JP2005282744A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークwやアクチュエータ1の取付や位置決めに関して、高強度や高精度を確保し維持することができるアクチュエータを提供する。
【解決手段】直線状に往復動作するリニアガイド2等の軌道部と、軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータ1において、軌道部に取り付けられるテーブル9を有し、テーブル9にワークwを固定するためのボルト32を、テーブル9に設けた孔部30を挿通して軌道部に直接連結する。また、直線状に往復動作するリニアガイド2等の軌道部と、軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータ1において、軌道部を取り付けるボディ4を有し、当該アクチュエータ1を装置22等の取付部材に固定するためのボルトを、ボディ4に設けた孔部を挿通して軌道部に直接連結する。
【選択図】図13

Description

本発明は、流体圧アクチュエータまたは電動アクチュエータ等のアクチュエータに関するものである。
従来から、直線動作する軌道部とこの軌道部を駆動させる駆動部とを組み合わせてなるアクチュエータが知られており、多くの場合、前者の軌道部にはリニアガイドが用いられ、後者の駆動部としては、ピストンとロッドの構造を持つ一般的なエアシリンダタイプ、マグネット式やバンド式のロッドレスシリンダタイプまたは電動アクチュエータ等が用いられている。
この種のアクチュエータの従来例を図31ないし図36に示す(特許文献1参照)。この従来例に係るアクチュエータ1は、軌道部がリニアガイド2、駆動部がエアシリンダ3にて構成される流体圧アクチュエータであって、以下のように構成されている。
すなわち先ず、図32に示すように、ボディ4の内部にシリンダ室5が設けられ、図33に示すように、シリンダ室5の中心軸線と略平行に軌道部であるリニアガイド2のガイドレール6がボディ4上に配置されて、固定部材であるボルト95(図36)でボディ4に連結されている。ガイドレール6に対して軸線方向に直線的に往復動可能なリニアガイド2のガイドブロック7が組み付けられ、このガイドブロック7上にテーブル9が固定部材であるボルト96(図34)で連結されている。ボディ4のシリンダ室5の内部には、ピストン11とこのピストン11に連結されたロッド12が設けられており、ロッド12の先端部12aはボディ4の外部へ突出して、テーブル9の端面と略直角に配置された先端プレート14に連結されている。ボディ4のポート13からシリンダ室5に圧縮空気を給排すると、ピストン11が往復動し、これに伴ってテーブル9およびガイドブロック7がガイドレール6上を直線的に往復動する。
このアクチュエータ1を装置等の取付部材(以下、装置とも称する)22に取り付けるときには、図36に示すように、ボディ4の貫通穴に固定部材であるボルト97を挿入し、このボルト97を装置22にねじ込んで固定する。また、ワーク等の積載物(以下、ワークとも称する)wをテーブル9上に取り付けるときには、図35に示すように、テーブル9のネジ穴に固定部材であるボルト98をねじ込んで固定する。
ところで一般に、ボディ4およびテーブル9はそれぞれ、アルミ等の強度および剛性の低い素材にて成形されていることが多い。その理由として、例えばアルミは型を利用する押出し成形により複雑な形状でも簡単かつ安価に作り出せ、シリンダ室等の貫通穴も押出し時に形成できるので加工工数が削減でき、アルミなので軽量で加工もし易いことが挙げられる。また一般に、リニアガイド2を構成するガイドレール6およびガイドブロック7はそれぞれ、熱処理された鉄やステンレス鋼で成形されているので、強度的に非常に強く、外部から大きな力が作用しても変形、摩耗、破損等が起こりにくい。また、ガイドレール6上をガイドブロック7をガタ等無くスムーズに精度良く移動させるため両者の間には寸法精度の高いボールやローラ等の転動体8を組み込む必要があることから、各部品は研磨等により精密に加工されているので、組み上がり寸法等についても大変精度の良いものとなっている。
図37は、リニアガイド2が単体で使用されるときの一般的な組付状態を示している。ガイドレール6は装置22にボルト99で直接固定され、ガイドブロック7にはワークwがボルト100で直接固定されている。これがリニアガイド2の持つ高剛性、高強度、高精度等の基本性能を最も十分に活用することができる組付状態である。よって従来例のようにアクチュエータ1にリニアガイド2が採用されるということは、図37で示す状態と同じ状態、すなわちリニアガイド2の持つ高剛性、高強度、高精度等の基本性能を損なうことなくリニアガイド2を十分に利用できる状態であることをユーザーは期待している。つまり、重たいワークwをアクチュエータ1に積載したり、アクチュエータ1に大きな力のモーメントが作用したりする状態で、故障、動作不良、精度劣化等を生じることなく長期間使用できることを期待している。
しかしながら、上記従来技術には、以下の問題がある。
すなわち、アクチュエータ1のテーブル9上に取り付けたワークwの重さによる力や外部からの力によるモーメント等は、リニアガイド2以外にボディ4およびテーブル9と、リニアガイド2とボディ4またはテーブル9との連結固定部にも作用するため、これらの連結固定部の強度が重要となる。
この点に関して、図37のリニアガイド2の単体使用状態では、前述のような力やモーメントが作用する連結固定部は、
(1)ワークwをガイドブロック7に固定するボルト100がねじ込まれるガイドブロック7のネジ穴、
(2)ガイドレール6を装置22に固定するボルト99の頭部座面が当接するガイドレール6の被当接面
の2箇所だけであり、これらのネジ穴や被当接面は何れも熱処理された鉄やステンレス鋼で成形されたリニアガイド2そのものなので、強度的に非常に強い。
これに対して、図31ないし図36の従来例によると、前述のような力やモーメントが作用する連結部は、
(1)ワークwをテーブル9に固定するボルト98がねじ込まれるテーブルのネジ穴(図35)、
(2)テーブル9をガイドブロック7に連結するボルト96の頭部座面が当接するテーブル9の被当接面(図34)、
(3)このボルト96がねじ込まれるガイドブロック7のネジ穴(図34)、
(4)ガイドレール6をボディ4に連結するボルト95の頭部座面が当接するガイドレール6の被当接面(図36)、
(5)このボルト95がねじ込まれるボディ4のネジ穴(図36)、
(6)ボディ4を装置22に固定するボルト97の頭部座面が当接するボディ4の被当接面(図36)
