JPH075187Y2 - 自動扉の無目構造 - Google Patents

自動扉の無目構造

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JPH075187Y2
JPH075187Y2 JP1986181752U JP18175286U JPH075187Y2 JP H075187 Y2 JPH075187 Y2 JP H075187Y2 JP 1986181752 U JP1986181752 U JP 1986181752U JP 18175286 U JP18175286 U JP 18175286U JP H075187 Y2 JPH075187 Y2 JP H075187Y2
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JP
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seamless
rail
case
door
fixed
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JP1986181752U
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JPS6386277U (ja
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行雄 吉田
明芳 滝本
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ワイケイケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動扉の無目構造に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
自動扉は、取付開口を有する無目を左右の縦枠に架設固
定し、このような無目内に扉懸架用のレールと扉駆動用
の駆動機構を配設し、駆動機構のベルトにより扉を牽引
開閉させる構造が一般的である。
このような自動扉において、従来の無目構造は、駆動機
構の駆動ユニットおよび従動ユニットを収納するエンジ
ンケースを無目内に無目全長にわたって取付け、このエ
ンジンケースの下部に扉懸架用のレールを一体的に設け
ていた。
しかしながら、このような構造であると、長尺なエンジ
ンケースを無目内に取付けるため、エンジンケースの取
付作業が面倒となる問題点がある。
また、エンジンケースは長尺であると共に、その下部に
レールを設けるため、強度を確保するためには、エンジ
ンケースの厚みや幅を大きくする必要があり、これによ
り無目の見込み寸法が大きくなるという問題もある。
この発明は、このような問題点を解消すべくなされたも
ので、その目的は、取付作業を容易に行えると共に、無
目の見込み寸法を小さくすることのできる自動扉の無目
構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る自動扉の無目構造は、取付開口を有する
無目20を左右の縦枠23,27に架設固定し、前記無目20内
に扉懸架用のレール6と扉駆動用のベルト伝動式の駆動
機構7を配設した自動扉において、 前記駆動機構7の駆動ユニット11および従動ユニット14
をそれぞれ所定長さのケース18,19を介して前記無目20
の両端部に配設すると共に、このケース18,19を、無目2
0に添接される側板18A,19Aと、縦枠23,27に添接される
基板18B,19Bとから平面視で略L字状に形成し、かつ側
板18A,19Aの下方に突設された突出片18a,19aの基板18B,
19Bと反対側を切り欠いてレール6が位置できるように
し、前記基板18B,19Bをそれぞれ縦枠23,27に固定し、ケ
ース18,19まで延在させたレール6を前記ケース18,19間
において無目20の底部に係合して前記側板18A,19Aを無
目20とレール6とにより挟持するように構成したもので
ある。
〔作用〕
以上のような構成において、左右の縦枠23,27に固定さ
れた無目20の両端部にケース18,19がそれぞれ収納配設
され、このケース18,19の基板18B,19Bが縦枠23に固定さ
れ、無目20に添接された側板18A,19Aが無目20とレール
6で挟持されて押圧固定される。
ケース18,19は短尺の部材であるため、また一方の基板1
8B,19Bが縦枠23,27に固定され、他方の側板18A,19Aが無
目20とレール6で挟まれて固定され、従来のように無目
と長尺のケースとを直接固定する必要がないため、ケー
スの取付けを容易に行うことができる。さらに、この取
付けの際、側板18A,19Aの突出片18a,19aを無目20の底部
にいったん載置して位置決めを行い、レール6を無目20
