JP6308405B1 - 自動ドア用倒れ止め金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種仕様の本体フレームに対して傾くことを阻止した状態でエンジンケースを内蔵することができ、しかも、本体フレームへのエンジンケースの取り付け作業が容易である自動ドア用倒れ止め金具を提供すること。【解決手段】ドア11を開閉するための駆動部26が取り付けられたエンジンケース21が本体フレーム10に内蔵されてなる自動ドア100のエンジンケース21が傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具1であって、エンジンケース21の垂直方向壁21bに沿って固定される垂直固定板部30と、エンジンケース21が垂直方向から傾くことを阻止するように垂直固定板部30と本体フレーム10との間での突っ張り部分となり、かつ、本体フレーム10の異なる仕様に応じて本体フレーム10への突き当て部分Pの位置が調整可能に設けられた突っ張り部40と、を有してなる。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンケースが傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具に関する。
従来、自動ドアには、ドアを開閉するための駆動部が組み込まれたエンジンケースを有し、そのエンジンケースが本体フレームに内蔵されるものがある。
このようにエンジンケースが本体フレームに内蔵された自動ドアは、ドアの重量、あるいは、ドアの頻繁な開閉動作、あるいは、ドアを吊り下げて走行するためのガイドレールの全長が長尺化されることによって、エンジンケースがドアを吊り下げた側に傾き、振動、および、異音の発生の原因になっていた。
このため、例えば、特許文献1には、エンジンケースの傾きを阻止することができる自動ドア用エンジンユニットの取付構造が提案されている。
特許文献1に記載の自動ドア用エンジンユニットの取付構造は、エンジンケースの複数箇所を無目(本体フレーム)に固定するようになっている。
特許第4789153号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動ドア用エンジンユニットの取付構造は、エンジンケースの複数箇所をビス等の固着具によって本体フレームに固定しなければならず、エンジンケースを本体フレーム内に取り付ける作業が煩雑であり、しかも、各種メーカーによって仕様が異なる本体フレームにエンジンケースの固着具による固定箇所を対応させなければならず、エンジンケースの汎用性が劣るという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各種仕様の本体フレームに対して傾くことを阻止した状態でエンジンケースを内蔵することができ、しかも、本体フレームへのエンジンケースの取り付け作業が容易である自動ドア用倒れ止め金具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動ドア用倒れ止め金具は、ドアを開閉するための駆動部が取り付けられたエンジンケースが本体フレームに内蔵されてなる自動ドアの前記エンジンケースが傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具であって、前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直固定板部と、前記エンジンケースが垂直方向から傾くことを阻止するように前記垂直固定板部と前記本体フレームとの間での突っ張り部分となり、かつ、前記本体フレームの異なる仕様に応じて前記本体フレームへの突き当て部分の位置が調整可能に設けられた突っ張り部と、を有してなり、前記突っ張り部は、一端部に前記突き当て部分が設けられるように板状部材が屈曲された屈曲板状部と、前記屈曲板状部が前記垂直固定板部に連結される部分となる蝶番と、前記蝶番を閉じた状態で前記屈曲板状部の前記垂直固定板部に対向される部分となる対向板部に貫通形成されたネジ孔および該ネジ孔に挿通されるネジを有し、前記対向板部の前記垂直固定板部に対する角度が前記ネジ孔に挿通された前記ネジの前記対向板部の前記垂直固定板部側の面からの突出量によって調整されることによって、前記突き当て部分の位置が調整される突き当て位置調整部と、を有してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項に係る自動ドア用倒れ止め金具は、上記の発明において、ドアを開閉するための駆動部が取り付けられたエンジンケースが本体フレームに内蔵されてなる自動ドアの前記エンジンケースが傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具であって、前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直固定板部と、前記エンジンケースが垂直方向から傾くことを阻止するように前記垂直固定板部と前記本体フレームとの間での突っ張り部分となり、かつ、前記本体フレームの異なる仕様に応じて前記本体フレームへの突き当て部分の位置が調整可能に設けられた突っ張り部と、を有してなり、前記突っ張り部が、一端部に前記突き当て部分が設けられるように板状部材が屈曲された屈曲板状部と、前記屈曲板状部の前記垂直固定板部に対向される部分となる対向板部と前記垂直固定板部との