JPS634833Y2 - - Google Patents
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- JPS634833Y2 JPS634833Y2 JP17119483U JP17119483U JPS634833Y2 JP S634833 Y2 JPS634833 Y2 JP S634833Y2 JP 17119483 U JP17119483 U JP 17119483U JP 17119483 U JP17119483 U JP 17119483U JP S634833 Y2 JPS634833 Y2 JP S634833Y2
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Landscapes
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は移動体のストローク端において、移動
体の運動エネルギを吸収して衝撃を回避するため
のクツシヨン装置に関するものである。
体の運動エネルギを吸収して衝撃を回避するため
のクツシヨン装置に関するものである。
従来技術
従来、ワークの供給、取出しなどを行うローデ
ングユニツト等において、移動体のストローク端
での衝撃を緩和するクツシヨン機構には種々の方
式のものが提案されている。
ングユニツト等において、移動体のストローク端
での衝撃を緩和するクツシヨン機構には種々の方
式のものが提案されている。
第1図は移動体をストローク運動させるシリン
ダ装置にクツシヨン機構を内蔵させた場合の例を
示すもので、1はシリンダチユーブ、2はシリン
ダチユーブ1の一端開口を閉塞するヘツドカバ
ー、3はシリンダチユーブ1の他端開口を閉塞す
るロツドカバー、4はシリンダチユーブ1内にス
ライド可能に嵌挿されたピストン、5は一端がピ
ストン4と一体に連結され、他端側がロツドカバ
ー3を貫通して外方に突出されたピストンロツド
であり、上記ピストンロツド5にはピストン4の
両側に位置してクツシヨンリング6a,6bが固
着され、この各クツシヨンリング6a及び6bは
ピストン4の前進端及び後退端においてヘツドカ
バー2に形成した流体流入口7,8と連通する開
口2a及びロツドカバー3に形成した開口3aに
それぞれ嵌入するようになつており、そして、こ
れら開口2a,3aと並列に流体流出入口7,8
と連通する絞り口2b,3bを設け、クツシヨン
リング6a,6bが開口2a,3aに嵌合し始め
たとき、シリンダ室内の流体を絞り口2b又は3
bから流出させることでストローク端におけるク
ツシヨン機能を発揮させるようになつている。
ダ装置にクツシヨン機構を内蔵させた場合の例を
示すもので、1はシリンダチユーブ、2はシリン
ダチユーブ1の一端開口を閉塞するヘツドカバ
ー、3はシリンダチユーブ1の他端開口を閉塞す
るロツドカバー、4はシリンダチユーブ1内にス
ライド可能に嵌挿されたピストン、5は一端がピ
ストン4と一体に連結され、他端側がロツドカバ
ー3を貫通して外方に突出されたピストンロツド
であり、上記ピストンロツド5にはピストン4の
両側に位置してクツシヨンリング6a,6bが固
着され、この各クツシヨンリング6a及び6bは
ピストン4の前進端及び後退端においてヘツドカ
バー2に形成した流体流入口7,8と連通する開
口2a及びロツドカバー3に形成した開口3aに
それぞれ嵌入するようになつており、そして、こ
れら開口2a,3aと並列に流体流出入口7,8
と連通する絞り口2b,3bを設け、クツシヨン
リング6a,6bが開口2a,3aに嵌合し始め
たとき、シリンダ室内の流体を絞り口2b又は3
bから流出させることでストローク端におけるク
ツシヨン機能を発揮させるようになつている。
しかし、このようなクツシヨン機構はスペース
的に制限を受けるとともに、大きなクツシヨン能
力は期待できない。このため、高い運動エネル
ギ、即ち高速でストローク運動させなければなら
ないものに対してはクツシヨンが利かなくなつて
しまう。
的に制限を受けるとともに、大きなクツシヨン能
力は期待できない。このため、高い運動エネル
