋用排水枡の塵埃 除去装置である。
【0006】 上記有底筒体の高さは大径筒体の高さより高く、また、壁面に開設された流水 孔は縦方向に沿うスリット状の孔からなって、壁面全体が格子状になるように形 成することが目詰まり防止性よりして好ましい。
【0007】 また、上記係止片としては有底筒体の基端部と該係止片との間で排水大孔の周 縁部分が弾性により着脱自在に挟着されるように断面三角形状若しくは梯形状か らなる突起状物の使用が好ましい。
【0008】
【作用】
本考案の高架橋用排水枡の塵埃除去装置は排水枡の底部開口部を遮蔽すべき水 平板体の略中央部に排水大孔を開設するとともに該排水大孔の周縁部に排水小孔 を数多穿設してなる塵埃除去装置主体と、上端部側が上記排水大孔より大径にし て壁面に流水小孔を数多開設してなる大径筒体からなり、下端部側が該排水大孔 に嵌挿し得る程度の大きさにして壁面および底面に流水孔および流水穴を数多開 設するとともに該壁面の外側上端部に係止片を複数個突設してなる有底筒体から なる排水筒体とからなり、排水大孔に有底筒体を嵌挿するとともに大径筒体の基 端部および係止片にて該排水大孔の周縁部分を挟着することにより塵埃除去装置 主体に排水筒体を装着せしめてなる構成よりなるため、排水枡の下部開口部の段 部に塵埃除去装置主体を載置することにより、塵埃が雨水とともに排水枡の底部 開口部に流入するも、排水枡の略中央部に設けられた収容能力の大きい有底筒体 内に流入してその壁面および底面に設けられた流水孔および流水穴より排水され る。
【0009】 また、排水枡の底部開口部に装着された塵埃除去装置主体の略中央部に大径筒 体および有底筒体からなる排水筒体を装着してなるため、雨水の流入とともに空 気が排出されることから排水管内への雨水の吸引作用が大となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について、更に詳細に説明すれば、図1、図 2および図3は本考案に係る高架橋用排水枡の塵埃除去装置の一実施例を示す正 面図、平面図および縦断面図を各々示すものである。
【0011】 図中、符号Aはポリプロピレンからなる合成樹脂を素材として射出成形により 一体に成形された塵埃除去装置主体であって、270mm×350mm×6mm の方形状からなる水平板体1の略中央部に直径略150mmの排水大孔2を開設 するとともに該排水大孔2の周縁部に直径略10mmの排水小孔3を所定間隔を もって26個穿設してなるものである。
【0012】 図中、符号Bは上記塵埃除去装置主体Aと同様にポリプロピレンからなる合成 樹脂を素材として射出成形により一体に成形された排水筒体Bであって、上端部 側が上記排水大孔2より大径の直径略170mmにして高さ略30mmの大径筒 体4からなって、壁面に直径略10mmの流水小孔5を16個開設してなり、下 端部側が上記排水大孔2に嵌入し得るように直径略150mmにして高さ略10 0mmの有底筒体6からなって、壁面に幅略10mmにして高さ略60mmの流 水孔7を略10mm間隔をもって開設して該壁面全体を格子状に形成する一方、 底面に直径略5mmの流水穴8を数多開設するとともに該壁面の外側上端部に断 面梯形状からなる係止片9を等間隔をもって4個突設してなるものである。
【0013】 上記塵埃除去装置主体Aと排水筒体Bとは、排水大孔2に有底筒体6を嵌挿し て大径筒体4の基端部と係止片9にて該排水大孔2を周縁部分を挟着することに より着脱自在に固定されている。
【0014】 本考案に係る高架橋用排水枡の塵埃除去装置は上記構成よりなるため、使用に 際しては図4に示すように、高架橋の路肩に該高架橋の道路面Cと略面一に設け られた排水枡Dの底部開口部aの段部bに塵埃除去装置主体Aを載置することに より使用される。
【0015】
【考案の効果】