間に挟持される1または複数のスペーサ用板によって前記突き当て部分の位置が調整される突き当て位置調整部と、を有してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項に係る自動ドア用倒れ止め金具は、上記の発明において、ドアを開閉するための駆動部が取り付けられたエンジンケースが本体フレームに内蔵されてなる自動ドアの前記エンジンケースが傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具であって、前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直固定板部と、前記エンジンケースが垂直方向から傾くことを阻止するように前記垂直固定板部と前記本体フレームとの間での突っ張り部分となり、かつ、前記本体フレームの異なる仕様に応じて前記本体フレームへの突き当て部分の位置が調整可能に設けられた突っ張り部と、を有してなり、前記垂直固定板部が、前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直板部と、前記垂直板部の下部表面から舌片状に突設され、前記突っ張り部を回動可能に支持する部分となる一対の回動支持片部と、を有してなり、前記突っ張り部が、一端部に前記突き当て部分が設けられるように板状部材が屈曲されてなり、前記一対の回動支持片部の各回動支持片部が嵌入可能な一対の溝部が両端縁面に形成され、前記一対の溝部に前記一対の回動支持片部が嵌入されることによって前記垂直板部に対向配置される対向板部と、前記対向板部に貫通形成されたネジ孔および該ネジ孔に挿通されるネジを有し、前記対向板部の前記垂直板部に対する角度が前記ネジ孔に挿通された前記ネジの前記対向板部の前記垂直板部側の面からの突出量によって調整されることによって、前記突き当て部分の位置が調整される突き当て位置調整部と、を有してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項に係る自動ドア用倒れ止め金具は、上記の発明において、前記突っ張り部が、前記一対の溝部が前記対向板部の前記両端縁面に沿って互いに離間された複数箇所に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動ドア用倒れ止め金具は、前記突っ張り部が前記エンジンケースが垂直方向から傾くことを阻止するように前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される前記垂直固定板部と前記本体フレームとの間での突っ張り部分となり、かつ、前記本体フレームの異なる仕様に応じて前記本体フレームへの突き当て部分の位置が調整可能に設けられ、しかも、前記突き当て部分は、ネジ等の固定部材によって前記本体フレームに固定する必要がないので、各種仕様の本体フレームに対して傾くことを阻止した状態でエンジンケースを内蔵することができ、しかも、本体フレームへのエンジンケースの取り付け作業が容易である。
本発明の請求項に係る自動ドア用倒れ止め金具は、前記蝶番の開閉によって前記対向板部の前記垂直固定板部に対する角度を自在に変化させることができるとともに、前記ネジの前記対向板部の前記垂直固定板部側の面からの突出量によって、前記角度が調整されるので、前記ネジによって前記対向板部の前記垂直固定板部に対する角度を容易に調整することができ、結果的に、前記突き当て部分の位置を前記本体フレームの異なる仕様に応じて容易に調整することができる。
本発明の請求項に係る自動ドア用倒れ止め金具は、前記対向板部と前記垂直固定板部との間に挟持される1または複数の前記スペーサ用板によって、前記対向板部と前記垂直固定板部との間隔を容易に調整することができ、結果的に、前記突き当て部分の位置を前記本体フレームの異なる仕様に応じて容易に調整することができる。
本発明の請求項に係る自動ドア用倒れ止め金具は、前記一対の溝部に前記一対の回動支持片部が嵌入されることによって、前記突っ張り部が、前記垂直固定板部に対して前記一対の回動支持片部を支持部分として回動可能となり、蝶番を必要とすることなく前記対向板部の前記垂直固定板部に対する角度を自在に変化させることができるとともに、前記ネジの前記対向板部の前記垂直固定板部側の面からの突出量によって、前記角度が調整されるので、前記ネジによって前記対向板部の前記垂直固定板部に対する角度を容易に調整することができ、結果的に、部品コストを抑えつつ前記突き当て部分の位置を前記本体フレームの異なる仕様に応じて容易に調整することができる。
本発明の請求項に係る自動ドア用倒れ止め金具は、前記一対の溝部が前記対向板部の前記両端縁面に沿って互いに離間された複数箇所に設けられているので、前記垂直固定板部に対する前記対向板部の角度の調整に加えて、前記複数箇所の一対の溝部うちのいずれか1箇所の一対の溝部に選択して、前記突っ張り部の前記垂直固定板部への組み付け位置を調整することによって、前記突き当て部分の位置をより広い調整範囲で調整することができ、結果的に、より多くの仕様の前記本体フレームに適用することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る自動ドア用倒れ止め金具が取り付けられた自動ドアを概略的に示した図である。 図2は、図1に示した自動ドアのエンジンケース周辺の断面図である。 図3は、図1に示した自動ドア用倒れ止め金具をエンジンケースに取り付ける手順を説明するための図である。 