JPH0751217A - 硬性内視鏡 - Google Patents
硬性内視鏡Info
- Publication number
- JPH0751217A JPH0751217A JP5202336A JP20233693A JPH0751217A JP H0751217 A JPH0751217 A JP H0751217A JP 5202336 A JP5202336 A JP 5202336A JP 20233693 A JP20233693 A JP 20233693A JP H0751217 A JPH0751217 A JP H0751217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light guide
- illumination light
- light
- rigid endoscope
- tip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で、照明光を効率的に伝送する照明光伝
送手段を備えた硬性内視鏡を得る。 【構成】 ライトガイド2は、先端部と基端部にそれぞ
れ弾性部材からなる先端固定具7及び基端固定具8を設
けており、この先端固定具7及び基端固定具8によりラ
イトガイド2と外装部材4及び観察光学系3との間に隙
間部9を形成するように、ライトガイド2を固定する。
LG口金5に光源のLGケーブルを接続し、照明光をラ
イトガイド2の入射端面に供給する。供給された照明光
は、ライトガイド2の境界面で全反射を繰り返し先端に
伝送され先端面より出射する。このときライトガイド2
の境界面には隙間部9が形成されているため、ライトガ
イド2の中を伝送する照明光が反射時に外装部材4に吸
収されることはない。
送手段を備えた硬性内視鏡を得る。 【構成】 ライトガイド2は、先端部と基端部にそれぞ
れ弾性部材からなる先端固定具7及び基端固定具8を設
けており、この先端固定具7及び基端固定具8によりラ
イトガイド2と外装部材4及び観察光学系3との間に隙
間部9を形成するように、ライトガイド2を固定する。
LG口金5に光源のLGケーブルを接続し、照明光をラ
イトガイド2の入射端面に供給する。供給された照明光
は、ライトガイド2の境界面で全反射を繰り返し先端に
伝送され先端面より出射する。このときライトガイド2
の境界面には隙間部9が形成されているため、ライトガ
イド2の中を伝送する照明光が反射時に外装部材4に吸
収されることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管腔内の観察部位を観
察する硬性内視鏡に関する。
察する硬性内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より体腔内等へ細長に形成した挿入
部を有する内視鏡を挿入して得られる被写体像を観察し
ながら、被検部位の観察や各種処置を行うことのできる
内視鏡が広く用いられている。
部を有する内視鏡を挿入して得られる被写体像を観察し
ながら、被検部位の観察や各種処置を行うことのできる
内視鏡が広く用いられている。
【0003】例えば、腹腔鏡下に行う胆嚢摘出術がある
が、この胆嚢摘出術では腹腔鏡として挿入部が硬性の硬
性内視鏡と処置具とを腹腔内へ経皮的に挿入して、硬性
内視鏡によって得られた被検部位の像を観察することに
より腹腔内の状態を術者が認識しながら胆嚢の摘出を行
っている。
が、この胆嚢摘出術では腹腔鏡として挿入部が硬性の硬
性内視鏡と処置具とを腹腔内へ経皮的に挿入して、硬性
内視鏡によって得られた被検部位の像を観察することに
より腹腔内の状態を術者が認識しながら胆嚢の摘出を行
っている。
【0004】このような腹腔鏡下手術等に用いられる硬
性内視鏡は、一般的に観察光学系と照明光学系とから構
成されている。照明光学系は、特開昭56ー15960
9号に示されるようにガラスファイバを用いて構成する
のが一般的ではあるが、例えば実開昭57ー30710
号の提案のような液体ライトガイドにより構成すること
が考えられている。
性内視鏡は、一般的に観察光学系と照明光学系とから構
成されている。照明光学系は、特開昭56ー15960
9号に示されるようにガラスファイバを用いて構成する
のが一般的ではあるが、例えば実開昭57ー30710
号の提案のような液体ライトガイドにより構成すること
が考えられている。
【0005】しかし、最近、硬性内視鏡の修理や滅菌等
の作業を簡略化すると共に硬性内視鏡を安価に提供する
ために、例えば独国DE3912720に示されるよう
に照明光学系をプラスチックモールドで作製した硬性内
視鏡が提案されている。
の作業を簡略化すると共に硬性内視鏡を安価に提供する
ために、例えば独国DE3912720に示されるよう
に照明光学系をプラスチックモールドで作製した硬性内
視鏡が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来からライトガイド
