JP5348644B2 - 収納装置及びヒンジ装置 - Google Patents

収納装置及びヒンジ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5348644B2
JP5348644B2 JP2007287950A JP2007287950A JP5348644B2 JP 5348644 B2 JP5348644 B2 JP 5348644B2 JP 2007287950 A JP2007287950 A JP 2007287950A JP 2007287950 A JP2007287950 A JP 2007287950A JP 5348644 B2 JP5348644 B2 JP 5348644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
base
base piece
fixed
hanging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007287950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009114711A (ja
Inventor
雅昭 服部
義人 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP2007287950A priority Critical patent/JP5348644B2/ja
Publication of JP2009114711A publication Critical patent/JP2009114711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5348644B2 publication Critical patent/JP5348644B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hinges (AREA)

Description

本発明は、筐体と扉の間をヒンジ装置を用いて簡単かつ適切な調節機能の下に連結した収納装置、或いはこれを広く部材同士の開閉部分に適用した開閉装置、及び、そのためのヒンジ装置に関するものである。
ヒンジ装置を用いた扉の取付構造として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。
このものは、固定部と、この固定部に対して鉛直軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を用い、前記固定部を前面が開口する筐体の側板にねじにより固定し、前記可動部の先端部を前記開口を閉塞する扉の裏面に取り付けることにより、前記扉を開閉自在に筐体に取付けている。
特開2005−282253号公報
ところで、この種のヒンジ装置には、鉛直軸による可動部の位置を幅方向に変更可能として、吊位置を調節できるようにしたものがあり、特に両開きの扉などでは、扉間に生じる目地の不均一状態を解消できるなどの効果的がある。この場合の調節部としては、例えば固定部と側板の内面との間にストッパやスペーサなどの規制部材を介在させ、側板の外面から挿通したねじで固定部を引き寄せてその規制部材に押し付けるように固定して、その規制部材の規制位置をねじ送り等により可変とする構造が常套手段として考えられる。
しかしながら、単にこのような構造であると、位置調節の際に、一旦固定部を止着しているねじを緩め、その状態で規制部材の規制位置を別のねじによるねじ送り作用等によって調節して、再度固定部を止着するという作業を、扉の状態を確認しながら、場合によっては繰り返し行わなければならない。したがって、調節作業が面倒であり、また、固定部を緩めている最中に扉の荷重がヒンジ装置に不適切に作用することも好ましくない。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、固定部を緩めずとも、ヒンジ装置の吊位置を幅方向に適切に調節できるようにした収納家具等を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の収納装置は、固定部と、この固定部に対して鉛直軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を用い、前記固定部を前面が開口する筐体の側板に固定し、前記可動部の先端部を前記開口を閉塞する扉の裏面に取り付けたものにおいて、
前記固定部を、前記側板に止着具を介して緊締される基片と、この基片に対して第2の鉛直軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を鉛直軸回りに取り付けるとともに、前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記鉛直軸の位置を幅方向に調節可能としたことを特徴とする。
