JPH0752287Y2 - 開閉式仮設屋根 - Google Patents

開閉式仮設屋根

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JPH0752287Y2
JPH0752287Y2 JP1993001220U JP122093U JPH0752287Y2 JP H0752287 Y2 JPH0752287 Y2 JP H0752287Y2 JP 1993001220 U JP1993001220 U JP 1993001220U JP 122093 U JP122093 U JP 122093U JP H0752287 Y2 JPH0752287 Y2 JP H0752287Y2
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roof
roofing material
roofing
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康雄 桜井
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ダイシンフレーム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は開閉式仮設屋根、更に詳
しくは、例えば工事現場等に一定の期間仮設され、且つ
必要に応じて分割的に屋根を開閉することが出来る開閉
式仮設屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記工事現場等に一定の期間仮設
され、且つ必要に応じて屋根を開閉することが出来るも
のとしては、図3に示すように、所定の間隔で張設され
たワイヤー12の夫々に跨がって展着され、且つ耐水、耐
候性を有するシート体13を該ワイヤー12の張設方向に沿
って移動させる構成からなる開閉式仮設屋根11が存在
し、その開閉機構の単純さ並びに取付け等の簡易さか
ら、開閉操作がスムーズな開閉式仮設屋根として用いら
れてなる。
【0003】また、上記シート体が裂けるのを防止する
ために複数のいた板状体をスライドさせる機構(図示省
略)を有して、シート体の裂けによる雪の落下を防止す
ることが可能なものもあった。
【0004】更に、屋根としてでなく、図4に示すよう
に、ハウス全体をスライド式とした、例えば、実開昭61
-36003号に記載されているような可動ハウス構造、即
ち、車輪16を介してレール17に案内される親ハウス14間
に子ハウス15を帯状空気袋18にて接続し、該親ハウス14
と子ハウス15とが夫々側面に平行に移動できるようにな
った可動ハウス構造もある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成からなる従来の開閉式仮設屋根に於いては、下記の様
な問題点があった。
【0006】即ち、上記図3で示すような構成からなる
開閉式仮設屋根は、耐水、耐候性を有するシート体をワ
イヤーの張設方向に沿って移動させる構成からなるため
に、例えば、該開閉式仮設屋根が降雪量の多い土地等の
各種工事等の現場に仮設された場合、前記シート体上に
は多量の雪が積もることとなる。
【0007】上記の如くシート体上に多量の雪が積もっ
た場合には、該シート体の移動時に於いて、移動するシ
ート体を介して形成される該シート体の弛み部に前記雪
が雪崩込んで該シート体の移動を完全に阻止してしまう
ことになる。
【0008】従って、上記移動が完全に阻止されたシー
ト体上には、更に多量の雪が積もることとなり、よって
その重量に耐えきれずに前記ワイヤーが切断されたり、
該シート体が裂けて多量の雪が落下する等の危険が生じ
る。
【0009】また、板状体をスライドさせる機構のもの
は、確かにシート体の裂けによる雪の落下を防止するこ
とは可能ではあるが、如何せん、単に複数の板状体をス
ライドさせるだけの構成なので、該板状体が屋根の開放
時又は閉鎖時に於いて、前記積雪の重量や凍結によって
簡単に動かなくなり、何れにしても何らかの解決策が必