に使用されているガラスファイバは、コアとクラッドか
ら成り、これによりファイバの一端より入射した光がコ
アとクラッドの境界面で全反射を繰り返しながら他端ま
で伝送されるようになっている。
に使用されているガラスファイバは、コアとクラッドか
ら成り、これによりファイバの一端より入射した光がコ
アとクラッドの境界面で全反射を繰り返しながら他端ま
で伝送されるようになっている。
【0007】しかしながら、ライトガイドをプラスチッ
クモールドで作製する場合、クラッド形成することはコ
スト面からも難しい。
クモールドで作製する場合、クラッド形成することはコ
スト面からも難しい。
【0008】従って、独国DE3912720に示され
るようにプラスチックモールドで作製されたライトガイ
ドを硬性内視鏡のシースとして使用すると、このシース
の外表面がトラカールや血液と密着することになり、全
反射を起こさせるのに必要な境界面での屈折率の差が小
さくなり境界面で光が吸収される等、効率の良い全反射
の達成ができなくなり、手術等に必要な十分な光量が伝
送できないといった問題がある。
るようにプラスチックモールドで作製されたライトガイ
ドを硬性内視鏡のシースとして使用すると、このシース
の外表面がトラカールや血液と密着することになり、全
反射を起こさせるのに必要な境界面での屈折率の差が小
さくなり境界面で光が吸収される等、効率の良い全反射
の達成ができなくなり、手術等に必要な十分な光量が伝
送できないといった問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、安価で、照明光を効率的に伝送する照明光伝送
手段を備えた硬性内視鏡を提供することを目的としてい
る。
であり、安価で、照明光を効率的に伝送する照明光伝送
手段を備えた硬性内視鏡を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の硬性内
視鏡は、管腔内に挿入する細長な挿入部を備え、前記挿
入部先端に照明光を伝送する照明光伝送手段と、前記照
明光の戻り光を入射し観察部位の観察像を前記挿入部の
基端部に伝送する観察像伝送手段とを前記挿入部内に挿
通した硬性内視鏡において、前記照明光伝送手段は前記
照明光伝送手段の外周面に隙間を形成して固定配置され
ることで、前記照明光は前記照明光伝送手段の外周面で
全反射され、安価で、照明光を効率的に伝送することを
可能とする。
視鏡は、管腔内に挿入する細長な挿入部を備え、前記挿
入部先端に照明光を伝送する照明光伝送手段と、前記照
明光の戻り光を入射し観察部位の観察像を前記挿入部の
基端部に伝送する観察像伝送手段とを前記挿入部内に挿
通した硬性内視鏡において、前記照明光伝送手段は前記
照明光伝送手段の外周面に隙間を形成して固定配置され
ることで、前記照明光は前記照明光伝送手段の外周面で
全反射され、安価で、照明光を効率的に伝送することを
可能とする。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
ついて述べる。
【0012】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
わり、図1は硬性内視鏡の第1実施例の硬性を示す断面
図、図2は図1の硬性内視鏡の長手方向に垂直な面での
断面図、図3は図1の硬性内視鏡の変形例の先端構成を
示す構成図である。
わり、図1は硬性内視鏡の第1実施例の硬性を示す断面
図、図2は図1の硬性内視鏡の長手方向に垂直な面での
断面図、図3は図1の硬性内視鏡の変形例の先端構成を
示す構成図である。
【0013】図1に示すように、本実施例の硬性内視鏡
1は、照明光を先端に伝送するプラスチックモールドで
作製されたライトガイド2と、先端の観察部位の観察像
を硬性内視鏡1の基端側に設けられた保持部1aの接眼
部6に伝送する観察光学系3とから構成され、これらの
ライトガイド2及び観察光学系3は硬性な外装部材4内
の挿通管路4a,4bに挿通されている。
1は、照明光を先端に伝送するプラスチックモールドで
作製されたライトガイド2と、先端の観察部位の観察像
を硬性内視鏡1の基端側に設けられた保持部1aの接眼
部6に伝送する観察光学系3とから構成され、これらの
ライトガイド2及び観察光学系3は硬性な外装部材4内
の挿通管路4a,4bに挿通されている。
【0014】前記ライトガイド2は、図2(a)に示す
ように、断面がゆりかご状に形成されており、ライトガ
イド2を挿通する挿通管路4aは、外装部材4と観察光
学系3を挿通する挿通管路4bとの間に配置されてい
る。
ように、断面がゆりかご状に形成されており、ライトガ
イド2を挿通する挿通管路4aは、外装部材4と観察光
学系3を挿通する挿通管路4bとの間に配置されてい
る。
【0015】図1に戻り、前記外装部材4は接眼部側に
LG口金5を備え、このLG口金5にはライトガイド2
