JPH0751947Y2 - 自動車のコーナーポール構造 - Google Patents

自動車のコーナーポール構造

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JPH0751947Y2
JPH0751947Y2 JP4297691U JP4297691U JPH0751947Y2 JP H0751947 Y2 JPH0751947 Y2 JP H0751947Y2 JP 4297691 U JP4297691 U JP 4297691U JP 4297691 U JP4297691 U JP 4297691U JP H0751947 Y2 JPH0751947 Y2 JP H0751947Y2
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JP
Japan
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enlarging
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pole
engaging
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JP4297691U
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JPH04127046U (ja
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秀一郎 小川
浩 長谷川
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Honda Access Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の前部に設置さ
れるコーナーポールの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体前部に、車体の前端、一側
を確認するためコーナーポールが設置される。従来のコ
ーナーポールは、ポール部材を取付け、支持するベース
部を、車体前部、例えばフロントバンパー等にネジ等で
固定し、ベース部にはポールが予め固着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上の従来のコーナー
ポールは、ベース部を含むコーナーポールを、バンパー
等の車体にネジ止めする必要があり、ポールはベース部
に一体的に固着され、従って、取付け作業が面倒、煩雑
なことは勿論、取外しが極めて面倒、且つ、困難であ
る。ところで、駐車中にコーナーポールを悪戯等で折ら
れたりする事態が往々にして発生するが、これに対処す
べく、コーナーポールを取外して保管しておきたくて
も、上記の如く取外しが甚だしく困難であることから、
実行し難い。
【0004】そこで、コーナーポールを、ベース部に対
してネジ止め等で脱着自在とすることも考えられるが、
一々ネジの緊緩作業を必要とし、脱着作業が面倒とな
り、又、構成部品も多くなる。
【0005】本考案は、かかる課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、車体に取付けたベース
部材に対し、ポール部材を脱着自在とし、しかも脱着を
ワンタッチ操作で容易に行ない得るようにし、以上を企
図しつつポール部材の支持を確実に行ない得るように
し、且つ、構造の簡単化、最少の部品構成で達成するよ
うにしたことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、車体前部の一側に取付けられるベース部材
と、該ベース部材に係合、支持されるポール部材とから
なり、ベース部材はゴム等の可撓弾性体で形成され、前
方、及び上方に開放された平面視T字型の係合凹部を備
え、係合凹部は前部の細幅の溝状部と、これと連続し、
幅、及び奥行が大きい膨大凹部とを備え、膨大凹部の高
さ方向中間部には凹段部を備え、ポール部材は、下部に
外方に平面視T字型の係合突部を備え、係合突部は上記
係合凹部の溝状部と係合する基部のブリッジ部と、これ
の先部に連設され、上記膨大凹部と係合する膨大突部と
を備え、膨大突部には上記凹段部と係合する突段部を備
え、ポール部材の係合突部のブリッジ部をベース部材の
係合凹部の溝状部に係合し、膨大突部を膨大凹部に係合
し、膨大突部の突段部を膨大凹部の凹段部に係合させる
ようにした自動車のコーナーポール構造である。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、ベース部材はゴム等の
弾性体であり、ベース部材の係合凹部にポールに設けた
係合突部を係合し、係合凹、突部がT字型なので、ポー
ルの支持が確実、強固になされ、又ベースがゴム等なの
でポールは弾性的に緊縛状態で支持され、更に、ベース
