JPH0751705Y2 - 回転式スイッチ - Google Patents

回転式スイッチ

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JPH0751705Y2
JPH0751705Y2 JP11221490U JP11221490U JPH0751705Y2 JP H0751705 Y2 JPH0751705 Y2 JP H0751705Y2 JP 11221490 U JP11221490 U JP 11221490U JP 11221490 U JP11221490 U JP 11221490U JP H0751705 Y2 JPH0751705 Y2 JP H0751705Y2
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JP
Japan
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shaft
pair
rotary switch
spring
housing
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JP11221490U
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English (en)
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JPH0468319U (ja
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成史 杉浦
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、回転式スイッチに関し、特にその操作フィー
リングの改善手段及びセンターずれの防止手段に関す
る。
[従来の技術] 従来から、回転により接点を開閉する回転式スイッチが
知られている。
第2図には、一従来例に係る回転式スイッチの構成が示
されており、第2図(a)には斜視外観が、第2図
(b)には断面が、それぞれ示されている。
第2図(a)に示されるように、回転式スイッチ10はハ
ーネス12を介して制御対象とする装置に接続されてい
る。また、回転式スイッチ10の一端にはシャフト14を介
してダイヤルノブ16が設けられている。すなわち、ダイ
ヤルノブ16を回動させることによりこの回転力がシャフ
ト14を介して回転式スイッチ10の内部にある接点に加わ
り、これに応じて接点が開閉する。これにより、回転式
スイッチ10にハーネス12を介して接続されている制御対
象装置が制御されることとなる。
第2図(b)には、第2図(a)に示される回転式スイ
ッチ10の縦断面が示されている。なお、この図において
は図の簡略化のためダイヤルノブ16等は省略されてい
る。
この図に示されるように、回転式スイッチ10は、本体18
及び蓋体20から構成されるハウジング内に、シャフト14
の先端部22及び基板24を収納した構成である。すなわ
ち、本体18に蓋体20が嵌合固定されて構成されるケース
内には表面に固定接点26を有する基板24が配置され、さ
らにこの基板24と対向する位置にシャフト14の先端部22
が配置される。シャフト14の先端部22には、接点バネ28
を収納する接点バネ収納孔30が穿設されている。接点バ
ネ28の先端には可動接点32が固定されており、この可動
接点32は固定接点26と対向当接する位置に配置される。
従って、接点バネ28は可動接点32を固定接点26に対して
押止することとなる。
このような構成の回転式スイッチ10において、シャフト
14を回動させると可動接点32が固定接点26に対して摺動
することとなる。従って、この摺動に伴い可動接点32と
固定接点26との接触が開離するよう両者を配置しておけ
ば、シャフト14の回動によって開閉されるスイッチが構
成されることとなる。
また、この回転式スイッチ10においては、シャフト14の
先端部22の側面にスプリング収納孔34が穿設されてい
る。スプリング収納孔34内には、節度用スプリング36が
収納されている。節度用スプリング36は、所定の重量を
有するボール38をシャフト14の中心軸に対して垂直方向
に、すなわち蓋体20の側壁方向に押止する。
このボール38は、シャフト14を回動させる際の節度フィ
ーリングを向上させる機能を有している。すなわち、シ
ャフト14を回動させると節度用スプリング36の付勢によ
ってボール38が振動する。これにより、いわゆる節度フ
ィーリングが向上することとなる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来においては、節度用スプリングによ
って蓋体の側壁に押止されるボールが金属から形成され
ているため、操作フィーリングがよくなく、ねっとり感
が不足するという問題点があった。
また、節度用スプリングがシャフトから見て片側にのみ
設けられているため、節度用スプリングの復元力により
シャフトのセンターがずれるおそれがある。
本考案はこのような問題点を解決することを課題として
なされたものであり、操作フィーリングにねっとり感を
加え、シャフトのセンターずれを引き起こす力を削減す
るように、より異音の無い動作を可能とする回転式スイ
ッチを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本考案は、軸部の先
端に径が拡大した先端部が設けられ、先端部の端面には
可動接点が設けられ、先端部の側面には所定寸法のスプ
リング収納孔が軸対称の位置に対で穿設され、回転操作
されるシャフトと、内面に固定接点が設けられ、シャフ
トの回転操作に伴い可動接点が固定接点に摺動当接する
ようシャフトの先端部を収納するハウジングと、シャフ
トのスプリング収納孔内にそれぞれ収納される一対の節
度用スプリングと、前記一対の節度用スプリングにより
ハウジング側壁方向に付勢される一対の押止片とを備え
た回転式スイッチであって、前記一対の押止片の少なく
とも一方を弾性部材で形成することによりハウジング側
壁との間での摩擦を大きくすることを特徴とする。
[作用] 本考案の回転式スイッチにおいては、シャフトにおいて
軸対称の位置に対をなしてスプリング収納孔が設けら
れ、この収納孔内に収納される節度用スプリングにより