要であるという重大な問題が生じていた。
【0010】更に、上記図4で示すような構成からなる
ハウス全体をスライドさせて開閉させる機構を有するも
のでは、架設時にハウス全体を移送させなくてはなら
ず、持ち運び等の不便さがあって、工事現場等に一定期
間仮設させるものとしては実用的でなかった。
【0011】そこで、本考案は上記種々の問題を全て解
決するものであり、あくまでも持ち運びや仮設が容易な
開閉式仮設屋根であって、降雪量の多い土地の各種工事
等の現場に仮設した場合であっても、積雪時に於ける屋
根本体の開放時に、降雪による積雪によって重量が増加
した各屋根材を、簡単に、且つ瞬時に該屋根材毎に順次
移動させることができると共に、該屋根材ごとの凍結を
も防止することができる極めて優れた開閉式仮設屋根を
提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、全く新しい開閉式仮設屋根を考案し、
以下の技術的手段を講じたものである。
【0013】即ち、本考案は、少なくとも端部2b',2''
同士が重合状態となるように設けられた複数段の屋根材
2a,2,2b ……からなり、且つ1つの屋根材2 の下段側に
位置する屋根材2b上に、前記屋根材2 がレール体10を介
して順次移動されて開閉状態となる屋根本体1 と、該本
体1 の下方に前記開閉方向に沿って設けられた駆動手段
を有する案内体3 とから構成されてなり、且つ前記本体
1 の少なくとも1つの屋根材2 の下端部2'' には、前記
レール体10に沿って、前記下段側の屋根材2b上を開閉方
向に往復動自在な第一摺動手段M が設けられていると共
に、該屋根材2の上端部2'には、前記案内体3 に沿っ
て、往復動自在な第二摺動手段N が設けられてなる点に
ある。
【0014】また、前記屋根本体1 は、複数段の屋根材
2a,2,2b ……が複数列並設された点にある。
【0015】
【作用】上記構成からなる開閉式仮設屋根においては、
複数段の屋根材2a,2,2b ……の個々がその下端部2'' 及
び上端部2'に夫々設けられた第一摺動手段M と第二摺動
手段N とによって、夫々レール体10, 案内体3 を介して
順次移動されて開閉状態となる屋根本体1 から構成され
ているので、積雪時に於ける屋根本体の開放時に、前記
一方の摺動手段M(N)だけに余分な負荷をかけることなく
簡単に、且つ瞬時に積雪によって重量が増加した屋根本
体1 の各屋根材2a,2,2b ……ごとに順次移動させること
ができると共に、前記第一摺動手段M によって生じる前
記上下段の屋根材2a,2間に形成される空間によって、該
屋根材2a,2,2b ……ごとの凍結をも防止することができ
る。
【0016】また、前記屋根本体1 が、複数段の屋根材
2a,2,2b ……を複数列並設させたものであれば、更に複
数個に分割可能であるので、必要な部分のみの部分開閉
が自在となり、非常に便利なものとなる。
【0017】更に、前記駆動手段が、前記案内体3 の長
手方向に配設された環状体4 と、該 環状体4 を駆動させ
るための電動機5 とからなり、且つ該環状体4 に前記第
二摺動手段N が接続されたものであれば、積雪によって
増加した各屋根材2a,2,2b …の重量を前記案内体3 によ
って受け止め、充分堅固に支持することができる。
【0018】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って説明
する。
【0019】図1に於いては、開閉式仮設屋根全体の閉
鎖時の要部斜視図を示し、1 は屋根本体を示す。
【0020】前記屋根本体はポリカーボネート等の樹脂
材によって矩形状に形成された屋根材2a,2,2b ……を少
なくとも端部2b',2'' 同士が重合状態となるように複数
段に重ねて構成し、且つ複数列並設させて、分割可能と
されたものである
【0021】3 は前記屋根本体1 の下方に設けられ、且
つ該本体1 の開閉方向に沿って並列された各屋根材ごと
に複数配設された所定の長さを有するH形鋼(案内体)