このように構成すれば、基片を側板に固定した状態のままで、調節部を通じて基片に対する吊片の相対位置を変化させ、これにより鉛直軸の位置を幅方向に調節することができるので、調節の度に基片を締めたり緩めたりする必要がない。このため、調節作業を効率良く行うことができる。また、常に扉を適正に支持した状態で調節作業を行えるため、調節中に扉の支持状態が不適切となる事態も有効に解消することができる。
また、吊片は、基片に対して基端を第2の鉛直軸回りに枢着され先端側に前記可動部を鉛直軸回りに取り付けたものとしているために、調節時のスムーズな作動を得ることができる。
また本発明は、固定部と、この固定部に対して軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を用い、前記固定部を第1の部材に固定し、前記可動部を第2の部材に固定している開閉装置に広く一般に適用できて、前記固定部を、前記第1の部材に止着具を介して緊締される基片と、この基片に対して第2の軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を軸回りに取り付けるとともに、前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記軸の位置を基片の長手方向と略直交する方向に調節可能とすることにより、収納装置の場合と同様の作用効果を奏することができる。
このように、固定部を基片と吊片から構成しても、必要な耐荷重を適切に得るためには、基片又は吊片の少なくとも一部に、上下方向の重合部を設けておくことが望ましい。
固定部全体が嵩張ることを適切に防止するためには、吊片を横向きに開口するチャネル状のものにして、その内部に基片を相対回動可能に嵌め込んでいることが好ましい。
また本発明は、固定部と、この固定部に対して軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を用い、前記固定部を第1の部材に固定し、前記可動部を第2の部材に固定している開閉装置に広く一般に適用できて、前記固定部を、前記第1の部材に止着具を介して緊締される基片と、この基片に基端を軸回りに枢着され先端側に前記可動部を鉛直軸回りに取り付けた吊片とから構成し、この吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けることにより、収納装置の場合と同様の作用効果を奏することができる。
また本発明は、固定部と、この固定部に対して軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置に広く一般に適用できて、
前記固定部を、基片と、この基片に対して第2の軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を軸回りに取り付けるとともに、前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記軸の位置を基片の長手方向と略直交する方向に調節可能とすることにより、収納装置や開閉装置に用いた場合に上記と同様の作用効果を奏することができる。
そして、これらの場合にも、叙述した個々の具体的な手段を同様に講じることが可能である。
本発明は、以上説明した構成であるから、ヒンジ装置の固定部を基片と吊片に分割し、基片を対象物に取り付けて吊片の位置を調節部において調節可能とするだけで、扉などの部材の幅方向の吊位置を簡単な作業で適切に調整できるという、簡易にして優れた効果を奏することとなる。
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は、この実施形態のヒンジ装置を適用した収納装置を示す。
この収納装置は、前面が開口する筐体1の前面に、その両側板11、11、上面板12および底板13
の前端面全体を覆う扉16が、上下1 対のヒンジ装置A、Aによって支持されており、図1 に示す閉止位置から、図2に示すほぼ90°の状態を経て、180° 回転した全開位置に移動可能となるように構成されている。筐体1の側板11には、前端側に開口する空洞部Spが設けられている。
各ヒンジ装置Aは、図3〜図7に示すように、前記空洞部Spに挿入されて側板11の内面11aに固定される固定部20と、この固定部20に対して可変とされた可動部である持ち出しリンク機構Xとを具備し、この持ち出しリンク機構Xの先端側に扉16を取り付けたものである。
持ち出しリンク機構Xは、補助リンク31、シーソーリンク36、主リンク42、及び先端リンク48を備えてなる。
つまり、この持ち出しリンク機構Xは、筐体1側に起点である軸46を有する主リンク42の先端側において、当該主リンク42と扉16側に装着されるカップホルダ52との間を、軸41,44,50,57からなる4点リンクで接続するとともに、補助リンク31をその4点リンクにシーソーリンク36及び軸38を介して係り合わせている。
