JPH11125216A - 位置決め具 - Google Patents
位置決め具Info
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- JPH11125216A JPH11125216A JP30789297A JP30789297A JPH11125216A JP H11125216 A JPH11125216 A JP H11125216A JP 30789297 A JP30789297 A JP 30789297A JP 30789297 A JP30789297 A JP 30789297A JP H11125216 A JPH11125216 A JP H11125216A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衝撃緩和のために別途緩衝部材を準備しなく
てもすむ、使い勝手のよい位置決め具を提供する。 【解決手段】 位置決め具1は、移動不能に設けられた
固定部材18と、その固定部材18にスライド可能に挿
通された軸24とを備えた装置17に用いられる。位置
決め具1は、軸24上に締結される本体部2を備え、そ
の本体部2が軸24と一体となって上昇して固定部材1
8に接触することにより、軸24及び固定部材18の相
対移動を規制するものである。位置決め具1において固
定部材18との接触部分である、本体部2の上面には、
ウレタンゴム製の緩衝部13が載せられている。緩衝部
13は接着剤によって本体部2に分離不能に接着されて
いる。
てもすむ、使い勝手のよい位置決め具を提供する。 【解決手段】 位置決め具1は、移動不能に設けられた
固定部材18と、その固定部材18にスライド可能に挿
通された軸24とを備えた装置17に用いられる。位置
決め具1は、軸24上に締結される本体部2を備え、そ
の本体部2が軸24と一体となって上昇して固定部材1
8に接触することにより、軸24及び固定部材18の相
対移動を規制するものである。位置決め具1において固
定部材18との接触部分である、本体部2の上面には、
ウレタンゴム製の緩衝部13が載せられている。緩衝部
13は接着剤によって本体部2に分離不能に接着されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一方が
軸方向へ移動する軸及び当接部材を備えた装置に用いら
れ、その当接部材に接触することにより、軸及び当接部
材の相対移動を規制するようにした位置決め具に関する
ものである。
軸方向へ移動する軸及び当接部材を備えた装置に用いら
れ、その当接部材に接触することにより、軸及び当接部
材の相対移動を規制するようにした位置決め具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、固定部材に可動部材を接近及び
離間させるために、エアシリンダが用いられる場合があ
る。この場合、エアシリンダのシリンダが移動不能に設
けられ、ピストンロッドが可動部材に固定される。この
装置では、可動部材が所定の箇所まで移動したら、その
箇所で止める必要がある。そこで、固定部材に軸をスラ
イド可能に挿通し、その軸の端部を可動部材に固定する
とともに、軸上に位置決め具を締結するという手法が採
られる。この手法は、可動部材が所定の箇所まで移動し
たときに位置決め具を固定部材に接触させて、可動部材
のそれ以上の移動を規制しようとするものである。
離間させるために、エアシリンダが用いられる場合があ
る。この場合、エアシリンダのシリンダが移動不能に設
けられ、ピストンロッドが可動部材に固定される。この
装置では、可動部材が所定の箇所まで移動したら、その
箇所で止める必要がある。そこで、固定部材に軸をスラ
イド可能に挿通し、その軸の端部を可動部材に固定する
とともに、軸上に位置決め具を締結するという手法が採
られる。この手法は、可動部材が所定の箇所まで移動し
たときに位置決め具を固定部材に接触させて、可動部材
のそれ以上の移動を規制しようとするものである。
【0003】さらに、前述した位置決め具及び固定部材
は通常、金属等の剛性の高い材料によって形成されてい
るので、これらが直接接触すると、異音が発生したり、
変形・破損が起こったりするおそれがある。そこで、従
来は、このような直接接触を防止するために、ウレタン
ゴム等からなる緩衝部材を位置決め具と固定部材との間
に介在させている。緩衝部材は弾性変形することによ
り、固定部材との接触にともなう衝撃を緩和する。
は通常、金属等の剛性の高い材料によって形成されてい
るので、これらが直接接触すると、異音が発生したり、
変形・破損が起こったりするおそれがある。そこで、従
来は、このような直接接触を防止するために、ウレタン
ゴム等からなる緩衝部材を位置決め具と固定部材との間
に介在させている。緩衝部材は弾性変形することによ
