JPH0727326Y2 - 車 庫 - Google Patents
車 庫Info
- Publication number
- JPH0727326Y2 JPH0727326Y2 JP9080191U JP9080191U JPH0727326Y2 JP H0727326 Y2 JPH0727326 Y2 JP H0727326Y2 JP 9080191 U JP9080191 U JP 9080191U JP 9080191 U JP9080191 U JP 9080191U JP H0727326 Y2 JPH0727326 Y2 JP H0727326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garage
- unit wall
- wall panel
- unit
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車庫に関し、特に車庫
壁略全面を開閉可能に構成する車庫に関するものであ
る。
壁略全面を開閉可能に構成する車庫に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】従来、この種の車庫とし
ては、屋根から地上に至る高さに形成した単位壁パネル
を横方向にスライド自在に連結せしめて車庫壁略全面を
開閉可能に構成していた。しかし乍ら、寒冷地等の様に
冬場の寒さが厳しく地面が凍結して盛り上がる等の地形
に変化が起こり易い地域においては従来車庫の様に単位
壁パネルを横方向にスライド移動させて車庫壁の開閉を
行なう開閉スライド構造にあっては地面の盛り上りによ
って単位壁パネルの下端縁が下から突き上げられた状態
で固定されてしまい、従って、スムーズな開け閉めが困
難になるといった不便，欠点を有していた。
ては、屋根から地上に至る高さに形成した単位壁パネル
を横方向にスライド自在に連結せしめて車庫壁略全面を
開閉可能に構成していた。しかし乍ら、寒冷地等の様に
冬場の寒さが厳しく地面が凍結して盛り上がる等の地形
に変化が起こり易い地域においては従来車庫の様に単位
壁パネルを横方向にスライド移動させて車庫壁の開閉を
行なう開閉スライド構造にあっては地面の盛り上りによ
って単位壁パネルの下端縁が下から突き上げられた状態
で固定されてしまい、従って、スムーズな開け閉めが困
難になるといった不便，欠点を有していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこの様な従来
事情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとす
る技術的課題は、寒冷地等の様に地面が凍結して盛り上
がる等の地形に変化が起こり易い地域において好適な車
庫の提供を目的とする。
事情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとす
る技術的課題は、寒冷地等の様に地面が凍結して盛り上
がる等の地形に変化が起こり易い地域において好適な車
庫の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本考案が講じる技術的手段は、平面矩形状に形成した
複数の単位壁パネルを上方へ順次スライド収納自在に寸
法を変えて連結すると共に、最上端に位置する単位壁パ
ネルを屋根に取付けて車庫壁を上方へ開閉スライド自在
に構成したことを特徴とする。
に本考案が講じる技術的手段は、平面矩形状に形成した
複数の単位壁パネルを上方へ順次スライド収納自在に寸
法を変えて連結すると共に、最上端に位置する単位壁パ
ネルを屋根に取付けて車庫壁を上方へ開閉スライド自在
に構成したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】而して、上記した本考案の技術的手段によれ
ば、最下端に位置する単位壁パネルから順次上方へスラ
イドさせることによって、車庫壁を上方へ開き、最下端
に位置する単位壁パネルから順次下方へスライドさせる
ことによって、車庫壁を閉じる。
ば、最下端に位置する単位壁パネルから順次上方へスラ
イドさせることによって、車庫壁を上方へ開き、最下端
に位置する単位壁パネルから順次下方へスライドさせる
ことによって、車庫壁を閉じる。
【０００６】
【実施例】本考案の実施の一例を図面に基づいて以下説
明すると、図１において１は屋根、２は車庫壁、３は屋
根１を支える門型形状に連結形成した柱であり、屋根１
及び車庫壁２はプラスチック，ＦＲＰ，金属材などの適
宜の板材を用いて形成すると共に、車庫壁２を適宜の高
さで平面矩形状に形成した複数（図示例では４枚）の単
位壁パネル2-1 ，2-2 ，2-3 ，2-4 を上方へ順次スライ
ド収納自在に寸法を変えて連結せしめて上方へ開閉スラ
イド自在に構成する。
明すると、図１において１は屋根、２は車庫壁、３は屋
根１を支える門型形状に連結形成した柱であり、屋根１
及び車庫壁２はプラスチック，ＦＲＰ，金属材などの適
宜の板材を用いて形成すると共に、車庫壁２を適宜の高
さで平面矩形状に形成した複数（図示例では４枚）の単
位壁パネル2-1 ，2-2 ，2-3 ，2-4 を上方へ順次スライ
