JPH0753474A - アリールカーボネート類の製造方法 - Google Patents
アリールカーボネート類の製造方法Info
- Publication number
- JPH0753474A JPH0753474A JP6185196A JP18519694A JPH0753474A JP H0753474 A JPH0753474 A JP H0753474A JP 6185196 A JP6185196 A JP 6185196A JP 18519694 A JP18519694 A JP 18519694A JP H0753474 A JPH0753474 A JP H0753474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- aromatic
- phosgene
- monohydroxy compound
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C68/00—Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
- C07C68/02—Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from phosgene or haloformates
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
る。 【構成】 芳香族モノヒドロキシ化合物を芳香族モノヒ
ドロキシ化合物のクロロホルメート類とか或はホスゲン
と反応させることによって芳香族エステル基を有するカ
ーボネート類を製造することが可能であり、ここでは、
この方法を、不均一触媒としてアルミノシリケート類を
存在させ50−350℃の温度範囲で実施する。
Description
リケート類存在下、塩化水素を除去しながら芳香族モノ
ヒドロキシ化合物をホスゲンとか或は芳香族モノヒドロ
キシ化合物のクロロホルメート類と反応させることによ
って、芳香族エステル基を有するカーボネート類を製造
する方法に関する。
化(Schotten−Baumann反応)でアリー
ルカーボネートが入手可能であることは知られている。
ここでは、溶媒と苛性ソーダ溶液が用いられており、ア
ルカリが存在していることが原因でホスゲンまたはクロ
ロホルメートの部分鹸化が生じる可能性があることか
ら、それが欠点となっている。全ての場合において、生
じる塩化ナトリウムは多量であり、これが、廃水の汚染
に関係している。更に、その溶媒の回収に注意を払う必
要があり、ここでは、その環境を有効に保護することを
保証する必要がある。
れており(米国特許第2.837.555号)、これ
は、均一触媒としてのハロゲン化テトラメチルアンモニ
ウム存在下で行われている。しかしながら、これに必要
とされている触媒量は比較的多量である。一般に、経済
的反応率を得るに必要とされる触媒量は、使用フェノー
ル量に関して5−7重量%である。反応温度は180−
215℃であり、熱的に不安定なハロゲン化テトラメチ
ルアンモニウムが分解する危険性を伴っている。更に、
その後その触媒を水洗浄で除去する必要があり、これ
が、その回収を非常に困難にしている。加うるに、化学
量論的量よりもずっと高い割合でホスゲンが消費され
る。
号)に従い、触媒としてアルカリ/アルカリ土類金属化
合物または第三級窒素塩基を多量に存在させてクロロ蟻
酸フェニルを加熱することによって、ジフェニルカーボ
ネート類が得られている。しかしながら、この方法では
上昇させた温度が必要であると共に、単に経済的に許容
される程の反応時間を得ようとするにもアルカリ/アル
カリ土類金属化合物の如き触媒を部分的に溶解させる必
要があり、これらが欠点となっている。この方法では、
最初に導入されるホスゲンの半分がCO2の形態で失わ
れる。加うるに、全く別の工程段階でそのクロロホルメ
ートを合成する必要がある。
号(米国特許第5 167 946号)に従い、アルミ
ニウム化合物の存在下で芳香族ヒドロキシ化合物のホス
ゲン化を行うことによってジアリールカーボネート類が
得られているが、このアルミニウム化合物は、その反応
条件下で少なくとも部分的に溶解性を示すか、或は溶解
性を示すハロゲン化アルミニウムに変化し、明らかに、
この形態では均一触媒として作用している(米国特許第
2 362 865号のコラム1、ライン45−5
3)。これが、三塩化アルミニウムが特に好適な理由
(溶解性)である。非常に良好な収率が得られている
が、その触媒をその生成物から分離させるのは困難であ
る。蒸留の場合、これらの化合物が特定の揮発性を有し
ていることと、これらのアルミニウム化合物が原因とな
る熱分解を生じる可能性があり、これが不純物、品質の
低下および収率の低下をもたらすことを考慮に入れる必
要がある。同じことが米国特許第2 362 865号
の方法にも適用され、ここでも、触媒として、チタン、