り、固定部材との接触にともなう衝撃を緩和する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに従来の位置決め具を用いた場合には、緩衝部材を別
途準備しなければならないばかりか、その緩衝部材を位
置決め具とは別に軸に取付けなければならず、その取付
け作業が面倒である。特に、緩衝部材としてウレタンゴ
ムを用いる場合には、市販のウレタンゴム製の板材等を
購入して所望の形状に切り抜くことになるが、カッター
ナイフ等の刃物ではきれいに切り抜くことが困難であ
る。
うに従来の位置決め具を用いた場合には、緩衝部材を別
途準備しなければならないばかりか、その緩衝部材を位
置決め具とは別に軸に取付けなければならず、その取付
け作業が面倒である。特に、緩衝部材としてウレタンゴ
ムを用いる場合には、市販のウレタンゴム製の板材等を
購入して所望の形状に切り抜くことになるが、カッター
ナイフ等の刃物ではきれいに切り抜くことが困難であ
る。
【0005】そこで、本発明は、衝撃緩和のために別途
緩衝部材を準備しなくてもすむ、使い勝手のよい位置決
め具の提供を課題とするものである。
緩衝部材を準備しなくてもすむ、使い勝手のよい位置決
め具の提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の第1の
発明は、少なくとも一方が軸方向へ移動する軸及び当接
部材を備えた装置に用いられるものであり、前記軸上に
締結される本体部を備え、その本体部が前記当接部材に
接触することにより、軸及び当接部材の相対移動を規制
するようにした位置決め具において、前記当接部材との
接触箇所に弾性を有する緩衝部を設けている。
発明は、少なくとも一方が軸方向へ移動する軸及び当接
部材を備えた装置に用いられるものであり、前記軸上に
締結される本体部を備え、その本体部が前記当接部材に
接触することにより、軸及び当接部材の相対移動を規制
するようにした位置決め具において、前記当接部材との
接触箇所に弾性を有する緩衝部を設けている。
【0007】ここで、「弾性」とは力が加えられると変
形し、力が除かれるともとの形状に戻る性質であり、代
表的なものとしてゴム弾性が挙げられる。また、「緩
衝」とは、運動エネルギを吸収し、機械的な衝撃を緩和
することである。緩衝部は弾性体によって構成されてい
ることが必要である。これに対し、本体部は、剛性体に
よって構成されている場合と、弾性体によって構成され
ている場合とがある。このうち、本体部及び緩衝部が同
一の弾性材料からなる場合には、本体部及び緩衝部が別
体であり、これらが接着等の手段によって連結される場
合と、本体部及び緩衝部が一体物である場合とが含まれ
る。さらに、「移動」には、当接部材が固定されていて
軸が軸方向に移動する場合と、軸が固定されていて当接
部材が軸方向に移動する場合と、当接部材及び軸がとも
に軸方向に移動する場合とがある。
形し、力が除かれるともとの形状に戻る性質であり、代
表的なものとしてゴム弾性が挙げられる。また、「緩
衝」とは、運動エネルギを吸収し、機械的な衝撃を緩和
することである。緩衝部は弾性体によって構成されてい
ることが必要である。これに対し、本体部は、剛性体に
よって構成されている場合と、弾性体によって構成され
ている場合とがある。このうち、本体部及び緩衝部が同
一の弾性材料からなる場合には、本体部及び緩衝部が別
体であり、これらが接着等の手段によって連結される場
合と、本体部及び緩衝部が一体物である場合とが含まれ
る。さらに、「移動」には、当接部材が固定されていて
軸が軸方向に移動する場合と、軸が固定されていて当接
部材が軸方向に移動する場合と、当接部材及び軸がとも
に軸方向に移動する場合とがある。
【0008】上記第1の発明によると、緩衝部は位置決
め具の一部を構成するものであり、製品中に予め含まれ
ている。そのため、軸及び当接部材を備えた装置への位
置決め具の組み付けに際し、本体部とは別に緩衝部を準
備する必要はない。組み付けに際しては、緩衝部が当接
部材に対向するようにして、位置決め具が軸上に嵌合さ
れる。そして、位置決め具は本体部において軸に締結さ
れる。特に、本体部が弾性材料からなる場合には、締結
に際し、同本体部が軸の外周面に弾性的に接触し、軸の
形状に合わせて変形する。
め具の一部を構成するものであり、製品中に予め含まれ
ている。そのため、軸及び当接部材を備えた装置への位
置決め具の組み付けに際し、本体部とは別に緩衝部を準
備する必要はない。組み付けに際しては、緩衝部が当接
部材に対向するようにして、位置決め具が軸上に嵌合さ
れる。そして、位置決め具は本体部において軸に締結さ
れる。特に、本体部が弾性材料からなる場合には、締結
に際し、同本体部が軸の外周面に弾性的に接触し、軸の
形状に合わせて変形する。
【0009】前記装置の作動時には、軸及び当接部材の
相対移動により、その当接部材と位置決め具とが互いに
