JP3175967U - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】締め輪によって締め付けられたパッキンの軸方向への迫り出しを抑制して、締め輪の受枠部によって形成される開口からのパッキンのはみ出しを阻止することのできる管継手を提供する。
【解決手段】螺旋状の凹条121及び凸条122が形成されている管端部110を外側から被覆する弾性を備えた筒状のパッキン10と、パッキン10を締め付けて管端部110の外周面に密着させる筒状の締め輪20と、を有する。締め輪20の端部に、凸条122の頂部123の直径よりも径大な開口23を形成する環状の受枠部21が備わっている。パッキン10と締め輪20の受枠部21との間にスペーサ40を介在させる。スペーサ40がパッキン10よりも硬質である。
【選択図】 図4

Description

本考案は、管端部の外周に螺旋状の凹条及び凸条が軸方向で交互に形成されている管体を別の管体に接続することに用いられる管継手、特に、上記管端部の外周面を被覆している筒状のパッキンを締め輪で締め付けることによって、凹条及び凸条を備えた管端部の外周面とパッキンとの相互間の水密性を保つ、という対策が講じられた管継手に関する。
この種の管継手は公知であり(たとえば、特許文献1参照)、図5には、特許文献1に示されている従来例としての管継手の構成及び使用状態を部分縦断側面図で示してある。
同図の管継手Aの使用対象である2本の管体100,200のうち、一方の管体100は強化樹脂管でなり、管端部110を含む全長部分の外周に螺旋状の凹条121及び凸条122を備えていて、これらの凹条121及び凸条122が軸方向で交互に位置している。これに対し、他方の管体200は、その外周面が平坦な樹脂管でなる。
そして、同図の管継手Aでは、一方の管体100の管端部110を外側から被覆している弾性を備えたゴム製でなる筒状のパッキン10を、筒状の締め輪20を用いて締め付けることによって管端部110の外周面に密着させている。また、締め輪20の一端側及び他端側の各端部に、内鍔形状に曲成された環状の受枠部21,22が備わっている。そして、一方側の受枠部21は、管端部110の凸条122の頂部123の直径よりも径大で、かつ、締め輪20によって締め付けられたパッキン10の外周直径よりも径小なサイズの開口23を形成している。すなわち、図5のVI部の拡大図である図6に示したように、一方側の受枠部21の内周縁と管体100の凹部121の底部との隙間Sの寸法が、凹条122の底部と凸条122の頂部123との相互間長さ(凸条122の高さ)Hの寸法よりも短くならない範囲で、その隙間Sの寸法を凸条122の高さHの寸法にできるだけ近付けている。これに対し、他方側の受枠部22は、他方の管体200を挿抜可能なサイズの開口を形成している。
さらに、締め輪20によって締め付けられているパッキン10は、その軸方向一端面11が一方側の受枠部21に密着した状態で受け止められているのに対し、その軸方向他端面12が、締め輪20に嵌め込まれて他方側の受枠部22に止めリング14を介して掛止されている皿形座金13に密着した状態で受け止められている。したがって、パッキン10は、締め輪20の内側で、一方側の受枠部21と皿形座金13とにより挟まれて位置決めされている。
この種の管継手Aを採用した管体100,200の接続構造では、各管体100,200のそれぞれの管端部の外周面とパッキン10とが高い密着性能を維持することや、管継手Aのパッキン10に対してそれぞれの管体100,200が円滑に回転できるようになっていることが望まれている。
実用新案登録第3169970号公報
図5に示した管継手Aにおいて、締め輪20に備わっている一方側の受枠部21によって形成されている開口23のサイズが上記のように定められているのは、管体100の凸条122の頂部123に受枠部21が衝突することを回避した上で、締め輪20によって締め付けられたパッキン10をその締め輪20の内側に留めておくことが要求されていることによる。
