JPH0752455B2 - 図面表示装置 - Google Patents
図面表示装置Info
- Publication number
- JPH0752455B2 JPH0752455B2 JP11036086A JP11036086A JPH0752455B2 JP H0752455 B2 JPH0752455 B2 JP H0752455B2 JP 11036086 A JP11036086 A JP 11036086A JP 11036086 A JP11036086 A JP 11036086A JP H0752455 B2 JPH0752455 B2 JP H0752455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- equipment
- simulated
- state
- current
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 168
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 43
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 24
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 51
- 230000008569 process Effects 0.000 description 19
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 14
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 3
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000012508 change request Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 230000008676 import Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、地図に管理対象の設備を重合わせた図面情報
をホスト計算機からの要求にもとづいて図形表示装置に
表示する図面表示装置に関するものである。
をホスト計算機からの要求にもとづいて図形表示装置に
表示する図面表示装置に関するものである。
B.発明の概要 ホスト計算機が各設備の状態情報をオンラインで取り込
んでリアルタイムに図形表示装置に表示する装置であっ
て、模擬変更処理の機能を有する図面表示装置におい
て、 設備状態以外の模擬変更履歴を記録すると共に、模擬変
更業務中にオンラインで取り込んだ設備状態を記録し、
更に現行の設備状態の変化の有無及び模擬の設備状態の
変化の有無を記録し、これら記録内容を利用して現行復
帰を行うことによって、 模擬変更に伴う現行復帰処理を高速に行えるようにした
ものである。
んでリアルタイムに図形表示装置に表示する装置であっ
て、模擬変更処理の機能を有する図面表示装置におい
て、 設備状態以外の模擬変更履歴を記録すると共に、模擬変
更業務中にオンラインで取り込んだ設備状態を記録し、
更に現行の設備状態の変化の有無及び模擬の設備状態の
変化の有無を記録し、これら記録内容を利用して現行復
帰を行うことによって、 模擬変更に伴う現行復帰処理を高速に行えるようにした
ものである。
C.従来技術及び発明が解決しようとする問題点 地図は地域の自然条件や人口施設さらには人口・経済状
況などの人間の諸活動情報をも表現でき、古くから行政
の面で利用されてきた。現在も国,地方自治体,消防署
等では、地域計画,地域管理の基盤となる情報として大
いに利用している。また、電気・電話・ガスなどの公共
企業では、地域に敷設した自社施設(電力線,電話線,
ガス管)の計画,管理のために、地図上に当該施設を描
いた図面を使用している。これらの地図,施設図は紙面
に図として描かれたものであり、描かれる情報を本明細
書では図面情報と呼ぶ。
況などの人間の諸活動情報をも表現でき、古くから行政
の面で利用されてきた。現在も国,地方自治体,消防署
等では、地域計画,地域管理の基盤となる情報として大
いに利用している。また、電気・電話・ガスなどの公共
企業では、地域に敷設した自社施設(電力線,電話線,
ガス管)の計画,管理のために、地図上に当該施設を描
いた図面を使用している。これらの地図,施設図は紙面
に図として描かれたものであり、描かれる情報を本明細
書では図面情報と呼ぶ。
近年、これら図面を計算機を用いて描いたり、図面情報
を計算機で処理する試みが為されている。これは米国が
先駆であり、1960年代から行なわれて来ている。このよ
うな計算機システムを図面情報処理システムと呼ぶ。現
在では、連邦・州・地方政府のほかに、電気・電話・ガ
スなどの公共企業やマーケツテイングなどの民間企業で
も利用されている。
を計算機で処理する試みが為されている。これは米国が
先駆であり、1960年代から行なわれて来ている。このよ
うな計算機システムを図面情報処理システムと呼ぶ。現
在では、連邦・州・地方政府のほかに、電気・電話・ガ
スなどの公共企業やマーケツテイングなどの民間企業で
も利用されている。
我が国においては、米国よりも遅れて研究に着手した
が、データベース,コンピユータグラフイツクスなど、
その間の技術の発展をうまく吸収し、独自の発展をみせ
ている。今、国,地方自治体,消防署や電気・電話・ガ
スなどの公共企業体において、ようやく実用段階に達し
たと言える。
が、データベース,コンピユータグラフイツクスなど、
その間の技術の発展をうまく吸収し、独自の発展をみせ
ている。今、国,地方自治体,消防署や電気・電話・ガ
スなどの公共企業体において、ようやく実用段階に達し
たと言える。
上記図面情報処理システムの特徴は、いずれも図形表示
装置を接続し、図面を表示することができるという点で
ある。ホスト計算機は図面情報を管理し、オペレータの
要求により図面の要求箇所を図形表示装置に表示するよ
う制御する。図形表示装置は、ホスト計算機からの要求
により図面の要求箇所を表示する。図面情報処理システ
ムにおいて、ホスト計算機と図形表示装置により図面を
表示する機能を実現する部分を以後図面表示装置と呼
ぶ。
装置を接続し、図面を表示することができるという点で
ある。ホスト計算機は図面情報を管理し、オペレータの
要求により図面の要求箇所を図形表示装置に表示するよ
う制御する。図形表示装置は、ホスト計算機からの要求
により図面の要求箇所を表示する。図面情報処理システ
ムにおいて、ホスト計算機と図形表示装置により図面を
表示する機能を実現する部分を以後図面表示装置と呼
ぶ。
図面情報処理システムにおいては、図形表示装置に表示
された図面を中心にしてオペレータとの会話型操作によ
り処理をすすめていくことが基本的な使われ方である。
よって、図面表示機能の応答性の良さが強く要求され
る。しかし、ホスト計算機では図面表示処理の他に様々
な汎用業務を行なうため定常負荷が大きく、ホスト計算
機での性能向上効果は期待できない。むしろ処理対象情
報の増加,高機能化の要求により定常負荷は増加する傾
向にあり、ホスト計算機における表示処理は負担となっ
て来る。したがって、ホスト計算機の負荷を軽減し表示
処理の応答性を向上するため、図形表示装置のインテリ
ジエンス化が進む傾向がある。すなわち、図形表示のほ
とんどの機能を図形表示装置が行なうのである。以下、
第5図に示す構成での図形表示装置を詳細に説明する。
された図面を中心にしてオペレータとの会話型操作によ
り処理をすすめていくことが基本的な使われ方である。
よって、図面表示機能の応答性の良さが強く要求され
る。しかし、ホスト計算機では図面表示処理の他に様々
な汎用業務を行なうため定常負荷が大きく、ホスト計算
機での性能向上効果は期待できない。むしろ処理対象情
報の増加,高機能化の要求により定常負荷は増加する傾
向にあり、ホスト計算機における表示処理は負担となっ
て来る。したがって、ホスト計算機の負荷を軽減し表示
処理の応答性を向上するため、図形表示装置のインテリ
ジエンス化が進む傾向がある。すなわち、図形表示のほ
とんどの機能を図形表示装置が行なうのである。以下、
第5図に示す構成での図形表示装置を詳細に説明する。
まず、図形表示装置には、ホスト計算機とのデータ送受
信を行なうホスト・インターフエース(HIF)がある。H
IFは、ホスト計算機からの各種表示指示や図形情報を受
信し表示プロセツサ(CPU)に伝える。また、ホスト計
算機からの要求により、各種表示関連情報をCPUから受
けてホスト計算機に送信する。
信を行なうホスト・インターフエース(HIF)がある。H
IFは、ホスト計算機からの各種表示指示や図形情報を受
信し表示プロセツサ(CPU)に伝える。また、ホスト計
算機からの要求により、各種表示関連情報をCPUから受
けてホスト計算機に送信する。
セグメントバツフア(SB)は、記述表現(数値,記号)
の図形情報を格納するメモリである。当該図形情報は、
階層構造で管理される。最下層は、具体的な図形実体
(表示図形形状,位置座標,表示色等)である。いわゆ
るIDBと呼ばれるものである。これらいくつかのIDBが集
まってセグメントとなる。セグメントには、各種属性
(可視属性,検出属性等)情報がある。IDB,セグメント
ともに名称を持ち、当該名称を指定して各種操作が可能
である。なお、図形実体の位置座標は、管面上の画素位
置を直接示すものではなく、仮想的な大画面における座
標いわゆるワールド座標といわれるものである。
の図形情報を格納するメモリである。当該図形情報は、