接近する。その接近の過程で、当接部材と緩衝部とが接
触する。緩衝部は弾性変形することにより、接触にとも
なう衝撃を緩和する。緩衝部により、当接部材と本体部
との直接の接触が阻止される。そして、前記相対移動
は、当接部材の緩衝部との接触により規制される。
相対移動により、その当接部材と位置決め具とが互いに
接近する。その接近の過程で、当接部材と緩衝部とが接
触する。緩衝部は弾性変形することにより、接触にとも
なう衝撃を緩和する。緩衝部により、当接部材と本体部
との直接の接触が阻止される。そして、前記相対移動
は、当接部材の緩衝部との接触により規制される。
【0010】請求項2に記載の第2の発明は、第1の発
明の構成に加え、前記緩衝部は前記本体部とは別部材に
より形成され、連結手段により本体部に分離不能に連結
されるものである。ここで、「連結」とは、緩衝部及び
本体部が互いに分離不能となるように接続される状態を
さし、接着剤による接着、両面テープを用いた貼り付
け、ボルト等の締結具による締結等が挙げられる。その
ほかにも、緩衝部及び本体部の一方に凹部を設けるとと
もに他方に突部を設け、その突部を凹部に圧入する、い
わゆる締まりばめが、「連結」として挙げられる。
明の構成に加え、前記緩衝部は前記本体部とは別部材に
より形成され、連結手段により本体部に分離不能に連結
されるものである。ここで、「連結」とは、緩衝部及び
本体部が互いに分離不能となるように接続される状態を
さし、接着剤による接着、両面テープを用いた貼り付
け、ボルト等の締結具による締結等が挙げられる。その
ほかにも、緩衝部及び本体部の一方に凹部を設けるとと
もに他方に突部を設け、その突部を凹部に圧入する、い
わゆる締まりばめが、「連結」として挙げられる。
【0011】上記第2の発明によると、連結手段は緩衝
部を本体部に繋いで一体化させ、緩衝部が本体部から分
離するのを阻止する。
部を本体部に繋いで一体化させ、緩衝部が本体部から分
離するのを阻止する。
【0012】請求項3に記載の第3の発明は、第2の発
明の構成に加え、前記緩衝部には孔が形成されるととも
に、その孔と外面とを連通させる1つのスリットが形成
されている。
明の構成に加え、前記緩衝部には孔が形成されるととも
に、その孔と外面とを連通させる1つのスリットが形成
されている。
【0013】上記第3の発明によると、緩衝部を弾性変
形させて、スリットの幅を軸の径よりも広くすると、軸
を、スリットを通じて緩衝部の外から孔へ入り込ませる
ことが可能となる。従って、スリットがなく環状をなし
ている緩衝部の場合には、軸の端部から同緩衝部を軸方
向に移動させなければ、軸に装着させることができない
のに対し、第3の発明に係る緩衝部の場合には、軸に交
差する方向からでも軸に装着させることが可能である。
形させて、スリットの幅を軸の径よりも広くすると、軸
を、スリットを通じて緩衝部の外から孔へ入り込ませる
ことが可能となる。従って、スリットがなく環状をなし
ている緩衝部の場合には、軸の端部から同緩衝部を軸方
向に移動させなければ、軸に装着させることができない
のに対し、第3の発明に係る緩衝部の場合には、軸に交
差する方向からでも軸に装着させることが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図1乃至図3に従って説明する。
形態を、図1乃至図3に従って説明する。
【0015】図1及び図2に示すように、位置決め具1
の大部分を占める本体部2は、中心部分に軸挿通孔3を
有しており、全体として略円環状をなしている。本体部
2には、その外周面4と軸挿通孔3とを連通させる1つ
のスリット5が形成されている。また、軸線Lを挟んで
スリット5と対向する箇所には、軸挿通孔3から外周面
4へ向けて延びる切り込み6が入れられている。本体部
2におけるスリット5の周方向両側部分にはねじ装着部
7が設けられている。ねじ装着部7は、本体部2の一方
の端部に形成された凹部8と、その凹部8から本体部2
の他方の端部に向けて延びるねじ孔9とからなる。ねじ
孔9は、ねじ部材11がねじ込まれる箇所である。ねじ
部材11としては、例えば六角穴付ボルトが用いること
ができるが、これに限らず、他の種類のボルト、小ねじ
等を用いてもよい。また、ねじ孔9に代えて、雌ねじの
ない孔を本体部2にあけてもよい。この場合には、ねじ
部材として、ボルトとナットとの組合わせが用いられ
る。
の大部分を占める本体部2は、中心部分に軸挿通孔3を
有しており、全体として略円環状をなしている。本体部
2には、その外周面4と軸挿通孔3とを連通させる1つ
のスリット5が形成されている。また、軸線Lを挟んで
スリット5と対向する箇所には、軸挿通孔3から外周面
4へ向けて延びる切り込み6が入れられている。本体部
2におけるスリット5の周方向両側部分にはねじ装着部
7が設けられている。ねじ装着部7は、本体部2の一方