ギ、即ち高速でストローク運動させなければなら
ないものに対してはクツシヨンが利かなくなつて
しまう。
そこで、従来においては、シリンダでストロー
ク運動される移動体のストローク端部分にスプリ
ングあるいは蓄圧器等からなるシヨツクアブソー
バを設置し、このシヨツクアブソーバに移動体が
衝合したとき、移動体の運動エネルギを吸収し、
高速運動する移動体の衝撃を緩和するようにして
いる。
ク運動される移動体のストローク端部分にスプリ
ングあるいは蓄圧器等からなるシヨツクアブソー
バを設置し、このシヨツクアブソーバに移動体が
衝合したとき、移動体の運動エネルギを吸収し、
高速運動する移動体の衝撃を緩和するようにして
いる。
しかし、上記のような従来のクツシヨン装置
は、機構が大型化し、構造も複雑になるととも
に、スプリングあるいは蓄圧器のばね疲労などの
経時変化によつてクツシヨン特性が変化し、しか
も弾性変形を利用してクツシヨン効果を発揮させ
るため、クツシヨンストローク及びクツシヨン力
が一定せず、クツシヨンストロークも大きなもの
となる。これに伴い組立機のローデングユニツト
に利用した場合には、移動体の停止位置精度が低
下し、ワークの作業位置へのローデング等に支障
を来たすほか、移動体とクツシヨン機構との衝突
音も大きくなり、騒音発生の要因となつていた。
は、機構が大型化し、構造も複雑になるととも
に、スプリングあるいは蓄圧器のばね疲労などの
経時変化によつてクツシヨン特性が変化し、しか
も弾性変形を利用してクツシヨン効果を発揮させ
るため、クツシヨンストローク及びクツシヨン力
が一定せず、クツシヨンストロークも大きなもの
となる。これに伴い組立機のローデングユニツト
に利用した場合には、移動体の停止位置精度が低
下し、ワークの作業位置へのローデング等に支障
を来たすほか、移動体とクツシヨン機構との衝突
音も大きくなり、騒音発生の要因となつていた。
考案の概要
本考案は上記従来の問題を解決したもので、ス
トローク運動する移動体及び該移動体のストロー
ク端に位置する固定側に、エアー噴出ノズル体及
び該ノズル体が嵌入する嵌合体のいずれか一方を
取付け、ノズル体がエアーを噴出しながら嵌合体
に嵌入するとき生じるエアークツシヨン作用によ
つて移動体のストローク端における運動エネルギ
を吸収する方式とすることにより、クツシヨンス
トロークが短かく、かつクツシヨンストローク及
びクツシヨン力の一定した停止位置精度の高い、
そして構造が簡単で移動体の高速運動が可能なク
ツシヨン装置を提供することを目的とする。
トローク運動する移動体及び該移動体のストロー
ク端に位置する固定側に、エアー噴出ノズル体及
び該ノズル体が嵌入する嵌合体のいずれか一方を
取付け、ノズル体がエアーを噴出しながら嵌合体
に嵌入するとき生じるエアークツシヨン作用によ
つて移動体のストローク端における運動エネルギ
を吸収する方式とすることにより、クツシヨンス
トロークが短かく、かつクツシヨンストローク及
びクツシヨン力の一定した停止位置精度の高い、
そして構造が簡単で移動体の高速運動が可能なク
ツシヨン装置を提供することを目的とする。
考案の実施例
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
第2図及び第3図は本考案のクツシヨン装置を
組立機などのローデングユニツトに適用した場合
の例を示すもので、10はスタンドベース、11
はスタンドベース10に垂直に固定した支柱、1
2は支柱11に水平に取付けたフレームであり、
このフレーム12の左右両端の支持部材13,1
4間には一対のガイドバー15,16が水平にか
つ平行に横架固定され、このガイドバー15,1
6には移動体17がガイドバーの長手方向に沿つ
て摺動可能に担持されているとともに、上記一方
の支持部材13には上記移動体17をストローク
運動させるエアーシリング18が固設され、そし
てエアーシリンダ18のピストンロツド18aは
上記移動体17に結合されている。
組立機などのローデングユニツトに適用した場合
の例を示すもので、10はスタンドベース、11
はスタンドベース10に垂直に固定した支柱、1
2は支柱11に水平に取付けたフレームであり、