カップホルダ52は扉16の内側面に固定されて扉16と持ち出しリンク機構Xとを連結する役割をなす部材であり、前記各リンク31、36、42、48が折り畳まれた図10の状態でそのほぼ全てを収納できるものであって、一端部52aを開口し、他端部52bを閉じた所定長さの断面コ字形部材の両側部に、扉16の内側面と平行の取付部53が形成されている。扉16には、吊元側縁部16aの端面の一部から裏面に至る部位に方形の切欠16xが形成されており、カップホルダ52の内空はこの切欠16xに臨んでいる。取付部53にはねじ挿通孔54が穿設され、奥壁にはリブを利用して前述した軸41,57を所定位置で挿通する軸穴が所定の間隔で穿設されている。
そして、図5に示す扉閉止時には、持ち出しリンク機構Xを構成する各リンク31、42等を折り畳んで前記カップホルダ52の内部にほぼ収納し、図6に示す略90°開成時には少なくとも主リンク42及び補助リンク31は固定部20の長手方向の延長線上にまで展開され、更に、扉16が90°を越えて図7に示す180°開成位置に近づくにつれて、主リンク42及び補助リンク31が長手方向の延長線よりも外方側へ折曲回動する。そして、180°開成位置の手前の位置あたりから、主リンク42とカップホルダ52とを接続する4点リンクのうちの3点41,44,50がほぼ直線状となるように潰れて、持ち出しリンク機構X全体は主リンク42或いは補助リンク31の起点である軸46、33回りに回動しながら、扉16が厚み方向に移動することとなる。
したがって、扉16を最大限度で開いたときは、補助リンク31は主リンク42とともに固定部20の長手方向の延長線よりも外方側へ大きく折曲回動して、先端を隣接する筐体1の前方に迫り出させ、扉16は隣接する扉16の前面に密接に対面させられる。扉16の吊元側縁部16aの端面の一部から裏面に至る部位には前述したように切欠16xが形成されているため、持ち出しリンク機構Xはこの切欠16xを介して筐体1と扉16との連結状態を維持している。
図中符号31a、36a等は、リンク機構Xの作動中に周辺の軸等との干渉を避けるためにリンク31,36に設けた切欠である。
そして、この実施形態では、かかるヒンジ装置Aの固定部20を、図8及び図9に示すように、取付面211を有し前記側板11の内面11aに止着具たるねじv1を介して緊締される基片201と、この基片201に係った状態を維持して位置変更可能な吊片202とから構成し、前記基片201に対する前記吊片202の相対位置を可変とする調節部203を設けて、吊片202に設定した前記軸としての鉛直軸46、33の位置を図9→図10のように幅方向に調節可能としている。
吊片202は、基端を第2の軸としての第2の鉛直軸202x回りに枢着され先端側に前記可動部たる持ち出しリンク機構Xを鉛直軸46,33を介して取り付けたものであり、調節部203は、この吊片202の角度を前記基片201に対して可変とすべく、基片201に回転可能かつ軸方向移動不能に設けた送りねじv2と、吊片202に設けたねじ孔221とを具備し、その送りねじv2によって基片201に対する吊片202の角度を変更可能としている。
この吊片202は、立壁222の上下に水平壁223を対向させた、横向きに開口するチャネル状のもので、その内部に、取付面211の上下に水平面213を形成した横向きに開口するチャネル状の基片201を相対移動可能に嵌め込んでいる。取付面211にはねじv1の螺合するねじ孔211aが開口している。
このように、鉛直軸46、33による可動部たる持ち出しリンク機構Xの吊り位置が幅方向に変更可能であると、扉16の吊位置を調節できるため、例えば図11(a)に示すように両開きの扉16,16間の目地が上下で不均一な場合に、上下に対をなすヒンジ装置Aを前述した調節部203を通じて調節すれば、同図(b)に示すように扉16,16間に生じる目地の不均一状態を解消できることができる。
また、この実施形態において前述した切欠16xは、扉16の裏面から側端面に亘る部位に設けてあるため、そのままだと閉扉時に図5に示すように扉16の側端面に切欠16xが内部のリンク機構Xの機構部品とともに露出して、収納装置の外観が損なわれる。
そこで、この実施形態は、前記固定部20の吊片202と可動部たる持ち出しリンク機構Xとを連結する鉛直軸46、33のうちの鉛直軸46に、図1に示すように閉扉時に扉16の側端面の切欠16xを閉塞するカバー体Cを取り付けている。
このカバー体Cは、図12に示すように、前記切欠16xの矩形形状よりも僅かに小さめの矩形状をなす面材c1と、この面材c1の一側面における一方の縁部よりに設けた弾性係合部c2〜c4とを具備している。図9等に示すように、固定部20の吊片202は筐体1の側板11から前方に鉛直軸46を持ち出すべく立壁222を含む先端部が側板11の空洞Spから前方に突出した状態にあるため、弾性係合部c2〜c4を図13に示すように固定部20の長手方向から前記鉛直軸46に押し付けることによって、弾性係合部c2とc3、c4との間が鉛直軸46により押し開かれて弾性変形しつつ当該鉛直軸46に嵌合するようになっている。そして、その位置で図14(a)に矢印で示すように平面視略90°回転させることによって、同図(b)に示すように面材c1の内面を固定部20の吊片202の立壁222に添設させて所定姿勢で取り付けることができるようにしている。