階層構造で管理される。最下層は、具体的な図形実体
(表示図形形状,位置座標,表示色等)である。いわゆ
るIDBと呼ばれるものである。これらいくつかのIDBが集
まってセグメントとなる。セグメントには、各種属性
(可視属性,検出属性等)情報がある。IDB,セグメント
ともに名称を持ち、当該名称を指定して各種操作が可能
である。なお、図形実体の位置座標は、管面上の画素位
置を直接示すものではなく、仮想的な大画面における座
標いわゆるワールド座標といわれるものである。
このSB内に格納する図形情報に対して、表示要求される
範囲(ワールド座標値により定まる方形の領域)の図形
情報の切り出しが行なわれる。この切り出し処理には、
表示図形の平行移動や回転変換を行なうマトリクス演算
器(MTX),CRTモニタ(CRT)に対応する表示可能な領域
をはみ出す部分を除去するクリツピング器(CLP)等が
用意されている。さらに、切り出した記述表現の図形情
報の線分を、当該表示位置座標よりそれに対応するフレ
ームバツフア(FB)上のビツトのON/OFF情報に展開する
デイジタル微分解析器(DDA)が用意される。
範囲(ワールド座標値により定まる方形の領域)の図形
情報の切り出しが行なわれる。この切り出し処理には、
表示図形の平行移動や回転変換を行なうマトリクス演算
器(MTX),CRTモニタ(CRT)に対応する表示可能な領域
をはみ出す部分を除去するクリツピング器(CLP)等が
用意されている。さらに、切り出した記述表現の図形情
報の線分を、当該表示位置座標よりそれに対応するフレ
ームバツフア(FB)上のビツトのON/OFF情報に展開する
デイジタル微分解析器(DDA)が用意される。
フレームバツフア(FB)は、CRTの管面の各画素に1対
1に対応するビツトを少なくとも管面の画素数に対応す
る程度に持つメモリである。カラー表示では、複数枚の
メモリ・プレーンを有し、各プレーンにおいて同一画素
に対応するビツトの集合を並べて列データとするものを
当該ビツトに対応する画素の色コードとしている。さら
に、近年では、色コードを予め格納しておくルツクアツ
プテーブル(LT),別名カラーマツプを有し、前記のビ
ツトの列データをアドレスとし、LTにおける当該アドレ
スの内容を読み出し、対応画素の色コードとする図形表
示装置が主流になっている。このような図形表示装置で
は、重合わせ優先表示が可能となる。すなわち、まずFB
の各プレーンについて優先順位を定め、同様に表示させ
たい各図形について重合わせた時にどれを優先させて表
示するかを示す優先順位を定めておく。つぎに、各LTア
ドレスについてそのビツト内容がオンになっているビツ
トに対応するプレーンの組み合わせの中で最優先順位の
プレーンに展開する図形の表示色コードを当該アドレス
のLT部分に格納しておく。そして、SBから表示範囲の図
形を切り出し、各図形をその優先順位に対応するFBのプ
レーンにビツト展開する。一方、各プレーンにおけるい
くつかの図形が重なった場合その重なった部分の画素に
対応するビツト列をアドレスとしてLTが参照されるが、
当該アドレス部にはアドレスの「オン」ビツトに対応す
るプレーンの図形集合が重なった場合の最優先表示図形
の色コードが予め格納されているので、重合わせ優先表
示が実現される。第6図において説明する。表示図形
●,▲,■があり、重合わせ優先表示の優先順位も高い
ほうからこの順とする。またその表示色は、赤,緑,青
とする。FBのプレーンの優先順位は、高い方からP2,P1,
P0の順とする。表示図形●,▲,■は、それぞれP2,P1,
P0にビツト展開するものとする。FBの各プレーンから読
み出された1つの画素に対応するビツトの集合は、高位
からP2,P1,P0の順に並べられ、LTの参照アドレスとなる
ものとする。下記に各画素において図形の重なる組み合
わせとそれに対応するLT参照アドレスと当該アドレスの
LT内容を示す。(アドレスのビツト内容が×の箇所は、
0/1どちらでもよいことを表わす。) また、図にも図形重なり組み合わせを示す。線分に囲ま
れた面に記載されている数字は、上記の図形重なり組み
合わせに付けられた番号である。以上により管面に表示
される画面は、図のとおりである。
1に対応するビツトを少なくとも管面の画素数に対応す
る程度に持つメモリである。カラー表示では、複数枚の
メモリ・プレーンを有し、各プレーンにおいて同一画素
に対応するビツトの集合を並べて列データとするものを
当該ビツトに対応する画素の色コードとしている。さら
に、近年では、色コードを予め格納しておくルツクアツ
プテーブル(LT),別名カラーマツプを有し、前記のビ
ツトの列データをアドレスとし、LTにおける当該アドレ
スの内容を読み出し、対応画素の色コードとする図形表
示装置が主流になっている。このような図形表示装置で
は、重合わせ優先表示が可能となる。すなわち、まずFB
の各プレーンについて優先順位を定め、同様に表示させ
たい各図形について重合わせた時にどれを優先させて表
示するかを示す優先順位を定めておく。つぎに、各LTア
ドレスについてそのビツト内容がオンになっているビツ
トに対応するプレーンの組み合わせの中で最優先順位の
プレーンに展開する図形の表示色コードを当該アドレス
のLT部分に格納しておく。そして、SBから表示範囲の図
形を切り出し、各図形をその優先順位に対応するFBのプ
レーンにビツト展開する。一方、各プレーンにおけるい
くつかの図形が重なった場合その重なった部分の画素に
対応するビツト列をアドレスとしてLTが参照されるが、
当該アドレス部にはアドレスの「オン」ビツトに対応す
るプレーンの図形集合が重なった場合の最優先表示図形
の色コードが予め格納されているので、重合わせ優先表
示が実現される。第6図において説明する。表示図形
●,▲,■があり、重合わせ優先表示の優先順位も高い
ほうからこの順とする。またその表示色は、赤,緑,青
とする。FBのプレーンの優先順位は、高い方からP2,P1,
P0の順とする。表示図形●,▲,■は、それぞれP2,P1,
P0にビツト展開するものとする。FBの各プレーンから読
み出された1つの画素に対応するビツトの集合は、高位
からP2,P1,P0の順に並べられ、LTの参照アドレスとなる
ものとする。下記に各画素において図形の重なる組み合
わせとそれに対応するLT参照アドレスと当該アドレスの
LT内容を示す。(アドレスのビツト内容が×の箇所は、
0/1どちらでもよいことを表わす。) また、図にも図形重なり組み合わせを示す。線分に囲ま
れた面に記載されている数字は、上記の図形重なり組み
合わせに付けられた番号である。以上により管面に表示
される画面は、図のとおりである。
LTは、R,G,Bの基本3原色についての輝度を格納してお
くテーブルである。各アドレスに格納されたR,G,Bの各
輝度色の合成により、固有の色が表現される。
くテーブルである。各アドレスに格納されたR,G,Bの各
輝度色の合成により、固有の色が表現される。
ビデオインターフエース(VIF)は、FBの内容を読み出
して各画素に対応するビツト列をアドレスとしそれによ
りLTの色コードを読み出してCRTへのビデオ信号(R,G,
B,セパレート,コンポジツト)を発生させること、およ
びCRTへの同期信号(垂直同期信号:VD,水平同期信号:H
D)を発生させることを行なう。これらの動作は、CPUの
制御からは独立し、常に高速かつサイクリツクに実行し
ている。ビデオ信号発生までのメカニズムを第7図を用
いて説明する。VIFは、FBの各プレーンに対しある画素
に対応するビツトのアドレス(FBAD)を発生させる。こ
れにより読み出されたビツト内容は、各々定められた位
置に並べられてLT参照アドレスが作成される。このLT参
照アドレスにより該当するLTの内容をR,G,B単位に読み
出す。読み出された内容をD−A変換器に送る。ここで
D−A変換され、各々R,G,Bビデオ信号を発生する。以
上の処理を画素の並び順に次々に行なうのである。これ
らは超高速かつサイクリツクに実行されるので、人間の
見た目には、残像現象にも助けられて1枚の画面として
見えるのである。
して各画素に対応するビツト列をアドレスとしそれによ
りLTの色コードを読み出してCRTへのビデオ信号(R,G,
B,セパレート,コンポジツト)を発生させること、およ
びCRTへの同期信号(垂直同期信号:VD,水平同期信号:H
D)を発生させることを行なう。これらの動作は、CPUの
制御からは独立し、常に高速かつサイクリツクに実行し
ている。ビデオ信号発生までのメカニズムを第7図を用
いて説明する。VIFは、FBの各プレーンに対しある画素
に対応するビツトのアドレス(FBAD)を発生させる。こ
れにより読み出されたビツト内容は、各々定められた位
置に並べられてLT参照アドレスが作成される。このLT参
照アドレスにより該当するLTの内容をR,G,B単位に読み
出す。読み出された内容をD−A変換器に送る。ここで
D−A変換され、各々R,G,Bビデオ信号を発生する。以
上の処理を画素の並び順に次々に行なうのである。これ
らは超高速かつサイクリツクに実行されるので、人間の
見た目には、残像現象にも助けられて1枚の画面として
見えるのである。
CRTは、ラスタスキヤン表示方式によりリフレツシユ描
画を行なうものである。すなわち、各画素についてのR,
G,Bビデオ信号をうけて、それに対応する強さの電子ビ
ームを蛍光面の画素位置に放射し、各輝度で発光するR,
G,Bの蛍光点の色の合成により様々な色を表示する。ま
た、画素の指定すなわちビームの放射位置は、水平同期
信号,垂直同期信号により制御する。すなわち、画面上
の左上から横方向に電子ビームを走査し、順次右下まで
必要な本数の走査線を1秒間に30〜60回作るのである。