しかしながら、管体100の凹条121や凸条122が螺旋状に形成されているために、受枠部21の内周縁が管体100の凹条121に対向する箇所では、図6のように、受枠部21の内周縁と管体100の外周面との間に、凸条122の高さHよりも広い隙間Sが形成されてしまうことになる。そして、そのような広い隙間Sが形成されていると、締め輪20によって締め付けられたパッキン10がその隙間Sを通って軸方向に迫り出し、受枠部21に形成されている開口23から矢印aのようにはみ出してしまうという事態が起こり得る。同様の事態は、管路を流れる流体の高圧がパッキン10に加わったようなときにも起こり得る。
ところが、パッキン10が図6のように受枠部21の開口23からはみ出すという事態が起こると、締め輪20による締付け力が分散してしまい、管体100の外周面に対するパッキン10の密着力が減少して十分な耐圧効果が得られなくなるという状況を生じることがある。また、開口23からはみ出したパッキン10が螺旋状の凸条122に衝突して、パッキン10に対して管体100が円滑に回転しにくくなるという事態の生じることもある。さらに、開口23からはみ出したパッキン10の劣化が早まったり、開口23からはみ出したパッキン10が切れたりして漏水の原因になったりすることもある。
本考案は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、締め輪によって締め付けられたパッキンの軸方向への迫り出しを抑制して、締め輪の受枠部によって形成される開口からのパッキンのはみ出しを阻止することのできる管継手を提供することを目的とする。
本考案に係る管継手は、外周に螺旋状の凹条及び凸条が軸方向で交互に形成されている管端部を外側から被覆する弾性を備えた筒状のパッキンと、上記管端部を被覆している上記パッキンを締め付けて管端部の外周面に密着させる筒状の締め輪と、を有し、上記締め輪の端部に、上記凸条の頂部の直径よりも径大な開口を形成する環状の受枠部が備わっている。そして、上記パッキンと締め輪の上記受枠部との間に介在されて、軸方向一端面が上記受枠部に掛止され、軸方向他端面が上記パッキンの端面に接触してそのパッキンの軸方向への迫り出しを阻止するスペーサが追加されていて、そのスペーサが、上記パッキンよりも硬質である、というものである。
この構成を備えた管継手では、パッキンと締め輪の受枠部との間に介在されるスペーサが、締め輪によって締め付けられたパッキンの軸方向の迫り出しを抑制する作用を発揮する。そのため、管端部の外周面に対するパッキンの密着力が高まり、十分に大きな耐圧効果が発揮されるようになる。また、締め輪の受枠部によって形成される開口からパッキンがはみ出して管体の凸条に衝突することもなくなるので、パッキンに対する管体の回転の円滑性も同時に確保され、併せて、開口からはみ出したパッキンが劣化したり、開口からはみ出したパッキンが切れたりして漏水の原因になったりする余地もなくなる。
本考案では、上記パッキンがゴム製であり、上記スペーサが硬質の樹脂製であって、それらのパッキン及びスペーサのそれぞれに、上記管端部の凹条と凸条とにそれぞれ嵌合する凸条部と凹溝部とが形成されていることが望ましい。これによれば、締め輪によって締め付けられたパッキンが、管端部の外周面に無理なく押し付けられて密着するので、管端部の外周面に対するパッキンの密着力が高められて、よりいっそう大きな耐圧効果が発揮されるようになる。
本考案では、上記管端部の外周面と上記締め輪の内面との間に挟まれた上記スペーサによって、上記締め輪の締め付けに伴うパッキンの縮径代が制限されるように構成されていることが望ましい。この構成を採用しておくと、締め輪がパッキンを締め付け過ぎるという事態の起こることが防止されて、パッキンに対する管体の回転の円滑性が阻害されにくくなる。
本考案では、上記管端部の内側に嵌合されることにより、上記締め輪による締付け力を受け止めて上記管端部の縮径を阻止する筒状コアがさらに追加されていることが望ましい。この構成であれば、締め輪の締め付けに伴う管端部の変形が筒状コアによって阻止されるので、管端部の外周面に対するパッキンの密着力がいっそう向上する。