なお、このカバー体Cには、鉛直軸46に臨む位置に弾性規制片c5が設けてある。この規制片c5は、カバー体Cの前記所定姿勢において、その一部ccが図14(b)に示すように立壁222の内面に弾性により係合するようにしてあり、この弾性規制片c5により、面材c1が同図中矢印で示すように厚み方向に沿って鉛直軸46から抜脱することを規制し、前記とは逆方向に一旦回転させない限り、取り外すことが難しいものとなっている。
このようなカバー体Cを取り付けると、図14に示す開扉時にカバー体Cは筐体1の側板11の前面に、側方に対して当該側板11の空洞Spを隠蔽した状態で付帯することとなり、この状態から扉16を図15→図16→図17のように閉扉位置まで回動させると、扉16の側端面に設けた切欠16xに対して相対的にカバー体Cが、その面材c1を当該側端面と略面一とするまで切欠16c内に嵌り込んで、当該切欠16cとともに内部の持ち出しリンク機構Xの機構部品を閉塞するものとなっている。
以上のように、本実施形態の収納装置は、固定部20と、この固定部20に対して鉛直軸46,33まわりに作動可能な可動部たる持ち出しリンク機構Xとを有するヒンジ装置Aを用い、前記固定部20を前面が開口する筐体1の側板11に固定し、前記持ち出しリンク機構Xの先端部を前記開口を閉塞する扉16の裏面に取り付けたものである。そして、前記固定部20を、側板11にねじv1を介して緊締される基片201と、この基片201に対して第2の鉛直軸202x回りに基端を枢着される吊片202とから構成し、当該吊片202の先端側には持ち出しリンク機構Xを鉛直軸46,33回りに取り付けるとともに、前記吊片202の角度を前記基片201に対して可変とする調節部203を設けて、前記基片201に前記吊片202の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片202に設定した前記鉛直軸46、33の位置を幅方向に調節可能としたものである。
このように構成すれば、基片201を側板11に固定した状態のままで、調節部203を通じて基片201に対する吊片202の相対位置を変化させ、これにより鉛直軸46,33の位置を幅方向に調節することができるので、調節の度に基片201を締めたり緩めたりする必要がない。このため、調節作業を効率良く行うことができる。また、常に扉16を適正に支持した状態で調節作業を行えるため、調節中に扉16の支持状態が不適切となる事態も有効に解消して、平易かつ確実に作業を行うことが可能となる。
そして、吊片202は、基片201に対して基端を第2の鉛直軸202x回りに枢着され先端側に前記可動部たる持ち出しリンク機構Xを鉛直軸46,33回りに取り付けたものであり、調節部203は、この吊片202の角度を前記基片201に対して可変とするものであるので、かかる回転動作を利用して調節時のスムーズな作動を得ることができる。
その調節部203は、基片201に回転可能かつ軸方向移動不能に設けた送りねじv2と、吊片202に設けたねじ孔221とを具備し、特にこの実施形態では1本の送りねじv2に対する操作のみによって基片201に対する吊片202の角度を変更可能としているので、工具を用いて極めて簡単に調節作業を行うことができる。
また、基片201や吊片202に水平面213や水平壁223を設けて上下方向の重合部を形成するようにしており、吊片202に掛かる荷重をその重合部を介して側板11に確実に支持させることができるので、所要の強度を有効に確保することができる。
特に、吊片202を横向きに開口するチャネル状のものにして、その内部に基片201を相対回動可能に嵌め込んでおり、吊片202の内部に基片201が収容されるので、固定部20全体を極力コンパクトに構成して、側板11の空洞Spのように取付スペースが小さい場合にも有効に適用して作動させることができる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、ヒンジ装置の可動部、或いはその全体の構成自体は、本発明には直接関係するものではなく、固定部と、この固定部に対して鉛直軸まわりに作動可能な可動部とを有するものであれば、種々のヒンジ装置を対象とすることができる。
また、本発明は上記のような収納装置以外にも、固定部と可動部をヒンジ装置で連結している種々の開閉装置に適用することができる。
すなわち、開閉装置が、固定部と、この固定部に対して軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を用い、前記固定部を第1の部材に固定し、前記可動部を第2の部材に固定したものであるならば、前記固定部を、前記第1の部材に止着具を介して緊締される基片と、この基片に対して第2の軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を軸回りに取り付けるとともに、前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記軸の位置を基片の長手方向と略直交する方向に調節可能としておけばよい。