30〜60回という数値は、垂直走査周波数(リフレツシユ
・レート)と呼ばれ、一般的には、ちらつきを生じない
範囲で下限に近い数値が設定される。
画を行なうものである。すなわち、各画素についてのR,
G,Bビデオ信号をうけて、それに対応する強さの電子ビ
ームを蛍光面の画素位置に放射し、各輝度で発光するR,
G,Bの蛍光点の色の合成により様々な色を表示する。ま
た、画素の指定すなわちビームの放射位置は、水平同期
信号,垂直同期信号により制御する。すなわち、画面上
の左上から横方向に電子ビームを走査し、順次右下まで
必要な本数の走査線を1秒間に30〜60回作るのである。
30〜60回という数値は、垂直走査周波数(リフレツシユ
・レート)と呼ばれ、一般的には、ちらつきを生じない
範囲で下限に近い数値が設定される。
CPUは、ホスト計算機はIMからの入力情報を解析し実行
するものである。ただし、具体的な処理は各専用処理器
(MTX,CLP,VIF等)がほとんど行ない、実際にはそれら
の制御を行なうことが多い。
するものである。ただし、具体的な処理は各専用処理器
(MTX,CLP,VIF等)がほとんど行ない、実際にはそれら
の制御を行なうことが多い。
入力装置(IM)は、オペレータから図形表示装置に対す
る各種情報の入力操作を行なうものである。用途に応じ
て多種多様なものがある。標準的には、キーボードがあ
る。座標値を入力する装置としては、デイジタイザ,タ
ブレツト等がある。また、管面上で図形やカーソルを移
動させるものとしては、ジヨイステイツク,トラツクボ
ール等がある。
る各種情報の入力操作を行なうものである。用途に応じ
て多種多様なものがある。標準的には、キーボードがあ
る。座標値を入力する装置としては、デイジタイザ,タ
ブレツト等がある。また、管面上で図形やカーソルを移
動させるものとしては、ジヨイステイツク,トラツクボ
ール等がある。
さて、前記ホスト計算機と図形表示装置とで構成する図
面表示装置において、図面情報はホスト計算機で管理し
ていることは前述した。これは、計算機内に面的に連続
する仮想的な大図面を持っていると考えることができ
る。従来の方式では、オペレータからの表示要求がある
と、ホスト計算機は仮想大図面における要求箇所の図面
情報を切り出し図形表示装置に送信する。それを受信し
た図形表示装置では、図面情報の各図形要素をセグメン
トという形式でSBに格納し、それをFBにビツト展開して
管面に表示する。この方式では、ホスト計算機と図形表
示装置との間の大量情報の伝送処理および図形表示装置
内のセグメントの登録処理にかなり時間を要し、表示要
求から管面への表示までに長時間かかる。前述の通り図
面表示装置では応答性の良さが最大要求事項であり、こ
の方式では問題であった。
面表示装置において、図面情報はホスト計算機で管理し
ていることは前述した。これは、計算機内に面的に連続
する仮想的な大図面を持っていると考えることができ
る。従来の方式では、オペレータからの表示要求がある
と、ホスト計算機は仮想大図面における要求箇所の図面
情報を切り出し図形表示装置に送信する。それを受信し
た図形表示装置では、図面情報の各図形要素をセグメン
トという形式でSBに格納し、それをFBにビツト展開して
管面に表示する。この方式では、ホスト計算機と図形表
示装置との間の大量情報の伝送処理および図形表示装置
内のセグメントの登録処理にかなり時間を要し、表示要
求から管面への表示までに長時間かかる。前述の通り図
面表示装置では応答性の良さが最大要求事項であり、こ
の方式では問題であった。
最近、大容量(4MB程度)のSBを有する図形表示装置を
使用して図面表示装置を構成し、立ち上げ時には、ホス
ト計算機で管理する全図面情報に対応する図形情報をSB
にすべて登録し、運用時には、表示要求があるとホスト
計算機では表示範囲のみの指示を図形表示装置に与え、
図形表示装置ではSB内の全図面対応の図形情報のうち要
求範囲の図形情報を切り出してFBにビツト展開し表示す
るという方式が開発されている。これは、表示要求時の
伝送情報量もわずかであり、セグメントの登録処理も不
要であるので、高速に任意の図面箇所を表示できる。極
めて応答性の良い図面表示装置を実現している。
使用して図面表示装置を構成し、立ち上げ時には、ホス
ト計算機で管理する全図面情報に対応する図形情報をSB
にすべて登録し、運用時には、表示要求があるとホスト
計算機では表示範囲のみの指示を図形表示装置に与え、
図形表示装置ではSB内の全図面対応の図形情報のうち要
求範囲の図形情報を切り出してFBにビツト展開し表示す
るという方式が開発されている。これは、表示要求時の
伝送情報量もわずかであり、セグメントの登録処理も不
要であるので、高速に任意の図面箇所を表示できる。極
めて応答性の良い図面表示装置を実現している。
さて、図面情報処理システムでは、使い勝手の面から、
実用上目で見ながら模擬的に図面情報の変更を行なう機
能が望まれている。すなわち、図面情報を図面表示装置
で目視確認しながら変更し、再び元に戻すという機能で
ある。言うなれば、図面情報変更描画シミユレーシヨン
である。例えば、地方自治体において、あらたに道路や
水道,公共物の新設,撤去等の計画を図面上で行なうよ
うな場合。同様に、電力会社,電話会社,ガス会社にお
いて、電力線,電話線,ガス管の新設,撤去等の計画を
図面上で行うような場合。図面表示装置において、実際
に道路,水道,公共物や電力線,電話線,ガス管等が新
設されたり撤去されたりする様子を表示して見せる。当
該模擬変更をやめたならば、元の図面情報に戻し、現行
の図面を表示できるようにするものである。
実用上目で見ながら模擬的に図面情報の変更を行なう機
能が望まれている。すなわち、図面情報を図面表示装置
で目視確認しながら変更し、再び元に戻すという機能で
ある。言うなれば、図面情報変更描画シミユレーシヨン
である。例えば、地方自治体において、あらたに道路や
水道,公共物の新設,撤去等の計画を図面上で行なうよ
うな場合。同様に、電力会社,電話会社,ガス会社にお
いて、電力線,電話線,ガス管の新設,撤去等の計画を
図面上で行うような場合。図面表示装置において、実際
に道路,水道,公共物や電力線,電話線,ガス管等が新
設されたり撤去されたりする様子を表示して見せる。当
該模擬変更をやめたならば、元の図面情報に戻し、現行
の図面を表示できるようにするものである。
上記機能において、当然のことながら図面変更処理の応
答性の良さが要求されるが、それ以上に模擬をやめた後
元の図面情報に戻しそれを表示できる機能に応答性が要
求される。なぜならば、現行の図面にもとづいて行なわ
れる各種業務のほうが現実にさしせまった問題であり、
模擬を実行しているいつ何時であろうと必要が発生した
ならば現行図面を表示できなくてはならないからであ
る。例えば、電力会社において所轄の電力線に事故が発
生した場合、現行図面を表示して当該事故区域を把握し
すみやかに事故復旧操作を実行しなければならない。同
様に、消防署において所轄地域に火災が発生した場合、
現行図面を表示して火災発生区域を把握しすみやかに現
場に急行し、消火活動を実行しなければならない。ま
た、このような緊急性のない場合であっても、現行の図
面情報にもとづき実行される業務は優先される。現行図
面の使用頻度も高い。よって、模擬の実行中であって
も、素早く元に戻すことが要求されるのである。以後、
模擬的に変更した図面情報を元に戻すことを現行復帰と
呼ぶ。
答性の良さが要求されるが、それ以上に模擬をやめた後
元の図面情報に戻しそれを表示できる機能に応答性が要
求される。なぜならば、現行の図面にもとづいて行なわ
れる各種業務のほうが現実にさしせまった問題であり、
模擬を実行しているいつ何時であろうと必要が発生した
ならば現行図面を表示できなくてはならないからであ
る。例えば、電力会社において所轄の電力線に事故が発
生した場合、現行図面を表示して当該事故区域を把握し
すみやかに事故復旧操作を実行しなければならない。同
様に、消防署において所轄地域に火災が発生した場合、
現行図面を表示して火災発生区域を把握しすみやかに現
場に急行し、消火活動を実行しなければならない。ま
た、このような緊急性のない場合であっても、現行の図
面情報にもとづき実行される業務は優先される。現行図
面の使用頻度も高い。よって、模擬の実行中であって
も、素早く元に戻すことが要求されるのである。以後、
模擬的に変更した図面情報を元に戻すことを現行復帰と
呼ぶ。
この模擬変更処理において、ホスト計算機内で管理する
図面情報について、本物の図面情報を変更してしまうの
はデータ保護の見地から問題がある。例えば、ホスト計
算機が模擬変更処理中にダウンして、現行の図面情報が
変更されたままの内容となってしまうような場合が考え
られる。よって模擬変更する場合には、最初に本物(現
行)の図面情報を記憶装置内の別の領域にコピーし、当
該のコピーした図面情報に対して模擬変更処理を行なう
という方法が考えられる。模擬変更処理中には、本物の
図面情報に対しての操作を一切行なわれないので、完全
にデータ保護が確立している。また、この方式では現行
復帰の際には、模擬の図面情報はそのまま廃棄してしま
うだけでよく、データ操作は不要で、瞬時に復帰でき
る。よって、ホスト計算機の処理についての応答性は大
変良い。
図面情報について、本物の図面情報を変更してしまうの
はデータ保護の見地から問題がある。例えば、ホスト計
算機が模擬変更処理中にダウンして、現行の図面情報が
変更されたままの内容となってしまうような場合が考え
られる。よって模擬変更する場合には、最初に本物(現
行)の図面情報を記憶装置内の別の領域にコピーし、当
該のコピーした図面情報に対して模擬変更処理を行なう