鉄、亜鉛および錫を金属としてか或はそれらの可溶塩類
として、特に塩化物およびフェノラートとして用いるこ
とが述べられている。
らかに常識的であり、その方が反応混合物の処理が非常
に簡単になる。これに関連した提案もまた存在してい
る。従って、ヨーロッパ特許出願公開第516 355
号の開示に従い、三フッ化アルミニウムが特に推奨され
ており、これは任意にアルミノシリケート類などの如き
担体に取り付けられている。しかしながら、この三フッ
化アルミニウムの合成では、非常に高い毒性を示す化合
物であるフッ素またはフッ化水素酸を取り扱うことが必
要とされており、従ってまた、複雑で高価な装置を用い
ることが必要とされている。
可能な、有効な不均一触媒を開発することにある。
ロロホルメート類と芳香族ヒドロキシ化合物との反応を
行うに傑出した触媒であることをここに見い出した。こ
れは特に驚くべきことであると共に予想外であった、と
言うのは、上記化合物は、ヨーロッパ特許出願公開第5
16 355号のデータに従い、不活性であることが知
られていたからである。本発明の意味における触媒活性
は報告されていなかった。それとは対照的に、アルミノ
シリケート類は好適には不活性支持材料として述べられ
ている。
化合物をホスゲンまたは芳香族モノヒドロキシ化合物の
クロロホルメート類と反応させることによるアリールカ
ーボネート類の製造方法を提供するものであり、これ
は、この方法を、不均一触媒としてアルミノシリケート
を存在させ0.2から20バールの圧力下50−350
℃の範囲の温度で実施することを特徴としている。
常に簡単に行うことが可能であると共にその粗反応生成
物の中に不純物が残存していないと言った大きな利点を
有している。従って、その処理が大きく簡潔化される。
ロキシ化合物は、式 Ar1−OH (I) [式中、Ar1は、フェニル、ナフチル、アントリル、
フェナントリル、インダニルまたはテトラヒドロナフチ
ルを表すか、或はN、OおよびSを含む群からのヘテロ
原子を1または2個有する5員もしくは6員の芳香族複
素環式化合物由来の基を表し、ここで、これらの同素環
式または複素環式基は、1または2個の置換基、例えば
直鎖もしくは分枝C1−C4−アルキル基、直鎖もしくは
分枝C1−C4−アルコキシ基で置換されていてもよく、
これらは、フェニル、シアノおよび/またはハロゲン
(例えばF、Cl、Br)で置換されていてもよく、そ
してここで更に、これらの複素環式基は縮合ベンゼン環
に連結していてもよい]で表される化合物である。
化合物の例は、フェノール、o−、m−およびp−クレ
ゾール、o−、m−およびp−イソプロピルフェノー
ル、相当するハロゲノまたはアルコキシフェノール類、
例えばp−クロロフェノールまたはp−メトキシフェノ
ールなど、そしてまたナフタレン、アントラセンおよび
フェナントレンのモノヒドロキシ化合物、並びに4−ヒ
ドロキシ−ピリジンおよびヒドロキシキノリンなどであ
る。任意に置換されていてもよいフェノール類が好適に
用いられ、極めて特に好適にはフェノールそれ自身であ
る。
か、或は芳香族モノヒドロキシ化合物のクロロホルメー
ト類を用いて実施され得る。ホスゲンを用いる場合、最
初にそのクロロホルメートを生じさせた後、これを更に
その反応混合物内に存在している芳香族モノヒドロキシ
化合物と反応させることによってジアリールカーボネー
トを生じさせる。
ドロキシ化合物を用いると、対称もしくは非対称のカー
ボネート類を入手することが可能である。
クロロホルメート類は、式(II) Ar−OCOCl (II) [式中、Arは、式(I)で挙げたのと同じ意味を有す
る]で表されるものである。
ト類は、ゼオライト類、粘土(層シリケート類)、並び
にゼオライト構造も層シリケート構造も有していない合
成アルミノシリケート類である。
有する合成もしくは天然に存在している結晶性アルミノ
シリケート類である(D.W.Breck「Zeoli
teMolecular Sieves」、Wiley
Interscience、1974、133−18
0頁;「Ullmanns Enzyklopaedi
e der technischen Chemi
e」、第4版、17巻、9−18頁、Verlag C
hemie、Weinheim、New York参
照)。
メンデリーブ(Mendeleev)の元素周期律表内
の金属のカチオン類いずれかを表し、そしてnは、該カ
チオンの原子価を表し、xは、モル比SiO2/Al2O
3を表すが、ここで、xは、1.0−50.0、好適に
は2.0−25.0の数であってもよく、そしてyは、
0から9の数を表す]で表され得る。
a、K、Ca、Mg、ランタニド類、Ti、Sn、Z
n、Fe、Ni、Co、Cu、Nb、Ta、Zrなどで
ある。本発明に従う方法に適切なゼオライト類は、A、
X、Y(ファウジャス石型)およびL構造を有するゼオ
ライト類、ペンタシル型のゼオライト類、例えばZSM
5、11、22、23、モルデナイト、オフレタイ
ト、フィリプサイト、ソーダライト、オメガなど、並び