図4は、点検カバーを取り外した状態の自動ドアの自動ドア用倒れ止め金具周辺を示した図である。 図5は、(a)が図1に示した自動ドア用倒れ止め金具を外側から視た斜視図であり、(b)が図1に示した自動ドア用倒れ止め金具を内側から視た斜視図である。 図6は、(a)および(b)でそれぞれ異なる仕様の本体フレームに内蔵されたエンジンケースに自動ドア用倒れ止め金具を取り付けた状態を示した図である。 図7は、変形例の自動ドア用倒れ止め金具が取り付けられた自動ドアのエンジンケース周辺の断面図である。 図8は、実施例2に係る自動ドア用倒れ止め金具が取り付けられた自動ドアのエンジンケース周辺の断面図である。 図9は、図8に示した自動ドア用倒れ止め金具をエンジンケースに取り付ける手順を説明するための図である。 図10は、実施例3に係る自動ドア用倒れ止め金具が取り付けられた自動ドアのエンジンケース周辺の断面図である。 図11は、図10に示した自動ドア用倒れ止め金具の分解斜視図である。 図12は、図10に示した自動ドア用倒れ止め金具をエンジンケースに取り付ける手順を説明するための図である。 図13は、変形例1の自動ドア用倒れ止め金具5の分解斜視図である。 図14は、変形例2の自動ドア用倒れ止め金具の分解斜視図である。 図15は、図14に示した突っ張り部の斜視図である。 図16は、本体フレームに自動ドア用倒れ止め金具を突き当てることができない場合の対応方法を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る自動ドア用倒れ止め金具の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る自動ドア用倒れ止め金具1が取り付けられた自動ドア100を概略的に示した図である。
なお、図1は、自動ドア100の上部にある駆動部26が視えるように点検カバー12を取り外した状態を示した図である。
図2は、図1に示した自動ドア100のエンジンケース21周辺の断面図である。図3は、図1に示した自動ドア用倒れ止め金具1をエンジンケース21に取り付ける手順を説明するための図である。図4は、点検カバー12を取り外した状態の自動ドア100の自動ドア用倒れ止め金具1周辺を示した図である。図5は、(a)が図1に示した自動ドア用倒れ止め金具1を外側から視た斜視図であり、(b)が図1に示した自動ドア用倒れ止め金具1を内側から視た斜視図である。図6は、(a)および(b)でそれぞれ異なる仕様の本体フレーム10に内蔵されたエンジンケース21に自動ドア用倒れ止め金具1を取り付けた状態を示した図である。
本発明の実施例1に係る自動ドア用倒れ止め金具1が取り付けられる自動ドア100は、図1および図2に示すように、自動ドア100の骨格を構成する本体フレーム10と、ドア11を開閉するための駆動部26を有してなるエンジンユニット20と、エンジンユニット20によって開閉駆動されるドア11と、点検カバー12と、を有してなる。
本体フレーム10は、例えば、アルミニウム材からなり、組立性を考慮して複数に分解されるようになっている。
このような本体フレーム10は、複数のメーカーによって各種仕様の異なるものが販売されている。
エンジンユニット20は、エンジンケース21に駆動部26として、不図示のモーターに連結された駆動プーリー22と、駆動プーリー22に離間された位置に配置された従動プーリー23と、が回動自在に取り付けられている。
駆動プーリー22および従動プーリー23にはベルト24が架け渡され、このベルト24に連結具25を介してドア11が取り付けられている。
エンジンケース21は、図2に示すように、連結具25に設けられた戸車25aの移動を水平方向にガイドするガイドレール21aと、本体フレーム10の垂直方向に延びるフレーム部分に沿って配置される垂直方向壁21bと、を有してなる。
垂直方向壁21bには、自動ドア用倒れ止め金具1等の取付対象品を固定するための固定用ネジ21dが水平方向に移動可能に保持される固定用ネジ保持部21cが設けられている。
なお、エンジンケース21には、その他、不図示の制御部等、ドア11の開閉駆動に関わる機構が取り付けられている。
点検カバー12は、エンジンユニット20が配置される自動ドア100の上部に設けられた点検用の開口を塞ぐためのカバーである。
以下、本発明の実施例1に係る自動ドア用倒れ防止金具1について詳細に説明する。
自動ドア用倒れ止め金具1は、エンジンケース21の垂直方向壁21bに沿って固定される垂直固定板部30と、エンジンケース21が垂直方向から傾くことを阻止するように垂直固定板部30と本体フレーム10との間での突っ張り部分となり、かつ、本体フレーム10の異なる仕様に応じて本体フレーム10への突き当て部分Pの位置が調整可能に設けられた突っ張り部40と、を有してなる。
垂直固定板部30は、略矩形状の金属板状部材からなり、図5(b)に示すように、固定用ネジ21dを挿通するため両端縁面から内方に切り欠かれた一対の固定用溝31が形成されている。
この垂直固定板部30は、図3に示すように、エンジンケース21の垂直方向壁21bに設けられた固定用ネジ保持部21cによって保持された2つの固定用ネジ21dを各固定用溝31に挿通した状態で固定用ネジ21dにナット21eを締結することによって垂直方向壁21bに固定されるようになっている。
また、垂直固定板部30は、エンジンケース21の傾きを阻止するように突っ張り部40から作用される力を面で受けることによって、荷重を分散させる機能をなしている。