という方法が考えられる。模擬変更処理中には、本物の
図面情報に対しての操作を一切行なわれないので、完全
にデータ保護が確立している。また、この方式では現行
復帰の際には、模擬の図面情報はそのまま廃棄してしま
うだけでよく、データ操作は不要で、瞬時に復帰でき
る。よって、ホスト計算機の処理についての応答性は大
変良い。
ところが、全図面情報(図形情報の形式)を格納してい
る図形表示装置において、上記方式を採用するには問題
がある。すなわち、図面情報を格納する図形表示装置の
記憶領域(SB)がそれほど大きくなく、現行の図面情報
と模擬の図面情報の両方を格納する領域を確保できない
からである。
る図形表示装置において、上記方式を採用するには問題
がある。すなわち、図面情報を格納する図形表示装置の
記憶領域(SB)がそれほど大きくなく、現行の図面情報
と模擬の図面情報の両方を格納する領域を確保できない
からである。
図形表示装置の記憶装置はICメモリであり、現段階では
超大容量のものを実装するには技術的に困難が伴う。ま
た、高価になる。これに対しホスト計算機は、デイスク
等の補助記憶装置や仮想記憶機構を利用することにより
実用上無限と言ってよい記憶領域を持つことができる。
超大容量のものを実装するには技術的に困難が伴う。ま
た、高価になる。これに対しホスト計算機は、デイスク
等の補助記憶装置や仮想記憶機構を利用することにより
実用上無限と言ってよい記憶領域を持つことができる。
よって、ホスト計算機では模擬の図面情報において模擬
変更処理を実行するが、図形表示装置では現行の図面情
報を直接変更するという方法しかない。こうすると、現
行復帰の際、ホスト計算機側の復帰処理は瞬時に実行で
きても、図形表示装置では実際に現行の図面情報を変更
されてしまっているので簡単に復帰はできない。図形表
示装置における図面情報を現行のものに戻すには、シス
テム立ち上げ時と同様にホスト計算機で管理している現
行の全図面情報をセグメント登録しなおさなければなら
ない。しかし、これでは大量の情報の伝送処理とセグメ
ント登録処理に長時間を要する。
変更処理を実行するが、図形表示装置では現行の図面情
報を直接変更するという方法しかない。こうすると、現
行復帰の際、ホスト計算機側の復帰処理は瞬時に実行で
きても、図形表示装置では実際に現行の図面情報を変更
されてしまっているので簡単に復帰はできない。図形表
示装置における図面情報を現行のものに戻すには、シス
テム立ち上げ時と同様にホスト計算機で管理している現
行の全図面情報をセグメント登録しなおさなければなら
ない。しかし、これでは大量の情報の伝送処理とセグメ
ント登録処理に長時間を要する。
このような問題を解決するために、本発明者は以前に
「記録方式」及び「退避方式」等の新規な方式を開発し
た。記録方式とは、ホスト計算機内に、模擬用図面情報
の模擬変更種別(置換,削除,新設)と現行内容とを記
録する(ただし新設の場合は現行内容は存在しない)た
めの模擬変更記録部を設け、現行復帰時には前記記録部
を参照して模擬変更を施したもののみを現行復帰の対象
とする方式である。また退避方式とは、図形表示装置の
セグメントバツフア内に退避領域を設けて、模擬変更対
象のセグメントの現行内容を退避セグメント名称を付し
て記憶しておくと共に、ホスト計算機内の模擬変更記録
部に変更対象の図形に係る退避セグメント名称を記録し
ておき、現行復帰時には前記記録部を参照してセグメン
トバツフア内の退避セグメント名称のセグメントの可視
属性をオンにすることによって現行内容に戻す方式であ
る。このような方式によれば現行復帰対象が模擬変更さ
れたもののみになるので、現行復帰が高速に行える。
「記録方式」及び「退避方式」等の新規な方式を開発し
た。記録方式とは、ホスト計算機内に、模擬用図面情報
の模擬変更種別(置換,削除,新設)と現行内容とを記
録する(ただし新設の場合は現行内容は存在しない)た
めの模擬変更記録部を設け、現行復帰時には前記記録部
を参照して模擬変更を施したもののみを現行復帰の対象
とする方式である。また退避方式とは、図形表示装置の
セグメントバツフア内に退避領域を設けて、模擬変更対
象のセグメントの現行内容を退避セグメント名称を付し
て記憶しておくと共に、ホスト計算機内の模擬変更記録
部に変更対象の図形に係る退避セグメント名称を記録し
ておき、現行復帰時には前記記録部を参照してセグメン
トバツフア内の退避セグメント名称のセグメントの可視
属性をオンにすることによって現行内容に戻す方式であ
る。このような方式によれば現行復帰対象が模擬変更さ
れたもののみになるので、現行復帰が高速に行える。
さて、近年図面情報処理システムにおいて、地理情報に
管理対象設備を重合わせて表示し、その設備の状態情報
をオンラインで取り込み、それをリアルタイムに図面表
示装置に表示するものが出現している。状態情報とは数
量値であったり、論理値であったりする。それらを図面
の該当設備位置またはその近傍に表示する。表示様式
は、設備図形の色や形状であったり、設備図形の近傍に
直接数字で表わしたりする。設備の状態変化があると、
状態を色で表現するものは設備図形のセグメントまたは
IDBの色属性を対応するものに変え、状態を形状や数値
で表現するものは対応するセグメントまたはIDB自体を
状態に対応するものに置換する、というような操作を行
う。
管理対象設備を重合わせて表示し、その設備の状態情報
をオンラインで取り込み、それをリアルタイムに図面表
示装置に表示するものが出現している。状態情報とは数
量値であったり、論理値であったりする。それらを図面
の該当設備位置またはその近傍に表示する。表示様式
は、設備図形の色や形状であったり、設備図形の近傍に
直接数字で表わしたりする。設備の状態変化があると、
状態を色で表現するものは設備図形のセグメントまたは
IDBの色属性を対応するものに変え、状態を形状や数値
で表現するものは対応するセグメントまたはIDB自体を
状態に対応するものに置換する、というような操作を行
う。
上記のような図面情報処理システムにおいても模擬変更
を行うが、その際でも管理対象設備の状態情報はオンラ
インで取り込まれる。しかし、図形表示装置内の図面情
報は模擬変更がなされているものであり、現行図面では
ない。言わば将来の図面を表示しているのであり、それ
に対して現在の設備の状態を反映するのはおかしい。よ
って、模擬変更業務中は、設備のオンライン状態情報に
対する表示更新はしない。表示更新しないということ
は、図形表示装置内の図面情報の操作を行なわないとい
うことである。模擬変更業務中は、最新の設備状態情報
は失われてしまうことになる。しかし、模擬変更業務を
終了したならば、現行業務に戻り迅速に現行図面を表示
できなければならない。その際当然設備は最新の状態を
反映して表示しなくてはならない。仮に現行復帰の際図
面情報システム側から能動的にオンラインで設備情報を
収集するようなことができたとしても、設備数が膨大で
あり、それも伝送処理により行うので、最新の状態を取
り込み表示できるまでにはかなりの時間を要する。
を行うが、その際でも管理対象設備の状態情報はオンラ
インで取り込まれる。しかし、図形表示装置内の図面情
報は模擬変更がなされているものであり、現行図面では
ない。言わば将来の図面を表示しているのであり、それ
に対して現在の設備の状態を反映するのはおかしい。よ
って、模擬変更業務中は、設備のオンライン状態情報に
対する表示更新はしない。表示更新しないということ
は、図形表示装置内の図面情報の操作を行なわないとい
うことである。模擬変更業務中は、最新の設備状態情報
は失われてしまうことになる。しかし、模擬変更業務を
終了したならば、現行業務に戻り迅速に現行図面を表示
できなければならない。その際当然設備は最新の状態を
反映して表示しなくてはならない。仮に現行復帰の際図
面情報システム側から能動的にオンラインで設備情報を
収集するようなことができたとしても、設備数が膨大で
あり、それも伝送処理により行うので、最新の状態を取
り込み表示できるまでにはかなりの時間を要する。
このような問題を解決するために本発明は、次のような
オンラインデータ記録方式を既に検討している。これ
は、ホスト計算機内に各要素が設備に対応する設備状態
テーブルと現行状態変化記録部を設け、オンラインで各
設備の状態情報を取り込んだ際にそれと設備状態テーブ
ル内の内容を比較して状態変化のあった設備を検出し、
現行業務時ならば当該設備について設備状態テーブルと
設備セグメントの状態更新を行ない、模擬変更業務中な
らば当該設備について設備状態テーブルの状態更新と現
行状態変化記録部の「状態変化あり」設定を行ない、現
行復帰時には現行状態変化記録部から状態変化のあった
設備を検索し、当該設備の現在の状態を設備状態テーブ
ルから取り出し、それにより当該設備のみの状態更新を
行うことにより、図形表示装置への1/0処理を極力少な
くし、高速な状態更新,現行復帰を実現するものであ
る。
オンラインデータ記録方式を既に検討している。これ
は、ホスト計算機内に各要素が設備に対応する設備状態
テーブルと現行状態変化記録部を設け、オンラインで各
設備の状態情報を取り込んだ際にそれと設備状態テーブ
ル内の内容を比較して状態変化のあった設備を検出し、
現行業務時ならば当該設備について設備状態テーブルと
設備セグメントの状態更新を行ない、模擬変更業務中な
らば当該設備について設備状態テーブルの状態更新と現
行状態変化記録部の「状態変化あり」設定を行ない、現
行復帰時には現行状態変化記録部から状態変化のあった
設備を検索し、当該設備の現在の状態を設備状態テーブ
ルから取り出し、それにより当該設備のみの状態更新を
行うことにより、図形表示装置への1/0処理を極力少な