にゼオライト類に類似した材料、例えばAlPO類およ
びSAPO類などであり、構造A、ファウジャス石型、
例えばX、YおよびまたLなどの構造を有するゼオライ
ト類、ZSM 5、ZSM 11、モルデナイト、オフ
レタイト、オメガ、SAPO 5、11および34、並
びにAlPO 5および11などが特に適切であり、そ
して構造A、XおよびYを有するゼオライト類、ZSM
5、モルデナイト、SAPO 5、11および34、
並びにAlPO 5および11などが極めて特に好適で
ある。これらは独立してか或は混合物として用いられ得
る。
Kirk−Othmer「Encyclpedia o
f Chemical Technology」、第2
版、1964、5巻、541−561頁から公知であ
る。この事項において、これらは下記の如く分類され
る: A)カオリン型、例えばカオリナイト、ディッケライ
ト、ナクライト(全てAl2O3・SiO2・2H2O)ま
たはアナウキサイト(Al2O3・3SiO2・2H2O)
またはハロイサイト(Al2O3・2SiO2・2H2O)
またはエンデライト(Al2O3・2SiO2・4H
2O)、および B)カオリン型を加熱することによって生じるスピネル
型、 C)カオリン種内の3個のMgイオンが2個のAlイオ
ンで置き換えられているじゃ紋石型、例えば(Mg3S
i2O5(OH)4)およびアメサイトMg4Al2Si2A
l2O10(OH)8など、そして鉄含有鉱物、例えばクロ
ンステダイト(Fe2 2+Fe3+)(SiFe3+)O5(O
H)4およびカモサイト(Fe2 2,Mg)2.3(Fe3+A
l)0.7(Si1.14Al0.86)O5(OH)4、並びにニ
ッケルまたはコバルト種[これらのいくつかは合成的に
入手可能である]、 D)モントモリロナイト型のアルミノシリケート類、例
えば モントモリロナイト [Al1.67Mg0.33(N
a0.33)]Si4O10(OH)2 バイデル石 Al2.17[Al0.33(Na0.33)S
i3.17]O10(OH)2 ノントロナイト Fe3+[Al0.33(Na0.33)Si
3.67]O10(OH)2 ヘクトライト Mg2.67Li0.33(Na0.33)Si4O
10(OH,F)2 サポナイト Mg1.48[Mg0.14Al0.74Fe3+][A
l0.99Si3.01]O10(OH)2X0.33。、並びにCu
2+、Co2+またはNi2+(X=ハロゲン)を含んでいる
種類、例えばヴォルコンスコイト、メドモンタイトまた
はピメライトなど。
して用いられ得る。天然に存在している粘土および合成
粘土が用いられ得る。
粘土が好適であり、モントモリロナイトそれ自身が特に
好適である。
んでいるか或は(部分)乾燥させた元の形態で用いられ
得る。これらはまた酸活性化されたものであってもよ
い。例えば酸類、好適には無機酸を用いた処理を行うこ
とによって、酸活性化を実施する。
土の如何なる混合物も用いられ得る。
合成アルミノシリケート類は、例えば「Mat.Re
s.Soc.Synp.Proc.」、111巻、25
7ff頁、1988、「Applied Clay S
cience」、2巻、309ff頁、1987または
「NATO ASI Ser.」シリーズC、231
巻、271ff頁、1988の中に記述されている如き
「ピラード(pillared)粘土」であるか、或は
任意に不活性担体または分散剤存在下の水系媒体内で加
水分解性アルミニウムおよびケイ素化合物を相互沈澱さ
せたあと焼成を行うことによって製造される生成物であ
る。
用いられてもよく、そして反応を行った後、濾過、沈降
または遠心分離でそれらを分離する。これらのアルミノ
シリケート類を固定床構造配置で用いる場合、これら
は、好適には成形品、例えば球、シリンダー、ロッド、
中空シリンダー、環などとして用いられる。
拌している容器またはバブルカラム内の懸濁触媒として
働く場合、使用するモノヒドロキシ化合物の量に関して
0.5から100重量%、好適には5から100重量
%、特に好適には5から50重量%の量で用いられる。
相として触媒を働かせる連続方法の場合、1時間毎の触
媒1g当たり0.1から20gの芳香族ヒドロキシ化合
物、好適には0.2から10g・g-1・h-1、特に好適
には0.2から5g・g-1・h-1の芳香族ヒドロキシ化
合物から成る触媒充填量で用いられる。
類は、同じ供給材料を用いる場合、精製を行うことなく
再び用いられ得る。その供給材料を変える場合、不活性
溶媒、例えば以下に例えば反応媒体として挙げる不活性
溶媒、またはメタノール、エタノール、イソプロパノー
ルまたはブタノールなどのアルコール類、または酢酸の
エステル類またはアミド類などを用いた抽出によるか、
或は過熱蒸気または空気を用いた処理を行うことによっ
て、便利にこれらのアルミノシリケート類の精製を行
う。
ルミノシリケート類を長期間に渡ってその反応槽内に残
存させることも可能である。
ら、任意に空気を少量(用いる蒸気量に関して約0.1