を示すと共に、前記屋根本体1 全体に排水可能な傾斜角
を付すべく所定の角度を有して所定の建築部材(図示せ
ず)に取付けられてなる。
【0022】4 は上記H形鋼(案内体)3 に具備された
電動機5 を介して該H形鋼(案内体)3 の長手方向に沿
って駆動するタイミングベルト(環状体)を示し、該H
形鋼(案内体)3 の両端に軸支された一対のプーリー7,
7aに架け渡されて駆動手段を構成してなる。
【0023】図2でも示すように、前記複数段の屋根材
2a,2,2b ……のうち、最上段に位置する屋根材2aを除く
各屋根材2,2b……の上記H形鋼(案内体)3 が設けられ
た上部に相当する位置には、夫々レール体10が配設され
ると共に、最下段に位置する屋根材2bを除く各屋根材2
a,2……には、その下端部2a'', 2'' には第一摺動手段M
が、その上端部2a',2'には第二摺動手段N が夫々設け
られている。
【0024】前記夫々摺動手段M,N は、屋根材2 の上端
部2'及び下端部2'' から下面方向に吊設された支持具8,
8aと、その下端に軸着された回転ローラー9,9aとから構
成され、第一摺動手段M としての設けられた支持具8a及
び回転ローラー9aは、その下段側の屋根材2b上に設けら
れたレール体10に接続されると共に、第二摺動手段N
しての設けられた支持具8 及び回転ローラー9 は、前記
案内体3 内のタイミングベルト(環状体)4 に夫々接続
されてなる。
【0025】また、上記各屋根材2 の支持具8,8a下端に
設けられた回転ローラー9,9aのレール体10及び案内体3
での摺動をストップさせるために、前記レール体10の両
端部にはストッパー体6,6 が夫々設けられている。
【0026】尚、前記各屋根材2 の両端部2',2''に吊設
された支持具8,8aは、前記屋根本体1 の完全開放時に、
その上下段の屋根材2,2a……間で所定の空間を有して順
次重合状態となるべく夫々別個の長さを有してなるもの
である。
【0027】また、前記実施例の場合は、最下段に位置
する屋根材2bを案内体3 上に固定させて摺動はその上段
の屋根材2 からとしている。
【0028】本実施例に係る開閉式仮設屋根は以上の構
成からなるが、次に係る仮設屋根を使用する場合につい
て説明する。
【0029】先ず、図2(イ)に示すように、閉塞され
た状態にある開閉式仮設屋根の屋根本体1aを構成する
上段の屋根材2aの上端部2a' に設けられた第二摺動手段
N は、同図(ロ)のように、前記タイミングベルト(環
状体)4 を駆動(矢印B)させることによって前記最下
の固定された屋根材2b側へと移動(矢印C)すると共
に、屋根材2aの下端部2a''に設けられた第一摺動手段M
は、同図(ハ)に示す如く、その下段に位置する屋根材
2の上面部に配設されたレール体10のストッパー体6 に
当接するまで移動(矢印D)することになる。
【0030】次に、上記の如くその下段に位置する屋根
材2 も順次その下段に位置する屋根材2bを前記ストッパ
ー体6 を介して押圧しつつ共に移動(矢印E,F)する
ことで、該仮設屋根は開口されることになる。
【0031】従って、前記屋根本体1aの完全開放時に
は、前記一端側の屋根材2a並びにその下段に位置する屋
根材2 の夫々が最下段の固定された屋根材2b近傍で所定
の空間を有して順次重合状態となることから、積雪時に
於ける屋根本体1aの開放時に、前記駆動手段に余分な負
荷をかけることなく簡単に、且つ瞬時に積雪によって重
量が増加した屋根材2 を該屋根材2 ごとに順次移動させ
ることができると共に、該屋根材2 間に形成された空間
を介して該屋根材2 ごとの凍結をも防止することができ
るのである。
【0032】尚、上記実施例に於いて、屋根材は、ポリ
カーボネート等の樹脂材によって矩形状に形成されてな
るが、必ずしも樹脂材に限定されず金属や木製等であっ
てもよく、更に屋根材の形状も台形状等に変形したもの
や五角以上の角部を有する多角形状であってもよく、ま
た、一段ずつが一体物であっても良いし、更に、該屋根
材の材質、形状、厚み等も決して限定されない。