の合計6箇所と多くなっている。このうち、(3)と(4)は、これらのネジ穴や被当接面が熱処理された鉄やステンレス鋼で成形されたリニアガイド2そのものなので、図37の場合と同様に強度的に問題はないが、それ以外の(1)(2)(5)および(6)の4箇所については、母材がアルミ材であるので強度的に弱く、これらに大きな力やモーメントが作用すると、被当接面においては変形が発生し、ネジ穴においては変形、摩耗、破断等が発生してしまう。
また、ワークwは、その位置調整や段替え等のために何回も脱着することがあり、その都度ボルト98を緩めたり締めたりすると、アルミにて成形されたテーブル9のネジ穴はすぐに摩耗や疲労破壊を起こしてしまう。
つぎに、テーブル9に対するワークwの位置決めや、装置22に対するアクチュエータ1の位置決めのために位置決めピン等が使用されることが多い。この場合、図34に示すように、テーブル9の上面やボディ4の底面に設けた位置決め用の穴101に位置決めピン(図示せず)が挿入されることにより位置決めが行なわれる。位置決め精度を出すために穴101と位置決めピンの隙間は数ミクロンになるような精密な寸法で加工されている。位置決めピンは精密な寸法を加工で出し易いことと、強度とを考慮して熱処理された鉄やステンレス鋼が一般的に使用されている。
しかしながら、前述のようにワークwやアクチュエータ1を何回もテーブル4や装置22に対して脱着させると、前述のように強度的に強く摩耗しにくい材質よりなる位置決めピンがアルミ等の強度的に弱く摩耗し易い材質よりなるテーブル9やボディ4の位置決め穴101を何回も摺動することになるため、テーブル9やボディ4の位置決め穴101に摩耗や変形が発生し、位置決めピンとの隙間が大きくなり、正確な位置決めができなくなる。
さらに、図34では、テーブル9とボディ4の位置決め穴101は互いに同一軸線上に描かれているが、実際にはテーブル9、ガイドブロック7、ガイドレール6、ボディ4と組み合わせ部材の点数が多いために、それぞれの部品の加工精度のバラツキや組立状態のバラツキによる累積誤差が大きくなり、ズレが発生する。さらに、このズレは製品ごとにも個体差としてばらつくため、アクチュエータ1を別の個体と交換すると、位置ズレが一層大きくなる。
以上のように、従来は、剛性、強度、精度的に優れたリニアガイド2を採用しているにもかかわらず、テーブル9やボディ4等のリニアガイド2以外の部品を組み合わせるため、連結部が増えて強度的に弱くなっている。また、リニアガイド2と組み合わされるテーブル9やボディ4等にはアルミ等の強度的に弱い素材を使用することが多いため、変形、摩耗、破損等が発生し易くなってしまっている。これらの強度不足を補うためには必要以上に大きなリニアガイド2を組み込んだアクチュエータ1を採用する必要が生じ、装置のコンパクト化、軽量化、コストダウンの弊害となる。さらに従来例によると、組み合わせ部品が多いため、ワークwやアクチュエータ1の位置決め部の耐摩耗性や強度が低く、位置決め精度も良くない。
また、上記アクチュエータ1には、耐ダスト性についても改良の余地がある。
すなわち、この種のアクチュエータ1は、製品組立装置に用いられることが多く、製品組立装置では、組み立てられる部品として小さな部品やネジ類等が多く使用されることから、これらが、装置の稼動中のトラブルによってアクチュエータ1上に落下することがある。テーブル9およびボディ4間の隙間c(図33参照)はなるべく小さく抑えたいが、部品の公差等を考慮すると、隙間cの大きさは1〜2mm程度になる。したがって、上記のように小部品やネジ等がアクチュエータ1上に落下すると、これらが隙間cからリニアガイド2の周辺に入り込んだり、隙間cに挟まったりすることがある。小部品やネジ等がリニアガイド2の周辺に入り込むと、テーブル9が作動する毎にテーブル9やリニアガイド2が傷付けられて、結果、これらが破損することになる。また、小部品やネジ等が隙間cに挟まると、噛み込んでテーブル9が動かなくなる等のトラブルの原因になる。
また、アクチュエータ1が劣悪環境下で使用されると、粉塵や微細な粉末等がガイドレール6に付着することがある。ガイドブロック7にはガイドレール6に付着した粉塵等の異物を除去するシールが取り付けられているが、粉塵等が多い環境では除去しきれない場合もある。また、多量の粉塵等が堆積して前述の隙間cを埋めるようなことになると、これを原因としてアクチュエータ1に作動不良が発生することもある。
実開平6−43302号公報
本発明は以上の点に鑑みて、ワークやアクチュエータの取付けや位置決めに関して、高強度や高精度を確保し維持することができるアクチュエータを提供することを目的とする。またこれに加えて、優れた耐ダスト性を発揮することができるアクチュエータを提供することを目的とする。上記したようにダストには、小部品やネジ類、粉塵等が含まれる。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部に取り付けられるテーブルを有し、前記テーブルに積載物を固定するためのボルト等の固定部材は、前記テーブルに設けた孔部を挿通して前記軌道部に連結されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、当該アクチュエータを取付部材に固定するためのボルト等の固定部材は、前記軌道部に設けた孔部より挿入され、前記孔部に対応して前記ボディに設けた孔部を挿通して前記取付部材に連結されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、当該アクチュエータを取付部材に固定するためのボルト等の固定部材は、前記ボディに設けた孔部を挿通して前記軌道部に連結されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、記軌道部に取り付けられるテーブルを有し、前記テーブルへの積載物の位置決めあるいは保持手段の部材は、前記テーブルに設けた孔部を挿通して前記軌道部に設けた係合孔に挿入されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、当該アクチュエータを取付部材に固定するときの位置決めあるいは保持手段の部材は、前記ボディに設けた孔部を挿通して前記軌道部に設けた係合孔に挿入されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディ、前記軌道部に取り付けられるテーブル、および前記軌道部またはテーブルの移動量を調整する手段を有し、前記手段を当該アクチュエータに連結または位置決めするための部材は、前記ボディまたはテーブルに設けた孔部を挿通して前記軌道部に連結または挿入されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、前記軌道部には、前記ボディから露出して、当該アクチュエータを固定する取付部材に当接する部位が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8によるアクチュエータは、直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部に取り付けられるテーブルを有し、前記軌道部には、前記テーブルから露出して、前記テーブルに積載される積載物が当接する部位が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9によるアクチュエータは、上記した請求項1ないし8の何れかに記載したアクチュエータにおいて、軌道部に外部ダストが侵入するのを抑えるダストシールが設けられていることを特徴とするものである。