の底部に係合させるだけで取付けを行うことができ、取
付作業がさらに容易となる。
また、無目20と縦枠23,27の接合部がケース18,19により
補強され、無目20と縦枠23,27との接合強度が増すと共
に、ケース18,19がレール6と別部材で強度的に優れた
材質とすることができ、駆動ユニットなどの取付強度を
充分に確保できる。
さらに、従来のようにケースを無目全体にわたって配設
する必要がなく、またこのケースにレールを一体的に設
ける必要がないので、さらにケース18,19の材質に強度
的に優れた材料を使用できるので、ケースの厚みや幅を
小さくすることができ、無目20の見込み寸法を小さくす
ることができる。
〔実施例〕
以下、この考案を図示する一実施例に基づいて説明す
る。
これは、第1図に示すように、一対の扉1,2を両引きす
るタイプの自動扉の例であり、各扉1,2は、その上部両
端部に、戸車3を有するハンガー4,4′、5,5′が突設さ
れ、レール6に懸架されて移動自在とされ、駆動機構7
により牽引開閉される。
駆動機構7は、駆動プーリー8、減速機9、モーター10
等からなる駆動ユニツト11と、従動プーリー12、張力調
整装置13からなる従動ユニツト14と、駆動プーリー8と
従動プーリー12にエンドレスに巻掛けられたベルト15と
からなり、扉1のハンガー4′を下部接続具16を介して
下部のベルト15に接続し、扉2のハンガー5′を上部接
続具17を介して上部のベルト15に接続し、扉1,2を連動
して開閉するようにされている。
このような構成において、駆動ユニツト11および従動ユ
ニツト14をケース18,19を介してそれぞれ無目20の両端
部に設け、ケースを無目20の両端部のみとし、レール6
を有するレール部材21をケース18,19間において無目20
に直接固定する。このような構成とすることにより、無
目20の見込み寸法を、従来例えば100mmのものを70mmと
することができる。
駆動側のケース18は、第2図に示すように断面コ字状の
側板18Aと基板18Bからなり、基板18Bが裏板22を介して
右縦枠23に固定される。さらに、レール部材21が減速機
9の下方にまで位置できるように下部の突出片18aが切
欠かれている。
このようなケース18に、断面コ字状の取付片24、ナット
付ゴムスリーブとボルトからなる防振取付部材25を介し
て駆動ユニツト11取付けられる(第2図、第4図参
照)。
第3図に示すように、従動側のケース19も同様に、基板
19Bが裏板26を介して左縦枠27に固定され、レール部材2
1が従動ユニツト14の下方以上にまで位置できるよう
に、側板19Aの下部突出片19aが切欠かれている。また、
従動ユニツト14も、取付片24′、防振支持部材25を介し
てケース19に取付けられる(第5図参照)。
レール部材21は、第6図に示すように、略コ字状の基部
21Aにレール6が一体的に形成され、基部21Aの係合溝28
を無目20のビスホール29へ嵌合することにより、ずれを
防止している。さらに、レール部材21の両端部はビスに
よりケース18,19に固定され、中央部は、第1図に示す
ように、ブラケツト30により無目20に固定される。
このブラケツト30は、第7図に示すように、L字状の取
付片30Aとスペーサー30Bからなり、取付片30Aの先端を
無目20の係合溝31に係合させ、押しビス32により係合方
向へ押圧し、取付片30Aの基端に接続片30Cを切り起こ
し、この部分をレール部材21の突条33に嵌め込み、ビス
34により締付けるようにされている。スペーサー30Bは
レール部材21の裏側に当てられ、上部が取付片30Aに固
定され、下部がレール部材21の基部21Aに固定される。
以上のように、レール部材21は、縦枠23,27に固定され
たケース18,19、ビスホール29、ブラケツト30により無
目幅が小さくても、強固にかつずれることなく、縦枠2
3,27および無目20に固定される。
また、レール部材21の上方における無目20内には、第1
図,第6図に示すように、自動扉の制御を行なうコント
ローラ35が配置され、両端部がブラケツト30と同様の取
付片30A′により無目20に固定される。
レール部材21の両端部には、第1図に示すように、戸車
3のためのストツパー36が設けられている。このストツ
パー36は、第8図ないし第10図に示すように、先端の突
出片にゴムチユーブ36Aを取付け、ローレツト目を有す
る基板36Bをレール側へ折曲し、レール固定用のビスを
避けるように構成されている。基板36Bは、レール部材
基部21Aの係合溝37内に移動自在に取付けられ、押しビ
ス38で固定される。
また、各ハンガー4,4′、5,5′には、第1図に示すよう
に、しやくり止め39が取付けられている。このしやくり
止め39の先端39Aは樹脂で形成され、この先端39Aの上面
とレール部材21の上部突出片の下面との間に0.5mm程度