から20重量%)添加した過熱蒸気を150から800
℃で通すことによるか、或は酸素を0.01から5重量
%含んでいる希釈ガス、例えば窒素、一酸化炭素または
二酸化炭素などまたは独立して二酸化炭素を200から
800℃で通すことによって、再生を行うことも可能で
ある。この再生温度は、好適には250−700℃、特
に好適には250から600℃である。
適には100−300℃、特に好適には100−250
℃の範囲の温度で実施される。本発明に従う方法を実施
しながら、上に挙げた範囲内でその温度を変化させても
よく、好適には上昇させることができる。
好適には1.0−5バールの圧力で実施される。
炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン、オクタン、ベン
ゼン、キシレン類、ジエチルベンゼン、アルキルナフタ
レン類、ビフェニル、ハロゲン化炭化水素、例えばジク
ロロメタン、トリクロロエチレンなどの如き溶媒を用い
て実施され得る。
例えば式(I)で表される芳香族モノヒドロキシ化合物
の溶融物の中にアルミノシリケートが入っている懸濁液
の中にホスゲンまたは式(II)で表されるクロロホル
メートを通し、そしてその反応が終了した後、例えば濾
過または遠心分離などでその触媒の分離を行う。
れているバブルカラムまたはバブルカラムカスケードの
中で、その中に懸濁しているアルミノシリケート接触触
媒を用いて、式(I)で表される芳香族モノヒドロキシ
化合物の溶融物に気体状ホスゲンまたはホスゲン/塩化
水素混合物または式(II)で表される気体状クロロホ
ルメート類をバブリングすることによる態様である。
り、ここでは、管の中に配置されている触媒充填物の上
にその上部から並流で式(I)で表される芳香族ヒドロ
キシ化合物とホスゲンまたは式(II)で表されるクロ
ロホルメートを供給し、そしてこの管の下方の足部の所
で、塩化水素とホスゲン化された生成物とを取り出す。
様は、本発明に従う反応を細流相で実施することを含ん
でおり、ここでは、アルミノシリケート類の床の上部に
式(I)で表される芳香族モノヒドロキシ化合物を溶融
物または溶液の形態で導入し、そしてこの液体の流れ
を、下方から上昇して来るホスゲンまたは式(II)で
表されるクロロホルメートの流れと遭遇させる。この態
様は、好適には、気体と液体の流れ分布を改良するため
の中間隔壁が備わっていてもよい垂直管状反応槽内で実
施される。
(I)で表される芳香族モノヒドロキシ化合物とホスゲ
ンの比率は約0.5−3:1、好適には1.5−3:1
である。この場合の等モル比は2:1である。
族モノヒドロキシ化合物と式(II)で表されるクロロ
ホルメートとを0.25から4:1、好適には0.8−
1.5:1のモル比で反応させる。この場合の等モル比
は1:1である。
ボネートはしばしば非常に高純度であり、これらは数多
くの目的に関して、残存塩化水素または他の揮発性物質
の脱気を行った後のこの形態でも用いられ得る。より厳
格な要求が伴う用途では、任意に、例えば蒸留または晶
析などでそのカーボネートのさらなる精製を行ってもよ
い。
ばフェニルウレタン類、ポリカーボネート類および活性
物質などを製造するに適切な中間体である。
サが備わっている平底容器の中で、14.1g(フェノ
ールに関して10重量%)の粉末H−SAPO5の存在
下、141g(1.50モル)のフェノールにホスゲン
を0.75モル/時でバブリングした。反応を約2時間
行った後のフェノール変換率は7.1%であり、ここで
は、クロロ蟻酸フェニルが4.9gそしてジフェニルカ
ーボネートが8.0g生じていた。このカーボネートと
クロロ蟻酸フェニルを生じる選択率は99%以上であっ
た。
のフェノール変換率は11.9%であり、ここでは、ク
ロロ蟻酸フェニルが0.6gそしてジフェニルカーボネ
ートが18.6g生じていた。このカーボネートとクロ
ロ蟻酸フェニルを生じる選択率は99%以上であった。
例1を繰り返した。2時間反応させた後のフェノール変
換率は8.3%であり、ここでは、クロロ蟻酸フェニル
が0.5gそしてジフェニルカーボネートが12.4g
生じていた。このカーボネートとクロロ蟻酸フェニルを
生じる選択率は約96%であった。
り返した。2時間反応させた後のフェノール変換率は1
1.0%であり、ここでは、クロロ蟻酸フェニルが<
0.1gそしてジフェニルカーボネートが17.5g生
じていた。このカーボネートを生じる選択率は約99%
であった。
た。160℃で4時間後のフェノール変換率は<0.2
%であった。
中で、0.94g(フェノールに関して10重量%)の
粉末H−ZSM 5の存在下、9.4g(0.1モル)
のフェノールと15.7g(0.1モル)のクロロ蟻酸
フェニルの混合物を加熱した。160℃で2時間後、ジ
フェニルカーボネートを生じるフェノール変換率は72
%であることが確認された。その選択率は>99%であ
った。
外は実施例6を繰り返した。ジフェニルカーボネートを
生じるフェノール変換率は55%であり、その選択率は