更にまた、本発明の請求項10によるアクチュエータは、上記した請求項1ないし9の何れかに記載したアクチュエータにおいて、駆動部は、流体圧により作動するピストン式シリンダ、マグネット式ロッドレスシリンダもしくはバンド式ロッドレスシリンダ、または電動アクチュエータの何れかであることを特徴とするものである。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、上記構成を備えた本発明の各請求項によるアクチュエータにおいては、テーブルやボディ等を挟み込んでリニアガイド等の軌道部とワークあるいは軌道部と装置とが直接固定または位置決めされるので、軌道部とテーブルおよびボディの連結部の強度を補強し、テーブルやボディの素材の強度に関係なく、強度的に強く、精度の良い取付けが可能となる。また、このことによりリニアガイド等の軌道部の持つ剛性、強度、精度を損なうことなく軌道部を利用することができ、耐久性が良く、コンパクトなアクチュエータを提供することができる。さらに、適切なサイズの軌道部を使用したアクチュエータを選定できるのでコストダウンにも貢献する。また、ダストシールを有する場合には、アクチュエータの耐ダスト性(小部品やネジ類等の侵入・噛み込み防止、粉塵等の付着・堆積防止等)を向上させることができる。
尚、本件出願には、以下の実施形態が含まれる。
(1)直線状の軌道部と、前記軌道部と略平行に配置され、前記軌道部に直線運動を伝達する駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部にテーブルが設けられ、前記テーブルへ積載物を固定する固定部材は前記テーブルに設けられた孔部を挿通して前記軌道部材に螺入できることを特徴とするアクチュエータ。
(2)直線状の軌道部と、前記軌道部と略平行に配置され、前記軌道部に直線運動を伝達する駆動部とを有するアクチュエータにおいて、ボディあるいはそれに準じる部材に軌道部が設けられ、前記軌道部の孔部より挿入した固定部材は、前記孔部と略同位置に前記ボディあるいはそれに準じる部材に設けられた孔部を挿通して前記アクチュエータ以外の部材に挿入あるいは螺入できることを特徴とするアクチュエータ。
(3)直線状の軌道部と、前記軌道部と略平行に配置され、前記軌道部に直線運動を伝達する駆動部とを有するアクチュエータにおいて、ボディあるいはそれに準じる部材を他部材に取り付けるとき、取付用の固定部材が前記ボディあるいはそれに準じる部材に設けられた孔部を挿通して、前記ボディあるいはそれに準じる部材に設けられた軌道部に挿入あるいは螺入できることを特徴とするアクチュエータ。
(4)直線状の軌道部と、前記軌道部と略平行に配置され、前記軌道部に直線運動を伝達する駆動部とを有するアクチュエータにおいて、テーブルへの積載物の位置決めあるいは保持手段の部材が、前記テーブルに設けられた孔部を挿通して軌道部に設けられた係合孔に挿入できることを特徴とするアクチュエータ。
(5)直線状の軌道部と、前記軌道部と略平行に配置され、前記軌道部に直線運動を伝達する駆動部とを有するアクチュエータにおいて、ボディあるいはそれに準じる部材を他部材に取り付ける時の位置決めあるいは保持手段の部材が、前記ボディあるいはそれに準じる部材に設けられた孔部を挿通して軌道部に設けられた係合孔に挿入できることを特徴とするアクチュエータ。
(6)直線状の軌道部と、前記軌道部と略平行に配置され、前記軌道部に直線運動を伝達する駆動部とを有するアクチュエータにおいて、テーブルあるいは軌道部材の移動量を調整する手段において、前記手段をアクチュエータに連結、あるいは位置決め用の部材が、ボディおよびテーブルあるいはそれらに準ずる部材の孔部を挿通して軌道部へ挿入あるいは螺入できることを特徴とするアクチュエータ。
(7)直線状の軌道部と、前記軌道部と略平行に配置され、前記軌道部に直線運動を伝達する駆動部とを有するアクチュエータにおいて、テーブルあるいはボディより露出させた軌道部に積載物や装置等を当接できることを特徴とするアクチュエータ。
(8)上記(1)ないし(7)の何れかに記載のアクチュエータにおいて、外部ダストがテーブルおよびボディ間の隙間から侵入するのを抑えるダストシールが設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
(9)上記(1)ないし(8)の何れかに記載のアクチュエータにおいて、駆動部は圧力流体によりピストンが変位する流体圧シリンダおよびバンド式ロッドレスシリンダ、マグネットにより外部移動体が変位するマグネット式ロッドレスシリンダ、電動アクチュエータの何れかからなることを特徴とするアクチュエータ。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
実施例1・・・
図1ないし図13は、本発明の実施例1に係るアクチュエータ1を示している。当該実施例に係るアクチュエータ1は、軌道部をリニアガイド2、駆動部をエアシリンダ3とする流体圧アクチュエータであって、以下のように構成されている。
すなわち先ず、図8に示すように、ボディ4の内部にシリンダ室5が形成されており、図9に示すように、シリンダ室5の中心軸線と略平行にリニアガイド2が配置されている。ボディ4にはシリンダ室5が複数形成されていても良い。リニアガイド2を搭載したボディ4は図示したように一体成形ではなく、シリンダ構成部とリニアガイド搭載部とが分割または分離されていても良く、さらにボディ4以外のアクチュエータ構成部材(広義のボディに含まれる)にリニアガイド2が配置されていても良い。
リニアガイド2は、ガイドレール6と、このガイドレール6に対して軸線方向に直線的に往復動可能に組み合わされたガイドブロック7とを有しており、このガイドレール6およびガイドブロック7間にボールまたはローラ等よりなる転動体8が多数転動自在に組み付けられている。図では、転動体8は無限軌道式のボールベアリングである。ガイドレール6およびガイドブロック7はそれぞれ、強度、剛性、耐摩耗性、加工精度等を確保するため、熱処理された鉄やステンレス鋼等の硬質材にて成形されている。ガイドブロック7にはテーブル9が固定部材であるボルト10にて着脱自在に連結されている。このテーブル9およびボディ4はそれぞれ軟質材にて成形されており、一般的には安価で加工性が良く、複雑な断面形状を作り易いことから、型を利用したアルミ押出し材が多用される。