くし、高速な状態更新,現行復帰を実現するものであ
る。
ところで、状態情報を持つ設備を運用管理している場
合、設備の新設/変更/撤去などのために関連設備を操
作する。例えば、設備がガス管,水道管,電力線などで
あれば、該当箇所を他と区分するバルブ,開閉機器など
を閉じ、ガス,水,電気を遮断する。図面情報処理シス
テムで設備を運用管理するならば、これらの工事を予定
したあと実行するまでに模擬的にそれをシステム上で実
行し(コンピユータ・シミユレーシヨン)、その実行可
否を検証したいという要求がある。工事件名が何件もあ
り、それらの場所,日時が近接する場合、操作対象設備
が重複しかつその操作が矛盾するなど、実行が不可能に
なることがありうるからである。これを検証するのに、
この工事の模擬的な実行過程を図形表示装置の図面上で
見せる方法が人間の視覚に強く訴え、有効である。例え
ば、工事件名として工事(新設/置換/撤去)対象設備
とその関連設備の操作手順をシステムに登録し、目的の
工事件名の実行予定日時までに実行が予定されている工
事件名を逐次ホスト計算機や図形表示装置のデータ・ベ
ース上に展開する。
合、設備の新設/変更/撤去などのために関連設備を操
作する。例えば、設備がガス管,水道管,電力線などで
あれば、該当箇所を他と区分するバルブ,開閉機器など
を閉じ、ガス,水,電気を遮断する。図面情報処理シス
テムで設備を運用管理するならば、これらの工事を予定
したあと実行するまでに模擬的にそれをシステム上で実
行し(コンピユータ・シミユレーシヨン)、その実行可
否を検証したいという要求がある。工事件名が何件もあ
り、それらの場所,日時が近接する場合、操作対象設備
が重複しかつその操作が矛盾するなど、実行が不可能に
なることがありうるからである。これを検証するのに、
この工事の模擬的な実行過程を図形表示装置の図面上で
見せる方法が人間の視覚に強く訴え、有効である。例え
ば、工事件名として工事(新設/置換/撤去)対象設備
とその関連設備の操作手順をシステムに登録し、目的の
工事件名の実行予定日時までに実行が予定されている工
事件名を逐次ホスト計算機や図形表示装置のデータ・ベ
ース上に展開する。
このように模擬変更業務中に模擬的に設備の状態を変え
ることがある。
ることがある。
本発明者はこのような場合にも高速に設備状態を現行復
帰できるような方式を検討している。これは上記のオン
ラインデータ記録方式に加えて、模擬変更業務で行う設
備の模擬的な操作により発生する設備の模擬状態変化を
展開するための模擬設備状態テーブルをホスト計算機に
設け、設備の模擬状態を展開する際には、当該設備につ
いて模擬設備状態テーブル及び設備セグメントについて
模擬状態更新を行うと共に、状態変化記録部における当
該設備の記録内容を状態変化ありとし、現行復帰につい
ては上記のオンラインデータ記録方式と同様に行うもの
である。
帰できるような方式を検討している。これは上記のオン
ラインデータ記録方式に加えて、模擬変更業務で行う設
備の模擬的な操作により発生する設備の模擬状態変化を
展開するための模擬設備状態テーブルをホスト計算機に
設け、設備の模擬状態を展開する際には、当該設備につ
いて模擬設備状態テーブル及び設備セグメントについて
模擬状態更新を行うと共に、状態変化記録部における当
該設備の記録内容を状態変化ありとし、現行復帰につい
ては上記のオンラインデータ記録方式と同様に行うもの
である。
ところでこの方式を採用するにあたって、先述した「記
録方式」や「退避方式」と組み合わせる場合に次のよう
な処理の無駄がある。即ち模擬変更業務中に、同一設備
に対し模擬変更(置換,削除)、設備の現行状態の更
新、及び設備の模擬状態の更新を行う場合がありうる。
現行復帰のために、退避方式の模擬変更ならば当該設備
セグメントの現行内容を退避セグメントとして保存し、
記録方式の模擬変更ならば模擬変更記録部内に当該セグ
メントの現行内容を保存する。状態更新については、状
態変化記録部に当該設備「状態変化あり」と記録する。
現行復帰時には、退避セグメントを当該設備セグメント
にリネームするか模擬変更記録部に保存した現行内容に
戻し、状態変化記録部に記録された「状態変化あり」で
ある当該設備の現行状態を読み出し設備セグメントを状
態更新する。ここで、退避セグメント内容,模擬変更記
録部内現行セグメント内容は模擬変更直前の現行設備状
態を反映している。よって、模擬変更業務中において当
該設備の現行状態に変化がない限り、退避セグメント,
現行セグメント内容は当該設備セグメントの最新内容を
持っているはずであり、当該設備に関する現行復帰は退
避セグメントまたは模擬変更記録部内現行セグメント内
容への戻し処理だけでよい。すなわち、現行状態を参照
しての状態更新処理は不要である。しかるに、状態変化
記録部に「状態変化あり」と設定されていれば、退避セ
グメント,現行セグメント内容のある/なしにかかわら
ず当該設備セグメントに対して現行状態更新処理を行っ
てしまう。これは図形表示装置に対する無駄な1/0処理
で現行復帰の高速化の妨げとなる。
録方式」や「退避方式」と組み合わせる場合に次のよう
な処理の無駄がある。即ち模擬変更業務中に、同一設備
に対し模擬変更(置換,削除)、設備の現行状態の更
新、及び設備の模擬状態の更新を行う場合がありうる。
現行復帰のために、退避方式の模擬変更ならば当該設備
セグメントの現行内容を退避セグメントとして保存し、
記録方式の模擬変更ならば模擬変更記録部内に当該セグ
メントの現行内容を保存する。状態更新については、状
態変化記録部に当該設備「状態変化あり」と記録する。
現行復帰時には、退避セグメントを当該設備セグメント
にリネームするか模擬変更記録部に保存した現行内容に
戻し、状態変化記録部に記録された「状態変化あり」で
ある当該設備の現行状態を読み出し設備セグメントを状
態更新する。ここで、退避セグメント内容,模擬変更記
録部内現行セグメント内容は模擬変更直前の現行設備状
態を反映している。よって、模擬変更業務中において当
該設備の現行状態に変化がない限り、退避セグメント,
現行セグメント内容は当該設備セグメントの最新内容を
持っているはずであり、当該設備に関する現行復帰は退
避セグメントまたは模擬変更記録部内現行セグメント内
容への戻し処理だけでよい。すなわち、現行状態を参照
しての状態更新処理は不要である。しかるに、状態変化
記録部に「状態変化あり」と設定されていれば、退避セ
グメント,現行セグメント内容のある/なしにかかわら
ず当該設備セグメントに対して現行状態更新処理を行っ
てしまう。これは図形表示装置に対する無駄な1/0処理
で現行復帰の高速化の妨げとなる。
そこで本発明は次のような方式を検討している。即ち、
模擬変更業務中に設備の現行状態が変化した場合、当該
設備の現行内容を退避セグメントとして退避領域に保存
してあれば、あるいは模擬変更記録部に保存してあれば
それを新たな状態に更新し、現行復帰時には保存してあ
る設備をそのままセグメントバツフア内に復帰させ、当
該設備の状態変化記録部の内容を「状態変化なし」とし
て、現行状態の更新を行わないようにすることによっ
て、無駄な1/0操作を省こうというものである。
模擬変更業務中に設備の現行状態が変化した場合、当該
設備の現行内容を退避セグメントとして退避領域に保存
してあれば、あるいは模擬変更記録部に保存してあれば
それを新たな状態に更新し、現行復帰時には保存してあ
る設備をそのままセグメントバツフア内に復帰させ、当
該設備の状態変化記録部の内容を「状態変化なし」とし
て、現行状態の更新を行わないようにすることによっ
て、無駄な1/0操作を省こうというものである。
ところで、模擬変更業務において、同一設備について模
擬状態変化が複数回発生すると、模擬状態が現行状態と
等しくなる場合があるうる。また、模擬変更業務中に模
擬状態変化と同様の現行状態変化が発生し、模擬状態が
現行状態に等しくなる場合もありうる。これについて、
以下に例を示す。例1,例2ともにの時点で模擬状態と
現行状態とが等しくなっている。
擬状態変化が複数回発生すると、模擬状態が現行状態と
等しくなる場合があるうる。また、模擬変更業務中に模
擬状態変化と同様の現行状態変化が発生し、模擬状態が
現行状態に等しくなる場合もありうる。これについて、
以下に例を示す。例1,例2ともにの時点で模擬状態と
現行状態とが等しくなっている。
しかし、このような場合でも当該設備の状態変化記録部
の内容は「状態変化あり」となるので、現行復帰におい
て当該設備セグメントの現行状態更新を行なってしま
う。本来ならば、模擬変更業務においては設備セグメン
トは模擬状態を反映しており、模擬状態が現行状態に等
しければ、設備セグメントは現行状態も反映しているこ
とになり、現行復帰において当該設備セグメントの現行
状態更新処理は不要なのである。これでは現行復帰時に
図形表示装置への無駄な1/0操作を行うことになり、現
行復帰の高速化を妨げる。
の内容は「状態変化あり」となるので、現行復帰におい
て当該設備セグメントの現行状態更新を行なってしま
う。本来ならば、模擬変更業務においては設備セグメン
トは模擬状態を反映しており、模擬状態が現行状態に等
しければ、設備セグメントは現行状態も反映しているこ
とになり、現行復帰において当該設備セグメントの現行
状態更新処理は不要なのである。これでは現行復帰時に
図形表示装置への無駄な1/0操作を行うことになり、現
行復帰の高速化を妨げる。
本発明はこのような無駄な処理をも省いて現行復帰の高
速化を達成しようとするものである。
速化を達成しようとするものである。
D.問題点を解決するための手段 第1図は本発明の全体構成を示す図である。ホスト計算
機1には、現行図面情報を常時格納し実際の運用に用い