が密着固定されており、LG口金5に図示しない光源の
LGケーブルを接続することにより照明光が供給される
ようになっている。
LG口金5を備え、このLG口金5にはライトガイド2
が密着固定されており、LG口金5に図示しない光源の
LGケーブルを接続することにより照明光が供給される
ようになっている。
【0016】前記ライトガイド2は、先端部と基端部に
それぞれ弾性部材からなる先端固定具7及び基端固定具
8を設けており、この先端固定具7及び基端固定具8に
よりライトガイド2と外装部材4及び観察光学系3との
間に隙間部9を形成するように、ライトガイド2を固定
するようになっている。
それぞれ弾性部材からなる先端固定具7及び基端固定具
8を設けており、この先端固定具7及び基端固定具8に
よりライトガイド2と外装部材4及び観察光学系3との
間に隙間部9を形成するように、ライトガイド2を固定
するようになっている。
【0017】このように構成された硬性内視鏡1では、
LG口金5に図示しない光源のLGケーブルを接続し、
照明光をライトガイド2の入射端面に供給する。供給さ
れた照明光は、ライトガイド2の境界面で全反射を繰り
返し先端に伝送され先端面より出射する。このときライ
トガイド2の境界面には隙間部9が形成されているた
め、ライトガイド2の中を伝送する照明光が反射時に外
装部材4に吸収されることはない。
LG口金5に図示しない光源のLGケーブルを接続し、
照明光をライトガイド2の入射端面に供給する。供給さ
れた照明光は、ライトガイド2の境界面で全反射を繰り
返し先端に伝送され先端面より出射する。このときライ
トガイド2の境界面には隙間部9が形成されているた
め、ライトガイド2の中を伝送する照明光が反射時に外
装部材4に吸収されることはない。
【0018】このように本実施例の硬性内視鏡1によれ
ば、先端固定具7及び基端固定具8によりライトガイド
2と外装部材4及び観察光学系3との間に隙間部9を形
成しているので、ライトガイド2を伝送する照明光を効
率よく全反射させ、十分な光量の照明光を観察部位に照
射することができる。また、ライトガイド2をプラスチ
ックモールドで作製しているので、従来のガラスファイ
バ等に比べて安価に構成することができ、さらに組立作
業も単純となるので、低コストの硬性内視鏡が実現でき
る。また、先端固定具7及び基端固定具8を弾性部材に
より作製しているので、衝撃等によるライトガイド2の
損傷を防止できる。
ば、先端固定具7及び基端固定具8によりライトガイド
2と外装部材4及び観察光学系3との間に隙間部9を形
成しているので、ライトガイド2を伝送する照明光を効
率よく全反射させ、十分な光量の照明光を観察部位に照
射することができる。また、ライトガイド2をプラスチ
ックモールドで作製しているので、従来のガラスファイ
バ等に比べて安価に構成することができ、さらに組立作
業も単純となるので、低コストの硬性内視鏡が実現でき
る。また、先端固定具7及び基端固定具8を弾性部材に
より作製しているので、衝撃等によるライトガイド2の
損傷を防止できる。
【0019】尚、ライトガイド2は断面がゆりかご状に
形成されているとしたが、これに限らず、図2(b)に
示すように、ライトガイド2aを観察光学系3と外装部
材4との間に断面中心が観察光学系と同心の円筒状に形
成してもよく、この場合先端固定具7及び基端固定具8
の代わりに、例えば先端側においては図3に示すよう
に、外装部材4の先端部内周にOリング11を、また観
察光学系3の外筒12の外周にOリング13を設け、こ
のOリング11及びOリング13によりライトガイドを
固定する。基端側においても同様に構成する。こうする
ことによりライトガイド2と外装部材4及び観察光学系
3との間に隙間部が形成されるので、上記ゆりかご状の
ライトガイド2を備えた硬性内視鏡と同等に効果を得る
ことができると共に、組立が容易でかつOリング11及
びOリング13によって硬性内視鏡の先端部の水密を確
保することができる。
形成されているとしたが、これに限らず、図2(b)に
示すように、ライトガイド2aを観察光学系3と外装部
材4との間に断面中心が観察光学系と同心の円筒状に形
成してもよく、この場合先端固定具7及び基端固定具8
の代わりに、例えば先端側においては図3に示すよう
に、外装部材4の先端部内周にOリング11を、また観
察光学系3の外筒12の外周にOリング13を設け、こ
のOリング11及びOリング13によりライトガイドを
固定する。基端側においても同様に構成する。こうする
ことによりライトガイド2と外装部材4及び観察光学系
3との間に隙間部が形成されるので、上記ゆりかご状の
ライトガイド2を備えた硬性内視鏡と同等に効果を得る
ことができると共に、組立が容易でかつOリング11及
びOリング13によって硬性内視鏡の先端部の水密を確
保することができる。
【0020】次に第2実施例について説明する。図4は
第2実施例に係る硬性内視鏡の先端構成を示す断面図で
ある。