このため、垂直固定板部30は、本体フレーム10の垂直固定板部30に接する部分の変形を防ぐとともに、本体フレーム10の曲がりを矯正する機能をなしている。
このような垂直固定板部30は、面積が広いほど本体フレーム10の変形および曲がりを防ぐ効果を高めることができる。
突っ張り部40は、屈曲板状部41と、蝶番42と、突き当て位置調整部43と、を有してなる。
屈曲板状部41は、一端部に本体フレーム10への突き当て部分Pが設けられるように板状部材が屈曲されてなる。
より具体的には、屈曲板状部41は、蝶番42を閉じた状態で垂直固定板部30に対向される部分となる対向板部41aと、対向板部41aの上端部からベルト24等の本体フレーム10内の各部との干渉を避けるようにクランク状に屈曲されながら延在された部分であり、先端部が本体フレーム10に対する突き当て部分Pとなる突き当て板部41bと、を有してなる。
蝶番42は、屈曲板状部41が垂直固定板部30に連結される部分である。
この蝶番42は、一般的に市販されているものを用いることによって実現される。
このように、蝶番42によって、垂直固定板部30と突っ張り部40とを連結することによって、突っ張り部40の対向板部41aを垂直固定板部30に対して任意の角度で傾斜させることができる。
突き当て位置調整部43は、蝶番42を閉じた状態で屈曲板状部41の垂直固定板部30に対向される部分となる対向板部41aに貫通形成されたネジ孔43aと、ネジ孔43aに挿通されるネジ43bと、を有してなる。
この突き当て位置調整部43は、対向板部41aの垂直固定板部30に対する角度がネジ孔43aに挿通されたネジ43bの対向板部41aの垂直固定板部30側の面からの突出量によって調整されることによって、突き当て部分Pの位置が調整されるようになっている。
より具体的には、突き当て位置調整部43は、対向板部41aの垂直固定板部30側の面から突出されたネジ43bの先端が垂直固定板部30に突き当てられた状態で、対向板部41aと垂直固定板部30との角度が定められるようになっている。
すなわち、ネジ孔43aからのネジ43bの垂直固定板部30側の面からの突出量が垂直固定板部30に対する対向板部41aの角度を定めるようになっている。
このように突き当て位置調整部43によって、対向板部41aの垂直固定板部30に対する角度を変化させると、屈曲板状部41の突き当て部分Pの位置が変化される。
このような自動ドア用倒れ止め金具1は、垂直固定板部30がエンジンケース21の垂直方向壁21bに固定された状態で突っ張り部40の突き当て部分Pが本体フレーム10に突き当てられるようになっているため、エンジンケース21の垂直方向壁21bと本体フレーム10との間で垂直方向壁21bを垂直方向に保持するように突っ張る部分として機能され、ドア11を吊り下げた方向にエンジンケース21の垂直方向壁21bが傾くことを阻止し、結果的に、エンジンケース21が傾くことを阻止することができるようになっている。
また、自動ドア用倒れ止め金具1は、図6に示すように、本体フレーム10の異なる仕様に応じて、自動ドア用倒れ止め金具1の突き当て部分Pが突き当てられる本体フレーム10への突き当て位置が変化した場合であっても、突き当て位置調整部43によって、対向板部41aの垂直固定板部30に対する角度を調整することによって、突き当て部分Pの位置を変化させて対応することができるようになっている。
ここで、自動ドア用倒れ止め金具1のエンジンケース21への取り付け手順について説明する。
まず、図3に示すように、エンジンケース21の垂直方向壁21bに設けられた固定用ネジ保持部21cによって保持された2つの固定用ネジ21dを垂直固定板部30の各固定用溝31に挿通した状態で各固定用ネジ21dに各ナット21eを締結することによって垂直固定板部30をエンジンケース21の垂直方向壁21bに固定する。
その後、突き当て位置調整部43のネジ43bの垂直固定板部30側の面からの突出量を調整して垂直固定板部30に対する対向板部41aの角度を調整することによって、自動ドア用倒れ止め金具1の突き当て部分Pを本体フレーム10に突き当てる。
この垂直固定板部30に対する対向板部41aの角度を調整する作業は、ドライバー等の工具で容易に行うことができる。
これによって、自動ドア用倒れ止め金具1が、エンジンケース21の垂直方向壁21bと本体フレーム10との間で垂直方向壁21bを垂直方向に保つように突っ張った状態で固定される。
本発明の実施例1に係る自動ドア用倒れ止め金具1は、突っ張り部40がエンジンケース21が垂直方向から傾くことを阻止するようにエンジンケース21の垂直方向壁21bに沿って固定される垂直固定板部30と本体フレーム10との間での突っ張り部分となり、かつ、本体フレーム10の異なる仕様に応じて本体フレーム10への突き当て部分Pの位置が調整可能に設けられ、しかも、突き当て部分Pは、ネジ等の固定部材によって本体フレーム10に固定する必要がないので、各種仕様の本体フレーム10に対して傾くことを阻止した状態でエンジンケース21を内蔵することができ、しかも、本体フレーム10へのエンジンケース21の取り付け作業が容易である。
また、本発明の実施例1に係る自動ドア用倒れ止め金具1は、蝶番42の開閉によって対向板部41aの垂直固定板部30に対する角度を自在に変化させることができるとともに、ネジ43bの対向板部41aの垂直固定板部30側の面からの突出量によって、角度が調整されるので、ネジ43bによって対向板部41aの垂直固定板部30に対する角度を容易に調整することができ、結果的に、突き当て部分Pの位置を本体フレーム10の異なる仕様に応じて容易に調整することができる。