以上のように、本考案によると、締め輪によって締め付けられたパッキンが締め輪の受枠部によって形成されている開口からはみ出すことによる弊害である耐圧効果の低下が抑制されるだけでなく、パッキンに対する管体の回転の円滑性も確保されるという効果が奏される。また、開口からはみ出したパッキンが劣化したり、開口からはみ出したパッキンが切れたりして漏水の原因になったりする余地もなくなる。
本考案の実施形態に係る管継手の概略分解斜視図である。 スペーサの正面図である。 スペーサ分割体の側面図である。 管継手の使用状態を示した部分縦断側面図である。 従来例としての管継手の構成及び使用状態を示した部分縦断側面図である。 図5のVI部の拡大図である。
図1は本考案の実施形態に係る管継手Aの概略分解斜視図、図2はスペーサ40の正面図、図3はスペーサ分割体44の側面図である。図4は管継手Aの使用状態を示した部分縦断側面図である。
この実施形態の管継手Aは、図4に示した2本の管体100,200を使用対象としている。一方の管体100は強化樹脂管でなり、管端部110を含む全長部分の外周に螺旋状の凹条121及び凸条122を備えていて、これらの凹条121及び凸条122が軸方向で交互に位置している。これに対し、他方の管体200は、その外周面が平坦な樹脂管でなる。
一方の管体100の具体例としては、たとえば、軟質ゴムや軟質塩化ビニル樹脂でなるチューブ状の内層部分130に筒状ネットなどでなる補強コード131が埋め込まれ、内層部分130の外周に螺旋状に巻き付けられた硬質塩化ビニル樹脂線材(硬質PVC線材)がその内層部分130に一体化されている、という構成を備えたものがある。この構成を備えた管体100は、柔軟な樹脂ホース並みの柔軟性と軽量さを有しているにもかかわらず、外圧に強くて外圧による断面形状の変形を生じにくく、加圧時の伸び変形が少なく、さらに、どの位置ででも切断することができてその長さ調節の自由度に優れている、といった性質を有している。そして、このような性質に着目して、泥水シールド工法、リバース工法といった土木工事での泥水の吸圧送、砂や砂利、ヘドロなどの吸圧送、浚渫や埋立工事での泥水の吸圧送などに広く利用されている。
図1に示した実施形態に係る管継手Aは、弾性材料の一例である合成ゴムで作られたパッキン10と、締め輪20と、スペーサ40とを有している。
図例のパッキン10は、周方向の一箇所で分割された1つ割り形状を有している。図4によって明らかなように、このパッキン10の軸方向中央部に内向きに突き出た仕切りリブ15が形成されている。そして、パッキン10の一方側の端部から仕切りリブ15の形成箇所に亘る内周面に、螺旋状の凹溝部16と凸条部17とが軸方向で交互に形成されていて、凹溝部16が、管体100の管端部110に備わっている凸条122に嵌合可能であり、凸条部17が管体100の管端部110に備わっている凹条121に嵌合可能である。また、パッキン10の他方側の端部には、内窄まりに形成された筒状のシール用舌片18が備わっている。
図1のように、締め輪20は、ヒンジピン25によって開閉可能に連結された一対の円弧状部材26,27と、一対の円弧状部材26,27の自由端部同士を連結することによってそれらの一対の円弧状部材26,27を円筒状に保形するための結合機構を構成する締付けねじ28及びナット部材29とを備えている。また、一方側の円弧状部材26には、ヒンジピン25による連結箇所の内側に配備される円弧状の保護片31が備わり、他方側の円弧状部材27には、上記結合機構による結合箇所の内側に配備される円弧状の保護片32が備わっている。なお、結合機構を構成している締付けねじ28は、一方側の円弧状部材26の自由端部に具備されたねじ挿通孔33に挿通される。また、結合機構を構成しているナット部材29は、他方側の円弧状部材27の自由端部に保持された棒状体にねじ孔(不図示)を形成してなる。