このフレーム12の左右両端の支持部材13,1
4間には一対のガイドバー15,16が水平にか
つ平行に横架固定され、このガイドバー15,1
6には移動体17がガイドバーの長手方向に沿つ
て摺動可能に担持されているとともに、上記一方
の支持部材13には上記移動体17をストローク
運動させるエアーシリング18が固設され、そし
てエアーシリンダ18のピストンロツド18aは
上記移動体17に結合されている。
19a,19bは上記移動体17のストローク
端における移動体17の運動エネルギを吸収する
クツシヨン機構を構成するノズル体であり、この
ノズル体19a,19bは移動体17の前進端及
び後退端位置に対応して上記支持部材13,14
の内側に直角に固定され、このノズル体19a,
19bにはエアー供給用のホース20a,20b
が接続されており、これによりノズル体19a,
19bの先端開口からエアーを噴出させるように
なつている。
端における移動体17の運動エネルギを吸収する
クツシヨン機構を構成するノズル体であり、この
ノズル体19a,19bは移動体17の前進端及
び後退端位置に対応して上記支持部材13,14
の内側に直角に固定され、このノズル体19a,
19bにはエアー供給用のホース20a,20b
が接続されており、これによりノズル体19a,
19bの先端開口からエアーを噴出させるように
なつている。
また、21a,21bは上記ノズル19a,1
9bに対向して上記移動体17の側部に設けた嵌
合体で、この嵌合体21a,21bは上記ノズル
19a,19bの外形形状に相似でかつその外径
より大きい内径の盲穴22a,22bを有し、こ
の盲穴22a,22b内には移動体17が前進端
及び後退端に達したとき上記ノズル体19a,1
9bが嵌入されるようになつており、そして嵌合
体21a,21bがエアー噴出ノズル19a,1
9bに嵌合することによりノズル体と嵌合体間に
エアークツシヨン作用を生じさせ、移動体17の
運動エネルギを吸収するようになつている。
9bに対向して上記移動体17の側部に設けた嵌
合体で、この嵌合体21a,21bは上記ノズル
19a,19bの外形形状に相似でかつその外径
より大きい内径の盲穴22a,22bを有し、こ
の盲穴22a,22b内には移動体17が前進端
及び後退端に達したとき上記ノズル体19a,1
9bが嵌入されるようになつており、そして嵌合
体21a,21bがエアー噴出ノズル19a,1
9bに嵌合することによりノズル体と嵌合体間に
エアークツシヨン作用を生じさせ、移動体17の
運動エネルギを吸収するようになつている。
また、23は上記移動体17に上下方向にスラ
イド可能に取付けたガイドバーであり、その下端
にはワーク保持用のチヤツク(図示せず)を取付
けるための取付プレート24が固着されており、
さらに該取付けプレート24は移動体17に設置
したエアーシリンダ25によつて上下動作される
ようになつている。
イド可能に取付けたガイドバーであり、その下端
にはワーク保持用のチヤツク(図示せず)を取付
けるための取付プレート24が固着されており、
さらに該取付けプレート24は移動体17に設置
したエアーシリンダ25によつて上下動作される
ようになつている。
第4図は本考案におけるエアーシリンダ及びエ
アークツシヨン機構の回路図を示すもので、水平
ストローク用エアーシリンダ18のヘツド側及び
ロツド側通路26及び27とエアー源28とを結
ぶ通路には電磁切換弁29が介在され、さらに上
下ストローク用エアーシリンダ25のヘツド側及
びロツド側通路30及び31とエアー源28とを
結ぶ通路には電磁切換弁32が介在されている。
また、上記通路26,27及び30,31には逆
止弁付流量制御弁33〜36が直列に接続されて
いる。
アークツシヨン機構の回路図を示すもので、水平
ストローク用エアーシリンダ18のヘツド側及び
ロツド側通路26及び27とエアー源28とを結
ぶ通路には電磁切換弁29が介在され、さらに上
下ストローク用エアーシリンダ25のヘツド側及
びロツド側通路30及び31とエアー源28とを
結ぶ通路には電磁切換弁32が介在されている。
また、上記通路26,27及び30,31には逆