が弾性体なので、夫々の係合凹、突部の係脱が容易にな
される。
【0008】
【実施例】次に本考案の一実施例を添付した図面に従っ
て詳述する。図1は本考案に係るポールの自動車前部へ
の取付け状態を示す斜視図、図2はポール部材とベース
部材の分解斜視図、図3はベース部材の平面図、図4は
ベース部材の縦断側面図で図3の4―4線断面図、図5
はポール部材の要部拡大側面図、図6は同平面図、図7
はベース部材へポール部材を係合した状態の縦断側面図
である。
【0009】図1において1は自動車を示し、実施例で
は、自動車1の車体2の前部3の前方に弯曲下傾する一
側部、具体的には、ドライバー側の反対側のコーナー部
に臨むヘッドライト4の上側方にコーナーポール5を設
置した。コーナーポール5は、車体2に取付けられるベ
ース部材6とポール部材17とからなる。
【0010】ベース部材6は硬度のある程度高いゴム等
の可撓弾性体からなり、側面視が略三角形をなし、左右
方向に厚さを有する。底面部7は、車体2の取付け部の
弯曲形状に合致するように凹状に弯曲し、かかる底面部
7には、図4で示したように両面接着テープ8が貼着さ
れ、保護シート9を外して車体2にベース部材6を接
着、固定する。
【0011】ベース部材6には、図3に示すように平面
視T字型の係合凹部10を設け、係合凹部10はベース
部材6の上面6―1、前面6―2に開放されている。係
合凹部10の前面6―2に開放し、上面6―1の前部に
開放された前部は、細幅の溝状をなし、溝状部11とす
る。前後方向に形成された溝状部11の後端部は、直交
するように設けた後部に連続し、後部は左右方向に大き
く、奥行寸法を有し、後方に膨出した半円状をなし、膨
大凹部12をなす。
【0012】上記した溝状部11、膨大凹部12は、図
4に示すようにベース部材6の高さ方向の中間部まで形
成され、これ等の底部13は連続して直線状をなす。膨
大凹部12の内周壁部は、高さ方向中間上部で周方向外
方に一段凹出する凹段部14が形成され、凹段部14の
上方の壁部15は縦方向に直線状で、下方の壁部16は
若干前下傾するように形成されている。
【0013】ポール部材17は、図5、図6に示す如く
で、実施例では透明な合成樹脂で形成されている。ポー
ル部材17は細い断面円形の所定長さの棒状をなし、下
部には、上記したベース部材6の係合凹部10に係合す
る係合突部18を一体に備える。
【0014】係合突部18は図6で明らかなように平面
視T字型をなし、上記したベース部材6の係合凹部10
と係合する形状をなす。係合突部18の基部は、上記し
た係合凹部10の溝状部11と対応するように細幅のブ
リッジ部19をなし、これの先端部に直交するように膨
大突部20が連設され、膨大突部20は平面視半円形を
なし、高さ方向の中間上部外周には外方へ突出する突段
部21が形成され、突段部21の上方部22は垂直で、
下方部23は後下傾するように設定されている。
【0015】かかる係合突部18は、ポール部材17の
下部周の一部に設けられ、係合突部18の下方にポール
部材17の下部17―1が所定長さ延出されている。
【0016】以上において、ポール部材17は、下部の
係合突部18をベース部材6の係合凹部10に係合さ
せ、ベース部材6を介して車体2に取付け、支持され
る。ポール部材17は、これの棒状部を把持して係合突
部18をベース部材6の係合凹部10の上に臨ませ、係
合突部18と形訪欧部10とは上記したように形状が合
致し、上から係合突部18を係合凹部10に押込み、膨
大突部20が係合凹部10の膨大凹部12に、又ブリッ
ジ部19が溝状部11に嵌合する。
【0017】膨大突部20には、上記したように突段部
21が外周に設けられ、この部分は係合凹部10の膨大
凹部12に設けた凹段部14に係合する。ところで、突
段部21が係合凹部10の膨大凹部12に上から嵌合す
る際、突段部21が膨大凹部12の凹段部14の上部1
5よりも外形が大きいが、ベース部材6がゴム等である
ので、膨大凹部14の上部15は撓曲、変形し、開いて
突段部21を受容し、突段部21は下降して凹段部14
に係合する。
【0018】これにより、係合突部18は係合凹部10
に係合し、係合凹部10は弾性を有するので、ポール部
材17の係合突部18を回りから緊縛するように支持
し、一方、突段部21は凹段部14に係合し、ポール部
材17を上方に引抜こうとしても、かかる係合で引抜き
を阻止し、ポール部材17をベース部材6に強固、確実
に係合、支持することとなる。これを図7で示した。
【0019】ところで、ポール部材17をベース部材6
から取外す場合であるが、ポール部材17は、その係合
突部18が係合凹部10との間で、凹・突段部14,2
1が係合しているので、上記したように上方への引抜き
は阻止され、従って引抜きによる取外しは困難である。
そこで、ポール部材17の上部を把持し、これを前方に
倒すように操作する。
【0020】ポール部材17の上記した前方への倒れ動
で、係合突部18は下端部を支点として挺作用により小