図8に示すように、ボディ4内部のシリンダ室5には、ピストン11とこれに連結したロッド12が設けられており、ボディ4に設けたポート13(図5)からシリンダ室5へ圧縮空気等の流体を給排すると、ピストン11がシリンダ室5内にて軸線方向に直線的に往復動する。ロッド11の先端部11aはボディ4の外部に突出して、テーブル9と略直角に連結した先端プレート14に連結されており、よってピストン11が往復動すると、ロッド12および先端プレート14を介して、テーブル9とこれを連結したガイドブロック7とがガイドレール6上を軸線方向に直線的に往復動する。尚、先端プレート14はテーブル9と一体的に成形されていても良い。
図7に示すように、ガイドレール6には、このガイドレール6をボディ4に連結するための固定部材であるボルト15の頭部を挿入する孔部としての穴ぐり16と、ボルト15のネジ部を挿通する貫通穴17とが複数設けられており、この穴ぐり16および貫通穴17に挿入したボルト15がそれぞれボディ4に螺入されて、着脱自在に連結されている。尚、図とは反対に、ボディ4の底面側からボルト15をガイドレール6にねじ込んでガイドレール6をボディ4に連結するようにしても良い。また、ボディ4にTスロット溝を設けて、ボルトとナットにてガイドレール6をボディ4に固定するようにしても良い。また、ボルト15以外の方法、例えば圧入、カシメ、溶接または接着等によりガイドレール6をボディ4に固定するようにしても良い。また、ガイドレール6およびボディ4間に位置決めまたは連結固定用の部材、例えばキーやピン等を設けても良い。また、ガイドレール6とボディ4に互いに対応する凹凸形状を設けて、この凹凸を嵌め込む構造としても良い。
ガイドレール6には、ボディ4との連結用の穴ぐり16および貫通穴17以外にも、孔部としての穴ぐり18および貫通穴19が複数設けられており、この穴ぐり18および貫通穴19と略同位置にボディ4にも貫通穴20が設けられており、図12に示すように、穴ぐり18および貫通穴19に挿入したボルト21を装置22に直接ねじ込むあるいは挿入することによりアクチュエータ1を装置22に固定するように構成されている。この構成によると、ボディ4を挟んでボルト21にてガイドレール6が装置22に直接固定されるので、ガイドレール6を装置22に直接取り付けた上記図37と略同じ取付状態となり、さらにボルト21の頭部座面が当接する相手部材は従来例のような強度的に弱いアルミ材ではなく、熱処理された鉄あるいはステンレス鋼にて成形された強度的に強いガイドレール6であるので、従来例の場合よりも高い強度の連結固定部を構成することができる。
尚、ガイドレール6をボディ4に連結するボルト15、およびボディ4を挟んでガイドレール6を装置22に直接固定するボルト21はそれぞれ、図7に示すように、テーブル8に設けた開口孔23より挿入される。テーブル8の開口孔23とガイドレール6の穴ぐり16,18の位置が合わない箇所は、テーブル9を軸方向に移動させて位置を合わせることにより開口孔23よりボルト15,21を挿入する。また、テーブル9に開口孔23がなくても、テーブル9を軸方向に移動させてガイドレール6の穴ぐり16,18を露出させることによりボルト15,21を挿入するようにしても良い。尚、ガイドレール6上のガイドブロック7が摺動しない範囲においては、ボルト15,21を挿入するための穴ぐり16,18が無かったり浅かったりしてボルト15,21の頭部がガイドレール6上に突出していても良い。また、ガイドレール6上のガイドブロック7が摺動する範囲において、ボルト15,21の頭部はガイドレール6上に突出していても、ガイドブロック7およびガイドレール6間に隙間を設けるか、ガイドブロック7に逃げを設けるかすれば干渉を防止できるので、ガイドブロック7を往復動させることができる。また、ガイドレール6に設けるボルト15,21を挿入する部分は前述のような穴ぐり16,18でなくても、ボルト15,21の頭部が入る凹状の溝がガイドレール6の軸線方向に設けられていても良い。
装置22への固定構造の他の例を示す図14の例では、ガイドレール6にネジ穴24が複数設けられ、ボディ4にネジ穴24と略同位置に貫通穴25が設けられ、装置22側よりボルト26を貫通穴25を通してネジ穴24にねじ込むことにより、アクチュエータ1を装置22に固定するように構成されている。もちろん、ガイドレール6のネジ穴24は貫通していなくても良い。この場合も、ボディ4を挟んでアクチュエータ1を装置22に固定するボルト26が、熱処理された鉄やステンレス鋼等にて成形された強度的に強いガイドレール6に直接ねじ込まれるので、高い強度の連結固定部を構成することができる。
また、図15の例では、上記図12に示したガイドレール6の一部の貫通穴19にネジ加工が施されているので、一つのアクチュエータ1で図12のパターンと図14のパターンの2とおりの固定方法を行なうことが可能とされている。また、同じアクチュエータ1に、ボルトを挿入する穴とボルトをねじ込むネジ穴を双方設けるようにしても良い。尚、ガイドレール6をボディ4に固定するボルト15の穴ぐり16および貫通穴17と、アクチュエータ1を装置22に固定するボルト21の穴ぐり18および貫通穴19とネジ穴20とは同じ軸線上に配置されていなくても良く、また複数列設けられても良い。また、上記したようにボディ4を挟んでボルト21がガイドレール6を装置22に固定するので、ボディ4とガイドレール6は前述のようにボルト15等で連結されていなくても良い。また、上記従来例に係る図36に示したようなボディ4を装置22に連結する固定部材であるボルト97等を挿入する穴ぐりと貫通穴あるいはネジ穴と、上記実施例1に係るガイドレール6を介して装置22に連結する方法とを併用して固定するようにしても良い。
また、図9に示したように、テーブル9はボルト10によりガイドブロック7に連結されているが、図とは反対にガイドブロック7側からボルト10をテーブル9にねじ込んで連結するようにしても良い。また、ボルト10以外の方法、例えば圧入、カシメ、溶接または接着等によりガイドブロック7にテーブル9を固定するようにしても良い。ガイドブロック7およびテーブル9間には位置決めまたは連結固定用の部材、例えばキーやピン等を設けても良い。また、ガイドブロック7とテーブル9に互いに対応する凹凸形状を設けて、この凹凸を嵌め込む構造としても良い。