>99%であった。
外は実施例6を繰り返した。ジフェニルカーボネートを
生じるフェノール変換率は70%であり、その選択率は
>99%であった。
間行う以外は実施例6を繰り返した。ジフェニルカーボ
ネートを生じるフェノール変換率は64%であり、その
選択率は>99%であった。
間行う以外は実施例6を繰り返した。ジフェニルカーボ
ネートを生じるフェノール変換率は91%であり、そし
て5時間後の変換率は97%であった。その選択率は>
99%であった。
edchemie)を用い160℃で5時間行う以外は
実施例6を繰り返した。フェノール変換率は55%であ
り、その選択率は>99%であった。
以外は実施例6を繰り返した。フェノール変換率は90
%であり、その選択率は>99%であった。
以外は実施例6を繰り返した。フェノール変換率は56
%であり、その選択率は>99%であった。
ある。
ゲンまたは芳香族モノヒドロキシ化合物のクロロホルメ
ート類と反応させることによるアリールカーボネート類
の製造方法において、この反応を、不均一触媒として1
種以上のアルミノシリケート類を存在させ0.2から2
0バールの圧力下50−350℃の範囲の温度で実施す
ることを特徴とする方法。
メンデリーブの元素周期律表で金属のカチオン類などを
表し、nは、該カチオンの原子価を表し、xは、モル比
SiO2/Al2O3を表すが、ここで、xは、1.0−
50.0の数であってもよく、そしてyは、0−9の数
である]で表されるゼオライト類またはゼオライト様化
合物、例えばALPO類およびSAPO類など、或はカ
オリン、じゃ紋岩、モントモリロナイトおよびベントナ
イト型粘土(層シリケート類)または「ピラード粘土
類」またはSiO2/Al2O3沈澱触媒から選択される
1種以上のアルミノシリケート類を、懸濁触媒として用
いる場合該モノヒドロキシ化合物の量に関して0.5−
100重量%の量で用いるか、或は該触媒のための固定
床構造配置で用いる場合1時間毎の触媒1g当たり0.
1−20gの充填量で用いることを特徴とする第1項記
載の方法。
Claims (1)
- 【請求項1】 芳香族モノヒドロキシ化合物をホスゲン
または芳香族モノヒドロキシ化合物のクロロホルメート
類と反応させることによるアリールカーボネート類の製
造方法において、この反応を、不均一触媒として1種以
上のアルミノシリケート類を存在させ0.2から20バ
ールの圧力下50−350℃の範囲の温度で実施するこ
とを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4324153.0 | 1993-07-19 | ||
DE4324153A DE4324153A1 (de) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | Verfahren zur Herstellung von Arylcarbonaten |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0753474A true JPH0753474A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=6493166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6185196A Pending JPH0753474A (ja) | 1993-07-19 | 1994-07-15 | アリールカーボネート類の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5478961A (ja) |
EP (1) | EP0635476B1 (ja) |
JP (1) | JPH0753474A (ja) |
CN (1) | CN1058483C (ja) |
CA (1) | CA2128157A1 (ja) |
DE (2) | DE4324153A1 (ja) |
ES (1) | ES2109555T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009102253A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | ジアリールカーボネートの製造方法 |
JP2010090121A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Bayer Materialscience Ag | ジアリールカーボネートの製造方法 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19511467A1 (de) * | 1995-03-29 | 1996-10-02 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von thermoplastischem Polycarbonat |