また、開閉装置への適用以前の状態において、固定部と、この固定部に対して軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を構成するにあたり、前記固定部を、基片と、この基片に対して第2の軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を軸回りに取り付けるとともに、前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記軸の位置を基片の長手方向と略直交する方向に調節可能としておけばよい。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る収納装置の斜視図。 同収納装置を開扉状態において示す斜視図。 同収納装置に適用されたヒンジ装置の斜視図。 同ヒンジ装置で筐体の側板と扉との間を接続した状態を示す斜視図。 同ヒンジ装置の作動を説明するための説明図。 同ヒンジ装置の作動を説明するための説明図。 同ヒンジ装置の作動を説明するための説明図。 同ヒンジ装置の吊位置を調節する調節部の構成を示す斜視図。 同調節部の調節機能を説明する図。 同調節部の調節機能を説明する図。 同調節部の調節機能を説明する図。 同実施形態において扉の切欠を閉塞するカバー体の斜視図。 同カバー体の取付手順を示す図。 同カバー体の取付手順を示す図。 同カバー体の作用説明図。 同カバー体の作用説明図。 同カバー体の作用説明図。
符号の説明
1…筐体
11…側板
20…固定部
33,46…鉛直軸
201…基片
202…吊片
202x…第2の鉛直軸
203…調節部
221…ねじ孔
v2…送りねじ
X…可動部(持ち出しリンク機構)

Claims (6)

  1. 固定部と、この固定部に対して鉛直軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を用い、前記固定部を前面が開口する筐体の側板に固定し、前記可動部の先端部を前記開口を閉塞する扉の裏面に取り付けたものにおいて、
    前記固定部を、前記側板に止着具を介して緊締される基片と、この基片に対して第2の鉛直軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を鉛直軸回りに取り付けるとともに、
    前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記鉛直軸の位置を幅方向に調節可能としたことを特徴とする収納装置。
  2. 調節部が、基片に回転可能かつ軸方向移動不能に設けた送りねじと、吊片に設けたねじ孔とを具備し、その送りねじによって基片に対する吊片の角度を変更可能としたものである請求項記載の収納装置。
  3. 基片又は吊片の少なくとも一部に、上下方向の重合部を設けている請求項1又は2記載の収納装置。
  4. 吊片を横向きに開口するチャネル状のものにして、その内部に基片を相対回動可能に嵌め込んでいる請求項記載の収納装置。
  5. 固定部と、この固定部に対して軸まわりに作動可能な可動部とを有するヒンジ装置を用い、前記固定部を第1の部材に固定し、前記可動部を第2の部材に固定したものにおいて、
    前記固定部を、前記第1の部材に止着具を介して緊締される基片と、この基片に対して第2の軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を軸回りに取り付けるとともに、
    前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記軸の位置を基片の長手方向と略直交する方向に調節可能としたことを特徴とする開閉装置。
  6. 固定部と、この固定部に対して軸まわりに作動可能な可動部とを有するものであって、前記固定部を、基片と、この基片に対して第2の軸回りに基端を枢着される吊片とから構成し、当該吊片の先端側には前記可動部を軸回りに取り付けるとともに、
    前記吊片の角度を前記基片に対して可変とする調節部を設けて、前記基片に前記吊片の基端が枢着された状態を維持しつつ相対位置を可変とし、吊片に設定した前記軸の位置を基片の長手方向と略直交する方向に調節可能としたことを特徴とするヒンジ装置。
JP2007287950A 2007-11-05 2007-11-05 収納装置及びヒンジ装置 Active JP5348644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007287950A JP5348644B2 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 収納装置及びヒンジ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007287950A JP5348644B2 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 収納装置及びヒンジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009114711A JP2009114711A (ja) 2009-05-28