(変形例)
次に、図7を用いて本発明の実施例1に係る自動ドア用倒れ止め金具2の変形例について説明する。
図7は、変形例の自動ドア用倒れ止め金具2が取り付けられた自動ドア100のエンジンケース21周辺の断面図である。
この変形例の自動ドア用倒れ止め金具2は、屈曲板状部41の突き当て部分Pに弾性部材44が装着されている点で、実施例1の自動ドア用倒れ止め金具1と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
弾性部材44は、例えば、ゴム材からなり、屈曲板状部41の突き当て部分Pを覆うように取り付けられている。
このような自動ドア用倒れ止め金具2は、本体フレーム10に突き当てられる突き当て部分Pに弾性部材44によってクッション性をもてせることができるので、本体フレーム10の変形を防ぐことができるとともに、突き当て部分Pと本体フレーム10との接触部分での消音効果を得ることができる。
次に、図8および図9を用いて本発明の実施例2に係る自動ドア用倒れ止め金具3について説明する。
図8は、実施例2に係る自動ドア用倒れ止め金具3が取り付けられた自動ドア100のエンジンケース21周辺の断面図である。図9は、図8に示した自動ドア用倒れ止め金具3をエンジンケース21に取り付ける手順を説明するための図である。
この実施例2の自動ドア用倒れ止め金具3は、突っ張り部50の突き当て部分Pの位置を調整するための構成として蝶番42でなくスペーサ用板61を用いている点で、実施例1の自動ドア用倒れ止め金具1と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
この実施例2の自動ドア用倒れ止め金具3は、エンジンケース21の垂直方向壁21bに沿って固定される垂直固定板部30と、エンジンケース21が垂直方向から傾くことを阻止するように垂直固定板部30と本体フレーム10との間での突っ張り部分となり、かつ、本体フレーム10の異なる仕様に応じて本体フレーム10への突き当て部分の位置が調整可能に設けられた突っ張り部50と、を有してなる。
突っ張り部50は、屈曲板状部51と、屈曲板状部51の垂直固定板部30に対向される部分となる対向板部51aと垂直固定板部30との間に挟持される1または複数のスペーサ用板61によって突き当て部分Pの位置が調整される突き当て位置調整部60と、を有してなる。
屈曲板状部51は、一端部に突き当て部分Pが設けられるように板状部材が屈曲されてなる。
より具体的には、屈曲板状部51は、垂直固定板部30に対向される部分となる対向板部51aと、対向板部51aの上端部からベルト等の本体フレーム10内の各部との干渉を避けるようにクランク状に屈曲されながら延在された部分であり、先端部が本体フレーム10に対する突き当て部分Pとなる突き当て板部51bと、を有してなる。
対向板部51aは、図9に示すように、垂直固定板部30との間にスペーサ用板61を挟持するための固定用ネジ21dを挿通するためのネジ挿通孔51cが形成されている。
なお、垂直固定板部30についても、固定用ネジ21dを挿通するためのネジ挿通孔32が形成されている。
突き当て位置調整部60は、対向板部51aと垂直固定板部30との間に挟持される1または複数のスペーサ用板61を有してなる。
スペーサ用板61は、固定用ネジ21dを挿通するためのネジ挿通用切り欠き部61aが形成されている。
このような自動ドア用倒れ止め金具3は、対向板部51aと垂直固定板部30との間に挟持されるスペーサ用板61の枚数、あるいは、厚さが調整され、対向板部51aと垂直固定板部30との間隔が調整されることによって、本体フレーム10の異なる仕様に応じて本体フレーム10への突き当て部分Pの位置が調整可能になっている。
ここで、自動ドア用倒れ止め金具3のエンジンケース21への取り付け手順について説明する。
まず、図9に示すように、エンジンケース21の垂直方向壁21bに設けられた固定用ネジ保持部21cによって保持された2つの固定用ネジ21dを垂直固定板部30の各固定用溝31に挿通した状態、かつ、固定用ネジ保持部21cによって保持された1つの固定用ネジ21dを垂直固定板部30のネジ挿通孔32に挿通した状態で、各固定用溝31に挿通した他の2つの固定用ネジ21dにナット21eを締結することによって垂直固定板部30をエンジンケース21の垂直方向壁21bに固定する。
その後、垂直固定板部30のネジ挿通孔32、スペーサ用板61のネジ挿通用切り欠き部61a、および、屈曲板状部51のネジ挿通孔51cに挿通した1つの固定用ネジ21dにナット21eを締結することによってスペーサ用板61が対向板部51aと垂直固定板部30との間に挟持される。
ここで、対向板部51aと垂直固定板部30との間に挟持されるスペーサ用板61の数、あるいは、厚さを調整することによって、垂直固定板部30と対向板部51aとの間隔を調整し、自動ドア用倒れ止め金具3の突き当て部分Pを本体フレーム10に突き当てる。
これによって、自動ドア用倒れ止め金具3がエンジンケース21の垂直方向壁21bと本体フレーム10との間で垂直方向壁21bを垂直方向に保つように突っ張った状態で固定される。
なお、図8および図9では、3枚のスペーサ用板61が垂直固定板部30と対向板部51aとの間に挟持されるものを示したが、垂直固定板部30と対向板部51aとの間に挟持されるスペーサ用板61の数は3枚に限らない。