さらに、図1に示したように、締め輪20の軸方向の両端部には内鍔形状に形成された環状の受枠部21,22が設けられている。これらの受枠部21,22は、締め輪20を形成している一対の円弧状部材26,27及び保護片31,32の軸方向の両端部に曲成したリブによって構成されている。そして、図4の拡大部分によって判るように、締め輪20の軸方向の両端部の環状の受枠部21,22のうち、一方側の受枠部21は、一方の管体100の管端部110の凸条122の頂部123の直径よりも径大で、かつ、締め輪20によって締め付けられたパッキン10の外周直径よりも径小なサイズの開口23を形成している。これは、管体100の凸条122の頂部123に受枠部21が衝突することを回避することが要求されていることによる。これに対し、他方側の受枠部22は、他方の管体200を挿抜可能なサイズの開口24を形成している。
スペーサ40は、上記したパッキン10よりも硬質の樹脂で作られている。図4によって明らかなように、スペーサ40の内周面には、螺旋状の凹溝部41と凸条部42とが軸方向で交互に形成されていて、凹溝部41が、図4に示した管体100の管端部110に備わっている凸条122に嵌合可能であり、凸条部42が同図に示した管体100の管端部110に備わっている凹条121に嵌合可能である。また、図2又は図3に示したように、図例のスペーサ40は、一対のスペーサ分割体43,44を環状に合わせることによって構成される。具体的には、一方側のスペーサ分割体43の周方向両端面に具備された凸部46,46と、他方側のスペーサ分割体44の周方向両端面に具備された凹溝47,47とを嵌合させることによって、一対のスペーサ分割体43,44が径方向に位置ずれすることなく環状に合わされるようになっている。
図4によって明らかなように、スペーサ40の軸方向の一端面48や他端面49は平坦面に形成されていて、そのうちの他端面49が上記した筒状のパッキン10の一方側の平坦な端面11に重ね合わされるようになっているのに対し、一端面48は、締め輪20の一方側の受枠部21に掛止されるようになっている。また、締め輪20によって締め付けられていない自然状態での筒状のパッキン10の外周直径は、スペーサ40の外周直径よりもやゝ径大になっている。
次に、管継手Aを使用した2本の管体100,200の接続手順及び接続構造を図4を主に参照して説明する。
一方の管体100の管端部110に筒状のパッキン10を巻き付けるか、あるいは嵌合させて、その管体100の管端部110を外側から被覆すると共に、パッキン10の凹溝部16及び凸条部17を管端部110の凸条部122及び凹条部121に嵌合させる。また、スペーサ40の一対のスペーサ分割体43,44を管端部110に嵌め込んでこのスペーサ40を環状に形作り、かつ、スペーサ40の凹溝部41及び凸条部42を管端部110の凸条部122及び凹条部121に嵌合させる。さらに、締め輪20の一対の円弧状部材26,27を開いた状態で、その締め輪20を一方の管体100の管端部110に嵌め込んだ後で、一対の円弧状部材26,27を閉じることにより、締め輪20の一方側の受枠部21にスペーサ40の軸方向一端面48を掛止させ、スペーサ40の軸方向他端面48をパッキン10の一方側の端面11に接触させる。そして、結合機構を構成している締付けねじ28を一方側の円弧状部材26のねじ挿通孔33に挿通させてナット部材29のねじ孔(不図示)にねじ込んで締め付ける。
上記の接続手順を行うと、締め輪20によって締め付けられたパッキン10が、一方の管体100の管端部110の外周面に密着し、管端部110の外周面とパッキン10との相互間の水密性を発揮する。また、パッキン10が締め輪20によって締め付けられたとしても、パッキン10の軸方向への迫り出しが、パッキン10の一方側の端面11に接触しているスペーサ40によって阻止されるので、締め輪20による締付け力が分散されるという事態が起こらず、十分な耐圧効果が得られるようになる。さらに、締め輪20の受枠部21の開口23からパッキン10がはみ出すという事態も起こらないので、パッキン10に対する管体100の円滑な回転が阻害されることもない。そのほか、開口23からはみ出したパッキンが早期に劣化したり、開口23からはみ出したパッキンが切れたりして漏水の原因になったりする余地もなくなる。
なお、他方の管体200は、締付けねじ28をナット部材29のねじ孔(不図示)にねじ込む前に、図4のように管継手Aに差し込んでその外周面にシール用舌片18を弾接させておく。