の端部に形成された凹部8と、その凹部8から本体部2
の他方の端部に向けて延びるねじ孔9とからなる。ねじ
孔9は、ねじ部材11がねじ込まれる箇所である。ねじ
部材11としては、例えば六角穴付ボルトが用いること
ができるが、これに限らず、他の種類のボルト、小ねじ
等を用いてもよい。また、ねじ孔9に代えて、雌ねじの
ない孔を本体部2にあけてもよい。この場合には、ねじ
部材として、ボルトとナットとの組合わせが用いられ
る。
【0016】本体部2は剛性の高い材料、例えば、金属
材料、合成樹脂材料等によって形成されている。金属材
料としては、例えば、鉄、ステンレス鋼等が挙げられ
る。また、合成樹脂材料としては、例えば、エンジニア
リングプラスチックの一種であるポリアセタール樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂
等を用いることができる。
材料、合成樹脂材料等によって形成されている。金属材
料としては、例えば、鉄、ステンレス鋼等が挙げられ
る。また、合成樹脂材料としては、例えば、エンジニア
リングプラスチックの一種であるポリアセタール樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂
等を用いることができる。
【0017】前記本体部2の上面12には、これとは別
部材からなり、かつ、弾性を有するウレタンゴム製の緩
衝部13が設けられている。ウレタンゴムは、ウレタン
結合を有する重合体を構成単位とするポリマーであり、
ポリウレタンエラストマーとも呼ばれる。ウレタンゴム
は、ゴム弾性、強度、成形性等に優れるという特徴を有
している。緩衝部13は本体部2と略同一の外径を有
し、中心部分に軸挿通孔14を有し、全体として略円環
状をなしている。さらに、緩衝部13には、軸挿通孔1
4と外周面15とを連通させる1つのスリット16が形
成されている。緩衝部13は、成形加工によって、前述
した形状にきれいに形成されたものであり、その表面に
は、刃物を用いて切り抜いた場合に生ずる凹凸が見られ
ない。緩衝部13は、スリット5,16同志が合致する
ようにして本体部2の上に載せられている。そして、緩
衝部13は、連結手段としての接着剤(図示略)により
上面12に接着されている。別の表現をすると、緩衝部
13は接着剤により本体部2に分離不能に連結されてい
る。
部材からなり、かつ、弾性を有するウレタンゴム製の緩
衝部13が設けられている。ウレタンゴムは、ウレタン
結合を有する重合体を構成単位とするポリマーであり、
ポリウレタンエラストマーとも呼ばれる。ウレタンゴム
は、ゴム弾性、強度、成形性等に優れるという特徴を有
している。緩衝部13は本体部2と略同一の外径を有
し、中心部分に軸挿通孔14を有し、全体として略円環
状をなしている。さらに、緩衝部13には、軸挿通孔1
4と外周面15とを連通させる1つのスリット16が形
成されている。緩衝部13は、成形加工によって、前述
した形状にきれいに形成されたものであり、その表面に
は、刃物を用いて切り抜いた場合に生ずる凹凸が見られ
ない。緩衝部13は、スリット5,16同志が合致する
ようにして本体部2の上に載せられている。そして、緩
衝部13は、連結手段としての接着剤(図示略)により
上面12に接着されている。別の表現をすると、緩衝部
13は接着剤により本体部2に分離不能に連結されてい
る。
【0018】次に、前記位置決め具1の使用の一態様に
ついて説明する。図3に示す装置17は、当接部材とし
ての固定部材18を移動不能に設けるとともに、その下
方に可動部材19を配置し、可動部材19を垂直方向へ
往復動させる装置である。可動部材19の往復動のため
にエアシリンダ21が用いられている。エアシリンダ2
1は圧縮空気のもつエネルギを、機械的な往復直線運動
に変換する器具であり、固定部材18等に移動不能に配
置されたシリンダ22と、そのシリンダ22に垂直方向
への出没可能に収容されたピストンロッド23とを備え
ている。ピストンロッド23は固定部材18を貫通し、
自身の下端部において可動部材19に連結されている。
可動部材19上には一対の軸24が前記ピストンロッド
23に平行に立設されており、各軸24が固定部材18
にスライド可能に挿通されている。この装置17には、
ピストンロッド23の作動速度を調整するための機構
(図示略)が組み込まれている。同機構は、ピストンロ
ッド23がストロークエンドに近づくに従い、同ピスト
ンロッド23の作動速度を低下させる。
ついて説明する。図3に示す装置17は、当接部材とし
ての固定部材18を移動不能に設けるとともに、その下
方に可動部材19を配置し、可動部材19を垂直方向へ
往復動させる装置である。可動部材19の往復動のため
にエアシリンダ21が用いられている。エアシリンダ2
1は圧縮空気のもつエネルギを、機械的な往復直線運動
に変換する器具であり、固定部材18等に移動不能に配