本発明の実施例2に係る自動ドア用倒れ止め金具3は、対向板部51aと垂直固定板部30との間に挟持される1または複数のスペーサ用板61によって、対向板部51aと垂直固定板部30との間隔を容易に調整することができ、結果的に、突き当て部分Pの位置を本体フレーム10の異なる仕様に応じて容易に調整することができる。
次に、図10−図12を用いて本発明の実施例3に係る自動ドア用倒れ止め金具4について説明する。
図10は、実施例3に係る自動ドア用倒れ止め金具4が取り付けられた自動ドア100のエンジンケース21周辺の断面図である。図11は、図10に示した自動ドア用倒れ止め金具4の分解斜視図である。図12は、図10に示した自動ドア用倒れ止め金具4をエンジンケース21に取り付ける手順を説明するための図である。
この実施例3の自動ドア用倒れ止め金具4は、垂直固定板部70に対する対向板部81の角度が蝶番42を用いずに可変できるようになっている点で、実施例1の自動ドア用倒れ止め金具1と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
この実施例3の自動ドア用倒れ止め金具4は、エンジンケース21の垂直方向壁21bに沿って固定される垂直固定板部70と、エンジンケース21が垂直方向から傾くことを阻止するように垂直固定板部70と本体フレーム10との間での突っ張り部分となり、かつ、本体フレーム10の異なる仕様に応じて本体フレーム10への突き当て部分Pの位置が調整可能に設けられた突っ張り部80と、を有してなる。
垂直固定板部70は、エンジンケース21の垂直方向壁21bに沿って固定される垂直板部71と、垂直板部71の下部表面から舌片状に突設され、突っ張り部80を回動可能に支持する部分となる一対の回動支持片部72と、を有してなる。
垂直板部71は、図11に示すように、固定用ネジ21dを挿通するため両端縁面から内方に切り欠かれた一対の固定用溝31が形成されている。
突っ張り部80は、一端部に突き当て部分Pが設けられるように板状部材が屈曲されてなり、対向板部81と、突き当て板部82と、突き当て位置調整部83と、を有してなる。
対向板部81は、一対の回動支持片部72の各回動支持片部72が嵌入可能な一対の溝部81aが両端縁面に形成され、一対の溝部81aに一対の回動支持片部72が嵌入されることによって垂直板部71に対向配置される部分である。
突き当て板部82は、対向板部81の上端部からベルト24等の本体フレーム10内の各部との干渉を避けるようにクランク状に屈曲されながら延在された部分であり、先端部が本体フレーム10に対する突き当て部分Pになっている。
突き当て位置調整部83は、対向板部81に貫通形成されたネジ孔43aと、ネジ孔43aに挿通されるネジ43bと、を有ししてなる。
この突き当て位置調整部83は、垂直板部71に対する対向板部81の角度がネジ孔43aに挿通されたネジ43bの対向板部81の垂直板部71側の面からの突出量によって調整されることによって、突き当て部分Pの位置が調整されるようになっている。
ここで、自動ドア用倒れ止め金具4のエンジンケース21への取り付け手順について説明する。
まず、図12に示すように、エンジンケース21の垂直方向壁21bに設けられた固定用ネジ保持部21cによって保持された2つの固定用ネジ21dを垂直固定板部70の各固定用溝31に挿通した状態で固定用ネジ21dにナット21eを締結することによって垂直固定板部70をエンジンケース21の垂直方向壁21bに固定する。
その後、突き当て位置調整部83のネジ43aの垂直固定板部70側の面からの突出量を調整して垂直板部71に対する対向板部81の角度を調整することによって、突き当て部分Pを本体フレーム10に突き当てる。
この垂直板部71に対する対向板部81の角度を調整する作業は、ドライバー等の工具で容易に行うことができる。
これによって、自動ドア用倒れ止め金具4がエンジンケース21の垂直方向壁21bと本体フレーム10との間で垂直方向壁21bを垂直方向に保つように突っ張った状態で固定される。
本発明の実施例3に係る自動ドア用倒れ止め金具4は、一対の溝部81aに一対の回動支持片部72が嵌入されることによって、突っ張り部80が、垂直固定板部70に対して一対の回動支持片部72を支持部分として回動可能となり、蝶番42を必要とすることなく対向板部81の垂直固定板部70に対する角度を自在に変化させることができるとともに、ネジ43bの対向板部81の垂直固定板部70側の面からの突出量によって、角度が調整されるので、ネジ43bによって対向板部81の垂直固定板部70に対する角度を容易に調整することができ、結果的に、部品コストを抑えつつ突き当て部分Pの位置を本体フレーム10の異なる仕様に応じて容易に調整することができる。
(変形例1)
次に、図13を用いて本発明の実施例3に係る自動ドア用倒れ止め金具の変形例1について説明する。
図13は、変形例1の自動ドア用倒れ止め金具5の分解斜視図である。
変形例1の自動ドア用倒れ止め金具5は、垂直固定板部70に一対の固定用溝31が2組形成されている点で、実施例3の自動ドア用倒れ止め金具4と異なる。
なお、その他の構成は実施例3と同様であり、実施例3と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
自動ドア用倒れ止め金具5は、垂直固定板部70の垂直板部71に、固定用ネジ21dを挿通するため一対の固定用溝31が両縁面に沿って離間された2箇所に形成されているので、エンジンケース21の垂直方向壁21bへの垂直固定板部70の取り付け位置を2箇所から選択することができるようになっている。