る現行図面情報格納領域3と、模擬変更時に使用する模
擬用図面情報格納領域4と、オンラインで取り込んだ各
設備の現行状態情報を記億して更新する現行設備状態テ
ーブル5と、模擬変更業務中の操作により発生する設備
の模擬的な状態を記億して更新する模擬設備状態テーブ
ル6と、オンラインで取り込んだ各設備の現行状態情報
及び前記現行設備状態テーブル5の内容を比較して各設
備の現行状態の変化の有無を記録すると共に、模擬変更
業務中に指示された各設備の模擬状態及び前記模擬設備
状態テーブル6の内容を比較して各設備の模擬状態の変
化の有無を記録する状態変化記録部7と、模擬用図面情
報の模擬変更履歴を記録する模擬変更記録部8と、状態
変化記録部7にて状態変化ありの記録がされた設備につ
いて、現行設備状態テーブル5に記憶された現行状態と
模擬設備状態テーブル6に記憶された模擬状態とを比較
してそれらが異なるか否かを調べるための状態比較部12
とが設けられる。
機1には、現行図面情報を常時格納し実際の運用に用い
る現行図面情報格納領域3と、模擬変更時に使用する模
擬用図面情報格納領域4と、オンラインで取り込んだ各
設備の現行状態情報を記億して更新する現行設備状態テ
ーブル5と、模擬変更業務中の操作により発生する設備
の模擬的な状態を記億して更新する模擬設備状態テーブ
ル6と、オンラインで取り込んだ各設備の現行状態情報
及び前記現行設備状態テーブル5の内容を比較して各設
備の現行状態の変化の有無を記録すると共に、模擬変更
業務中に指示された各設備の模擬状態及び前記模擬設備
状態テーブル6の内容を比較して各設備の模擬状態の変
化の有無を記録する状態変化記録部7と、模擬用図面情
報の模擬変更履歴を記録する模擬変更記録部8と、状態
変化記録部7にて状態変化ありの記録がされた設備につ
いて、現行設備状態テーブル5に記憶された現行状態と
模擬設備状態テーブル6に記憶された模擬状態とを比較
してそれらが異なるか否かを調べるための状態比較部12
とが設けられる。
そして図形表示装置2のセグメントバツフア9には、ホ
スト計算機1の処理対象となる図面情報を格納する図面
情報格納領域10と退避領域11とが設けられている。前記
図面情報格納領域10は、ホスト計算機1が現行業務処理
を行う場合には現行図面情報を格納し、模擬変更処理を
行う場合には模擬用図面情報を格納する。前記退避領域
11は、模擬変更時に変更された図形情報セグメントの現
行図面を、図面情報格納領域10にて付された当該セグメ
ント名称とは別名称を付して保存する。以下では退避領
域11に格納された図形情報セグメントを退避セグメント
と称する。退避セグメントの可視属性は不可視としてお
く。なぜならば退避セグメントと言っても図面情報セグ
メントと同一のSB内に存在し、その退避セグメントの内
容は図面を構成するセグメント内容(図面においてシン
ボル等として位置するもの)なので、FB展開時の図面情
報切り出しの対象となる。すなわち、模擬変更処理時に
現行図面内容である退避セグメントも表示されてしま
う。これでは模擬変更にならないので、退避セグメント
の可視属性を不可視としておくのである。(可視属性が
不可視のセグメントはFBにビツト展開する対象とはなら
ない。)要するに退避領域とは、図形表示装置内のメモ
リ上の連続したアドレス空間を示すものではなく、退避
セグメントの集合を示すものである。ただ管理上の便宜
から退避セグメント名称は連続したものとする場合例え
ば番号である場合が多い。
スト計算機1の処理対象となる図面情報を格納する図面
情報格納領域10と退避領域11とが設けられている。前記
図面情報格納領域10は、ホスト計算機1が現行業務処理
を行う場合には現行図面情報を格納し、模擬変更処理を
行う場合には模擬用図面情報を格納する。前記退避領域
11は、模擬変更時に変更された図形情報セグメントの現
行図面を、図面情報格納領域10にて付された当該セグメ
ント名称とは別名称を付して保存する。以下では退避領
域11に格納された図形情報セグメントを退避セグメント
と称する。退避セグメントの可視属性は不可視としてお
く。なぜならば退避セグメントと言っても図面情報セグ
メントと同一のSB内に存在し、その退避セグメントの内
容は図面を構成するセグメント内容(図面においてシン
ボル等として位置するもの)なので、FB展開時の図面情
報切り出しの対象となる。すなわち、模擬変更処理時に
現行図面内容である退避セグメントも表示されてしま
う。これでは模擬変更にならないので、退避セグメント
の可視属性を不可視としておくのである。(可視属性が
不可視のセグメントはFBにビツト展開する対象とはなら
ない。)要するに退避領域とは、図形表示装置内のメモ
リ上の連続したアドレス空間を示すものではなく、退避
セグメントの集合を示すものである。ただ管理上の便宜
から退避セグメント名称は連続したものとする場合例え
ば番号である場合が多い。
E.作用 (1) 図面情報処理 ここでは先ず設備状態情報(例えば開閉器のオン/オフ
情報)以外の図面情報(例えば住宅地図情報)の模擬変
更及び現行復帰について順を追って述べる。先ず現行運
用時にはホスト計算機1は現行図面情報格納領域3内の
現行図面情報を処理対象とし、これを用いて各種処理を
行う。そして模擬変更処理を開始する場合には、ホスト
計算機1は現行図面情報を模擬用図面情報格納領域4に
コピーし、模擬用図面情報を処理対象とする。
情報)以外の図面情報(例えば住宅地図情報)の模擬変
更及び現行復帰について順を追って述べる。先ず現行運
用時にはホスト計算機1は現行図面情報格納領域3内の
現行図面情報を処理対象とし、これを用いて各種処理を
行う。そして模擬変更処理を開始する場合には、ホスト
計算機1は現行図面情報を模擬用図面情報格納領域4に
コピーし、模擬用図面情報を処理対象とする。
そして模擬変更処理を行うために、あるセグメント(Se
g.I)に対し変更要求がされた場合図面情報格納領域10
の当該変更対象Seg.Iの内容を退避領域11に名称をSeg.J
としてコピーする。このSeg.JがSeg.Iの現行図面内容を
保存しておく退避セグメンとである。ただし、これは、
Seg.Iが「新設」である場合は除く。(「新設」である
ならば現行図面には存在しないものであるから。)つぎ
に、Seg.Iについて要求通り変更する。すなわち、「新
設」ならばSeg.Iを新設し、「置換」ならばSeg.Iを置換
し、「削除」ならばSeg.Iを削除するのである。摸擬変
更記録部8には当該の変更種別[置換/新設/削除],
当該セグメント名称[Seg.I],退避セグメント名称[S
eg.J]を記録する。前述のとおり、Seg.Iが新設の場
合、退避セグメント名称は「なし」である。なお変更種
別における置換とは、当該セグメントの内容、例えば形
状,色,位置座標等が現行のものから変えられていると
いうことである。新設とは、当該セグメントは現行図面
に存在せず、現時点の模擬図面に新たに登録されている
ものであることを示す。削除とは、当該セグメントは現
行図面に存在するが、現時点の模擬図面から削除されて
いることを示す。
g.I)に対し変更要求がされた場合図面情報格納領域10
の当該変更対象Seg.Iの内容を退避領域11に名称をSeg.J
としてコピーする。このSeg.JがSeg.Iの現行図面内容を
保存しておく退避セグメンとである。ただし、これは、
Seg.Iが「新設」である場合は除く。(「新設」である
ならば現行図面には存在しないものであるから。)つぎ
に、Seg.Iについて要求通り変更する。すなわち、「新
設」ならばSeg.Iを新設し、「置換」ならばSeg.Iを置換
し、「削除」ならばSeg.Iを削除するのである。摸擬変
更記録部8には当該の変更種別[置換/新設/削除],
当該セグメント名称[Seg.I],退避セグメント名称[S
eg.J]を記録する。前述のとおり、Seg.Iが新設の場
合、退避セグメント名称は「なし」である。なお変更種
別における置換とは、当該セグメントの内容、例えば形
状,色,位置座標等が現行のものから変えられていると
いうことである。新設とは、当該セグメントは現行図面
に存在せず、現時点の模擬図面に新たに登録されている
ものであることを示す。削除とは、当該セグメントは現
行図面に存在するが、現時点の模擬図面から削除されて
いることを示す。
次に現行復帰を行う場合には、模擬変更記録部8に記録
されている変更履歴を参照し図形表示装置内の図面情報
を現行内容に戻す処理を行う。例えば記録済み変更種別
が「置換」である場合、当該Seg.Iを図面情報格納領域1
0から削除する。つぎに当該Seg.Iの退避Seg.JをSeg.Iと
してリネームする。即ち、Seg.Jの名称をSeg.Iに変更す
る。このSeg.Iの可視属性は可視としておく。
されている変更履歴を参照し図形表示装置内の図面情報
を現行内容に戻す処理を行う。例えば記録済み変更種別
が「置換」である場合、当該Seg.Iを図面情報格納領域1
0から削除する。つぎに当該Seg.Iの退避Seg.JをSeg.Iと
してリネームする。即ち、Seg.Jの名称をSeg.Iに変更す
る。このSeg.Iの可視属性は可視としておく。
以上において前記退避領域11は本発明の保存領域に相当
するものであるが、本発明では記録方式を用いて図面情
報処理を行ってもよい。この記録方式については、「C.
従来技術及び発明が解決しようとする問題点」の項で述
べたように、模擬変更記録部8の1レコード内容は変更
種別,模擬変更に係るセグメント名称,当該セグメント
名称の現行内容であり、この現行内容を記録する領域が
本発明の保存領域に相当する。この場合、セグメントバ
ツフア9内には退避領域は設けられない。
するものであるが、本発明では記録方式を用いて図面情
報処理を行ってもよい。この記録方式については、「C.