ド収納自在に寸法を変えて連結せしめて上方へ開閉スラ
イド自在に構成する。
【０００７】単位壁パネル2-1 ，2-2 ，2-3 ，2-4 の内
最上端に位置する単位壁パネル2-1は、屋根１の大きさ
と同寸法に形成し、その上端開口縁を屋根１に取付ける
と共に下端開口縁には内側に折返した掛止縁５を備え、
中間に位置する２枚の単位壁パネル2-2 ，2-3 の内前記
単位壁パネル2-1 の下に位置する単位壁パネル2-2 は、
該単位壁パネル2-1 内に収まる寸法に形成すると共にこ
の単位壁パネル2-2 の下に位置する単位壁パネル2-3
は、該単位壁パネル2-2 内に収まる寸法に形成し、その
上端開口縁に内側に向けて直角に延設した上辺縁６，７
と外側に折返した掛止縁８，９ とを備えると共に下端
開口縁には内側に折返した掛止縁10，11を備え、最下端
に位置する単位壁パネル2-4 は、前記単位壁パネル2-3
内に収まる寸法に形成し、その上端縁に内側に向けて直
角に延設した上辺縁12と外側に折返した掛止縁13とを備
えると共に下端縁には重りを兼ねた下枠14を取付ける。
図中15は単位壁パネル2-2 ，2-3 ，2-4 の上辺縁６，
７，12に取付けた揺れ止めリングであり、このリング15
を柱３に嵌装掛止せしめて各単位壁パネル2-2 ，2-3 ，
2-4 が強風等によって揺れない様にその安定性を考慮し
てある。而して、各単位壁パネル2-1 ，2-2 ，2-3 ，2-
4 は上下開口縁に備えた掛止縁５，８，９，10，11，13
同志の掛止によって互いに連結せしめて車庫壁２を閉じ
る（図１参照）と共に、最下端に位置する単位壁パネル
2-4 から順次上方へスライドさせることで、単位壁パネ
ル2-2 ，2-3 ，2-4 を屋根１に取付けた最上端に位置す
る単位壁パネル 2-1 内に順次収納させて車庫壁２を上
方に開く（図４参照）。
最上端に位置する単位壁パネル2-1は、屋根１の大きさ
と同寸法に形成し、その上端開口縁を屋根１に取付ける
と共に下端開口縁には内側に折返した掛止縁５を備え、
中間に位置する２枚の単位壁パネル2-2 ，2-3 の内前記
単位壁パネル2-1 の下に位置する単位壁パネル2-2 は、
該単位壁パネル2-1 内に収まる寸法に形成すると共にこ
の単位壁パネル2-2 の下に位置する単位壁パネル2-3
は、該単位壁パネル2-2 内に収まる寸法に形成し、その
上端開口縁に内側に向けて直角に延設した上辺縁６，７
と外側に折返した掛止縁８，９ とを備えると共に下端
開口縁には内側に折返した掛止縁10，11を備え、最下端
に位置する単位壁パネル2-4 は、前記単位壁パネル2-3
内に収まる寸法に形成し、その上端縁に内側に向けて直
角に延設した上辺縁12と外側に折返した掛止縁13とを備
えると共に下端縁には重りを兼ねた下枠14を取付ける。
図中15は単位壁パネル2-2 ，2-3 ，2-4 の上辺縁６，
７，12に取付けた揺れ止めリングであり、このリング15
を柱３に嵌装掛止せしめて各単位壁パネル2-2 ，2-3 ，
2-4 が強風等によって揺れない様にその安定性を考慮し
てある。而して、各単位壁パネル2-1 ，2-2 ，2-3 ，2-
4 は上下開口縁に備えた掛止縁５，８，９，10，11，13
同志の掛止によって互いに連結せしめて車庫壁２を閉じ
る（図１参照）と共に、最下端に位置する単位壁パネル
2-4 から順次上方へスライドさせることで、単位壁パネ
ル2-2 ，2-3 ，2-4 を屋根１に取付けた最上端に位置す
る単位壁パネル 2-1 内に順次収納させて車庫壁２を上
方に開く（図４参照）。
【０００８】そして、最下端に位置する単位壁パネル2-
4 の下端開口縁に取付けた下枠14には天井中央に設置し
た巻上げ機16のワイヤー17を、天井の前後壁に配設した
ガイドプリー18を介して案内導いて取付ける。巻上げ機
16は、天井中央において天井の前後壁方向に亘り架橋状
に配設した２本の回転軸19に夫々歯車20を取付けて両軸
19を連繋すると共にその一方の歯車20、図１において右
側の歯車20に噛合連繋させる歯車21を具備した電動モー
ター22を天井に配設し、且つ２本の回転軸19の天井の前
後壁側に夫々取付け配備した巻上げプリー23にワイヤー
17を止着巻回せしめて、電動モーター22の動力により２
本の回転軸19を正逆回転させワイヤー17を巻き上げ、巻
き下ろす様に構成してなる。即ち、ワイヤー17を巻き上
げることによって、最下端に位置する単位壁パネル2-4
から順次上方へスライドさせて車庫壁２を上方へ開き、
ワイヤー17を巻き下ろすことによって、最下端に位置す
る単位壁パネル2-4 から順次下方へスライドさせて車庫
壁２を閉じる車庫壁２の開閉操作を電動モーター22の動
力により行なう様に構成してなる。ちなみに、電動モー
ター22の始動並びにその正逆回転はリモコン等の遠隔操
作で行なう様にしてある。
4 の下端開口縁に取付けた下枠14には天井中央に設置し
た巻上げ機16のワイヤー17を、天井の前後壁に配設した
ガイドプリー18を介して案内導いて取付ける。巻上げ機
16は、天井中央において天井の前後壁方向に亘り架橋状
に配設した２本の回転軸19に夫々歯車20を取付けて両軸
19を連繋すると共にその一方の歯車20、図１において右
側の歯車20に噛合連繋させる歯車21を具備した電動モー