止弁付流量制御弁33〜36が直列に接続されて
いる。
上記水平ストローク用エアーシリンダ18の電
磁切換弁29のA,Bポートとを結ぶ通路26,
27にはそれぞれホース20a,20bの一端が
接続され、その他端は上記ノズル体19a,19
bに接続されているとともに、ホース20a,2
0bの途中には流量制御弁37a,37bが直列
に介在されている。
磁切換弁29のA,Bポートとを結ぶ通路26,
27にはそれぞれホース20a,20bの一端が
接続され、その他端は上記ノズル体19a,19
bに接続されているとともに、ホース20a,2
0bの途中には流量制御弁37a,37bが直列
に介在されている。
次に上記のように構成された本実施例の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、電磁切換器29のソレノイドSOL1が
励磁され、これにより電磁切換弁29が第4図に
示す状態に切換られているときは、エアー源28
からの圧縮空気は電磁切換弁29−通路26を通
してエアーシリンダ18のヘツド側に供給され、
これによりエアーシリンダ18を前進動作させて
移動体17をガイドバー15,16に沿い前進さ
せる。これと同時にエアー源28からの圧縮空気
は流量制御弁37a及びホース20aを通してノ
ズル体19aに供給され、その噴射開口から噴出
される。
励磁され、これにより電磁切換弁29が第4図に
示す状態に切換られているときは、エアー源28
からの圧縮空気は電磁切換弁29−通路26を通
してエアーシリンダ18のヘツド側に供給され、
これによりエアーシリンダ18を前進動作させて
移動体17をガイドバー15,16に沿い前進さ
せる。これと同時にエアー源28からの圧縮空気
は流量制御弁37a及びホース20aを通してノ
ズル体19aに供給され、その噴射開口から噴出
される。
かかる状態で移動体17が前進端(ストローク
端)近くに達し、これに設けた嵌合体21aの盲
穴22aにノズル体19aの先端が嵌入され始め
ると、ノズル体19aからの噴出エアーはノズル
体19aでほぼ塞がれた嵌合体21aの盲穴22
a内に噴流し、その内部空気圧力を急上昇させ
る。このとき、エアーの一部はノズル体19aの
外周と盲穴22aの内周間に生じる隙間を通して
大気に噴出する。そして移動体17の前進に伴い
ノズル体19aと盲穴22aとの相対的嵌合深さ
が大きくなるにしたがい内部空気圧力はさらに上
昇していく。このため、ノズル体19aと嵌合体
21a間には空気ばね作用が発生し、これにより
移動体17の運動エネルギが吸収され、その前進
運動は短かいクツシヨンストロークでスムーズに
減衰されることになる。そしてノズル体19aの
先端が嵌合体21aの盲穴22aの底部に衝合す
ることで移動体17の前進端が位置決めされると
ともに、電磁切換弁29のソレノイドSOL1が
消磁され、ソレノイドSOL2が励磁される。ソ
レノイドSOL2が励磁されると、電磁切換弁2
9は第4図の右側のオフセツト位置P1に切換わ
るため、エアー源28からの圧縮空気は電磁切換
弁29、通路27を通してエアーシリンダ18の
ロツド側に供給されるとともに、流量制御弁37
b、ホース20bを通してノズル体19bに供給
される。これによりエアーシリンダ18が後退動
作されると、移動体17も後退し、そして移動体
17が後退端近くに達して嵌合体21bの盲穴2
2bがエアーを噴出しているノズル体19bに嵌
合すると、上述と同様にノズル体19bと嵌合体
21b間に空気ばね作用が生じ、移動体17の後
退運動エネルギを吸収して移動体17がノズル体
19bに撃突するのを防止する。
端)近くに達し、これに設けた嵌合体21aの盲
穴22aにノズル体19aの先端が嵌入され始め
ると、ノズル体19aからの噴出エアーはノズル
体19aでほぼ塞がれた嵌合体21aの盲穴22
a内に噴流し、その内部空気圧力を急上昇させ
る。このとき、エアーの一部はノズル体19aの
外周と盲穴22aの内周間に生じる隙間を通して
大気に噴出する。そして移動体17の前進に伴い
ノズル体19aと盲穴22aとの相対的嵌合深さ
が大きくなるにしたがい内部空気圧力はさらに上