JP5348644B2 true JP5348644B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=40782154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007287950A Active JP5348644B2 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 収納装置及びヒンジ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5348644B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5413832B2 (ja) * 2009-08-31 2014-02-12 コクヨ株式会社 ラッチ装置及び収納家具
AT516783B1 (de) * 2015-02-13 2017-05-15 Blum Gmbh Julius Stützvorrichtung für eine Möbelklappe
ES2939941T3 (es) * 2015-04-30 2023-04-28 Salice Arturo Spa Bisagra para hojas de muebles que se abren hacia abajo

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2746847B2 (ja) * 1994-11-29 1998-05-06 コクヨ株式会社 多節ヒンジ装置
JP2000120318A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Kyoei Ind Co Ltd 家具等における扉の蝶番
JP3853721B2 (ja) * 2002-10-01 2006-12-06 スガツネ工業株式会社 機器用ケース
JP3702884B2 (ja) * 2003-05-09 2005-10-05 豊國工業株式会社 家具等の扉の蝶番機構
JP4205619B2 (ja) * 2004-03-30 2009-01-07 株式会社岡村製作所 扉の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009114711A (ja) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5295774B2 (ja) 回転開き戸を開口し且つ保持する装置
US9181743B2 (en) Door opening/closing device unit and method for mounting the same
JP6337047B2 (ja) 抽斗スライドレールキット、及び、取付デバイス
JP4996955B2 (ja) 開閉装置
JP2014515442A (ja) ヒンジ
KR100722838B1 (ko) 냉장고용 커뮤니케이션패드 장착구조
BR112020008670B1 (pt) Parede lateral para um corpo de móvel e móvel com um corpo de móvel
JP5348644B2 (ja) 収納装置及びヒンジ装置
JP5294189B2 (ja) 収納装置、ヒンジ装置、及びカバー体
KR20090013348A (ko) 디스플레이장치용 지지장치 및 이를 갖춘 디스플레이장치
KR101847682B1 (ko) 가구힌지용 가동형 취부판
KR102258640B1 (ko) 팬 장치
US20040128794A1 (en) Adjustable hinge
KR101609872B1 (ko) 도어 개폐용 경첩
CA2990595C (en) Hidden hinge
JP5654790B2 (ja) 調整蝶番
JP6771052B2 (ja) スライドレール機構
KR200364211Y1 (ko) 강의용 디스플레이장치의 힌지기구
JP2006104680A (ja) ダンパホルダ
JP2004360180A (ja) 家具扉の開閉装置
JP2011106139A (ja) ガラス扉用ヒンジ
JP4932445B2 (ja) 扉の取付構造
JPWO2019163342A1 (ja) ヒンジ
JP2007321432A (ja) 引戸装置
JP4318285B2 (ja) ヒンジ及びヒンジユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5348644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250