JPH0751235Y2 - スライドユニットのストローク調整装置 - Google Patents

スライドユニットのストローク調整装置

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JPH0751235Y2
JPH0751235Y2 JP4883391U JP4883391U JPH0751235Y2 JP H0751235 Y2 JPH0751235 Y2 JP H0751235Y2 JP 4883391 U JP4883391 U JP 4883391U JP 4883391 U JP4883391 U JP 4883391U JP H0751235 Y2 JPH0751235 Y2 JP H0751235Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
slide table
shock absorber
slide
adjusting device
stroke adjusting
Prior art date
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Application number
JP4883391U
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English (en)
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JPH04133550U (ja
Inventor
光雄 野田
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、直線往復移動するスラ
イドテーブルを有するスライドユニットにおける、スラ
イドテーブルのストローク調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記のようなスライドユニットは、実開
昭61−141030号公報に提案されているように、
スライドテーブルをユニット本体のガイドレールに沿っ
て流体圧シリンダなどの駆動手段により往復直線移動さ
せている。そしてユニット本体両側部のストッパ保持板
に取付けたショックアブゾーバに前記スライドテーブル
を当接させて衝突時の衝撃力が衝突音を吸収させると共
に、前記ストッパ保持板にショックアブゾーバと並設し
たストッパに当接させてスライドテーブルの位置決めを
行なっている。
【0003】前記ガイドレールはユニット本体の長手方
向に沿って両端のストッパ保持板の取付位置まで延長さ
れている。このガイドレール上には締着機構を備えたク
ランプを介して前記、ストッパ保持板がネジ止めされて
おりスライドテーブルのストローク調整時にはストッパ
保持板のネジを緩めクランプのガイドレールへの締着を
解除しストッパ保持板全体を移動してスライドテーブル
の停止位置の変更を行なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記構成によれば、ス
トッパ保持板に螺合した締付ネジを締付けてクランプで
ガイドレールを挾んでストッパ保持板をガイドレールに
止めるので大きな締着力を必要とし、またクランプでガ
イドレールの摺動面が傷付きやすい恐れがあるし、クラ
ンプや取付レール、締ネジ等、取付に要する部品点数が
多く、更にストッパ等をクッションアブゾーバと別々に
取付けなければならない問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案はユニット本体に取付けたガイドレールに沿っ
て、スライドテーブルを往復直線移動するようにしたス
ライドユニットにおけるストローク調整装置において、
スライドテーブルとユニット本体のテーブル移動方向両
側壁の一方の部材に、他方の部材と対向してショックア
ブゾーバの本体自体を、前記テーブル移動方向に位置調
整自在に螺着し、このショックアブゾーバの本体と、前
記他方の部材のテーブル移動方向に対向する端面の何れ
か一方に位置決めダンパを一体に装着して成ることを特
徴とする。
【0006】
【作用】前記構成によればスライドテーブルのストロー
クを調整する時には、ショックアブゾーバ本体と位置決
めダンパとがスライド移動方向の同軸上にある関係なの
でショックアブゾーバ自体を移動方向側への回転操作に
よって調整し位置決めすればよい。又、スライドテーブ
ルの停止時にはショックアブゾーバと位置決めダンパと
で二重に衝撃が吸収されるのでスライドテーブル停止時
の衝撃音が一層小さくなる。
【0007】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照し説明す
る。図1,図2に示すようにスライドユニット1のユニ
ット本体2は、横断面がコの字形にしてあり軸方向、両
側端部には両端を塞ぐように端部側壁3が取付ボルト3
aによって固着してある。この端部側壁3には後述する
スライドテーブル4の移動方向端での衝撃を吸収させる
ショックアブゾーバ5が、そのアブゾーバ本体5aの外
周に刻設されたネジによって螺合してあり固定ナット6
により軸方向に移動自在に螺着してある。
【0008】そしてショックアブゾーバ本体5a先端に
は軸方向移動自在なクッションロッド7が、スライドテ
ーブル4側に向けて突出させてある。又クッションロッ
ド7のすぐ後方にはストッパナット8がショックアブゾ
ーバ本体5aに螺合されており、あらかじめこのストッ
パナット8のスライドテーブル4側端面8aがアブゾー
バ本体5aの端面5bよりスライドテーブル4側の位置
となるように固定ナット9で固定してあり、アブゾーバ
5のクッションロッド7にスライドテーブル4の後述す
るストライカ28が当接した後にストッパナット8がス
ライドテーブル4の位置決めダンパ29と当接してスラ
イドテーブル4を所定位置で停止させるようになってい
る。ショックアブゾーバ本体5aの後端には外周に筋状
の溝が刻設された吸収能力調節ノブ10が設けてある。
【0009】また端部側壁3にはシリンダ20に圧縮空
気を給排するための給排孔21が設けてある。ユニット
本体2内には端部側壁3間に亘って、シリンダチューブ
22が装着されている。その両側端部は端部側壁3によ
って閉止されパッキン等の気密部材によって閉止部の気
密が保持されている。シリンダチューブ22内には複数
の永久磁石を有するピストン23が軸方向に移動自在に
嵌装してある。そしてシリンダチューブ22の外にも複
数の永久磁石を有する外部移動子24が摺動自在に嵌装
してありピストン23を圧力流体によって摺動させると
ピストン23に装着された永久磁石の磁力によってこの