昇していく。このため、ノズル体19aと嵌合体
21a間には空気ばね作用が発生し、これにより
移動体17の運動エネルギが吸収され、その前進
運動は短かいクツシヨンストロークでスムーズに
減衰されることになる。そしてノズル体19aの
先端が嵌合体21aの盲穴22aの底部に衝合す
ることで移動体17の前進端が位置決めされると
ともに、電磁切換弁29のソレノイドSOL1が
消磁され、ソレノイドSOL2が励磁される。ソ
レノイドSOL2が励磁されると、電磁切換弁2
9は第4図の右側のオフセツト位置P1に切換わ
るため、エアー源28からの圧縮空気は電磁切換
弁29、通路27を通してエアーシリンダ18の
ロツド側に供給されるとともに、流量制御弁37
b、ホース20bを通してノズル体19bに供給
される。これによりエアーシリンダ18が後退動
作されると、移動体17も後退し、そして移動体
17が後退端近くに達して嵌合体21bの盲穴2
2bがエアーを噴出しているノズル体19bに嵌
合すると、上述と同様にノズル体19bと嵌合体
21b間に空気ばね作用が生じ、移動体17の後
退運動エネルギを吸収して移動体17がノズル体
19bに撃突するのを防止する。
また、上下ストローク用のエアーシリンダ25
は電磁切換弁32の切換操作により、移動体17
の前進端及び後退端において上下動作される。
は電磁切換弁32の切換操作により、移動体17
の前進端及び後退端において上下動作される。
上記のような本実施例においては、移動体17
のストローク端における運動エネルギを、エアー
噴流ノズル体とこれが嵌入する盲穴を有する嵌合
体とからなる空気ばね式のクツシヨン機構により
吸収するようにしたものであるから、従来のスプ
リングあるいは蓄圧器などを用いたものに比し、
その構成、構造が簡単となりコンパクト化も容易
になるとともに、クツシヨンストローク及びクツ
シヨン力も一定し、移動体17の停止位置精度を
向上できるほか、空気ばね方式であるため、衝突
もなく騒音を大幅に低減できる。また、ノズル体
からの噴流エアーを嵌合体の盲穴内に噴出させる
方式であるため、クツシヨンストロークを短かく
でき、そのクツシヨン力もノズル体からの噴流エ
アー量を調整するのみで容易にかつ有効に調整で
きる。したがつて移動体の高速運転時にも十分に
クツシヨンを利かせることができる。また、ノズ
ル体と嵌合体は移動体の位置決め用ストツパとし
ても機能させることができる。
のストローク端における運動エネルギを、エアー
噴流ノズル体とこれが嵌入する盲穴を有する嵌合
体とからなる空気ばね式のクツシヨン機構により
吸収するようにしたものであるから、従来のスプ
リングあるいは蓄圧器などを用いたものに比し、
その構成、構造が簡単となりコンパクト化も容易
になるとともに、クツシヨンストローク及びクツ
シヨン力も一定し、移動体17の停止位置精度を
向上できるほか、空気ばね方式であるため、衝突
もなく騒音を大幅に低減できる。また、ノズル体
からの噴流エアーを嵌合体の盲穴内に噴出させる
方式であるため、クツシヨンストロークを短かく
でき、そのクツシヨン力もノズル体からの噴流エ
アー量を調整するのみで容易にかつ有効に調整で
きる。したがつて移動体の高速運転時にも十分に
クツシヨンを利かせることができる。また、ノズ
ル体と嵌合体は移動体の位置決め用ストツパとし
ても機能させることができる。
なお、上記実施例では、ノズル体を移動体のス
トローク端に位置する固定側に設け、嵌合体を移
動体に設ける場合について説明したが、互いに逆
に設けるようにしても良い。
トローク端に位置する固定側に設け、嵌合体を移
動体に設ける場合について説明したが、互いに逆
に設けるようにしても良い。
考案の効果
以上説明した通り本考案のクツシヨン装置は、
ストローク運動する移動体及び該移動体のストロ
ーク端に位置する固定側に、エアー噴出ノズル体
及び該ノズル体が嵌入される盲穴を有する嵌合体
のいずれか一方を取付け、上記ノズル体がエアー
噴出しながら上記嵌合体の盲穴に嵌入するとき生
じる空気ばね作用によつて移動体のストローク端
における運動エネルギを吸収するようにしたの
で、構造が簡単となり、クツシヨンストロークも
