JPH0753023Y2 - 螺旋管 - Google Patents

螺旋管

Info

Publication number
JPH0753023Y2
JPH0753023Y2 JP1990091744U JP9174490U JPH0753023Y2 JP H0753023 Y2 JPH0753023 Y2 JP H0753023Y2 JP 1990091744 U JP1990091744 U JP 1990091744U JP 9174490 U JP9174490 U JP 9174490U JP H0753023 Y2 JPH0753023 Y2 JP H0753023Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral
fitting portion
fitting
spiral tube
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990091744U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0449288U (ja
Inventor
実樹 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP1990091744U priority Critical patent/JPH0753023Y2/ja
Publication of JPH0449288U publication Critical patent/JPH0449288U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0753023Y2 publication Critical patent/JPH0753023Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば電線やケーブル等の保護管をはじめ広
範に用いられる伸縮性および可撓性を有する螺旋管に関
するものである。
(従来の技術) 一般に、伸縮性および可撓性に富んだ管としては、例え
ば実開平1−75682号公報に見られるような螺旋管が知
られている。すなわち、第3図に示すように、この螺旋
管aは、一側縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜止部b,
bが対設された嵌合部cを有し、他側縁に、該嵌合部c
内に摺動可能に嵌入係止される係止部dを有する帯状の
合成樹脂製プロファイルeを、螺旋状に巻回するととも
に、巻回状態において互いに隣合う上記嵌合部cと係止
部dとを嵌合させて筒状に形成してなるものである。そ
して、嵌合部cの抜止部b,bのうち少なくとも巻回状態
において外周側となる抜止部bにおける係止部dとの接
触部分に、弾性体からなる止水材fをライニングしてい
る。これによって、螺旋管aの外周から嵌合部c内の空
間gを通って螺旋管aの内周へと水が浸入するのを阻止
するようになされている。
また、このような螺旋管を継手部材に接続する接続構造
としては、例えば実開平2−77392号公報に見られるよ
うな接続構造が知られている。すなわち、この接続構造
は、第4図に示すように、螺旋管aの端部を継手部材h
の接続部i内に挿入し、該継手部材hの内周面と螺旋管
aの外周面との間に充填剤jを充填するとともに、螺旋
管aの端縁と継手部材hの衝合部kとの間隙に低硬度の
充填剤lを充填することによって、螺旋管aの外周部の
止水性を確保するようになされている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の螺旋管aにあっては、嵌合部cと係
止部dとの嵌合部分に形成される螺旋溝部mが止水され
ていないので、この螺旋管aを継手部材hに接続するよ
うな場合、この螺旋溝部mを伝って、螺旋管aの端部か
ら水が浸入することとなってしまう。
また、上記従来の接続構造にあっては、このような螺旋
管aの端部からの水の浸入を阻止することができるもの
の、継手部材hの内周面と螺旋管aの外周面との間に充
填剤jを充填するとともに、螺旋管aの端縁と継手部材
hの衝合部kとの間隙に低硬度の充填剤lを充填しなけ
ればならない。このような作業は、特殊性を有するた
め、確実な止水が難しく、作業に熟練度が必要とされ
る。
本考案は、係る事情に鑑みてなされたもので、簡単に施
工することができるとともに、確実に止水することので
きる螺旋管を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の螺旋管は、一側縁に、二股状で且つ開口端内縁
に抜止部が対設された嵌合部を有し、他側縁に、該嵌合
部内に摺動可能に嵌入係止される係止部を有する帯状の
合成樹脂製プロファイルが、螺旋状に巻回されるととも
に該巻回状態において互いに隣合う前記嵌合部と係止部
とが嵌合され筒状に形成されてなる伸縮性および可撓性
を有する螺旋管であって、前記嵌合部と係止部との嵌合
部分に形成される螺旋溝部のうち管の外周側に位置する
螺旋溝部に、該螺旋溝部をその溝幅の変化にも追随して
閉塞するようにして弾性を有する止水材がライニングさ
れたものである。
(作用) 本考案の螺旋管は、嵌合部と係止部との嵌合部分に形成
される螺旋溝部のうち管の外周側に位置する螺旋溝部
に、該螺旋溝部をその溝幅の変化にも追随して閉塞する
ようにして弾性を有する止水材をライニングしているの
で、螺旋管の外周から嵌合部内を通って螺旋管の内周へ
と水が浸入するのが阻止される。また、この螺旋管を継
手部材に接続して施工するような場合であっても、螺旋
溝部を伝って、螺旋管の端部から水が浸入するのが阻止
される。さらに、止水材によって螺旋溝部を閉塞するの
で、螺旋管の外周面が実質的に平滑化される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、螺旋管1の全体構成の概略を示している。
すなわち、この螺旋管1は、一側縁に、二股状で且つ開
口端内縁に抜止部11,11が対設された嵌合部10を有し、
他側縁に、該嵌合部10内に摺動可能に嵌入係止される係
止部12を有する帯状の合成樹脂製プロファイル13が螺旋
状に巻回されるとともに該巻回状態において互いに隣合
う前記嵌合部10と係止部12とが嵌合され筒状に形成され
てなり、嵌合部10と係止部12との嵌合部分に形成される
螺旋溝部14,15のうち管の外周側に位置する螺旋溝部14
に、該螺旋溝部14を閉塞するようにして弾性を有する止
水材16がライニングされたものである。
螺旋管1は、係止部12が嵌合部10内を摺動することによ
って伸縮性および可撓性を有するようになされている。
そのため、嵌合部10と係止部12との嵌合部分に形成され
る螺旋溝部14,15は、嵌合部10内を摺動する係止部12の
螺旋距離L(第2図(a)参照)に等しい幅で、その溝
幅が変化することとなる。
止水材16は、この螺旋溝部14、15のうち管の外周側に位
置する螺旋溝部14に設けられ、溝幅の変化にも追従し
て、該螺旋溝部14を閉塞するようになされている。すな
わち、第2図(a)に示すように、螺旋溝部14の溝幅が
最伸となった状態で、管外周面と略等しい高さとなるよ
うに、この螺旋溝部14内を閉塞するようになされてい
る。そして、第2図(b)に示すように、螺旋管1の溝
幅が、略中間位置に縮退した状態に圧縮されても、弾性