置されたシリンダ22と、そのシリンダ22に垂直方向
への出没可能に収容されたピストンロッド23とを備え
ている。ピストンロッド23は固定部材18を貫通し、
自身の下端部において可動部材19に連結されている。
可動部材19上には一対の軸24が前記ピストンロッド
23に平行に立設されており、各軸24が固定部材18
にスライド可能に挿通されている。この装置17には、
ピストンロッド23の作動速度を調整するための機構
(図示略)が組み込まれている。同機構は、ピストンロ
ッド23がストロークエンドに近づくに従い、同ピスト
ンロッド23の作動速度を低下させる。
【0019】本実施形態の位置決め具1は各軸24の所
定の箇所に嵌合されている。ここでの所定の箇所とは、
可動部材19が予め定められた上限位置まで上昇したと
き(ピストンロッド23が上側のストロークエンド近傍
に達したとき)に、緩衝部13が固定部材18に接触す
る箇所である。ねじ装着部7におけるねじ部材11が締
められ、同ねじ部材11の引張り力(締め付け力)によ
り、スリット5の幅が狭められるように本体部2が、切
り込み6の近傍部分を基点として弾性変形させられてい
る。この弾性変形により、本体部2が軸24の回転方向
にも軸方向にも相対移動不能に締結されている。
定の箇所に嵌合されている。ここでの所定の箇所とは、
可動部材19が予め定められた上限位置まで上昇したと
き(ピストンロッド23が上側のストロークエンド近傍
に達したとき)に、緩衝部13が固定部材18に接触す
る箇所である。ねじ装着部7におけるねじ部材11が締
められ、同ねじ部材11の引張り力(締め付け力)によ
り、スリット5の幅が狭められるように本体部2が、切
り込み6の近傍部分を基点として弾性変形させられてい
る。この弾性変形により、本体部2が軸24の回転方向
にも軸方向にも相対移動不能に締結されている。
【0020】前記位置決め具1が組み込まれた装置17
では、エアシリンダ21の作動にともないピストンロッ
ド23がシリンダ22から出没する。この出没により、
可動部材19、一対の軸24、一対の位置決め具1が垂
直方向へ往復動する。換言すると、軸24及び固定部材
18が垂直方向(軸24の長さ方向、すなわち、軸方
向)へ相対移動する。ピストンロッド23がシリンダ2
2内に没入する際には、可動部材19、両軸24及び両
位置決め具1が一体となって上昇する。この上昇によ
り、両位置決め具1が固定部材18に接近する。接近の
速度は、ピストンロッド23が上側のストロークエンド
に近づくに従い低下する。その後、緩衝部13が固定部
材18の下面にゆっくりと接触する。緩衝部13は接触
の際の応力(エアシリンダ21の推力)を受けて弾性変
形し、接触にともなう衝撃を緩和する。緩衝部13によ
り、本体部2の固定部材18に対する直接の接触が阻止
される。すなわち、剛体同志の直接接触が阻止され、異
音、変形、破損の発生が防止される。そして、前記相対
移動は、固定部材18が緩衝部13に接触することによ
り規制される。
では、エアシリンダ21の作動にともないピストンロッ
ド23がシリンダ22から出没する。この出没により、
可動部材19、一対の軸24、一対の位置決め具1が垂
直方向へ往復動する。換言すると、軸24及び固定部材
18が垂直方向(軸24の長さ方向、すなわち、軸方
向)へ相対移動する。ピストンロッド23がシリンダ2
2内に没入する際には、可動部材19、両軸24及び両
位置決め具1が一体となって上昇する。この上昇によ
り、両位置決め具1が固定部材18に接近する。接近の
速度は、ピストンロッド23が上側のストロークエンド
に近づくに従い低下する。その後、緩衝部13が固定部
材18の下面にゆっくりと接触する。緩衝部13は接触
の際の応力(エアシリンダ21の推力)を受けて弾性変
形し、接触にともなう衝撃を緩和する。緩衝部13によ
り、本体部2の固定部材18に対する直接の接触が阻止
される。すなわち、剛体同志の直接接触が阻止され、異
音、変形、破損の発生が防止される。そして、前記相対
移動は、固定部材18が緩衝部13に接触することによ
り規制される。
【0021】このように位置決め具1を用いれば、緩衝
部13が予め製品の一部として含まれているので、従来
技術とは異なり、衝撃緩和のために別途、ウレタンゴム
等からなる緩衝部材を準備(購入、保管を含む)しなく
てもすむ。また、ウレタンゴム製の板材を刃物で所望の
形状に切り抜く作業も不要であり、位置決め具1は使い
勝手がよい。
部13が予め製品の一部として含まれているので、従来
技術とは異なり、衝撃緩和のために別途、ウレタンゴム
等からなる緩衝部材を準備(購入、保管を含む)しなく
てもすむ。また、ウレタンゴム製の板材を刃物で所望の
形状に切り抜く作業も不要であり、位置決め具1は使い
勝手がよい。
【0022】また、前記緩衝部13及び本体部2は接着
剤によって互いに接着されていて一体となっているの