この変形例1の自動ドア用倒れ止め金具5は、対向板部81の垂直板部71に対する角度の調整に加えて、2箇所の一対の固定用溝31うちのいずれか1箇所の一対の固定用溝31に選択して、エンジンケース21の垂直方向壁21bへの垂直固定板部70の取り付け位置を調整することによって、突っ張り部80の突き当て部分Pの位置をより広い調整範囲で調整することができ、結果的に、より多くの仕様の本体フレーム10に適用することができる。
なお、変形例1では、垂直固定板部70の垂直板部71に一対の固定用溝31が2組形成されるものを例示したが、これに限らず、垂直固定板部70の垂直板部71に一対の固定用溝31が2組以上形成されるようにしても構わない。
(変形例2)
次に、図14および図15を用いて本発明の実施例3に係る自動ドア用倒れ止め金具6の変形例2について説明する。
図14は、変形例2の自動ドア用倒れ止め金具6の分解斜視図である。図15は、図14に示した突っ張り部80の斜視図である。
変形例2の自動ドア用倒れ止め金具6は、突っ張り部80に一対の溝部81aが2組形成されている点、および、突き当て位置調整アタッチメント90を有している点で、実施例3の自動ドア用倒れ止め金具4と異なる。
なお、その他の構成は実施例3と同様であり、実施例3と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
この変形例2の自動ドア用倒れ止め金具6は、エンジンケース21の垂直方向壁21bに沿って固定される垂直固定板部70と、エンジンケース21が垂直方向から傾くことを阻止するように垂直固定板部70と本体フレーム10との間での突っ張り部分となり、かつ、本体フレーム10の異なる仕様に応じて本体フレーム10への突き当て部分Pの位置が調整可能に設けられた突っ張り部80と、突き当て部分Pの位置を調整するための突き当て位置調整アタッチメント90と、を有してなる。
突っ張り部80は、一端部に突き当て部分Pが設けられるように板状部材が屈曲されてなり、対向板部81と、突き当て板部82と、突き当て位置調整部83と、を有してなる。
対向板部81は、一対の回動支持片部72の各回動支持片部72が嵌入可能な一対の溝部81aが両端縁面に沿って互いに離間された2箇所に形成され、一対の溝部81aに一対の回動支持片部72が嵌入されることによって垂直板部71に対向配置される部分である。
この対向板部81は、一対の溝部81aが2組形成されているので、垂直固定板部70の一対の回動支持片部72が嵌入される位置を2箇所から選択することができるようになっている。
突き当て板部82は、対向板部81の上端部からベルト24等の本体フレーム10内の各部との干渉を避けるようにクランク状に屈曲されながら延在された部分であり、先端部が本体フレーム10に対する突き当て部分Pになっている。
この突き当て板部82は、突き当て位置調整アタッチメント90を連結するためのネジ挿通孔82aが形成されている。
突き当て位置調整アタッチメント90は、垂直固定板部70と突っ張り部80とによる突き当て部分Pの位置調整範囲をさらに拡大したい場合に用いるものである。
この突き当て位置調整アタッチメント90は、板状金属部材が屈曲されてなり、一端部に突き当て板部82に連結するためのネジ挿通孔90aが形成されており、他端部が突き当て板部82の突き当て部分Pに代って本体フレーム10に突き当てられる突き当て部分Pになっている。
この変形例2の自動ドア用倒れ止め金具6は、垂直固定板部70に対する対向板部81の角度の調整に加えて、2箇所の一対の溝部81aうちのいずれか1箇所の一対の溝部81aに選択して、突き当て板部82の垂直固定板部70への組み付け位置を調整し、さらには、突き当て位置調整アタッチメント90を突き当て板部82に連結することによって、突き当て部分Pの位置をより広い調整範囲で調整することができ、結果的に、より多くの仕様の本体フレーム10に適用することができる。
なお、変形例2では、一対の溝部81aが対向板部81の両端縁面に沿って互いに離間された2箇所に形成されるものを例示したが、これに限らず、一対の溝部81aが対向板部81の両端縁面に互いに離間された複数箇所に設けられていればよい。例えば、一対の溝部81aが対向板部81の両端縁面に2箇所以上形成されるようにしても構わない。
また、本発明の実施例および変形例に係る自動ドア用倒れ止め金具1−6は、エンジンケース21に自動ドア用倒れ止め金具1−6を1つ取り付けるものを例示したが、これに限らず、エンジンケース21に複数の自動ドア用倒れ止め金具1−6を設けるようにしてもよい。
また、本発明の実施例および変形例に係る自動ドア用倒れ止め金具1−6は、自動ドア用倒れ止め金具1−6を本体フレーム10に突き当てるものを例示したが、本体フレーム10の仕様によっては、本体フレーム10に自動ドア用倒れ止め金具1−6を突き当てることができないものもある。この場合、例えば、図16に示すように、例えば、実施例3の自動ドア用倒れ止め金具4の突っ張り部80の突き当て部分側の端部をビスBによって本体フレーム10に固定して対応するようにしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1、2、3、4、5、6 自動ドア用倒れ止め金具
10 本体フレーム
11 ドア
12 点検カバー
20 エンジンユニット
21 エンジンケース
21a ガイドレール
21b 垂直方向壁