第2実施例に係る硬性内視鏡の先端構成を示す断面図で
ある。
【0021】第2実施例は第1実施例とほとんど同じで
あり、異なる点はライトガイドの固定手段のみであるの
で、異なる構成のみ説明し同一の構成には同じ符号をつ
け説明は省略する。
あり、異なる点はライトガイドの固定手段のみであるの
で、異なる構成のみ説明し同一の構成には同じ符号をつ
け説明は省略する。
【0022】図4(a)に示すように、ライトガイド2
を挿通する挿通管路4aの内周面に凸部15を複数箇所
に形成して、この凸部15とライトガイド2とを当設さ
せることにより隙間部9を形成してライトガイド2を挿
通管路4a内に固定する。その他の構成及び作用は第1
実施例と同じである。
を挿通する挿通管路4aの内周面に凸部15を複数箇所
に形成して、この凸部15とライトガイド2とを当設さ
せることにより隙間部9を形成してライトガイド2を挿
通管路4a内に固定する。その他の構成及び作用は第1
実施例と同じである。
【0023】このように構成された第2実施例によれ
ば、第1実施例の効果に加え、凸部15を挿通管路4a
の内周面に一体的に形成しているので、ライトガイド2
を固定する固定具が不要となりさらに組立が容易にな
る。
ば、第1実施例の効果に加え、凸部15を挿通管路4a
の内周面に一体的に形成しているので、ライトガイド2
を固定する固定具が不要となりさらに組立が容易にな
る。
【0024】尚、第2実施例において、挿通管路4aの
内周面に凸部15を複数箇所に形成してライトガイド2
を挿通管路4a内に固定するとしたが、これに限らず、
図4(b)に示すようにライトガイド21の外周面に凸
部15aを形成し、この凸部15aを挿通管路4aの内
周面に当設させることにより隙間部9を形成してライト
ガイド2を挿通管路4a内に固定するようにしても同等
の効果を得ることができる。
内周面に凸部15を複数箇所に形成してライトガイド2
を挿通管路4a内に固定するとしたが、これに限らず、
図4(b)に示すようにライトガイド21の外周面に凸
部15aを形成し、この凸部15aを挿通管路4aの内
周面に当設させることにより隙間部9を形成してライト
ガイド2を挿通管路4a内に固定するようにしても同等
の効果を得ることができる。
【0025】ところで、上記各実施例の硬性内視鏡にお
いては、基端側に滅菌カバーを取り付けることができ
る。すなわち、図5(a)に示すように、硬性内視鏡1
の基端側に設けられたLG口金5と接眼部6とを備えた
保持部1aの外装部材4との接続部に滅菌カバー41を
取り付けることにより、LG口金5に接続されるLGケ
ーブル42及び接眼部6に接続される観察像を撮像する
CCD等をを備えたカメラヘッド43を滅菌状態で使用
可能とすることができる。この滅菌カバー41と保持部
1aとの接続は、図6(a)に示すようにC44リング
等による接続や、図6(b)に示すように、滅菌カバー
41の接続部分を保持部1aに溶着した溶着部45によ
りて接続すれば良い。
いては、基端側に滅菌カバーを取り付けることができ
る。すなわち、図5(a)に示すように、硬性内視鏡1
の基端側に設けられたLG口金5と接眼部6とを備えた
保持部1aの外装部材4との接続部に滅菌カバー41を
取り付けることにより、LG口金5に接続されるLGケ
ーブル42及び接眼部6に接続される観察像を撮像する
CCD等をを備えたカメラヘッド43を滅菌状態で使用
可能とすることができる。この滅菌カバー41と保持部
1aとの接続は、図6(a)に示すようにC44リング
等による接続や、図6(b)に示すように、滅菌カバー
41の接続部分を保持部1aに溶着した溶着部45によ
りて接続すれば良い。
【0026】このように滅菌カバー41を保持部1aに
取り付け、LGケーブル42及びカメラヘッド43を滅
菌状態で使用することで、硬性内視鏡1及び滅菌カバー
41を使い捨てとすることができる。プラスチックモー
ルド等で安価に作製したライトガイドを有する硬性内視
鏡1では、滅菌処理等により損傷を受ける虞があるが、
使い捨てにすることにより、滅菌等の術後処理を行う必
要がなくなる。
取り付け、LGケーブル42及びカメラヘッド43を滅
菌状態で使用することで、硬性内視鏡1及び滅菌カバー
41を使い捨てとすることができる。プラスチックモー
ルド等で安価に作製したライトガイドを有する硬性内視
鏡1では、滅菌処理等により損傷を受ける虞があるが、
使い捨てにすることにより、滅菌等の術後処理を行う必
要がなくなる。
【0027】尚、硬性内視鏡1は、保持部1aと外装部
材4とが一体的に接続された構成としたがこれに限ら
ず、図5(b)に示すように、外装部材4に着脱自在に
接続可能な保持部46を外装部材4に接続する構成とし
ても良い。この場合、滅菌カバー41を外装部材4の基
端部に一体的に接続することにより、使い捨て部分を外
装部材4と滅菌カバー41とにすることができ、使い捨
て部分を安価に構成することができる。また、この分離