ター22を天井に配設し、且つ２本の回転軸19の天井の前
後壁側に夫々取付け配備した巻上げプリー23にワイヤー
17を止着巻回せしめて、電動モーター22の動力により２
本の回転軸19を正逆回転させワイヤー17を巻き上げ、巻
き下ろす様に構成してなる。即ち、ワイヤー17を巻き上
げることによって、最下端に位置する単位壁パネル2-4
から順次上方へスライドさせて車庫壁２を上方へ開き、
ワイヤー17を巻き下ろすことによって、最下端に位置す
る単位壁パネル2-4 から順次下方へスライドさせて車庫
壁２を閉じる車庫壁２の開閉操作を電動モーター22の動
力により行なう様に構成してなる。ちなみに、電動モー
ター22の始動並びにその正逆回転はリモコン等の遠隔操
作で行なう様にしてある。
【０００９】尚、図示例にあっては屋根１の形状を正面
アーチ型に形成してなるが、斯る形状に限定されるもの
ではなく、例えば山型（三角）や一方向傾斜型であって
も良く。又、巻上げ機16の巻上げ手段としてはワイヤー
17に限らず例えばチェーン等の巻上げ手段であっても良
い。
アーチ型に形成してなるが、斯る形状に限定されるもの
ではなく、例えば山型（三角）や一方向傾斜型であって
も良く。又、巻上げ機16の巻上げ手段としてはワイヤー
17に限らず例えばチェーン等の巻上げ手段であっても良
い。
【００１０】
【考案の効果】本考案の車庫は叙上の如く構成してなる
から、下記の作用効果を秦する。平面矩形状に形成した
複数の単位壁パネルを上方へ順次スライド収納自在に寸
法を変えて連結せしめて、最下端に位置する単位壁パネ
ルから順次上方へスライドさせることによって上方へ開
き、最下端に位置する単位壁パネルから順次下方へスラ
イドさせることによって閉じる車庫壁の開閉スライド構
造に構成してなるから、盛り上がる等の地形の変化に左
右されることなくその開閉操作をスムーズに行なうこと
が出来る。従って、寒冷地等の様に地面が凍結して盛り
上がる等の地形に変化が起こり易い地域において好適な
車庫を提供することが出来た。
から、下記の作用効果を秦する。平面矩形状に形成した
複数の単位壁パネルを上方へ順次スライド収納自在に寸
法を変えて連結せしめて、最下端に位置する単位壁パネ
ルから順次上方へスライドさせることによって上方へ開
き、最下端に位置する単位壁パネルから順次下方へスラ
イドさせることによって閉じる車庫壁の開閉スライド構
造に構成してなるから、盛り上がる等の地形の変化に左
右されることなくその開閉操作をスムーズに行なうこと
が出来る。従って、寒冷地等の様に地面が凍結して盛り
上がる等の地形に変化が起こり易い地域において好適な
車庫を提供することが出来た。
【図１】本考案車庫の実施の一例を示した縦断正面図で
ある。
ある。
【図２】一部を切欠して示した同平面図である。
【図３】前壁を断面して示した斜視図である。
【図４】車庫壁を上方に開いた状態を示した縦断正面図
である。
である。
１…屋根 ２…車庫壁 2-1 ，2-2 ，2-3 ，2-4 …単位壁パネル
Claims (1)
- 【請求項１】 平面矩形状に形成した複数の単位壁パネ
ルを上方へ順次スライド収納自在に寸法を変えて連結す
ると共に、最上端に位置する単位壁パネルを屋根に取付
けて車庫壁を上方へ開閉スライド自在に構成したことを
特徴とする車庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080191U JPH0727326Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 車 庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080191U JPH0727326Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 車 庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540528U JPH0540528U (ja) | 1993-06-01 |
| JPH0727326Y2 true JPH0727326Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=14008696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080191U Expired - Lifetime JPH0727326Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 車 庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727326Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP9080191U patent/JPH0727326Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0540528U (ja) | 1993-06-01 |
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