の隙間があくようにされている。
さらに、第12図に示すように、中央のブラケツト30に
は、ベルト15の垂れおよび上がりを防止するための、略
コ字状のベルト保持片40が取付けられる。また、このベ
ルト保持片40の下部先端には垂下片40Aが設けられ、こ
の垂下片40Aにゴムチユーブ41を取付け、カバー42の押
え部材も兼ねるようにされている。
なお、以上は両引きの場合を示したが、本考案は片引き
タイプにも適用できることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
前述のとおり、この考案によれば、次のような効果を奏
することができる。
(1) 自動扉の駆動ユニットおよび従動ユニットを短
尺のケースを介して無目の両端部に取付けるため、また
ケースの基板を縦枠に固定し、ケースの側板を無目とレ
ールで挟持して固定し、従来のように無目と長尺のケー
スを直接固着する必要がないため、ケースの取付作業を
容易に行うことができる。
また、この取付けの際、ケースの突出片を無目の底部に
載置して位置決めし、レールを無目の底部に係合させる
だけでケースを取付けることができ、取付作業がさらに
容易となる。
(2) 無目と縦枠の接合部がケースにより補強され、
無目と縦枠との接合強度が増すと共に、ケースがレール
と別部材で強度的に優れた材質とすることができ、駆動
ユニットなどの取付強度を充分に確保できる。
(3) 従来のようにケースを無目全体にわたって配設
する必要がなく、またこのケースにレールを一体的に設
ける必要がないので、さらにケースの材質に強度的に優
れた材料を使用できるので、ケースの厚みや幅を小さく
することができ、無目の見込み寸法を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る無目構造を示す正面図で(A)
が駆動側部分、(B)が従動側部分、第2図,第3図は
同様の駆動側の分解斜視図,従動側の分解斜視図、第4
図,第5図,第6図,第7図は第1図のIV-IV線断面図,
V−V線断面図,VI-VI線断面図,VII-VII線断面図、第8
図,第9図,第10図はストツパーを示す正面図,平面
図,側面図、第11図,第12図は第1図のXI-XI線断面図,
XII-XII線断面図である。 1,2……扉、3……戸車、4,4′、5,5′……ハンガー、
6……レール、7……駆動機構、8……駆動プーリー、
9……減速機、10……モーター、11……駆動ユニツト、
12……従動プーリー、13……張力調整装置、13……従動
ユニツト、15……ベルト、16……下部接続具、17……上
部接続具、18,19……ケース、20……無目、18A,19A……
側板、18B,19B……基板、21……レール部材、21A……基
部、22,26……裏板、23,27……縦枠、24,24′……取付
片、25……防振取付部材、28……係合溝、29……ビスホ
ール、30,30′……ブラケツト、30A……取付片、30B…
…スペーサー、30C……接続片、31……係合溝、32……
押しビス、33……突条、34……ビス、35……コントロー
ラ、36……ストツパー、36A……ゴムチユーブ、36B……
基板、37……係合溝、38……押しビス、39……しやくり
止め、39A……先端、40……ベルト保持片、40A……垂下
片、41……ゴムチユーブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付開口を有する無目20を左右の縦枠23,2
    7に架設固定し、前記無目20内に扉懸架用のレール6と
    扉駆動用のベルト伝動式の駆動機構7を配設した自動扉
    において、 前記駆動機構7の駆動ユニット11および従動ユニット14
    をそれぞれ所定長さのケース18,19を介して前記無目20
    の両端部に配設すると共に、このケース18,19を、無目2
    0に添接される側板18A,19Aと、縦枠23,27に添接される
    基板18B,19Bとから平面視で略L字状に形成し、かつ側
    板18A,19Aの下方に突設された突出片18a,19aの基板18B,
    19Bと反対側を切り欠いてレール6が位置できるように
    し、前記基板18B,19Bをそれぞれ縦枠23,27に固定し、ケ
    ース18,19まで延在させたレール6を前記ケース18,19間
    において無目20の底部に係合して前記側板18A,19Aを無
    目20とレール6とにより挟持したことを特徴とする自動
    扉の無目構造。
JP1986181752U 1986-11-26 1986-11-26 自動扉の無目構造 Expired - Lifetime JPH075187Y2 (ja)

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