型の保持部46にはLGケーブル42及びカメラヘッド
43が接続可能であるが、術前に予め保持部46とLG
ケーブル42及びカメラヘッド43接続して一体構成と
することで、術時の硬性内視鏡のセッティングが容易に
なる。
材4とが一体的に接続された構成としたがこれに限ら
ず、図5(b)に示すように、外装部材4に着脱自在に
接続可能な保持部46を外装部材4に接続する構成とし
ても良い。この場合、滅菌カバー41を外装部材4の基
端部に一体的に接続することにより、使い捨て部分を外
装部材4と滅菌カバー41とにすることができ、使い捨
て部分を安価に構成することができる。また、この分離
型の保持部46にはLGケーブル42及びカメラヘッド
43が接続可能であるが、術前に予め保持部46とLG
ケーブル42及びカメラヘッド43接続して一体構成と
することで、術時の硬性内視鏡のセッティングが容易に
なる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の硬性内視鏡
によれば、照明光伝送手段が照明光伝送手段の外周面に
隙間を形成して固定配置されているので、照明光伝送手
段は照明光を前記照明光伝送手段の外周面で全反射する
ことができ、安価で、照明光を効率的に伝送することが
できるという効果がある。
によれば、照明光伝送手段が照明光伝送手段の外周面に
隙間を形成して固定配置されているので、照明光伝送手
段は照明光を前記照明光伝送手段の外周面で全反射する
ことができ、安価で、照明光を効率的に伝送することが
できるという効果がある。
【図1】第1実施例に係る硬性内視鏡の構成を示す断面
図。
図。
【図2】図1の硬性内視鏡の長手方向に垂直な面での断
面図。
面図。
【図3】図1の硬性内視鏡の変形例の先端構成を示す構
成図。
成図。
【図4】第2実施例に係る硬性内視鏡の先端構成を示す
断面図
断面図
【図5】硬性内視鏡に接続される滅菌カバーを備えた使
い捨ての硬性内視鏡の構成を示す構成図。
い捨ての硬性内視鏡の構成を示す構成図。
【図6】図5の硬性内視鏡と滅菌カバーの接続を説明す
る説明図。
る説明図。
1…硬性内視鏡 2…ライトガイド 3…観察光学系 4…外装部材 5…LG口金 6…接眼部 7…先端固定具 8…基端固定具 9…隙間部
Claims (1)
- 【請求項1】 管腔内に挿入する細長な挿入部を備え、 前記挿入部先端に照明光を伝送する照明光伝送手段と、
前記照明光の戻り光を入射し観察部位の観察像を前記挿
入部の基端部に伝送する観察像伝送手段とを前記挿入部
内に挿通した硬性内視鏡において、 前記照明光伝送手段は、前記照明光伝送手段の外周面に
隙間を形成して固定配置されることを特徴とする硬性内
視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5202336A JPH0751217A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 硬性内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5202336A JPH0751217A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 硬性内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751217A true JPH0751217A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16455862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5202336A Pending JPH0751217A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 硬性内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751217A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021531906A (ja) * | 2018-07-30 | 2021-11-25 | テレフレックス メディカル インコーポレイテッド | ライトガイドを備えた喉頭鏡ブレード |
-
1993
- 1993-08-16 JP JP5202336A patent/JPH0751217A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021531906A (ja) * | 2018-07-30 | 2021-11-25 | テレフレックス メディカル インコーポレイテッド | ライトガイドを備えた喉頭鏡ブレード |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020603 |