以上より明らかなように、本考案に係る高架橋用排水枡の塵埃除去装置は排水 枡の底部開口部を遮蔽すべき水平板体の略中央部に排水大孔を開設するとともに 該排水大孔の周縁部に排水小孔を数多穿設してなる塵埃除去装置主体と、上端部 側が上記排水大孔より大径にして壁面に流水小孔を数多開設してなる大径筒体か らなり、下端部側が該排水大孔に嵌挿し得る程度の大きさにして壁面および底面 に流水孔および流水穴を数多開設するとともに該壁面の外側上端部に係止片を複 数個突設してなる有底筒体からなる排水筒体とからなり、排水大孔に有底筒体を 嵌挿するとともに大径筒体の基端部および係止片にて該排水大孔の周縁部分を挟 着することにより塵埃除去装置主体に排水筒体を装着せしめてなる構成よりなる ため、排水枡の下部開口部の段部に塵埃除去装置主体を載置することにより、雨 水とともに排水枡の底部開口部に流入する塵埃の大半が排水枡の略中央部に設け られた収容能力の大きい有底筒体内に流入し、その壁面および底面に設けられた 流水孔および流水穴より排水されるために従来品にみられる塵埃の堆積に伴う目 詰まりがなく、長期に亘る排水が可能となり、加え、排水枡の底部開口部に装着 された塵埃除去装置主体の略中央部に大径筒体および有底筒体からなる排水筒体 を装着してなるために雨水の流入に伴う空気の排出作用が向上せしめられること から排水管内への雨水の吸引作用が大となり、更には、有底筒体内に堆積する塵 埃を除去することにより流入せる塵埃の大半が除去されるため、清掃作業が一段 と向上せしめられ、また、塵埃除去装置主体と排水筒体とが着脱自在に装着され ているため、排水枡のサイズに合わせて該塵埃除去装置主体を選択することによ り対応することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る高架橋用排水枡の塵埃除去装置の
一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案に係る高架橋用排水枡の塵埃除去装置の
一実施例を示す平面図である。
【図3】本考案に係る高架橋用排水枡の塵埃除去装置の
一実施例を示す縦断面図である。
【図4】本考案に係る高架橋用排水枡の塵埃除去装置の
使用状態を示す一部欠截断面図である。
【符号の説明】
A 塵埃除去装置主体 B 排水筒体 D 排水枡 a 底部開口部 1 方形状水平板体 2 排水大孔 3 排水小孔 4 大径筒体 5 流水小孔 6 有底筒体 7 流水孔 8 流水穴 9 係止片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水枡Dの底部開口部aを遮蔽すべき水
    平板体1の略中央部に排水大孔2を開設するとともに該
    排水大孔2の周縁部に排水小孔3を数多穿設してなる塵
    埃除去装置主体Aと、上端部側が上記排水大孔2より大
    径にして壁面に流水小孔5を数多開設してなる大径筒体
    4からなり、下端部側が該排水大孔2に嵌挿し得る程度
    の大きさにして壁面および底面に流水孔7および流水穴
    8を数多開設するとともに該壁面の外側上端部に係止片
    9を複数個突設してなる有底筒体6からなる排水筒体B
    とからなり、排水大孔2に有底筒体6を嵌挿するととも
    に大径筒体4の基端部および係止片9にて該排水大孔2
    の周縁部分を挟着することにより塵埃除去装置主体Aに
    排水筒体Bを装着せしめてなることを特徴とする高架橋
    用排水枡の塵埃除去装置。
  2. 【請求項2】 上記有底筒体6の高さが大径筒体4の高
    さより大であることを特徴とする請求項1記載の高架橋
    用排水枡の塵埃除去装置。
  3. 【請求項3】 上記塵埃除去装置主体Aと排水筒体Bと
    が着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1
    記載の高架橋用排水枡の塵埃除去装置。
JP1995005571U 1995-05-01 1995-05-01 高架橋用排水枡の塵埃除去装置 Expired - Lifetime JP3017619U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199988A (ja) * 2017-05-30 2018-12-20 中大実業株式会社 橋梁床版用排水パイプ

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