つぎに、図10に示すように、ガイドブロック7には、テーブル9を連結するためのボルト10をねじ込むネジ穴29(図9)以外にもネジ穴30が設けられており、このネジ穴30と略同位置にテーブル9にはネジ穴30よりも径の大きい貫通穴31が設けられており、図13に示すように、テーブル9に取り付けるワークwを固定するためのボルト32はこの貫通穴31を通ってガイドブロック7のネジ穴30にねじ込まれる。このようにワークwを固定するためのボルト32が、アルミ等の強度的に弱い素材でできたテーブル9ではなく、熱処理された鉄やステンレス鋼にて成形された強度的に強いガイドブロック7のネジ穴30に直接ねじ込まれることになるので、ガイドブロック7上にワークwを直接取り付けた上記図37と略同じ状態となり、よって従来例の場合よりも高い強度の連結固定部を構成することができる。この連結固定部は、ワークwとテーブル9とガイドブロック7とが一体物に近い状態となっているので、ワークwの質量や外部からの大きな力によるモーメントに対しても十分に強いものである。また、ワークwの着脱のために何回もボルト32をねじ込んだり緩めたりしても、熱処理された鉄やステンレス鋼にて成形されたガイドブロック7のネジ穴30は、ネジ摩耗や疲労破壊等に対して強いものである。尚、図1に示すように、テーブルの上面にもネジ穴33を設けて、ガイドブロック7のネジ穴30と併用してワークwを固定するようにしても良い。
つぎに、アクチュエータ1にワークwを取り付けるときやアクチュエータ1を装置22に取り付けるときには、ワークwや装置22側に位置決めピンを設置して、この位置決めピンをアクチュエータ1側の位置決め穴に挿入することが行なわれる。これにより、取付時の位置決め調整の手間を少なくして精度良く取付けしたり、ワークwやアクチュエータ1の取付け取外し時の位置再現性を得ることができる。一般的に位置決めピンは2個一組で用いられ、位置決めピンが挿入される係合孔としての位置決め穴の片方は丸穴で、もう片方の穴は長穴になっている。片方が長穴なのは、組み込まれた2個の位置決めピン間の軸方向距離のバラツキを吸収するためである。もちろん位置決めピンが1個のみで、丸穴あるいは長穴どちらか一方のみで使用することもある。
実施例1では、図7に示すように、ガイドブロック7に位置決め用の丸穴34および長穴35が設けられている。この丸穴34および長穴35と略同位置のテーブル9には、丸穴34および長穴35よりも大きな貫通穴36が設けられている。図12に示すように、テーブル9上面に取り付けるワークwに組み込まれた位置決めピン37は貫通穴36を通って丸穴34または長穴35に挿入される。
また、同じく図7に示すように、ガイドレール6にも位置決め用の丸穴38および長穴39が設けられており、この丸穴38および長穴39と略同位置のボディ4には丸穴38および長穴39よりも大きな貫通穴40が設けられている。図12示すように、アクチュエータ1を取り付ける装置22に組み込まれた位置決めピン41は貫通穴40を通って丸穴38または長穴39に挿入される。
精度の良い位置決めを可能にするには、位置決め穴34,35,38,39と位置決めピン37,41の隙間をできるだけ小さくする必要があるため、位置決め穴や位置決めピンは寸法精度の良い加工が施される。さらに、位置決めピンは精度の良い加工がし易く、位置決め穴への挿入時の摩耗や位置決めピンのワークwや装置22への圧入時の力による変形対策等を考慮して、熱処理された鉄やステンレス鋼等硬い材質が多く用いられる。よって、従来例においては強度的に弱く摩耗し易いアルミ等の材質にて成形されたテーブル9やボディ4に位置決め穴が設けられていたのに対し、当該実施例では、強度的にも強く摩耗もしにくい熱処理された鉄やステンレス鋼にて成形されたガイドブロック7やガイドレール6の位置決め穴34,35,38,39に位置決めピン37,41が挿入されるので、ワークwやアクチュエータ1を何回着脱しても位置決め穴34,35,38,39の摩耗は殆んど無い。したがって精度の劣化が少なく、長期間に亙って高精度を維持することができる。また、強度的に強い素材のガイドブロック7やガイドレール6の位置決め穴34,35,38,39に位置決めピン37,41が挿入されるので、外部から大きな力が作用したりしてもボルト以外に位置決めピンでも強度を補助することができる。
さらに、本実施例の位置決め構造については、以下のような効果もある。
すなわち、上記従来例に係る図34において、テーブル9に設けた位置決め穴とボディ4に設けた位置決め穴とは同一軸線上に描かれているが、実際には、テーブル9、ガイドブロック7、ガイドレール6およびボディ4それぞれの部品の加工精度のバラツキや組立時のバラツキによる累積誤差により、ズレが生じている。このズレは製品単体としても発生しているが、製品ごとにも個体差として発生する。しかしながら、前述のように精密に加工されたガイドブロック7とガイドレール6は精度良く組み上がっているので、ガイドブロック7に設けた位置決め穴とガイドレール6に設けた位置決め穴の相対的なズレは小さい。また、テーブル9とボディ4が関与しないので、部品点数が半分になり、累積誤差によるズレも小さくできる。
尚、ガイドブロック7とガイドレール6それぞれにおいて、丸穴34,38および長穴35,39は少なくともどちらか一方のみでも良く、また丸穴34,38および長穴35,39は互いに同数あるいはそれぞれ異なった数で複数設けられていても良い。また、テーブル9やボディ4に設ける貫通穴36,40は丸穴34,38や長穴35,39と同形状でなくても良く、貫通穴36,40の中心と丸穴34,38または長穴35,39の中心が一致していなくても良い。さらに、テーブル9やボディ4にも位置決め用の丸穴42および長穴43の加工を施して、ガイドブロック7やガイドレール6に設けた丸穴34,38および長穴35,39と併用してワークwやアクチュエータ1の位置決め等を行なうようにしても良い。また、ガイドブロック7およびガイドレール6に圧入等により位置決めピンを組み込んで、ワークwや装置22側に設けた位置決め用の丸穴や長穴に位置決めピンを挿入して位置決めを行なうようにしても良い。ピン以外の位置決め部材、例えばキーを利用する場合には、当該実施例と同様の構成でガイドブロック7およびガイドレール6に設けたキー溝にキーを挿入する。
また、当該実施例においては、図16に拡大して示すように、テーブル9とボディ4の隙間から外部のダストが機内のリニアガイド2の方へ侵入しないようにダストシール51が設けられている。このダストシール51は、テーブル9の側面に支持部材52を介してボルト54にて取り付けられたシール部材53を有しており、このシール部材53のシールリップ端53aがボディ4に摺動自在に当接している。このダストシール51は、図1の平面図に示すように、テーブル9の両側面にそれぞれ設けられており、かつテーブル9の全長に亙って設けられている。