さな力で前方に移動し、ベース部材6がゴム等であるこ
とから、係合凹部10を撓曲、変形させて開き、係合突
部17が係合凹部10から脱出し、ポール部材17の係
合突部18をベース部材6の係合凹部から解放する。こ
れを図7の想像線Aで示した。このように、ポール部材
17を上部を摘持して前倒しすることにより、容易にベ
ース部材6から取外すことができる。
【0021】従って、駐車時等において、ポール部材1
7をワンタッッチで車体側のベース部材6から取外し、
車内等に保管し、使用時には、ベース部材6の係合凹部
10の上から係合突部18を押込んで嵌合させることに
より、ワンタッチで取付けることができ、取付け、支持
は、上記したように凹・突段部14,21が係合してい
るので強固、確実になされ、又ベース部材6がゴム等の
可撓、弾性体なので、ポール部材17の係合突部18を
緊縛し、上記と併せ取付け、支持は強固、確実になさ
れ、走行時の振動や衝撃で、ポール部材17の取付け、
支持が弛んだり、外れることは一切無い。
【0022】
【考案の効果】以上で明らかなように本考案によれば、
ベース部材がゴム等の可撓、弾性体で、T字型の係合凹
部を備え、ポール部材のT字型の係合突部を上から上記
係合凹部に押込み、嵌合するだけでポール部材を車体側
のベース部材に取付けることができ、双方の係合も凹・
突段部の係合で確実、強固になされ、しかもベース部材
がゴム等なので、弾性的に緊縛するようになされ、走行
に伴う振動や衝撃があっても、ポール部材を強固、確実
に取付け、支持することができる。
【0023】そして、取外しは、上方への引抜きが上記
の如き凹・突段部の係合で困難であるが、ポール部材の
上部を把持して前倒しすることにより、挺作用で小さな
力でベース部材の係合凹部を撓曲、変形させて開き、容
易にワンタッチで取外すことができ、装着も上記の如く
容易でワンタッチで行なえ、従って、駐車時等に際し、
ポール部材を取外して保管等することが容易に行なえ、
このようにポール部材の脱着がワンタッチで極めて容易
になされ、しかも、ベース部材への取付け、支持が確実
になされる。
【0024】又、本考案は、ベース部材はゴム等で一体
に成形され、これに係合凹部を形成し、一方、ポール部
材は樹脂等で係合部を含んで一体に成形され、しかも、
双方の取付けにネジ等の取付け部材を必要とせず、従っ
て、構造が極めて簡単で、部品も二部品で足り、部品が
最少となり、製造、コストの点で極めて有利である他、
ベース部材はゴム等の一体成形品なので両面接着テープ
等で車体の取付けることができ、この点でも取付けが極
めて簡単である等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るポールの自動車前部への取付け状
態を示す斜視図
【図2】ポール部材とベース部材の分解斜視図
【図3】ベース部材の平面図
【図4】ベース部材の縦断側面図で、図3の4―4線断
面図
【図5】ポール部材の要部拡大側面図
【図6】ポール部材の平面図
【図7】ベース部材へポール部材を係合した状態の縦断
側面図
【符号の説明】
1…自動車、 2…車体、 6…ベース部材、 10…
係合凹部、 11…溝状部、 12…膨大凹部、 14
…凹段部、 17…ポール部材、 18…係合突部、
19…ブリッジ部、 20…膨大突部、 21…突段
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部の一側に取付けられるベース部
    材と、該ベース部材に係合、支持されるポール部材とか
    らなり、ベース部材はゴム等の可撓弾性体で形成され、
    前方、及び上方に開放された平面視T字型の係合凹部を
    備え、係合凹部は前部の細幅の溝状部と、これと連続
    し、幅、及び奥行が大きい膨大凹部とを備え、膨大凹部
    の高さ方向中間部には凹段部を備え、ポール部材は、下
    部に外方に平面視T字型の係合突部を備え、係合突部は
    上記係合凹部の溝状部と係合する基部のブリッジ部と、
    これの先部に連設され、上記膨大凹部と係合する膨大突
    部とを備え、膨大突部には上記凹段部と係合する突段部
    を備え、ポール部材の係合突部のブリッジ部をベース部
    材の係合凹部の溝状部に係合し、膨大突部を膨大凹部に
    係合し、膨大突部の突段部を膨大凹部の凹段部に係合さ
    せるようにしたことを特徴とする自動車のコーナーポー
    ル構造。
JP4297691U 1991-05-13 1991-05-13 自動車のコーナーポール構造 Expired - Lifetime JPH0751947Y2 (ja)

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JPH04127046U JPH04127046U (ja) 1992-11-19
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