この実施形態では、締め輪20によって締め付けられていない自然状態での筒状のパッキン10の外周直径が、スペーサ40の外周直径よりもやゝ径大になっている。言い換えると、スペーサ40の外周直径が、締め輪20によって締め付けられていない自然状態での筒状のパッキン10の外周直径よりもやゝ径小になっている。この構成により、管体100の管端部110の外周面と締め輪20との間に挟まれたスペーサ40によって、締め輪20の締め付けに伴うパッキン10の縮径代が制限される。そのため、締め輪20がパッキン10を締め付け過ぎるということが防止され、その結果として、管端部110の外周面に対するパッキン10の密着力が適度に保たれて、パッキン10に対する管体100の回転の円滑性が阻害されにくくなるという利点がある。
さらに、この実施形態では、図4のように、管端部110の内側に筒状コア35を嵌合してある。こうしておくと、締め輪20による締付け力を筒状コア35が受け止めることになるので、締め輪20を締め付けても管端部110が縮径するという事態が阻止されて、管端部110の外周面に対するパッキン10の密着力がいっそう向上するという利点もある。
この実施形態では、締め輪20が図1に示した構成を備えているけれども、締め輪20は他の構成を備えていてもよい。すなわち、締め輪20はパッキン10を締め付けて縮径させる機能を発揮し得る構成を備えていればよい。また、パッキン10は、管端部110の外周面、すなわち、螺旋状の凸条122や凹条121の表面に密着し得る柔軟性を備えているものであれば、必ずしも凹溝部16や凸条部17を備えていなくてもよい。
また、この実施形態では、その使用対象としての一方側の管体100が凸条122や凹条121を有し、他方側の管体200が所謂ストレート管であるものを説明したけれども、2本の管体の両方に凸条や凹条が備わっていてもよい。そのような2本の管体を使用対象とする管継手では、締め輪の内側で、パッキンの軸方向両側にスペーサを介在しておくとよい。
10 パッキン
16 パッキンの凹溝部
17 パッキンの凸条部
19 パッキンの端面
20 締め輪
21 受枠部
35 筒状コア
40 スペーサ
41 スペーサの凹溝部
42 スペーサの凸条部
47 スペーサの軸方向一端面
48 スペーサの軸方向他端面
110 管端部
121 凹条
122 凸条

Claims (4)

  1. 外周に螺旋状の凹条及び凸条が軸方向で交互に形成されている管端部を外側から被覆する弾性を備えた筒状のパッキンと、上記管端部を被覆している上記パッキンを締め付けて管端部の外周面に密着させる筒状の締め輪と、を有し、上記締め輪の端部に、上記凸条の頂部の直径よりも径大な開口を形成する環状の受枠部が備わっている管継手であって、
    上記パッキンと締め輪の上記受枠部との間に介在されて、軸方向一端面が上記受枠部に掛止され、軸方向他端面が上記パッキンの端面に接触してそのパッキンの軸方向への迫り出しを阻止するスペーサが追加されていて、そのスペーサが、上記パッキンよりも硬質であることを特徴とする管継手。
  2. 上記パッキンがゴム製であり、上記スペーサが硬質の樹脂製であって、それらのパッキン及びスペーサのそれぞれに、上記管端部の凹条と凸条とにそれぞれ嵌合する凸条部と凹溝部とが形成されている請求項1に記載した管継手。
  3. 上記管端部の外周面と上記締め輪の内面との間に挟まれた上記スペーサによって、上記締め輪の締め付けに伴うパッキンの縮径代が制限されるように構成されている請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載した管継手。
  4. 上記管端部の内側に嵌合されることにより、上記締め輪による締付け力を受け止めて上記管端部の縮径を阻止する筒状コアがさらに追加されている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した管継手。
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