小さくなつて小形化できるとともに、クツシヨン
ストローク及びクツシヨン力も一定となり、これ
に伴い移動体の停止位置精度及び位置再現性を向
上できるほか、移動体の高速運転時のクツシヨン
も有効に利かせることができる。
ストローク運動する移動体及び該移動体のストロ
ーク端に位置する固定側に、エアー噴出ノズル体
及び該ノズル体が嵌入される盲穴を有する嵌合体
のいずれか一方を取付け、上記ノズル体がエアー
噴出しながら上記嵌合体の盲穴に嵌入するとき生
じる空気ばね作用によつて移動体のストローク端
における運動エネルギを吸収するようにしたの
で、構造が簡単となり、クツシヨンストロークも
小さくなつて小形化できるとともに、クツシヨン
ストローク及びクツシヨン力も一定となり、これ
に伴い移動体の停止位置精度及び位置再現性を向
上できるほか、移動体の高速運転時のクツシヨン
も有効に利かせることができる。
第1図は従来のクツシヨン機構を備えたシリン
ダの断面図、第2図は本考案のクツシヨン装置を
備えたハンドリングユニツトの正面図、第3図は
第2図の−線に沿う拡大断面図、第4図は第
2図におけるエアーシリンダ及びクツシヨン機構
のエアー回路図である。 12……フレーム、15,16……ガイドバ
ー、17……移動体、18……エアーシリンダ、
19a,19b……ノズル体、21a,21b…
…嵌合体、22a,22b……盲穴。
ダの断面図、第2図は本考案のクツシヨン装置を
備えたハンドリングユニツトの正面図、第3図は
第2図の−線に沿う拡大断面図、第4図は第
2図におけるエアーシリンダ及びクツシヨン機構
のエアー回路図である。 12……フレーム、15,16……ガイドバ
ー、17……移動体、18……エアーシリンダ、
19a,19b……ノズル体、21a,21b…
…嵌合体、22a,22b……盲穴。
Claims (1)
- ストローク運動する移動体及び該移動体のスト
ローク端に位置する固定側に、エアー噴出ノズル
体及び該ノズル体が嵌入される盲穴を有する嵌合
体のいずれか一方を取付け、上記ノズル体がエア
ーを噴出しながら上記嵌合体の盲穴に嵌入するこ
とで空気ばね作用を生じさせるようにしたことを
特徴とするクツシヨン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17119483U JPS6079031U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | クツシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17119483U JPS6079031U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | クツシヨン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6079031U JPS6079031U (ja) | 1985-06-01 |
JPS634833Y2 true JPS634833Y2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=30373507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17119483U Granted JPS6079031U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | クツシヨン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6079031U (ja) |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP17119483U patent/JPS6079031U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6079031U (ja) | 1985-06-01 |
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