で、位置決め具1の往復動にともない緩衝部13が本体
部2から不用意に脱落するおそれがない。緩衝部13が
繰り返し固定部材18に接触しても同様である。運搬時
や保管時等に緩衝部13及び本体部2の一方のみが紛失
するおそれもない。従って、上述した効果を長期間にわ
たって持続させることができる。
剤によって互いに接着されていて一体となっているの
で、位置決め具1の往復動にともない緩衝部13が本体
部2から不用意に脱落するおそれがない。緩衝部13が
繰り返し固定部材18に接触しても同様である。運搬時
や保管時等に緩衝部13及び本体部2の一方のみが紛失
するおそれもない。従って、上述した効果を長期間にわ
たって持続させることができる。
【0023】なお、本発明は次に示す別の実施形態に具
体化することができる。
体化することができる。
【0024】(1)前記実施形態において、本体部2と
緩衝部13とを接着させずに別々にしておき、各々を軸
24に取付けた後に、緩衝部13を本体部2に接着する
ようにしてもよい。この場合、スリット入り緩衝部13
を用いると、次のような利点がある。緩衝部13では、
弾性変形によりスリット16の幅を広げたり狭めたりで
きる。このことを利用して、スリット16の幅を軸24
の径よりも広くすると、軸24を、スリット16を通じ
て緩衝部13の外から軸挿通孔14内へ入り込ませるこ
とができる。換言すると、スリットがなく環状をなして
いる緩衝部の場合には、軸24の端部から緩衝部を軸方
向に移動させなければ、軸24に装着させることができ
ないのに対し、スリット入り緩衝部13の場合には、軸
24に交差する方向からでも軸24に装着させることが
可能である。従って、本体部2を軸24に締結した後で
も緩衝部13を取付けることができ、位置決め具1の組
み付け順の自由度が増す。
緩衝部13とを接着させずに別々にしておき、各々を軸
24に取付けた後に、緩衝部13を本体部2に接着する
ようにしてもよい。この場合、スリット入り緩衝部13
を用いると、次のような利点がある。緩衝部13では、
弾性変形によりスリット16の幅を広げたり狭めたりで
きる。このことを利用して、スリット16の幅を軸24
の径よりも広くすると、軸24を、スリット16を通じ
て緩衝部13の外から軸挿通孔14内へ入り込ませるこ
とができる。換言すると、スリットがなく環状をなして
いる緩衝部の場合には、軸24の端部から緩衝部を軸方
向に移動させなければ、軸24に装着させることができ
ないのに対し、スリット入り緩衝部13の場合には、軸
24に交差する方向からでも軸24に装着させることが
可能である。従って、本体部2を軸24に締結した後で
も緩衝部13を取付けることができ、位置決め具1の組
み付け順の自由度が増す。
【0025】(2)緩衝部13をウレタンゴム以外の弾
性材料(他のゴム、弾性を有する合成樹脂等)によって
形成してもよい。
性材料(他のゴム、弾性を有する合成樹脂等)によって
形成してもよい。
【0026】(3)緩衝部13の形状、大きさ、厚み等
を適宜変更してもよい。例えば、スリット16を省略し
てもよい。また、複数の小片により緩衝部を構成し、こ
れらを本体部2の上面12に並べて取付けてもよい。
を適宜変更してもよい。例えば、スリット16を省略し
てもよい。また、複数の小片により緩衝部を構成し、こ
れらを本体部2の上面12に並べて取付けてもよい。
【0027】(4)本体部2を前記実施形態とは異なる
タイプに変更してもよい。図4は、平面半円状をなす一
対の円弧部材25からなるタイプを示している。このタ
イプは、両円弧部材25を軸24に嵌合させ、両円弧部
材25の端部同士をねじ部材11によって連結し、同ね
じ部材11の締め付けにともなう弾性変形により、両円
弧部材25を軸24に締結しようとするものである。こ
の場合、緩衝部13は円弧部材25毎に取付けられるこ
とが望ましい。図4では、半円状をなす2つの緩衝部1
3が例示されている。
タイプに変更してもよい。図4は、平面半円状をなす一
対の円弧部材25からなるタイプを示している。このタ
イプは、両円弧部材25を軸24に嵌合させ、両円弧部
材25の端部同士をねじ部材11によって連結し、同ね
じ部材11の締め付けにともなう弾性変形により、両円
弧部材25を軸24に締結しようとするものである。こ
の場合、緩衝部13は円弧部材25毎に取付けられるこ
とが望ましい。図4では、半円状をなす2つの緩衝部1
3が例示されている。
【0028】図5は、本体部2が円環状をなすタイプを
示している。本体部2には、軸挿通孔3と外周面4とを
連通させるねじ孔26があけられている。このタイプ
は、本体部2を軸24に嵌合させ、ねじ孔26での押し
ねじ27の締め付けにともなう押圧力により、本体部2
を軸24に締結しようとするものである。この場合、ど
のような形状、大きさ、厚みの緩衝部13を用いてもよ