外部移動子24が軸方向に移動するようにしたいわゆる
マグネット式ロッドレスシリンダ20が構成されてい
る。この外部移動子24の上端部は後述のスライドテー
ブル4の下端面に連結してある。
【0010】ユニット本体2内の取付け面2aにはガイ
ドレール25がシリンダ20と平行に取付けられてい
る。そのガイドレール25にはスライドテーブル4の下
端面に取付けボルト26aによって締着されたリニアベ
アリング26が案内されておりスライドテーブル4をガ
イドレール25に沿って直線往復動させるようにしてあ
る。スライドテーブル4の移動方向側の端面4aには、
図3に示すようにショックアブゾーバ本体5aの対向す
る端面5bに向いた部分に凹部27が設けられ、この中
央部の孔27aに焼入、熱処理されたストライカ28が
嵌着してある。このストライカ28の端面28aは凹部
27の縁部27bによって抜けないようカシメ付されて
いる。又、ストライカ28の小径部28bの外周にはリ
ング状の位置決めダンパ29が嵌装されている。この位
置決めダンパ29はポリウレタンゴム等の材料で形成さ
れている。
【0011】次に以上のように構成された装置の作用に
ついて説明する。スライドテーブル4のストローク端で
はショックアブゾーバ5先端のクッションロッド7にス
ライドテーブル4のストライカ28が当接してショック
アブゾーバ5の作用によって衝突時の衝撃が緩和され
る。次いでスライドテーブル4の位置決めダンパ29が
ショックアブゾーバ本体5aのストッパナット8の端面
8aに当って停止し位置決めされる。このようにスライ
ドテーブル4はショックアブゾーバ5と位置決めダンパ
29とにより二重に衝撃を緩和されるので、スライドテ
ーブル4の停止時の衝撃音が小さくなる。
【0012】次にスライドテーブル4のストロークを調
整するときには、ショックアブゾーバ本体5を締着する
固定ナット6を緩めてショックアブゾーバ本体5aを回
転操作し、本体5a自体に切ってあるネジによって軸方
向位置を調整し、再び固定ナット6で締付けて端部側壁
3にショックアブゾーバ5を固定する。こうして両端の
ショックアブゾーバ5を位置決めすることによってスラ
イドテーブル4のストローク範囲が調整される。尚、こ
の考案は前記実施例に限定されるものでなく例えば図4
に示すように、スライドテーブル4cの位置決めダンパ
29aをショックアブゾーバ5c側のストッパナット8
bに取付けて位置決めを行なう構成にしても良い。又、
このように構成したクッションアブゾーバ5cをスライ
ドテーブル4cの両端面4aに軸方向位置調整自在に螺
着してもよい。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案装置によればスライ
ドテーブルの停止時にショックアブゾーバと位置決めダ
ンパとで二重に衝撃を吸収しているので停止時の衝撃音
が小さくなる。又位置決めダンパをショックアブゾーバ
本体か又はこれと対向する部材に装着しスライドテーブ
ルの移動で両方が必ず当接するようにしたのでスライド
テーブルのストローク調整はショックアブゾーバ本体自
体のスライドテーブル移動方向の調整だけでよく簡単な
装置でスライドテーブルのストローク調整ができる。
又、位置決めダンパ取付位置がショックアブゾーバと同
軸上にあるので両者を並設するものに比べ取付スペース
が節約でき装置の小型化を計ることができコスト的に安
価になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスライドユニットのストローク調整装
置を示す平面図である。
【図2】本装置の端部側壁部を一部切欠いた側断面図で
ある。
【図3】本実施例の位置決めダンパの取付詳細図であ
る。
【図4】他の実施例による位置決めダンパの取付位置を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 スライドユニット、 2 ユニット本体、 3 端
部側壁、4 スライドテーブル、 5 ショックアブゾ
ーバ、5a ショックアブゾーバ本体、 7 クッショ
ンロッド、8 ストッパナット、 20 シリンダ、
28 ストライカ、29 位置決めダンパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット本体に取付けたガイドレールに
    沿って、スライドテーブルを往復直線移動するようにし
    たスライドユニットにおけるストローク調整装置におい
    て、スライドテーブルとユニット本体のテーブル移動方
    向両側壁の一方の部材に、他方の部材と対向してショッ
    クアブゾーバの本体自体を、前記テーブル移動方向に位
    置調整自在に螺着し、このショックアブゾーバの本体
    と、前記他方の部材のテーブル移動方向に対向する端面
    の何れか一方に位置決めダンパを一体に装着して成るこ
    とを特徴とするスライドユニットのストローク調整装
    置。
JP4883391U 1991-05-30 1991-05-30 スライドユニットのストローク調整装置 Expired - Lifetime JPH0751235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4883391U JPH0751235Y2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 スライドユニットのストローク調整装置

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JP4883391U JPH0751235Y2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 スライドユニットのストローク調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04133550U JPH04133550U (ja) 1992-12-11
JPH0751235Y2 true JPH0751235Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31927117

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JP4883391U Expired - Lifetime JPH0751235Y2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 スライドユニットのストローク調整装置

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