【0033】更に、上記実施例に於いて、案内体3 は所
定の長さを有すると共に、前記屋根材2a,2,2b ……の開
閉方向に沿って複数配設されたH形鋼からなるが、例え
ば、枠形鋼又は円筒状や角筒状等の鋼管であってもよ
く、該案内体の本数、取付け箇所、取付け傾斜角並びに
全体の寸法、形状や断面形状等の具体的な構成も決して
限定されるものではない。
【0034】更に、上記実施例に於いて、駆動手段は、
上記案内体3 に具備された電動機5を介して該案内体3
の長手方向に沿って駆動するタイミングベルト(環状
体)4と、該タイミングベルトが架け渡された一対のプ
ーリー7,7aとからなるが、必ずしも環状体4 がタイミン
グベルトである必要はなく、例えばワイヤー、チェーン
等であってもく、更に前記環状体が架け渡される一対の
プーリー7,7aが、スプロケット等であってもよく、要は
案内体3 の長手方向に配設された環状体4 と該環状体4
を駆動させるための電動機5 とから駆動手段が構成され
ていればよい。
【0035】更に、上記実施例に於いては、第一摺動手
段M 及び第二摺動手段N が吊設された支持具8,8aと、そ
の下端に軸着された回転ローラー9,9aとから構成された
ものであったが、必ずしも支持具8,8aに回転ローラー9,
9aが軸着されてなくともよく、要は最下段の屋根材2bを
除く各屋根材2,2a……が環状体4 の駆動を介して夫々円
滑にスライド可能で、且つ屋根本体1 の完全開放時に、
前記固定された最下段の屋根材2b近傍でスライドした屋
根材2 の夫々を重合状態とすべく所定の空間を形成する
ことができるものであれば、該支持具8,8aの高さ、形
状、機構、吊設数量、取付け箇所等の具体的な構成も決
して限定されない。
【0036】更に、上記実施例に於いて、最上段の屋根
材2aを除く各屋根材2,2b……の上面部には、レール体10
が配設され、且つ該レール体19の両端部にはストッパー
体6が設けられてなるが、要は屋根本体1 を開く際に、
固定された屋根材2bに対向して設けられた屋根材を介し
て(最上段の屋根材2a) 、各並設された屋根材の各々を
該固定屋根材2bへと順次移動させ、且つ該屋根本体1 を
閉じる際には、前記固定屋根材2bに対向して設けられた
離間する屋根材を介して(最上段の屋根材2a)、前記屋
根材の各々を順次移動させるようにされていれば良く、
必ずしも該ストッパー体6 がレール体10に設けられてい
る必要はなく、例えば、前記各屋根材の側面部、上面部
又は下面部の何れかの箇所に直接溝部(図示せず)及び
/又は突起体(図示せず)等が夫々設けられてストッパ
ー体6 を構成していてもよく、該ストッパー体6 の具体
的な形状、数量、取付け箇所等も決して限定されないの
は言うまでもない。
【0037】尚、前記実施例においては、最下段の屋根
材2bを固定させてものとしたが、該実施例に限定される
ことはなく、例えば、最上段の屋根材2aを固定さても、
中途に設けられた屋根材2 を固定させても良く、更に、
どの段も固定させずに最下段の屋根材2bの下端にストッ
パー等のみを設けたものであっても良い。
【0038】
【考案の効果】叙上の様に、本考案は、少なくとも端部
同士が重合状態となるように設けられた複数段の屋根材
からなり、且つ1つの屋根材の下段側に位置する屋根材
上に、前記屋根材がレール体を介して順次移動されて開
閉状態となる屋根本体と、該本体の下方に前記開閉方向
に沿って設けられた駆動手段を有する案内体とから構成
されてなり、且つ前記本体の少なくとも1つの屋根材の
下端部には、前記レール体に沿って、前記下段側の屋根
材上を開閉方向に往復動自在な第一摺動手段が設けられ
ていると共に、該屋根材の上端部には、前記案内体に沿
って、往復動自在な第二摺動手段が設けられたものであ
るので、該第一摺動手段M と第二摺動手段N とによっ
て、順次移動されて開閉状態となる屋根本体1 から構成
されているので、積雪時に於ける屋根本体の開放時に、
前記一方の摺動手段M(N)だけに余分な負荷をかけること
なく簡単に、且つ瞬時に積雪によって重量が増加した