実施例2・・・
図17ないし図19は、本発明の実施例2に係るアクチュエータ1を示している。当該実施例に係るアクチュエータ1は上記実施例1と同様に、軌道部をリニアガイド2、駆動部をエアシリンダ3とする流体圧アクチュエータであって、以下の点で上記実施例1と相違している。
すなわち、この種のアクチュエータには、テーブルの移動量を調整するためにストロークアジャスタ機構が設けられることが多く、この場合、ストロークアジャスト、アジャスタネジおよびストッパブロック等の機構部材はそれぞれ、耐衝撃性や耐摩耗性を考慮して鉄やステンレス鋼等が使用されることが多く、熱処理が施される場合も多い。例えば、アジャスタネジがストッパブロックに当接した瞬間に発生する衝撃力が大きな力としてストロークアジャスタやストッパブロック、およびこれらをアクチュエータに連結しているボルト等の固定部材およびボルトをねじ込んでいる部材のネジ穴に作用することになる。前述のようにストロークアジャストやアジャスタネジ、ストッパブロックには強度対策を施しているにもかかわらず、ストロークアジャストやストッパブロックを連結するボルトは強度的に弱いアルミ等でできているテーブルやボディのネジ穴にねじ込まれているので、前述の大きな力が作用するとテーブルやボディのネジ穴に変形や破損が発生する場合がある。
そこで、実施例2では、図19に示すように、テーブル9の側面にストッパブロック61を連結する固定部材であるボルト62をねじ込むためのネジ穴63がガイドブロック7に設けられており、テーブル9にはネジ穴63と略同位置に貫通穴64が設けられており、ボルト62はこの貫通穴64を通ってガイドブロック7のネジ穴63に直接ねじ込まれるように構成されている。同様に、ボディ4の側面にストロークアジャスト65を連結する固定部材であるボルト66をねじ込むネジ穴67がガイドレール6に設けられており、ボディ4にはネジ穴67と略同位置に貫通穴68が設けられており、ボルト66はこの貫通穴68を通ってガイドレール6のネジ穴67に直接ねじ込まれるように構成されている。したがって、ストロークアジャスト65のアジャスタネジ69にストッパブロック61が当接した瞬間に発生する大きな衝撃力が作用してもボルト62,66がねじ込まれているリニアガイド2のネジ穴63,67の母材が強度の高い熱処理された鉄やステンレス鋼であるので、変形や破損等に対して強い特性を発揮することができる。
さらに、図20および図21の別の例では、テーブル9およびボディ4の側面にそれぞれ切欠部71,72が設けられて、ガイドブロック7またはガイドレール6の側面に対してストッパブロック61またはストロークアジャスト65の片面の一部または全部が直接当接する状態でボルト62,66により連結されるように構成されているので、さらに強度的に強くなっている。
ストッパブロック61とガイドブロック7の間およびストロークアジャスト65とガイドレール6の間にはそれぞれ、位置決めや強度補強用としての部材、例えばピンやキー等が前述のボルト62,66と同様の構成で設けられていても良い。また、ストッパブロック61とガイドブロック7に互いに対応する凹凸形状を設けて、この凹凸を嵌め込む構造としても良く、ストロークアジャスト65とガイドレール6に互いに対応する凹凸形状を設けて、この凹凸を嵌め込む構造としても良い。
尚、この実施例2に係るアクチュエータ1にも、上記実施例1と同様にダストシール51が設けられている。
実施例3・・・
図22ないし図25は、本発明の実施例3に係るアクチュエータ1を示している。当該実施例に係るアクチュエータ1は上記実施例1と同様に、軌道部をリニアガイド2、駆動部をエアシリンダ3とする流体圧アクチュエータであって、以下の点で上記実施例1と相違している。
すなわち、この実施例3では上記実施例1とは反対に、ボディ4にガイドブロック7が取り付けられ、テーブル9にガイドレール6が取り付けられている。
ガイドブロック7は、ボディ4の底面側より固定部材であるボルト75(図24)にてボディ4に連結されている。もちろん反対に、ガイドブロック7側からボディ4にボルト75をねじ込んで連結するようにしても良い。また、ボルト75以外の方法、例えば圧入、カシメ、溶接、接着等によりガイドブロック7をボディ4に連結するようにしても良い。また、ガイドブロック7とボディ4との間には位置決めや連結固定用の部材、例えばキーやピン等を用いても良い。
図23に示すように、ガイドブロック7には、実施例1と同様に、当該アクチュエータ1を装置に固定するためのボルト(図示せず)の頭部を挿入する穴ぐり76と、このボルトのネジ部を挿通する貫通穴77とが設けられており、この穴ぐり76および貫通穴77と略同位置にボディ4にも貫通穴78が設けられており、この穴ぐり76および貫通穴77,78に挿入するボルトが装置に螺入または挿入されて、着脱自在に固定される。ガイドブロック7とボディ4を連結するボルト75およびボディ4を挟んでガイドブロック7を装置に固定するボルトはそれぞれ、テーブル9およびガイドレール6に設けた開口孔79より挿入される。テーブル9およびガイドレール6の開口孔79とガイドブロック7の穴ぐり76の位置がずれている場合は、テーブル9およびガイドレール6を軸方向に移動させて開口孔79と穴ぐり76の位置を合わせることにより開口孔79よりボルト75を挿入する。また、実施例1の図14と同様に、ガイドブロック7にネジ穴を設け、このネジ穴と略同位置にボディ4に貫通穴を設け、装置側よりボルトを貫通穴を通してネジ穴にねじ込むことによりアクチュエータ1を装置に固定するようにしても良い。もちろん、実施例1の図15と同様に、これら2つを組み合わせた構造としても良い。
また、ガイドブロック7には、実施例1と同様に、当該アクチュエータ1を装置に取り付けるときに位置決めピンが係合する丸穴80および長穴81が設けられており、ボディ4にはこの丸穴80および長穴81と略同位置に貫通穴82が設けられており、ボディ4の貫通穴82を通して丸穴80および長穴81に位置決めピンを挿入する。ボディ4に加工したネジや位置決め穴と前述のガイドブロック7のネジおよび位置決め穴80,81とを併用して固定や位置決めを行なうようにしても良い。
また、図23に示すように、ガイドレール6はテーブル9側からガイドレール6にボルト83がねじ込まれて連結されている。もちろん反対に、ガイドレール6側からテーブル9にボルト83をねじ込んで連結するようにしても良い。また、ボルト83以外の方法、例えば、圧入、カシメ、溶接、接着等によりガイドレール6をテーブル9に連結するようにしても良い。ガイドレール6とテーブル9との間には位置決めや連結固定用の部材として例えばキーやピン等が用いられても良い。