それぞれ押止片がハウジング側壁方向に付勢される。
この結果、シャフトに対して加わる力のうち、その先端
ずれを引き起こす力が相殺されることになる。これによ
り、節度用スプリングについて従来より細かな荷重調整
を行うことが可能になり、荷重−ストロークのコントロ
ールが可能になる。
また、対をなすスプリング収納孔のうち、少なくとも片
方に係る押止片が弾性部材から形成されるため、従来の
金属による押止片に比べ摩擦が大きくなり、操作フィー
リングにおけるねっとり感が増大する。また、弾性部材
であるため、異音が発生することが少なく、より使用性
の高い回転式スイッチとなる。
[実施例] 以下、本考案の好適な実施例について図面に基づいて説
明する。なお、第2図に示される従来例と同様の構成に
は同一の符号を付し説明を省略する。
第1図には、本考案の一実施例に係る回転式スイッチの
構成が示されている。この図に示される実施例は、第2
図に示される従来例に加え、更に一組のスプリング収納
孔34、節度用スプリング36及びパッド40を設けた構成で
ある。新たに設けられたスプリング収納孔34は、従来に
おいても設けられていたスプリング収納孔34と対をなす
位置に、すなわちシャフト14について軸対称な位置に穿
設されている。また、新たに設けられたスプリング収納
孔34に係るパッド40はゴムにより弾丸状に形成されてい
る。
従って、シャフト14の回動が行われる際、パッド40に係
る摩擦がボール38に係る摩擦より大きいため、従来のボ
ール38のみの回転式スイッチに比べねっとり感が向上す
る。
また、シャフト14の軸対称位置に対をなして設けられた
スプリング収納孔34において節度用スプリング36により
ボール38又はパッド40が押圧されるため、従来において
片側の節度用スプリング36の押圧力によって生じていた
シャフト14の傾き、いわゆるセンサーずれが防止され
る。これは、対をなす節度用スプリング36によるボール
38又はパッド40の付勢に係る力が釣り合うためである。
なお、この実施例においては、パッド40がゴムで形成さ
れているが、これは他の弾性部材、例えばエラストマ等
により置き換えても構わない。通常、外気温によってゴ
ム等は収縮等の影響を受ける。しかし、この実施例にお
いては節度用スプリング36により押圧されているため、
該気温変化に起因する操作フィーリングの変化は大きい
ものではない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、シャフトの軸対
称位置に対をなしてスプリング収納孔を穿設し、このス
プリング収納孔内にそれぞれ節度用スプリングを収納し
て押止片をハウジング側壁方向に付勢するようにしたた
め、シャフトのセンターずれが防止される。また、対を
なす押止片のうち少なくとも片方を弾性部材により形成
するようにしたため、シャフト回動時の摩擦が大きくな
り、いわゆるねっとり感が向上した操作フィーリングの
良い回転式スイッチが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る回転式スイッチの構
成を示す断面図、 第2図は、一従来例に係る回転式スイッチの構成を示す
図であって、第2図(a)は斜視外観を、第2図(b)
は断面を示す図である。 10……回転式スイッチ 14……シャフト 20……ハウジング 22……先端部 26……固定接点 32……可動接点 34……スプリング収納孔 36……節度用スプリング 38……ボール 40……パッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸部の先端に径が拡大した先端部が設けら
    れ、先端部の端面には可動接点が設けられ、先端部の側
    面には所定寸法のスプリング収納孔が軸対称の位置に対
    で穿設され、回転操作されるシャフトと、 内面に固定接点が設けられ、シャフトの回転操作に伴い
    可動接点に摺動当接するようシャフトの先端部を収納す
    るハウジングと、 シャフトのスプリング収納孔内にそれぞれ収納される一
    対の節度用スプリングと、 前記一対の節度用スプリングによりハウジング側壁方向
    に付勢される一対の押止片とを備え、 前記一対の押止片の少なくとも一方を弾性部材で形成す
    ることによりハウジング側壁との間での摩擦を大きくす
    ることを特徴とする回転式スイッチ。
JP11221490U 1990-10-25 1990-10-25 回転式スイッチ Expired - Lifetime JPH0751705Y2 (ja)

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JP11221490U JPH0751705Y2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 回転式スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

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JP11221490U JPH0751705Y2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 回転式スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0468319U JPH0468319U (ja) 1992-06-17
JPH0751705Y2 true JPH0751705Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31859716

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JP11221490U Expired - Lifetime JPH0751705Y2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 回転式スイッチ

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JPH0468319U (ja) 1992-06-17

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