根本体1 の各屋根材2a,2,2b ……ごとに順次移動させる
ことができると共に、前記第一摺動手段M によって生じ
る前記上下段の屋根材2a,2間に形成される空間によっ
て、該屋根材2a,2,2b ……ごとの凍結をも防止すること
ができ、該開閉式仮設屋根を降雪量の多い土地の各種工
事等の現場に仮設した場合であっても、充分に対応でき
る。
【0039】また、前記屋根本体1 が、複数段の屋根材
2a,2,2b ……を複数列並設させたものであれば、更に複
数個に分割可能であるので、必要な部分のみの部分開閉
が自在となり、非常に便利なものとなる。
【0040】更に、前記駆動手段が、前記案内体3 の長
手方向に配設された環状体4 と、該環状体4 を駆動させ
るための電動機5 とからなり、且つ該環状体4 に前記第
二摺動手段N が接続されたものであれば、積雪によって
増加した各屋根材2a,2,2b …の重量を前記案内体3 によ
って受け止め、充分堅固に支持することができるという
格別な効果をも有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於ける開閉式仮設屋根の閉鎖時の状態
を示す斜視図。
【図2】本考案の開閉式仮設屋根の開口時の状態を示
し、同図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)は断面図。
【図3】従来の開閉式仮設屋根を示す斜視図。
【図4】従来の開閉式ハウスを示す正面図。
【符号の説明】1…屋根本体 2…屋根材 2a…最上段の屋根材 2b…最下段の固定屋根材 3…H型鋼(案内体) 4…タイミングベルト(環状体) 5…電動機 6…ストッパー体 10…レール体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも端部(2b'),(2'') 同士が重合
    状態となるように設けられた複数段の屋根材(2a),(2),
    (2b) ……からなり、且つ1つの屋根材(2) の下段側に
    位置する屋根材(2b)上に、前記屋根材(2) がレール体(1
    0)を介して順次移動されて開閉状態となる屋根本体(1)
    と、該本体(1) の下方に前記開閉方向に沿って設けられ
    た駆動手段を有する案内体(3) とから構成されてなり、
    且つ前記本体(1) の少なくとも1つの屋根材(2) の下端
    部(2'') には、前記レール体(10)に沿って、前記下段側
    の屋根材(2b)上を開閉方向に往復動自在な第一摺動手段
    (M)が設けられていると共に、該屋根材(2) の上端部
    (2')には、前記案内体(3) に沿って、往復動自在な第二
    摺動手段(N) が設けられてなることを特徴とする開閉式
    仮設屋根。
  2. 【請求項2】 前記屋根本体(1) は、複数段の屋根材(2
    a),(2),(2b) ……が複数列並設されてなる請求項1記載
    の開閉式仮設屋根。
  3. 【請求項3】 前記屋根材(2a),(2),(2b) ……の夫々下
    段側に位置する屋根材(2b)の下端部(2b'')及び上端部(2
    b') には、各々ストッパー体(6) が設けられ、その間を
    前記第一摺動手段(M) が往復動されてなる請求項1又は
    2記載の開閉式仮設屋根。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段が、前記案内体(3) の長手
    方向に配設された環状体(4) と、該環状体(4) を駆動さ
    せるための電動機(5) とからなり、且つ該環状体(4) に
    前記第二摺動手段(N) が接続されてなる請求項1〜3の
    何れかに開閉式仮設屋根。
JP1993001220U 1993-01-21 1993-01-21 開閉式仮設屋根 Expired - Lifetime JPH0752287Y2 (ja)

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