いが、図5では、本体部2の上面形状に対応した円環状
の緩衝部13が例示されている。
示している。本体部2には、軸挿通孔3と外周面4とを
連通させるねじ孔26があけられている。このタイプ
は、本体部2を軸24に嵌合させ、ねじ孔26での押し
ねじ27の締め付けにともなう押圧力により、本体部2
を軸24に締結しようとするものである。この場合、ど
のような形状、大きさ、厚みの緩衝部13を用いてもよ
いが、図5では、本体部2の上面形状に対応した円環状
の緩衝部13が例示されている。
【0029】(5)図1及び図4における本体部2を、
緩衝部13と同一材料によって一体形成してもよい。換
言すると、本体部2及び緩衝部13の全体を弾性材料に
よって形成してもよい。この場合には、ねじ部材とし
て、ボルトとナットの組合わせを用いることが好まし
い。このようにすると、両者を繋ぐ接着剤等の連結手段
が不要となり、部品点数を少なくできる。また、締結に
際しては、本体部2を含む位置決め具1全体が軸24の
外周面に弾性的に接触し、軸24の形状に合わせて変形
する。このため、位置決め具1により軸24に傷を付け
たり、同軸24を変形させたりするおそれがない。ま
た、軸挿通孔3,14が高い精度で加工されていなくて
も、位置決め具1はねじ部材の締付けにより弾性変形
し、軸24に対し隙間のないまたは少ない状態で接触す
る。従って、高い加工精度が要求されなくなる分、加工
が容易になる。この点に関しては、1つのスリットが入
れられたタイプの位置決め具1よりも、2つの部品に分
割されたタイプの方が効果大である。
緩衝部13と同一材料によって一体形成してもよい。換
言すると、本体部2及び緩衝部13の全体を弾性材料に
よって形成してもよい。この場合には、ねじ部材とし
て、ボルトとナットの組合わせを用いることが好まし
い。このようにすると、両者を繋ぐ接着剤等の連結手段
が不要となり、部品点数を少なくできる。また、締結に
際しては、本体部2を含む位置決め具1全体が軸24の
外周面に弾性的に接触し、軸24の形状に合わせて変形
する。このため、位置決め具1により軸24に傷を付け
たり、同軸24を変形させたりするおそれがない。ま
た、軸挿通孔3,14が高い精度で加工されていなくて
も、位置決め具1はねじ部材の締付けにより弾性変形
し、軸24に対し隙間のないまたは少ない状態で接触す
る。従って、高い加工精度が要求されなくなる分、加工
が容易になる。この点に関しては、1つのスリットが入
れられたタイプの位置決め具1よりも、2つの部品に分
割されたタイプの方が効果大である。
【0030】(6)本発明の位置決め具は、前述した装
置17以外にも、軸及び当接部材の少なくとも一方が軸
方向へ移動するタイプの装置であれば適用できる。
置17以外にも、軸及び当接部材の少なくとも一方が軸
方向へ移動するタイプの装置であれば適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、衝撃
緩和機能具備のために、別途緩衝部材を準備しなくても
すむ、使い勝手のよい位置決め具を提供することができ
る。特に、本体部が弾性材料からなる場合には、軸に傷
を付けたり変形させたりするおそれがないばかりか、高
い精度で加工しなくてもすむ。
緩和機能具備のために、別途緩衝部材を準備しなくても
すむ、使い勝手のよい位置決め具を提供することができ
る。特に、本体部が弾性材料からなる場合には、軸に傷
を付けたり変形させたりするおそれがないばかりか、高
い精度で加工しなくてもすむ。
【0032】第2の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、別部材からなる緩衝部が、運搬時、保管時、使用
時等に本体部から不用意に脱落するのを防止できる。
加え、別部材からなる緩衝部が、運搬時、保管時、使用
時等に本体部から不用意に脱落するのを防止できる。
【0033】第3の発明によれば、第2の発明の効果に
加え、本体部を軸に締結した後でも緩衝部を取付けるこ
とが可能となり、位置決め具の組み付け順の自由度が増
す。
加え、本体部を軸に締結した後でも緩衝部を取付けるこ
とが可能となり、位置決め具の組み付け順の自由度が増
す。
【図1】本発明の一実施形態における位置決め具の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】位置決め具の側面図である。
【図3】位置決め具が組み込まれた装置の斜視図であ
る。
る。
【図4】位置決め具の別の実施形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図5】位置決め具の別の実施形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
1 位置決め具 2 本体部 13 緩衝部 14 軸挿通孔 15 外周面 16 スリット 17 装置 18 当接部材としての固定部材 24 軸