図25に示すように、ガイドレール6には、実施例1と同様に、ワークをテーブル9に固定するためのボルトをねじ込むネジ穴84が設けられており、このネジ穴84と略同位置にテーブル9に貫通穴85が設けられており、ボルトをテーブル9の貫通穴85を通してガイドレール6のネジ穴84にねじ込むことによりワークをテーブル9上に固定する。
また、図23に示すように、ガイドレール6には、実施例1と同様に、テーブル9上にワーク(図示せず)を取り付けるときに位置決めピン(図示せず)を係合する丸穴86および長穴87が設けられており、テーブル9には丸穴86および長穴87と略同位置に貫通穴88が設けられており、位置決めピンをテーブル9の貫通穴88を通して丸穴86および長穴87に挿入する。また、テーブル9の平面上に設けたネジ穴や位置決め穴42,43と、ガイドレール6に設けたネジ穴84や位置決め穴86,87とを併用して固定や位置決めを行なうようにしても良い。
また、図示はしないが、実施例2と同様に、ストロークアジャスタ機構のストッパブロックがガイドレールに、ストロークアジャストがガイドブロックに取り付けられる構造とされても良い。
尚、この実施例3に係るアクチュエータ1にも、上記実施例1と同様にダストシール51が設けられている。
実施例4・・・
図26および図27は、本発明の実施例4に係るアクチュエータ1を示している。当該実施例に係るアクチュエータ1は上記実施例1と同様に、軌道部をリニアガイド2、駆動部をエアシリンダ3とする流体圧アクチュエータであって、以下の点で上記実施例1と相違している。
すなわち、アクチュエータ22にワークwを取り付けるときの位置決めや、アクチュエータ1を装置22に取り付けるときの位置決めには、上記実施例1等で説明した位置決め穴としての丸穴および長穴に位置決めピンを挿入する手段のほかに、ガイドブロック7やガイドレール6にワークwや装置22を直接押し当てて位置決めすることが考えられる。これは、実施例1でも述べたように、リニアガイド2は研磨加工等により精密に加工され精度良く組み立てられていることから、ガイドブロック7やガイドレール6は寸法精度が高く、製品間のバラツキも小さく、位置精度も正確に出ているからである。また、位置決め部にはワークwの質量や外部からの力が作用することも多くあり、この場合、従来例のような強度的に弱く変形し易いアルミ材にて成形されたテーブル9やボディ3にワークwや装置22を押し当てて位置決めすると、変形や破損等が発生し易く、ワークwやアクチュエータ1に位置ズレが発生することが懸念される。
そこで、当該実施例では、図27に示すように、テーブル9の側面に切欠部90を設けて、この切欠部90より露出したガイドブロック7の側面の一部または全部にワークwの一部(突起部)を当接させることにより、ワークwをアクチュエータ1に対して位置決めする。ガイドブロック7の側面はテーブル9の切欠部90よりも突出していても良く、引込んでいても良く、同一面であっても良い。また、図示したようにテーブル9側面の切欠部90は一部ではなく全面が段差面の位置になっていても良い。
また、同様に、ボディ4の側面に切欠部91を設けて、この切欠部91より露出したガイドレール6の側面の一部または全部に装置22の一部(突起部)を当接させることにより、アクチュエータ1を装置22に対して位置決めする。ガイドレール6の側面はボディ4の切欠部91よりも突出していても良く、引込んでいても良く、同一面であっても良い。また、図示したようにボディ4側面の切欠部91は一部ではなく全面が段差面の位置になっていても良い。
上記構成によれば、強度、剛性、精度に優れたリニアガイド2の構成部材にワークwや装置22を押し当てて位置決めするので、前述のような力が長期間に亙って作用し続けても変形、磨耗、破損等がなく、しかも精度の良い位置決めを行なうことが可能となる。尚、この実施例4に上記実施例2,3の内容を盛り込むようにしても良い。
尚、この実施例4に係るアクチュエータ1にも、上記実施例1と同様にダストシール51が設けられている。
実施例5・・・
図28は、本発明の実施例5に係るアクチュエータ1を示している。当該実施例に係るアクチュエータ1は上記実施例1と同様に、軌道部をリニアガイド2、駆動部をエアシリンダ3とする流体圧アクチュエータであって、以下の点で上記実施例1と相違している。
すなわち、この図28のアクチュエータは、テーブル9の平面の一部が開口している構造で、この開口部93にガイドブロック7の一部が露出している。ガイドブロック7の露出面94には、実施例1と同様に、ワークを固定するためのボルトをねじ込むネジ穴30や、ワークを位置決めするための丸穴および長穴等よりなる位置決め穴(図示せず)が設けられている。ワークはテーブル9の平面に接するように取り付けても良いし、ガイドブロック7の露出面94に接するように取り付けても良い。
また、図29の例では、ガイドブロック7の露出面94がテーブル9の平面よりも上方に突出するように形成されており、この突出したガイドブロック7の露出面94に、ワークを固定するためのボルトをねじ込むネジ穴30や、ワークを位置決めするための丸穴および長穴等よりなる位置決め穴(図示せず)が設けられている。
また、図30の例では、ガイドブロック7の露出面94が、ネジ穴30周辺部位に限ってテーブル9の平面よりも上方に突出するように形成されている。
図28ないし図30に共通して、ガイドブロック7の露出面94はテーブル9の平面よりも引込んでいても良く、突出していても良く、また同一面の位置であっても良い。また、ガイドブロック7とテーブル9の連結は、実施例1に記述しているように、ガイドブロック7側からボルト等でテーブル9に連結されていても良い。尚、この実施例5に上記実施例2,3,4の内容を盛り込むようにしても良い。
尚、この実施例5に係るアクチュエータ1にも、上記実施例1と同様にダストシール51が設けられている。
上記各実施例に共通して、更に以下の説明が付加される。
(1)テーブル9、ボディ4の素材は、アルミ以外の真鍮、鉄、ステンレス等の金属材料やセラミック、樹脂等の金属以外の材料であっても良い。
(2)ガイドブロック7側、ガイドレール6側のどちらか一方のみに実施例1〜5の事項が実施されても良い。
(3)ガイドレール6上には複数個のガイドブロック7があっても良く、また、ガイドレール6は複数個あっても良い。
(4)ガイドブロック7やガイドレール6は一体形になっているが、分割タイプであっても良い。
(5)ガイドレール6およびガイドブロック7はボディ4に取り付けられているが、アクチュエータ1を形成している他の部材に取り付けられていても良い。
(6)軌道部のリニアガイド2は、ボールが循環するタイプ以外に、ローラ等が循環するタイプでも良く、また、ボールやローラ等が循環しない有限直線運動タイプでも良く、すべり軸受等であっても良い。