従来技術及び発明が解決しようとする問題点」の項で述
べたように、模擬変更記録部8の1レコード内容は変更
種別,模擬変更に係るセグメント名称,当該セグメント
名称の現行内容であり、この現行内容を記録する領域が
本発明の保存領域に相当する。この場合、セグメントバ
ツフア9内には退避領域は設けられない。
(2) 設備状態情報処理 次に設備状態たついて、設備状態情報受信時の処理,現
行復帰時の処理及び模擬変更業務時の処理について述べ
る。前記現行設備状態テーブル5の各要素及び模擬設備
状態テーブル6の各要素は、いずれも管理対象設備に1:
1に対応しており、前者については各設備の現行の状
態、後者については模擬操作に伴う各設備の模擬状態を
夫々格納している。また状態変化記録部7の各要素はや
はり管理対象設備に1:1に対応しており、その内容は模
擬変更操作業務中に当該設備の現行状態あるいは模擬状
態が変化したか否かを示す。例えばある対象設備につい
て現行状態が変化した場合、当該設備に係る状態変化記
録部7の内容は「変化あり」となり、また模擬操作によ
り、模擬状態が変化した場合でも「変化あり」となる。
行復帰時の処理及び模擬変更業務時の処理について述べ
る。前記現行設備状態テーブル5の各要素及び模擬設備
状態テーブル6の各要素は、いずれも管理対象設備に1:
1に対応しており、前者については各設備の現行の状
態、後者については模擬操作に伴う各設備の模擬状態を
夫々格納している。また状態変化記録部7の各要素はや
はり管理対象設備に1:1に対応しており、その内容は模
擬変更操作業務中に当該設備の現行状態あるいは模擬状
態が変化したか否かを示す。例えばある対象設備につい
て現行状態が変化した場合、当該設備に係る状態変化記
録部7の内容は「変化あり」となり、また模擬操作によ
り、模擬状態が変化した場合でも「変化あり」となる。
a.設備状態についてのオンライン情報受信時の処理 まず、オンラインで取り込んだ現行設備状態情報と現行
設備状態テーブル5の内容とを比較し、状態変化(以後
状変と呼ぶ)のある設備を検出する。
設備状態テーブル5の内容とを比較し、状態変化(以後
状変と呼ぶ)のある設備を検出する。
現行業務中ならば、状変のあった設備(以下状変設備と
呼ぶ)について、現行設備状態テーブル5の内容と当該
設備に対応するセグメントの状態表現様式(例.表示
色,形状。以後、単に状態と呼ぶ)を更新する。
呼ぶ)について、現行設備状態テーブル5の内容と当該
設備に対応するセグメントの状態表現様式(例.表示
色,形状。以後、単に状態と呼ぶ)を更新する。
模擬変更操作業務中ならば、状変設備について、現行設
備状態テーブル5の内容を更新し、状態変化記録部7の
当該設備内容について「状変あり」とする。更に当該設
備について保存領域例えば退避領域11に現行内容が保存
されているならば、それを現行設備状態で更新する。
備状態テーブル5の内容を更新し、状態変化記録部7の
当該設備内容について「状変あり」とする。更に当該設
備について保存領域例えば退避領域11に現行内容が保存
されているならば、それを現行設備状態で更新する。
b.模擬変更操作における設備状態情報処理 模擬変更操作は、模擬用図面情報格納領域4に現行図面
情報がコピーした図面情報(模擬用図面情報)にもとづ
いて行われるが、この図面情報における設備状態を模擬
的に変化した場合、当該設備について、模擬設備状態テ
ーブル6の内容と当該設備に対応するセグメントの状態
表現様式を更新する。なお、状態変化記録部7は、模擬
変更操作業務開始時には初期化(全設備について「状変
なし」が設定)されているものとする。初期化のタイミ
ングについては特に規定しない。
情報がコピーした図面情報(模擬用図面情報)にもとづ
いて行われるが、この図面情報における設備状態を模擬
的に変化した場合、当該設備について、模擬設備状態テ
ーブル6の内容と当該設備に対応するセグメントの状態
表現様式を更新する。なお、状態変化記録部7は、模擬
変更操作業務開始時には初期化(全設備について「状変
なし」が設定)されているものとする。初期化のタイミ
ングについては特に規定しない。
c.現行復帰処理 まず、模擬変更操作により変更した設備のセグメントに
ついて元(現行内容)に戻す。戻し方については既に述
べた通りである。その際、保存領域例えば退避領域11の
セグメント内容を利用して戻し処理を行った場合、当該
設備についての状態変化記録部7の内容を状変なしとす
る。
ついて元(現行内容)に戻す。戻し方については既に述
べた通りである。その際、保存領域例えば退避領域11の
セグメント内容を利用して戻し処理を行った場合、当該
設備についての状態変化記録部7の内容を状変なしとす
る。
つぎに状態変化記録部7から状変設備(内容が「状変あ
り」のもの)を検出する。そして状態比較部12によっ
て、状変設備として検出されたものについて現行状態と
模擬状態とを比較し、それらが異なるか否かを判定す
る。この処理により「異なる」と判定された設備につい
てのみその状態を現行設備状態テーブル5を参照して取
り出し、当該設備に対応するセグメントの状態更新を行
う。
り」のもの)を検出する。そして状態比較部12によっ
て、状変設備として検出されたものについて現行状態と
模擬状態とを比較し、それらが異なるか否かを判定す
る。この処理により「異なる」と判定された設備につい
てのみその状態を現行設備状態テーブル5を参照して取
り出し、当該設備に対応するセグメントの状態更新を行
う。
F.実施例 次に設備状態情報処理について第2図〜第4図により具
体例をあげて説明する。ただし、模擬変更そのものにつ
いては既に述べたので省略する。各データ集合の1要素
には対応する設備名称をアルフアベツトで示す。設備状
態値はON/OFFとし、その状態を表現するのに赤/緑の色
表示で行なっている。
体例をあげて説明する。ただし、模擬変更そのものにつ
いては既に述べたので省略する。各データ集合の1要素
には対応する設備名称をアルフアベツトで示す。設備状
態値はON/OFFとし、その状態を表現するのに赤/緑の色
表示で行なっている。
a.模擬設備状態情報処理 模擬設備状態情報を展開する際の処理を第2図に示す。
設備H,I,Jに模擬状変があり、模擬設備状態テーブル5
と設備セグメントを当該模擬状態で更新し、当該設備の
状態変化記録部7の内容を「状変あり」とする。
と設備セグメントを当該模擬状態で更新し、当該設備の
状態変化記録部7の内容を「状変あり」とする。
b.現行設備状態処理、模擬設備状態処理 模擬変更業務時における現行設備状態,模擬設備状態を
展開する際の処理を第3図に示す。
展開する際の処理を第3図に示す。
設備Hについて現行状変があり、現行設備状態テーブル
5をそれで更新し、当該設備の状態変化記録部7の内容
を「状変あり」とする。
5をそれで更新し、当該設備の状態変化記録部7の内容
を「状変あり」とする。
また、設備Iについて模擬状変があり、模擬設備状態テ
ーブル6をそれで更新し、当該設備の状態変化記録部7
の内容を「状変あり」とする。
ーブル6をそれで更新し、当該設備の状態変化記録部7
の内容を「状変あり」とする。
c.現行復帰処理 現行復帰要求があった際の処理を第4図に示す。
状態変化記録部7から状変設備H,I,Jを取り出して、各
々模擬設備状態と現行設備状態を比較して、それらが異
なる設備Jのみについてセグメントの現行状態更新を行
う。
々模擬設備状態と現行設備状態を比較して、それらが異
なる設備Jのみについてセグメントの現行状態更新を行
う。
以上において、上述の例では、現行設備状態テーブル5
及び模擬設備状態テーブル6並びに状態変化記録部7の
各要素とセグメントバツフア9内のセグメントとを対応
させているが、この対応については、セグメント単位に
限定されるものではなく、IDB単位であってもよいし、
セグメントより大きな図面情報単位であってもよい。
及び模擬設備状態テーブル6並びに状態変化記録部7の
各要素とセグメントバツフア9内のセグメントとを対応
させているが、この対応については、セグメント単位に
限定されるものではなく、IDB単位であってもよいし、
セグメントより大きな図面情報単位であってもよい。
G.発明の効果 以上のように本発明によれば次のような効果がある。
(1) 図形表示装置における模擬用図面情報を現行内
容に戻す場合において、従来のようにホスト計算機で管
理している現行の全図面情報をセグメント登録するので
はなく、模擬変更履歴を記録した模擬変更記録部を参照
して、模擬変更した図面情報のみを現行内容に戻すため
の操作しか行わないので、短時間で現行復帰できる。
容に戻す場合において、従来のようにホスト計算機で管
理している現行の全図面情報をセグメント登録するので
はなく、模擬変更履歴を記録した模擬変更記録部を参照
して、模擬変更した図面情報のみを現行内容に戻すため
の操作しか行わないので、短時間で現行復帰できる。
(2) オンラインで状態情報を取り込んだ際に状変設
備の検出を行ない、現行業務時の設備セグメントについ
ての状態更新は状変設備のみとし、時間のかかる図形表
示装置への1/0処理を極力少なくしているので、設備状
態更新処理を高速に行うことができる。
備の検出を行ない、現行業務時の設備セグメントについ
ての状態更新は状変設備のみとし、時間のかかる図形表
示装置への1/0処理を極力少なくしているので、設備状
態更新処理を高速に行うことができる。
(3) 現行設備状態テーブルを設けて、状態情報を取
り込んだ際更新し、常時最新の状態を保存しておけるの
で現行復帰の際にオンラインで状態情報を取り込まなく
てもよく、すみやかに現行復帰が可能である。
り込んだ際更新し、常時最新の状態を保存しておけるの
で現行復帰の際にオンラインで状態情報を取り込まなく
てもよく、すみやかに現行復帰が可能である。
(4) 状態変化記録部を設けて、模擬変更操作業務中
に現行の状変または模擬の状変のあった設備のみを記録
しておくことにより、現行復帰の対象となる設備セグメ
ントを必要なものだけに限り、時間のかかる図形表示装
置への1/0処理を極力少なくし、高速な現行復帰を可能
にしている。
に現行の状変または模擬の状変のあった設備のみを記録
しておくことにより、現行復帰の対象となる設備セグメ
ントを必要なものだけに限り、時間のかかる図形表示装
置への1/0処理を極力少なくし、高速な現行復帰を可能
にしている。
(5) 状態変化記録部は各要素(またはビツト)を各
設備に対応させ、内容を「状変あり」/「状変なし」で
表現し、しかも現行状変と模擬状変とで共用することに
より、模擬変更業務中に模擬状変または現行状変が同一
設備に複数回発生しても、状変の記録は重複せず当該設
備に関して1つであり、現行復帰時には当該設備に関し
て1回のみ現在の状態を反映(状態更新)する処理を行
なうだけでよい。よって、時間のかかる図形表示装置へ
の1/0処理を極力少なくて済み、高速に現行復帰が可能
である。
設備に対応させ、内容を「状変あり」/「状変なし」で
表現し、しかも現行状変と模擬状変とで共用することに
より、模擬変更業務中に模擬状変または現行状変が同一
設備に複数回発生しても、状変の記録は重複せず当該設
備に関して1つであり、現行復帰時には当該設備に関し
て1回のみ現在の状態を反映(状態更新)する処理を行
なうだけでよい。よって、時間のかかる図形表示装置へ
の1/0処理を極力少なくて済み、高速に現行復帰が可能
である。
(6) 例えば第1図中8で示す模擬変更記録部で模擬
状変までをも扱おうとすれば、状変設備の変更履歴が当
該記録部に登録済みか否かを検索する際、状変設備数が
多大であるので、処理時間を要する。さらに、現行復帰
処理時には現行設備状態テーブルを利用するため、この
記録部に保存しておく現行図面内容は不要であり、記憶
領域の有効な使い方ではない。
状変までをも扱おうとすれば、状変設備の変更履歴が当
該記録部に登録済みか否かを検索する際、状変設備数が
多大であるので、処理時間を要する。さらに、現行復帰
処理時には現行設備状態テーブルを利用するため、この
記録部に保存しておく現行図面内容は不要であり、記憶