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一方が軸方向へ移動する軸及
び当接部材を備えた装置に用いられるものであり、前記
軸上に締結される本体部を備え、その本体部が前記当接
部材に接触することにより、軸及び当接部材の相対移動
を規制するようにした位置決め具において、 前記当接部材との接触箇所に、弾性を有する緩衝部を設
けたことを特徴とする位置決め具。 - 【請求項2】 前記緩衝部は前記本体部とは別部材によ
り形成され、連結手段により本体部に分離不能に連結さ
れるものであることを特徴とする請求項1に記載の位置
決め具。 - 【請求項3】 前記緩衝部には孔が形成されるととも
に、その孔と外面とを連通させる1つのスリットが形成
されていることを特徴とする請求項2に記載の位置決め
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30789297A JPH11125216A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 位置決め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30789297A JPH11125216A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 位置決め具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11125216A true JPH11125216A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17974431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30789297A Pending JPH11125216A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 位置決め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11125216A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002081416A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-03-22 | Iwata Seisakusho:Kk | 取付け固定具 |
US7191218B1 (en) | 2000-02-24 | 2007-03-13 | International Business Machines Corporation | Database synchronization for mobile computing devices |
JP2010031458A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Tobishima Corp | ゴム製緩衝部材およびバケットシリンダ |
JP2021041997A (ja) * | 2020-10-29 | 2021-03-18 | マックス株式会社 | 結束機 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP30789297A patent/JPH11125216A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7191218B1 (en) | 2000-02-24 | 2007-03-13 | International Business Machines Corporation | Database synchronization for mobile computing devices |
JP2002081416A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-03-22 | Iwata Seisakusho:Kk | 取付け固定具 |
JP2010031458A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Tobishima Corp | ゴム製緩衝部材およびバケットシリンダ |
JP2021041997A (ja) * | 2020-10-29 | 2021-03-18 | マックス株式会社 | 結束機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050816 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051220 |