DE19528298A1 (de) * | 1995-08-02 | 1997-02-06 | Bayer Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten |
DE19606384A1 (de) | 1996-02-21 | 1997-08-28 | Bayer Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten |
DE19619224A1 (de) * | 1996-05-13 | 1997-11-20 | Bayer Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten |
KR100239402B1 (ko) * | 1997-04-02 | 2000-02-01 | 김영환 | 반도체 소자의 웰과 그 형성방법 |
US7054874B2 (en) * | 2003-03-05 | 2006-05-30 | Sun Microsystems, Inc. | Modeling overlapping of memory references in a queueing system model |
ES2643234T3 (es) | 2010-03-30 | 2017-11-21 | Covestro Deutschland Ag | Procedimiento para la preparación de carbonatos de diarilo y policarbonatos |
US9175135B2 (en) | 2010-03-30 | 2015-11-03 | Bayer Materialscience Ag | Process for preparing diaryl carbonates and polycarbonates |
EP2586767A1 (de) | 2011-10-25 | 2013-05-01 | Bayer MaterialScience AG | Verfahren zur Herstellung von Diarylcarbonaten und Polycarbonaten |
US10059594B2 (en) | 2013-07-26 | 2018-08-28 | Sabic Global Technologies B.V. | Method and apparatus for producing high purity phosgene |
US9663373B2 (en) | 2013-07-26 | 2017-05-30 | Sabic Global Technologies B.V. | Method and apparatus for producing high purity phosgene |
JP6316446B2 (ja) | 2014-02-04 | 2018-04-25 | サビック グローバル テクノロジーズ ベスローテン フェンノートシャップ | カーボネートの製造方法 |
US9670131B2 (en) | 2014-02-04 | 2017-06-06 | Sabic Global Technologies B.V. | Method for producing carbonates |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2362865A (en) * | 1941-07-18 | 1944-11-14 | Gen Chemical Corp | Manufacturie of aromatic esters |
US5167946A (en) * | 1990-12-27 | 1992-12-01 | The Dow Chemical Company | Diaryl carbonate process |
US5239105A (en) * | 1992-01-30 | 1993-08-24 | The Dow Chemical Company | Catalytic formation of diarylcarbonates |
-
1993
- 1993-07-19 DE DE4324153A patent/DE4324153A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-07-06 DE DE59404395T patent/DE59404395D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-06 EP EP94110540A patent/EP0635476B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-06 ES ES94110540T patent/ES2109555T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-11 US US08/272,797 patent/US5478961A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-15 JP JP6185196A patent/JPH0753474A/ja active Pending