21c 固定用ネジ保持部
21d 固定用ネジ
21e ナット
22 駆動プーリー
23 従動プーリー
24 ベルト
25 連結具
25a 戸車
26 駆動部
30、70 垂直固定板部
31 固定用溝
32 ネジ挿通孔
40、50、80 突っ張り部
41、51 屈曲板状部
41a、51a、81 対向板部
41b、51b、82 突き当て板部
51c ネジ挿通孔
42 蝶番
43、60、83 突き当て位置調整部
43a ネジ孔
43b ネジ
44 弾性部材
61 スペーサ用板
61a ネジ挿通用切り欠き部
71 垂直板部
72 回動支持片部
81a 溝部
82a ネジ挿通孔
90 突き当て位置調整アタッチメント
90a ネジ挿通孔
100 自動ドア
B ビス
P 突き当て部分

Claims (4)

  1. ドアを開閉するための駆動部が取り付けられたエンジンケースが本体フレームに内蔵されてなる自動ドアの前記エンジンケースが傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具であって、
    前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直固定板部と、
    前記エンジンケースが垂直方向から傾くことを阻止するように前記垂直固定板部と前記本体フレームとの間での突っ張り部分となり、かつ、前記本体フレームの異なる仕様に応じて前記本体フレームへの突き当て部分の位置が調整可能に設けられた突っ張り部と、
    を有してなり、
    前記突っ張り部は、
    一端部に前記突き当て部分が設けられるように板状部材が屈曲された屈曲板状部と、
    前記屈曲板状部が前記垂直固定板部に連結される部分となる蝶番と、
    前記蝶番を閉じた状態で前記屈曲板状部の前記垂直固定板部に対向される部分となる対向板部に貫通形成されたネジ孔および該ネジ孔に挿通されるネジを有し、前記対向板部の前記垂直固定板部に対する角度が前記ネジ孔に挿通された前記ネジの前記対向板部の前記垂直固定板部側の面からの突出量によって調整されることによって、前記突き当て部分の位置が調整される突き当て位置調整部と、
    を有してなることを特徴とする自動ドア用倒れ止め金具。
  2. ドアを開閉するための駆動部が取り付けられたエンジンケースが本体フレームに内蔵されてなる自動ドアの前記エンジンケースが傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具であって、
    前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直固定板部と、
    前記エンジンケースが垂直方向から傾くことを阻止するように前記垂直固定板部と前記本体フレームとの間での突っ張り部分となり、かつ、前記本体フレームの異なる仕様に応じて前記本体フレームへの突き当て部分の位置が調整可能に設けられた突っ張り部と、
    を有してなり、
    前記突っ張り部は、
    一端部に前記突き当て部分が設けられるように板状部材が屈曲された屈曲板状部と、
    前記屈曲板状部の前記垂直固定板部に対向される部分となる対向板部と前記垂直固定板部との間に挟持される1または複数のスペーサ用板によって前記突き当て部分の位置が調整される突き当て位置調整部と、
    を有してなることを特徴とする自動ドア用倒れ止め金具。
  3. ドアを開閉するための駆動部が取り付けられたエンジンケースが本体フレームに内蔵されてなる自動ドアの前記エンジンケースが傾くことを阻止する自動ドア用倒れ止め金具であって、
    前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直固定板部と、
    前記エンジンケースが垂直方向から傾くことを阻止するように前記垂直固定板部と前記本体フレームとの間での突っ張り部分となり、かつ、前記本体フレームの異なる仕様に応じて前記本体フレームへの突き当て部分の位置が調整可能に設けられた突っ張り部と、
    を有してなり、
    前記垂直固定板部は、
    前記エンジンケースの垂直方向壁に沿って固定される垂直板部と、
    前記垂直板部の下部表面から舌片状に突設され、前記突っ張り部を回動可能に支持する部分となる一対の回動支持片部と、
    を有してなり、
    前記突っ張り部は、
    一端部に前記突き当て部分が設けられるように板状部材が屈曲されてなり、
    前記一対の回動支持片部の各回動支持片部が嵌入可能な一対の溝部が両端縁面に形成され、前記一対の溝部に前記一対の回動支持片部が嵌入されることによって前記垂直板部に対向配置される対向板部と、
    前記対向板部に貫通形成されたネジ孔および該ネジ孔に挿通されるネジを有し、前記対向板部の前記垂直板部に対する角度が前記ネジ孔に挿通された前記ネジの前記対向板部の前記垂直板部側の面からの突出量によって調整されることによって、前記突き当て部分の位置が調整される突き当て位置調整部と、
    を有してなることを特徴とする自動ドア用倒れ止め金具。
  4. 前記突っ張り部は、
    前記一対の溝部が前記対向板部の前記両端縁面に沿って互いに離間された複数箇所に設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の自動ドア用倒れ止め金具。
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