(7)リニアガイド2の材質は、ステンレス、鉄以外のアルミ、真鍮等の金属でも良く、樹脂やセラミック等の金属以外の材質であっても良く、異種金属の組み合わせや金属と金属以外の素材を組み合わせたものであっても良い。
(8)駆動部は、実施例以外に、マグネット式やバンド式のロッドレスシリンダ、電動アクチュエータ等の直動機能を有するアクチュエータでも良い。同種のアクチュエータが副数組み込まれても良く、また異種のアクチュエータが組み込まれても良い。
本発明の実施例1に係るアクチュエータの平面図 同アクチュエータの正面図 同アクチュエータの底面図 同アクチュエータの背面図 同アクチュエータの右側面図 同アクチュエータの左側面図 図1におけるA−A線断面図 図1におけるB−B線断面図 図1におけるC−C線拡大断面図 図1におけるD−D線拡大断面図 同アクチュエータのテーブルにワークを取り付けた状態の平面図 図11におけるE−E線断面図であってテーブルにワークを取り付けかつアクチュエータを装置に取り付けた状態の断面図 図11におけるF−F線拡大断面図であってテーブルにワークを取り付けかつアクチュエータを装置に取り付けた状態の断面図 同アクチュエータの構造変更例を示す断面図 同アクチュエータの他の構造変更例を示す断面図 図9におけるX部拡大図であってダストシールの説明図 本発明の実施例2に係るアクチュエータの平面図 同アクチュエータの正面図 図17におけるG−G線拡大断面図 同アクチュエータの構造変更例を示す平面図 図20におけるH−H線拡大断面図 本発明の実施例3に係るアクチュエータの平面図 図22におけるJ−J線断面図 同アクチュエータの底面図 図22におけるJ−J線拡大断面図 本発明の実施例4に係るアクチュエータの平面図 図26におけるL−L線拡大断面図 本発明の実施例5に係るアクチュエータの断面図 同アクチュエータの構造変更例を示す断面図 同アクチュエータの他の構造変更例を示す断面図 従来例に係るアクチュエータの平面図 図31におけるM−M線断面図 同アクチュエータの右側面図 図31におけるN−N線拡大断面図 同アクチュエータへのワークの取付構造を示す断面図 同アクチュエータの装置への取付構造を示す断面図 リニアガイド単体使用状態を示す断面図
符号の説明
1 アクチュエータ
2 リニアガイド(軌道部)
3 エアシリンダ(駆動部)
4 ボディ
5 シリンダ室
6 ガイドレール
7 ガイドブロック
8 転動体
9 テーブル
10,15,21,26,32,54,62,66,75,83 ボルト(固定部材)
11 ピストン
12 ロッド
13 ポート
14 先端プレート
16,18,76 穴ぐり
17,19,20,25,31,36,40,64,68,77,78,82,85,88 貫通穴(孔部)
22 装置(取付部材)
23,79 開口孔
24,29,30,63,67,84 ネジ穴(孔部)
34,38,80,86 丸穴(位置決め穴、係合孔)
35,39,81,87 長穴(位置決め穴、係合孔)
37,41 位置決めピン
51 ダストシール
52 支持部材
53 シール部材
61 ストッパブロック
65 ストロークアジャスト
69 アジャスタネジ
71,72,90,91 切欠部
93 開口部
94 露出面
w ワーク(積載物)

Claims (10)

  1. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部に取り付けられるテーブルを有し、前記テーブルに積載物を固定するためのボルト等の固定部材は、前記テーブルに設けた孔部を挿通して前記軌道部に連結されることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、当該アクチュエータを取付部材に固定するためのボルト等の固定部材は、前記軌道部に設けた孔部より挿入され、前記孔部に対応して前記ボディに設けた孔部を挿通して前記取付部材に連結されることを特徴とするアクチュエータ。
  3. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、当該アクチュエータを取付部材に固定するためのボルト等の固定部材は、前記ボディに設けた孔部を挿通して前記軌道部に連結されることを特徴とするアクチュエータ。
  4. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部に取り付けられるテーブルを有し、前記テーブルへの積載物の位置決めあるいは保持手段の部材は、前記テーブルに設けた孔部を挿通して前記軌道部に設けた係合孔に挿入されることを特徴とするアクチュエータ。
  5. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、当該アクチュエータを取付部材に固定するときの位置決めあるいは保持手段の部材は、前記ボディに設けた孔部を挿通して前記軌道部に設けた係合孔に挿入されることを特徴とするアクチュエータ。
  6. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディ、前記軌道部に取り付けられるテーブル、および前記軌道部またはテーブルの移動量を調整する手段を有し、前記手段を当該アクチュエータに連結または位置決めするための部材は、前記ボディまたはテーブルに設けた孔部を挿通して前記軌道部に連結または挿入されることを特徴とするアクチュエータ。
  7. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部を取り付けるボディを有し、前記軌道部には、前記ボディから露出して、当該アクチュエータを固定する取付部材に当接する部位が設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
  8. 直線状に往復動作する軌道部と、前記軌道部を駆動させる駆動部とを有するアクチュエータにおいて、前記軌道部に取り付けられるテーブルを有し、前記軌道部には、前記テーブルから露出して、前記テーブルに積載される積載物が当接する部位が設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
  9. 請求項1ないし8の何れかに記載したアクチュエータにおいて、軌道部に外部ダストが侵入するのを抑えるダストシールが設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
  10. 請求項1ないし9の何れかに記載したアクチュエータにおいて、駆動部は、流体圧により作動するピストン式シリンダ、マグネット式ロッドレスシリンダもしくはバンド式ロッドレスシリンダ、または電動アクチュエータの何れかであることを特徴とするアクチュエータ。
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