- 1994-07-15 CA CA002128157A patent/CA2128157A1/en not_active Abandoned
- 1994-07-19 CN CN94108058A patent/CN1058483C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009102253A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | ジアリールカーボネートの製造方法 |
JP2010090121A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Bayer Materialscience Ag | ジアリールカーボネートの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0635476B1 (de) | 1997-10-22 |
CA2128157A1 (en) | 1995-01-20 |
ES2109555T3 (es) | 1998-01-16 |
DE59404395D1 (de) | 1997-11-27 |
CN1124245A (zh) | 1996-06-12 |
EP0635476A1 (de) | 1995-01-25 |
CN1058483C (zh) | 2000-11-15 |
US5478961A (en) | 1995-12-26 |
DE4324153A1 (de) | 1995-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0753474A (ja) | アリールカーボネート類の製造方法 | |
JP4115551B2 (ja) | ジアリールカーボネートの連続製造法 | |
JPH013135A (ja) | 高純度m−エチルフェノ−ルの回収方法 | |
JP5544132B2 (ja) | ジアリールカーボネートの製造方法 | |
JP3755834B2 (ja) | アリールカーボネートの製造方法 | |
JPH01163149A (ja) | ゼオライト触媒を用いる1,4−ビス(4−フエノキシベンゾイル)ベンゼンの製造方法 | |
US5900501A (en) | Process for the continuous production of aryl carbonates | |
US5527942A (en) | Process for the production of aryl carbonates | |
TW302358B (ja) | ||
JP3810144B2 (ja) | ジアリールカーボネートの連続製造法 | |
JPH05140048A (ja) | ジアリールカーボネートを製造するための三フツ化アルミニウム触媒 | |
US5679825A (en) | Process for the production of aryl carbonates | |
JP3856351B2 (ja) | アリールカーボネートの連続的製造方法 | |
EP0256479B1 (en) | Process for the catalytic transhalogenation of a poly-iodo-benzene | |
JPH08283206A (ja) | ジアリールカーボネート類の製造方法 | |
JPH04279545A (ja) | アシルベンゼンの製造方法 | |
US4714785A (en) | Method for converting organic chloroformate to the corresponding organic chloride | |
JPH09923A (ja) | ジアリールカーボネート製造用触媒 | |
JPS60197639A (ja) | 炭酸ジメチルの製造法 | |
US6175017B1 (en) | Process for the production of aryl carbonates | |
JPH08253435A (ja) | 高純度1,3−シクロヘキサジエンの製造方法 | |
JP2002030061A (ja) | イソシアネートの製造方法 | |
JPH08325209A (ja) | 炭酸ジアリールエステルの精製法 | |
JPS6372640A (ja) | ジフエニルエ−テル類の製造方法 | |
JPS6337775B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070424 |