領域の有効な使い方ではない。
これに対し本発明では、状態変化記録部の各要素を設備
に1:1に対応させているため、状変設備について直接参
照/記録することができ、高速処理が可能である。ま
た、状態変化記録部の内容は「状変あり/なし」だけで
あり、余分な情報は持たないので記億領域の使い方が効
率的である。
に1:1に対応させているため、状変設備について直接参
照/記録することができ、高速処理が可能である。ま
た、状態変化記録部の内容は「状変あり/なし」だけで
あり、余分な情報は持たないので記億領域の使い方が効
率的である。
(7) 模擬変更業務中に現行状変が発生した際、当該
設備について例えば退避セグメント(または記録方式で
あれば模擬変更記録部内の現行内容)があればそれを現
行状態更新する。これにより退避セグメントは常に最新
の現行状態を反映していることになる。よって現行復帰
時には、例えば退避セグメントとして保存してある設備
については、退避セグメントの名称をリネームし、かつ
可視属性をオンにして、対応する図面情報格納領域内の
セグメントを削除するという戻し処理を行うことによっ
て、最近の現行状態に復帰することができる。このため
戻し処理の対象となる設備について状態変化記録部の内
容を状変なしとしておくことにより現行状態の更新処理
を行わなくて済む。
設備について例えば退避セグメント(または記録方式で
あれば模擬変更記録部内の現行内容)があればそれを現
行状態更新する。これにより退避セグメントは常に最新
の現行状態を反映していることになる。よって現行復帰
時には、例えば退避セグメントとして保存してある設備
については、退避セグメントの名称をリネームし、かつ
可視属性をオンにして、対応する図面情報格納領域内の
セグメントを削除するという戻し処理を行うことによっ
て、最近の現行状態に復帰することができる。このため
戻し処理の対象となる設備について状態変化記録部の内
容を状変なしとしておくことにより現行状態の更新処理
を行わなくて済む。
(8) 同一設備について、模擬状変が複数回発生した
り、模擬状変と同内容の現行状変が発生したりすると、
模擬状態と現行状態が等しくなる場合があり得るが、本
発明では、現行復帰時に状態変化記録部内容が「状変あ
り」の設備について模擬状態と現行状態を比較し、それ
らが異なる設備についてのみセグメントの現行状態更新
処理を行うようにしている。これにより、状態変化記録
部内容が「状変あり」の設備であっても、模擬状態と現
行状態の内容が等しいものについては、設備セグメント
の現行状態更新処理が不要になる。よって、現行復帰時
には図形表示装置への1/0操作が減り、高速に復帰する
ことが可能になる。
り、模擬状変と同内容の現行状変が発生したりすると、
模擬状態と現行状態が等しくなる場合があり得るが、本
発明では、現行復帰時に状態変化記録部内容が「状変あ
り」の設備について模擬状態と現行状態を比較し、それ
らが異なる設備についてのみセグメントの現行状態更新
処理を行うようにしている。これにより、状態変化記録
部内容が「状変あり」の設備であっても、模擬状態と現
行状態の内容が等しいものについては、設備セグメント
の現行状態更新処理が不要になる。よって、現行復帰時
には図形表示装置への1/0操作が減り、高速に復帰する
ことが可能になる。
第1図は本発明の実施例の全体構成を示す構成図、第2
図〜第4図は、夫々模擬設備状態処理,現行設備状態処
理及び現行復帰処理を示す説明図、第5図は図形表示装
置の全体構成を示すブロツク図、第6図は図形重合わせ
の様子を示す説明図、第7図はビデオ信号発生のメカニ
ズムを示すブロツク図である。 1……ホスト計算機、2……図形表示装置、3……現行
図面情報格納領域、4……模擬用図面情報格納領域、5
……現行設備状態テーブル、6……模擬設備状態テーブ
ル、7……状態変化記録部、8……模擬変更記録部、9
……セグメントバツフア、12……状態比較部。
図〜第4図は、夫々模擬設備状態処理,現行設備状態処
理及び現行復帰処理を示す説明図、第5図は図形表示装
置の全体構成を示すブロツク図、第6図は図形重合わせ
の様子を示す説明図、第7図はビデオ信号発生のメカニ
ズムを示すブロツク図である。 1……ホスト計算機、2……図形表示装置、3……現行
図面情報格納領域、4……模擬用図面情報格納領域、5
……現行設備状態テーブル、6……模擬設備状態テーブ
ル、7……状態変化記録部、8……模擬変更記録部、9
……セグメントバツフア、12……状態比較部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8125−5L G06F 15/62 335
Claims (1)
- 【請求項1】地図に管理対象の設備を重合わせた図面情
報を図形表示装置のセグメントバツフア内に登録してお
き、ホスト計算機から指示された表示範囲の図形情報を
前記セグメントバツフア内の図面情報より切り出して管
面に表示すると共に、ホスト計算機は各設備の状態情報
をオンラインで取り込んでリアルタイムに図形表示装置
に表示し、模擬変更業務中にはホスト計算機内の模擬用
図面情報格納領域に現行図面情報を模擬用図面情報とし
てコピーし、このコピーされた図面情報にもとづいて模
擬変更処理を行う図面表示装置において、 オンラインで取り込んだ各設備の現行の状態情報を記憶
して更新する現行設備状態テーブルと、模擬変更業務中
の操作により発生する設備の模擬的な状態を記憶して更
新する模擬設備状態テーブルと、オンラインで取り込ん
だ各設備の状態情報及び前記現行設備状態テーブルの内
容を比較して各設備の現行状態の変化の有無を記録する
と共に、模擬変更業務中に指示された各設備の模擬状態
及び前記模擬設備状態テーブルの内容を比較して各設備
の模擬状態の変化の有無を記録する状態変化記録部と、
模擬用図面情報の設備状態以外の模擬変更履歴を記録す
る模擬変更記録部と、前記状態変化記録部にて状態変化
ありの記録がされた設備について、現行設備状態テーブ
ルに記憶された現行状態と模擬設備状態テーブルに記憶
された模擬状態とを比較してそれらが異なるか否かを調
べるための状態比較部とをホスト計算機に設け、更に模
擬変更対象の現行図面情報を保存する保存領域を設け、 模擬変更時には、取り込んだ現行設備の状態情報にもと
づいて前記現行設備状態テーブルの内容を更新すると共
に前記保存領域の図面情報のうち当該設備の状態を更新
し、また模擬操作により発生した模擬的な状態にもとづ
いて前記模擬設備状態テーブルの内容を更新し、更に前
記状態変化記録部において現行状態または模擬状態の変
更のあった設備の状態変化記録を状態変化ありとし、 現行復帰時には、前記模擬変更記録部の記録内容を参照
して、模擬変更した図形表示装置内の図面情報を前記保
存領域内の図面情報に戻すと共に、この戻し処理に係る
設備については前記状態変化記録部の記録内容を状態変
化なしとし、更に前記状態変化記録部の記録内容が状態
変化ありとされている設備を検索し、前記状態比較部に
より「異なる」と判定された設備について当該設備の現
在の状態を前記現行設備状態テーブルにより把握してそ
れにもとづき前記セグメントバツフア内の設備に係る図
形情報単位の状態更新を行うことを特徴とする図面表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036086A JPH0752455B2 (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | 図面表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036086A JPH0752455B2 (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | 図面表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62266679A JPS62266679A (ja) | 1987-11-19 |
JPH0752455B2 true JPH0752455B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=14533805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11036086A Expired - Lifetime JPH0752455B2 (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | 図面表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752455B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013012092A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Yupiteru Corp | システム及びプログラム |
-
1986
- 1986-05-14 JP JP11036086A patent/JPH0752455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62266679A (ja) | 1987-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06105393B2 (ja) | 像の相対運動を生成する方法と装置 | |
US6392662B1 (en) | Draw order preservation in a computer-implemented graphics system | |
JPH0752455B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPH0752454B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPH0752453B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JP2763035B2 (ja) | エンドユーザ画面カスタマイズ機能付表示システム | |
JPH06103503B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPH06103501B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPS62202269A (ja) | 図面表示装置 | |
JPH0752457B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPH0752456B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPH0752452B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPS62202280A (ja) | 図面表示装置 | |
JPH06103502B2 (ja) | 図面表示装置 | |
JPH0514941B2 (ja) | ||
JPH0773342A (ja) | 画像生成装置 | |
JP3346597B2 (ja) | ウィンドウの制御方法 | |
JPH0553497A (ja) | 地図データ編集方式 | |
JPH0514942B2 (ja) | ||
JPH11283046A (ja) | 画像データ生成装置 | |
JP2637277B2 (ja) | ネットワーク表示データのメンテナンス装置 | |
JPH06290254A (ja) | 三次元図形の表示処理装置 | |
JP2831460B2 (ja) | 設備図面表示方法 | |
JPH104630A (ja) | 配電系統運用支援装置 | |
JPH10275243A (ja) | 図面表示方法および図面処理システム |