を充分に保持できるようになされている。この止水材16
としては、例えば、ゴム製のもの、あるいは軟質PVC製
のものが用いられるが、弾性を有し、水密性および気密
性に優れたものであれば、上記したような材質のものに
限定されない。
このようになる止水材16は、合成樹脂製プロファイル13
の押出成形時に、止水材16を所定の位置に配してプロフ
ァイル13と同時に押し出すことで、成形性よく、容易に
ライニングすることができる。
また、止水材16は、水(例えば地下水等)が、嵌合部10
の抜止部11と係止部12との接触部分を通過して、抜止部
11と係止部12との間に形成される螺旋状の空間17に浸入
しようとするのを阻止するとともに、嵌合部10と係止部
12との嵌合部分に形成される螺旋溝部14に浸入するのを
阻止することとなる。すなわち、管自身の止水性を確実
とするとともに、螺旋溝部14を伝って管端に流れる水の
浸入を阻止することができるので、螺旋管1を継手部材
2に接続するような場合に接続部分の止水性をも確実と
することができる。
さらに、止水材16によって螺旋溝部14が閉塞され、外周
面が実質的に平滑化された螺旋管1が得られることとな
るため、該螺旋管1を継手部材2に接続するような場合
に接続作業が容易となる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によると、螺旋管の外周から
嵌合部内を通って螺旋管の内周へと水が浸入するのを阻
止するとともに、螺旋溝部を伝って、螺旋管の端部に水
が流れるのを阻止することができるので、管自身の止水
性および管接続部の止水性を向上することができる。ま
た、螺旋管の外周面が実質的に平滑化されるので、充填
剤等の複雑な充填作業を必要とせず、簡単な接着接合に
よって施工することができ、施工性、経済性ともに向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る図面であって、第1
図は螺旋管の全体構成の概略を示す部分破断側面図、第
2図(a)は螺旋管の螺旋溝部の最伸状態を示す部分拡
大断面図、第2図(b)は螺旋管の螺旋溝部が略中間位
置に縮退した状態を示す部分拡大断面図、第3図は従来
の螺旋管の全体構成の概略を示す部分破断側面図、第4
図は従来の螺旋管と継手部材との接続構造を示す部分側
断面図である。 1……螺旋管 10……嵌合部 11……抜止部 12……係止部 13……合成樹脂製プロファイル 14,15……螺旋溝部 16……止水材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜止
    部が対設された嵌合部を有し、他側縁に、該嵌合部内に
    摺動可能に嵌入係止される係止部を有する帯状の合成樹
    脂製プロファイルが、螺旋状に巻回されるとともに該巻
    回状態において互いに隣合う前記嵌合部と係止部とが嵌
    合され筒状に形成されてなる伸縮性および可撓性を有す
    る螺旋管であって、前記嵌合部と係止部との嵌合部分に
    形成される螺旋溝部のうち管の外周側に位置する螺旋溝
    部に、該嵌合溝部をその溝幅の変化にも追随して閉塞す
    るようにして弾性を有する止水材がライニングされたこ
    とを特徴とする螺旋管。
JP1990091744U 1990-08-31 1990-08-31 螺旋管 Expired - Lifetime JPH0753023Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990091744U JPH0753023Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 螺旋管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990091744U JPH0753023Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 螺旋管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0449288U JPH0449288U (ja) 1992-04-27
JPH0753023Y2 true JPH0753023Y2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=31827647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990091744U Expired - Lifetime JPH0753023Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 螺旋管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0753023Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01166883U (ja) * 1988-04-28 1989-11-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0449288U (ja) 1992-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6971414B2 (en) Flexible conduit, particularly for sanitary purposes
US3255780A (en) Flexible hose of interlocking helical convolutions
US4018464A (en) Tapping tee
JPS59117411A (ja) 被覆用波形管
US4344461A (en) Pipe part with socket provided with longitudinally extending channels
RU94039549A (ru) Трубная муфта
US4116474A (en) Pipe coupling
JPH0753023Y2 (ja) 螺旋管
KR200438887Y1 (ko) 이중벽관 이음용 패킹
US4432395A (en) Pipe part with socket provided with longitudinally extending channels
US4961599A (en) Sealing gland construction for use in hydraulic unit joints
JPH0453506Y2 (ja)
JPH0544630Y2 (ja)
JP5384022B2 (ja) 管継手保護カバー、及び管継手保護構造
JPH0441726Y2 (ja)
JP2505172Y2 (ja) 管体用保護キャップ
JPH059578Y2 (ja)
JPH06709Y2 (ja) 螺旋管
JPH0346302Y2 (ja)
JP3175968U (ja) 管継手
JP2009264090A (ja) 目地構成材と地中管渠の目地構造及び地中管渠の構築工法
JP3777230B2 (ja) 分割型分岐管継手とその管継手を用いた継手構造
JP3175967U (ja) 管継手
JP2007051678A (ja) 管継手
JP2002106768A (ja) 管の接続構造